JP4874314B2 - 電圧検出装置及び電力変換装置及び空気調和機 - Google Patents

電圧検出装置及び電力変換装置及び空気調和機 Download PDF

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Description

この発明は、二点間の電位差を検出する電圧検出装置に関する。
交流電源から交流電力を入力して動作する装置において、交流電源から入力する交流電力の電圧の値やゼロクロスのタイミングなどを検出する必要がある場合がある。
電圧を検出する回路内の基準電位と、交流電源の基準電位とが異なる場合がある。
特開2008−125281号公報 特開2002−34280号公報 特開平4−64069号公報
従来、電圧を検出する回路内の基準電位と、交流電源の基準電位とが異なっても電圧を検出できるようにするため、回路の構成が複雑になる。
また、回路内の基準電位と交流電源の基準電位とを接続して、基準電位を合わせる場合もあるが、交流電源からの交流電力を整流して直流電力を生成し、回路の動作電源としている場合など、トランスなどによる絶縁をする必要がある場合があり、やはり、回路の構成が複雑になる。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な回路構成で交流電源の電圧を検出することを目的とする。
この発明にかかる電圧検出装置は、
対地接続されていない基準電位配線の電位を基準電位として動作し、中性線が対地接続された商用交流電源の電圧を検出する電圧検出装置であって、
上記商用交流電源の一端の電位v1が入力される第一の電圧入力端子と、
上記商用交流電源の他端の電位v2が入力される第二の電圧入力端子と、
上記基準電位に対して、前記交流電源の電圧波高値よりも低い所定の直流電源電圧VCCを生成する直流電源回路と、
上記基準電位に対して、上記直流電源電圧VCCよりも低い所定の直流電圧V1を生成する第一の電圧生成回路と、
上記基準電位に対して、上記直流電源電圧VCCよりも低い所定の直流電圧V2を生成する第二の電圧生成回路と、
反転増幅回路として構成され、上記直流電源電圧VCCを正電源とし、上記基準電位を負電源として動作し、上記直流電圧V1を基準として、上記第一の電圧入力端子の一端の電位v1に比例する電圧vd1を生成する第一の増幅回路と、
反転増幅回路として構成され、上記直流電源電圧VCCを正電源とし、上記基準電位を負電源として動作し、上記直流電圧V1を基準として、上記第二の電圧入力端子の他端の電位v2に比例する電圧vd2を生成する第二の増幅回路と、
上記直流電源電圧VCCを正電源とし、上記基準電位を負電源として動作し、上記直流電圧V2を基準として、上記第二の増幅回路が生成した電圧vd2から上記第一の増幅回路が生成した電圧vd1を差し引いた値に比例する電圧vdを生成する第三の増幅回路と、
を備えることを特徴とする。
この発明にかかる電圧検出装置によれば、第一の電圧生成回路が生成した直流電圧V1を基準として、第一及び第二の増幅回路が第一及び第二の電圧入力端子の電位v1,v2に比例する電圧vd1,vd2を生成し、第二の電圧生成回路が生成した直流電圧V2を基準として、第三の増幅回路が電圧vd1と電圧vd2との差に比例する電圧vdを生成するので、簡単な回路構成で電位差v1−v2を表わす電圧vdを生成することができる。
実施の形態1.
実施の形態1について、図1〜図9を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における電力変換装置800の機能ブロックの構成の一例を示す図である。
電力変換装置800は、交流電源から交流電力を入力し、入力した交流電力を変換して、電動機910を駆動する交流電力を生成する。
電力変換装置800が交流電力を入力する交流電源は、例えば、商用電源AC1,AC2である。商用電源AC1,AC2は、単相三線式線路となっており、実効値100Vを2系統直列接続され、200Vを形成し、直列接続の中性線は対地接続される。
電動機910は、例えば、永久磁石電動機であり、空気調和機の圧縮機に搭載されている。電力変換装置800は、例えば、三相三線式の交流電力を生成し、電動機910を駆動する。電動機910は、電力変換装置800が生成した交流電力により駆動され、空気調和機の冷媒を循環させる。
電力変換装置800は、筐体890、二本の交流入力配線801,802、交流直流変換回路810、直流交流変換回路820、直流電源回路840、制御回路850、電圧検出装置100を有する。
筐体890は、電力変換装置800全体を覆う金属製の箱である。筐体890は、内部の高電圧を帯びた部分に人が触れて感電するのを防ぐ。筐体890は、接地して使用される。
二本の交流入力配線801,802は、商用電源AC1,AC2から交流電力を入力する。交流入力配線801は、例えば、単相三線式の交流電源の一方の電力線に電気接続し、交流入力配線802は、単相三線式の交流電源のもう一方の電力線に電気接続する。なお、電力変換装置800は、単相三線式の交流電源の中性線を接続する配線を有していないが、中性線は、通常、接地されているため、筐体890と同電位となる。あるいは、筐体890に中性線を電気接続して使用してもよい。
交流直流変換回路810は、交流入力配線801,802が入力した交流電力を、直流電力に変換する。交流直流変換回路810は、入力側と出力側とが電気的に絶縁されていない非絶縁型の交流直流変換回路である。
交流直流変換回路810は、例えば、リアクタL11、四つの整流器D12〜D15、二つの双方向スイッチS16,S17、二つのコンデンサC18,C19を有する。
リアクタL11は、コイルなどのリアクタンス素子である。
四つの整流器D12〜D15は、ダイオードなどの整流素子であり、全波整流ブリッジ回路を構成している。全波整流ブリッジ回路は、二つの入力端子と、二つの出力端子とを有する。全波整流ブリッジ回路は、交流電源の交流を整流する。
双方向スイッチS16,S17(スイッチング回路)は、それぞれ、制御回路850が生成した制御信号を入力する制御端子と、制御端子から入力した制御信号にしたがって導通絶縁する二つの被制御端子とを有するスイッチである。
二つのコンデンサC18,C19は、電解コンデンサなど大容量・高耐電圧のキャパシタンス素子である。コンデンサC18,C19は、全波整流ブリッジ回路が整流した交流を直流に変換する。なお、コンデンサC18,C19は、極性を有するコンデンサであってもよいし、極性を有しないコンデンサであってもよい。
リアクタL11は、交流電源と全波整流ブリッジ回路(整流器)との間に接続される。リアクタL11の二つの端子のうち第一の端子は、交流入力配線801に電気接続している。
四つの整流器D12〜D15により構成された全波整流ブリッジ回路の二つの入力端子のうち第一の入力端子は、リアクタL11の二つの端子のうち第二の端子に電気接続し、双方向スイッチS16の二つの被制御端子のうち第一の被制御端子にも電気接続している。
