JP4875291B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウェハなどの被処理体を処理する基板処理装置に関する。
半導体製造の分野では、化学気相成長(Chemical Vapor Deposition:CVD)処理によって、多数の半導体ウェハに膜を形成する装置が一般的に用いられており、この装置は、一般に縦型CVD装置などと呼ばれている。
例えば、特許文献1〜3は、半導体に対して熱処理を行う際の温度制御方法を開示する。
特許文献1〜3に開示された温度制御方法においては、温度設定値の変化量と、実際に測定された温度測定値と目標値との偏差などとの関係を示す数値が行列の形で用いられており、この行列は、特許文献1〜3において「干渉行列」と呼ばれている。
しかしながら、上記特許文献1〜3に開示された方法においては、干渉行列は、一度作成された後は固定され、一から再作成されない限り修正されることはない。
この干渉行列は、制御対象である熱処理炉のヒータなどの劣化に伴って、温度設定値の変化量と温度測定値・目標値の偏差などとの関係を正しく示すものではなくなる場合がある。
この場合、干渉行列を用いて温度補正計算がなされると、算出された温度設定値は不適切なものとなり、結果として熱処理装置の制御性能が劣化してしまう。
さらに、干渉行列を一から再作成するためには長い時間が必要とされ、その間、熱処理装置を稼働することができないため、熱処理装置の稼働率が下がってしまう。
特開2000−183072号公報 特開2001−102317号公報 特開2002−175123号公報
本発明は、上述した背景からなされたものであり、半導体基板の温度を正確に制御することができ、正確な厚さの膜を半導体基板上に形成することができる基板処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる基板処理装置は、予め複数の入力部での入力変化量と複数の出力部での出力変化量との関係を関係係数で表し、前記関係係数と複数の入力部での第1の入力値および複数の出力部での第1の出力値と目標値との偏差とに基づき、複数の入力部での第2の入力値を求め、該第2の入力値により制御し複数の出力部での第2の出力値を求める制御手段を備える基板処理装置において、前記第2の出力値と前記目標値と異なる場合には、少なくとも前記第1の入力値と前記第2の入力値との偏差と前記第1の出力値と前記第2の出力値との偏差とに基づいて前記関係係数を修正することを特徴とする。
好適には、前記基板処理装置は、1つ以上の温度調整部分を含み、反応室内において、半導体基板を加熱して処理する半導体処理手段と、前記温度調整部分それぞれに対する温度設定値に従って、前記温度調整部分それぞれの温度を調整する温度調整手段と、前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度を測定する温度測定手段と、前記温度調節部分それぞれに対する温度設定値の変化量と前記温度調節部分それぞれに対応する位置の温度測定値の変化量との関係を示す関係式を予め用意しておき、前記温度調節部分それぞれに対する第1の温度設定値から第2の温度設定値への変化量と、前記第1の温度設定値で温度を調節したときの前記温度調節部分それぞれに対応する位置の温度測定値から前記第2の温度設定値で温度を調節したときの前記温度調節部分それぞれに対応する位置の温度測定値への変化量とに基づいて、前記関係式を修正する関係式修正手段とを有する。
また、好適には、前記基板処理装置は、1つ以上の温度調節部分を含み、反応室内において、半導体基板を加熱して処理する半導体処理手段と、前記温度調節部分それぞれに対する温度設定値に従って、前記温度調節部分それぞれの温度を調節する温度調節手段と、前記温度調節部分それぞれに対応する位置の温度を測定する温度測定手段と、前記温度調節部分それぞれに対する温度設定値の変化量と前記温度調節部分それぞれに対応する位置の温度測定値の変化量との関係を示す関係式を予め用意しておき、前記温度調節部分それぞれに対する第1の温度設定値から第2の温度設定値への変化量を前記関係式に当てはめることによって得られる前記温度調節部分それぞれに対応する位置の温度測定値の予測変化量と、前記第1の温度設定値で温度を調節したときの前記温度調節部分それぞれに対応する位置の温度測定値から前記第2の温度設定値で温度を調節したときの前記温度調節部分それぞれに対応する位置の温度測定値への温度測定値の変化量との差に基づいて、前記関係式を修正する関係式修正手段を有する。
本発明にかかる基板処理装置によれば、入力変化量と出力変化量とから、最小二乗法または指数重み再帰最小二乗アルゴリズムに基づいて干渉行列を修正し、この干渉行列を最適に保つことができる。本発明にかかる半導体製造装置によれば、従来、干渉行列は固定されていたため、再度作成しなければならなかった。その再作成のために時間がかかっていたがその手間が省ける。また、反応室の温度が1000℃〜1200℃の高温域での処理から、300℃〜500℃の低温域での処理に変更があっても、最適な干渉行列を保つことができる。また、反応室内の温度の上げ下げが繰り返されることにより、温度制御のためのヒータなどが劣化し、干渉行列に示された関係が実際の環境と異なる場合であっても、実際の環境に応じて干渉行列を修正し、ヒータの劣化などを要因とする制御性能の悪化を抑えることができる。
[本発明の背景]
本発明の理解を容易にするために、まず、本発明がなされるに至った背景を説明する。
例えば、縦型CVD装置は、反応室内の圧力、膜の材料となるガスおよび複数のヒータそれぞれの温度の調節により、半導体ウェハに所望の厚さの膜を形成し、複数の半導体ウェハそれぞれに形成される膜の厚さを均一にするように構成されている。
この種の装置においては、膜厚などを変更するたびに、圧力・流量およびヒータの温度の設定値の変更が必要となる。
この温度調節のためには、下式1に示す干渉行列Rが用いられる。
Figure 0004875291
ただし、uは第1の温度設定値と第2の温度設定値との偏差、つまり温度設定値の変化量である。yは、第1の温度設定値で温度調節が為されたときの温度測定値と、第2の温度設定値で温度調節が為されたときの温度測定値との偏差、つまり温度測定値の変化量である。
ここで、yはk×1ベクトル、uはl(エル)×1ベクトル、Rはk×l(エル)行列とする。
つまり、温度測定値の変化量yは、温度設定値の変化量uの一次式として表されている。
式1第2式は、例えば、1つの温度センサ(図5を参照して後述)により測定される温度測定値の変化量y(i=1…k)が、l(エル)個の温度調整部分(図5)における温度設定値の変化量uと、干渉行列Rのi行目の要素とから求められることを表すものである。
尚、上述した干渉行列は、温度設定値の変化量と、温度測定値の変化量などとの間の関係を示すことができるだけでなく、複数のヒータの温度と、半導体ウェハそれぞれに形成された膜の厚さとの関係を表すためにも応用することができる。
また、膜の厚さに応じた装置に設定すべき温度および圧力・流量の値は、干渉行列を用いた計算により求められてきた。
しかしながら、干渉行列は、いったん作成した後は固定され、その後再度最初から作成しようとしないかぎり修正されなかった。
このため、例えば反応室が1000℃〜1200℃の高温域である場合と、300℃〜500℃の低温域である場合とでは、最適な干渉行列は異なるため、両ケースで同じ干渉行列を用いることは適切でないこととなる。
