JP4872582B2 - 負荷駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチング素子を制御して負荷を駆動する負荷駆動回路に関する。
従来、インバータ回路や降圧型DCコンバータ回路などにおいては、直列に接続されたハイサイドMOSFETとローサイドMOSFETFETを用いて、負荷を駆動する負荷駆動回路が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
図7に、従来の負荷駆動回路の構成例を示す。この負荷駆動回路では、ハイサイドMOSFET10とローサイドMOSFET40のオン、オフによって、ハイサイドMOSFET10のソース対グランド電位が、グランド電位から直流電源VB2の電源電位の範囲内で変動する。したがって、ハイサイドパワーMOSFET10を駆動するためには、第1ドライブ回路11の電源の電位を、ハイサイドMOSFET10のソース電位よりも直流電源VB1の電源電位分だけ高くする必要がある。この電源電位を第1ドライブ回路11に印加するためにブートストラップコンデンサ13が設けられている。このブートストラップコンデンサ13に充電された充電電圧によって第1ドライブ回路11が動作し、ハイサイドパワーMOSFET10を駆動するようになっている。
特開平8−168269号公報
上記したような駆動回路では、ハイサイドMOSFET10のソース対グランド電位(ハイサイドMOSFET10とローサイドMOSFET40の接続点の電位)が、グランド電位から第2の直流電源VB2の電源電位の範囲内で変動するため、ハイサイドMOSFET10としては、比較的ゲート−ソース間耐圧の高いパワーMOS素子を用いる必要がある。
しかしながら、ゲート−ソース間耐圧の高いパワーMOS素子を用いる場合、比較的デバイス面積が大きくなってしまうという欠点がある。そこで、ゲート−ソース間耐圧の比較的低いパワーMOS素子を用いてハイサイドMOSFET10を構成することが考えられる。しかし、このような構成では、図8のツェナーダイオード30aに示すような、ハイサイドMOSFET10のゲート−ソース間電圧をクランプするためのクランプ回路30を設ける必要が生じる。
しかし、このように負荷駆動用スイッチング素子10のゲート−ソース間にクランプ回路30を設けるようにした構成では、ドライブ回路11から負荷駆動用スイッチング素子10のゲートに入力される信号の電圧レベルがクランプ回路30によってクランプされる電圧よりも大きい場合に、クランプ回路30のツェナーダイオード30aに不要な電流が流れるといった問題が生じる。
本発明は上記点に鑑みたもので、負荷駆動用のスイッチング素子のゲート−ソース間にクランプ回路を設けることなく、負荷駆動用のスイッチング素子として、ゲート−ソース間耐圧の低いスイッチング素子を用いることを目的とする。
本発明の第1の特徴は、入力される信号に応じてオンまたはオフすることにより負荷を駆動するスイッチング素子(10)と、スイッチング素子のソース端子の電位を基準電位として、スイッチング素子に信号を入力するドライブ回路(11)と、直流電源から供給される電荷を充電することにより、スイッチング素子のソース端子の電位を基準電位として、ドライブ回路に電源電圧を供給するコンデンサ(13)と、を備えた負荷駆動回路であって、ドライブ回路は、コンデンサによって供給される電源電圧以下の振幅で信号を出力するもので、コンデンサの端子間電圧がスイッチング素子のゲート−ソース間耐圧以下となるようにコンデンサの端子間電圧を固定する電位固定回路(20)を備え、電位固定回路(20)は、スイッチング素子のゲート−ソース間耐圧以下となるような定電圧を保持する定電圧回路(21)と、直流電源から定電圧回路に定電流を供給する定電流回路(22)と、制御端子が定電圧回路と定電流回路の接続点に接続され、直流電源からコンデンサに電流を供給する第1のトランジスタ(23)と、制御端子がスイッチング素子のソース端子に接続され、定電圧回路と直列に接続された第2のトランジスタ(24)と、を備えたことである。
このような構成では、ドライブ回路は、コンデンサによって供給される電源電圧以下の振幅で信号を出力するようになっており、コンデンサの端子間電圧がスイッチング素子のゲート−ソース間耐圧以下となるようにコンデンサの端子間電圧が固定されるので、ドライブ回路から出力される信号の振幅は、スイッチング素子のゲート−ソース間耐圧以下となり、負荷駆動用のスイッチング素子のゲート−ソース間にクランプ回路を設けることなく、負荷駆動用のスイッチング素子として、ゲート−ソース間耐圧の低いスイッチング素子を用いることができる。なお、スイッチング素子としては、パワーMOSFETやIGBTを用いることができる。また、電位固定回路は、スイッチング素子のゲート−ソース間耐圧以下となるような定電圧を保持する定電圧回路と、直流電源から定電圧回路に定電流を供給する定電流回路と、制御端子が定電圧回路と定電流回路の接続点に接続され、直流電源からコンデンサに電流を供給する第1のトランジスタと、制御端子がスイッチング素子のソース端子に接続され、定電圧回路と直列に接続された第2のトランジスタによって構成することができる。
