JP2004228044A - パック電池 - Google Patents

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大樹 寺岡
Mikitaka Tamai
幹隆 玉井
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Abstract

【課題】組み立て工程を簡単にして製造コストを低減し、保護素子を定位置にしっかりと固定する。
【解決手段】パック電池は、素電池3と、この素電池3に電気接続している出力端子6を固定している端子基板5と、素電池3と出力端子6との間に電気接続している保護素子1とを備える。保護素子1は、対向して配設される両面を端子面7としている。保護素子1は、第1の端子面7Aにのみ端子リード2を連結して、第2の端子面7Bは端子リードを接続することなく、直接に端子基板5に固定している。第1の端子面7Aに連結している端子リード2の一端を素電池3の電極に連結している。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、保護素子を内蔵するパック電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
パック電池は、電池を保護するために保護素子を内蔵している。保護素子は、PTC、ブレーカ、ヒューズ等で、電池の温度が設定温度よりも高くなり、あるいは電池に過電流が流れると電流を遮断して保護する。さらに、パック電池は、出力端子を定位置に固定するための端子基板を内蔵している。端子基板は、パック電池に固定されて、出力端子を定位置に配置する。保護素子は、素電池と出力端子との間に接続されて電池を保護する。
【0003】
保護素子を内蔵する従来のパック電池は、特許文献1に記載される。このパック電池は、図1に示すように、保護素子1の両面に一対の端子リード2を連結している。一方の端子リード2は素電池3の電極に、他方の端子リード2は回路基板4に接続される。この構造のパック電池は、保護素子1の両端に接続している端子リード2を素電池3と回路基板4に連結するので、組み立てに手間がかかって製造コストが高くなる。また、保護素子1が一対の端子リード2を介して素電池3と回路基板4に連結されるので、保護素子1を位置ずれしないように、定位置に固定できない欠点もある。端子リード2が変形して保護素子1の位置がずれるからである。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−8608号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
保護素子をチップ型とし、これを回路基板に半田付けして固定して、回路基板の定位置に固定できる。しかしながら、この構造では、回路基板を一対の接続リードで素電池に接続する必要がある。回路基板を素電池の正負の電極に電気接続する必要があるからである。このため、回路基板を素電池に連結するために、すくなくとも2本の接続リードを連結する必要があるので、この構造も組み立てに手間がかかって製造コストが高くなる。また、保護素子をチップ型にするために形状に制約を受ける。たとえば、チップ型とするために小型にすれば、保護素子の最大電流容量が小さくなったり、あるいはPTCの場合は内部抵抗が大きくなるなどの弊害が発生する。
【0006】
本発明は、このような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、組み立て工程を簡単にして製造コストを低減しながら、保護素子を定位置にしっかりと固定でき、さらに保護素子の形状の制約が少なく、保護素子を理想的な特性にできるパック電池を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のパック電池は、素電池3と、この素電池3に電気接続している出力端子6を固定している端子基板5と、素電池3と出力端子6との間に電気接続している保護素子1とを備える。保護素子1は、対向して配設される両面を端子面7としている。保護素子1は、第1の端子面7Aにのみ端子リード2を連結して、第2の端子面7Bは端子リードを接続することなく、直接に端子基板5に固定している。第1の端子面7Aに連結している端子リード2は、一端を素電池3の電極に連結している。
【0008】
本発明の請求項2のパック電池は、端子基板5を素電池3の電極端面3Aに対向して配設して、端子基板5の素電池3との対向面に保護素子1を固定している。本発明の請求項3のパック電池は、端子リード2を折り返して、一端を保護素子1に、他端を素電池3の電極に接続している。さらに、本発明の請求項4のパック電池は、素電池3に端子基板5を連結している電池のコアパック8を、端子基板5を素電池3に連結する樹脂成形部9にインサートして固定している。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するものであって、本発明はパック電池を以下のものに特定しない。