また、反応室内の温度の上げ下げが繰り返されることにより、温度制御のためのヒータなどは劣化するが、この場合、干渉行列に示された関係は、実際の環境とは徐々に異なってくるため、この干渉行列を用いて行われた補正計算は不適切なものとなり、結果として、処理装置の制御性能は悪化してしまう。
また、例えば、温度設定値の変化量uに与えられた値を用いて何回か温度制御を行った場合、現実的には、温度設定値の変化量uの値が同じだったとしても、そのときの温度測定値の変化量yが全ての回において同じ値として得られることはありえない。
なぜならば、現実の温度制御において、温度を上げるために使われる電源電力や、温度を測定するための熱電対などの温度センサなどには、雑音その他のばらつきが含まれているからである。
図1は、uに与えられた値を用いて何回か温度制御を行った場合において、複数取得されたyを基にして、X軸にそれらの平均値からの誤差、Y軸に頻度を示した図である。
分布は、やや偏りがあるものの、ほぼ正規分布に従っている。
つまり、温度測定値の変化量yは、ほぼ正規分布に従う確率変数である。
従って、式1で表される干渉行列Rは、最小二乗法により推定されうる。
本発明は、これらの点に着目してなされたものであって、最小二乗法又は後述する指数重み再帰最小二乗アルゴリズムによって、干渉行列を修正できるように構成されている。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態を説明する。
図2は、本発明に係る半導体処理装置10の構成を示す図である。
半導体処理装置10は、半導体製造装置12と、制御装置16と、膜厚測定装置18と、制御用コンピュータ20とを有する。
半導体処理装置10は、これらの構成要素により、半導体製造装置12に対する温度、炉内の圧力、および炉内に導入されるガスの流量の設定値を算出し、算出した値を制御装置16に設定して、ボートに載せられた半導体ウェハ38(図4;枚数は任意)に対して、化学気相形成(CVD)による膜形成を行う。
なお、半導体処理装置10のこれらの構成部分は、全てが同一の筐体内に一体に構成されているか、別々の筐体内に構成されているかなどは問われない。
[半導体製造装置]
図3は、図2の半導体製造装置12の構成を例示する図である。
半導体製造装置12は、ウェハ38と、ボート42と、ウェハ38を装填するウェハカセット48と、このウェハカセット48を受載するカセット授受ユニット30と、このカセット授受ユニット30の背面側に設けられたカセットストッカ32と、このカセットストッカ32の上方に設けられたバッファカセットストッカ34と、前記カセットストッカ32の背面側に設けられたウェハ移載機36と、前記ウェハ移載機36の背面側に設けられ、ウェハ38がセットされたボート42を搬送するボートエレベータ44と、前記ウェハ移載機36の上方に設けられた反応室46とを有する。
図4は、ウェハ38とボート42とを収容した状態の反応室46の断面を例示する図である。
反応室46は、中空のヒータ50と、石英製のアウタチューブ52と、石英製のインナチューブ54と、ガス導入ノズル56と、円筒フランジ58と、炉口蓋60と、排気管62とを有する。
ヒータ50は、それぞれに対する温度の設定および調節が可能な5つの温度調整部分(U,CU,CC,CL,L)460−1〜460−5を有する。
ヒータ50の温度調整部分460−1〜460−5は、例えば1つの連続したヒータ50の巻線から、複数のタップを引き出すことにより、あるいは、それぞれ独立した巻き線を有する5個のヒータを設けることにより実現される。
アウタチューブ52およびインナチューブ54は、ヒータ50と同心に設けられ、これらの間には、筒状空間64が形成される。
[半導体製造装置による膜形成]
半導体製造装置12は、いわゆる縦型CVD装置であって、これらの構成部分により、反応室46内に所定の間隔で並べられた半導体ウェハ38に対して、CVDにより、Si膜、SiO膜およびポリシリコン(Poly−Si)膜などの形成を行う。
ガス導入ノズル56(図4)は、アウタチューブ52の内部に連通し、反応ガスを導入する。
円筒フランジ58は、インナチューブ54に連通する排気管62などを保持する。
インナチューブ54には、石英製のボート42が装入され、ボート42は、炉口蓋60に立設される。
炉口蓋60は、ボートエレベータ44(図3)に設けられ、円筒フランジ58の下端を閉塞する。
被処理物のウェハ38は、ウェハカセット48(図3)に装填された状態で搬送され、カセット授受ユニット30(図3)に受載される。
カセット授受ユニット30は、このウェハカセット48をカセットストッカ32又はバッファカセットストッカ34に移載する。
ウェハ移載機36は、ウェハカセット48からウェハ38を取り出し、ボート42に水平な状態で多段に装填する。
ボートエレベータ44(図3)は、ウェハ38が装填されたボート42を反応室46内に導く。
ヒータ50の5つの温度調整部分(U,CU,CC,CL,L)460−1〜460−5それぞれは、設定に従ってアウタチューブ52の内部を加熱し、ガス導入ノズル56から反応ガスを導入する。
導入されたガスは、インナチューブ54内部を上昇し、その上部で折り返されて降下し、排気管62から排出される。
このように、反応室46において、高温下でウェハ38が反応ガスに接触し、膜形成などの処理がなされる。
膜形成が終わると、ボート42が反応室46から引き出され、ウェハ移載機36により、ボート42にセットされたウェハ38が、ウェハカセット48に移載され、膜形成済ウェハ38(図1)として外部搬送装置により搬出される。
[制御装置]
図5は、図2に示した制御装置16の構成と、制御装置16と半導体製造装置12(図2、図3、図4)との関係を模式的に示す図である。
なお、図5は上述の事項を模式的に示すので、図5における反応室46の各構成部分の形状は、図3あるいは図4とは必ずしも一致しない。
図5に示すように、図3、図4に示した反応室46は、第1の温度センサ462−1〜462−5と、第2の温度センサ463−1〜463−5と、ガス流量調整器70と、流量センサ72と、圧力調整装置74と、圧力センサ76とをさらに有する。
反応室46の第1の温度センサ462−1〜462−5それぞれは、ヒータ50の温度調整部分460−1〜460−5(図4、図5)それぞれに配設され、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対応する位置の温度を測定する。
第2の温度センサ463−1〜463−5それぞれは、例えば、筒状空間64に、温度調整部分460−1〜460−5に対応して配設され、筒状空間64の内部の温度分布を測定する。尚、第2の温度センサ463−1〜463−5の配設位置は、筒状空間64に限らず、少なくとも、第1の温度センサより、ボートに載せられた半導体ウェハ38側に近くに位置されていれば良い。
ガス流量調整器70(図5)は、ガス導入ノズル56(図4)を介してアウタチューブ52内に導かれるガスの流量を調節する。
流量センサ72は、ガス導入ノズル56を介してアウタチューブ52内に供給されるガスの流量を測定する。
圧力調整装置74は、アウタチューブ52内の圧力を調整する。
圧力センサ76は、アウタチューブ52内の圧力を測定する。
制御装置16は、温度制御装置160と、5個のヒータ駆動装置162−1〜162−5と、流量制御装置164と、圧力制御装置166とを有する。
制御装置16は、これらの構成部分により、制御用コンピュータ20から設定された温度および圧力・流量の設定値に基づいて半導体製造装置12の各構成部分を制御する。
