JP4872806B2 - 照明空間の明るさ感覚指標規定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、照明空間の明るさ感覚指標規定方法に関するものである。
従来、様々な照明設計方法が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
屋内照明の設計は、照明に関する専門知識を持った一部の専門家によって行なわれるものであるが、ここで照明設計を「室内に必要な明るさおよび雰囲気を満足するために適切な照明器具を選択すること」であると広義に捉えた場合、一般ユーザがカタログ等を見て自分の部屋に合った照明器具を選択する行為もまた照明設計の一部分であると考えることができる。
従来、照明メーカでは、そのような一般ユ−ザの照明設計の目安となるように、照明器具の出力(光源W数等)やデザイン等の照明器具に関する情報の他に、例えば住宅照明用のシーリングライトの場合では、各器具の配光データから照度計算した結果に基づいてJIS照度基準レベルの水平面照度が概ね満足できる部屋の広さを特定し、適合畳数「6〜8畳用」等とカタログに表記していた。また、照明器具を部屋に設置した場合の空間の雰囲気をユーザに伝えるために、モデルルームに器具を設置したイメージ写真やCG画像を掲載する方法が採用されていた。
また、照明空間を観察したときに該空間に対して感じられる「明るさ」の総合評価である「明るさ感覚指標(明るさ感)」を、対象空間の輝度に基づいて算出することで、照明空間の「明るさ感覚指標」を定量的に把握する方法もある(例えば、特許文献3参照)。
特開平9−320311号公報 特開2003−151308号公報 特開2004−61150号公報
上記従来の適合畳数表示等の方法では、照明器具単体を配置した場合の水平面照度が規定のレベルを満足するか否かという情報は提供できるが、間接照明や壁面照明を施した部屋では、その部屋全体を見た場合の明るさ感は水平面照度だけでは規定できないことが、既往の研究結果から明らかになっている。
また、従来のイメージ写真やCG画像をカタログに掲載する方法では、ある特定の条件下での照明の印象しか伝えることができず、ユーザの希望する様々な部屋の条件(内装や器具の配置)での照明の印象を伝えるには至っていない。
また、従来の平均照度に基づく屋内照明設計方法は、1種類の照明器具を天井に均等配置するような均一の照明環境の場合は有効であるが、複数種類の照明器具を使用する場合や、間接照明の場合には適用困難である。また、スタンドやブラケット等で設置する照明器具を用いるような不均一な照明環境において、見た目の明るさ感が問われる場合には適用できない。
また、上記特許文献3において算出された「明るさ感覚指標」は、対象空間の明るさを評価するためのものであり、複数の照明器具を使う場合や、種類の異なる照明器具を組み合わせて使う場合の照明設計については考慮されていなかった。すなわち、一室複数灯での間接照明や壁面照明を主体とする部屋において、部屋の条件を考慮したうえで、部屋の用途に合った明るさ感の照明環境を実現する照明器具の組み合わせを容易に行なうことはできなかった。
さらに、上記「明るさ感覚指標」は、個人の主観による誤差の少ない値であることが望ましい。
そこで本出願人は、個人の主観による誤差の少ない照明空間の明るさ感覚指標を容易に得ることができて、工数の短縮が可能になる照明空間の明るさ感覚指標規定方法を既に提案している(特願2005−371026参照)。
しかしながら、既に提案した上記方法では奥行きの短い室内空間を想定しており、奥行きの長い屋外空間であり且つ観測者が歩行者である場合には、観測者の進行方向前方の明るさが観測者の明るさ感に対して大きな影響を与える傾向にあることが判明し、かかる条件のもとでは、上記従来方法を適用して明るさ感覚指標を規定することに問題があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、屋外空間においても個人の主観による誤差の少ない照明空間の明るさ感覚指標を容易に得ることができて、工数の短縮が可能になる照明空間の明るさ感覚指標規定方法を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、照明空間において照明器具の光源とは別の光源を用いて表面の輝度が変化する色票を空間内に備えて、観測者から見た色票が空間内に置かれた物体として認識される輝度のレベルと自ら発光している光源として認識される輝度のレベルとの中間である不自然な色の見え