【0010】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0011】
図2〜図4の断面図に示すパック電池は、素電池3と、この素電池3に電気接続してなる出力端子6を固定している端子基板5と、素電池3と出力端子6との間に接続している保護素子1とを備える。図のパック電池は、素電池3に端子基板5を連結して電池のコアパック8とし、これを樹脂成形部9にインサートし、あるいはケース10に収納している。電池のコアパック8は、保護素子1と端子リード2を介して端子基板5を素電池3に連結している。端子基板5は、出力端子6と保護素子1を表面に固定している。保護素子1は素電池3と出力端子6とに間に接続されて、電池に流れる電流をコントロールする。
【0012】
素電池3はリチウムイオン二次電池である。図のパック電池は、素電池3を薄型電池のリチウムイオン二次電池としている。ただし、本発明のパック電池は、素電池をリチウムイオン二次電池に特定しない。素電池には、ニッケル−水素電池、ニッケル−カドミウム電池等の充電して使用できる全ての電池とすることができる。また、素電池は薄型電池に特定されない。素電池は、円筒型電池や角型電池とすることもできる。図2と図3のパック電池は、ひとつの素電池3を内蔵するが、パック電池は、図4に示すように2個の素電池3を内蔵し、あるいは図示しないが、3個以上の素電池を内蔵することもできる。
【0013】
図2ないし図4のパック電池は、素電池3の電極端面3Aに対向して端子基板5を配設している。端子基板5は電極端面3Aに対向し、かつ電極端面3Aと平行な面内に位置している。端子基板は、図示しないが、電極端面に直交する姿勢で電極端面と対向する位置に配置することもできる。図のパック電池は、端子基板5を細長い形状としている。この端子基板5は、その幅を電極端面3Aの幅にほぼ等しく、あるいは電極端面3Aの幅よりも狭く、あるいは電極端面3Aの幅よりもわずかに広くする。図の端子基板5は長方形であるが、細長い形状であって、両端部分を湾曲させる形状とすることもできる。細長い端子基板5は、電極端面3Aの長手方向に長くなる姿勢で配置される。図2と図3のパック電池は、端子基板5が電極端面3Aから突出しないように、その長さを電極端面3Aの長さにほぼ等しくしている。ただし、端子基板は、電極端面よりも短くすることもできる。図4のパック電池は、2個の薄型電池を細長い電極端面3Aが直線状になるように、同一平面に横に並べているので、端子基板5の全長を1個の素電池3の電極端面3Aよりも長く、2個の素電池3の電極端面3Aの全長よりも短くしている。ただし、本発明のパック電池は、端子基板を電極端面から多少突出させることもできるのは言うまでもない。
【0014】
図の端子基板5は、素電池3と対向する内面側に保護素子1を固定して、その反対側の面である表面側に出力端子6を固定している。出力端子6は金属板で、端子基板5の表面に固定される。出力端子6は、保護素子1を介して素電池3に電気接続される。いいかえると、保護素子1が素電池3と出力端子6との間に接続されて、電池に過電流が流れ、あるいは設定温度よりも高温になるときに電流を遮断する。保護素子1は、正負の出力端子のいずれか片方に接続される。ただ、正負の両方の出力端子に保護素子を接続することもできる。図5は端子基板5の平面図を示している。この図の端子基板5は、正負の出力端子と識別端子からなる3つの出力端子6を表面に固定している。ただ、端子基板は、正負の出力端子のみを固定し、あるいは信号端子や温度端子等を含む4つ以上の端子を設けることもできる。
【0015】
図の端子基板5は、保護素子1のみを固定しているが、電池の保護回路を実現する電子回路を実現する電子部品を実装することもできる。この電子回路は、電池の過電流を電流検出回路で検出し、あるいは電池の温度を温度センサーで検出し、あるいはまた、電池の残容量を電流の積算値や電池電圧で検出し、電流検出回路、温度センサー、残容量演算回路での電流を制御する回路で実現される。
【0016】
端子基板5の内面に固定している保護素子1は、電池を過電流や異常な温度上昇から保護する素子であって、PTC、ブレーカ、ヒューズ、サーミスタ等である。保護素子1は、対向して配設される両面を端子面7としている。PTCは、温度と電流を検出して電池に流れる電流を制御する。ブレーカとヒューズは、過電流を検出して電池の電流を遮断する。サーミスタは、検出した温度を端子基板に実装された電池の保護回路に出力する。保護回路は、サーミスタが異常な温度を検出すると電流を制御して電池を保護する。保護素子1は、ケースの両面に金属板を固定して、両面を金属板の端子面7としている。ケースはプラスチック製で、一対の金属板をインサートして固定し、あるいは接着して固定し、あるいはまた嵌着して互いに絶縁状態で固定している。ただ、保護素子は、必ずしもケースを必要としない。たとえば、PTCである保護素子は、導電樹脂層の両面に金属板を貼り合わせた構造として、これらの金属板を端子面とすることができる。
【0017】