温度制御装置160は、第1の温度センサ462−1〜462−5それぞれにより測定される温度調整部分460−1〜460−5それぞれの温度が、制御用コンピュータ20により温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対して設定された温度になるように、ヒータ駆動装置162−1〜162−5それぞれが温度調整部分460−1〜460−5それぞれに供給する電力を制御する。
流量制御装置164は、流量センサ72が測定するガスの流量の値が、制御用コンピュータ20により設定されるガス流量の値に等しくなるように、ガス流量調整器70を制御して、反応室46のアウタチューブ52内に導入されるガスの流量を制御する。
圧力制御装置166は、圧力センサ76が測定するアウタチューブ52内部の圧力が、制御用コンピュータ20により設定される圧力の値に等しくなるように、圧力調整装置74を制御して、反応室46のアウタチューブ52内の圧力を制御する。
[膜厚測定装置]
膜厚測定装置18は、半導体製造装置12による膜形成処理が済んだ複数の膜形成済みウェハ38(図2)のうち、例えば、図4に示したように、反応室46内において等間隔な位置にあった4枚(W1〜W4)の測定対象ウェハに形成された膜の厚さを測定し、測定結果を制御用コンピュータ20に対して出力する。
[ハードウェア構成]
図6は、制御用コンピュータ20の構成を示す図である。
制御用コンピュータ20は、CPU220およびメモリ222などを含むコンピュータ本体22と、通信IF24と、記憶装置26と、表示・入力装置28とを有する。
つまり、制御用コンピュータ20は一般的なコンピュータとしての構成部分を含んでいる。
[ソフトウェア構成]
図7は、制御用コンピュータ20のコンピュータ本体22において実行される制御プログラム240の構成を示す図である。
制御プログラム240は、行列DB242と、修正用係数DB244と、結果DB246と、行列修正演算部248と、ユーザインタフェース部250と、制御部252とから構成される。
制御プログラム240は、記録媒体260(図6)などを介して制御用コンピュータ20に供給され、メモリ222にロードされて実行される。
制御プログラム240は、これらの構成部分により、干渉行列R(式1)などを利用して、半導体処理装置のユーザが所望する条件の膜をウェハ38に形成するために、制御装置16の温度制御装置160に温度を設定する。
さらに、制御プログラム240は、第2の温度センサ463−1〜463−5それぞれにより実際に測定された温度と、修正用係数DB244に記憶された修正用係数(式6などを参照し後述)とを用いて、干渉行列Rを修正する。
ユーザインタフェース部250は、制御用コンピュータ20の表示・入力装置28(図6)から入力される修正用係数(式6)の初期値などを、修正用係数DB244に保存する。
また、ユーザインタフェース部250は、同様にして入力される所望の膜厚の設定値などを、制御部252に対して出力する。
制御部252は、第2の温度センサ463−1〜463−5(図5)に測定される温度を、所望の温度とするために、行列DB242に保存されている干渉行列Rを利用し、文献3などの開示技術を利用し、温度調整部分460−1〜460−5(図4、図5)それぞれに対する温度設定値(すなわち、第1の温度センサ462−1〜462−5それぞれに対する設定値)の変化量u〜u(l=5のとき)を算出する。
その後、制御部252は、算出した温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対する温度設定値の変化量u〜uに前回の温度設定値を加えて今回の温度設定値としその値を、制御装置16を介して、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに設定する。
ここで、温度設定値の変化量u〜uは、式1の右辺に表されるuの要素に対応する。
また、制御部252は、このとき第2の温度センサ463−1〜463−5それぞれにより実際に測定された筒状空間64の内部の温度(5つの温度測定値)を、制御装置16より入力する。
制御部252は、入力された筒状空間64の内部の温度(5つの温度測定値)と、そのときに制御装置16に設定されていた温度設定値とを対にして結果DB246に保存する。
結果DB246は、制御部252により保存された温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対する温度設定値と、そのとき第2の温度センサ463−1〜463−5それぞれにより実際に測定された温度設定値とを対にしてその履歴を記憶し、管理する。
行列DB242は、干渉行列R(式1)を記憶し、管理する。
修正用係数DB244は、後述する行列修正演算部248で使用される修正用係数(式6)、つまり、温度設定値系列行列Xと偏差系列ベクトルyとを記憶し、管理する。
行列修正演算部248は、まず、結果DB246に記憶されていた温度設定値の履歴から、例えば前回の温度設定値から前々回の温度設定値を減じて、温度設定値の変化量uを求める。そして次に結果DB246に記憶されていた温度測定値の履歴から、例えば前回の温度測定値から前々回の温度測定値を減じて、対応する温度測定値の変化量yrealを求める。次に、修正用係数DB244に記憶された修正用係数と、温度設定値の変化量uと、温度測定値の変化量yrealとを入力し、後述する最小二乗法に基づいて、行列DB242に記憶されている干渉行列Rを修正する(式6)。
ここで、yrealとは、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対して設定された温度設定値の変化量uに応じて、第2の温度センサ463−1〜463−5それぞれに、実際に測定された温度の変化量である。この第2の温度センサ463−1〜463−5の温度測定値の変化量yrealの要素yreali(式6などを参照して後述)は、yreal1〜yreal5と表される(式1においてk=5のとき)。
つまり、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対して設定された温度設定値の変化量uが、前々回の温度設定値から前回の温度設定値への変化量とすると、実際に測定された温度測定値の変化量yrealは、前々回の温度設定値のときにおいて第2の温度センサ463−1〜463−5で実際に測定された温度測定値から、前回の温度設定値のときにおいて第2の温度センサ463−1〜463−5で実際に測定された温度測定値への変化量である。
行列修正演算部248は、修正後の干渉行列Rを行列DB242に保存する。
また、修正処理の過程で修正用係数が修正された場合には、行列修正演算部248は、修正用係数DB244に修正後の新たな修正用係数を保存する。
[最小二乗法]
行列修正演算部248が最小二乗法を利用して干渉行列Rを修正する方法をさらに説明する。
いま、式1において、uの要素とyの要素とは1つであるとする。
また、式1のRは、行列ではなく定数である。
このとき、複数の入力uに対する複数の出力yが、正規分布N(0,σ)に従い、かつ、出力yの平均値が式1で表される直線上にあるならば、ある入力uに対するyの確率密度関数fxi(y)は次のように表される。
Figure 0004875291
入力uと出力yについて、n組のサンプル(u,y:i=1〜n)が得られたならば、そのときの確率は、全てのサンプルが発生する確率の積として、Rを変数とする次式の尤度関数Lで与えられる。
Figure 0004875291
この尤度関数Lを最大にするRは、最尤推定値と呼ばれる。
尤度関数Lを最大にするということは、
Figure 0004875291
を最小にすることである。