方になるときの色票の輝度である色モード境界輝度と、観測者の視野内における照明空間の特定領域の光源輝度を除く幾何平均輝度との相関関係と、照明空間の明るさ感を表す明るさ感覚指標と、前記色モード境界輝度との相関関係と、に基づいて、前記明るさ感覚指標を、前記幾何平均輝度の関数として規定する照明空間の明るさ感覚指標規定方法であって、観測者の視線方向を中心とする上方向8°、下方向12°、左方向15°、右方向15°の有効視野角内の領域に床面が存在し且つ天井面が存在しない照明空間、あるいは観測者の視線方向を中心とする上方向8°、下方向12°、左方向15°、右方向15°の有効視野角内の領域に床面が存在し且つ前記特定領域内に天井面が存在しない照明空間においては、前記特定領域を上方向35°、下方向50°、左方向50°、右方向50°の有効視野角未満の領域とし、前記明るさ感覚指標は、前記特定領域の幾何平均輝度の関数として規定することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、照明空間が屋外空間である場合においても、個人の主観による誤差の少ない照明空間の明るさ感覚指標を容易に得ることができて、工数の短縮が可能になる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記特定領域を前記有効視野角内の領域としたことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、個人の主観による誤差の少ない照明空間の明るさ感覚指標を容易に得ることができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記明るさ感覚指標は、前記特定領域の光源輝度を除く幾何平均輝度の0.7乗に1.5を乗じた値であることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、個人の主観による誤差の少ない照明空間の明るさ感覚指標を容易に得ることができる。
請求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、前記明るさ感覚指標は、前記特定領域の光源輝度を含めた幾何平均輝度の0.7乗に1.5を乗じた値であることを特徴とする。
請求項4の発明によれば、個人の主観による誤差の少ない照明空間の明るさ感覚指標を容易に得ることができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか1項の発明において、前記特定領域の幾何平均輝度は、照明器具の配光データに基づくシミュレーションによって求めることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、客観的な幾何平均輝度を容易に得ることができる。
請求項6の発明は、請求項1〜4の何れか1項の発明において、前記幾何平均輝度は、照明空間の輝度分布画像に基づいて求めることを特徴とする。
請求項6の発明によれば、客観的な幾何平均輝度を容易に得ることができる。
請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか1項の発明において、前記観測者を歩行者とすることを特徴とする。
本発明によれば、照明空間が屋外空間である場合においても、個人の主観による誤差の少ない照明空間の明るさ感覚指標を容易に得ることができて、工数の短縮が可能になる。
本発明の実施形態を説明する前に、本出願人による先行出願(特願2005−371026)に開示された従来例(室内の照明空間における明るさ感覚指標の規定方法)について説明する。
まず、本発明において空間の照明環境を評価する評価値として採用する「明るさ感覚指標」とは、照明空間を観察したときに該空間に対して感じられる「明るさ」の総合評価であり、本発明では、この「明るさ感覚指標」を定量的に規定する明るさ感覚指標規定方法として、照明認識視空間の概念における「色モード境界輝度」(参考文献1:照明認識視空間の明るさサイズの測定による実環境における空間の明るさ感の評価、照明学会誌、第86巻第11号、2002、P830〜836、山口他)に基づいて規定している。ここで、「色モード境界輝度」とは、照明された部屋に置かれた色票(以下、テストパッチと呼ぶ)を観測者(被験者)から見た見え方が、その部屋内に置かれた物体(物体色)として認識される輝度のレベルと自ら発光している光源(光源色)として認識される輝度のレベルとの中間である、その部屋に置かれた物体としては不自然な色の見え方になる輝度のレベルのことであり、照明された部屋の明るさ感を定量的に表すものである。
