JP4872462B2 - 車両用ドア構造 - Google Patents

車両用ドア構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4872462B2
JP4872462B2 JP2006149822A JP2006149822A JP4872462B2 JP 4872462 B2 JP4872462 B2 JP 4872462B2 JP 2006149822 A JP2006149822 A JP 2006149822A JP 2006149822 A JP2006149822 A JP 2006149822A JP 4872462 B2 JP4872462 B2 JP 4872462B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
seat
vehicle
vehicle body
vertical direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006149822A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007320345A (ja
Inventor
明彦 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006149822A priority Critical patent/JP4872462B2/ja
Publication of JP2007320345A publication Critical patent/JP2007320345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4872462B2 publication Critical patent/JP4872462B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、例えば自動車の乗員乗降用の開口部を開閉するためのドアに適用される車両用ドア構造に関する。
ドアガラスを昇降可能に支持するロアフレームに固着したブラケットを、ドアインナパネルに締結によって固定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、ドアインナパネルに座ぐり状の凹部を形成し、該凹部の底板の外面(凸側の面)に重ね合わせたブラケットの端部を該底板に締結している。
登録実用新案第2679916号公報
しかしながら、上記の如き従来の技術では、例えば前ヒンジのドアに適用する場合、ドアガラスを下げた状態での車体開口部の開閉時には、後側のロアアームにドアガラスの慣性力が作用するので、ガラス質量が大きいドアにおいては、後側のロアフレームのインナパネルへの取り付け強度担保するために補強構造の付与が必要であった。
本発明は、上記事実を考慮して、ロアフレームとパネル部材の取り付け強度を向上することができる車両用ドア構造を得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係る車両用ドア構造は、ドアを構成するパネル部材の一部を隆起させて形成されると共に車体上下方向の中央よりも車体上下方向の上側にオフセットして配置された座面部を有し、該座面部にドアガラスを車体上下方向にスライド可能に支持するロアフレームが締結される座部を備え、前記座部は、前記ロアフレームとの締結部位に対し車体上下方向の下側でかつ前記ドアガラスの車体前後方向中央部側とは反対側に位置する周縁が、車体上下方向の下側部分を上側部分よりも前記ドアガラスの車体前後方向中央部側に位置させると共に、前記ドアガラスの車体前後方向中央部側に凹となる曲線を成す弧状部とされている
請求項1記載の車両用ドア構造では、パネル部材の一部を隆起させて形成した座部の座面部と、ロアフレームの締結部とが、互いに重ね合わされた状態で締結具によって締結されている。座部は、座面部が車体上下方向の中央よりも上側にフセットして配置されているため、換言すれば、ロアフレームの締結部位よりも車体上下方向の下側(重力による荷重作用側)が長く形成されているため、座部におけるロアフレームを介したドアガラスからの荷重受け部(応力集中部)が広範囲に延在することになる。このため、座部に局所的に応力が高い部分が生じることが防止され、ドアガラスの支持荷重に対する強度が向上する。
このように、請求項1記載の車両用ドア構造では、ロアフレームとパネル部材の取り付け強度を向上することができる。
また、本車両用ドア構造では、座部の周縁(パネル部材の一般部との境界)における上記締結部位よりも下側部分で、かつドアガラスの車体前後方向中央部側とは反対側に位置する部分が上記形状の滑らかな曲線を成す弧状部とされているため、該弧状部において、応力集中を緩和しながら広い範囲でドアガラスからロアフレームを介して入力される荷重を支持することができる。このため、座部に局所的に応力が高い部分が生じることが効果的に防止され、ドアガラスの支持荷重に対する強度が一層向上する。
請求項2記載の発明に係る車両用ドア構造は、請求項1記載の車両用ドア構造において、前記座面部が円形に形成されている。
請求項2記載の車両用ドア構造では、座部におけるロアフレームと重ね合わされて締結される座面部が円形(円板状)に形成されているので、この座面を締結具(例えば、座金の外形)に合わせて小さく形成することができる。これにより、座面部の面剛性が確保され、該座面部における締結具の外周位置での発生応力が低減する。
