JP4874829B2 - 防食コア - Google Patents

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Description

本発明は、水道の配管に使用する防食コアに関し、さらに詳細に言えば、水道の配水管(本管)に明けた分岐用の穴の部分での配水管の腐食を防止するために取付けられる防食用コアに関する。
配水管から分岐管への分岐を行うには分水栓を取付けて、その状態で分水栓に工具を挿入して配水管に分岐用の穴を明ける。そしてこの穴の部分での腐食を防止するために防食用のコアを穴に密着した状態で取付ける。
このような防食コアとして、例えば特開2006−46564号に内外2体からなる防食コアが開示されている。すなわちこのコアは、ゴムなどの弾性スリーブの内側に滑り特性が良く、且つ伸び特性が大きい樹脂筒層を備えたスリーブ本体と、例えばステンレス製の剛性のあるスリーブとで構成され、スリーブ本体の開口部から剛性材スリーブを挿入して樹脂筒層を拡径して弾性スリーブを穿孔穴の周壁面に密着させてシールすると共に、樹脂スリーブの鍔部を拡径して、鍔部外周上に配置したOリングを用いて分水栓の通水口内壁面との間をシールするようになっている。
他の防食コアの場合と同様にこの防食コアを取付けるには取付け用の工具を使用する。取付けに際しては先ず防食コアを取付け工具の先端側に装着する。そしてその状態で分水栓内に工具ごと挿入してスリーブ本体の鍔部を配水管の穴の周囲に着座させ、さらに工具を押込むことにより剛性材スリーブをスリーブ本体内へ押込み、スリーブ本体を拡径するようになっている。
特開2006−46564号公報
ところで、配水管に穿孔する際には穿孔用の工具を分岐栓の孔に挿入して行うが、工具の振れなどに起因して穿孔穴と分水栓の孔との間に芯ズレが生じる場合がある。この芯ズレがある場合に取付け工具に装着して防食コアを挿入すると、芯ズレの程度によっては防食コアの下端部が穿孔穴に入らずに穴の縁部に部分的に引っ掛ってしまうことがある。そしてそのまま工具を押下げると、上記の防食コアではコア本体の樹脂筒層は文字通り樹脂で作られているために剛性に乏しいので、引っ掛かった部分では剛性コアによって下向きに押されても下端部が穴の縁部に引っ掛ったままで外れず、その部分でめくられたような状態となり、剛性コアのみが押込まれてしまう。このめくられた部分においては穴とコアとの間には隙間が生じており、そのまま気づかずに取付け完了としてしまうと、ここに水が入って錆が生じてしまう。また、めくれた部分が大きいと、コア自体が水圧によって穴から吹き飛ばされてしまう。
本願発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、穿孔穴と分岐栓の孔との間に芯ズレが生じていて挿入したコアの下端部が穿孔穴の縁部に引っ掛かっても、確実に穿孔穴内へ押込んで取り付けることのできる防食コアを提供することをその課題とする。
また本願発明は、挿入した際にその下端部が穿孔穴の縁部に引っ掛かりにくい構成を備えた防食コアを提供することもその課題とする。
さらに本発明は、コアを取付ける際の工具の押込み量を少なくして、取付け作業の能率向上を図れる防食コアを提供することもその課題とする。
上記課題を解決するために、本願発明に係る防食コアは以下のように構成した。すなわち、分水栓が取付けられた配水管に穿孔された穴に取付けられる防食コアにおいて、円筒状の上側筒部と、該上側筒部より径の小さい円筒状の下側筒部とを備えた金属製の内側コアと、円筒状の筒部と、該筒部上端に形成された外方フランジとを備えた金属製の芯金と、該芯金の筒部外周を被覆する被覆部と、該被覆部の上方に筒状に形成される上側シール部とを備えたゴム等弾性材料製の被覆体とを備えた外側コアとを含んで構成する。そして、内側コアは芯金の筒部より剛性が大きく、内側コアを外側コア内へ押込むことにより、内側コアの上側筒部と下側筒部によりそれぞれ被覆体の上側シール部と芯金の筒部を拡径し、上側シール部を分水栓の通水路内壁へ、筒部及び被覆部を穿孔穴の内壁へ圧着させるようにした。
ある実施の形態では、芯金の筒部は、下方に向けて漸次縮径するテーパ部を備えている。