また、不均一な照明環境において色モード境界輝度の加法性が成り立つことが示されており(参考文献2:不均一な照明環境における空間の明るさ感の加法性、第36回照明学会全国大会講演論文集、P154、2003、山口他)、ある照明環境K1が、照明環境K2とK3との和であるとき、照明環境K2,K3における各々の色モード境界輝度の和で照明環境K1における色モード境界輝度が予測できることが実証されている。
以上から、照明認識視空間の概念における「色モード境界輝度」によって、空間の明るさ感を定量的に把握することができ、ある照明器具を設置した部屋の明るさ感を規定する「明るさ感覚指標」を設定することが技術的に可能であるといえる。
この色モード境界輝度設定には、図8に示すテストパッチ輝度提示装置5を使用する。テストパッチ輝度提示装置5は、設置プレート5g上に設置された、光源にハロゲン電球を用いたスライドプロジェクターで構成される光源システム5bを収納した光源ボックス5a、回転濃度フィルター5dを収納した光学系ボックス5c、可動式平面ミラー5e、支持具5fによって設置プレート5aから1100mmの高さに設けられたテストパッチTとからなる。テストパッチTは、光源システム5bから回転濃度フィルター5dを通った光が可動式平面ミラー5eで反射して局所照明されている。被験者は、手元のスイッチで回転濃度フィルター5dを回転させることで自由にテストパッチTの輝度を調節することが可能である。また、テストパッチTは照明の影響をほとんど受けないように照射面を下向きに斜め45°に傾けてある。テストパッチTは、60mm×60mmの大きさで、被照射面はN5,グレーの紙面からなる。
上記テストパッチ輝度提示装置5を操作して測定された「色モード境界輝度A」から、下記[数1]に基づいて「明るさ感覚指標F」を導出し、その単位は[feu(フー)]と称する。なお、「色モード境界輝度A」の単位は[cd/m]である。
Figure 0004872806
以下、この「色モード境界輝度A」に基づく明るさ感覚指標規定方法の概略について説明する。
まず、図9に示す、部屋サイズ:3500mm×3500mm、天井高さ:2500mmの8畳実物大の住宅居室Rを標準条件の測定環境として準備し、天井および壁の3面は白のクロス仕上げ、壁の一面は白のロールスクリーン6で間仕切りを施し、床はダークブラウンのフローリング仕上げであり、天井および壁の反射率を80%、床の反射率を10%とする。
図8に示すテストパッチ輝度提示装置5を用いて、住宅居室R内に様々な照明器具L1〜Lnを単体で個別に配置した場合の「色モード境界輝度A1〜An」を測定し、上記[数1]に基づいて照明器具L1〜Ln個別の「明るさ感覚指標F1〜Fn」を算出する。
次に、上記測定環境に、乳白アクリルカバーが付いた天井直付のシーリングライトである照明器具Lr(図9中の破線)を部屋中央に設置する。照明器具Lrは、25%〜100%の範囲で調光可能であり、被験者の主観評価によって、ちょうどよい明るさとなるように調光した場合の「色モード境界輝度Ar」を測定し、[数1]より上記測定環境における「所要の明るさ感覚指標Fr」を設定する。
次に、部屋の形状、内装レイアウト、大きさより照明器具の設置位置を決定し、各設置位置に配置する照明器具の「明るさ感覚指標F」の和が「所要の明るさ感覚指標Fr」となるように、照明器具L1〜Lnから照明器具を選択する。例えば、照明器具L10,L15,Lnを選択して、各照明器具の明るさ感覚指標F10,F15,Fnとすると、Fr=[F10+F15+Fn]となればよい。
このように、「色モード境界輝度A」に基づいて「明るさ感覚指標F」を規定することで、「所要の明るさ感覚指標Fr」が設定された部屋に対して、各照明器具の「明るさ感覚指標の和」が前記部屋の「所要の明るさ感覚指標Fr」となるように照明器具を組み合わせれば、一室複数灯での間接照明や壁面照明を主体とする部屋においても、部屋の条件を考慮したうえで、部屋の用途に合った所要の明るさ感の照明環境を実現することができる。
すなわち、カタログ等に記載された照明器具個々の「明るさ感覚指標」の値に基づく足し算を行うことで、専門の知識を持たない一般ユーザでも容易に、所要の明るさ感の照明環境を実現する照明器具の組み合わせを決定することができるのである。
しかしながら、上記方法では照明器具毎に「色モード境界輝度A」の測定を行う必要があり、多くの工数がかかる上に、「色モード境界輝度A」の測定が個人の感覚に基づく測定であるので、個人毎の感覚のぶれによる測定誤差が大きくなる可能性があった。
