JP4873977B2 - パック電池 - Google Patents

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Description

本発明は、横並びに配列している複数の電池をPTC等の保護素子を介してリード板で並列に接続しているパック電池に関する。
パック電池は、並列に接続する電池の数を多くして電流容量を増加できる。たとえば、3個の電池を並列に接続するパック電池は、電流容量を3倍にできる。このパック電池は、各々の電池を保護しながら充放電するために、PTC等の保護素子を介してリード板で並列に接続される。PTCは、電池の温度が設定温度よりも高くなると電気抵抗を急激に増加させて、温度が上昇した電池の電流を実質的に遮断する。PTCは電池の温度を速やかに正確に検出するために、電池の表面に接近して配置される。PTC等の保護素子を、凸部電極を設けている電池端面に配設するパック電池は開発されている。(特許文献1参照)
2000−287366号公報
保護素子を凸部電極のある端面に配置する電池は、並列に接続して電流容量を増加できる。このパック電池は、図1に示すように、各々の電池91を、保護素子92を介してリード板93に接続する。各々の電池91に接続するリード板93は、電池91の凸部電極95に接続される保護素子92の接続リード96から絶縁する必要がある。このため、リード板93と、凸部電極95に接続する保護素子92の接続リード96との間に絶縁シート94を配置する必要がある。したがって、このパック電池は、電池91の端面に多数枚のリード板93を積層し、さらに特定の部分には絶縁シート94も積層する必要があって複雑な構造となる。このため、製造に手間がかかるばかりでなく、この部分が厚くなってパック電池の外形を大きくする欠点がある。
本発明は、この欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、複数の電池を横並びに配列して、各々の電池を保護素子を介してリード板に接続して、リード板を配置する電池端面部分の構造を簡素化し、1枚のリード板で複数の電池を並列に接続して、簡単かつ容易に能率よく安価に多量生産できるパック電池を提供することにある。
本発明の請求項1のパック電池は、複数の電池1を、平行な姿勢で端面を同一面に位置させるように横に並べて配設し、各々の電池1の端面には保護素子2を配設し、この保護素子2を介して電池1の端面電極をリード板3に接続して、リード板3で横並びの電池1を並列に接続している。保護素子2は、両端に突出する第1の接続リード21と第2の接続リード22を有する。パック電池は、第1の接続リード21を電池1の端面電極に接続して第2の接続リード22をリード板3に接続すると共に、保護素子2とリード板3との間に絶縁シート4を配設している。この絶縁シート4は、保護素子2の第2の接続リード22とリード板3との間に配設される部分に第2の接続孔42を開口して、第1の接続リード21と端面電極との対向位置には第1の接続孔41を開口している。さらに、リード板3は、絶縁シート4に開口している第1の接続孔41に対向する位置に第3の接続孔33を開口している。パック電池は、絶縁シート4に開口している第2の接続孔42を通過して、保護素子2の第2の接続リード22をリード板3に接続し、さらに、リード板3に設けている第3の接続孔33と絶縁シート4の第1の接続孔41から接続具を挿通して、第1の接続リード21を電池1の端面電極に接続している。
本発明の請求項2のパック電池は、複数の電池1を、平行な姿勢で端面を同一面に位置させるように横に並べて配設し、各々の電池1の端面には保護素子2を配設し、この保護素子2を介して電池1の端面電極をリード板3に接続して、リード板3で横並びの電池1を並列に接続している。保護素子2は、両端に突出する第1の接続リード21と第2の接続リード22を有する。パック電池は、第1の接続リード21を電池1の端面電極に接続し、第2の接続リード22をリード板3に接続して、リード板3でもって電池1を並列に接続している。さらに、リード板3は、横並びに配列される電池1の端面に沿う形状の本体部35と、この本体部35の側縁に折曲ライン37を介して連結している枝部36とを備える。このリード板3は、枝部36を保護素子2の第2の接続リード22に接続して、枝部36と本体部35との境界の折曲ライン37を折り返すように折曲して、本体部35と枝部36とを電池1の端面に配設している。さらに、本体部35の裏面であって保護素子2との対向面には絶縁シート4を配設しており、この絶縁シート4でもって、リード板3の本体部35を、保護素子2の接続リードから絶縁している。