他の実施の形態では、内側コアの下側筒部を外側コアに挿入して組み付けたとき、下側筒部の下端が芯金のテーパ部の途中の位置に当たる寸法に形成されている。
他の実施の形態では、体には被覆体には、その被覆部の下端から、芯金の下端を越えて下方へ、且つ芯金の内径より内側へと伸びる傾斜部がさらに設けられている。
他の実施の形態では、内側コアは、上側筒部と下側筒部との間に両者をつなぐテーパ部又は肩部が形成され、内側コアが外側コア内へ所定の長さだけ押込まれたときに、内側コアのテーパ部又は肩部が芯金のフランジに当接し、内側コアのそれ以上の押込みを制限するようになっている。
他の実施の形態では、内側コアの上側筒部の上端に外方フランジを備え、内側コアが外側コアに所定の位置まで押込まれると、フランジが被覆体の前記上側シール部の上端に当接するようにしてある。
他の実施の形態では、芯金のフランジは高さ方向において所定の長さを備えて形成され、該フランジは、内側コアの下側筒部が外側コアに挿入取付けされるときのガイドとなるように形成する。
他の実施の形態では、芯金のフランジは、高さ方向において被覆体の上側シール部の内側まで延びており、内側コアが外側コアに押込まれたときに、上側筒部によって拡径され、分岐栓の通水路内壁へ上側シール部を介して圧着されるようになっている。
他の実施の形態では、内側コアの上側筒部上端には外方フランジが形成され、内側コアが外側コア内へ所定の位置まで押込まれると、内側コアの外方フランジは芯金のフランジの上端に直接或いは被覆体を介して当接し、内側コアのそれ以上の押込みを制限するようになっている。
他の実施の形態では、内側コアと外側コアとには、内側コアの下側筒部を外側コア内に挿入した仮組み状態に維持するための係止部が設けられている。
さらに他の実施形態では、外側コアの芯金にはその下端から上方へ向かって伸びるスリットが設けられている。なお、「下端から上方へ向かって伸びる」とは、下端から垂直方向へ伸びる場合のほか、上方へ傾斜して伸びる場合も含む。また、下端から所定の範囲に渡って伸びる場合のほか、下端から上端まで伸びるものも含む。
本願発明では、外側コアの芯金をステンレス或いは銅などの金属製としたので、穿孔穴と分水栓の穴とに芯ズレがあり、コアを挿入する際に外側コアの下端が部分的に穿孔穴の縁に引っ掛かっても、その後の押込み操作時に作用する下方へ押す力によって、その引っ掛かった部分が弾性変形して穿孔穴内へ押込まれ、確実にコアを取り付けることができる。
芯金の筒部に下方に向けて漸次縮径するテーパ部を設けることにより、芯ズレがあっても外側筒部の下端部が穿孔穴に引っ掛かりにくくなり、取付けがより確実に行える。
内側コアの下側筒部を外側コアに挿入して組み付けたとき、下側筒部の下端が芯金のテーパ部の途中の位置に当たる寸法に形成することにより、仮組みの場合の調心が行え、さらに取付け作業時の工具の押込み量を少なくすることができ、作業能率の向上を図れる。
被覆体に、その被覆部の下端から、芯金の下端を越えて下方へ、且つ芯金の内径より内側へと伸びる傾斜部をさらに設けることにより、この傾斜部を利用して仮組みした内外コアを取付け工具に取付けることができ、工具への装着が簡単に行える。
内側コアに上側筒部と下側筒部との間に両者をつなぐテーパ部又は肩部を形成し、内側コアが外側コア内へ所定の長さだけ押込まれたときに、内側コアのテーパ部又は肩部が芯金のフランジに当接するようにすると、内側コアのそれ以上の押込みを制限でき、これにより過度の押込みによる弊害を防止できる。
内側コアの上側筒部の上端に外方フランジを備え、内側コアが外側コアに所定の位置まで押込まれると、フランジが被覆体の上側シール部の上端に当接するように構成することにより、上側シール部の材料の逃げを防ぎ、シールの性能を向上できる。
芯金のフランジを高さ方向において所定の長さを備えて形成し、この部分に内側コアの下側筒部が外側コアに挿入取付けされるときのガイド機能を付与することにより、コアの仮組みの際の調心がより確実に行える。
芯金のフランジを高さ方向において被覆体の上側シール部の内側まで延ばし、内側コアが外側コアに押込まれたときに、上側筒部によって拡径され、分岐栓の通水路内壁へ上側シール部を介して圧着されるようにすることにより、通水部のシールがより確実になり、また、外力による分水栓の配水管に対する位置ズレを防止することができる。