全波整流ブリッジ回路の二つの入力端子のうち第二の入力端子は、交流入力配線802に電気接続し、双方向スイッチS17の二つの被制御端子のうち第一の被制御端子にも電気接続している。
双方向スイッチS16の第一の被制御端子は、全波整流ブリッジ回路の第一の入力端子と、リアクタL11とに接続している。双方向スイッチS17の第一の被制御端子は、全波整流ブリッジ回路の第二の入力端子と、交流電源とに接続している。
双方向スイッチS16の二つの被制御端子のうち第二の被制御端子は、双方向スイッチS17の二つの被制御端子のうち第二の被制御端子に電気接続するとともに、コンデンサC18の二つの端子のうち陰極側の端子と、コンデンサC19の二つの端子のうち陽極側の端子とにも電気接続している。
コンデンサC18とコンデンサC19とは、直列に接続している。
全波整流ブリッジ回路の二つの出力端子のうち第一の出力端子は、コンデンサC18の二つの端子のうち陽極側の端子に電気接続し、交流直流変換回路810が生成した直流電力を出力する二つの出力配線のうち正側の出力配線にも電気接続している。
全波整流ブリッジ回路の二つの出力端子のうち第二の出力端子は、コンデンサC19の二つの端子のうち陰極側の端子に電気接続し、交流直流変換回路810が生成した直流電力を出力する二つの出力配線のうち負側の出力配線にも電気接続している。更に、交流直流変換回路810の負側の出力配線は、基準電位配線GNDに電気接続している。
基準電位配線GND(グランド配線)は、電力変換装置800内の電位の基準となる電位を有する配線であるが、筐体890には電気接続していないし、接地もされていない。
交流直流変換回路810は、制御回路850が生成した制御信号により、二つの双方向スイッチS16,S17がオンオフすることにより、昇圧動作をし、所定の範囲内から選択された直流電圧を有する直流電力を生成する。例えば、交流直流変換回路810は、280V〜560Vの電圧を有する直流電力を生成する。
交流直流変換回路810は、非絶縁型の交流直流変換回路であるので、交流直流変換回路810の負側の出力配線に電気接続した基準電位配線GNDの電位は、交流入力配線801及び802のいずれの電位とも異なり、交流入力配線801及び802の電位よりも低い場合もあるし、高い場合もある。
なお、上述した交流直流変換回路810の具体的構成は一例であって、この構成に限るものではなく、これと異なる構成を有する交流直流変換回路に置き換えてもよい。
直流交流変換回路820は、交流直流変換回路810が生成した直流電力を入力し、入力した直流電力を変換して交流電力を生成する。直流交流変換回路820は、例えば、インバータ回路である。
直流交流変換回路820は、例えば、六つのスイッチS23〜S28を有する。
六つのスイッチS23〜S28は、それぞれ、制御回路850が生成した制御信号を入力する制御端子と、制御端子から入力した制御信号にしたがって導通絶縁する二つの被制御端子とを有する。
三つのスイッチS23,S25,S27の二つの被制御端子のうち第一の被制御端子は、互いに電気接続し、交流直流変換回路810の正側の出力配線に電気接続している。
スイッチS23の二つの被制御端子のうち第二の被制御端子は、スイッチS24の二つの被制御端子のうち第一の被制御端子に電気接続し、直流交流変換回路820が生成した交流電力を出力する三つの出力配線のうち第一の出力配線にも電気接続している。
スイッチS25の二つの被制御端子のうち第二の被制御端子は、スイッチS26の二つの被制御端子のうち第一の被制御端子に電気接続し、直流交流変換回路820が生成した交流電力を出力する三つの出力配線のうち第二の出力配線にも電気接続している。
スイッチS27の二つの被制御端子のうち第二の被制御端子は、スイッチS28の二つの被制御端子のうち第一の被制御端子に電気接続し、直流交流変換回路820が生成した交流電力を出力する三つの出力配線のうち第三の出力配線にも電気接続している。
三つのスイッチS24,S26,S28の二つの被制御端子のうち第二の被制御端子は、互いに電気接続し、交流直流変換回路810の負側の出力配線に電気接続している。
制御回路850が生成した制御信号にしたがって、スイッチS23をオン、スイッチS24をオフにすることにより、直流交流変換回路820の第一の出力配線の電位は、交流直流変換回路810の正側の出力配線の電位と同電位になる。逆に、スイッチS23をオフ、スイッチS24をオンにすることにより、直流交流変換回路820の第一の出力配線の電位は、交流直流変換回路810の負側の出力配線の電位と同電位になる。これを所望の周波数で繰り返せば、直流交流変換回路820の第一の出力配線からは、電圧波形が矩形波の交流電力が出力される。
また、制御回路850が生成した制御信号にしたがって、スイッチS25,S26を、スイッチS23,S24と位相を120度ずらしてオンオフし、スイッチS27,S28を、更に位相を120度ずらしてオンオフすることにより、直流交流変換回路820は、三相三線の交流電力を生成する。
なお、上述した直流交流変換回路820(及び電動機910)は、交流直流変換回路810が生成した直流電力を消費する負荷回路の一例であって、この構成に限るものではなく、これと異なる構成を有する負荷回路に置き換えてもよい。
直流電源回路840は、所定の直流電圧(例えば12V)を有する直流電力を生成する。直流電源回路840は、例えば、交流入力配線801,802が入力した交流電力を入力し、入力した交流電力から直流電力を生成する。
直流電源回路840は、生成した直流電力を出力する二つの出力端子を有する。直流電源回路840の二つの出力端子のうち正側の出力端子は、直流電源配線VCCに電気接続し、直流電源回路840の二つの出力端子のうち負側の出力端子は、基準電位配線GNDに電気接続している。
制御回路850は、交流直流変換回路810や直流交流変換回路820を制御する制御信号を生成する。制御回路850は、例えば、直流電源回路840が生成した直流電力を電源として動作するマイクロコンピュータを有し、マイクロコンピュータに内蔵されたROMなどの不揮発性メモリが記憶したプログラムをマイクロコンピュータが実行することにより、制御信号を生成する。制御回路850は、交流入力配線801,802が交流電力を入力しているか否か、交流入力配線801,802が入力した交流電力の電圧が0になるタイミングなどに基づいて、制御信号を生成する。制御回路850は、電圧検出装置100が生成した信号に基づいて、交流入力配線801,802が交流電力を入力しているか否か、交流入力配線801,802が入力した交流電力の電圧が0になるタイミングなどを判断する。
電圧検出装置100は、交流入力配線801,802間の電位差を検出し、検出した電位差を表す電圧や、検出した電位差が0になるタイミングを表す信号を生成する。
電圧検出装置100は、二つの電圧入力端子111,112、二つの電圧生成回路120,150、三つの増幅回路130,140,160、比較回路170、検出電圧出力端子181、ゼロクロス検出信号出力端子182を有する。