つまり、最尤推定値Rは、最小二乗法による推定値と同値である。
uとyとが複数の要素を持ち、Rが行列である場合においても、Rの各要素は同様に考えられる。
次に、最小二乗法によるベクトルrの推定について説明する。
出力yは複数の要素をもつ入力uの1次式であると仮定する。
ここで、uをk×1ベクトル、rをk×1ベクトルとすると、yは次式3のように表される。
Figure 0004875291
n回の試行の結果、入力uと出力yについて、n組のサンプル(u,y:i=1〜n)が得られたとする。
このとき、入力uと出力yは、それぞれ行列とベクトルとして次式のように表される。
Figure 0004875291
そして、式3の関係式が成り立つならば、最小二乗法によるベクトルrの推定値は、次式のように求められる。
Figure 0004875291
[最小二乗法を利用した干渉行列の修正方法]
行列修正演算部248による干渉行列Rの修正方法を具体的に説明する。
いま、第2の温度センサ463−1〜463−5の温度測定値を設定された目標値と一致させるため、式1の関係を用いて、文献3の開示技術を用いて、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対して設定されるべき温度設定値を求めているとする。このとき、式1のuは、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対する温度設定値の変化量に対応し、式1のyは、第2の温度センサ463−1〜463−5の温度測定値の変化量に対応する。
そこで、まず式1を次式のように変形する。
Figure 0004875291
ここで、kは、第2の温度センサ463−1〜463−5の数、すなわち、5である。
lは、温度調整部分460−1〜460−5の数であり、同様に5である。
ただし、第2の温度センサと温度調整部分の数は任意であり、この値に限られるものではない。
従って、温度測定値の変化量yは、要素ごとに次式4のように表される。
Figure 0004875291
ただし、干渉行列Rのi行目要素で構成されるベクトルrは、次式5のようにまとめた。
Figure 0004875291
そして、先に説明した最小二乗法を利用すると次式6が得られる。
Figure 0004875291
ここで、X、yは、修正用係数DB242(図7)に記憶されている温度設定値系列行列と偏差系列ベクトルである。
温度設定値系列行列Xは、温度設定値の変化量u(l=5のときは、uは要素数5のベクトルであることに注意)の過去の系列を要素とし、偏差系列ベクトルyは、実際に測定された温度測定値の変化量yrealのi番目の要素であるyrealiの過去の系列を要素とする。
実際に測定された温度測定値の変化量yrealは、第2の温度センサ463-1〜463−5それぞれに実際に測定された温度測定値を要素とするベクトルである。例えば式6のy(ベクトルyのi=1のとき)は、第2の温度センサ463-1で実際に測定された温度測定値の過去の系列であり、yは第2の温度センサ463-2で実際に測定された温度測定値の過去の系列であり、以下yまで同様である。
そして、X'、y'は、今回修正された新たな温度設定値系列行列と偏差系列ベクトルである。
つまり、式6は、温度設定値の変化量uとそのとき実際に測定された温度測定値の変化量yrealの要素yrealiとを用いて、新たな干渉行列Rの要素r'を最小二乗法により計算する方法を示している。r'は、今回修正された新たな干渉行列Rのi行目要素で構成されるベクトル(式5を参照)である。
温度設定値系列行列Xと偏差系列ベクトルyの初期値は、例えば干渉行列Rを最初に作成したときの値である。
また、式6の第1式と第2式において、温度設定値系列行列Xと偏差系列ベクトルyは、過去全ての系列からではなく、最近の所定期間の系列から構成されてもよい。
さらに、式6の第3式は、式7のように重み行列Wを用いるように変形されてもよい。
式7により、例えば最近のデータ系列は修正に対して強く影響し、古いデータ系列はあまり影響しないということが可能となる。
Figure 0004875291
修正された干渉行列R'は、式6の結果を用いて次式8のように表される。
Figure 0004875291
行列修正演算部248は、この修正された干渉行列R'を行列DB242(図7)に保存する。
そして、次回の温度制御時には、制御部252が、目標とする温度と、この修正後の干渉行列とから、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに設定すべき温度を算出し、制御装置16(図5)を介して、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに設定することになる。
[制御プログラム240による干渉行列Rの修正処理]
図8は、干渉行列Rを修正する処理(S10)を示すフローチャートである。
図8に示すように、ステップ100(S100)において、制御プログラム240の行列修正演算部248は、修正用係数DB244から修正用係数、つまり、温度設定値系列行列Xと偏差系列ベクトルy〜yとを入力する。そして、結果DB246から、温度制御(図9を参照して後述)の結果として保存された温度設定値の履歴とそれらの温度設定値に対応する実際に測定された温度測定値とを入力し、温度設定値の変化量u〜uと温度測定値の変化量yreal1〜yreal5を求める。
ステップ102(S102)において、行列修正演算部248は、式6、式8に基づいて、新たな温度設定値系列行列X'と偏差系列ベクトルy'〜y'とを算出し、これらの値を用いて、新たな干渉行列R'を算出する。
ステップ104(S104)において、行列修正演算部248は、修正後の新たな干渉行列R'を行列DB242に保存し、式6の過程で算出された新しい温度設定値系列行列X'と偏差系列ベクトルy'〜y'とを修正用係数DB244に保存する。
[半導体処理装置10の全体動作]
以下、半導体処理装置10の全体的な動作を説明する。
図9は、半導体処理装置10による膜形成処理(S20)を示すフローチャートである。
図9に示すように、ステップ200(S200)において、半導体処理装置10(図1)のユーザが、制御用コンピュータ20の表示・入力装置28(図6)に対して、所望の目標温度などを設定する。
制御プログラム240(図7)のユーザインタフェース部250は、設定された所望の目標温度を、制御部252に対して出力する。
また、ユーザは同様に、所望の目標温度Tdi、温度設定値の初期値T0iに対応した温度設定値系列行列Xの初期値と偏差系列ベクトルy(i=1〜5)の初期値を設定する。
ユーザインタフェース部250は、この初期条件を、修正用係数DB244に保存する。
また、干渉行列Rが行列DB242に記憶されていなければ、ユーザは同様に、干渉行列Rの初期値を設定し、ユーザインタフェース部250は、この干渉行列Rを行列DB242に保存する。
ステップ201(S201)において、制御装置16(図5)の温度制御装置160は、ヒータ駆動装置162−1〜162−5それぞれにより半導体製造装置12の温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対して供給される電力を、第1の温度センサ462−1〜462−5それぞれにより測定された温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対応する温度測定値が温度設定値の初期値T0iに一致するように、十分短い周期で制御する。