内側コアの上側筒部上端に外方フランジを形成し、内側コアが外側コア内へ所定の位置まで押込まれると、内側コアの外方フランジは芯金のフランジの上端に直接或いは被覆体を介して当接するようにすると、内側コアの過剰な押込みをより確実に防止することができる。
内側コアと外側コアとに、内側コアの下側筒部を外側コア内に挿入した仮組み状態に維持するための係止部を設けることにより、仮組み及び工具への装着が容易となる。
外側コアの芯金にその下端から上方へ向かって伸びるスリットを設けることにより、小さな押込力で拡径することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る防食コア1を構成する内側コア3と外側コア13とを上下に配置し、それぞれ断面図で図示した図である。内側コア3は、例えばステンレス等の金属で製造され、後述する外側コア13に比して充分大きな剛性を有する。図示のとおり内側コア3は大略円筒形をしており、径の大きい上側筒部5と、テーパ部9を介して上側筒部5につながる径の小さい下側筒部7とを備え、上側筒部5の上端には径方向外側に広がるフランジ11が形成されている。
符号13は外側コアで、金属製の芯金15とそれを被覆するゴムなどの圧縮可能な弾性材料で作られた被覆体23とで構成されている。芯金15は大略円筒形をしており、上から下に向かって漸次径が小さくなるテーパ部17と、その下端から下方へ所望の長さで形成される径が変化しない真直部19とを備え、テーパ部17の上端には径方向外側へ広がるフランジ21が形成されている。芯金15は内側コア3の少なくとも下側筒部7に比して剛性が小さく、後述するように内側コア3が芯金15内へ押込まれると下側筒部7によって拡径され、その際に下側筒部7をほとんど縮径させることのない大きさの剛性となっている。素材としてはステンレスを使用しても良いが、これに限定されるものではなく、例えば銅を使用することも可能である。
被覆体23は、芯金15の外周上を被覆する被覆部25と、芯金15のフランジ21の上側に円筒状に伸びている筒状の上側シール部27とを備えている。上側シール部27の内径はフランジ21の内径とほぼ等しく、その外径はフランジ21の外形より若干大きく、フランジ21の外側まで被覆する被覆部25と繋がっている。そしてその上端部内周側にはテーパ面28が形成されている。また、被覆部25の下端部から短い長さで形成された径方向内方へ傾斜する傾斜部29が形成されている。傾斜部29の下端は、芯金15の真直部19の下端を越えて下方へ、そして径方向内方へ伸びている。すなわち、傾斜部29下端の内径は真直部19の内径より小さい。本実施の形態では被覆体25は芯金15とインサートモールドなどによって一体化されているが、一体化することは必須ではない。
図2は内側コア3と外側コア13とを仮組みした状態を示す断面図であり、上側には該防食コア1を取付ける際に使用する挿入工具41の下部を図示してある。図示のとおり、内側コア3の下側筒部7の下端が外側コア13の芯金15のテーパ部17内へ少し入り込んだ状態でテーパ部17内面に当たっている。すなわち、下側筒部7の外径はテーパ部17上端における内径よりは若干小さくなっているが、当接位置より下の部分の内径よりは大きくなっている。このように内側コア3の下端がテーパ部17内面上に載ることにより内側コア3の外側コア13に対する調心が行われ、内側コア3が外側コア13に対して傾いて乗ることが防止される。この状態で内側コア3のテーパ部9の外周面が被覆体23の上側シール部27のテーパ面28にほぼ当たる状態になっている。また本実施の形態では、被覆体23の上側シール部27の内径は内側コア3の下側筒部7の外径より僅かに大きく、上側シール部27は内側コア3を挿入する際に案内をする機能を果たす。
図3は図2の状態の仮組みしたコア1を挿入工具41に装着した状態を示す図である。挿入工具41は従来からこの種の防食コアを取付ける際に使用されている工具と大略において同じ構成となっており、下側から相対的に径の小さい小径部42、比較的に緩やかに形成された第1テーパ部44を介して小径部42につながる小径部42より径の大きい中径部45、さらに傾斜の急な第2テーパ部46を介して中径部45に繋がる中径部45より径の大きな大径部47とを備えている。