なお、第1、第2のトランジスタとしては、NPN型トランジスタとPNP型トランジスタを用いて構成することができるが、NチャネルMOSFETとPチャネルMOSFETを用いて構成することもできる。
また、本発明の第の特徴は、第1のトランジスタ(23)とコンデンサ(13)との間には、コンデンサから直流電源側へ逆流する電流を防止する第1のダイオード(14)が設けられており、電位固定回路(20)は、定電圧回路(21)と直列に、第2のトランジスタ側へ電流を流す第2のダイオード(25)を備えたことである。
このように、第1のトランジスタとコンデンサとの間に、コンデンサから直流電源側へ逆流する電流を防止する第1のダイオードが設けられている場合には、定電圧回路と直列に、第2のトランジスタ側へ電流を流す第2のダイオードが備えられ、この第2のダイオードの順方向降下電圧によって第1のダイオードの順方向降下電圧によるドライブ回路の電源電圧への影響がキャンセルされるので、第1のトランジスタとコンデンサとの間に第1のダイオードを備えた構成であっても、コンデンサの端子間電圧がスイッチング素子のゲート−ソース間耐圧以下となるようにコンデンサの端子間電圧を固定することができる。
また、本発明の第の特徴は、定電流回路にカソードが接続された定電圧ダイオード(21a)によって定電圧回路(21)が構成されていることである。
このように、定電流回路にカソードが接続された定電圧ダイオードによって定電圧回路を構成することができる。
また、本発明の第の特徴は、定電圧回路(21)は、定電流回路と直列に多段接続された整流ダイオード(21b)を有し、これらの整流ダイオードの順方向降下電圧によって定電圧を保持することである。
このように、定電流回路と直列に多段接続された整流ダイオードの順方向降下電圧によって定電圧を保持する定電圧回路を構成することができる。
また、本発明の第の特徴は、定電流回路と直列に接続された抵抗(21c)によって定電圧回路(21)が構成されていることである。
このように、定電流回路と直列に接続された抵抗によって定電圧回路を構成することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る負荷駆動回路の構成を図1に示す。本負荷駆動回路1は、パワーMOSFET10、ドライブ回路11、負荷12、コンデンサ13、ダイオード14および電位固定回路20を備えている。
パワーMOSFET10は、ゲートから入力される信号に応じてオンまたはオフすることにより、直接に接続された負荷12を駆動する。本実施形態では、負荷12としてモータが接続されている。
ドライブ回路11は、パワーMOSFET10のソース(エミッタ)端子の電位を基準電位Vgとして、パワーMOSFET10のゲートにオン、オフ信号を出力する。
コンデンサ13は、直流電源VB1から供給される電荷を充電することにより、パワーMOSFET10のソース端子の電位を基準電位Vgとして、ドライブ回路11に電源電圧Vbsを供給する。このコンデンサ13がいわゆるブートストラップコンデンサである。
なお、ドライブ回路11は、コンデンサ13によって供給される電源電圧(電源電圧Vbs−基準電圧Vg)以下の振幅でパワーMOSFET10のゲートにオン、オフ信号を出力するようになっている。
ダイオード14は、コンデンサ13から直流電源VB1側へ逆流する電流を防止するためのものである。
電位固定回路20は、コンデンサ13の端子間電圧がパワーMOSFET10のゲート−ソース間耐圧以下となるようにコンデンサ13の端子間電圧を固定するための回路である。電位固定回路20は、定電圧回路21、定電流回路22、NPN型トランジスタ23、PNP型トランジスタ24およびダイオード25を備えている。
定電圧回路21は、パワーMOSFET10のゲート−ソース間耐圧以下となるような定電圧を保持するための回路である。本実施形態では、一定値以上の逆方向電圧が印加されたときに大電流が流れるツェナー降伏を利用して一定電圧(ツェナー電圧)を保持する定電圧ダイオードとしてのツェナーダイオード21aによって構成されている。
定電流回路22は、定電圧回路21とNPN型トランジスタ23のベース端子に定電流を供給する。
NPN型トランジスタ23は、エミッタ・フォロアとなっており、直流電源VB1からダイオード14を介してドライブ回路11とコンデンサ13に電源を供給する。