本発明のパック電池は、電池1を薄形電池として、薄形電池の両面を同一面に位置して横並びに配設することができる。
本発明のパック電池は、複数の電池を横並びに配列して、各々の電池を保護素子を介してリード板に接続しながら、リード板を配置する電池端面部分の構造を簡素化し、簡単かつ容易に能率よく安価に多量生産できる特長がある。それは、本発明の請求項1のパック電池が、保護素子とリード板との間に配設される絶縁シートに、第2の接続孔と第1の接続孔とを開口すると共に、リード板には第1の接続孔に対向する位置に第3の接続孔を開口しており、保護素子の第2の接続リードを第2の接続孔に通過させてリード板に接続し、リード板の第3の接続孔と絶縁シートの第1の接続孔から接続具を挿通して、第1の接続リードを端面電極に接続しているからである。また、本発明の請求項2のパック電池が、電池を並列に接続するリード板を、横並びに配列される電池の端面に沿う形状の本体部と、この本体部の側縁に連結している枝部とで構成すると共に、枝部を保護素子の第2の接続リードに接続して、枝部と本体部との境界を折り返すように折曲して、本体部と保護素子との間に絶縁シートを配設しているからである。
本発明のパック電池は、従来のように、多数枚のリード板や多数枚の絶縁シートを積層することなく、各々の電池に接続される保護素子の第2の接続リードを1枚のリード板に接続しながら、各々の電池に接続される保護素子の第1の接続リードとリード板とを1枚の絶縁シートで絶縁できる。したがって、リード板を配置する電池端面部分の構造を簡素化できると共に、製造にかかる手間を省略して、簡単かつ容易に、しかも、能率よく安価に多量生産できる。さらに、リード板や絶縁シートを1枚として、保護素子をリード板と電池とに接続するので、この部分が厚くなるのを有効に防止して、パック電池の外形を小さくできる特長がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するものであって、本発明はパック電池を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2ないし図5と図6ないし図9に示すパック電池は、3個の薄形電池1を保護素子2を介して並列に接続している。薄形電池1は、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池等の充電できる電池である。このパック電池は、3個の電池1を横並びに配列するが、本発明のパック電池は、並列に接続する電池の個数を3個に特定せず、2個以下又は4個以上とすることができる。また、図のパック電池は、電池1を一段に配列するが、電池を複数段に積層するように配列することもできる。
パック電池は、リード板3で並列に接続するために、複数の電池1を、平行な姿勢として、その両端面が同一面に位置するように横に並べて配列する。図のパック電池は、薄形電池1の両面も同一面に位置するように配列している。電池1は、金属製の外装缶12と、この外装缶12の開口部を閉塞する封口板に設けた凸部電極11を正負の電極としている。リチウムイオン二次電池は、外装缶を正極として、凸部電極を負極としている。ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池は、凸部電極を正極として、外装缶を負極としている。
パック電池は、端面電極である凸部電極11に接続されるリード板3と、外装缶12の底部に接続されるリード板5とで電池1を並列に接続している。図の電池1は、凸部電極11と外装缶12の底面、すなわち電池両端の電極に2枚のリード板3、5を接続して、電池1を並列に接続している。ただし、各々の電池1は、凸部電極11とリード板3との間に保護素子2を接続している。このパック電池は、図2に示すように、保護素子2と電池1を直列に接続し、電池1と保護素子2の直列接続回路をリード板3で並列に接続している。