半導体製造装置12では、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対応する温度測定値が温度設定値の初期値T0iに十分長い時間一致もしくはほぼ一致したところで、筒状空間64の内部の温度が第2の温度センサ463−1〜463−5それぞれにより測定される。
測定された温度t0iは、温度制御装置160に伝えられ、さらに温度制御装置160は測定された温度t0iを制御コンピュータ20に対して出力する。そしてさらに制御コンピュータ20では、測定された温度t0iとそのときの温度設定値T0iを対として結果DB246に保存する。
測定された温度t0iが目標値Tdiと一致すれば、制御プログラム240は、S220の処理に進む。測定された温度t0iが目標値Tdiと異なる場合には、S202の処理に進む。尚、測定された温度t0iが目標値Tdiと一致は、完全に一致する場合のみならず、所定の許容温度範囲(例えば±5℃以内等)を設けるようにして該所定の許容温度範囲であれば、一致と判断するようにしても良い。
ステップ202(S202)において、筒状空間64の内部の温度が目標温度Tdiになるように、目標温度Tdiと測定された温度t0iとの偏差と干渉行列Rとを利用して、温度設定値の補正値U1iを求める。求めた温度設定値の補正値U1iと前回の温度設定値の初期値T0iに加えることで、次の温度設定値T1iを求める。求めた次の温度設定値T1iを設定する。
ステップ204(S204)において、制御装置16(図5)の温度制御装置160は、ヒータ駆動装置162−1〜162−5それぞれにより半導体製造装置12の温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対して供給される電力を、第1の温度センサ462−1〜462−5それぞれにより測定された温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対応する温度測定値がステップ202(S202)で設定された温度設定値T1iに一致するように、十分短い周期で制御する。
半導体製造装置12では、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対応する温度測定値が温度設定値T1iに十分長い時間一致もしくはほぼ一致したところで、筒状空間64の内部の温度が第2の温度センサ463−1〜463−5それぞれにより測定される。
測定された温度t1iは、温度制御装置160に伝えられ、さらに温度制御装置160は測定された温度t1iを制御コンピュータ20に対して出力する。そしてさらに制御コンピュータ20では、測定された温度t1iとそのときの温度設定値T1iを対として結果DB246に保存する。
測定された温度t1iが目標値Tdiと一致すれば、制御プログラム240は、S220の処理に進む。測定された温度t1iが目標値Tdiと異なる場合には、S10の処理に進む。尚、測定された温度t1iが目標値Tdiと一致は、完全に一致する場合のみならず、所定の許容温度範囲(例えば±5℃以内等)を設けるようにして該所定の許容温度範囲であれば、一致と判断するようにしても良い。
前述の測定された温度t1iが目標値Tdiと異なる場合には、制御用コンピュータ20の制御部252は、ステップ201で求めた温度設定値の初期値T0iに対する測定値t0iと、ステップ204で求めた温度設定値T1iに対する測定値t1iとにより、温度設定値の変化量U〜U(U=T1i−T0i)と、実際に測定された温度測定値の偏差Yreal1〜Yreal5(Yreali=t1i-t0i)とを得ることができる。
S10の処理にて、制御プログラム240は、温度設定値の変化量U〜Uと、実際に測定された温度設定値の偏差Yreal1〜Yreal5とを用いて、干渉行列Rを修正する。そして、制御プログラム240は、S202の処理に戻る。
ステップ220(S220)において、制御部252は、設定された条件で半導体製造装置12を制御し、半導体ウェハ38に対する膜形成処理を行わせる。
S220の処理における膜形成が終了すると、ステップ222(S222)において、制御部252は、膜厚測定装置18を制御して、測定対象ウェハW1〜W4それぞれに形成された膜の厚さを計測させ、膜形成処理を終了する。
[変形例]
説明の具体化・明確化のために本発明の半導体処理装置(図2)が熱処理装置に応用される場合を例示したが、本人出願人の特願2003−334871のように、ヒータに対する目標温度設定値の変化量と所要量と所要位置の膜厚の変化量との関係を熱干渉行列Mとしている、この熱干渉行列Mにも適用可能である。具体的には、特願2003−334871の誤差比率の代わりに、本発明の予測膜厚値と実際の膜厚値との関係を前述の最小二乗法を利用し、熱干渉行列Mを修正することとするように適用可能である。また、同様に、ガス流量、圧力などの調節と処理結果との間に相関を有する処理一般に応用可能である。つまり、本発明は、半導体処理装置において、入力と出力との関係を干渉行列で表し、第1の入力値から求まる第1の出力値にその干渉行列を用いることにより、第1の入力値の補正値を求め、この補正値と第1の入力値とで第2の入力値とし、第2の入力値から求まる出力を第2の出力値とし、第1の入力値と第2の入力値との偏差と第2の入力値と第2の出力値との偏差とに基づいて干渉行列を修正することができる。
なお、本発明の半導体処理装置は、上述した縦型装置のみならず、枚葉装置等にも適用可能である。
また、半導体製造装置12から膜厚測定装置18には、膜形成済みウェハ38が、基板搬送装置などによって自動的に搬送されても、人手によって搬送されてもよい。また、膜厚測定装置はなくても良い。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、制御プログラム240の行列修正演算部248は、最小二乗法に基づいて干渉行列Rを修正するのに対して、第2の実施形態では、行列修正演算部248は、指数重み再帰最小二乗アルゴリズム(図10を参照して後述)に基づいて干渉行列Rを修正する。
行列修正演算部248は、まず、結果DB246に記憶されていた温度設定値の履歴から、例えば前回の温度設定値から前々回の温度設定値を減じて、温度設定値の変化量uを求める。そして次に結果DB246に記憶されていた温度測定値の履歴から、例えば前回の温度測定値から前々回の温度測定値を減じて、対応する温度測定値の変化量yrealを求める。次に、修正用係数DB244に記憶された修正用係数と、温度設定値の変化量u(要素;u〜u)と、温度測定値の変化量yreal(要素;yreal1〜yreal5)とを入力し、後述する指数重み再帰最小二乗アルゴリズム(図10)に基づいて得られた数式(式12などを参照して後述)を利用して、行列DB242に記憶されている干渉行列Rを修正する。
行列修正演算部248は、修正後の干渉行列Rを行列DB242に保存する。
また、修正処理の過程で修正用係数が修正された場合には、行列修正演算部248は修正用係数DB244に修正後の新しい修正用係数を保存する。
[指数重み再帰最小二乗アルゴリズム]
まず、図10を用いて指数重み再帰最小二乗アルゴリズムを説明し、次に、行列修正演算部248が干渉行列Rを修正する方法をさらに説明する。
図10は、タップ付き遅延線フィルタの一例を示すブロック図である。
図10に示される構成は、有限長インパルス応答フィルタ、あるいはトランスバーサルフィルタとも呼ばれる。
タップ付き遅延線フィルタは、M−1個の単位遅延演算子301−1〜301−(M−1)と、M個の乗算器302−1〜302−Mと、M−1個の加算器303−1〜303−(M−1)とからなる。