電圧入力端子111は、交流入力配線801に電気接続し、交流入力配線801の電位を入力する。電圧入力端子112は、交流入力配線802に電気接続し、交流入力配線802の電位を入力する。以下、基準電位配線GNDの電位を基準として、電圧入力端子111が入力する交流入力配線801の電位をv1、電圧入力端子112が入力する交流入力配線802の電位をv2と表わす。
電圧生成回路120(第一の電圧生成回路)は、基準電位配線GNDの電位を基準として、所定の直流電圧(例えば6V)を生成する。以下、電圧生成回路120が生成する直流電圧をV1と表わす。
電圧生成回路120は、例えば、二つの抵抗R21,R22により構成される抵抗分圧回路である。抵抗R21の二つの端子のうち第一の端子は、直流電源配線VCCに電気接続している。抵抗R21の二つの端子のうち第二の端子は、抵抗R22の二つの端子のうち第一の端子に電気接続している。抵抗R22の二つの端子のうち第二の端子は、基準電位配線GNDに電気接続している。電圧生成回路120は、二つの抵抗R21,R22により直流電源配線VCCと基準電位配線GNDとの間の電圧を分圧し、抵抗R21と抵抗R22との接続点に発生した電圧を出力する。
増幅回路130(第一の増幅回路)は、電圧生成回路120が生成した直流電圧V1を基準として、電圧入力端子111の電位v1に比例する電圧を生成する。以下、増幅回路130が生成する電圧をvd1と表わす。
増幅回路130は、例えば、二つの抵抗R31,R32と、オペアンプOP3とにより構成される反転増幅回路である。抵抗R31の二つの端子のうち第一の端子は、電圧入力端子111に電気接続している。抵抗R31の二つの端子のうち第二の端子は、抵抗R32の二つの端子のうち第一の端子に電気接続しているとともに、オペアンプOP3の反転入力端子に電気接続している。抵抗R32の二つの端子のうち第二の端子は、オペアンプOP3の出力端子に電気接続している。オペアンプOP3の非反転入力端子は、電圧生成回路120が直流電圧V1を出力する出力端子(抵抗R21と抵抗R22との接続点)に電気接続している。また、図示していないが、オペアンプOP3の正電源端子は、直流電源配線VCCに電気接続し、オペアンプOP3の負電源端子は、基準電位配線GNDに電気接続している。増幅回路130は、オペアンプOP3の出力端子に発生した電圧を出力する。
増幅回路130が生成する電圧vd1は、以下の式で表される。
Figure 0004874314
ただし、aは、増幅回路130の増幅率で、a=R32/R31。
増幅回路140(第二の増幅回路)は、電圧生成回路120が生成した直流電圧V1を基準として、電圧入力端子112の電位v2に比例する電圧を生成する。以下、増幅回路140が生成する電圧をvd2と表わす。
増幅回路140は、例えば、二つの抵抗R41,R42と、オペアンプOP4とにより構成される反転増幅回路である。抵抗R41の二つの端子のうち第一の端子は、電圧入力端子112に電気接続している。抵抗R41の二つの端子のうち第二の端子は、抵抗R42の二つの端子のうち第一の端子に電気接続しているとともに、オペアンプOP4の反転入力端子に電気接続している。抵抗R42の二つの端子のうち第二の端子は、オペアンプOP4の出力端子に電気接続している。オペアンプOP4の非反転入力端子は、電圧生成回路120が直流電圧V1を出力する出力端子(抵抗R21と抵抗R22との接続点)に電気接続している。また、図示していないが、オペアンプOP4の正電源端子は、直流電源配線VCCに電気接続し、オペアンプOP4の負電源端子は、基準電位配線GNDに電気接続している。増幅回路140は、オペアンプOP4の出力端子に発生した電圧を出力する。
ここで、抵抗R41と抵抗R42との抵抗値の比が、抵抗R31と抵抗R32との抵抗値の比と等しくなるよう、抵抗R31,R32,R41,R42の抵抗値を設定する。したがって、増幅回路140の増幅率は、増幅回路130の増幅率と実質的に等しい。
増幅回路140が生成する電圧vd2は、以下の式で表される。
Figure 0004874314
ただし、aは、増幅回路140の増幅率で、a=R42/R41。
例えば、直流電源回路840が生成する直流電力の電圧が12Vだとし、オペアンプOP3,OP4が単電源オペアンプだとすると、オペアンプOP3,OP4は、基準電位配線GNDの電位を基準として、例えば、0V以上10.5V以下の範囲の電圧を出力する。電圧生成回路120が生成する直流電圧が6V、増幅回路130,140の増幅率aが1000分の1だとすると、電位v1,v2が概略−4500V以上6000V以下の範囲内であれば、オペアンプOP3,OP4が飽和することなく、増幅回路130,140は、正しく増幅をすることができる。
電圧生成回路150(第二の電圧生成回路)は、基準電位配線GNDの電位を基準として、所定の直流電圧(例えば2.5V)を生成する。以下、電圧生成回路150が生成する電圧をV2と表わす。
電圧生成回路150は、例えば、抵抗R51と、シャントレギュレータSR5とにより構成される定電圧回路である。抵抗R51の二つの端子のうち第一の端子は、直流電源配線VCCに電気接続している。抵抗R51の二つの端子のうち第二の端子は、シャントレギュレータSR5のカソード端子及びリファレンス端子に電気接続している。シャントレギュレータSR5のアノード端子は、基準電位配線GNDに電気接続している。電圧生成回路150は、シャントレギュレータSR5のカソード端子に発生した電圧を出力する。
増幅回路160(第三の増幅回路)は、電圧生成回路150が生成した直流電圧V2を基準として、増幅回路130が生成した電圧vd1と、増幅回路140が生成した電圧vd2との差に比例する電圧を生成する。以下、増幅回路160が生成する電圧をvdと表わす。
増幅回路160は、例えば、四つの抵抗R61〜R64と、オペアンプOP6とにより構成される差動増幅回路である。抵抗R61の二つの端子のうち第一の端子は、増幅回路130が生成した電圧vd1を出力する端子(オペアンプOP3の出力端子)に電気接続している。抵抗R61の二つの端子のうち第二の端子は、抵抗R62の二つの端子のうち第一の端子に電気接続しているとともに、オペアンプOP6の反転入力端子に電気接続している。抵抗R62の二つの端子のうち第二の端子は、オペアンプOP6の出力端子に電気接続している。抵抗R63の二つの端子のうち第一の端子は、増幅回路140が生成した電圧vd2を出力する端子(オペアンプOP4の出力端子)に電気接続している。抵抗R63の二つの端子のうち第二の端子は、抵抗R64の二つの端子のうち第一の端子に電気接続しているとともに、オペアンプOP6の非反転入力端子に電気接続している。抵抗R64の二つの端子のうち第二の端子は、電圧生成回路150が生成した直流電圧V2を出力する端子(シャントレギュレータSR5のカソード端子)に電気接続している。また、図示していないが、オペアンプOP6の正電源端子は、直流電源配線VCCに電気接続し、オペアンプOP6の負電源端子は、基準電位配線GNDに電気接続している。増幅回路160は、オペアンプOP6の出力端子に発生した電圧を出力する。
