JP4872154B2 - 微細中空状炭素の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は微細中空状炭素の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
微細中空状炭素は、固形炭素をアーク放電又はレーザー光によって熔融させ、不活性ガス中で冷却して結晶化させることにより製造されている。しかし、その方法は、収量を左右する重要なパラメータが不活性ガスの圧力であり、反応容器内を真空に保つ必要がある。そのため、特殊な反応装置が必要になるだけでなく、均質な形状や物性を持つ微細中空状炭素を工業的に大量に、かつ安価に製造することができない。
【0003】
土木建築や住宅産業、その他の一般産業分野において、セメントや建材に黒色着色することはあまり行われていない。稀に黒色着色する場合には、鉄黒のような金属酸化物系の顔料や微粒子系のファーネスブラックが建築物などの表面に塗布される方法で使用されている。
【0004】
屋外のセメント建造物、防災保護物(山肌のセメント補強など)は、周囲の環境に適合した配色を施し、長期間風雨や風雪、紫外線に絶えなければならない。更に、着色材は素材であるセメントなどの強度を低下させることなく、素材に容易に混練りでき、かつ安価に供給できるものでなければならない。しかし、従来の微細中空状炭素はこのような要請に応えうるものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、そのような微細中空状炭素を大量に、かつ安価に製造することのできる方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この微細中空状炭素を製造するために、本発明の製造方法では、反応器と循環ポンプが直列に配置された循環流路と、前記循環流路に原料ガスを供給する供給流路とを備えた反応装置を用い、少なくともメタンと二酸化炭素を含む混合ガスを原料ガスとして、温度400〜600℃、圧力0.3MPa.abs以下の加圧条件下でニッケル系触媒に接触させる。
この製造方法で得られる微細中空状炭素の形状や結晶構造、物性は、触媒の特性、原料ガスであるメタンと二酸化炭素の組成、反応時間、反応温度などに依存して変化する。
【0008】
この製造方法により、均質な形状と物性を持つ微細中空状炭素を大量に、かつ安価に製造することができるようになる。
この製造方法により得られる微細中空状炭素は、直径が10〜200nm、長さが50nm〜10μmのサイズをもつ。そして、この微細中空状炭素は、セメント混練、建設材などの製造工程で、着色材として加えて素材を着色することができる。この微細中空状炭素を混入した素材は、長期間着色が落ちず、素材強度を低下させることなく、比較的安価、かつ容易にセメントや建材などに着色を施すことができる。
【0009】
【実施例】
図1は本発明の製造方法を実施するための反応装置を概略的に示したものであり、微細中空状炭素製造の実験装置の一例を概略的に示したものである。1は原料として供給されたメタン(CH4)と二酸化炭素(CO2)ガスを配合して所定の組成となるように設定するガスブレンダーである。2はミキシングタンクであり、ガスブレンダー1で組成が調整されて供給されたガスを混合する。3はミキシングタンク2からの混合ガスを反応系に送り込む供給ポンプである。5は反応器であり、供給ポンプ3と反応器5の間には、この反応装置で反応ガスの循環流路を構成するための循環ポンプ4が設けられている。
【0010】
反応器5は内部に触媒5aが充填された反応管5bと、反応管5bの外側方を取り囲み、反応管5b内を所定の温度に保つ電気炉5cとを備えている。触媒5aは反応管5b内で上下両側からガラスウールなどの支持材により支持されて固定床反応器を構成している。
【0011】
反応器5の下流の流路には順にバグフィルタ6、凝縮器7、水素セパレータ8が設けられている。バグフィルタ6は反応器5から飛散した炭素を捕捉するものである。凝縮器7はバグフィルタ6を経由したガスから水を凝縮して除去するものである。水素セパレータ8は、凝縮器7で水分が除去された後のガスから水素を分離して系外に取り出すものである。原料ガスの組成がメタン過剰の場合には、水素が余剰に生成するからである。水素セパレータ8の下流の流路は、三方弁13を経て供給ポンプ3と循環ポンプ4の間の流路に接続され、循環流路を構成している。
【0012】
三方弁13には三方弁13により切り替えられてガスを排出する排出流路14が接続されている。また、余剰に供給された原料ガスをミキシングタンク2から排出する開閉弁15も設けられている。
この反応装置は三方弁13の切替えにより、反応器5を通ったガスを再び反応器5に戻す循環式反応様式と、反応器5を一度通ったガスは再び反応器5には戻さないで外部に排出する流通式反応様式の何れかに切り替えて使用することができる。
【0013】
この反応装置の各部分におけるガス組成を監視するために、3箇所の位置にガスを取り出すガスクロポート10〜12が設けられている。各ポート10〜12から取り出されたガスはガスクロマトグラフにより分析し、反応状態を監視する。それらのガスクロポートは、ミキシングタンク2で供給する原料ガスの組成を監視するためのガスクロポート10、反応器5の直前の位置で反応器に供給される反応ガス組成を監視するためのガスクロポート11、及び水素セパレータ8を経た後で循環流路に戻すガス組成又は外部に排出するガス組成を監視するためのガスクロポート12である。
【0014】
