JP4874681B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents
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この発明は、これらの問題を解決し、録画再生装置の電源投入から録画開始までの一連の操作をテレビ側の操作で簡単・確実に行うことができるテレビジョン装置を提供するものである。
以下、録画再生装置に例えばハードディスク内蔵DVDレコーダ(以下DVDレコーダという)を使用した場合を想定して、本発明のテレビジョン受像機を説明する。図1は本発明の実施の形態1になるシステム構成の外観図を示している。図中、テレビ1には、リモコン赤外線発光部22がその先端に取付けられた赤外線発光ケーブル8が接続されている。本図の例ではリモコン赤外線発光部22は、DVDレコーダー2のリモコン受光部15に近接して置かれており、DVDレコーダー2のリモコン受光部15は、このリモコン赤外線発光部22からの赤外線信号を検出し、テレビ1からDVDレコーダー2の録画制御も受けられるようにしている。
まず、前提として、図示せぬメニュー画面などを用いて予め前記メモリに記憶されている各種録画再生装置のリモコンコードの表の中からユーザが実際にテレビに接続している録画再生装置を選択しておく。ここでは、選択された録画再生装置がHDD(ハードディスク)内蔵のDVDレコーダーと仮定して説明する。また、予め、テレビの録画用の映像/音声出力をDVDレコーダーの第1の外部入力端子19aに接続しておく。
T2 ≧ T20 (2)
T3 ≧ T30 (3)
また、上記のように、記録媒体を「HDD」にわざわざ切り換えているのは、ユーザがそれ以前の段階で永久保存すべき映像をDVD−ROMに編集/録画していた場合に、このDVDに録画番組が意図せずに録画されてしまったりすることを避けるためである。
もし、「チャンネル切換」や「音声切換」など録画している映像、音声信号を切り替えるようなキー操作がなされた場合、また、再度「ロック」キーが押された場合、図4のように、録画をしていることを知らせる警告表示を行う(ステップS108)。さらに、警告表示中に受け付けたリモコンキーが、十字キーの「左/右」キーならば(ステップS109)、警告表示内の選択肢の間をカーソル移動させ(ステップS110)、「決定」キーならば(ステップS111)選択されている選択肢に沿った動作を行い、それ以外のキーならば警告表示を消して(ステップS112)、押されたキーに応じた処理を行う。ここで、警告表示中に「決定」キーが押された場合の各選択肢の動作について説明する。
ここで、電源コマンドに対するDVDレコーダーの電源は、通常コマンドを受け取るごとに状態を反転するいわゆるトグル動作を行う場合が多い。上述の例では電源オンを出力するように設定されているが、トグルコマンドしかないような場合は、録画設定状態であらかじめDVDレコーダーの電源をオフにしておくことにより対処することができる。
図5はこの発明の実施の形態2に係わるシステムの内部構成図を示している。図において、図2と同一または相当部分には同一符号を付している。図2と異なる部分について説明すると、チューナー部6が地上アナログ放送用チューナー部6aと地上・衛星デジタル放送用チューナー部6bというように複数あり、さらに、テレビへの外部入力信号を入力する外部入力端子17を備えている点である。
図6はこの発明の実施の形態3に係わるシステムの内部構成図を示している。図において、図2、図5と同一または相当部分には同一符号を付している。実施の形態1、実施の形態2では、チャンネルロック状態になったときに録画再生装置の電源をオンするために、予め録画再生装置の方を電源オフ状態であるという前提で「電源」コードを送出する例について説明したが、予め録画再生装置の電源がオン状態であった場合も含め確実に電源オンできるように配慮したものである。
ここで、ウエイト時間T4については、テレビ制御手段7が「外部入力1選択」コードを送出してから実際にテレビの録画用映像信号が同期信号検出回路に入力されて“H”検出結果を出すのに十分な時間であれば良い。
ただし、録画再生装置のコンセントが抜かれている場合は、電源オンをさせることができない旨の警告表示を出すため、ユーザは録画再生装置のコンセントが抜けていることに気づくことが出来る。
2 DVDレコーダー
3 リモコン
3a 「ロック」ボタン
4 テレビ制御手段
5 IR送信部
6 チューナー部
7 画面表示回路
8 赤外線発光ケーブル
9 AVケーブル
10 アンテナ
12 映像表示回路
14 リモコン受光部1
15 リモコン受光部2
16a、16b AVスイッチ
17a、17b 外部入力端子
18 外部出力回路
19a、19b 外部入力端子
21 信号発生装置
22 赤外線発光部
23 第2外部出力端子
24 同期信号検出回路
Claims (8)