そこで、先行出願に係る発明では、様々な条件での「色モード境界輝度A」の実測データと、前記様々な条件での観測者の視野内における照明空間の特定領域の光源輝度を除く「幾何平均輝度」との相関関係に着目し、その相関関係から導出される実験式に基づいて、ある条件を設定した場合の「明るさ感覚指標F」を規定しており、以下、明るさ感覚指標規定方法について説明する。
まず、図9に示す住宅居室Rにおいて、ロールスクリーン6を右手に臨む背面壁R1側の略中央を被験者の視点位置Pとする。
使用する照明器具は、間接照明系の3台の照明器具L1,L2,L3を、被験者からは光源が見えないように配置している。照明器具L1としては、バーチカルコーナーライトを被験者の視点位置Pに対面する正面壁R2の右コーナー近傍に配置する。照明器具L2としては、床置のホリゾントライトを正面壁R2の左コーナー近傍に配置する。照明器具L3としては、フロアスタンドを背面壁R1の左コーナー近傍に配置する。なお、これらの各照明器具L1,L2,L3は、被験者の手元に配置した調光器7によって調光可能である。
まず、テストパッチTが背面壁R1から2500mmに位置するようにテストパッチ輝度提示装置5を設置し、各照明器具L1,L2,L3単体で点灯した場合の「色モード境界輝度A1,A2,A3」を測定した。この「色モード境界輝度A1,A2,A3」の測定は、各照明器具L1,L2,L3を調光して、部屋の床面中央部に設置した照度計4によって測定される「床面中央照度」を変えた複数の条件下で3回づつ行った。
また、上記複数の条件下において、視点位置Pに対面する正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」の値を、各照明器具L1,L2,L3の配光データから、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって算出した。ここで、照明器具L1,L2,L3の各「幾何平均輝度Ba」の値を、「幾何平均輝度Ba1,Ba2,Ba3」とする。なお、「幾何平均輝度Ba」の単位は[cd/m]である。
図10(a)(b)(c)は、上記「色モード境界輝度A1,A2,A3」の測定結果、および上記正面壁R2の「幾何平均輝度Ba1,Ba2,Ba3」のシミュレーション結果を示す表であり、図10(a)は照明器具L1単体で点灯した場合の結果、図10(b)は照明器具L2単体で点灯した場合の結果、図10(c)は照明器具L3単体で点灯した場合の結果を各々示す。
図7は、正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」を横軸に、「色モード境界輝度A」を縦軸にとって、図10(a)(b)(c)に示す「床面中央照度」を変えた各条件での「色モード境界輝度A1,A2,A3」の測定結果の平均値と「幾何平均輝度Ba1,Ba2,Ba3」のシミュレーション結果との関係をグラフに示したものである。
図7中の直線50は、全てのプロット点に対して線形回帰で求めた直線であり、線形回帰分析の結果、その決定係数は0.85と高い値を示している。すなわち、「色モード境界輝度A」と正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」との間には高い相関関係があるといえ、「色モード境界輝度A」と正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」との関係は、下記[数2]で表される。したがって、「色モード境界輝度A」は、正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」から推定することができる。
Figure 0004872806
そして、「明るさ感覚指標F」を「色モード境界輝度A」の1/2として定義した場合、「明るさ感覚指標F」は下記[数3]で表される。
Figure 0004872806
このように、「色モード境界輝度A」と正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」との相関関係(上記[数2]参照)と、「明るさ感覚指標F」と「色モード境界輝度A」との相関関係(上記[数1]参照)とに基づいて、「明るさ感覚指標F」を、正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」の関数として規定することができる(上記[数3]参照)。