工具41に装着するには、図2に矢印で示すように仮組みしたコア1を工具41の下側から取付け、工具41の第1テーパ部44に外側コア13の芯金15のテーパ部17が当たるようにする。この状態で被覆体23下端の傾斜部29が小径部42によって押し広げられ、小径部42に抱きついた状態となってコア1が工具から外れないようになっている。なお、工具の小径部42と中径部45とは、それぞれ外側コア13の芯金15の真直部19と内側コア3の下側筒部7に僅かな隙間をもって嵌っている。
以下、図4乃至8を参照して、工具41によりコア1を配水管51に取付ける操作について説明する。図4は防食コア1の挿入初期状態の図で、図5はその部分拡大図である。図において符号51は水道の配水管であり、符号52はその内周面に施されたライナーである。配水管51にはボールケース54とボール押え55とで構成されるサドル型分水栓53がサドル本体60及びバンド(図示せず)を用いて取付けられ、分水栓53内部には内部に流路を備えたボール56がボールシート57、58により受けられて回転可能に収受され、スピンドル59を介して外部から回転させるようになっている。これらの構成については公知であるのでこれ以上の詳細な説明は省略する。図4は、工具41に仮組み状態で取付けられた防食コア1が分水栓53内へ挿入され、防食コア1の外側コア13の芯金15のフランジ21が、配水管51に穿孔作業によって明けられた穴51aの縁部に載った状態を示している。これにより、外側コア13はこれ以上下向きに移動するのを阻止される。
図6は図4、5の状態から工具41が少し下向きに押込まれた状態であり、工具41の第2テーパ部46が内側コア3のフランジ11に当たることにより、内側コア3が外側コア13内へ押込まれ、工具41の第1テーパ部44によって外側コア13の真直部19が拡径されると共に、入り込んでくる内側コア3によって外側コア13のテーパ部17が拡径さえる。また、被覆体23の上側シール部27の上側部分も内側コア3の上側筒部5によって拡径される。
さらに工具41が押込まれて図7の状態になると、内側コア3が外側コア13内へ完全に押込まれ、内側コア3のテーパ部9が外側コア13の芯金15のフランジ21にあたり、抵抗が極度に大きくなり、これにより内側コア3が所定の位置まで押込まれたことが検知され、押込み動作は停止される。この状態で外側コア13の芯金15のテーパ部17及び真直部19は所定の寸法だけ内側コアの下側筒部7により拡径され、被覆体23の被覆部25を配水管51の穴51aとの間で圧縮し、この部分を止水する。また、被覆体23の上側シール部27は、内側コア3の上側筒部5によって分水栓53の通路53aの壁面との間で圧縮され、この部分を止水する。なお、この状態で内側コア3のフランジ11が上側シール部27の上端に当接し、被覆体23の材料の逃げ出しを防止してシール効果を高めている。
次に図8は、防食コア1の取付けが完了し、工具41が引き抜かれた状態を示している。前述のように内側コア3の剛性は外側コア13の芯金15の剛性より充分に大きく、芯金15を拡径する際に内側コア3が縮径されることはない。そして工具41の外径と内側コア3との間には僅かながらの隙間があるので、拡径作業中に内側コア3が工具にきつく抱きつくことはなく、工具41は簡単に引き抜くことができる。
上述のように、コア1の外側コア13の芯金15はその下側の径が小さくなるようにテーパ部17が形成されているので、仮に分水栓53の通路と配水管の穿孔穴51aとの間に少しの芯ズレが生じていても、穴51aへの挿入(図4、5)を行う際に容易に挿入することができる。また、仮に芯ズレによって外側コア13の下端部が部分的に穴51aの縁部に引っ掛かったとしても、外側コア13の芯金15は金属性で剛性があるので、その後に内側コア3によって外側コア13が下向きに押される過程において従来例のプラスチック製のものとは異なり、捲られてしまうことはなく、他の部分が穴51aの中へ押込まれるにつれて弾性変形をして穴51a内へ押込まれ、コア1は正常に穴51aに取付けられる。