請求項記載の発明に係る車両用ドア構造は、請求項1又は請求項2記載の車両用ドア構造において、前記座部の弧状部は、前記パネル部材の一般部の周縁部に沿って形成されている。
請求項記載の車両用ドア構造では、座部の弧状部がパネル部材の一般部の周縁部に沿って(略平行に)形成されているため、弧状部の各部からパネル部材一般部の周縁部までの最短距離が均一化され、パネル部材の形状との関係で局所的な応力集中が生じさせる部分がなくなる。このため、座部に局所的に応力が高い部分が生じることが一層効果的に防止され、ドアガラスの支持荷重に対する強度がより一層向上する。
求項記載の発明に係る車両用ドア構造は、請求項1〜請求項3の何れか1項記載の車両用ドア構造において、前記座部の弧状部は、前記締結部位に対する車体上下方向の下側において前記パネル部材の周縁部と平行を成す平行部である。
請求項記載の車両用ドア構造では、パネル部材の一部を隆起させて形成した座部と、ロアフレームの締結部とが互いに重ね合わされた状態で締結具によって締結されている。座部は、締結部位よりも車体上下方向の下側すなわち重力による荷重作用側の一部である弧状部が、パネル部材の一般部(パネル部材における隆起された座部の周囲の略平坦な部分)の周縁部と略平行に形成されているため、弧状部の各部からパネル部材一般部の周縁部までの最短距離が均一化され、パネル部材の形状との関係で局所的な応力集中が生じさせる部分がなくなる。このため、座部に局所的に応力が高い部分が生じることが防止され、ドアガラスの支持荷重に対する強度が向上する。
このように、請求項記載の車両用ドア構造では、ロアフレームとパネル部材の取り付け強度を向上することができる。
以上説明したように本発明に係る車両用ドア構造は、ロアフレームとパネル部材の取り付け強度を向上することができるという優れた効果を有する。
本発明の一実施形態に係る車両用ドア構造が適用されたサイドドア10について、図1乃至図5に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印IN、及び矢印OUTは、それぞれサイドドア10を備えた自動車の車体前後方向の前側(進行方向)、車体上下方向の上側、車幅方向の内側、及び外側を示している。
図5(A)には、サイドドア10が車室内側から見た側面図にて示されており、図5(B)には、サイドドア10が車外側から見た側面図にて示されている。これらの図に示されるサイドドア10は、図示しない自動車車体の側部に設けられた乗員乗降用に車体開口部を開閉する部材として把握され、この実施形態では、前端部が図示しないドアヒンジを介して車体に接続される。これにより、サイドドア10は、ヒンジ軸(前端部)廻りに回動して車体開口部を閉止する閉止位置と、車体開口部を開放する開放位置とを取り得る。
図5(A)及び図5(B)これらの図に示される如く、サイドドア10は、ドア本体12の上側に、下向きに開口する略「コ」字状を成すアッパフレーム14が設けられており、ドア本体12とアッパフレーム14との間に形成されたサイドウインドウ16は、サイドドアガラス18にて開閉されるようになっている。サイドドアガラス18は、ドア本体12内に配設された前後一対のロアフレーム20、22によって、図示しないガラスランを介して昇降(上下方向のスライド)可能に支持されている。
これにより、サイドドアガラス18は、ロアフレーム20、22(ドア本体12)に対する昇降によって、サイドウインドウ16を閉止する閉止位置(図5(A)参照)と、サイドウインドウ16を開放する開放位置(図5(B)参照)とを取り得る構成とされている。この実施形態に係るサイドドア10では、サイドドアガラス18が開放位置に位置する状態で、サイドウインドウ16が全開されるが、サイドウインドウ16が全開されない構成としても良い。また、サイドドアガラス18を昇降させる機構は、乗員の操作力をサイドドアガラス18の昇降力に変換する手動開閉機構、又はモータ等のアクチュエータの動力をサイドドアガラス18の昇降力に変換するパワーウインド機構等を用いることができる。
図2には、図5(A)の2−2線に沿った平面断面図が示されている。この図に示される如く、ドア本体12は、車幅方向外向きに開口するパネル部材としてのドアインナパネル24と、ドアインナパネル24の開口端を覆い車外側に露出するドアアウタパネル26とを備えている。ドアアウタパネル26は、外周縁部26Aがドアインナパネル24の外周縁部24Aにヘミング加工にて結合されている。
図2及びドアアウタパネル26を取り除いて車外側から見た斜視図である図1に示される如く、後側のロアフレーム20は、その上端部20Aがアッパフレーム14に挿し込まれると共に、その下端部20Bがロアフレームブラケット28を介してドアインナパネル24に固定されている。図示は省略するが、前側のロアフレーム22は、その上端部がアッパフレーム14に挿し込まれると共に、その下端部がロアフレームブラケットを介してドアインナパネル24に固定されている。
ロアフレームブラケット28は、車幅方向に延在して該車幅方向の外端がロアフレーム20に固着されたステー部28Aと、ステー部28Aの車幅方向内端から前側に延設され、ドアインナパネル24に締結によって固定される締結部28Bとを有する。この実施形態では、締結部28Bに、後述するボルト42が螺合するボス部28Cが一体に形成されている。なお、ボス部28Cに代えてウェルドナットを設けても良い。