具体例を以下説明する。図11に示す部屋サイズ:3600mm×3600mm、天井高さ:2500mmの居住居室Rを標準条件の部屋として設定し、図12(a)に示す照明器具L1(バーチカルコーナーライト)を被験者の視点位置Pに対面する正面壁R2の右コーナー近傍に配置する。
そして、この照明器具L1を対象として、照明器具個別の「明るさ感覚指標F」を設定する場合、まず、照明器具L1を単体で点灯させたときの正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」を、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって算出する。
計算シミュレーションを行う場合、まず、対象とする部屋の条件(大きさ、内装反射率、照明器具の配置等)を設定し、照明器具の条件(光束、配光データ等)に基づいて、各内装面に入射する直射照度を算出する。次に、各内装面を光源とした場合の相互反射成分をラジオシティ法を用いて計算し、最終的に各内装面に入射する光束を決定した後、視点位置、注視点および視野の範囲を設定することで、その視野の範囲における各内装面の輝度分布を得ることができる。
図11に示す居住居室Rであれば、X軸,Y軸,Z軸を有する3次元空間内で、居住居室Rの大きさをX方向寸法3600mm、Y方向寸法3600mm、Z方向寸法2500mmに設定し、各内装面の内装反射率を設定する。そして、被験者の視点位置Pに対面する正面壁R2の右コーナー近傍に、図12(b)に示される配光曲線J1,J2(J1は横方向の配光曲線、J2は上下方向の配光曲線を各々示す)を有する照明器具L1(バーチカルコーナーライト)を配置する。さらに、視点位置Pの座標(X,Y,Z)=(1800mm、0mm、1250mm)、注視点Qの位置座標(X,Y,Z)=(1800mm、3600mm、1250mm)とし、視野の範囲を正面壁R2とすると、図11に示す正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」は12.1[cd/m]というシミュレーション結果を得た。このように、正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」は、各照明器具の配光データ等に基づいて、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって客観的に算出可能である。
そして、照明器具L1の「明るさ感覚指標F」は、上記[数3]に基づいて、F=0.46Ba=5.57[feu]に設定され、「明るさ感覚指標F」と「色モード境界輝度A」との相関関係を維持しながら、客観的に算出した正面壁R2の「幾何平均輝度Ba」に基づいて個人の主観による誤差の少ない照明空間の「明るさ感覚指標F」を容易に得ることができる。
また、照明器具毎の「幾何平均輝度Ba」は上記計算シミュレーションによって算出するので、照明器具毎に「色モード境界輝度A」の測定を行う必要はなく、工数の短縮が可能になる。
一方、図13(a)(b)に示すように、人間の有効な視野の範囲に基づいて、被験者の視点位置Pから視線方向P1に対して上方向θ1=35°、下方向θ2=50°、左方向θ3=50°、右方向θ4=50°の視野角内の領域Gを設定し、領域G内の「幾何平均輝度Bb」を、各照明器具L1,L2,L3の配光データから、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって算出することができる。
図9に示す住宅居室Rにおいて、被験者の視点位置Pから正面壁R2の略中心を注視したときの領域Gは図14に示すように立体的な領域となる。
そして、住宅居室R内に先の例と同様に、間接照明系の3台の照明器具L1,L2,L3を、被験者からは光源が見えないように配置し、各照明器具L1,L2,L3単体で点灯した場合の「色モード境界輝度A1,A2,A3」を測定した。この「色モード境界輝度A1,A2,A3」の測定は、各照明器具L1,L2,L3を調光して、部屋の床面中央部に設置した照度計4によって測定される「床面中央照度」を変えた複数の条件下で3回づつ行った。
また、上記複数の条件下において、領域Gの「幾何平均輝度Bb」の値を、各照明器具L1,L2,L3の配光データから、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって算出した。ここで、照明器具L1,L2,L3の各「幾何平均輝度Bb」の値を、「幾何平均輝度Bb1,Bb2,Bb3」とする。