Mは任意の整数である。
u(i)は、周期Tごとに取得された入力値の時刻iTにおける値であり、正確にはu(iT)のように記されるものが省略して表されている。
単位遅延演算子301−1〜301−(M−1)は、入力値を周期Tだけ遅延して出力する。例えば単位遅延演算子301−1の入力がu(i)のとき、出力は周期Tだけ以前の入力値u(iー1)である。
以後、単位遅延演算子301−2〜301−(M−1)は同様に、u(i−2)〜u(i−M+1)を出力する。
乗算器302−1〜302−Mは、入力値にそれぞれ定数h(1,n)〜h(M,n)を乗算して出力する。
定数h(1,n)〜h(M,n)はタップ係数と呼ばれ、後述する修正アルゴリズムによって修正されるものである。
ここで、引数nは、タップ係数が修正された時刻である。
y(i)は、加算器303−1〜303−(M−1)によって乗算器の出力が全て加算された時刻iTの出力値である。
次に、過去において、入力値u(i)に対して、出力値y(i)と望みの応答d(i)があり、それらの系列がi=1,2,…,n−1まであったとする。
そして、いま、入力値u(n)に対して、出力値y(n)と望みの応答d(n)とがあるとする。
このとき、タップ係数を修正することによって入力値u(i)に対して新たに生まれた出力値系列y(i)(i=1,…,n)と望みの応答系列d(i)(i=i=1,…,n)との偏差の二乗和が最小となるように、タップ係数を修正することを考える。
タップ係数ベクトルh(n)と入力ベクトルu(n)は、それぞれタップ係数と入力値系列より、次のように表される。
Figure 0004875291
このとき、指数重み再帰最小二乗アルゴリズムは、次式9で示される。
Figure 0004875291
ただし、nは現在時刻を示すサンプル数、h(n)はタップ係数ベクトル、k(n)は利得ベクトル、η(n)は真の推定誤差、d(n)は望みの応答、u(n)は入力ベクトル、P(n)は係数誤差相関行列、λは指数重み係数である。
また、h(n−1)とP(n−1)は、前回の修正計算で求められたタップ係数ベクトルと係数誤差相関行列である。
n=1のとき、係数誤差相関行列とタップ係数ベクトルの初期値は次のようにする。
Figure 0004875291
指数重み係数λは、偏差の二乗和を評価するときの出力値系列と望みの応答系列とに重みをつける0<λ≦1の整数である。
λ=1の場合、全ての過去のデータは等しい重みとなる。
λ<1の場合、現在のデータは、過去のデータよりも大きな影響をもつような重みとなり、λが小さいほど、現在のデータの影響力は強くなる。
[指数重み再帰最小二乗アルゴリズムを利用した干渉行列の修正方法]
行列修正演算部248(図7)による干渉行列R(式1)の修正方法を具体的に説明する。
いま、第2の温度センサ463−1〜463−5の温度測定値を設定された目標値と一致させるため、式1の関係を用いて、文献3の開示技術を用いて、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対して設定されるべき温度設定値を求めているとする。このとき、式1のuは、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに対する温度設定値の変化量に対応し、式1のyは、第2の温度センサ463−1〜463−5の温度測定値の変化量に対応する。
このとき、温度測定値の変化量yの要素yは、第1の実施形態と同様に式1より、式4の形で与えられる。
ここで、kは、第2の温度センサ463−1〜463−5(図5)の数、すなわち、5である。
lは、温度調整部分460−1〜460−5(図4、図5)の数であり、同様に5である。
ただし、温度センサと温度調整部分の数は任意であり、この値に限られるものではない。
そして、先に説明した指数重み再帰最小二乗アルゴリズムを考慮すると、式4の右辺は、図10で示したタップ付き遅延線フィルタの処理とみなされる。
ここで、式4におけるyは、図10における出力値として考えられる。
従って、干渉行列Rのi行目要素で構成されるベクトルrをタップ係数ベクトルとし、実際の温度測定値の変化量yrealを所望の応答とし、温度設定値の変化量uをそのまま入力ベクトルとすると、式9における修正前のタップ係数ベクトルh(n−1)は修正前の干渉行列Rのi行目要素で構成されるベクトルrに、修正後のタップ係数ベクトルh(n)は修正後の干渉行列Rのi行目要素で構成されるベクトルr'に、所望の応答d(n)は実際の温度測定値の変化量の要素yrealiに、入力ベクトルu(n)は温度設定値の変化量uにそれぞれ置き換えられ、次式12が得られる。
Figure 0004875291
式12において、Pは修正用係数DB242に記憶されている係数誤差相関行列であり、P'は今回修正された新たな係数誤差相関行列である。
つまり、式12は、温度設定値の変化量uと実際に測定された温度測定値の変化量yrealの要素yrealiとを用いて、新たな干渉行列Rの要素ベクトルr'を指数重み再帰最小二乗アルゴリズムにより計算する方法を示している。
なお、指数重み係数λは、添え字iごとに異なる値が設定されてもよい。
係数誤差相関行列の初期値は、式10に従うとし、例えばc=100程度とする。
干渉行列Rのi行目要素で構成されるベクトルrの初期値は、まだ干渉行列Rが作成されていなければ、式11に従って零ベクトルとする。
修正された干渉行列R'は式12の結果を用いて次式のように表される。
Figure 0004875291
行列修正演算部248は、式12を利用して干渉行列Rを修正し、この修正された干渉行列R'を行列DB242に保存する。
そして、次回の温度制御時には、制御部252が、目標とする温度と、この修正後の干渉行列とから、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに設定すべき温度を算出し、制御装置16を介して、温度調整部分460−1〜460−5それぞれに設定することになる。
[制御プログラム240による干渉行列Rの修正処理]
図11は、干渉行列Rを修正する処理(S30)を示すフローチャートである。
図11に示すように、ステップ300(S300)において、制御プログラム240の行列修正演算部248は、修正用係数DB244から修正用係数、つまり、指数重み係数λと係数誤差相関行列Pとを入力する。そして、結果DB246から、温度制御(図9、図12)の結果として保存された温度設定値の履歴とそれらの温度設定値に対応する実際の温度測定値とを入力し、温度設定値の変化量u〜uと温度測定値の変化量yreal1〜yreal5とを入力する。
ステップ302(S302)において、行列修正演算部248は、式12、式13に基づいて、利得ベクトルkと、式1により算出された所望の温度変化量と実際の温度変化量との誤差ηとを算出し、これらの値を用いて、新たな干渉行列R'を算出する。
また、今回の温度設定値を係数誤差相関行列Pに反映させるため、新たな係数誤差相関行列P'を算出する。
さらに、ステップ304(S304)において、行列修正演算部248は、修正後の干渉行列R'を行列DB242に保存し、式12の過程で算出された新しい係数誤差相関行列P'を修正用係数DB244に保存する。
[半導体処理装置10の全体動作]
以下、半導体処理装置10の全体的な動作を説明する。
図12は、半導体処理装置10による膜形成処理(S40)を示すフローチャートである。
図12に示される処理のうち、図9に示した処理と実質的に同じ処理には、同じ符号が付してある。