ここで、抵抗R61と抵抗R62との抵抗値の比が、抵抗R63と抵抗R64との抵抗値の比と等しくなるよう、抵抗R61〜R64の抵抗値を設定する。
増幅回路160が生成する電圧vdは、以下の式で表わされる。
Figure 0004874314
ただし、bは、増幅回路160の増幅率で、b=R62/R61=R64/R63。
この式に、数1及び数2を代入すると、以下の式を得る。
Figure 0004874314
例えば、直流電源配線VCCの電位が12V、オペアンプOP6が単電源オペアンプだとすると、オペアンプOP6は、基準電位配線GNDの電位を基準として、例えば、0V以上10.5V以下の範囲の電圧を出力する。例えば、電圧生成回路150が生成する直流電圧V2が2.5V、電圧生成回路150の増幅率aが1000分の1、増幅回路160の増幅率bが8だとすると、電位差v1−v2が概略−300V以上1000V以下の範囲内であれば、オペアンプOP6が飽和することなく、増幅回路160は、正しく増幅することができる。
比較回路170は、増幅回路160が生成した電圧vdと、電圧生成回路150は生成した直流電圧V2とを比較して、どちらが大きいかを表わす信号(以下「ゼロクロス検出信号」と呼ぶ。)を生成する。
比較回路170は、例えば、コンパレータCP7を有する。コンパレータCP7の反転入力端子は、増幅回路160が生成した電圧vdを出力する端子(オペアンプOP6の出力端子)に電気接続している。コンパレータCP7の非反転入力端子は、電圧生成回路150が生成した直流電圧V2を出力する端子(シャントレギュレータSR5のカソード端子)に電気接続している。また、図示していないが、コンパレータCP7の正電源端子は、直流電源配線VCCに電気接続し、コンパレータCP7の負電源端子及びグランド端子は、基準電位配線GNDに電気接続している。比較回路170は、コンパレータCP7の出力端子に発生した電圧を、ゼロクロス検出信号として出力する。
検出電圧出力端子181は、増幅回路160が生成した電圧vdを出力する端子(オペアンプOP6の出力端子)に電気接続している。検出電圧出力端子181は、増幅回路160が生成した電圧vdを出力する。
制御回路850は、例えば、マイクロコンピュータに内蔵されたアナログデジタル変換回路を有し、アナログデジタル変換回路の入力端子は、検出電圧出力端子181に電気接続している。制御回路850は、アナログデジタル変換回路により、電圧検出装置100が出力した電圧vdの値をデジタル信号に変換し、変換したデジタル信号に基づいて、交流入力配線801,802が交流電力を入力しているか否かなどを判定する。
交流入力配線801,802が、単相三線式の100V商用電源から交流電力を入力する場合、電位差v1−v2は、−283V以上283V以下の範囲内である。電圧検出装置100の定数を上記に例示した定数に設定した場合、電圧検出装置100が出力する電圧vdは、0V以上5V以下の範囲内となる。したがって、制御回路850がマイクロコンピュータを有する場合、電圧検出装置100は、マイクロコンピュータが処理をするのに好適な電圧範囲の信号を生成する。
ゼロクロス検出信号出力端子182は、比較回路170が生成したゼロクロス検出信号を出力する端子(コンパレータCP7の出力端子)に電気接続している。ゼロクロス検出信号出力端子182は、比較回路170が生成したゼロクロス検出信号を出力する。
制御回路850は、例えば、マイクロコンピュータがデジタル信号を入力する信号入力端子を有し、信号入力端子は、ゼロクロス検出信号出力端子182に電気接続している。制御回路850は、信号入力端子が入力したゼロクロス検出信号に基づいて、交流入力配線801,802が入力した交流電力の電圧が0になるタイミングを検出する。
増幅回路160が生成する電圧vdは、電位差v1−v2が0のとき、電圧生成回路150が生成する直流電圧V2と等しくなる。したがって、比較回路170は、電位差v1−v2が0より大きいか小さいかにしたがって、出力するゼロクロス検出信号が変化する。したがって、制御回路850のマイクロコンピュータは、入力したゼロクロス検出信号が「H」から「L」、あるいは、「L」から「H」に変化するタイミングを検出することにより、交流入力配線801,802が入力した交流電力の電圧が0になるタイミングを検出することができる。
なお、上述した電圧生成回路120,150、増幅回路130,140,160、比較回路170の具体的構成は一例であって、この構成に限るものではなく、これと異なる他の構成に置き換えてもよい。
また、比較回路170は、なくてもよい。その場合、制御回路850は、電圧検出装置100が生成した電圧vdが2.5Vになるタイミングを検出することにより、交流入力配線801,802が入力した交流電力の電圧が0になるタイミングを検出する。
図2は、この実施の形態における電力変換装置800の各部の電位の一例を示すグラフ図である。
この図において、横軸は時刻、縦軸は電位を表わす。
実線501は、中性線電位を基準とした、交流入力配線801の電位(対地電位)を表わす。
破線502は、中性線電位を基準とした、交流入力配線802の電位(対地電位)を表わす。
太線503は、中性線電位を基準とした、基準電位配線GNDの電位(対地電位)を表わす。
制御回路850が、双方向スイッチS16,S17をオフのままに保つよう制御する場合、交流直流変換回路810は、交流入力配線801,802が入力する交流電力のピーク電圧にほぼ等しい電圧(例えば280V)の直流電力を生成する。このとき、基準電位配線GNDの対地電位は、交流入力配線801,802の対地電位の最小値にほぼ等しい電位(例えば−140V)となる。
実線511は、基準電位配線GNDの電位を基準とした増幅回路130の出力端子の電位(増幅回路130が生成した電圧vd1)を表わす。
破線512は、基準電位配線GNDの電位を基準とした増幅回路140の出力端子の電位(増幅回路140が生成した電圧vd2)を表わす。
増幅回路130は、電圧生成回路120の出力端子の電位(基準電位配線GNDの電位に、電圧生成回路120が生成した電圧V1を加えた電位)と、電圧入力端子111の電位(交流入力配線801の電位)との差に比例する電圧を生成する。増幅回路130の出力端子の電位は、電圧生成回路120の出力端子の電位に、生成した電圧(この例では、電圧入力端子111をオペアンプOP3の反転入力端子側に接続しているので、符号が反転している。)を加えた電位となる。
増幅回路140は、電圧生成回路120の出力端子の電位と、電圧入力端子112の電位(交流入力配線802の電位)との差に比例する電圧を生成する。増幅回路140の出力端子の電位は、電圧生成回路120の出力端子の電位に、生成した電圧(この例では、電圧入力端子112をオペアンプOP4の反転入力端子側に接続しているので、符号が反転している。)を加えた電位となる。