図15(a)(b)(c)は、上記「色モード境界輝度A1,A2,A3」の測定結果、および上記領域Gの「幾何平均輝度Bb1,Bb2,Bb3」のシミュレーション結果を示す表であり、図15(a)は照明器具L1単体で点灯した場合の結果、図15(b)は照明器具L2単体で点灯した場合の結果、図15(c)は照明器具L3単体で点灯した場合の結果を各々示す。
なお、実験設備の内装面の反射率を実際に測定しており、上記シミュレーションに用いる住宅居室Rの内装面の反射率の設定は、天井の反射率を79%、壁の反射率を81%、床の反射率を9.8%とし、さらにはロールスクリーン2の反射率を68%とする。
図16は、領域Gの「幾何平均輝度Bb」を対数目盛の横軸に、「色モード境界輝度A」を対数目盛の縦軸にとって、図15(a)(b)(c)に示す「床面中央照度」を変えた各条件での「色モード境界輝度A1,A2,A3」の測定結果の平均値と「幾何平均輝度Bb1,Bb2,Bb3」のシミュレーション結果との関係をグラフに示したものである。
図16中の直線51は、全てのプロット点に対して線形回帰で求めた直線であり、線形回帰分析の結果、その決定係数は0.93と高い値を示している。すなわち、「色モード境界輝度A」と上記領域Gの「幾何平均輝度Bb」との間には高い相関関係があるといえ、「色モード境界輝度A」と上記領域Gの「幾何平均輝度Bb」との関係は、下記[数4]で表される。したがって、「色モード境界輝度A」は、上記領域Gの「幾何平均輝度Bb」から推定することができる。
Figure 0004872806
そして、「明るさ感覚指標F」を「色モード境界輝度A」の1/2として定義した場合、「明るさ感覚指標F」は下記[数5]で表される。
Figure 0004872806
このように、「色モード境界輝度A」と上記領域Gの「幾何平均輝度Bb」との相関関係(上記[数4]参照)と、「明るさ感覚指標F」と「色モード境界輝度A」との相関関係(上記[数1]参照)とに基づいて、「明るさ感覚指標F」を、上記領域Gの「幾何平均輝度Bb」の関数として規定することができる(上記[数5]参照)。
具体例を以下説明する。図11に示す部屋サイズ:3600mm×3600mm、天井高さ:2500mmの居住居室Rを標準条件の部屋として設定し、図12(a)に示す照明器具L1(バーチカルコーナーライト)を被験者の視点位置Pに対面する正面壁R2の右コーナー近傍に配置する。
そして、この照明器具L1を対象として、照明器具個別の「明るさ感覚指標F」を設定する場合、まず、照明器具L1を単体で点灯させたときの領域Gの「幾何平均輝度Bb」を、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって算出する。
計算シミュレーションを行う場合、まず、対象とする部屋の条件(大きさ、内装反射率、照明器具の配置等)を設定し、照明器具の条件(光束、配光データ等)に基づいて、各内装面に入射する直射照度を算出する。次に、各内装面を光源とした場合の相互反射成分をラジオシティ法を用いて計算し、最終的に各内装面に入射する光束を決定した後、視点位置、注視点および視野の範囲を設定することで、その視野の範囲における各内装面の輝度分布を得ることができる。
図11に示す居住居室Rであれば、X軸,Y軸,Z軸を有する3次元空間内で、居住居室Rの大きさをX方向寸法3600mm、Y方向寸法3600mm、Z方向寸法2500mmに設定し、各内装面の内装反射率を設定する。そして、被験者の視点位置Pに対面する正面壁R2の右コーナー近傍に、図12(b)に示される配光曲線J1,J2(J1は横方向の配光曲線、J2は上下方向の配光曲線を各々示す)を有する照明器具L1(バーチカルコーナーライト)を配置する。さらに、視点位置Pの座標(X,Y,Z)=(1800mm、0mm、1250mm)、注視点Qの位置座標(X,Y,Z)=(1800mm、3600mm、1250mm)とし、視野の範囲を、被験者の視点位置Pから視線方向P1に対して上方向θ1=35°、下方向θ2=50°、右方向θ3=50°、左方向θ4=50°の視野角内の領域Gとすると、領域Gの「幾何平均輝度Bb」は6.0[cd/m]というシミュレーション結果を得た。このように、領域Gの「幾何平均輝度Bb」は、各照明器具の配光データ等に基づいて、ラジオシティ法を用いた計算シミュレーションによって客観的に算出可能である。