図6と図7と図8の底面図に示す保護素子1は、第1の端子面7Aにのみ端子リード2を連結している。保護素子1の第2の端子面7Bは、端子リード2を接続することなく、直接に端子基板5に固定される。保護素子1は、第2の端子面7Bを半田付けして端子基板5に固定される。保護素子1の第2の端子面7Bを半田付けして端子基板5に固定する工程で、第1の端子面7Aに端子リード2を半田付けして固定する。保護素子1と端子基板5、及び保護素子1と端子リード2は、リフロー半田して接続される。
【0018】
保護素子1は、ケースを細長い形状としている。細長いケースが、細長い端子基板5と平行な姿勢となるように、保護素子1を端子基板5に固定している。図2のパック電池は、図6に示す端子基板5の底面図のように、細長い保護素子1と平行な姿勢として端子リード2を保護素子1に連結している。この端子リード2は、途中をU曲して一端部分を素電池3の電極に連結している。端子リード2は抵抗スポット溶接し、あるいはレーザー溶接して素電池3の電極に連結される。図3のパック電池は、図7に示す端子基板5の底面図のように、細長い保護素子1に対して直交する姿勢となるように端子リード2を第1の端子面7Aに連結している。この端子リード2も途中をU曲して一端部分を素電池3の電極に連結している。この端子リード2も抵抗スポット溶接し、あるいはレーザー溶接して素電池3の電極に連結される。
【0019】
図4のパック電池は、図8に示す端子基板5の底面図に示すように、保護素子1の第1の端子面7Aにふたつの端子リード2を連結している。保護素子1を介して2個の素電池3を並列に接続するためである。ふたつの端子リード2は、一方を保護素子1に直交する姿勢とし、他方を保護素子1と平行な姿勢として、保護素子1の第1の端子面7Aに連結している。さらに、両方の端子リード2を第1の端子面7Aの両端部分に連結している。図4のパック電池は、第1の端子面7Aに接続しているふたつの端子リード2を介して、2個の素電池3を並列に接続している。図9はこのパック電池の回路図を示している。この回路図のパック電池は、2個の素電池3を並列に接続して、並列接続された素電池3の一方の電極を、保護素子1を介して出力端子6に連結している。このパック電池は、ふたつの端子リード2を、両方の素電池3の凸部電極に連結して、端子リード2と第1の端子面7Aを介して、ふたつの素電池3の凸部電極側を互いに並列に接続している。さらに、ふたつの素電池3の凸部電極側でない電極、すなわち平面電極に接続リード11を連結して、接続リード11を端子基板5に連結している。
【0020】
図4のパック電池は、複数の素電池3を並列に接続しているが、本発明のパック電池は、複数の素電池を直列に接続することもできる。このパック電池は、図示しないが、保護素子の第1の端子面に連結している一方の端子リードを一方の素電池の凸部電極に、他方の端子リードを他方の素電池の平面電極に接続する。
【0021】
図2と図3に示すパック電池は、端子基板5を、保護素子1と接続リード11を介して素電池3に連結している。図2のパック電池は、素電池3と端子基板5と保護素子1とを連結してなる電池のコアパック8を、端子基板5を素電池3に連結する樹脂成形部9にインサートして固定している。樹脂成形部9は、端子基板5を埋設するように成形されて、端子基板5をインサートして固定している。樹脂成形部9は、端子基板5と電極端面3Aとの間に溶融樹脂を注入して成形される。このパック電池は、電池のコアパック8を金型(図示せず)の成形室に仮り止めし、成形室に溶融樹脂を注入して、端子基板5と保護素子1と素電池3の一部を樹脂成形部9にインサートして製作される。
【0022】
図3と図4のパック電池は、電池のコアパック8をケース10に収納している。ただし、図2に示す電池のコアパックをケースに収納してパック電池とすることができ、また、図3と図4に示す電池のコアパックを樹脂成形部にインサートして製作することもできる。
【0023】
図2のパック電池は、以下の工程で製作される。
(1) 端子基板5に保護素子1をリフロー半田して固定すると共に、この工程で端子リード2を第1の端子面7Aにリフロー半田して連結し、さらに端子基板5に接続リード11を半田付けして連結する。
(2) 保護素子1の端子リード2の先端を素電池3の電極に抵抗スポット溶接して連結する。このとき、端子リード2を直線状とする。
(3) 保護素子1の端子リード2をU曲して端子基板5を電極端面3Aと対向する位置に配置させる。
(4) 端子基板5に連結している接続リード11と素電池3の電極に連結しているリード12とを抵抗スポット溶接等の方法で連結する。
(5) 以上の工程で端子基板5を素電池3に連結してコアパック8とし、コアパック8を金型に仮り止めして樹脂成形部9を成形する。
【0024】
図3のパック電池は、以下の工程で製作される。
(1) 図2のパック電池と同じように、端子基板5に保護素子1をリフロー半田して固定すると共に、この工程で端子リード2を保護素子1の第1の端子面7Aにリフロー半田して連結し、さらに端子基板5に接続リード11を半田付けして連結する。