ステップ204(S204)において、平衡状態での温度が目標値と異なる場合には、制御プログラム240は、図11に示したS30の処理に進み、干渉行列Rを修正する。
[変形例]
説明の具体化・明確化のために本発明の半導体処理装置(図2)が熱処理装置に応用される場合を例示したが、本人出願人の特願2003−334871のように、ヒータに対する目標温度設定値の変化量と所要量と所要位置の膜厚の変化量との関係を熱干渉行列Mとしている、この熱干渉行列Mにも適用可能である。具体的には、特願2003−334871の誤差比率の代わりに、本発明の予測膜厚値と実際の膜厚値との関係を前述の制御プログラム240を利用し、熱干渉行列Mを修正することとするように適用可能である。また、同様に、ガス流量、圧力などの調節と処理結果との間に相関を有する処理一般に応用可能である。つまり、本発明は、半導体処理装置において、入力と出力との関係を干渉行列で表し、第1の入力値から求まる第1の出力値にその干渉行列を用いることにより、第1の入力値の補正値を求め、この補正値と第1の入力値とで第2の入力値とし、第2の入力値から求まる出力を第2の出力値とし、第1の入力値と第2の入力値との偏差と第2の入力値と第2の出力値との偏差とに基づいて干渉行列を修正することができる。なお、本発明の半導体処理装置は、上述した縦型装置のみならず、枚葉装置等にも適用可能である。また、半導体製造装置は、膜厚測定装置には、膜形成済ウェハが、基板搬送装置などによって自動的に搬送されても、人手によって搬送されてもよい。また、膜厚測定装置はなくても良い。
[数値例]
制御プログラム240による干渉行列Rの修正処理(図11)を具体的な数値を使ってさらに説明する。
ここでは、簡単のために半導体製造装置12(図2)の温度調整部分(図4、図5)および温度センサ(図5)は、U、CC、Lの3ヶ所に設けられているとする。
よって、制御装置16のヒータ駆動装置も同様に、半導体製造装置12の温度調整部分U、CC、Lに対応する構成となる。
つまり、半導体処理装置10の温度設定値の変化量と温度変化量との関係を示す干渉行列Rは3×3の行列となる。
このとき、半導体処理装置10の温度設定値の変化量と実際の温度変化量との関係を示す数値が行列の形で表されており、この行列Rrealは、次式の値とする。
Figure 0004875291
ただし、行列Rrealは物性値であり、この値は正確には知ることができないものである。または、半導体処理装置10自身の劣化や環境の変化によって少しずつ値が変化していくものである。
一方、干渉行列Rは、最初に次式の値のように作成され、制御プログラム240の行列DB242に保存されたとする。
Figure 0004875291
ここでは簡単のため、干渉行列Rは、第1行の値のみ行列Rrealと異なっている。
このとき、半導体処理装置10(図2)は、次式に示される干渉行列Rの第1行を構成する列ベクトルrを修正することになる。
Figure 0004875291
まず、半導体処理装置10のユーザは、制御用コンピュータ20の表示・入力装置28より、次式のように、初期条件として係数誤差相関行列Pの初期値と指数重み係数λを設定する。
本数値例では、指数重み係数λは、修正処理の効果を大きくするために、0.001であるが、実際にはさらに大きな値であることが多い。
この初期条件は、ユーザインタフェース部250により、修正用係数DB244に保存される。
Figure 0004875291
次に、制御部252は、筒状空間64の内部の温度を目標値にするよう温度設定値を制御装置16に対して出力する。
この温度制御の結果、第2の温度センサにより、実際の筒状空間64の内部の温度が測定され、制御部252に温度測定値として入力される。
そして、制御部252は、温度設定値とそのときの温度測定値を対として、結果DB246に保存する。
制御プログラム240の行列修正演算部248は、まず、結果DB246から温度設定値の履歴を入力し、例えば前回の温度設定値から前々回の温度設定値を減ずることによって、温度設定値の変化量uを求める。さらに、結果DB246から温度設定値に対応する温度測定値を入力し、例えば前回の温度測定値から前々回の温度測定値を減ずることによって、温度測定値の変化量yrealを求める。このとき、温度設定値の変化量uを次のように定めると、温度測定値の変化量yrealは、uと行列Rrealとから求められる値となる。
Figure 0004875291
次に、制御プログラム240の行列修正演算部248は、行列DB242、修正用係数DB244から、それぞれ干渉行列R、係数誤差相関行列P、指数重み係数λを入力する。
そして、行列修正演算部248は、干渉行列Rを修正する処理を行う。
まず、利得ベクトルkは、行列修正演算部248により、式12の第1式に基づいて算出される。
Figure 0004875291
次に、新たな係数誤差相関行列P'は、行列修正演算部248により、式12の第2式に基づいて算出される。
Figure 0004875291
次に、所望の温度変化量と実際の温度変化量との誤差ηは、行列修正演算部248により、式12の第3式に基づいて算出される。
Figure 0004875291
最後に、新たな干渉行列R'の第1行を構成する列ベクトルr'は、行列修正演算部248により、式12の第4式に基づいて算出される。
Figure 0004875291
結果として、新たな干渉行列R'は、次式の通り、行列Rrealに近づくようにして得られる。
Figure 0004875291
そして、行列修正演算部248は、修正後の干渉行列R'を行列DB242に、新たな係数誤差相関行列P'を修正用係数DB244にそれぞれ保存する。
制御部252は、次回の温度制御の際には、この新たな干渉行列を用いることになる。
制御部252が第2の温度センサにより測定された筒状空間64の内部の温度が目標値になったか否かを判断した結果、もう一度、温度制御が必要であると判断されたとする。
新たな温度設定値の変化量u'と実際の温度変化量yreal'とが次式のように得られたならば、行列修正演算部248は、これらの値を用いて上述した計算を実行する。
その結果、行列修正演算部248は、新たな干渉行列R"を算出し、この新たな干渉行列R"は行列Rrealにさらに近づいていることが確認できる。
そして、干渉行列R"は、行列DB246に保存され、次回以降の温度制御において使用されることになる。
Figure 0004875291
uに与えられた値を用いて何回か温度制御を行った場合において、複数取得されたyを基にして、X軸にそれらの平均値からの誤差、Y軸に頻度を示す図である。 本発明の半導体処理装置の概観を示す図である。 図2に示した半導体製造装置の断面を例示する図である。 図3に示したボートおよびウェハを収容した状態の反応室の断面を例示する図である。 図2に示した制御装置の構成と、制御装置と半導体製造装置との関係を模式的に示す図である。 図2に示した制御用コンピュータのハードウェア構成を示す図である。 図2に示した制御用コンピュータにおいて実行される制御プログラムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態において干渉行列を修正する処理(S10)を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において膜形成処理(S20)を示すフローチャートである。 タップ付き遅延線フィルタの構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態において干渉行列を修正する処理(S30)を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態において膜形成処理(S40)を示すフローチャートである。