また、前述のように初期状態において内側コア3の下端部が芯金15のテーパ部17に乗る形になっているので、芯金の筒部を上下に同一径で形成する場合に比して、内側コアを外側コアに対して相対的に下側の位置に位置させることができる。従って、拡径するために内側コアを下降させる距離、換言すれば挿入工具を下降させる距離がその分だけ短くなり、作業時間の短縮が可能となり、作業能率が向上する。
なお、配水管51に明ける穴51aは同じ径の穿孔工具を用いてもその寸法には誤差が生じ、通常プラスマイナス0.2mm位の誤差が生じているのが実情である。従って取付けられたコア1は、最大径で形成された穴に取付けられた場合においても十分に被覆体25を圧縮してシールすることができなければならない。このような寸法を見越して内側コア3の外径寸法を決めると、寸法が小さめになった穴に取付ける場合には、拡径する際の配水管側からの反力が大きくなり、コアの剛性が小さいとコア側が縮径され或いは変形され、被覆体を充分に圧縮できずシール不良を起こしたり、場合によってコアが工具に抱きついてしまい、工具の引抜が困難になったり、コアの穴への密着力不足によってコアが工具と共に一緒に引き抜かれてしまう可能性がある。しかし本発明では穴への取り付け部分では金属製の内側コアと外側コアの芯金とが二重構造になってきわめて大きな剛性を備えることになるので、小さめに形成された穴の場合でも充分に被覆体を圧縮することができ、シール不良あるいはコアの取付け不良を起こすことはない。
上述した実施形態では、内側コア3と外側コア13との仮組みは、内側コア3の下側筒部7を外側コア内に挿入するだけである。この場合、例えば工具への装着時に取扱い方によってはこの仮組み状態が外れてしまう可能性がある。より確実にこの仮組み状態を維持するには、例えばCリングを外側コア13の被覆体23の上側シール部27内周側にインサートモールドし、内側コア3の下側筒部7の対応する部分にリングを収受する溝を形成する構成を採用することができる。
図9は第2の実施形態に係る防食コア61を示す断面図であり、(イ)は内側コアの押込み前、(ロ)は押込み完了後を示すそれぞれ断面図である。この実施の形態に係るコア61は大略前述の第1の実施の形態のコア1と構成が同じであるが、外側コアの芯金のフランジの上下の丈が第1の実施形態に比して大きくなっており、それに伴って他の部分の寸法に違いが生じている。
すなわち、内側コア62は第1の実施形態の内側コア3と同じようにステンレス等金属製で、径の大きい上側筒部63と、径の小さい下側筒部64と、両者をつなぐテーパ部65と、上端に形成されたフランジ66とを備えている。そして、後述する外側コアの芯金のフランジの寸法との関係で、第1の実施形態のコア1よりも、上側筒部63の長さが短くなり、下側筒部64の長さが長くなっている。
外側コア71はやはり第1実施形態と同じように、テーパ部73、真直部74、フランジ75を備えたステンレス或いは銅など金属製の芯金72と、被覆部77、上側シール部78、傾斜部79を備えた被覆体76とで構成されている。そしてフランジ75の上下方向の丈の長さが第1の実施形態に比して長くなっている。このフランジ75は、仮組みの段階で挿入される内側コアを芯ズレが起きないようにガイドする機能を果たすと共に、仮組み後に内側コアが傾いたりするのを防止し、仮組み後に後発的に芯ズレの生じるのも防止する。なお、このフランジ75の形状は、フランジというより筒部と称したほうがふさわしい形状となっているが、第1の実施の形態でのフランジ21と同様に、配水管51の穴51aの縁部に載る部分となるので、本明細書ではフランジと称する。
仮組みの状態で内側コア62の下側筒部64の下端は芯金72のテーパ部73の途中に載っており、その状態から第1の実施形態のコア1と同様に、挿入工具によって内側コア63が外側コア76内へ押込まれる。押込み操作は図(ロ)に示すように内側コア62のテーパ部65が外側コア71の芯金72のフランジ75の上端に当たると押込みに対する抵抗が大きくなり、その位置で押込みが完了したことが感知され、終了とされる。なお、図示の通りフランジ75は第1の実施形態でのフランジ21より丈が長くされていると同時に、肉厚もテーパ部73などと比して厚くなっており、大きな剛性を備えている。これにより、内側コア62の挿入時に大きな押込力が作用してもフランジ75が変形してしまうことがない。