実線513は、基準電位配線GNDの電位を基準とした増幅回路160の出力端子の電位(増幅回路160が生成した電圧vd)を表わす。
増幅回路160は、増幅回路130の出力端子の電位(基準電位配線GNDの電位に、増幅回路130が生成した電圧vd1を加えた電位)と、増幅回路140の出力端子の電位(基準電位配線GNDの電位に、増幅回路140が生成した電圧vd2を加えた電位)との差に比例する電圧を生成する。増幅回路160の出力端子の電位は、電圧生成回路150の出力端子の電位(基準電位配線GNDの電位に、電圧生成回路150が生成した電圧V2を加えた電位)に、生成した電圧(この例では、増幅回路130をオペアンプOP6の反転入力端子側に接続し、増幅回路140をオペアンプOP6の非反転入力端子側に接続しているので、符号が反転している。これにより、増幅回路130,140で反転した符号が元に戻る。)を加えた電位となる。
交流直流変換回路810がもっと高い電圧の直流電力を生成するため、制御回路850が双方向スイッチS16,S17をオンオフ制御した場合、中性線電位に対する基準電位配線GNDの電位が変化する。しかし、オペアンプOP3,OP4,OP6が飽和しない限り、増幅回路160は、電圧入力端子111,112の電位差を正しく表わす電圧vdを生成することができる。
このように、電圧生成回路120が生成した直流電圧V1を基準として、増幅回路130が電圧入力端子111の電位v1に比例する電圧vd1を生成し、増幅回路140が電圧入力端子112の電位v2に比例する電圧vd2を生成し、電圧生成回路150が生成した直流電圧V2を基準として、増幅回路130が生成した電圧vd1と増幅回路140が生成した電圧vd2との差に比例する電圧vdを、増幅回路160が生成することにより、電圧検出装置100内の基準となる電位を有する基準電位配線GNDが、交流直流変換回路810内において、交流入力配線801,802と電気的に絶縁していない場合であっても、交流入力配線801の電位v1と交流入力配線802の電位v2との差を正しく検出することができる。
したがって、トランスなどを用いて、交流直流変換回路810の入力側と出力側とを絶縁する必要がないので、電力変換装置800の部品数を少なくすることができ、電力変換装置800の製造コストを削減することができる。
また、電圧生成回路120が、直流電源配線VCCの電位よりも低く、基準電位配線GNDの電位よりも高い直流電圧V1を生成し、増幅回路130,140は、直流電圧V1を基準として、電圧vd1,vd2を生成するので、オペアンプOP3,OP4の負電源として、基準電位配線GNDの電位よりも低い電圧を供給する必要がない。
同様に、電圧生成回路150が、直流電源配線VCCの電位よりも低く、基準電位配線GNDの電位よりも高い直流電圧V2を生成し、増幅回路160は、直流電圧V2を基準として、電圧vdを生成するので、オペアンプOP6の負電源として、基準電位配線GNDの電位よりも低い電圧を供給する必要がない。
このため、基準電位配線GNDの電位よりも低い直流電圧を生成する回路を設ける必要がないので、電力変換装置800の部品数を少なくすることができ、電力変換装置800の製造コストを削減することができる。
また、電圧生成回路150が生成する直流電圧V2を2.5Vとすると、電圧検出装置100が生成する電圧vdは、2.5Vを中心とする電圧となる。交流入力配線801,802が入力する交流電源として、単相三線式の100V商用電源が想定される場合、増幅回路130,140の増幅率aと増幅回路160の増幅率bとの積が1000分の5〜9程度になるよう、電圧検出装置100の回路定数を設定すれば、電圧検出装置100が生成する電圧vdのピーク−ピーク値は、約2.8V〜5V程度となり、0V〜5Vの範囲の電圧を処理できるマイクロコンピュータが処理するのに好適な電圧値となる。特に、増幅率aと増幅率bとの積を1000分の8程度とすれば、マイクロコンピュータの入力レンジを最大限活用しつつ、交流入力配線801,802が入力する交流電源の電圧が異常に高くなった場合にも検出することが可能となり、好ましい。
この実施の形態における電圧検出装置100は、二つの電圧入力端子111,112と、二つの電圧生成回路120,150と、三つの増幅回路130,140,160とを有する。
上記二つの電圧生成回路のうち第一の電圧生成回路120は、所定の直流電圧V1を生成する。
上記二つの電圧生成回路のうち第二の電圧生成回路150は、所定の直流電圧V2を生成する。
上記三つの増幅回路のうち第一の増幅回路130は、上記第一の電圧生成回路120が生成した直流電圧V1を基準として、上記二つの電圧入力端子のうち第一の電圧入力端子111の電位v1に比例する電圧vd1を生成する。
上記三つの増幅回路のうち第二の増幅回路140は、上記第一の電圧生成回路120が生成した直流電圧V1を基準として、上記二つの電圧入力端子のうち第二の電圧入力端子112の電位v2に比例する電圧vd2を生成する。
上記三つの増幅回路のうち第三の増幅回路160は、上記第二の電圧生成回路150が生成した直流電圧V2を基準として、上記第一の増幅回路130が生成した電圧vd1と、上記第二の増幅回路140が生成した電圧vd2との差に比例する電圧vdを生成する。
この実施の形態における電圧検出装置100によれば、電圧生成回路150が生成した直流電圧V2を基準として、電圧入力端子111の電位v1と電圧入力端子112の電位v2との差に比例する電圧vdを生成することができる。これにより、電圧検出装置100が生成した電圧vdに基づいて、制御回路850が電位差v1−v2を検出することが容易となる。
この実施の形態における電圧検出装置100は、更に、基準電位配線GNDと、直流電源回路840とを有する。
上記基準電位配線GNDは、上記電圧検出装置100内の基準となる電位を有する。
上記直流電源回路840は、上記基準電位配線GNDの電位を基準として、所定の直流電源電圧VCCを生成する。
上記二つの電圧生成回路120,150は、それぞれ、上記基準電位配線GNDの電位を基準として、上記直流電源回路840が生成した直流電源電圧VCCよりも低い直流電圧V1,V2を生成する。
上記三つの増幅回路130,140,160は、それぞれ、オペアンプOP3,OP4,OP6を有する。
上記オペアンプOP3,OP4,OP6は、それぞれ、上記直流電源回路840が生成した直流電源電圧VCCを正電源とし、上記基準電位配線GNDの電位を負電源として、動作する。
この実施の形態における電圧検出装置100によれば、基準電位配線GNDの電位を、オペアンプOP3,OP4,OP5の負電源とするので、基準電位配線GNDの電位よりも低い電圧を生成する回路を設ける必要がなく、電圧検出装置100の製造コストを削減することができる。
この実施の形態における電圧検出装置100において、上記第一の増幅回路130は、上記基準電位配線GNDの電位を基準として、電圧vd1=(V1−v1)×a+V1(ただし、aは増幅率。)を生成する。
