JP2007253067A - 湿式除湿機 - Google Patents
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Abstract
【課題】除湿機内を循環する吸湿液体が除湿機外部に漏洩して周囲の機器を腐食させることを防止し、再生時のエネルギー効率を向上させること。
【解決手段】空気に包含される水蒸気を吸湿液体(L)に吸収させる吸収器(10)と、水蒸気を吸収した吸湿液体(L)を熱交換器(20h)により加熱して水蒸気を分離する再生器(20)と、分離された水蒸気を凝縮する凝縮器(30)と、吸収器(10)と再生器(20)とを連通する吸湿液体(L)の送り配管(T21)および戻り配管(12)とを有する除湿機において、吸収器(10)の内部に、除湿するべき空気が内空部を流れる多数の水蒸気透過膜製管(14)が設けられ、吸収器(10)、再生器(20)および凝縮器(30)は密閉空間に構成され、その密閉空間は全て低圧状態に保たれている。
【選択図】図1
【解決手段】空気に包含される水蒸気を吸湿液体(L)に吸収させる吸収器(10)と、水蒸気を吸収した吸湿液体(L)を熱交換器(20h)により加熱して水蒸気を分離する再生器(20)と、分離された水蒸気を凝縮する凝縮器(30)と、吸収器(10)と再生器(20)とを連通する吸湿液体(L)の送り配管(T21)および戻り配管(12)とを有する除湿機において、吸収器(10)の内部に、除湿するべき空気が内空部を流れる多数の水蒸気透過膜製管(14)が設けられ、吸収器(10)、再生器(20)および凝縮器(30)は密閉空間に構成され、その密閉空間は全て低圧状態に保たれている。
【選択図】図1
Description
本発明は、液相の吸湿材(塩化リチウムなど)を用いた湿式除湿機に関し、特に吸湿液体配管系を密閉配管とすることにより内部を低圧状態に保ち、防食性大幅に向上させた湿式除湿機に関する。
液相の吸湿材である吸湿液体を用いた湿式除湿機の一例として、図4に示すように、空気中の水分を吸湿液体に吸収して室内を除湿するとともに、吸湿で希釈された吸湿液体から水分を除去し再生する除湿機がある(例えば、特許文献1参照)。
係る除湿機は、2組の除湿ユニット100を有し、該除湿ユニット100で室内空気に含まれる水分を吸湿液体Lに捕捉して、戻り配管112により濃縮器114に搬送回収され、その濃縮器114内には吸湿液体Lが貯留され、吸湿液体Lは濃縮器114と除湿ユニット100とを連通する送り配管116によって濃縮器114から除湿ユニット100に送られる様に構成されている。
ここで、118は送り配管116中に配設された冷却器、120は同じく配管116中に配設され吸湿液体を搬送するためのポンプで、濃縮器114から除湿ユニット100に搬送する吸湿液体Lを冷却して、除湿ユニット100内での水分捕捉を促進させている。そして、ポンプ120は吸湿液体Lの流量を制御するように制御手段122接続されている。
濃縮器114内の吸湿液体L中に回収された水分は、濃縮器114内に装備されたヒータ(再生熱源)Hによって吸湿液体Lが直接加熱・昇温(煮沸)されることにより、気化し、濃縮器114上部に設けた排出口124から、室外に排出される。一方、吸湿液体Lは、水分が少ない状態に再生される。
上記除湿機における吸湿液体Lとしては、塩化リチウムや塩化カルシウム等の濃縮液体等が利用され、除湿ユニット100内で空気中の水分(水蒸気)を吸収する。
図4の除湿機では濃縮器114において、ヒータHで直接吸湿液を煮沸するために、再生時のエネルギー効率は比較的良いが、濃縮器114が排出口124によって大気に通じており、濃縮器114内部が大気圧となるため、吸湿液体Lの濃縮濃度に限界があり、再生熱源(ヒータH)温度が低い場合は十分な濃縮が出来ない。
即ち、濃縮器114内部が吸収冷凍機のような低圧であれば、再生熱源の温度が低くても水分は蒸発するが、図示の例では大気圧であるため、低圧に比較して、沸点の温度が高くなってしまう。そのため、凝縮器114における再生部の伝熱面積を大きくするか、再生熱源の温度を高くする必要が生じる。
前記吸湿液体として使用される塩化リチウムや塩化カルシウムの濃縮液体は、極めて吸湿力が高いが、塩化リチウムや塩化カルシウムは腐食性が強く、そのため、従来、商品化の妨げとなっていた。