上述した実施形態でも、内側コア62と外側コア76との仮組みは、内側コア62の下側筒部64を外側コア76に挿入するだけである。従って取り扱い中に内側コア62だけを持ったりすると両者が上下に外れてしまう可能性があるが、これは、例えば図10、11に示すような構成を採用することにより防止することができる。図9の構成は第1実施形態に関連して図示せずに説明したものと基本的構成は同じであり、Cリング78aを外側コア71の被覆体76の上側シール部78内周側にインサートモールドし、内側コア62の下側筒部64の外周上対応する部分にリング78aを収受する溝64aを形成するものである。また図11に示す構成は、外側コア71の芯金72のフランジ75上端の内周側に突起或いは突条75aを形成し、内側コア62の下側筒部64の外周上の対応する位置に溝を形成したものである。なお、突起或いは突条と溝とは逆の構成にしても良い。
図12は第3の実施の形態に係る防食コア81を示す断面図であり、(イ)は内側コアの押込み前、(ロ)は押込み完了後を示すそれぞれ断面図である。この実施の形態に係るコア81も基本的構成は大略前述の第1及び第2の実施の形態のコア1、61と同じであるが、外側コアの芯金のフランジの上下の丈が第2の実施形態よりさらに長くなっている。
すなわち、内側コア82はステンレス等金属製で、径の大きい上側筒部83と、径の小さい下側筒部84と、両者をつなぐテーパ部85と、上端に形成されたフランジ86とを備えており、その構成は第2の実施形態の内側コア62とほぼ同じである。
外側コア91は、やはりテーパ部93、真直部94、フランジ95を備えたステンレス、銅など金属製の芯金92と、被覆部97、上側シール部98、傾斜部99を備えた被覆体96とで構成されている。そして前述の如くフランジ95の上下方向の丈の長さが第2の実施形態に比してさらに長くなっており、被覆体96の被覆部97はその長くなったフランジ95の外周をも被覆し、上側シール部98は、その丈の長さが第2の実施形態の場合よりもさらに短くなっている。なお、フランジ95の内周側も若干テーパ上に形成されており、被覆体96がその内周上端側を所望の範囲で被覆している。この内周側の被覆体の部分とフランジ95とは、仮組みの段階で挿入される内側コアを芯ズレが起きないようにガイドする機能を果たすと共に、仮組み後に内側コアが傾いたりするのを防止し、仮組み後に後発的に芯ズレの生じるのも防止する。
芯金のテーパ部93のテーパは前述のフランジ95の内周側のテーパより若干大きくなっており、仮組みの状態で内側コア82の下側筒部84の下端はそのテーパ部93の途中に載っており、その状態から第1の実施形態のコア1と同様に、挿入工具によって内側コア83が外側コア91内へ押込まれる。押込み操作は図12(ロ)に示すように内側コア82のフランジ86が外側コア91の芯金92のフランジ95の上端に被覆体97の上側筒部98を圧縮した状態で当たると押込みに対する抵抗が大きくなり、その位置で押込みが完了したことが感知され、終了される。この場合、内側コア82の下側筒部84によって外側コア91の芯金92のテーパ部93、真直部94を拡径して配水管の穴の内壁へ圧着すると共に、上側筒部83によって上側シール部98と共に芯金92のフランジ95の上側部分をも拡径して、分水栓の通路内壁に圧着することとなる。従って配水管の穴及び分水栓の通路に対応する部分では高さ方向全長に渡って金属製パイプの二重構造となり、きわめて強固になり、分水栓の配水管に対する位置ズレを防止するのにきわめて有効である。また、内側コアのフランジ86が芯金92のフランジ95上端に乗る形となるので、この場合の抵抗力はきわめて大きくなり、誤って内側コアを押込みすぎることが完全に防止される。
図13は第4の実施形態に係る防食コアの外側コアの芯金101を示しており、(イ)は芯金101の平面図、(ロ)は断面図である。なお、本実施形態における防食コアの基本的な構成は第1乃至3の実施形態と同様である。すなわち、防食コアは外側コアとそれより十分大きな剛性を有する内側コアから構成され、外側コアは金属製の芯金とそれを被覆する被覆体とからなる。
