JP4871382B2 - 密閉型圧縮機及びそれを用いた冷蔵または冷凍装置 - Google Patents

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本発明は、閉型圧縮機及びそれを用いた冷蔵または冷凍装置に関するものである。本発明の冷蔵・冷凍装置は冷蔵庫、冷凍庫、冷凍冷蔵庫及びショーケース等を含むものである。
近年、冷蔵庫用に代表される圧縮機では、冷却性能向上のための高性能化、容積効率の向上のための小型化、並びに低騒音化・低コスト化・高信頼性化等が要求されている。従来の冷蔵庫用圧縮機としては、レシプロ式密閉型圧縮機が広く用いられている。
従来のレシプロ式密閉型圧縮機として、例えば特開2003−184751号公報(特許文献1)に示された密閉型圧縮機がある。
この密閉型圧縮機は、図10に示すように、密閉容器21内に電動機22と圧縮機構部23を収納して構成されている。この圧縮機構部23は、クランクシャフト25の偏心部26、コネクティングロッド29、ピストン28及びシリンダ27などから構成されている。偏心部26は、フレーム24に軸支されたクランクシャフト25の上端に偏心回転するように設けられている。シリンダ27内を往復摺動するピストン28は、コネクティングロッド29を介して偏心部26と連接されている。そして、コネクティングロッド29とピストン28とは、図11に示すように、ボールジョイント30によって連接されている。
コネクティングロッド29は、球体部31と、偏心部26と連接するリング部32と、両端にこれら31、32を固接する連接棒(ロッド部)33とからなる。ピストン28には、コネクティングロッド29の球体部31を嵌合する球座34が設けられ、球体部31に固接された連接棒33が球座34に対して揺動自在となるように連接されている。球座34の奥側には、加工の都合上で設けられる凹部35を有している。
そして、ピストン28の往復動に伴いコネクティングロッド29を揺動運動せしめるため、ピストン28とコネクティングロッド29とを連接しているボールジョイント30は、図12に示すように、僅かな隙間eを設けた構成となっている。すなわち、球座34の内径と球体部31の外径とが全く同じ寸法では、球座34と球体部31とを摺動させることができないため、球座34の内面の直径Dと球体部31の外面の直径dと隙間eとの関係は、次の式(1)で表される。
D=d+2・e …(1)
偏心部26の上面に開口された油供給穴から潤滑油を飛散させ、球体部31と球座34との間の入口側に潤滑油を供給し、隙間eに潤滑膜を形成するようになっている。
特開2003−184751号公報
従来の密閉型圧縮機において、圧縮運転の吸気工程時に球体部31が隙間eの入口側に移動され(図13参照)、圧縮運転の圧縮工程時に球体部31が隙間eの奥側に移動される(図14参照)。この圧縮工程時に、シリンダ27内を高圧に圧縮するため、球体部31が球座34の奥側に強く押しつけられ、これにより球座34の奥側に形成された凹部35の角部と球体部31の外球面部とが接触することとなり、その接触部分に極めて大きな接触応力が加えられる。これによって、この接触摺動部における球座34及び球体部31が異常摩耗を起こし、圧縮機の信頼性が著しく低下するという問題があることが判った。
本発明の目的は、ピストンの球座とコネクティングロッドの球体部との接触応力を低減することができ、信頼性に優れた閉型圧縮機及びそれを用いた冷蔵または冷凍装置を提供することにある。
前述の目的を達成するための本発明の第1の態様は、電動機の回転力を伝えるクランクシャフトと、シリンダ内を往復動するように配置され、クランクシャフト側に内球面部を有する球座を備えたピストンと、前記球座の内球面部の直径より小さい直径の外球面部を有して前記球座に接続される球体部を一端に備えると共に、前記クランクシャフトに嵌合されるリング部を他端に備えるコネクティングロッドと、を有する密閉型圧縮機において、前記球座の奥側中心部に凹部が形成され、該凹部及びその外側の部分に対面する位置であって、前記球体部の先端側部分に前記外球面部より縮小する縮小面部を形成したものである。
係る本発明の第1の態様におけるより好ましい具体的構成例は次の通りである。
(1)前記縮小面部を前記外球面部の曲率半径より小さな曲率半径を有する球面を介して形成したこと。
また、本発明の第2の態様は、電動機からの回転力を伝えるクランクシャフトと、シリンダ内を往復摺動するように配置された、内球面部を有する球座を形成したピストンと、一端に前記球座に接続させるための外球面部を有する球体部を、他端に前記クランクシャフトに嵌合させるためのリング部を、連結部を用いて連結したコネクティングロッドとを備えた密閉型圧縮機であって、前記球体部の先端部に対向する位置の前記球座に凹部が形成され、前記内球面部と前記外球面部との間に間隙が形成され、前記外球面部の曲率半径が前記球体部の先端部で大なるものである。