すなわち、塩化リチウムや塩化カルシウムの濃縮液体が、除湿のため除湿機外部から侵入してきた空気と接触すると、当該空気と一緒に(塩化リチウムや塩化カルシウムの濃縮液体の)飛沫が連行されてしまい、連行された飛沫が付着した箇所が腐食する恐れが存在する。
図4の除湿機においても、濃縮器(再生器)120の吸湿液体Lから排出される水蒸気が吸湿液体の飛沫を連行して、或いは、濃縮器114の排出口125から進入した空気が吸湿液体Lを連行して室内側の配管112、116が金属製であればこれ等を腐食させてしまう可能性がある。
上述したような理由から、近年の除湿機では、デシカント(固体の除湿剤)を使用するタイプが多くなっている。
図5に示す他の例の除湿機は、空気中の水分を吸湿液体に吸収して室内を除湿するとともに、吸湿で希釈された吸湿液体を一端貯留タンクに蓄え、その貯留タンクに蓄えた希釈された吸湿液体を濃縮ユニットに送り、濃縮ユニットで水分を除去し再生するように構成されている。(例えば、特許文献2参照)。
係る除湿機は、吸湿液体Lを貯留する貯留タンク132から、室内空気に含まれる水分を吸湿液体L中に吸収することで室内空気を除湿する除湿ユニット130に吸湿液体Lが送り込まれ、また、貯留タンク132から濃縮器(再生器)134に送り込まれ、水分を吸収した吸湿液体Lから水分を排除するように構成されている。
送り配管132と戻り配管136により、除湿ユニット130と貯留タンク132とを吸湿液体Lおよび水分を取り込んだ吸湿液体Lが循環する様に連通している。
また、配管138内で吸湿液体を送る配送用ポンプ140および配管内を流過する吸湿液体の濃度を検出する濃度センサ142を送り配管132に介装する。
また、配管138内で吸湿液体を送る配送用ポンプ140および配管内を流過する吸湿液体の濃度を検出する濃度センサ142を送り配管132に介装する。
また、除湿ユニット130で水分を取り込み貯留タンク132に貯留された吸湿液体Lは、貯留タンク132から送り配管144を介して濃縮器134に送られ、濃縮器134において吸湿液体中の水分が蒸発・排除され、濃縮された吸湿液体Lが戻り配管146によって貯留タンク132に戻されるように構成されている。
送り配管142には、配送用ポンプ148および配管内を流過する吸湿液体を加熱するためのヒータHが介装されている。該ヒータHやポンプ148、ファン152をコントローラ150により制御する。
なお、図4、図5において、各回路(配管)に記された矢印は、流体の流れの方向を示す。
なお、図4、図5において、各回路(配管)に記された矢印は、流体の流れの方向を示す。
図5に示す除湿機において、貯留タンク132を密閉構造とすることで、吸湿液体配管の送り配管、戻り配管を密閉配管系として、防食性を比較的向上することができる。
しかし、濃縮器134の送風ファン152により、ヒータHで加熱された吸湿液体を通風することにより、せっかく加熱された吸湿液体が持つ熱量が送風ファン152の風によって大量に奪われ、熱損失が大きく、再生時(濃縮時)のエネルギー効率が大幅に低下するという問題を招くことになる。
特開平7−108127号公報
特開平2−140535号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、吸湿液体配管系を全て低圧状態に保持し腐食性の高い吸湿液体を高濃度で使用することを可能とするとともに、再生時のエネルギー効率が良好な湿式除湿機の提供を目的としている。
本発明の湿式除湿機は、空気に包含される水蒸気を吸湿液体(L)に吸収させる吸収器(10)と、水蒸気を吸収した吸湿液体(L)に浸漬された熱交換器(20h)により吸湿液体(L)を加熱して水蒸気を分離する再生器(20)と、分離された水蒸気を凝縮する凝縮器(30)と、吸収器(10)と再生器(20)とを連通する吸湿液体(L)の送り配管(T21)および戻り配管(T12)とを有する除湿機において、吸収器(10)は密閉空間に構成され、該吸収器(10)の内部に、除湿するべき空気が内空部を流れる多数の水蒸気透過膜製管(14)が設けられており、再生器(20)および凝縮器(30)は密閉空間に構成され、再生器(20)の上方の領域(20u)は凝縮器(30)上方の領域(30u)と連通しており、吸収器(10)、再生器(20)および凝縮器(30)の各密閉空間は(概略真空に近い程度の)低圧状態に保たれていることを特徴としている(請求項1:図1〜図3)。
