JP4870616B2 - 冷媒回収装置及び冷媒回収ユニット - Google Patents
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Description
冷媒ガスに微量のオイルが含まれる結果、前記したドライコンプレッサの消耗が早いという欠点は、冷媒ガスに含まれる前記微量のオイルの潤滑作用によって、幾分抑えられ、ドライコンプレッサの耐久性の向上に寄与していた。
また、上記したように、冷媒回収装置の回収処理速度の向上が必要であり、このためコンプレッサの動作をいかに効率よく行わせるかによって、回収処理速度の向上を図る必要がある。
本発明の実施例1に係る冷媒回収装置Mは、図1に示すように、被冷媒回収機器Rとなる車両のクーラーユニットに接続して用いるものである。車両のクーラーユニット内にはオイルが混合した液体冷媒が貯留されている。主要構成は、分離後の液体冷媒を貯留するための冷媒回収容器5、オイル受器8、クーラーユニットのオイルを含む冷媒から前記オイルを分離し、且つ冷媒を気化するオイルセパレータ1、装置の動力源となるドライコンプレッサ2、冷媒ガスを液化するための凝縮器6等である。これらの構成は、一般的な冷媒回収装置と共通する。本実施例1における冷媒回収装置Mを用いた冷媒回収処理は、クーラーユニットからオイルが混入した冷媒を回収する回収工程と、回収後、冷媒回収装置内で冷媒及びオイルを分離させる分離工程と、冷媒を冷媒回収容器5に貯留し、更には冷媒回収容器5に貯留した冷媒をクーラーユニットへ移送する移送工程とを有する。
オイルセパレータ1の上面の第二接続部11からドライコンプレッサ2の吸入側接続部20(低圧側)までを通路Bで接続してある。通路Bには、オイルセパレータ1に近い側から順に、圧力調整弁3、オイル供給手段である注油器4を、設けている。
図6は本発明の実施例1に係る冷媒回収装置Mの改良となる実施例2にかかる冷媒回収装置Mである。本実施例2は、基本構成としては、実施例1に係る冷媒回収装置Mと共通するが、オイルセパレータ1で分離したオイルを、ドライコンプレッサ2の潤滑オイルとして、注油器4の貯留部に自動供給する構成を追加したものである。この自動供給する構成は、実施例1と同様の手動での供給に切り換えることができる。
一方、冷媒が液体冷媒であるときには、上記実施例1及び実施例2に示した構成が望ましいが、処理速度を考慮する必要がなければ処理能力は非常に遅いものの、オイルセパレータ1を用いないものとすることもできる。
従って、本発明は、異種の冷媒の混合を防止できるドライコンプレッサ2の利点を生かした上で、微量の潤滑オイルによって、該ドライコンプレッサ2の消耗を大幅に低減できる。
10 第一接続部
11 第二接続部
12 第三接続部
13 第四接続部
14 中空胴部
140 蒸発用気化室
141 上側レベルセンサ
142 下側レベルセンサ
150 天端板
151 底端板
152 熱交換用二重管
153 外管
154 中心管
155 底部ヒータ
156 浮動弁
2 ドライコンプレッサ
20 吸引側接続部
21 吐出側接続部
3 圧力調整弁
4 注油器
40 貯留部
41 オイル導入部
42 レベルゲージ
43 冷媒ガス吸入部
44 冷媒ガス排出部
45 オイル供給部
46 オイル供給量調節部
47 冷媒ガス通路
48 給油口キャップ
5 冷媒回収容器
50 導入側接続部
51 排出側接続部
6 凝縮器
7 フィルタ
8 オイル受部
9 制御装置
A1 通路
A2 通路
B 通路
C 通路
D 通路
E 通路
G 通路
F オイル供給通路
M 冷媒回収装置
R 被冷媒回収機器(クーラーユニット)
R1 高圧側接続部
R2 低圧側接続部
S1 第一センサ(圧力検知手段)
S2 第二センサ(圧力検知手段)
U1 冷媒回収ユニット
U2 冷媒回収ユニット
U3 冷媒回収ユニット
U4 冷媒回収ユニット
U5 冷媒回収ユニット
U6 冷媒回収ユニット
V1 第一バルブ
V2 第二バルブ
V3 第三バルブ
V4 第四バルブ
V5 第五バルブ
V6 第六バルブ
Z 冷媒回収装置(従来)
Z1 被冷媒回収機器(従来)