さらに、図に示すパック電池は、電池1の正負の電極が短絡するのを防止するために、すなわち、互いに極性の異なる凸部電極11と外装缶12とが電気接続されて短絡するのを防止するために、凸部電極側の端面に絶縁板6を配設している。この絶縁板6は、凸部電極11を表出させる電極窓61を開口しており、この電極窓61から凸部電極11を表出させて、凸部電極11をリード板3に接続するようにしている。図に示すパック電池は、横並びに配列された3個の電池1の端面に位置して1枚の絶縁板6を配設している。したがって、図の絶縁板6は、横並びに配列された電池1の端面に沿って配設される細長い帯状として、3カ所に電極窓61を開口している。さらに、図の絶縁板6は、回路基板7側の端部を折曲して、回路基板7に隣接する電池1の側面まで延長している。この絶縁板6は、この折曲部62でもって、回路基板7と電池1とを絶縁している。
保護素子2はPTCである。PTCは温度が設定温度よりも高くなると、電気抵抗が急激に増大して、接続している電池1の電流を実質的に遮断する。PTCは、接続される電池1に熱結合して配列される。このPTCは、熱結合している電池1の温度が異常に上昇すると、電池1に加熱されて電流を遮断する。また、PTCは、電池1に流れる過電流で加熱されて温度が上昇して、電流を遮断することもできる。
ただし、本発明のパック電池は、保護素子をPTCには特定しない。保護素子には、電池に過電流が流れ、あるいは電池の温度が設定温度よりも高くなるとき電流を遮断できる全ての素子、たとえばヒューズ等も使用できる。
保護素子2は、本体の両端に突出する第1の接続リード21と第2の接続リード22を有する。この保護素子2は、第1の接続リード21を電池1の凸部電極11に接続して、第2の接続リード22をリード板3に接続している。第2の接続リード22とリード板3はスポット溶接して接続される。全ての保護素子2は、第2の接続リード22を同じリード板3に接続しているが、第1の接続リード21はリード板3から絶縁して配置する必要がある。第1の接続リード21が直接にはリード板3に接続されないからである。第1の接続リード21をリード板3から絶縁するために、保護素子2の第1の接続リード21とリード板3との間に絶縁シート4を配設している。
絶縁シート4は1枚のシートである。保護素子2とリード板3との間に配設される絶縁シート4は、第1の接続リード21とリード板3との間にあって、第1の接続リード21とリード板3の接続をできなくする。
図2ないし図5に示すパック電池は、第2の接続リード22をリード板3に接続するために、絶縁シート4に第2の接続孔42を開口している。第2の接続孔42は、第2の接続リード22とリード板3との間の接続部に配設される部分に開口している。第2の接続孔42を通過して、第2の接続リード22とリード板3は接続される。
図のパック電池は、3個の電池1、すなわち電池1Aと電池1Bと電池1Cを並列に接続している。電池1Aの凸部電極11に接続される保護素子2Aは、第2の接続リード22を電池1B側に突出させる姿勢で接続している。電池1Bと電池1Cの凸部電極11に接続される保護素子2Bと保護素子2Cは、第2の接続リード22を同じ側に突出させるように凸部電極11に接続している。このパック電池は、リード板3の先端を電池1Aの凸部電極11に接続される保護素子2Aの第2の接続リード22に位置させる。すなわち、リード板3は、保護素子2Aの本体部の一部と第2の接続リード22を被覆できる位置として、保護素子2Aの第1の接続リード21の対向面には配設されない。したがって、保護シート4は、保護素子2Aの第1の接続リード21をリード板3から絶縁する必要がなく、絶縁シート4の先端を、保護素子2Bの第1の接続リード21を被覆できる位置として、保護素子2Aの第2の接続リード22をリード板3に接続するための第2の接続孔42を開口していない。このパック電池は、電池1Bに接続される保護素子2Bと、電池1Cに接続される保護素子2Cを絶縁シート4でリード板3から絶縁する。ただし、絶縁シートを長くして、絶縁シートで保護素子2Aの全体を被覆するようにすることもできる。この絶縁シートは、保護素子2Aの第2の接続リード22をリード板3に接続するための第2の接続孔を開口する。