また、本発明の湿式除湿機は、再生器(20)内の吸湿液体(L)の加熱・昇圧に基づく再生器(20)と吸収器(10)との圧力差により、吸湿液体(L)が吸収器(10)から再生器(20)に搬送可能に構成されているのが好ましい(請求項2:図1〜図3)。
また、本発明の湿式除湿機は、戻り配管(T12)の分岐点(Br1)で分岐管(T11)が分岐され、吸収器(10)から再生器(20)へ送られる吸湿液体(L)の一部が分岐管(T11)を通って吸収器(10)へ戻される様に構成され、水蒸気透過膜製管(14)の上方に第1および第2の吸湿液体(L)散布手段(16、18)が設けられ、送り配管(T21)および分岐管(T11)の端部が該散布手段(16、18)に連結されているのが好ましい(請求項3:図1〜図3)。
また、本発明の湿式除湿機は、冷却用の熱交換器(10h)が吸収器(10)の下方領域(10b)に設けられ、該熱交換器(10h)に冷熱源(冷却塔40)から冷媒が直列に流れるように配管され、戻り配管(T12)を流れる吸湿液体(L)と送り配管(T21)を流れる吸湿液体(L)との間での熱交換を行う熱交換器(H1)が設けられているのが好ましい(請求項4:図1〜図3)。
また、本発明の湿式除湿機は、冷熱源(40)と凝縮器(30)が冷媒(冷却水)の送り配管(C43)および戻り配管(C34)で連通され、該送り配管(C43)を流れる冷媒と分岐管(T11)を流れる吸湿液体(L)との間で熱交換を行う第2の熱交換器(H2)と、冷媒の送り配管(C43)を流れる冷媒と吸湿液体の送り配管(T21)を流れる吸湿液体(L)との間で熱交換を行う第3の熱交換器(H3)とを設けているのが好ましい(請求項5:図2)。
また、本発明の湿式除湿機は、冷熱源(40)と凝縮器(30)が冷媒の送り配管(C43)および戻り配管(C34)で連通され、該送り配管(C43)を流れる冷媒と吸湿液体の戻り配管(T12)を流れる吸湿液体(L)との間で熱交換を行う熱交換器(第3の熱交換器H3)が設けられ、吸収器(10)の下部領域(10b)に熱交換器(10h)が設けられ、該熱交換器(10h)と再生器(20)の熱交換器(20h)とが、圧縮手段(Cp)を介装した熱媒(例えばCO2或いはフロン)の送り配管(Th1)および膨張手段(V5)を介装した熱媒の戻り配管(Th2)により連通されているのが好ましい(請求項6:図3)。
本発明の湿式除湿機よれば、吸収器(10)、再生器(20)および凝縮器(30)はそれぞれ密閉空間に構成されていて、各密閉空間は大気圧より低い低圧状態とされており、また除湿すべき空気と除湿液体は水蒸気透過膜製管(14)を介して間接接触であり空気により除湿液体が除湿機外に連行されることがなく、吸湿液体の除湿機外部への漏洩を防止され、除湿機周辺の機器類を吸湿液体で腐食することを防止することが出来る。
また、再生器(20)内が低圧状態とされることにより、吸湿液体の沸点が低下し、吸湿液体から水蒸気が分離され易くなり、再生器(20)の熱交換器(20h)に要する再生エネルギーを低減し、エネルギー効率を向上することができる。
また、再生器(20)において、熱交換器(20h)により吸湿液体を直接煮沸しているので、熱交換器(20h)から吸収液体への熱エネルギーの伝達が良好であり、再生時のエネルギー効率を向上させることが出来る。
また、熱交換器(H1)により吸収器(10)から再生器(20)に戻る吸湿液体と、再生器(20)から吸収器(10)に送られる吸湿液体との間で熱交換を行うことにより、熱エネルギーの有効利用が可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
先ず、図1を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。
第1実施形態の除湿機は、空気中に含まれる水蒸気(湿気)から水蒸気を吸湿液体L(例えば、塩化リチウム溶液等の)中に吸収する吸収器10と、水分を吸収した吸湿液体Lから水分を加熱・蒸発させて分離することによって吸湿液体Lを再生させる再生器20と、吸湿液体Lから分離した水蒸気から気化熱を奪うことで水蒸気を冷却して凝縮水に凝縮させる凝縮器30と、凝縮器30内の前記水蒸気の凝縮のための凝縮器熱交換30hに冷熱を供給するための冷却塔40とを有している。