Z2 コンプレッサ(従来)
Z3 凝縮器(従来)
Z4 冷媒回収容器(従来)
Z5 圧力検知手段(従来)
Z6 バルブ(従来)
Z7 フィルタ(従来)
Claims (11)
- 被冷媒回収機器のオイルを含む冷媒ガスから前記オイルを分離するオイルセパレータと、装置の動力源となるドライコンプレッサと、分離した冷媒ガスを液体冷媒とする凝縮器と、分離後の液体冷媒を貯留する冷媒回収容器を備える冷媒回収装置において、
前記オイルセパレータからドライコンプレッサへ至る通路に、ドライコンプレッサ内へオイルを噴霧するオイル供給手段を備え、前記オイルセパレータからオイル供給手段までの間に、圧力調整弁を設けたことを特徴とする冷媒回収装置。 - 被冷媒回収機器のオイルを含む冷媒ガスから前記オイルを分離するオイルセパレータと、ドライコンプレッサに対する連結手段と、分離した冷媒ガスを液体冷媒とする凝縮器と、分離後の液体冷媒を貯留する冷媒回収容器を備える冷媒回収ユニットにおいて、
前記オイルセパレータからドライコンプレッサへ至る通路となる、前記ドライコンプレッサに対する連結手段に、ドライコンプレッサ内へオイルを噴霧するオイル供給手段を備え、オイルセパレータからオイル供給手段までの間に、圧力調整弁を設けたことを特徴とする冷媒回収ユニット。 - 被冷媒回収機器からオイルを含む冷媒ガスを回収する通路と、該通路に接続されるドライコンプレッサと、冷媒ガスを液体冷媒とする凝縮器と、分離後の液体冷媒を貯留する冷媒回収容器を備える冷媒回収ユニットにおいて、
前記通路に、圧力調整弁と、オイル供給手段を備えたことを特徴とする冷媒回収ユニット。 - 被冷媒回収機器からオイルを含む冷媒ガスを回収する通路と、ドライコンプレッサに対する連結手段と、分離した冷媒ガスを液体冷媒とする凝縮器と、分離後の液体冷媒を貯留する冷媒回収容器を備える冷媒回収ユニットにおいて、前記通路に、圧力調整弁と、オイル供給手段を備えたことを特徴とする冷媒回収ユニット。
- オイルセパレータで分離されたオイルを潤滑オイルとして給油器へ供給するためのオイル供給通路を備えたことを特徴とする請求項1記載の冷媒回収装置。
- オイルセパレータで分離されたオイルを潤滑オイルとして給油機へ供給するためのオイル供給通路を備えたことを特徴とする請求項2、3又は4記載の冷媒回収ユニット。
- オイルセパレータ内の設定圧力を検知する圧力検知手段と、オイルの供給の制御を行う制御装置を備え、該制御装置は、圧力検知手段から設定圧力の検知信号を受けて、オイル回収通路を通路Gからオイル供給通路Fに至る経路に切換える命令信号をバルブへ出力し、ドライコンプレッサの吸引で注油器にオイルを給油することを特徴とする請求項5記載の冷媒回収装置。
- オイルセパレータ内の設定圧力を検知する圧力検知手段と、オイル供給の制御を行う制御装置を備え、該制御装置は、圧力検知手段から設定圧力の検知信号を受けて、オイル回収通路を通路Gからオイル供給通路Fに至る経路に切換える命令信号をバルブへ出力し、ドライコンプレッサの吸引で注油器にオイルを給油することを特徴とする請求項6記載の冷媒回収ユニット。
- 被冷媒回収機器からオイルを含む冷媒ガスを回収する通路と、該通路に接続されるドライコンプレッサと、冷媒ガスを液体冷媒とする凝縮器と、分離後の液体冷媒を貯留する冷媒回収容器を備える冷媒回収装置において、
前記通路に、圧力調整弁と、オイル供給手段を備えたことを特徴とする冷媒回収装置。 - 冷媒回収容器から被冷媒回収機器へ至る冷媒供給通路を備え、冷媒回収容器と被冷媒回収機器との圧力差を利用して冷媒回収容器内の冷媒ガスを高圧で被冷媒回収機器へ送り、被冷媒回収機器内の液体冷媒を吐出することを特徴とする請求項1、5、7又は9記載の冷媒回収装置。
- 冷媒回収容器から被冷媒回収機器へ至る冷媒供給通路を備え、冷媒回収容器と被冷媒回収機器との圧力差を利用して冷媒回収容器内の冷媒ガスを高圧で被冷媒回収機器へ送り、被冷媒回収機器内の液体冷媒を吐出することを特徴とする請求項2、3、4、6又は8記載の冷媒回収ユニット。
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