上記第二の増幅回路140は、上記基準電位配線GNDの電位を基準として、電圧vd2=(V1−v2)×a+V1(ただし、aは増幅率。)を生成する。
上記第三の増幅回路160は、上記基準電位配線GNDの電位を基準として、電圧vd=(vd2−vd1)×b+V2(ただし、bは増幅率。)を生成する。
この実施の形態における電圧検出装置100によれば、電圧vd=(v1−v2)×a×b+V2を生成するので、直流電圧V2、増幅率a,bを適切な値に設定することにより、電圧vdの値を、制御回路850が処理をするのに好適な値にすることができる。
この実施の形態における電圧検出装置100において、上記基準電位配線GNDは、上記二つの電圧入力端子111,112の電位v1及びv2の少なくともいずれかよりも高い電位となる場合がある。
この実施の形態における電圧検出装置100によれば、増幅回路130,140は、電圧生成回路120が生成した直流電圧V1を基準として、電圧入力端子111,112の電位v1,v2を検出するので、基準電位配線GNDの電位が、電圧入力端子111,112の電位v1,v2よりも高い場合でも、電圧入力端子111,112の電位v1,v2を正しく検出できる。
この実施の形態における電圧検出装置100は、更に、比較回路170を有する。
上記比較回路170は、上記第三の増幅回路160が生成した電圧vdと、上記第二の電圧生成回路150が生成した直流電圧V2とを比較して、どちらが高いかを表わす信号(ゼロクロス検出信号)を生成する。
この実施の形態における電圧検出装置100によれば、比較回路170が生成した信号(ゼロクロス検出信号)に基づいて、電位差v1−v2が0になるタイミングを、制御回路850が容易に検出することができる。
この実施の形態における電力変換装置800は、筐体890と、二つの交流入力配線801,802と、電圧検出装置100とを有する。
上記筐体890は、上記電力変換装置800全体を取り囲み、接地して使用する。
上記二つの交流入力配線801,802は、交流電力を入力する。
上記電圧検出装置100の第一の電圧入力端子111は、上記二つの交流入力配線のうち第一の交流入力配線801に電気接続している。
上記電圧検出装置100の第二の電圧入力端子112は、上記二つの交流入力配線のうち第二の交流入力配線802に電気接続している。
上記電圧検出装置100の基準電位配線GNDは、上記筐体890に電気接続していない。
この実施の形態における電力変換装置800によれば、電力変換装置800全体を取り囲み、接地された筐体890が、基準電位配線GNDに電気接続していないので、筐体890を絶縁するなどの感電防止策を施さなくても、感電を防ぐことができ、電力変換装置800の安全性を高めることができるとともに、電力変換装置800の製造コストを削減することができる。
この実施の形態における電力変換装置800は、更に、交流直流変換回路810と、制御回路850とを有する。
上記交流直流変換回路810は、スイッチング回路(双方向スイッチS16,S17)と、二つの直流出力端子とを有し、上記二つの交流入力配線801,802が入力した交流電力を直流電力に変換する。
上記二つの直流出力端子は、上記交流直流変換回路810が変換した直流電力を出力する。
上記基準電位配線GNDは、上記二つの直流出力端子のうち負側の直流出力端子に電気接続している。
上記制御回路850は、上記電圧検出装置100の第三の増幅回路160が生成した電圧vdに基づいて、上記交流直流変換回路810のスイッチング回路(双方向スイッチS16,S17)を制御する。
この実施の形態における電力変換装置800によれば、電圧検出装置100が生成した電圧vdに基づいて、交流直流変換回路810のスイッチング回路を制御回路850が制御するので、交流直流変換回路810の制御が容易になる。
この実施の形態における電力変換装置800は、更に、直流交流変換回路820を有する。
上記直流交流変換回路820は、上記交流直流変換回路810が変換した直流電力を交流電力に変換する。
この実施の形態における電力変換装置800によれば、交流直流変換回路810が変換した直流電力を、直流交流変換回路820が交流電力に変換するので、所望の電圧、所望の周波数を有する交流電力に変換することができる。
この実施の形態における空気調和機は、電力変換装置800と、圧縮機とを有する。
上記圧縮機は、上記電力変換装置800が変換した交流電力により駆動する永久磁石電動機910を搭載し、冷媒を循環させる。
この実施の形態における空気調和機によれば、電力変換装置800が変換した交流電力により、電動機910を駆動し、冷媒を循環させるので、電動機910のトルクなどを細かく制御することができる。
以上、交流電源電圧検出回路(電圧検出装置100)を備えた交流直流変換装置(電力変換装置800)およびこれを用いた圧縮機駆動装置並びに空気調和機について、説明した。
以上説明した交流電源電圧検出回路(電圧検出装置100)は、直流電圧を制御する交流直流変換装置(電力変換装置800)の交流電源電圧を検出する。
以上説明した交流直流変換装置(電力変換装置800)は、交流電源(商用電源AC1,AC2)にリアクタL11を介して接続される整流器(全波整流ブリッジ回路)と、整流器の出力端子間に直列に接続された複数のコンデンサC18,C19と、前記整流器の一方の入力端子と前記コンデンサ間の接続点との間に挿入された第1の双方向スイッチS16と、前記整流器の他方の入力端子と前記コンデンサ間の接続点との間に挿入された第2の双方向スイッチS17と、前記交流電源の一方の電圧線(交流入力配線801)と前記整流器の負側出力端子(基準電位配線GND)間またはこの端子に接続された前記コンデンサ端子間の電圧を検出する第1のオペアンプ回路(増幅回路130)と、交流電源の他方の電圧線(交流入力配線802)と前記整流器の負側出力端子(基準電位配線GND)間またはこの端子に接続された前記コンデンサ端子間の電圧を検出する第2のオペアンプ回路(増幅回路140)を有し、前記第1及び第2のオペアンプ回路の正端子入力(非反転入力端子)に前記整流器の負側出力端子間またはこの端子に接続された前記コンデンサ端子を基準とした任意の直流電圧V1を入力し、前記第1と第2のオペアンプ回路からの出力信号(電圧v1,v2)の差分信号を検出する第3のオペアンプ回路(増幅回路160)によって交流電源電圧を検出する。
これにより、オペアンプ回路(オペアンプOP3,OP4,OP6)の駆動に必要な直流電源は、前記整流器(全波整流ブリッジ回路)の負側出力端子間またはこの端子に接続された前記コンデンサ端子を基準とした電位に対し、1極性のみで実現できる。また、前記整流器の負側出力端子とこの端子に接続された前記コンデンサ端子を装置全体を囲む筐体890に接続しないため、前記筐体890に対しての感電防止策を施す必要がなく、人が筐体に触れることができ、メンテナンスを容易に行うことができる。
このため、直流電圧を制御する交流直流変換装置において、省スペースで且つ安価な交流電源電圧の検出を実現することができる。