- 本体に接続されうる複数種類の外部録画装置のリモコン信号フォーマットおよび録画、停止を含むリモコンコードを予め記憶すると共に、該複数種類の録画装置の中から1つを選択したものを記憶しておくメモリと、該選択された録画装置の録画、停止を含む前記録画装置のリモコンコードを前記リモコン信号フォーマットに則りリモコン信号として外部の録画装置に出力するIR送信部を備え、内部の状態として、ロック状態、非ロック状態の2つの状態を持ち、一方の非ロック状態のときに、リモコンもしくは本体上のキー操作によって第1の指令が与えられたとき、表示されている映像が本体のチューナーからの出力の場合は自らロック状態となり、該ロック状態においては、前記チューナーの映像/音声出力を外部出力端子より出力すると同時に該チューナーの選局、および音声モードを固定し、前記IR送信部から前記選択された録画装置の録画リモコンコードをリモコン信号として出力し、他方のロック状態のときに、リモコンもしくは本体上のキー操作によって第2の指令が与えられたとき、3つの選択肢を持った警告表示を行い、第1の選択肢が選択されたときにはロック状態をそのまま継続し、第2の選択肢が選択されたときには非ロック状態に戻り、前記チューナーの選局、音声モードの固定も解除し、第3の選択肢が選択されたときには第2の選択肢時の動作を行った上でさらに前記選択された録画装置の停止のリモコンコードを前記IR送信部よりリモコン信号として出力することを特徴としたテレビジョン受像機。
- リモコンもしくは本体上のキー操作による第2の指令は、本体のチューナーのチャンネル切り替え操作、同チューナーの音声切り替え操作、電源オフ操作、または、前記第1の指令であることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン受像機。
- 接続しうる複数種類の録画装置の電源入/切、もしくは電源オンを意味するリモコンコード、および、電源入/切、もしくは電源オン送信後に次のリモコンコードを受け付けるようになるまでの時間以上の第1のウエイト時間を予め記憶しておき、非ロック状態からロック状態になったときに、前記選択された録画装置の電源、もしくは電源オンリモコンコードを前記IR送出部より送出した後、前記第1のウエイト時間経過後に録画リモコンコードを送出することを特徴とした請求項1または請求項2記載のテレビジョン受像機。
- 特定の外部入力を指定できるリモコンコードを持っている録画装置に対して、予め特定の外部入力への切換を意味するリモコンコードを記憶しておき、非ロック状態からロック状態になったときに、録画リモコンコードを送出する前に前記特定の外部入力への切換リモコンコードを送出することを特徴とした請求項1から請求項3の何れかに記載のテレビジョン受像機。
- 記録媒体としてHDDとそれ以外の媒体を持っている録画装置に対して、予めHDDへの切換を意味するリモコンコードを記憶しておき、非ロック状態からロック状態になったときに、録画リモコンコードを送出する前に前記HDDへの切換リモコンコードを送出することを特徴とした請求項1から請求項4の何れかに記載のテレビジョン受像機。
- 1つ以上の外部入力を持ち、該外部入力の映像/音声信号と前記チューナーの映像/音声信号を切り替えて前記外部出力端子へ接続するスイッチを備え、外部入力の信号を視聴しているときに非ロック状態からロック状態に移行したときには、上記スイッチは外部入力に接続した状態で固定され、前記チューナーの選局、音声モードは固定されないことを特徴とした請求項1から請求項5の何れかに記載のテレビジョン受像機。
- 複数のチューナーを持ち、該複数のチューナーの映像/音声信号を切り替えて前記外部出力端子へ接続するスイッチを備え、第1のチューナーの信号を視聴しているときに非ロック状態からロック状態に移行したときには、上記スイッチは第1のチューナーに接続した状態で固定され、第1のチューナーの選局、音声モードは固定される一方、第1のチューナー以外のチューナーの選局、音声モードは固定されないことを特徴とした請求項1から請求項6の何れかに記載のテレビジョン受像機。
- 外部入力端子と、該外部入力端子から入力される映像信号を入力し同期信号の有無を判定する同期信号検出回路と、該同期信号検出回路の検出結果を入力するテレビ制御手段を持ち、該テレビ制御手段においては、非ロック状態からロック状態になったときに前記同期信号検出回路の検出結果を判定するステップ1と、同期信号ありと判定されたときには、前記選択された録画装置の録画リモコンコードを送出するステップ2と、同期信号なしと判定されたときには、前記選択された録画装置の電源リモコンコードを送出し、前記第1のウエイト時間以上経過後にステップ1に戻るステップ3と、予め定めた回数以上同期信号なしと判定されたときにはステップ3に進まないようにしたことを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載のテレビジョン受像機。
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