PNP型トランジスタ24は、ベース端子がパワーMOSFET10のソース端子に接続され、定電流回路22、定電圧回路21およびダイオード25と直列に接続されている。
ダイオード25は、ドライブ回路11の電源電圧Vbsに対するダイオード14の順方向降下電圧による影響をキャンセルするために設けられたものである。
次に、上記した構成における本負荷駆動回路1の作動について説明する。直流電源VB1と直流電源VB2からそれぞれ電源が供給されると、パワーMOSFET10は一定期間オフ状態となり、直流電源VB1からNPN型トランジスタ23、ダイオード14、コンデンサ13に電流が流れ、コンデンサ13に電荷がチャージされる。
このとき、PNP型トランジスタ24のベース−エミッタ間電圧をVbe1、ダイオード25の順方向降下電圧をVF1、ツェナーダイオード21aのツェナー電圧をVz、NPN型トランジスタ23のベース−エミッタ間電圧をVbe2、ダイオード14の順方向降下電圧をVF2とすると、コンデンサ13の端子間電圧Vchgは、数式1によって表される。
(数1)
Vchg=Vbs−Vg
=(Vg+Vbe1+VF1+Vz−Vbe2−VF2)−Vg
=Vbe1+VF1+Vz―Vbe2−VF2
ここで、Vbe1=VF1=Vbe2=VF2の関係が成り立つため、コンデンサ13の端子間電圧Vchgは、数式2によって表される。
(数2)
Vchg=Vz
数式2より、コンデンサ13の端子間電圧Vchgは、基準電位Vgに依存することなく、ツェナーダイオード21aのツェナー電圧Vzと等しくなることが分かる。なお、このツェナー電圧Vzは、パワーMOSFET10のゲート−ソース間耐圧以下となっているため、ドライブ回路11には、パワーMOSFET10のゲート−ソース間耐圧以下の電源電圧が供給されることになる。
また、ドライブ回路11は、コンデンサ13によって供給される電源電圧以下の振幅で信号を出力するようになっているため、ドライブ回路11からパワーMOSFET10のゲートに入力されるオン、オフ信号の振幅は、パワーMOSFET10のゲート−ソース間耐圧以下となる。
なお、ドライブ回路11は、一定期間が経過すると、ツェナーダイオード21aのツェナー電圧Vz以下の振幅でパワーMOSFET10のゲートにオン、オフ信号を周期的に出力する。パワーMOSFET10がオン状態のときに負荷12に電流が流れ、パワーMOSFET10がオフ状態のときにコンデンサ13はチャージされる。
上記した構成によれば、ドライブ回路11は、コンデンサによって供給される電源電圧以下の振幅で信号を出力するようになっており、電位固定回路20によって、コンデンサの端子間電圧がパワーMOSFET10のゲート−ソース間耐圧以下となるようにコンデンサの端子間電圧が固定されるので、ドライブ回路から出力される信号の振幅は、パワーMOSFET10のゲート−ソース間耐圧以下となり、負荷駆動用のパワーMOSFET10のゲート−ソース間に、図8に示したようなクランプ回路30を設けることなく、ゲート−ソース間耐圧の低いスイッチング素子を用いてパワーMOSFET10を構成することができる。
なお、本実施形態において、コンデンサ13から直流電源VB1側へ逆流する電流を防止するためのダイオード14が備えられており、このダイオード14の順方向降下電圧による影響を補正するためにダイオード25が備えられている。
(第2実施形態)
上記第1実施形態における定電圧回路21は、図1に示したように、ツェナーダイオード21aによって構成されているが、本実施形態における定電圧回路21は、図2に示すように、直列に接続された複数の整流ダイオード21bによって構成されている。以下、上記実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
本定電圧回路21は、直列に多段接続された整流ダイオード21bによって構成されており、これらの整流ダイオード21bには、定電流回路22から定電流が流れる。直列接続された整流ダイオード21bによって構成される定電圧回路21の端子間電圧は、各整流ダイオード21bの順方向降下電圧を加算した一定電圧となり、この一定電圧によって、パワーMOSFET10のゲート−ソース間耐圧以下となるような電圧を保持する。
このように、直列に多段接続された整流ダイオード21bによって定電圧回路21を構成することができる。
(第3実施形態)
上記第1実施形態における定電圧回路21は、図1に示したように、ツェナーダイオード21aによって構成されているが、本実施形態における定電圧回路21は、図3に示すような抵抗21cによって構成されている。