一方、ドアインナパネル24は、車体前後方向及び車体上下方向に沿って延在する一般部としての平板部30を有する。図3及び図5(A)に示される如く、平板部30は、ドアインナパネル24における車幅方向に延在する周壁部32との境界部が周縁部30Aとされている。周縁部30Aの後下の角部は、側面視で滑らかな弧を描く曲線部30Bとされている。
そして、図3に示される如く、ドアインナパネル24の後下部には、車室内側から見て平板部30を凹ませて(図1に示される如く車外側から見て隆起させて)、座部34が形成されている。座部34は、略円形平板状に形成された座面部36と、座面部36と平板部30との間を連続する皿状部(錐状部)38とを有する。座面部36は、その車幅方向外側を向く座面36Aにロアフレームブラケット28の締結部28Bが重ね合わされる(当接する)ようになっており、また座面36Aの裏面であるワッシャ受け面36Bにワッシャ(座金)40が重ね合わされるようになっている。この実施形態では、座面部36の外径は、ワッシャ40の外径よりもわずかに大とされている。また、座面部36の中央部には、貫通孔36Cが形成されている。
サイドドア10では、図2に示される如く、座面部36の座面36Aに締結部28Bが重ね合わされると共に、ワッシャ受け面36Bにワッシャ40が重ね合わされた状態で、ワッシャ40及び座面部36(貫通孔36C)を貫通したボルト42がボス部28Cに螺合されている。これにより、ロアフレームブラケット28すなわちロアフレーム22がドアインナパネル24に固定的に支持されている。以下の説明では、ボルト42のボス部28Cへの螺合によるドアインナパネル24の座部34に対するロアフレームブラケット28締結部位の軸心を、締結部位44ということとする。
図4に拡大して示される如く、座部34は、その座面部36が締結部位44に対し対称に形成されているのに対し、その皿状部38は、締結部位44に対し非対称に形成されている。具体的には、皿状部38は、締結部位44から車体上下方向の上端38Aまでの距離Huに対して、締結部位44から車体上下方向の下端38Bまでの距離Hlが大とされている。換言すれば、座面部36は、座部34(皿状部38)の車体上下方向の中央位置に対し上側にオフセットして配置されている。
また、皿状部38の後端38Cは、車体上下方向において締結部位44の位置と一致するか、又は締結部位44よりも上側に位置している。この実施形態では、皿状部38の後端38Cは、締結部位44の車体上下方向の位置に略一致している。また、皿状部38における平板部30(一般部)との境界である周縁部46は、皿状部38の後端38Cから該皿状部38の下端38Bにかけて、車体上下方向の上側部分よりも下側部分の方が車体前後方向の前側に位置するように描いた滑らかな曲線に一致する長弧部46Aとされている。
本発明における弧状部又は平行部としての長弧部46Aは、前側すなわちサイドドアガラス18の車体前後方向中央部に向けて凹形状を成している。さらに、皿状部38の周縁部46における長弧部46A以外の部分は、滑らかな曲線形状とされてると共に長弧部46Aに滑らかに連続している。
そして、図3に示される如く、この実施形態では、皿状部38の長弧部46Aは、略全長に亘って、平板部30の曲線部30Bと実質的に平行に形成されている。換言すれば、長弧部46Aの所定範囲(この実施形態では略全長)における各部から周縁部30Aまでの最短距離が、所定の公差範囲に収まる構成とされている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
上記構成のサイドドア10では、閉止位置に位置するサイドドアガラス18をロアフレーム20、22にてガイドしつつ降下させることで、サイドウインドウ16が開放され、サイドドアガラス18が開放位置に至るとサイドウインドウ16が全開される。一方、開放位置に位置するサイドドアガラス18をロアフレーム20、22にてガイドしつつ閉止位置まで上昇させることで、サイドウインドウ16はサイドドアガラス18によって閉止される。
ところで、サイドドアガラス18を開放位置に位置させたまま、サイドドア10を前ヒンジ廻りに回動して車体開口部を開閉すると、後側のロアフレーム20には、サイドドアガラス18の慣性荷重が作用する。この荷重は、ロアフレームブラケット28を介して座部34に伝達される。すなわち、座部34においては、慣性荷重の作用方向でかつ重力の作用方向(重力を含めた慣性荷重の作用方向)である後向きでかつやや下向き(以下、単に後下向きという)の荷重が作用する。このため、座部34においては、平板部30との境界部である皿状部38の周縁部46の後下部に応力が集中する。
ここで、サイドドア10では、座部34の締結部位44から皿状部38の上端38Aまでの距離Huに対し、締結部位44から皿状部38の下端38Bまでの距離Hlが大であるため、換言すれば、座部34における締結部位44よりも下側で周縁部46の周長が長いため、座部34における後下向きの荷重を支持する部分(応力集中部分)が広範囲に延在することになる。このため、サイドドア10では、座部34に局所的に高い応力が生じることが防止される。
特に、サイドドア10では、周縁部46の後下部が、皿状部38の後端38Cよりも下端38Bが車体前後方向に位置すると共に上下方向にオーバラップする部分がない滑らかな曲線を成す長弧部46Aとされているため、換言すれば、長弧部46Aが後下向きに作用する荷重を受ける形状を成しているため、該長弧部46Aの広い範囲に支持荷重(応力集中部位)が略均等に分布され、座部34において局所的に高い応力が生じることが効果的に防止される。すなわち34に作用する応力が緩和(各部で均等化)される。