第1実施形態の除湿機は、空気中に含まれる水蒸気(湿気)から水蒸気を吸湿液体L(例えば、塩化リチウム溶液等の)中に吸収する吸収器10と、水分を吸収した吸湿液体Lから水分を加熱・蒸発させて分離することによって吸湿液体Lを再生させる再生器20と、吸湿液体Lから分離した水蒸気から気化熱を奪うことで水蒸気を冷却して凝縮水に凝縮させる凝縮器30と、凝縮器30内の前記水蒸気の凝縮のための凝縮器熱交換30hに冷熱を供給するための冷却塔40とを有している。
吸収器10は、密閉容器12により密閉空間に構成されている。密閉容器12の内部は、除湿すべき室内空気の大気圧より低い低圧状態(概略真空に近い低圧状態)とされており、その真空度が高いほど、密閉容器12の内部に設けられた多数の水蒸気透過膜製管14、14・・・の水蒸気透過率が高い。
各水蒸気透過膜製管14は水平方向(図において紙面に垂直方向)に伸び、その内空部は、密閉容器12の外部に連通しており、除湿すべき吸収器10の外部空気が水蒸気透過膜製管14の内空部を通過するようになっている。また、各水蒸気透過膜製管14の外周部は密閉容器12内に露出され、容器12内を滴下する吸湿流体に晒されており、水蒸気透過膜製管14の内空部を通過する空気中の水蒸気は、水蒸気透過膜製管14の管壁を透過した際に、密閉容器12内の吸湿液体Lに吸収される。
各水蒸気透過膜製管14は、水平方向および鉛直方向に所定の間隔をおいて配列され、その外周部を吸湿液体が滴下或いは流過する。水蒸気透過膜製管14の下部、すなわち吸収器10の底部を含む下方の領域10bには、水蒸気を吸収した吸湿液体Lが貯留されている。
吸収器10の上方には、第1の散布手段16、第2の散布手段18が上下2段に配設されており、中段に設けられた水蒸気透過膜製管14に吸湿液体を散布する。散布手段16、18は、例えば多数の散布孔が穿設された管で構成される。
吸湿液体Lが水蒸気を吸収した際に発生する吸収熱により吸湿液体Lが昇温してしまうと、吸湿性能が低下する。そのため、吸収器10の下部領域10bには、吸湿液体Lを冷却する吸収器用熱交換器10hが設けられ、吸収器用熱交換器10hは吸湿液体Lに浸漬(いわゆる「ドブ漬け」)されており、吸収熱が吸収器用熱交換器10hにより除去されるため、吸湿液体Lが昇温し過ぎてしまうことが防止される。
熱交換器10hと、凝縮器30と、冷却塔40とは、ポンプP4を介装した送り配管C41と、戻り配管C14とを介して、冷却水が循環可能に連通している。すわち、冷却水すなわち冷熱が熱交換器10hから凝縮器30へ直列に流過するようになっている。
冷却塔40で冷却された冷却水が熱交換器10hに投入されることで、吸収器10内の吸湿液体Lが冷却される。
冷却塔40で冷却された冷却水が熱交換器10hに投入されることで、吸収器10内の吸湿液体Lが冷却される。
再生器20および凝縮器30は、それぞれ密閉容器22および密閉容器32を有している。そして、再生器20と凝縮器30は、ルーバ24を介して連通されている。
密閉容器22および密閉容器32により、再生器20および凝縮器30は密閉空間に構成され、比較的圧力が低い状態とされている。
密閉容器22および密閉容器32により、再生器20および凝縮器30は密閉空間に構成され、比較的圧力が低い状態とされている。
再生器20下方の吸湿液体が貯蔵される領域20bには、貯留した吸湿液体Lに浸漬されており且つ吸湿液体Lを直接煮沸して(吸湿液体Lに吸収された)水分を蒸発させ易いように、図示しない再生熱源からの熱量を投入するためのヒータとして機能する再生器用熱交換器20が設けられている。
ここで、再生熱源としては、温水、蒸気、ガスヒータ、電気ヒータ等、熱源となる物であれば何れであっても構わない。
ここで、再生熱源としては、温水、蒸気、ガスヒータ、電気ヒータ等、熱源となる物であれば何れであっても構わない。
吸収器10から再生器20へ吸湿液体Lを供給するために、吸収器10と再生器20とは戻り配管T12で連通している。ここで、戻り配管T12にはポンプP1が介装されており、その一端は、吸収器10の底部近傍と連通している。そして戻り配管T12の他端は、再生器20の密閉容器22における外周の高さ方向の中央の領域であって、且つ、吸湿液体Lが貯留している領域の上方と連通している。
そして、吸収器10の下部領域10bに貯留された吸湿液体Lは、ポンプP1及び戻り配管T12により、再生器20の上部領域20uに戻される。