本定電圧回路21は、抵抗21cによって構成され、この抵抗21cには、定電流回路22から定電流が流れる。したがって、抵抗21cの端子間電圧は、一定電圧となり、この一定電圧によって、パワーMOSFET10のゲート−ソース間耐圧以下となるような電圧を保持する。このように、抵抗21cによって定電圧回路21を構成してもよい。
(第4実施形態)
本実施形態に係る負荷駆動回路の構成を図4に示す。図1に示した第1実施形態の負荷駆動回路1は、パワーMOSFET10と直列に接続された負荷12を駆動する構成となっているが、本実施形態の負荷駆動回路1は、インバータ回路による負荷駆動回路として構成されている。
本負荷駆動回路1は、パワーMOSFET10と直列に接続されたパワーMOSFET40と、このパワーMOSFET40を駆動するドライブ回路41およびドライブ回路11、41を制御する制御回路17を備え、パワーMOSFET10とパワーMOSFET40の接続点に接続された負荷12を駆動する構成となっている。
図4に示した構成において、直流電源VB1と直流電源VB2からそれぞれ電源が供給されると、制御回路17からの指示に応じて一定期間、パワーMOSFET40はオン状態となり、パワーMOSFET10はオフ状態となる。この一定期間中にコンデンサ13は充電される。
そして、一定期間が経過すると、ドライブ回路11、41は、それぞれ制御回路17からの指示に応じてツェナーダイオード21aのツェナー電圧Vz以下の振幅でパワーMOSFET10とパワーMOSFET40が交互にオン状態またはオフ状態となるようにオン、オフ信号によりPWM(Pulse Width Modulation)制御する。
このように、パワーMOSFET10とパワーMOSFET40をPWM制御することにより、負荷12に流れる電流を制御してモータ制御を行う。
(第5実施形態)
本実施形態に係る負荷駆動回路を電圧降下型DCDC電源に適用した場合の構成を図5に示す。本負荷駆動回路1は、パワーMOSFET10と直列に接続されたツェナーダイオード50と、パワーMOSFET10とツェナーダイオード50の接続点と出力端子OUTの間に配置されたインダクタンス51と、出力端子OUTとグランド間に配置された平滑用のコンデンサ52と、出力端子OUTの電圧を検出する電圧検出回路53を備えている。なお、本制御回路17は、電圧検出回路53によって異常電圧が検出されると、ドライブ回路11に停止を指示する信号を出力する。
上記した構成において、直流電源VB1と直流電源VB2からそれぞれ電源が供給されると、一定期間、パワーMOSFET10はオフ状態となり、直流電源VB1からNPN型トランジスタ23、ダイオード14、コンデンサ13に電流が流れ、コンデンサ13に電荷がチャージされる。そして、ドライブ回路11には、パワーMOSFET10のゲート−ソース間耐圧以下の電源電圧が供給される。
ドライブ回路11は、一定期間が経過すると、ツェナーダイオード21aのツェナー電圧Vz以下の振幅でパワーMOSFET10のゲートにオン、オフ信号を周期的に出力する。パワーMOSFET10がオン状態のときには、図中Aに示す経路に従って、パワーMOSFET10からインダクタンス51を介してコンデンサ52に電流が流れ、パワーMOSFET10がオフ状態のときには、図中Bに示す経路に従って、ツェナーダイオード50からインダクタンス51を介してコンデンサ52に電流が流れる。
このように、パワーMOSFET10のゲートにオン、オフ信号を周期的に出力し、出力端子OUTから定電圧が出力される。
(第6実施形態)
本実施形態に係る負荷駆動回路の構成を図6に示す。本負荷駆動回路1は、パワーMOSFET10と直列に接続されたインダクタンス60と、このインダクタンス60と並列に接続されたツェナーダイオード61と、PNP型トランジスタ24のコレクタとグランド間に配置されたダイオード62を備えている。
上記した構成において、直流電源VB1と直流電源VB2からそれぞれ電源が供給されると、一定期間、パワーMOSFET10はオフ状態となり、直流電源VB1からNPN型トランジスタ23、ダイオード14、コンデンサ13に電流が流れ、コンデンサ13に電荷がチャージされる。そして、ドライブ回路11には、パワーMOSFET10のゲート−ソース間耐圧以下の電源電圧が供給される。
そして、ドライブ回路11は、一定期間が経過すると、ツェナーダイオード21aのツェナー電圧Vz以下の振幅でパワーMOSFET10のゲートにオン、オフ信号を周期的に出力する。
パワーMOSFET10がオン状態のときには、図中Cに示す経路に従って、パワーMOSFET10からインダクタンス60に電流が流れる。
反対に、パワーMOSFET10がオフ状態になると、インダクタンス60に蓄積された電磁エネルギーによりパワーMOSFET10のソース端子の電位が負の電位となる場合がある。この場合、図中Dに示す経路に従って、グランドからPNP型トランジスタ24へ電流が流れようとする。