そして、照明器具L1の「明るさ感覚指標F」は、上記[数5]に基づいて、F=1.5Bb0.7=5.3[feu]に設定され、「明るさ感覚指標F」と「色モード境界輝度A」との相関関係を維持しながら、客観的に算出した領域Gの「幾何平均輝度Bb」に基づいて個人の主観による誤差の少ない照明空間の「明るさ感覚指標F」を容易に得ることができる。
上述のように本出願人の先行出願(特願2005−371026)では、奥行きの短い室内空間における明るさ感覚指標の規定方法を提案しているが、本発明者らの検討結果によると、屋外空間のように室内に比べて奥行きの長い空間における明るさ感覚指標を規定するには、以下に説明する方法、すなわち、本願発明に係る明るさ感覚指標の規定方法が適切であることが判明した。
而して、屋外空間のように室内に比べて奥行きの長い空間における明るさ感覚指標を規定するには、図1に示すように「幾何平均輝度Bb」を算出するための特定領域G’を、被験者の視点位置Pから視線方向P1に対して上方向θ1=8°、下方向θ2=12°、右方向θ3=15°、左方向θ4=15°の視野角内の領域とすることが望ましい。ここで、当該特定領域G’を適用することが相応しい「奥行きのある空間」とは、特定領域G’内に床面が存在する場合であり、例えば、図2に示すように観測者の視点高さTを1.5mとしたとき、前方7m以上先まで床面が存在し、且つ天井面がない、あるいは天井面があっても特定領域G’内に存在しない場合である。そして、この特定領域G’内の「幾何平均輝度Bb」を算出すれば、「明るさ感覚指標F」はF=1.5Bb0.7[feu]の式から求めることができる。故に、図3(a)に示すように前方に壁100や天井101が存在して奥行きの短い室内空間では特定領域G’内に床面102が見えないから、屋内空間用の特定領域Gにおける「幾何平均輝度Bb」を算出して「明るさ感覚指標F」を求めることが望ましい。一方、図3(b)に示すように奥行きが長く天井がないような空間(屋外空間)では、特定領域G’内に床面(路面)が存在するが天井がないから、特定領域G’における「幾何平均輝度Bb」を算出して「明るさ感覚指標F」を求めることが望ましい。但し、図3(a),(b)における200はそれぞれ光源(照明器具)である。
ここで、「奥行きのある空間」、例えば図3(b)に示すような屋外空間において特定領域G’並びにG内の「幾何平均輝度Bb」を算出して求めた「明るさ感覚指標F」を横軸に取り、被験者による「明るさ感主観評価値」を縦軸に取った官能評価結果をそれぞれ図4(a),(b)に示す。図4(a),(b)を比較すると、「奥行きのある空間」においては特定領域G’によって求めた「明るさ感覚指標F」と「明るさ感主観評価値」との相関の方が、特定領域Gによって求めた「明るさ感覚指標F」と「明るさ感主観評価値」との相関よりも高いことが判る。また、図4(a)では特定領域G’内の「幾何平均輝度Bb」に光源輝度を含めていないが、図5に示すように光源輝度を含む「幾何平均輝度Bb」から求めた「明るさ感覚指標F」と「明るさ感主観評価値」との相関の方が、光源輝度を含めない場合の相関よりも高いことが判る。よって、「奥行きのある空間」の「明るさ感覚指標F」を求める際は特定領域G’内の「幾何平均輝度Bb」に光源輝度を含めることが望ましい。
ところで、実際の照明空間で「明るさ感覚指標F」を測定することも可能であり、例えば、図6に示すように照明空間を撮像して輝度分布画像を取得する撮像装置1と、コンピュータ装置2と、コンピュータ装置2に搭載された測定用のプログラムとで構成される測定システムを用いればよい。撮像装置1は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの撮像素子と、撮像素子に光を集光するレンズ10とを具備し、撮像したディジタルの静止画像(輝度分布画像)を通信ケーブル3を介してコンピュータ装置2に送信する。またコンピュータ装置2は、CPU、マザーボード、メモリ、ハードディスク、キーボード、ポインティング・デバイスなどを本体20に内蔵し、当該本体20に液晶ディスプレイ21が開閉自在に設けられた所謂ノート型のパーソナル・コンピュータからなる。そして、撮像装置1から通信ケーブル3を介して送信される画像データは、汎用の通信インタフェース(例えば、IEEE1394やUSB<Universal Serial Bus>など)を介してコンピュータ装置2に取り込まれる。ここで、撮像装置1に画像を撮像させるためのトリガ信号のように撮像装置1を制御するための制御信号がコンピュータ装置2から通信ケーブル3を介して撮像装置1に送信されるようになっており、コンピュータ装置2を使って撮像装置1を操作することができる。なお、通信インターフェースとしてUSBを採用した場合、通信ケーブル3を介してコンピュータ装置2から撮像装置1へ動作電源を供給可能となり、別途電源(例えば、商用電源とACアダプタ)を用意する必要がないから使い勝手がよいものである。また、測定用のプログラムは、撮像装置1で取得する輝度分布画像に基づいて特定領域G,G’の「幾何平均輝度Bb」を求めるとともに「幾何平均輝度Bb」から「明るさ感覚指標F」を算出する処理をコンピュータ装置2に行わせるものである。
(a)(b)は本実施形態において幾何平均輝度を算出する特定領域を示す平面図である。 同上において幾何平均輝度を算出する領域を示す側面図である。 (a)(b)は同上において幾何平均輝度を算出する特定領域を示す平面図である。 (a)(b)は同上において明るさ感覚指標と明るさ感主観評価値との相関を説明する図である。 同上において幾何平均輝度を算出する際に光源輝度を含んだ場合の明るさ感覚指標と明るさ感主観評価値との相関を説明する図である。 同上における明るさ感覚指標を測定する測定システムを示す図である。 同上の正面壁の幾何平均輝度と色モード境界輝度との相関を示す図である。 同上のテストパッチ輝度提示装置の構成を示す図である。 同上の実験設備を示す図である。 (a)(b)(c)同上の照明器具毎の実験結果を示す図である。 同上の居住居室を示す図である。 (a)(b)同上の照明器具(バーチカルコーナーライト)の外観、配光曲線を示す図である。 (a)(b)は幾何平均輝度を算出する特定領域を示す平面図である。 同上の幾何平均輝度を算出する特定領域を視線方向から見た図である。 (a)(b)(c)同上の照明器具毎の実験結果を示す図である。 同上の領域Gの幾何平均輝度と色モード境界輝度との相関を示す図である。
符号の説明
G’ 幾何平均輝度を算出する特定領域
P 視点位置
P1 視線方向

Claims (7)

  1. 照明空間において照明器具の光源とは別の光源を用いて表面の輝度が変化する色票を空間内に備えて、観測者から見た色票が空間内に置かれた物体として認識される輝度のレベルと自ら発光している光源として認識される輝度のレベルとの中間である不自然な色の見え方になるときの色票の輝度である色モード境界輝度と、観測者の視野内における照明空間の特定領域の光源輝度を除く幾何平均輝度との相関関係と、照明空間の明るさ感を表す明るさ感覚指標と、前記色モード境界輝度との相関関係と、に基づいて、前記明るさ感覚指標を、前記幾何平均輝度の関数として規定する照明空間の明るさ感覚指標規定方法であって、
    観測者の視線方向を中心とする上方向8°、下方向12°、左方向15°、右方向15°の有効視野角内の領域に床面が存在し且つ天井面が存在しない照明空間、あるいは観測者の視線方向を中心とする上方向8°、下方向12°、左方向15°、右方向15°の有効視野角内の領域に床面が存在し且つ前記特定領域内に天井面が存在しない照明空間においては、前記特定領域を上方向35°、下方向50°、左方向50°、右方向50°の有効視野角未満の領域とし、前記明るさ感覚指標は、前記特定領域の幾何平均輝度の関数として規定することを特徴とする照明空間の明るさ感覚指標規定方法。
  2. 前記特定領域を前記有効視野角内の領域としたことを特徴とする請求項1記載の照明空間の明るさ感覚指標規定方法。
  3. 前記明るさ感覚指標は、前記特定領域の光源輝度を除く幾何平均輝度の0.7乗に1.5を乗じた値であることを特徴とする請求項1又は2記載の照明空間の明るさ感覚指標規定方法。
  4. 前記明るさ感覚指標は、前記特定領域の光源輝度を含めた幾何平均輝度の0.7乗に1.5を乗じた値であることを特徴とする請求項1又は2記載の照明空間の明るさ感覚指標規定方法。
  5. 前記特定領域の幾何平均輝度は、照明器具の配光データに基づくシミュレーションによって求めることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の照明空間の明るさ感覚指標規定方法。
  6. 前記幾何平均輝度は、照明空間の輝度分布画像に基づいて求めることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の照明空間の明るさ感覚指標規定方法。
  7. 前記観測者を歩行者とすることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の照明空間の明るさ感覚指標規定方法。
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