触媒5aとしては、例えばニッケル系触媒を用いることができる。ニッケル系触媒の一例は、触媒成分のニッケルを担体のシリカ(SiO2)に担持したもので、その担持触媒に占めるニッケルの割合が90%のものである。反応管5bのサイズは内径が約85mm、長さが約50cmであり、内部に充填される触媒5aの量は1〜20gである。電気炉5cにより反応管5b内の反応温度を400〜600℃に設定する。ガスブレンダー1で設定する原料ガスの組成はCH4:CO2=5:5〜9:1である。反応器5に供給される原料ガスの流量は、循環式の場合も流通式の場合も2〜10リットル/分であり、反応管5b内の圧力が0.1〜0.3MPa.absとなるように供給ポンプ3と循環ポンプ4を調節する。
【0015】
この反応装置を用いて循環式反応様式で反応を行なわせる場合の動作について説明する。三方弁13は水素セパレータ8を経たガスを循環ポンプ4により反応器5に戻す循環流路を構成するように設定しておく。ガスブレンダー1で調合されたメタンと二酸化炭素はミキシングタンク2で混合され、供給ポンプ3と循環ポンプ4を経て反応器5に供給される。反応器5では次の反応(1)により反応管中に炭素が生成し、反応管5b内に留まる。
CH4 + CO2 → 2C + 2H2O (1)
【0016】
反応管5aから飛散した炭素はバグフィルタ6で捕捉される。バグフィルタ6を経たガス中の水分は凝縮器7で除去され、ガス組成比により生成した余剰の水素は水素セパレータ8で分離されて系外に取り出される。原料ガス組成中のメタンが余剰の場合、次の反応(2)により水素が生成する。
CH4 → C + 2H2 (2)
【0017】
水素セパレータ8を経たガスは循環ポンプ4により再び反応器5に戻され、上の(1)式の反応を完結させる。
反応中は随時ガスクロポート10〜12からガスを取り出し、ガスクロマトグラフにより分析して反応状態を監視した。
【0018】
反応は短い場合で2時間、長い場合で72時間に渡って行なった。72時間経過時点でも反応が起こっていた。
この反応装置を用いて流通式の反応様式で反応を行なわせる場合は、三方弁13を切り替えて、水素セパレータ8を経たガスを反応器5に戻すことなく、排出流路14から系外に排出する。
ミキシングタンク2の開閉弁15を用いて反応器5に供給する原料ガスの流量を調節し、余剰の原料ガスは開閉弁15から系外に排出する。
【0019】
実施例の反応装置を用いて製造された微細中空状炭素の透過型電子顕微鏡写真を図2と図3に示す。図2と図3は異なる条件で製造されたものである。図2は25000倍、図3は20万倍に拡大したものである。
【0020】
これらの写真から、直径が10〜200nm、長さが50nm〜10μmの非直線状で微細中空状の炭素が生成している。図3中の符号Aで示されるように、長い炭素の先端に付着している黒い塊は触媒である。また符号Bで示されるように、先端が白く中空になっているのは、触媒から離脱した後を示している。図3の写真からこの長い炭素が中空であることがわかる。付着している触媒は不純物であるが、建材等の着色材として使用する場合には炭素と分離することなく使用しても差し支えがない。
【0021】
実施例では反応器5は触媒5aが反応管5b内に固定された固定床反応槽であるが、触媒5aが反応管5b内で流動可能に封中された流動槽方式のものであってもよい。
実施例は実験装置であるので、原料ガスとしてメタンと二酸化炭素を用い、それらを混合して原料混合ガスとしているが、実際の製造装置として利用する場合にはメタンと二酸化炭素の混合ガスとして供給されることもあり得る。そのような混合ガスを原料に利用する場合は、ガスブレンダー1とミキシングタンク2は不要になる。例えば、有機廃棄物を嫌気性発酵させて発生するガスは、メタンと二酸化炭素にわずかな窒素を含んだ混合ガスである。メタンと二酸化炭素以外に(1)式の反応を阻害しないガスが含まれていても差し支えがなく、そのまま供給ポンプ3により反応器5に供給することができる。また、化学処理プラントなどから発生するガスでもメタンと二酸化炭素を含んで(1)式の反応を起こすことができの混合ガスであれば、そのまま原料ガスとして利用することができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明で得られる微細中空状炭素は、直径が10〜200nm、長さが50nm〜0.1μmの微細中空状炭素であるので、セメント、建設材などの黒色着色材として好適である。
本発明の製造方法は、反応器と循環ポンプが直列に配置された循環流路と、前記循環流路に原料ガスを供給する供給流路とを備えた反応装置を用い、少なくともメタンと二酸化炭素を含む混合ガスを原料ガスとして、温度400〜600℃、圧力0.3MPa.abs以下の加圧条件下でニッケル系触媒に接触させることにより、均質な形状と物性を持つ微細中空状炭素を大量に、かつ安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法を実施するための反応装置の一例を概略的に示すブロック図である。
【図2】実施例の反応装置を用いて製造された微細中空状炭素の透過型電子顕微鏡写真である。
【図3】図2のものと異なる条件で製造された微細中空状炭素の透過型電子顕微鏡写真である。
【符号の説明】
1 ガスブレンダー
2 ミキシングタンク
3 供給ポンプ
4 循環ポンプ
5 反応器
5a 触媒
5b 反応管
5c 電気炉
6 バグフィルタ
7 凝縮器
8 水素セパレータ
10,11,12 ガスクロポート
13 三方弁
14 排出流路
Claims (1)
- 反応器と循環ポンプが直列に配置された循環流路と、前記循環流路に原料ガスを供給する供給流路とを備えた反応装置を用い、
少なくともメタンと二酸化炭素を含む混合ガスを前記原料ガスとして、温度400〜600℃、圧力0.3MPa.abs以下の加圧条件下でニッケル系触媒に接触させることを特徴とする微細中空状炭素の製造方法。
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