ダイオード14は、このようにグランドからPNP型トランジスタ24のベースへ電流れようとする電流を防止するために設けられている。
このダイオード14により、パワーMOSFET10のソース端子の電位が負の電位となっても、PNP型トランジスタ24のコレクタからベースに向けて電流れようとする電流が防止され、PNP型トランジスタ24の破損を防止することができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、スイッチング素子としてパワーMOSFETを用いた例を示したがIGBTを用いてもよい。この場合、電位固定回路は、コンデンサの端子間電圧がスイッチング素子のゲート−エミッタ間耐圧以下となるようにコンデンサの端子間電圧を固定するように構成すればよい。
また、上記実施形態では、第1、第2のトランジスタとして、NPN型トランジスタとPNP型トランジスタを用いて構成した例を示したが、NチャネルMOSFETとPチャネルMOSFETを用いて構成してもよい。
本発明の第1実施形態に係る負荷駆動回路の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る負荷駆動回路の定電圧回路の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る負荷駆動回路の定電圧回路の構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る負荷駆動回路の構成を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る負荷駆動回路の構成を示す図である。 本発明の第6実施形態に係る負荷駆動回路の構成を示す図である。 従来の負荷駆動回路の構成を示す図である。 課題を説明するための図である。
符号の説明
1…負荷駆動回路、10…パワーMOSFET、11…ドライブ回路、12…負荷、
13…コンデンサ、14…ダイオード、20…電位固定回路、21…定電圧回路、
21a…ツェナーダイオード、22…定電流回路、23…NPN型トランジスタ、
24…PNP型トランジスタ、25…ダイオード。

Claims (5)

  1. 入力される信号に応じてオンまたはオフすることにより負荷を駆動するスイッチング素子(10)と、
    前記スイッチング素子のソース端子の電位を基準電位として、前記スイッチング素子に前記信号を入力するドライブ回路(11)と、
    直流電源から供給される電荷を充電することにより、前記スイッチング素子のソース端子の電位を基準電位として、前記ドライブ回路に電源電圧を供給するコンデンサ(13)と、を備えた負荷駆動回路であって、
    前記ドライブ回路は、前記コンデンサによって供給される電源電圧以下の振幅で前記信号を出力するもので、
    前記コンデンサの端子間電圧が前記スイッチング素子のゲート−ソース間耐圧以下となるように前記コンデンサの端子間電圧を固定する電位固定回路(20)を備え
    前記電位固定回路(20)は、前記スイッチング素子のゲート−ソース間耐圧以下となるような定電圧を保持する定電圧回路(21)と、
    前記直流電源から前記定電圧回路に定電流を供給する定電流回路(22)と、
    制御端子が前記定電圧回路と前記定電流回路の接続点に接続され、前記直流電源から前記コンデンサに電流を供給する第1のトランジスタ(23)と、
    制御端子が前記スイッチング素子のソース端子に接続され、前記定電圧回路と直列に接続された第2のトランジスタ(24)と、を備えたことを特徴とする負荷駆動回路。
  2. 前記第1のトランジスタ(23)と前記コンデンサ(13)との間には、前記コンデンサから前記直流電源側へ逆流する電流を防止する第1のダイオード(14)が設けられており、
    前記電位固定回路(20)は、前記定電圧回路(21)と直列に、前記第2のトランジスタ側へ電流を流す第2のダイオード(25)を備えたことを特徴とする請求項に記載の負荷駆動回路。
  3. 前記定電圧回路(21)は、前記定電流回路にカソードが接続された定電圧ダイオード(21a)によって構成されていることを特徴とする請求項またはに記載の定電流回路。
  4. 前記定電圧回路(21)は、前記定電流回路と直列に多段接続された整流ダイオード(21b)を有し、これらの整流ダイオードの順方向降下電圧によって定電圧を保持することを特徴とする請求項またはに記載の定電流回路。
  5. 前記定電圧回路(21)は、前記定電流回路と直列に接続された抵抗(21c)によって構成されていることを特徴とする請求項またはに記載の定電流回路。
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