係る本発明の第2の態様におけるより好ましい具体的構成例は次の通りである。
(1)曲率半径の異なるふたつの外球面部が交わる連続部であって、該連続部の曲率半径が前記ふたつの外球面部のいずれかの曲率半径よりも小さいこと。
(2)前記間隙は前記球座の凹部に向かって大なること。
また、本発明の第3の態様は、前記第1及び第2の態様の密閉型圧縮機を冷蔵または冷凍手段として用いた冷蔵または冷凍装置である。
本発明によれば、ピストンの球座とコネクティングロッドの球体部との接触応力を低減することができ、信頼性に優れた閉型圧縮機及びそれを用いた冷蔵または冷凍装置を提供することができる。
本発明の第1実施例のレシプロ式密閉型圧縮機の縦断面図である。 図1の圧縮機構部の一部を示す断面平面図である。 図1の圧縮機構部に用いられるピストンの断面図である。 図1の圧縮機構部に用いられるコネクティングロッドの平面図である。 図1のボールジョイント部の断面図である。 図5のA部拡大図である。 図5のボールジョイント部の加工方法を示す断面図である。 本発明の第2実施例のレシプロ式密閉型圧縮機のボールジョイント部の縦断面図である。 図8に用いられるコネクティングロッドの球体部の断面図である 従来のレシプロ式密閉型圧縮機の縦断面図である。 図1の圧縮機構部の一部を示す断面平面図である。 図11のボールジョイント部の一部を拡大して示す断面図である。 図11のボールジョイント部の吸入工程時における断面模式図である。 図11のボールジョイント部の圧縮工程時における断面模式図である。
以下、本発明の複数の実施例について図を用いて説明する。各実施例の図における同一符号は同一物または相当物を示す。
(第1実施例)
まず、本発明の第1実施例を図1から図6を用いて説明する。
本実施例のレシプロ式密閉型圧縮機の全体構成に関して、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は本発明の第1実施例のレシプロ式密閉型圧縮機の縦断面図、図2は図1の圧縮機構部の一部を示す断面平面図である。本実施例のレシプロ式密閉型圧縮機は冷凍冷蔵庫に用いられるものであるが、前述したように冷蔵・冷凍装置に適用できる。
密閉容器12の内部に、ロータ9及びステータ11を備えた電動機16と、圧縮機構部17が設けられている。フレーム4は電動機16や圧縮機構部17を密閉容器12内で支持するものである。クランクシャフト8は、電動機16のロータ9を固定し、フレーム4に支持されている。クランクシャフト8の上端には偏心部3が設けられている。偏心部3とピストン5との間を結ぶボールジョイント部14は、シリンダ5に対してピストン1を往復駆動させるために設けられ、ピストン1の球座1aとコネクティングロッド2の球体部2aとにより構成される。球座1aはクランクシャフト側に開口する球面部で形成されている。コネクティングロッド2は、連接棒2bと、連接棒2bの一端に固接した球体部2aと、連接棒2bの他端に固接したリング部2cと、を備える。リング部2cは、偏心部3に摺動可能に嵌合されている。また、コネクティングロッド2には、給油孔2dが形成されている。この給油孔2dは、球体部2a、連接棒2b及びリング部2cを貫通して形成され、偏心部3に形成された油供給穴15に連通されている。
前述のように、冷凍サイクルに用いられる密閉型圧縮機は、密閉容器12内に電動機16と圧縮機構部17が収納されている。この圧縮機構部17は、フレーム4に軸支されたクランクシャフト5の上端側に配置され、偏心回転する偏心部3と、シリンダ5内を往復摺動するピストン1と、偏心部3に連接するリング2cとピストン8に連接する球体部2aとを連接棒2bで一体に固接したコネクティングロッド2と、から構成されている。そして、コネクティングロッド2とピストン1とは、球体部2aとピストン1の球座1aとを組み合わせたボールジョイント部14によって連接されている。
ピストン1はフレーム4上に設置されたシリンダ5の中に往復自在に設置されている。ピストン1の球座1aには、球体部2aを介してコネクティングロッド2が揺動自在に取り付けられている。コネクティングロッド2のリング部2bはクランクシャフト8の偏心部3に軸受けを介し回転自在に取り付けられている。密閉容器12内にスプリング10を介して取り付けられているステータ11とロータ9からなる電動機16の回転力は、クランクシャフト8に伝えられ、その偏心部8によってコネクティングロッド2を介しピストン1をシリンダ5内で往復運動させる。シリンダ5にはバルブプレート6を介しシリンダヘッド7が取り付けられており、ピストン1の往復動作に同期しバルブ(図示せず)が開閉することにより、密閉容器12外から導かれた流体を圧縮する。