符号の説明
10 半導体処理装置
12 半導体製造装置
38 ウェハ
42 ボート
46 反応室
460 温度調整部分
462 温度センサ
70 ガス流量調整器
72 流量センサ
74 圧力調整装置
76 圧力センサ
16 制御装置
160 温度制御装置
164 流量制御装置
166 圧力制御装置
18 膜厚測定装置
20 制御用コンピュータ
22 コンピュータ本体
220 CPU
222 メモリ
24 通信IF
26 記憶装置
260 記憶媒体
28 表示・入力装置
240 制御プログラム
242 行列DB
244 修正用係数DB
246 結果DB
248 行列修正演算部
250 ユーザインタフェース部

Claims (3)

  1. 1つ以上の温度調整部分を含み、反応室内において、半導体基板を目標温度に加熱して処理する半導体処理手段と、
    前記温度調整部分それぞれに対する温度設定値に従って、前記温度調整部分それぞれの温度を前記目標温度に調整する温度調整手段と、
    前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度を測定する温度測定手段と、
    前記温度調整部分それぞれに対する温度設定値の変化量と前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値の変化量との関係式を干渉行列として予め用意しておき、前記温度調整部分それぞれに対する温度設定値で前記反応室内の温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値が前記目標温度と異なる場合、前記温度調整部分それぞれに対する第1の温度設定値から第2の温度設定値への変化量と、前記第1の温度設定値で温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値から前記第2の温度設定値で温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値への変化量とに基づいて、前記干渉行列を修正する関係式修正手段とを有し、
    前記関係式修正手段は、前記第1の温度設定値で温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値が前記目標温度から予め定められた範囲内にない場合、前記目標温度と前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値との偏差及び前記干渉行列に基づいて、前記第2の温度設定値を求める半導体製造装置。
  2. 1つ以上の温度調整部分を含み、反応室内において、半導体基板を目標温度に加熱して処理する半導体処理手段と、
    前記温度調整部分それぞれに対する温度設定値に従って、前期温度調整部分それぞれの温度を前記目標温度に調整する温度調整手段と、
    前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度を測定する温度測定手段と、
    前記温度調整部分それぞれに対する温度測定値の変化量と前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値の変化量との関係式を干渉行列として予め用意しておき、
    前記温度調整部分それぞれに対する温度設定値で前記反応室内の温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値が前記目標温度と異なる場合、前記温度調整部分それぞれに対する第1の温度設定値から第2の温度設定値への変化量と、前記第1の温度設定値で温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値から前記第2の温度設定値で温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値への変化量とに基づいて、前記干渉行列を修正する関係式修正手段と、を備えた半導体製造装置における温度制御方法であって、
    前記第1の温度設定値で温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値が前記目標温度から予め定められた範囲内にない場合、前記目標温度と前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値との偏差及び前記干渉行列に基づいて、前記第2の温度設定値を求め、この第2の温度設定値で温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値が前記目標温度と一致するよう制御する温度制御方法。
  3. 1つ以上の温度調整部分を含み、反応室内において、半導体基板を目標温度に加熱して処理する半導体処理手段と、
    前記温度調整部分それぞれに対する温度設定値に従って、前記温度調整部分それぞれの温度を前記目標温度に調整する温度調整手段と、
    前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度を測定する温度測定手段と、
    前記温度調整部分それぞれに対する温度設定値の変化量と前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値の変化量との関係式を干渉行列として予め用意しておき、
    前記温度調整部分それぞれに対する温度設定値で前記反応室内の温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値が前記目標温度と異なる場合、前記温度調整部分それぞれに対する第1の温度設定値から第2の温度設定値への変化量と、前記第1の温度設定値で温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値から前記第2の温度設定値で温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値への変化量とに基づいて、前記干渉行列を修正する関係式修正手段と、を備えた半導体製造装置における膜の形成方法であって、
    前記第1の温度設定値で温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値が前記目標温度から予め定められた範囲内にない場合、前記目標温度と前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値との偏差及び前記干渉行列に基づいて、前記第2の温度設定値を求め、この第2の温度設定値で温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度測定値が前記目標温度と一致するよう制御し、
    前記第2の温度設定値で温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度調整部分の温度測定値が前記目標温度から予め定められた範囲内にない場合、前記干渉行列を前記関係式修正手段により再度修正し、前記第2の温度設定値で温度を調整したときの前記温度調整部分それぞれに対応する位置の温度調整部分の温度測定値が前記目標温度から予め定められた範囲内にある場合、前記半導体処理手段により、前記半導体基板に対して膜形成処理を施す膜の形成方法。
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