そして、吸収器10の下部領域10bに貯留された吸湿液体Lは、ポンプP1及び戻り配管T12により、再生器20の上部領域20uに戻される。
再生器20において、熱交換器20hにより加熱・濃縮された吸湿液体Lは、再生器20から送り配管T21を介して吸収器10に供給される。その際、吸湿液体Lは加熱され、水蒸気が気化するため、再生器20内の圧力は昇圧される。そのため、再生器20と吸収器10との圧力差により、再生器20内の吸湿液体は、ポンプによることなく吸収器10側へ送出される。
送り配管T21の一端には第2の散布手段18が連結され、該散布手段18に吸湿液体が供給され、水蒸気透過膜製管14群に滴下、散布される。
また、ポンプP1の下流の分岐点Br1で、分岐管T11が戻り配管T12から分岐しており、該分岐管T11の端部に第1の散布手段16が連結されており、分岐管T11を流れる吸湿液体Lが散布手段16に供給される。この吸湿液体Lの供給量は、流量調整弁V4により調整される。
前記戻り配管T12の分岐点Br1の下流側で、送り配管T21の流量調節弁V1の下流側では、戻り配管T12と送り配管T21との間で熱交換を行うための熱交換器H1が設けられている。
熱交換器H1において、戻り配管T12を流過する吸湿液体Lの冷熱によって、送り配管T21を流過し吸湿器10の第2の散布手段18に向う吸湿液体Lの温度を降温して除湿の効率を上げるとともに、戻り配管T12を流過する吸湿液体Lの温度を上げて、再生器20内における水分を含んだ吸湿液体の加熱と水分の蒸発を促進させる。
熱交換器H1において、戻り配管T12を流過する吸湿液体Lの冷熱によって、送り配管T21を流過し吸湿器10の第2の散布手段18に向う吸湿液体Lの温度を降温して除湿の効率を上げるとともに、戻り配管T12を流過する吸湿液体Lの温度を上げて、再生器20内における水分を含んだ吸湿液体の加熱と水分の蒸発を促進させる。
凝縮器30の下部には水蒸気が凝縮した凝縮水が貯留され、該凝縮水の再生器20への逆流を阻止するため、堰34がルーバ24の下部に設けられている。
また、前記凝縮器30の底部には、凝縮器30で水蒸気が凝縮した凝縮水を排出するため、排水管36が設けられており、その排水管36には、凝縮器30側への逆流防止手段として機能するチェックバルブV3と、ポンプP3とが介装されている。
また、前記凝縮器30の底部には、凝縮器30で水蒸気が凝縮した凝縮水を排出するため、排水管36が設けられており、その排水管36には、凝縮器30側への逆流防止手段として機能するチェックバルブV3と、ポンプP3とが介装されている。
なお、排水管36を凝縮器30の下方に垂直に配置し、凝縮水が重力によって凝縮器30の外部に排出される様に構成すれば、排水用のポンプP3を省略することも出来る。
また、逆流防止手段は、チェックバルブである必要はなく、空気が凝縮器側に逆流しない様な機構であってもよい。
また、逆流防止手段は、チェックバルブである必要はなく、空気が凝縮器側に逆流しない様な機構であってもよい。
前記再生器20の上方の領域20uは、凝縮器30の上方の領域30uとルーバ23を介して連通しており、再生器20および凝縮器30は、密閉空間に構成されている。
上述した様に、再生器20下方の吸湿液体が貯蔵される領域20bには、貯留した吸湿液体Lに吸収された水分を蒸発させ易いように、図示しない再生熱源からの熱量を投入するための熱交換器20hが設けられている。
上述した様に、再生器20下方の吸湿液体が貯蔵される領域20bには、貯留した吸湿液体Lに吸収された水分を蒸発させ易いように、図示しない再生熱源からの熱量を投入するための熱交換器20hが設けられている。
なお、凝縮器30の下部で、前記ルーバ23の下方の再生器20と隣接する位置に形成された前記堰32は、水蒸気が凝縮して出来た水が、再生器20側に戻されてしまうことを阻止している。
第1実施形態の作用を以下に説明する。
先ず、吸収器10において、除湿すべき空気が多数の水蒸気透過膜製管14、14・・・を通過する際に、水蒸気が管壁を透過して、除湿液体に吸収されることにより、除湿が行われる。
水蒸気を吸収して希釈された吸湿液体Lは、ポンプP1により、配管T12を介して再生器20へと搬送される。再生器20に搬送された吸湿液体Lは、再生器20内のヒータ20hにより加熱・煮沸され、濃縮される。
先ず、吸収器10において、除湿すべき空気が多数の水蒸気透過膜製管14、14・・・を通過する際に、水蒸気が管壁を透過して、除湿液体に吸収されることにより、除湿が行われる。
水蒸気を吸収して希釈された吸湿液体Lは、ポンプP1により、配管T12を介して再生器20へと搬送される。再生器20に搬送された吸湿液体Lは、再生器20内のヒータ20hにより加熱・煮沸され、濃縮される。
ヒータ20hで加熱されて発生した水蒸気は、再生器20から凝縮器30へと移動し、凝縮器30において熱交換器30hと熱交換を行い、凝縮する。凝縮器30の底部に溜まった凝縮水は、凝縮器30から、チェック弁V3を介して除湿機系外に排出される。
再生器20で加熱され、水蒸気が再生されて濃縮した吸湿液体は、再生器20と吸収器10との圧力差により、送り管T21を介して吸収器10に搬送され、散布手段18から散布、滴下して、水蒸気透過膜製管14、14の管壁を透過する水蒸気を再び吸収する。
上述した第1実施形態の除湿機によれば、吸収器10、再生器20および凝縮器30が密閉容器12、22、32により密閉空間に構成され、内部は大気圧より低い低圧状態とされ、即ち吸湿液体の循環系は全て低圧状態とされている。そのため、吸湿液体が除湿するべき空気に同伴されて、除湿機の外部に漏洩してしまう恐れがなく、吸湿液体による除湿機周辺の機器の腐食を防止することができる。
再生器20内も低圧状態とされており、吸湿液体中の水分が蒸発する温度が低くなるため、再生器20内の圧力が大気圧である場合と比較すると、同じ再生熱源温度でも吸湿液体を高濃度に濃縮することが可能となる。
換言すれば、再生器20内の圧力が大気圧と等しい場合と比較すれば、熱交換器20hに供給される再生熱源温度を下げることが可能となり、ランニングコストの削減が出来る。
換言すれば、再生器20内の圧力が大気圧と等しい場合と比較すれば、熱交換器20hに供給される再生熱源温度を下げることが可能となり、ランニングコストの削減が出来る。
再生器20から吸収器10へ、送り配管T21を通して配管吸湿液体Lを供給するに当り、再生器20内は熱交換器20hによる加熱・昇温により、吸収器10内部に比して高圧とされている。そのため、再生器20と吸収器10との圧力差により、吸湿液体は再生器20から吸収器10へ搬送されることになる。したがって、吸湿液体Lの搬送のためのポンプが不要となり、イニシャルコスト、ランニングコストの双方を削減できる。
そして、再生器20下方の吸湿液体Lが貯蔵される領域20bには、再生熱源からの熱量を投入するための熱交換器20hが設けられているので、再生熱源からの熱量によって、再生するべき吸湿液体Lを直接煮沸する(いわゆる「ドブ漬け」にする)ことができ、再生時のエネルギー効率を上げることができる。
さらに、水蒸気透過膜製管14・・・の外周に、散布手段16、18から常に高濃度の新しい吸湿液体を散布することにより、水蒸気透過膜製管14・・・の内空部を流過する空気から水蒸気を効率よく吸収することが出来る。
凝縮器30では、その底部から下方に設けた排出管36に介装された逆流防止機構であるチェックバルブV3によって、外気を吸い込ン出しまうことが防止される。また、凝縮器30内および再生器20内を低圧状態に保つことができる。
尚、排出管36を凝縮器30の底部から下方に所定の長さ(例えば10m)以上に設け、更に排出管L3の途中に開閉弁を設けることにより、ポンプP3およびチェックバルブV3を省略することも可能である。
尚、排出管36を凝縮器30の底部から下方に所定の長さ(例えば10m)以上に設け、更に排出管L3の途中に開閉弁を設けることにより、ポンプP3およびチェックバルブV3を省略することも可能である。
次に、図2を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
図2の実施形態において、第1の実施形態に対する相違点は、冷却塔40と凝縮器30の前記熱交換器30hとの間の冷却水循環ラインC43、C34は、図1のように吸収器10の熱交換器10hを通ることなく、第2の熱交換器H2、第3の熱交換器H3を通っていることである。
図2の実施形態において、第1の実施形態に対する相違点は、冷却塔40と凝縮器30の前記熱交換器30hとの間の冷却水循環ラインC43、C34は、図1のように吸収器10の熱交換器10hを通ることなく、第2の熱交換器H2、第3の熱交換器H3を通っていることである。
すなわち、凝縮器30の熱交換器30hは、冷却塔40と、冷却水循環ラインC43、C34とを介して連通しており、冷却塔40で冷却された冷却水が第2の熱交換器H2、第3の熱交換器H3を介して熱交換器30hに供給される様に構成されている。
冷却水循環ラインC43には搬送ポンプP2が介装され、冷却塔4から熱交換器30hに冷却水を循環させる。
冷却水循環ラインC43には搬送ポンプP2が介装され、冷却塔4から熱交換器30hに冷却水を循環させる。
第2の熱交換器H2では、分岐配管T11を流過する吸湿液体Lから吸収熱を奪い、配管T11内を流れる吸湿液体Lを冷却している。第3の熱交換器H3は、前記送り配管T21を流過する吸湿液体Lを冷却している。すなわち、熱交換器H2、H3は、何れも、散布手段16、18に供給される吸湿液体を降温している。
これにより、吸収器10内に散布或いは滴下される吸湿液体Lの吸湿能力が向上するのである。
これにより、吸収器10内に散布或いは滴下される吸湿液体Lの吸湿能力が向上するのである。
次に、図3に基づいて本発明の第3の実施形態について説明する。
図3の実施形態では、図1で示す除湿機の吸収器10と再生器20との間で、熱を搬送する機構を構成している。
また、冷却塔40と凝縮器30の熱交換器30hとを連通する冷却水循環ラインC43に、送り配管T21を流過する吸湿液体Lを冷却する為の熱交換器H3を介装している。
その他の構成は、図1と同様である。
図3の実施形態では、図1で示す除湿機の吸収器10と再生器20との間で、熱を搬送する機構を構成している。
また、冷却塔40と凝縮器30の熱交換器30hとを連通する冷却水循環ラインC43に、送り配管T21を流過する吸湿液体Lを冷却する為の熱交換器H3を介装している。
その他の構成は、図1と同様である。
吸収器10の熱交換器10hと再生器20の熱交換器20hとは、熱媒体が流下する配管、すなわち送り配管Th1および戻り配管Th2により連通されている。
吸収器10では、吸湿液体Lが水蒸気を吸収する際に吸収熱を発生する。
図3の実施形態では、吸収器10側で発生する吸収熱を用いて、再生器20側の吸湿液体を加熱・再生する様に構成されている。
図3の実施形態では、吸収器10側で発生する吸収熱を用いて、再生器20側の吸湿液体を加熱・再生する様に構成されている。
送り配管Th1には圧縮手段であるコンプレッサCpが介装され、戻り配管Th2には減圧手段である膨張弁V5が介装されている。
ここで、配管Th1、Th2内を流れる熱媒としては、CO2や、R410A、R407C、R22等が好ましい。
ここで、配管Th1、Th2内を流れる熱媒としては、CO2や、R410A、R407C、R22等が好ましい。
図3の実施形態の除湿機は、戻り配管Lh2を流れる液相熱媒は膨張弁V5で減圧されて低圧の液相熱媒となる。この低圧の液相冷媒は、吸収器10内の熱交換器10hで発生する吸収熱を奪って気化し、低圧の気相熱媒となる。その際に、吸収器10内の吸湿液体Lは、気化熱を奪われて降温する。
蒸発器10内で気化した低圧の気相熱媒は送り配管Th1を流れ、コンプレッサCpで圧縮されて高温・高圧の気相冷媒となり、再生器20内でその保有する気化熱を再生器20内の吸湿液体(水蒸気を吸収している吸湿液体)Lに投入して凝縮し、高圧の液相熱媒となる。気化熱を投入された再生器20内の吸湿液体Lは加熱して、水蒸気が分離して、濃縮吸湿液体Lとなる。
そして、再生で濃縮した高圧液相熱媒は、再び戻り配管Th2を流れ、膨張弁V5で減圧されて低圧の液相熱媒となる。
そして、再生で濃縮した高圧液相熱媒は、再び戻り配管Th2を流れ、膨張弁V5で減圧されて低圧の液相熱媒となる。
図3の様な構成であれば、再生熱源を別途設ける必要が無くなる。コンプレッサCpの駆動源さえ確保できれば、吸湿液体Lの再生が可能である。すなわち、再生に必要なエネルギーを節約することが可能となり、除湿機自体の効率がさらに向上する。
冷却塔40と凝縮器30の前記熱交換器30hとは、図2と同様に、冷却水循環ラインC43、C34により連通され、循環ラインC43には熱交換器H3が設けられ、熱交換器H3では、前記送り配管T21を流過する吸湿液体Lを冷却している。
熱交換器H3で、配管T21を流れる吸湿液体Lが降温するので、散布手段18から散布された際に水蒸気を吸収し易くなる。
熱交換器H3で、配管T21を流れる吸湿液体Lが降温するので、散布手段18から散布された際に水蒸気を吸収し易くなる。