ピストン1とシリンダ5との間や、コネクティングロッド2と偏心部3との間や、クランクシャフト8とフレーム4の軸受け部との間や、球座1aと球体部2aとの間などの摺動部位は、圧縮機の運転時には密閉容器12内に溜められている潤滑油(図示せず)によって潤滑される。潤滑油は、クランクシャフト8の内部に軸全長に亘り連通するように形成された油供給穴15を介して、密閉容器12の下部から汲み上げられ、摺動部位に供給される方法が採られている。潤滑油の汲み上げには、強制的にトロコイドポンプを追加する方法や、クランクシャフト8の回転力を遠心ポンプとして作用させ給油する方法等がある。本実施例では、遠心ポンプが用いられている。
次に、本実施例のボールジョイント部14を構成するピストン1及びコネクティングロッド2の具体的構造に関して、図3及び図4を参照しながら説明する。図3は図2に用いられるピストン1の中央断面図、図4は図2に用いられるコネクティングロッド2の平面図である。
図3に示すように、ピストン1の球座1aの奥側の中央部には、球座1aを加工する際に必要な凹部1bが設けられている。この凹部1bは、球座1aを加工する工具の逃げ部を構成するものである。球座1aの入口側には、開口部1cが設けられている。また、球座1aの入口側には、球体部2aを挿入する挿入口となる挿入溝1dが設けられている。挿入溝1dは、その底部が球座1aの最大外径の位置まで延び、ピストン1の中心線に対して左右対称に設けられている。図4に示すように、コネクティングロッド2の球体部2aは、球形から上下方向のある範囲を除去された、平面カット部2a1を有する。この平面カット部2a1はリング部2cの端面上下と平行に、すなわち上下面平行に形成されている。
ピストン1の挿入溝1dと球体部2aの平面カット部2a1との位置を合わせ、球体部2aを挿入溝1dを通して挿入した後、ピストン1とコネクティングロッド2を略直角分、回転させる。これにより、球体部2aは、その直径より小さい開口部1cとの連接で抜けることがなくなり、ボールジョイント部13が完成する。
次に、本実施例のボールジョイント部14の摺動部位の接触応力を小さくできる構造及び製造方法に関して、図5から図7を参照しながら説明する。図5は図2に用いられるボールジョイント部14の断面平面図、図6は図5のA部拡大図、図7は図5の拡大面部1a2の製作方法を示す図である。
球座1aは、図5に示すように、奥側の凹部1bと入口側の開口部1cとの間に配置され、内球面部1a1と拡大面部1a2とから構成されている。内球面部1a1は、球座1aの主要な受圧面を形成する部分であり、図6に示すように直径Dの球面で構成されている。拡大面部1a2は、球座1aの奥側部分に内球面部1a1より僅かに拡大するように形成されている。この拡大面部1a2は、内球面部1a1の円弧面から接線方向に凹部1b側に(中心部側に)延びるテーパ面を有している。本実施例では、このテーパ面が拡大面部1a2の全体をなしている。従って、凹部1bの外側に全周に亘って拡大面が形成されることとなる。一方、球体部2の外球面部2a2は直径dの球面で構成されている。球体部2の外球面部2a2は、球座1aの内球面部1a1との間に従来と同様に隙間eが形成されると共に、球座1aの拡大面部1a2との間にかかる隙間eより徐々に大きくなる隙間が形成される。
奥側の凹部1bと入口側の開口部1cとの間に内球面部1a1を加工した後に、図7に示すように、加工具18の回転軸心をピストン1の軸心に対して傾斜させてピストン1及び加工具18を異なる速度で共に回転した状態で、加工具18を内球面部1a1の奥側に押しつけて球座1aの奥側部分に内球面部1a1より拡大する拡大面部1a2を形成する。加工具18の外形面は、球座1aの最終形状と同一の形状をしている。このようにして簡単にピストン1の球座1aを製作することができる。なお、図7における点線は、内球面部1a1の仮想円弧部を示すものである。