以上説明した交流直流変換装置(電力変換装置800)は、任意にて設定された閾値(直流電圧V2)を備える比較器(コンパレータCP7)にて、前記第3のオペアンプ回路(増幅回路160)の出力信号と閾値を比較し交流電源電圧の零点を検出するゼロクロス検出部(比較回路170)を備える。
以上説明した交流直流変換装置(電力変換装置800)は、前記整流器の負側出力端子とこの端子に接続された前記コンデンサ端子は装置全体を囲む筐体890に接続していない。
以上説明した圧縮機駆動装置(電力変換装置800)は、直流電力を交流電力に変換するインバーター(直流交流変換回路820)によって駆動される永久磁石電動機910を搭載した圧縮機に接続される。
以上説明した空気調和機は、上記圧縮機駆動装置(電力変換装置800)により冷媒を循環させる。
以上説明した交流直流変換装置(電力変換装置800)において、第一オペアンプ回路(増幅回路130)及び第二オペアンプ回路(増幅回路140)は、交流電源(商用電源AC1,AC2)のそれぞれの電圧線と、コンデンサC19の負側(陰極側)端子および整流器(全波整流ブリッジ回路)の負側出力端子が接続されている基準電位配線GNDとの間の電圧を検出する。コンデンサC19の負側端子および整流器(全波整流ブリッジ回路)の負側出力端子が接続される基準電位配線GNDは、装置内の回路が動作する基準電位である。
分圧回路(電圧生成回路120)は、第1・第2オペアンプ回路(増幅回路130,140)の正端子入力(非反転入力端子)に印加される電圧を生成する。分圧回路(電圧生成回路120)は、直流電源配線VCCより抵抗で分圧された、例えば6Vの電圧を生成する。第3オペアンプ回路(増幅回路160)は、第1・第2オペアンプ回路の出力電圧によりその差分電圧を出力する。シャントレギュレータSR5は、例えば直流電圧+2.5Vを生成する。シャントレギュレータSR5で生成された電圧(直流電圧V2)が、第3オペアンプ回路(増幅回路160)の正端子(非反転入力端子)に印加される。比較器(コンパレータCP7)は、第3のオペアンプ回路(増幅回路160)の出力電圧vdと、シャントレギュレータSR5の直流電圧2.5Vを比較する。直流電源(直流電源回路840)は、+12Vの直流電源であり、各回路の動作のために印加される。
筐体890は、装置回路全体を囲う金属製の筐体であり、外郭は対地に接地される。
交流電源(商用電源AC1,AC2)からリアクタL11を介し、整流器(全波整流ブリッジ回路)の入力端子に交流200V(実効値)が印加される。整流器(全波整流ブリッジ回路)の出力端子より交流より整流された電圧がコンデンサC18,C19に印加し、この時直流電圧へと変換が行われ直流280Vの電圧が負荷8に印加される。単に、交流200Vを印加するだけであれば、前記状態の直流電圧が負荷(直流交流変換回路820、電動機910)に印加されるだけであるが、負荷がインバーター回路を用いたモーター装置や圧縮機等である場合は、性能アップや駆動範囲拡大等の目的から印加される直流電圧を任意に可変する事が考えられる。そのため、制御回路850が双方向スイッチS16,S17をオンオフ制御を行うことにより、交流200V印加時に直流電圧を例えば280Vから最大560Vまで可変する。
前記に示した双方向スイッチS16,S17のオンオフ制御による直流電圧の可変は、交流電源’(商用電源AC1,AC2)から印加される電圧値が交流であるが故に位相により電圧値が変化することや、交流電源系統のインピーダンスにより、電圧値が変化する場合がある。したがって、前記可変制御を行う場合は、印加される交流電源(商用電源AC1,AC2)の電圧値と交流電圧のゼロクロス点(中性線電位)の検出が必要である。
まず、第1のオペアンプ回路(増幅回路130)と、第2のオペアンプ回路(増幅回路140)とが、それぞれ、交流電源(商用電源AC1,AC2)の各相の電圧の検出を行う。このとき、各オペアンプ回路(増幅回路130,140)が動作する基準電位は、コンデンサ7の負側端子と整流器3の負側出力端子とが接続する点(基準電位配線GND)である。よってオペアンプ回路(増幅回路130,140)は、前記基準電位に対する交流電源(商用電源AC1,AC2)の各相の電圧を検出することになる。ここで、整流器(全波整流ブリッジ回路)の動作を考えると、整流器(全波整流ブリッジ回路)の負側素子(整流器D14,D15)に電流が流れることにより順電圧が発生するため、前記基準電位(基準電位配線GND)に対し、交流電源(商用電源AC1,AC2)の各相の電圧が低くなる場合がある。
以上説明した交流直流変換回路(電力変換装置800)は、オペアンプ素子(オペアンプOP3,OP4)の正極入力(非反転入力端子)に、分割回路(電圧生成回路120)が直流電源と抵抗などにより生成した直流電圧V1(この例では+6V)を印加する。これにより、各オペアンプ素子(オペアンプOP3,OP4)の入力電圧が基準電位(基準電位配線GND)に対し、分圧回路(電圧生成回路120)で生成された正極の直流電圧V1分シフトすることになり、オペアンプ素子(オペアンプOP3,OP4)の負電源端子に、基準電位配線GNDの電位を印加しても、正しく電圧を検出できる。
したがって、前記順電圧が発生する際でもオペアンプ回路(増幅回路130,140)の検出入力範囲を確保するため、オペアンプ素子(オペアンプOP3,OP4)に印加する動作直流電源として、前記基準電位に対して負極のものを設ける必要がない。
オペアンプ回路(増幅回路130,140)で出力された信号は、第3のオペアンプ回路(増幅回路160)に入力され、差分電圧を出力する。この際、オペアンプ回路(増幅回路160)の出力信号を制御回路850(例えばマイコン)等で扱いやすい信号にするため、シャントレギュレータSR5にて基準電位(基準電位配線GND)に対し+2.5Vの直流電圧V2を生成し、オペアンプ素子(オペアンプOP6)の正極入力(非反転入力端子)に印加する。これにより、オペアンプ回路(増幅回路160)の出力信号は+2.5Vを中心に0V(基準電位)から+5Vの範囲で出力する交流電圧相当の信号を得ることができ、マイコン等の制御回路850のアナログ端子等に入力することにより交流電源電圧値を検出することが可能となる。
ここで、オペアンプ素子(オペアンプOP6)の動作直流電源も、他のオペアンプ素子(オペアンプOP3,OP4)と同様に正極直流電圧のみで済む。
オペアンプ回路(増幅回路160)からの出力信号にて交流電源電圧の検出は可能であるが、この信号で同時に交流電源電圧のゼロクロス(中性線電圧)検出も可能となる。シャントレギュレータSR5で生成された電圧V2は、交流電源電圧のゼロクロスに相当するため、オペアンプ回路(増幅回路160)の後段に比較器(コンパレータCP7)を設置し、シャントレギュレータSR5の電圧V2を閾値とし、オペアンプ回路(増幅回路160)の出力電圧を比較すれば、検出可能となる。比較器(コンパレータCP7)の動作直流電源についても、他のオペアンプ素子(オペアンプOP3,OP4,OP6)と同様に正極直流電圧のみで済む。