図3の実施形態におけるその他の構成および作用効果は、図1の第1実施形態の構成および作用効果と同様である。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない。
10・・・吸収器
10h、20h・・・熱交換器
12、22、32・・・密閉容器
20・・・再生器
20h・・・熱交換器/ヒータ
30・・・凝縮器
30h・・・熱交換器
40・・・冷却塔
V1、V3、V4・・・流量調整弁
Cp・・・コンプレッサ
V5・・・膨張弁
32・・・堰
C34、C43・・・冷却水循環ライン
H1〜H3・・・熱交換器
T12・・・戻り配管
T21・・・送り配管
P1、P2、P3・・・ポンプ
10h、20h・・・熱交換器
12、22、32・・・密閉容器
20・・・再生器
20h・・・熱交換器/ヒータ
30・・・凝縮器
30h・・・熱交換器
40・・・冷却塔
V1、V3、V4・・・流量調整弁
Cp・・・コンプレッサ
V5・・・膨張弁
32・・・堰
C34、C43・・・冷却水循環ライン
H1〜H3・・・熱交換器
T12・・・戻り配管
T21・・・送り配管
P1、P2、P3・・・ポンプ
Claims (6)
- 空気に包含される水蒸気を吸湿液体に吸収させる吸収器と、水蒸気を吸収した吸湿液体に浸漬された熱交換器により吸湿液体を加熱して水蒸気を分離する再生器と、分離された水蒸気を凝縮する凝縮器と、吸収器と再生器とを連通する吸湿液体の送り配管および戻り配管とを有する除湿機において、吸収器は密閉空間に構成され、該吸収器の内部に、除湿するべき空気が内空部を流れる多数の水蒸気透過膜製管が設けられており、再生器および凝縮器は密閉空間に構成され、再生器の上方の領域は凝縮器上方の領域と連通しており、吸収器、再生器および凝縮器の各密閉空間は低圧状態に保たれていることを特徴とする湿式除湿機。
- 再生器内の吸湿液体の加熱・昇圧に基づく再生器と吸収器との圧力差により、吸湿液体が吸収器から再生器に搬送可能に構成されている請求項1の湿式除湿機。
- 戻り配管の分岐点で分岐管が分岐され、吸収器から再生器へ送られる吸湿液体の一部が分岐管を通って吸収器へ戻される様に構成され、水蒸気透過膜製管の上方に第1および第2の吸湿液体散布手段が設けられ、送り配管および分岐管の端部が該散布手段に連結されている請求項1または2の何れかの湿式除湿機。
- 冷却用の熱交換器が吸収器の下方領域に設けられ、該熱交換器に冷熱源から冷媒が直列に流れるように配管され、戻り配管を流れる吸湿液体と送り配管中を流れる吸湿液体との間での熱交換を行う熱交換器が設けられている請求項1〜3の何れか1項の湿式除湿機。
- 冷熱源と凝縮器が冷媒の送り配管および戻り配管で連通され、該送り配管を流れる冷媒と分岐管を流れる吸湿液体との間で熱交換を行う第2の熱交換器と、前記冷媒の送り配管を流れる冷媒と吸湿液体の送り配管を流れる吸湿液体との間で熱交換を行う第3の熱交換器が設けられている請求項3、4の何れかの湿式除湿機。
- 冷熱源と凝縮器が冷媒の送り配管および戻り配管で連通され、該送り配管を流れる冷媒と吸湿液体の戻り配管を流れる吸湿液体との間で熱交換を行う熱交換器が設けられ、吸収器の下部領域に熱交換器が設けられ、該熱交換器と再生器の熱交換器とが、圧縮手段を介装した熱媒の送り配管および膨張手段を介装した熱媒の戻り配管により連通されている請求項1〜3の何れか1項の湿式除湿機。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009141986A1 (ja) * | 2008-05-22 | 2009-11-26 | ダイナエアー株式会社 | 調湿装置 |
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EP2765362A4 (en) * | 2011-09-16 | 2015-07-01 | Daikin Ind Ltd | DEVICE FOR MOISTURE CONTROL |
-
2006
- 2006-03-23 JP JP2006080994A patent/JP2007253067A/ja active Pending
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