本実施例では、球座1aの内球面部1a1と球体部2aの外球面部2a2との間に隙間eを有しているので、この隙間eに潤滑油を供給して球座1aと球体部2aとを滑らかに摺動させることができる。また、圧縮運転の圧縮工程時に球体部2aが隙間eの奥側に移動されて球座1aの奥側に強く押しつけられても、球座1aの奥側部分に内球面部1a1より拡大する拡大面部1a2を形成しているので、凹部1bの角部に接触することを防止でき、球座1aと球体部2aとの接触応力を低減することができる。これによって、摺動面の耐摩耗性を向上することができ、信頼性の優れたレシプロ式密閉型圧縮機が得られる。さらには、拡大面部1a2に内球面部1a1の円弧面より接線方向に拡大するテーパ面を設けているので、拡大面部1a2における接触応力の集中を球体部2aが揺動運動してもより確実に防止することができ、より一層の信頼性向上を図ることができる。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例について図8及び図9を用いて説明する。図8は本発明の第2実施例のレシプロ式密閉型圧縮機のボールジョイント部14の断面図、図9は図8のコネクティングロッド2の球体部2aの断面図である。この第2実施例は、次に述べる点で第1実施例と相違するものであり、その他の点については第1実施例と基本的には同一である。
この第2実施例では、コネクティングロッド2の球体部2aはその先端側部分に外球面部2a2より縮小する縮小面部2a3を形成すると共に、ピストン1の球座1aは拡大面部を有しない内球面部1a1で形成している。この第2実施例においても、圧縮運転の圧縮工程時に球体部2aが隙間eの奥側に移動されて球座1aの奥側に強く押しつけられても、凹部1bの角部に線接触することを防止でき、球座1aと球体部2aとの接触応力を低減することができる。
また、この第2実施例の縮小面部2a3は、全体が外球面部2a2より大きな曲率半径で形成されると共に、外球面部2a2への連続部が外球面部2a2より小さな曲率半径で形成されている。この連続部は外球面部2a2の円弧面に接線となるように形成されている。係る構成により、拡大面部1a2における接触応力の集中を球体部2aが揺動運動してもより確実に防止することができ、より一層の信頼性向上を図ることができる。
1…ピストン、1a…球座、1a1…内球面部、1a2…拡大面部、1b…凹部、1c…開口部、1d…挿入溝、2…コネクティングロッド、2a…球体部、2a1…平面カット部、2a2…外球面部、2b…連接棒、2c…リング部、2d…コネクティングロッドの逃げ、3…偏心部、4…フレーム、5…シリンダ、6…バルブプレート、7…シリンダヘッド、8…クランクシャフト、9…ロータ、10…スプリング、11…ステータ、12…密閉容器、13…加工具、14…ボールジョイント部、15…油供給穴、16…電動機、17…圧縮機構部、18…加工具。

Claims (6)

  1. 電動機の回転力を伝えるクランクシャフトと、
    シリンダ内を往復動するように配置され、クランクシャフト側に内球面部を有する球座を備えたピストンと、
    前記球座の内球面部の直径より小さい直径の外球面部を有して前記球座に接続される球体部を一端に備えると共に、前記クランクシャフトに嵌合されるリング部を他端に備えるコネクティングロッドと、を有する密閉型圧縮機において、
    前記球座の奥側中心部に凹部が形成され、該凹部及びその外側の部分に対面する位置であって、前記球体部の先端側部分に前記外球面部より縮小する縮小面部を形成したことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 前記縮小面部を前記外球面部の曲率半径より小さな曲率半径を有する球面を介して形成したことを特徴とする請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 電動機からの回転力を伝えるクランクシャフトと、
    シリンダ内を往復摺動するように配置された、内球面部を有する球座を形成したピストンと、
    一端に前記球座に接続させるための外球面部を有する球体部を、他端に前記クランクシャフトに嵌合させるためのリング部を、連結部を用いて連結したコネクティングロッドとを備えた密閉型圧縮機であって、
    前記球体部の先端部に対向する位置の前記球座に凹部が形成され、前記内球面部と前記外球面部との間に間隙が形成され、前記外球面部の曲率半径が前記球体部の先端部で大なることを特徴とする密閉型圧縮機。
  4. 曲率半径の異なるふたつの外球面部が交わる連続部であって、該連続部の曲率半径が前記ふたつの外球面部のいずれかの曲率半径よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の密閉型圧縮機。
  5. 前記間隙は前記球座の凹部に向かって大なることを特徴とする請求項3に記載の密閉型圧縮機。
  6. 請求項1または3に記載された密閉型圧縮機を冷蔵または冷凍手段として用いたことを特徴とする冷蔵または冷凍装置。
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