例えば、図6(B)に示される如く側面視で略円形とされた比較例に係る座部100では、周縁部46に対応する周縁部102の後下を向く狭い領域が応力集中部102Aとなるので、該応力集中部102Aに作用する応力が高くなってしまう。同様に、図6(C)に示される比較例に係る座部110においても、周縁部46に対応する周縁部112の後下を向く狭い領域が応力集中部112Aとなるので、該応力集中部112Aに作用する応力が高くなってしまう。これに対して、サイドドア10では、図6(A)に示される如く、周縁部46の長弧部46Aの広い範囲が荷重支持部(応力集中部)となるので、応力集中が緩和され作用する応力が緩和される。
しかも、長弧部46Aの成す曲線が、平板部30の周縁部30Aにおける後下の角部に形成された曲線部30Bと略平行となっているため、換言すれば、長弧部46Aの各部から曲線部30Bまでの最短距離が略一定であるため、座部34はドアインナパネル24(平板部30の曲線部30B)の形状との関係においても応力集中が生じ難い。
例えば、図7に示す比較例に係る座部100(図6(A)に示すものと同じ)では、周縁部102における平板部30の曲線部30Bまでの距離が最短となる部分102Bが応力集中部となる。特に、このドアインナパネル24の形状との関係で決まる応力集中部102Bと上記した慣性荷重の作用方向によって決まる応力集中が生じ易い領域102Aとが重なると、該部分は座部100における局所的に強度が不足する最弱部となる。これに対してサイドドア10の座部34では、上記の通り広い範囲で曲線部30Bまでの最短距離が略一定であるため、座部34において局所的に高い応力が生じることが一層効果的に防止される。すなわち34に作用する応力が一層緩和される。
さらに、サイドドア10では、座部34の皿状部38(周縁部46)が車体上下方向に長い形状を成すのに対し、座面部36がワッシャ40よりもわずかに大径である円形に形成されているため、該座面部36の面剛性が高い。例えば、図6(C)に示す比較例に係る座部110では、側面視で略三角形状の周縁部112すなわち皿状部114の形状に対応して座面形成部116を略三角形状に形成しているため、該座面形成部116がワッシャ40に対し大きくなっている。このため、座部110では、座面形成部116におけるワッシャ40の周縁部の位置での面剛性が低くなっている。これに対してサイドドア10では、座面部36を最小限の大きさとしているので、座面部36の所要の面剛性が確保され、座面形成部36に作用する応力も緩和される。
以上により、サイドドア10では、サイドドアガラス18が開放位置に位置する状態での開閉動作に伴って座部34(座面形成部36、長弧部46A)に作用する応力が低減されるので、ロアフレーム22の所要の取り付け強度が確保される。また、サイドドア10では、座面部36の面剛性が高いので、ロアフレーム22の姿勢変化に対する剛性すなわちロアフレーム22の所要の取り付け剛性が確保される。したがって、サイドドア10では、補強部材(例えば座部34の総板厚を増すために追加する別のパネル等)を設けたり、ドアインナパネル24自体の板厚を増したりする対策に頼ることなく、十分な取り付け強度及び剛性を確保することが実現された。これにより、サイドドア10(が適用された自動車)は、軽量化、低コスト化が図られる。
なお、上記実施形態では、本発明に係る車両用ドア構造が前ヒンジのサイドドア10に適用された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、後ヒンジのサイドドアやスライドドアに本発明を適用しても良い。したがって、本発明を構成する座部34に締結されるロアフレームは、前側のロアフレームであっても良い。
本発明の実施形態に係る車両用ドア構造が適用されたサイドドアの要部を示す、一部切り欠いて車体外側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用ドア構造が適用されたサイドドアの要部を示す、図5(A)の2−2線に沿った平面断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用ドア構造が適用されたサイドドアの要部を示す、車室内側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用ドア構造が適用されたサイドドアを構成する座部を車体外側から見た側面図である。 本発明の実施形態に係る車両用ドア構造が適用されたサイドドアを示す図であって、(A)は車室内側から見たウインドウ閉止状態の側面図、(B)は車外側から見たウインドウ開放状態の側面図である。 (A)は本発明の実施形態に係る車両用ドア構造が適用されたサイドドアを構成する座部の応力集中範囲を示す側面図、(B)、(C)はそれぞれ異なる比較例に係る座部における応力集中範囲を示す側面図である。 本発明の実施形態との比較例に係る座部を示す図3に対応する斜視図である。
符号の説明
10 サイドドア(車両用ドア構造)
12 ドア本体(ドア)
20 ロアフレーム
24 ドアインナパネル(パネル部材)
28 ロアフレームブラケット(ロアフレーム)
30 平板部(パネル部材の一般部)
34 座部
36 座面部
46 周縁部(座部の周縁)
46A 長弧部(弧状部、平行部)

Claims (4)

  1. ドアを構成するパネル部材の一部を隆起させて形成されると共に車体上下方向の中央よりも車体上下方向の上側にオフセットして配置された座面部を有し、該座面部にドアガラスを車体上下方向にスライド可能に支持するロアフレームが締結される座部を備え