本実施形態に係る防食コアにおける外側コアの芯金101の形状は基本的には第2の実施形態における芯金72に似ているが、フランジ104の形状において相違する。すなわち、芯金101は第2の実施形態同様、テーパ部102、真直部103、フランジ104から構成されるが、フランジ104は、垂直に対してテーパ部102よりも大きな角度で斜め外方へ拡がる肩部105と、肩部105の上端部から上方へ直線状に伸びる上側筒部106とに分けられている。このフランジ104についても筒部と称した方がふさわしい形状であるが、第2の実施形態で説明したのと同様の趣旨で本明細書では「フランジ」と称する。この芯金101に、第2の実施形態のそれとほぼ同じ形状の被覆体が装着される。また、内側コアについても第2の実施形態でのそれとほぼ同じ形状のものを使用できる。
この芯金101には4本のスリット107が円周方向等間隔で設けられている。このスリット107は芯金101の下端から垂直方向に伸びており、テーパ部102の上端のわずか手前まで伸びている。
上記のようにこの芯金101はスリット107を備えているので、内側コアを挿入して外側コアを拡径する際、第2の実施形態より小さな押込力で外側コアを拡径することが可能となる。加えて、押込力が小さくて済むため、フランジ104に作用する力も小さいので、第2の実施形態よりフランジ104の肉厚を薄くすることが可能となり、具体的には本実施形態では肩部105及び上側筒部106はテーパ部102及び真直部103と同じ肉厚に形成されており、芯金101は全体として均一な肉厚で形成されている。なお、本実施形態においてはスリットを4本設けたが、この数に限定されない。また、スリットの長さもテーパ部102内に限定されない。
図14は第5の実施形態に係る防食コアの外側コアの芯金111を示しており、(イ)は芯金111の平面図、(ロ)は断面図である。本実施形態における防食コアの基本的な構成は第1乃至3と同様である。
本実施の形態は基本的な構成において第4の実施形態と似ているが、スリット107の代わりに芯金111に1本の割り117が設けられている。この割り117は芯金111の下端から垂直方向に直線状に設けられている。この構成により、小さな押込力で外側コアを拡径することが可能となる。また、押込力が小さくて済むため、第4の実施形態同様フランジの肉厚を薄くすることが可能となる。
第6の実施形態に係る防食コアとして、外側コアの芯金の全体或いはテーパ部に焼鈍もしくは化学処理を施してもよい。同個所を軟化させることにより、小さな押込力で外側コアを拡径することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る防食スリーブを構成する内側スリーブと外側スリーブを示す断面図である。 仮組みした状態の防食コアと、挿入工具の一部を示す断面図である。 挿入工具に仮組みした防食コアを装着した状態を示す断面図である。 防食コアを挿入の初期状態を示す断面図である。 図4の部分拡大図である。 工具を途中まで押込んだ状態を示す断面図である。 工具を取付け完了位置まで押込んだ状態を示す断面図である。 工具を抜き取った状態を示す断面図である。 第2の実施の形態に係る防食コアを示す断面図であり、(イ)は挿入前、(ロ)は挿入後を示す。 内側コアと外側コアとの仮止めのための構成を示す部分断面図である。 内側コアと外側コアとの仮止めのための他の構成例を示す部分断面図である。 第3の実施の形態に係る防食コアを示す断面図であり、(イ)は挿入前、(ロ)は挿入後を示す。 第4の実施形態に係る防食コアの芯金を示しており、(イ)は芯金の平面図、(ロ)は断面図である。 第5の実施形態に係る防食コアの芯金を示しており、(イ)は芯金の平面図、(ロ)は断面図である。
符号の説明
1:防食コア 3:内側コア 5:上側筒部 7:下側筒部 9:テーパ部 11:フランジ 13:外側コア 15:芯金 17:テーパ部 19:真直部 21:フランジ 23:被覆体 25:被覆部 27:上側シール部 29:傾斜部 41:挿入工具 42:小径部 44:第1テーパ部 45:中径部 46:第2テーパ部 47:大径部
51:配水管 51a穿孔穴 53:分水栓 53a:通水路

Claims (11)

  1. 分水栓が取付けられた配水管に穿孔された穴に取付けられる防食コアにおいて、
    円筒状の上側筒部と、該上側筒部より径の小さい円筒状の下側筒部とを備えた金属製の内側コアと、
    円筒状の筒部と、該筒部上端に形成された外方フランジとを備えた金属製の芯金と、該芯金の前記筒部外周を被覆する被覆部と、該被覆部の上方に筒状に形成される上側シール部とを備えたゴム等弾性材料製の被覆体とを備えた外側コアとを含んで構成され、
    前記内側コアは前記芯金の筒部より剛性が大きく、
    前記内側コアを前記外側コア内へ押込むことにより、前記内側コアの上側筒部と下側筒部によりそれぞれ前記上側シール部と前記芯金の筒部を拡径し、前記上側シール部を前記分水栓の通水路内壁へ、前記筒部及び被覆部を前記穴の内壁へ圧着させることを特徴とする防食コア。
  2. 請求項1記載の防食コアにおいて、前記芯金の筒部は、下方に向けて漸次縮径するテーパ部を備えていることを特徴とする、防食スリーブ。
  3. 請求項2記載の防食コアにおいて、前記内側コアの前記下側筒部を前記外側コアに挿入して組み付けたとき、前記下側筒部の下端が前記芯金のテーパ部の途中の位置に当たる寸法に形成されていることを特徴とする、防食コア。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の防食コアにおいて、前記被覆体は、前記被覆部の下端から、前記芯金の下端を越えて下方へ、且つ前記芯金の内径より内側へと伸びる傾斜部をさらに備えていることを特徴とする、防食コア。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1に記載の防食コアにおいて、前記内側コアは、前記上側筒部と下側筒部との間に両者をつなぐテーパ部又は肩部が形成され、前記内側コアが前記外側コア内へ所定の長さだけ押込まれたときに、前記内側コアのテーパ部又は肩部が前記芯金のフランジに当接し、前記内側コアのそれ以上の押込みを制限するように形成されていることを特徴とする、防食コア。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1に記載の防食コアにおいて、前記内側コアは、前記上側筒部の上端に外方フランジを備え、前記内側コアが前記外側コアに所定の位置まで押込まれると、前記フランジが前記被覆体の前記上側シール部の上端に当接することを特徴とする、防食コア。
  7. 請求項1乃至4のいずれか1に記載の防食コアにおいて、前記芯金のフランジは高さ方向において所定の長さを備えて形成され、該フランジは、前記内側コアの下側筒部が前記外側コアに挿入取付けされるときのガイドとなるように形成されていることを特徴とする、防食コア。
  8. 請求項7記載の防食コアにおいて、前記芯金のフランジは、高さ方向において前記被覆体の上側シール部の内側まで延びており、前記内側コアが前記外側コアに押込まれたときに、前記上側筒部によって拡径され、前記分岐栓の通水路内壁へ前記上側シール部を介して圧着されることを特徴とする、防食コア。
  9. 請求項8記載の防食コアにおいて、前記内側コアの上側筒部上端には外方フランジが形成され、前記内側コアが前記外側コア内へ所定の位置まで押込まれると、前記内側コアの外方フランジは前記芯金のフランジの上端に直接或いは前記被覆体を介して当接し、前記内側コアのそれ以上の押込みを制限することを特徴とする、防食コア。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1に記載の防食コアにおいて、前記内側コアと外側コアとには、前記内側コアの前記下側筒部を前記外側コア内に挿入した仮組み状態に維持するための係止部が設けられていることを特徴とする、防食コア。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1に記載の防食コアにおいて、前記外側コアの前記芯金にはその下端から上方へ向かって伸びるスリットが設けられていることを特徴とする、防食コア。
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