図に示すように、保護素子2Bと保護素子2Cをリード板3から絶縁する絶縁シート4は、保護素子2Bと保護素子2Cの第2の接続リード22をリード板3に接続するために、これらの第2の接続リード22と対向する2カ所に第2の接続孔42を設けている。ただ、絶縁シートは、保護素子2Cの第2の接続リード22とリード板3との接続部には必ずしも配設する必要がない。したがって、絶縁シートは、保護素子2Cの本体部の一部と第1の接続リード21を被覆して、保護素子2Cの第2の接続リード22を被覆しない長さとして、保護素子2Cの第2の接続リード22をリード板3に接続するための第2の接続孔42を開口しない構造とすることもできる。
さらに、絶縁シート4は、凸部電極11に保護素子2の第1の接続リード21を接続するために、第1の接続リード21と凸部電極11との対向位置に第1の接続孔41を開口している。図のパック電池は、絶縁シート4が、保護素子2Bと保護素子2Cの第1の接続リード21をカバーするので、保護素子2Bと保護素子2Cの第1の接続リード21と凸部電極11との対向位置に第1の接続孔41を開口している。第1の接続孔41は、第1の接続リード21を凸部電極11に接続するための開口部で、ここにスポット溶接用の電極等の接続具を挿入して、保護素子2の第1の接続リード21を凸部電極11に接続する。第1の接続リード21をスポット溶接して凸部電極11に接続する場合、接続具はスポット溶接用の電極である。ただ、第1の接続リード21をレーザー溶着して凸部電極11に接続するための接続具は、第1の接続リード21を凸部電極11に押圧してレーザー溶着する押圧具である。
図のパック電池は、1枚のリード板3に全ての保護素子2の第2の接続リード22を接続する。リード板3は金属板を裁断して製作される。リード板3は、薄形電池1の幅に等しく、あるいは電池1の幅よりも狭く金属板を裁断したものである。また、リード板3は、電池1の端面に沿って配設される直線状に金属板を裁断して製作される。このリード板3は、先端を保護素子2Aの第2の接続リード22の接続位置に配置して、保護素子2Bと保護素子2Cをカバーする。保護素子2Bと保護素子2Cの第1の接続リード21を凸部電極11に接続するために、接続具を挿通する開口部として第3の接続孔33を開口している。第3の接続孔33は、保護素子2の第1の接続リード21を凸部電極11に接続するものであるから、絶縁シート4の第1の接続孔41に対向する位置に開口される。第1の接続孔41が、第1の接続リード21を凸部電極11を接続する位置に配置しているからである。図のリード板3は、保護素子2Bと保護素子2Cの第1の接続リード21を凸部電極11に接続するために、ふたつの第3の接続孔33を開口している。
この構造のパック電池は、以下の工程で、保護素子2とリード板3を接続して電池1を並列に接続する。
(1) 3個の保護素子2とリード板3との間に絶縁シート4を挟着して、リード板3を保護素子2の第2の接続リード22にスポット溶接して接続する。絶縁シート4は、第1の接続孔41をリード板3の第3の接続孔33に位置させると共に、第2の接続孔42を第2の接続リード22とリード板3の接続部に位置させる。3個の保護素子2はリード板3に接続されて定位置に連結される。絶縁シート4は保護素子2とリード板3に挟着されて、定位置に配置される。したがって、この工程で、3個の保護素子2と1枚の絶縁シート4と1枚のリード板3は位置ずれしないように一体的に連結される。
(2) 各々の保護素子2の第1の接続リード21を、各々の電池1の凸部電極11に位置させる状態で、リード板3に開口する第3の接続孔33と、絶縁シート4に開口する第1の接続孔41にスポット溶接用の電極等の接続具を挿入して、保護素子2の第1の接続リード21を電池1の凸部電極11に溶接して接続する。図のパック電池は、保護素子2Aの第1の接続リード21はリード板3でカバーされないので、保護素子2Aの第1の接続リード21は直接に電池1Aの凸部電極11にスポット溶接して接続される。
(3) 電池1の外装缶12の底部に別のリード板5をスポット溶接して接続する。
(4) 各々のリード板3、5を回路基板7に接続する。図に示すリード板3、5は、回路基板7に接続するために、先端部に接続片31、51を設けている。各々のリード板3、5を回路基板7に接続して電池組立とし、これを外装ケース(図示せず)に入れてパック電池を完成する。
さらに、図6ないし図9に示すパック電池は、リード板3と絶縁シート4に接続孔を開口することなく、一枚のリード板3に複数の保護素子2を接続して、保護素子2の第1の接続リード21をリード板3と絶縁する。このリード板3も金属板を裁断して製作される。このリード板3は、横並びに配列される電池1の端面に沿う形状の本体部35に、その側縁から突出するように枝部36を設けて、本体部35と枝部36との境界を、折り返すように折曲できる折曲ライン37としている。
リード板3は、折曲ライン37を折り返すように折曲する状態で、電池1の端面からはみ出さないように、折曲状態での幅を電池端面の幅に等しく、あるいは電池端面の幅よりも狭くしている。枝部36は、各々の保護素子2の第2の接続リード22に接続される。したがって、枝部36は、保護素子2の第2の接続リード22に接続できる位置に設けられる。図のパック電池は、3個の電池1に3個の保護素子2を接続しているので、3つの枝部36を本体部35に設けている。
金属板を裁断して製作されるリード板3は、本体部35と枝部36の境界で折曲できる。このリード板は、図10に示すように、本体部35との境界で枝部36の両側に切欠部38を設けて、折曲ライン37をより簡単に、しかも正確な位置で折曲できる。また、折曲ライン37に沿って薄く加工しても、簡単に正確に折曲できる。ただ、リード板は、折曲できる金属板で製作して、切欠部を設けることなく、また薄く加工することなく、枝部と本体部との境界で折曲できる。このため、リード板は、必ずしも折曲ラインを他の部分よりも折曲しやすい状態に加工する必要はない。
リード板3が、枝部36を保護素子2の第2の接続リード22に接続して、折曲ライン37を折り返すように折曲すると、リード板3の本体部35は、保護素子2の第1の接続リード21に接触する状態となる。リード板3の本体部35を、保護素子2の第1の接続リード21から絶縁するために、折曲ライン37を180度折り返す状態で、本体部35の裏面であって、保護素子2との対向面に絶縁シート4を配設している。絶縁シート4は、図10に示すように、リード板3の裏面にあって、保護素子2と本体部35との間に挟着されて、リード板3の本体部35を、保護素子2の第1の接続リード21から絶縁する。
この構造のパック電池は、以下の工程で、保護素子2とリード板3を接続して電池1を並列に接続する。
(1) 図10に示すように、リード板3の枝部36に、3個の保護素子2の第2の接続リード22を接続する。このとき、保護素子2は第1の接続リード21を3個の電池1の凸部電極11に接続できる位置に配置してリード板3に連結される。図10は、枝部36と本体部35とを平面状とする状態で、枝部36を保護素子2の第2の接続リード22に接続する。ただ、リード板3は、枝部36を本体部35に対して直角に折曲する状態で、枝部36を保護素子2の第2の接続リード22に接続することもできる。
(2) 図8の矢印Aで示すように、リード板3で連結された各々の保護素子2の第1の接続リード21を各々の電池1の凸部電極11に接続する。
(3) その後、図8の矢印Bで示すように、リード板3を折曲ライン37に沿って折曲する。枝部36と本体部35とを平面状とするリード板3は、180度折り返す状態で折曲し、枝部36を本体部35に対して直角に折曲しているリード板3は90度折曲する。このとき、矢印Cで示すように、リード板3の本体部35の裏面に絶縁シート4を配設して、絶縁シート4で本体部35と保護素子2とを絶縁する。
(4) 電池1の外装缶12の底部に別のリード板5をスポット溶接して接続する。
(5) 各々のリード板3、5を回路基板7に接続する。図に示すリード板3、5は、回路基板7に接続するために、先端部に接続片31、51を設けている。各々のリード板3、5を回路基板7に接続して電池組立とし、これを外装ケース(図示せず)に入れてパック電池を完成する。
従来のパック電池の概略構成図である。 本発明の一実施例にかかるパック電池の概略構成図である。 本発明の一実施例にかかるパック電池の斜視図である。 図3に示すパック電池の分解斜視図である。 図3に示すパック電池の電池と保護素子の連結構造を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施例にかかるパック電池の斜視図である。 図6に示すパック電池の分解斜視図である。 図6に示すパック電池の電池と保護素子の連結構造を示す分解斜視図である。 図6に示すパック電池の電池と保護素子の連結構造を示す拡大側面図である。 図8に示すリード板の展開図である。
符号の説明
1…電池 1A…電池
1B…電池
1C…電池
2…保護素子 2A…保護素子
2B…保護素子
2C…保護素子
3…リード板
4…絶縁シート
5…リード板
6…絶縁板
7…回路基板
11…凸部電極
12…外装缶
21…第1の接続リード
22…第2の接続リード
31…接続片
33…第3の接続孔
35…本体部
36…枝部
37…折曲ライン
38…切欠部
41…第1の接続孔
42…第2の接続孔
51…接続片
61…電極窓
62…折曲部
91…電池
92…保護素子
93…リード板
94…絶縁シート
95…凸部電極
96…接続リード

Claims (3)

  1. 複数の電池(1)が、平行な姿勢で端面を同一面に位置させるように横に並べて配設され、各々の電池(1)の端面には保護素子(2)が配設され、この保護素子(2)を介して電池(1)の端面電極をリード板(3)に接続して、リード板(3)で横並びの電池(1)を並列に接続してなるパック電池であって、
    保護素子(2)は両端に突出する第1の接続リード(21)と第2の接続リード(22)を有し、第1の接続リード(21)を電池(1)の端面電極に接続して第2の接続リード(22)をリード板(3)に接続すると共に、保護素子(2)とリード板(3)との間に絶縁シート(4)を配設しており、この絶縁シート(4)は、保護素子(2)の第2の接続リード(22)とリード板(3)との間に配設される部分に第2の接続孔(42)を開口して、第1の接続リード(21)と端面電極との対向位置には第1の接続孔(41)を開口しており、さらに、リード板(3)は絶縁シート(4)に開口している第1の接続孔(41)に対向する位置に第3の接続孔(33)を開口しており、
    絶縁シート(4)に開口している第2の接続孔(42)を通過して、保護素子(2)の第2の接続リード(22)がリード板(3)に接続され、さらに、リード板(3)に設けている第3の接続孔(33)と絶縁シート(4)の第1の接続孔(41)から接続具が挿通されて、第1の接続リード(21)を電池(1)の端面電極に接続してなるパック電池。
  2. 複数の電池(1)が、平行な姿勢で端面を同一面に位置させるように横に並べて配設され、各々の電池(1)の端面には保護素子(2)が配設され、この保護素子(2)を介して電池(1)の端面電極をリード板(3)に接続して、リード板(3)で横並びの電池(1)を並列に接続してなるパック電池であって、
    保護素子(2)は両端に突出する第1の接続リード(21)と第2の接続リード(22)を有し、第1の接続リード(21)を電池(1)の端面電極に接続し、第2の接続リード(22)をリード板(3)に接続して、リード板(3)でもって電池(1)を並列に接続しており、
    さらに、リード板(3)は、横並びに配列される電池(1)の端面に沿う形状の本体部(35)と、この本体部(35)の側縁に折曲ライン(37)を介して連結している枝部(36)とを備え、このリード板(3)は、枝部(36)を保護素子(2)の第2の接続リード(22)に接続して、枝部(36)と本体部(35)との境界の折曲ライン(37)を折り返すように折曲して、本体部(35)と枝部(36)とを電池(1)の端面に配設し、さらにまた、本体部(35)の裏面であって保護素子(2)との対向面には絶縁シート(4)を配設しており、この絶縁シート(4)でもって、リード板(3)の本体部(35)を、保護素子(2)の接続リードから絶縁してなるパック電池。
  3. 電池(1)が薄形電池で、薄形電池が両面を同一面に位置して横並びに配設している請求項1又は2に記載されるパック電池。
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