なお、回路の基準電位(基準電位配線GND)と交流電源(商用電源AC1,AC2)とが変圧器等で電気的に絶縁された状態である場合は、回路の電位を安定させるため、回路の基準電位(GND)と筐体890とを接続する必要がある。
これに対し、以上説明した交流直流変換装置(電力変換装置800)では、交流電源(商用電源AC1,AC2)の入力から負荷(直流交流変換回路820、電動機910)までの構成で電気的な絶縁を一切必要としないため、基準電位(基準電位配線GND)を筐体890に接続する必要がない。したがって、電源系統への漏洩電流や感電等の人的被害への影響を考慮する必要がなく、回路設計および筐体設計も簡素なもので済む。
実施の形態1における電力変換装置800の機能ブロックの構成の一例を示す図。 実施の形態1における電力変換装置800の各部の電位の一例を示すグラフ図。
符号の説明
100 電圧検出装置、111,112 電圧入力端子、120,150 電圧生成回路、130,140,160 増幅回路、170 比較回路、181 検出電圧出力端子、182 ゼロクロス検出信号出力端子、800 電力変換装置、801,802 交流入力配線、810 交流直流変換回路、820 直流交流変換回路、840 直流電源回路、850 制御回路、890 筐体、910 電動機、AC1,AC2 商用電源、C18,C19 コンデンサ、CP7 コンパレータ、D12,D13,D14,D15 整流器、GND 基準電位配線、L11 リアクタ、OP3,OP4,OP6 オペアンプ、R21,R22,R31,R32,R41,R42,R51,R61,R62,R63,R64 抵抗、S16,S17 双方向スイッチ、S23,S24,S25,S26,S27,S28 スイッチ、SR5 シャントレギュレータ、VCC 直流電源配線。

Claims (9)

  1. 対地接続されていない基準電位配線の電位を基準電位として動作し、中性線が対地接続された商用交流電源の電圧を検出する電圧検出装置であって、
    上記商用交流電源の一端の電位v1が入力される第一の電圧入力端子と、
    上記商用交流電源の他端の電位v2が入力される第二の電圧入力端子と、
    上記基準電位に対して、前記交流電源の電圧波高値よりも低い所定の直流電源電圧VCCを生成する直流電源回路と、
    上記基準電位に対して、上記直流電源電圧VCCよりも低い所定の直流電圧V1を生成する第一の電圧生成回路と、
    上記基準電位に対して、上記直流電源電圧VCCよりも低い所定の直流電圧V2を生成する第二の電圧生成回路と、
    反転増幅回路として構成され、上記直流電源電圧VCCを正電源とし、上記基準電位を負電源として動作し、上記直流電圧V1を基準として、上記第一の電圧入力端子の一端の電位v1に比例する電圧vd1を生成する第一の増幅回路と、
    反転増幅回路として構成され、上記直流電源電圧VCCを正電源とし、上記基準電位を負電源として動作し、上記直流電圧V1を基準として、上記第二の電圧入力端子の他端の電位v2に比例する電圧vd2を生成する第二の増幅回路と、
    上記直流電源電圧VCCを正電源とし、上記基準電位を負電源として動作し、上記直流電圧V2を基準として、上記第二の増幅回路が生成した電圧vd2から上記第一の増幅回路が生成した電圧vd1を差し引いた値に比例する電圧vdを生成する第三の増幅回路と、
    を備えることを特徴とする電圧検出装置。
  2. 上記第一の増幅回路が生成する電圧vd1は、増幅率をaとしたとき、(V1−v1)×a+V1により得られ
    上記第二の増幅回路が生成する電圧vd2は、増幅率をaとしたとき、(V1−v2)×a+V1により得られ
    上記第三の増幅回路が生成する電圧vdは、増幅率をbとしたとき、(vd2−vd1)×b+V2により得られ
    ことを特徴とする請求項に記載の電圧検出装置。
  3. 上記基準電位配線の電位は、上記第1の電圧入力端子の電位v1及び上記第1の電圧入力端子の電位v2の少なくともいずれかよりも高い電位となる場合があることを特徴とする請求項またはに記載の電圧検出装置。
  4. 上記電圧検出装置は、上記第三の増幅回路が生成した電圧vdと、上記第二の電圧生成回路が生成した直流電圧V2とを比較して、どちらが高いかを表わす信号を生成する比較回路をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電圧検出装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電圧検出装置と、
    上記電圧検出装置が格納され、対地接続された筐体と、
    上記電圧検出装置の上記第一の電圧入力端子を介して上記商用交流電源の一端が電気接続される第一の交流入力配線と、
    上記電圧検出装置の上記第二の電圧入力端子を介して上記商用交流電源の他端が電気接続される第二の交流入力配線と、
    を備える
    ことを特徴とする電力変換装置。
  6. 上記電力変換装置は
    スイッチング回路を有し、該スイッチング回路のスイッチングにより上記商用交流電源から供給される交流電力を所望の直流電力に変換する交流直流変換回路と
    記電圧検出装置の上記第三の増幅回路が生成した電圧vdに基づいて、上記スイッチング回路を制御する制御回路と、
    をさらに備え、
    上記交流直流変換回路の負側の出力配線は、上記基準電位配線に電気接続されたことを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  7. 請求項4に記載の電圧検出装置と、
    上記電圧検出装置が格納され、対地接続された筐体と、
    上記電圧検出装置の上記第一の電圧入力端子を介して上記商用交流電源の一端が電気接続される第一の交流入力配線と、
    上記電圧検出装置の上記第二の電圧入力端子を介して上記商用交流電源の他端が電気接続される第二の交流入力配線と、
    スイッチング回路を有し、該スイッチング回路のスイッチングにより上記商用交流電源から供給される交流電力を所望の直流電力に変換する交流直流変換回路と、
    記電圧検出装置の上記第三の増幅回路が生成した電圧vdと、上記比較回路が生成した信号とに基づいて、上記スイッチング回路を制御する制御回路と、
    を備え、
    上記交流直流変換回路の負側の出力配線は、上記基準電位配線に電気接続されたことを特徴とする電力変換装置。
  8. 上記電力変換装置は、上記交流直流変換回路が変換した上記所望の直流電力を所望の交流電力に変換する直流交流変換回路をさらに備えることを特徴とする請求項または請求項に記載の電力変換装置。
  9. 請求項に記載の電力変換装置と
    記電力変換装置が変換した上記所望の交流電力により駆動される永久磁石電動機を搭載し、冷媒を循環させる圧縮機と、
    を備えることを特徴とする空気調和機。
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