(2) 保護素子1の端子リード2と接続リード11の先端を素電池3の電極に抵抗スポット溶接して連結する。このとき、端子リード2と接続リード11を直線状とする。
(3) 保護素子1の端子リード2と接続リード11をU曲して端子基板5を電極端面3Aと対向する位置に配置させる。
(4) 以上の工程で端子基板5を素電池3に連結してコアパック8とし、コアパック8をケース10に収納してケース10の開口部を閉塞する。
【0025】
図4のパック電池は、以下の工程で製作される。
(1) 端子基板5に保護素子1をリフロー半田して固定すると共に、ふたつの端子リード2を保護素子1の第1の端子面7Aにリフロー半田して連結し、さらに端子基板5に接続リード11を半田付けして連結する。この工程において、図8に示すように、一方の端子リード2を第1の端子面7Aと直交する姿勢とし、他方の端子リード2を第1の端子面7Aと平行な姿勢で連結する。
(2) 保護素子1の端子面7に直交する姿勢で連結している端子リード2の先端を、一方の素電池3の電極に抵抗スポット溶接して連結する。連結される端子リード2は直線状とする。
(3) 素電池3に連結している端子リード2をU曲して、端子基板5を電極端面3Aと対向する位置に配置させる。
(4) 端子面7に平行に連結している端子リード2を別の素電池3の電極に抵抗スポット溶接等の方法で連結する。その後、端子基板5に連結している接続リード11を素電池3の電極に連結する。
(5) 以上の工程で端子基板5を素電池3に連結してコアパック8とし、コアパック8をケース10に収納してケース10の開口部を閉塞する。
【0026】
【発明の効果】
本発明のパック電池は、組み立て工程を簡単にして、製造コストを低減しながら、保護素子を定位置にしっかりと固定できる特長がある。それは、本発明のパック電池が、保護素子の一方の端子面を、リードを介することなく端子基板に固定すると共に、他の端子面に端子リードを連結して、これを素電池に連結しているからである。この構造のパック電池は、保護素子の両面に端子リードを連結する必要がなく、保護素子を端子基板に直接に連結して端子基板に連結する。この構造は、保護素子と端子基板を広い面積で直接に連結できるので、極めて低抵抗な状態でしっかりと連結できる。また、対向する面を端子面として、その間にPTC素子等を配置できるので、チップ型のように形状の制約が少なく、保護素子を大きな面積にできる特長もある。このように、保護素子を大きな面積とする構造は、保護素子の最大電流容量を大きくでき、また、保護素子がPTC素子である場合は内部抵抗を小さくして理想的な特性が実現できる。さらに、端子リードを接続する端子面を広くできるので、端子リードを接続する向きを適宜に変更することが可能であり、また、複数の端子リードを取り出すこともできるので、パック電池に最適な状態でリード端子を配設できる特長もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパック電池の一例を示す斜視図
【図2】本発明の一実施例にかかるパック電池の断面図
【図3】本発明の他の実施例にかかるパック電池の断面図
【図4】本発明の他の実施例にかかるパック電池の断面図
【図5】図2に示すパック電池の端子基板の平面図
【図6】図2に示すパック電池の端子基板を示す底面図
【図7】図3に示すパック電池の端子基板を示す底面図
【図8】図4に示すパック電池の端子基板を示す底面図
【図9】図4に示すパック電池の回路図
【符号の説明】
1…保護素子
2…端子リード
3…素電池 3A…電極端面
4…回路基板
5…端子基板
6…出力端子
7…端子面 7A…第1の端子面 7B…第2の端子面
8…コアパック
9…樹脂成形部
10…ケース
11…接続リード
12…リード

Claims (4)

  1. 素電池(3)と、この素電池(3)に電気接続してなる出力端子(6)を固定している端子基板(5)と、素電池(3)と出力端子(6)との間に電気接続している保護素子(1)とを備えるパック電池であって、
    保護素子(1)は、対向して配設される両面を端子面(7)として、第1の端子面(7A)にのみ端子リード(2)を連結して、第2の端子面(7B)は端子リード(2)を接続することなく、直接に端子基板(5)に固定しており、第1の端子面(7A)に連結している端子リード(2)の一端を素電池(3)の電極に連結してなるパック電池。
  2. 端子基板(5)を素電池(3)の電極端面(3A)に対向して配設しており、端子基板(5)の素電池(3)との対向面に保護素子(1)を固定している請求項1に記載されるパック電池。
  3. 端子リード(2)を折り返して、一端を保護素子(1)に、他端を素電池(3)の電極に接続している請求項1に記載されるパック電池。
  4. 素電池(3)に端子基板(5)を連結している電池のコアパック(8)を、端子基板(5)を素電池(3)に連結する樹脂成形部(9)にインサートして固定している請求項1に記載されるパック電池。
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