    前記座部は、前記ロアフレームとの締結部位に対し車体上下方向の下側でかつ前記ドアガラスの車体前後方向中央部側とは反対側に位置する周縁が、車体上下方向の下側部分を上側部分よりも前記ドアガラスの車体前後方向中央部側に位置させると共に、前記ドアガラスの車体前後方向中央部側に凹となる曲線を成す弧状部とされている車両用ドア構造。
  2. 前記座面部が円形に形成されている請求項1記載の車両用ドア構造。
  3. 前記座部の弧状部は、前記パネル部材の一般部の周縁部に沿って形成されている請求項1又は請求項2記載の車両用ドア構造。
  4. 前記座部の弧状部は、前記締結部位に対する車体上下方向の下側において前記パネル部材の周縁部と平行を成す平行部である請求項1〜請求項3の何れか1項記載の車両用ドア構造。
JP2006149822A 2006-05-30 2006-05-30 車両用ドア構造 Expired - Fee Related JP4872462B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006149822A JP4872462B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 車両用ドア構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006149822A JP4872462B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 車両用ドア構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007320345A JP2007320345A (ja) 2007-12-13
JP4872462B2 true JP4872462B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=38853520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006149822A Expired - Fee Related JP4872462B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 車両用ドア構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4872462B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60219117A (ja) * 1984-04-13 1985-11-01 Nissan Motor Co Ltd 自動車用ドアのパ−テイシヨンサツシユ取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007320345A (ja) 2007-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4355958B2 (ja) 車両のドア構造
JP4947380B2 (ja) 側部車体構造
KR101637303B1 (ko) 자동차용 도어구조
US20170241179A1 (en) Door support structure of automotive vehicle
JP2008126980A (ja) ドアガードバーの取付構造
FR2917336A1 (fr) Agencement d'un pion anti-echappement dans un ouvrant d'un vehicule automobile
JP2006116997A (ja) リヤゲート構造
JP4872462B2 (ja) 車両用ドア構造
JP5034846B2 (ja) 車両のバックドア補強構造
JP2008126982A (ja) 車両のドア構造
KR101198665B1 (ko) 강성구조를 가지는 테일 게이트
JP2007022294A (ja) 車体下部構造及びその組立方法
JP4924628B2 (ja) 車両のサイドドア構造
JPH10244966A (ja) 自動車のバックドア開口部の補強構造
JP2006035918A (ja) ドアヒンジ及びドアの取付構造
EP2495157B1 (fr) Ensemble de structure pour former un pavillon de véhicule à toit ouvrant et véhicule comprenant un tel ensemble de structure
JP5857679B2 (ja) トランクリッド取付用車両構造
JP5172601B2 (ja) 開閉体の操作ハンドル取付部構造
JP4434114B2 (ja) フードヒンジ
JPH0811745A (ja) 車体のセンタピラー下部構造
JP2008207680A (ja) 自動車のドア構造
JP6866776B2 (ja) 車両用リアアンダミラー取付構造
JP6095773B2 (ja) 車両
JP2005280527A (ja) ドアミラー取付構造
JPH072275Y2 (ja) ダンパステーの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111025

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4872462

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees