JP4870279B2 - マンコンベアの踏板補修方法 - Google Patents

マンコンベアの踏板補修方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エスカレータ等のマンコンベアの踏板に欠損が生じた場合の補修方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
マンコンベアの踏板の踏み面を構成するクリートは、通常の場合、アルミダイカストで鋳造成形されており、通常の乗客荷重に対しては十分な強度を有するが、クリート間に傘の先端が押し込まれた場合や、小石等の異物を噛み込み、更に異物の上方からの荷重を受けた場合などには、衝撃強度に限界があるためクリートが折損したり、破損することがある。
この場合、乗客の靴等がクリートの欠損個所に挟み込まれて大事故につながる恐れがある他、二次的な災害につながることも想定される。また、欠損の発生は美観を損ね、意匠上の欠陥にもなる。
【0003】
従って、踏板のクリートが欠損した場合には、踏板全体を交換したり、踏板、ライザ、ブラケット部分を一体鋳造したタイプのステップでは、ステップごと交換することがあったが、交換の場合には、材料に多大な無駄が生じ、コストをアップする要因になっていた。
一方、車椅子用のエスカレータでは、車椅子搭載用のステップに特殊な踏板を使用しているなど、踏板の交換が容易でない場合もあるため、欠損したクリートの補修を行なう場合も多かった。
補修を行なう場合は、クリート欠損個所を溶接(アーク溶接)によって補修するものであるが、溶接機の使用には、大掛かりな溶接機器一式の搬送、ガスボンベの取り扱い、火気使用の制限を受ける場合があり、また、高度な溶接技術を要する等の制約が大きいため、多くの場合、エスカレータ等の据付現地で簡易的に補修することは不可能であり、踏板等を一度取り外して工場に持ち帰り、溶接補修を実施した後に、再度踏板等を元のエスカレータに付け直すといった作業が必要となり、補修に多大の手間と時間を要していた。
【0004】
これに対して、現地で短時間に、また少ない労力で補修を完了することが客先へのサービス提供、保守作業軽減の観点から要求されるところであり、この観点に沿って高度な技術を必要とせず、また現地で簡単に補修が可能な改良された踏板補修方法が提案されている。
以下、この改良された踏板補修方法を図14〜図16にもとづいて説明する。
図14は、マンコンベアの踏板の構成と、欠損したクリートの補修手順の一部を示す平面図、図15は図14のA−A線断面図、図16は、図14のB−B線断面図である。
【0005】
これらの図において、1はマンコンベアの踏板で、踏板本体2と後述するクリート3とを備え、複数個が無端状に連結されて循環移動するようにされている。
3は踏板本体2の表面に所定の間隔で複数個突設され、踏板1の連結方向に延在して踏み面を構成するクリートである。
4はクリート3の長手方向の中間部に生じた欠損個所で、後述する補修成形材との接着性をよくするため、脱脂し、清掃される。5は欠損個所を補修するための一対の型板で、それぞれ欠損したクリートの両側に位置するクリート溝31、32と同じ断面形状を有し、下面がクリート溝31、32の底面に接し、上面はクリートの上面と同一面となるような形状で、かつクリートに沿って延びる棒状に形成されており、欠損したクリート3を挟持するような形で固定される。
【0006】
6は欠損個所を補修成形するための補修成形材で、アルミパテあるいは硬質合成樹脂によって構成され、必要に応じて硬化剤と十分に混合したものをクリートの欠損個所4と、その両側に固定された型板5とで形成された空所に流動状態で充填し、ヘラ等を用いて欠損個所全体に行き渡らせる。
補修成形材6は、通常の場合、数時間で初期硬化が完了するので、その後、型板5をクリート溝から取り外し、型板から溢れ出して突出した状態で硬化した補修材や周囲のクリート等に付着した補修材をヤスリ等で研磨して見栄えよく仕上げ、連続した一体のクリートとしての踏み面を復元する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の改良された踏板補修方法は以上のように構成されており、クリート3と異なる材質の補修成形材6によって欠損個所を充填成形するため、補修部材自体の強度不足により割れ易く、また圧縮強度が弱く、磨耗し易いという問題点がある他、クリートと補修成形部材との界面で剥がれ易いという問題点があった。
また、補修部材が目立ち、意匠的にも問題があった。
【0008】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、十分な接着力で補修部材をクリートに固定し、意匠的な問題も生じない踏板補修方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る踏板補修方法は、踏板本体と、この踏板本体の表面に所定の間隔で複数個突設され、所定方向に延在して踏み面を構成するクリートとを備えた踏板を複数個連結し、所定方向に循環移動させるようにしたマンコンベアにおいて、クリートの欠損時に、欠損個所を所定形状に加工した後、欠損したクリートの両側に位置するクリート溝にそれぞれ型板を配設して加工された欠損個所を挟持し、型板間の欠損個所に接着剤を流入すると共に、所定の形状に成形されたアルミ片を欠損個所の接着剤中に差し込んで接着固定するようにしたものである。
【0010】
この発明に係る踏板補修方法は、また、クリートの欠損個所の加工時に、隣接するクリートの表面を保護用のガードで覆うようにしたものである。
【0011】
この発明に係る踏板補修方法は、また、クリートの欠損個所を加工する所定の形状を四角形とするものである。
【0012】
この発明に係る踏板補修方法は、また、クリートの欠損個所の加工時に、欠損したクリートの両側に位置するクリート溝の底面を削り込み、接着剤の充填部を形成するようにしたものである。
【0013】
この発明に係る踏板補修方法は、また、型板がクリートより低い高さに設定されると共に、その上面が欠損したクリートの上面と同一面となるように装着されるものである。
【0014】
この発明に係る踏板補修方法は、また、型板の一端が踏板外方に突出するように配設されるものである。
【0015】
この発明に係る踏板補修方法は、また、クリートの端部の欠損時には、踏板外方に突出する一対の型板の間にクリートと同じ幅の補助型板を介在させ、補助型板の内端を欠損したクリートの端部となる位置に配設するようにしたものである。
【0016】
この発明に係る踏板補修方法は、また、アルミ片のクリート溝の底面と接する面のエッジを面取りするようにしたものである。
【0017】
この発明に係る踏板補修方法は、また、型板のクリート溝の底面と対応する面のエッジを面取りするようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1〜図13は、実施の形態1の踏板補修方法を示す図である。これらの図を順次参照しながら実施の形態1の踏板補修方法を詳細に説明する。
先ず、図1は、欠損個所のあるクリートを有する踏板の構成を示す平面図である。この図において、図14と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図1において、4a、4bはクリート3に発生した欠損個所で、4aはクリート3の中間部が折損した場合、4bはクリート3の端部が折損した場合を示している。欠損個所4a、4bの補修は、後述する補助型板の使用を除いてほとんど同じであるため、以下、欠損個所4aを対象とした補修方法について説明する。
【0019】
図1に示すように、踏板1に欠損が発生した場合には、先ず、マンコンベアの往路側の補修作業を実施し易い位置に欠損個所を有する補修対象踏板(ステップ)1を移動させる。次に、ステップを取り付けたままの状態でクリート欠損個所4aを図示しないエンドミル(電気ドリル)で削り、図2に斜線で示す部分7を削り落として補修個所4aの形状を四角形に整える。
エンドミルは刃径10mm程度、刃長20mm以上の刃欠けし難いものを使用する。また、削り加工の際、隣接する他のクリート3を傷つけることがないように、エンドミルの振れ止め用及び隣接クリート養生用として図3に示すような断面コ字状のガード8を欠損クリートの両側で、欠損クリートに隣接するクリートと、更にその隣のクリートの2つのクリートに跨って図示のように取り付ける。
【0020】
ガード8を取り付けた状態の踏板1の平面図を図4に示す。この図では、欠損個所4aと4bの双方にガード8を設けた状態を示している。
削り加工に当っては、エンドミル振れ止め用ガード8を足でしっかり踏み抑え、位置ズレしないようにした状態でクリートの欠損個所4aをエンドミルで切削する。切削は欠損個所の両端が図2の斜線部分7の端部のように、垂直となるよう、また、底面は欠損したクリートの両側に位置するクリート溝31、32の底面に跨って図5に斜線で示すような小判型の削り込み底面9となるようクリート溝31、32の底面を0.5〜1mm程度削り込むまで行なう。
図6は、削り加工後のクリート断面を示した図である。少し削り込む程度に加工した削り込み底面9をクリート溝31、32に形成することにより、後述する接着剤充填の過程でこの部分に接着剤が広く回り込むことになるため、接着力のアップを図ることができる。
【0021】
削り込み底面9に削り残しがあると、後で挿入する補修用アルミ片が突出して危険であり、また、補修した部分も破損し易くなる。
削り粉が付着したままであると、補修個所の強度あるいは見栄えに対して悪影響を与えるので、削り粉は掃除機等で吸い取り清掃する。
欠損個所及び底面の加工部分は、樹脂系接着剤の接着力を上げるために脱脂剤を用いて脱脂清掃し完全に乾燥させる。
次に、図2のように四角形状に削り加工された欠損個所4aに挿入するアルミ片10を図7に示すような形に形成する。即ち、幅は、通常クリート3には先細りのテーパが設けられているのに対してクリートの先端部の幅と同寸法で下端まで一定幅とされている。長さは、欠損個所4a用の場合は、クリート補修部分の長さ(図2のL)より2〜3mm短くして四角形状の中に収まるようにする。
欠損個所4b用の場合は、クリート補修部分の長さより1〜2mm短くする。
また、下端部のエッジは図7に10aで示すように、面取りされている。
更に、組ヤスリで端部のバリを除去し、サンドペーパで仕上げ、接着力アップのために表面を荒らし、脱脂する。
なお、踏板のクリート欠損個所の補修強度を上げる(接着力を上げる)ため、欠損個所4aも脱脂し清掃する。
【0022】
また、図8は、実施の形態1で使用される型板11を示す斜視図である。
形状はクリート3と同形状のテーパで、下端に向かって先細りの形状とされている。高さはクリートの高さよりも僅かに低く設定され、下端のエッジは図8に11aで示すように、アルミ片10と同様な面取りが施されている。
このような構成の型板11を図9に示すように、欠損個所を有するクリートに隣接するクリート溝31、32に、上面がクリートの上面と同一面となるようにセットし、ビニールテープ等で固定する。(図9ではアルミ片10も挿入された状態となっているが、これは欠損個所の補修が完了した状態の位置関係を表示しているもので、型板11のセット時にはアルミ片10は未挿入である。)
型板11のセットにより、クリート補修部分の両側に堰を設けた形となり、クリート欠損個所に対する補修用の型が出来上がる。
また、この型板11はクリート3の高さよりも僅かに低いため、型板11の上面がクリート3の上面と同一面となるように配置すれば、図9に示すように、型板11の下部と削り込み底面9との間に接着剤の流れ込む空間が形成される。
【0023】
その後、樹脂系接着剤(補修剤)12を欠損個所4aに対して十分な量流し込む。接着剤が硬化剤との二液混合タイプの場合は、必要に応じてビニールシート等の上に取り出してよく混ぜ合わせ、ヘラ等を用いて欠損個所4aに対して同様に流し込む。
この状態で図7に示すアルミ片10を、面取り部10aを下方にして型板11で囲まれた空所、即ち、図9に符号10で示すアルミ片の位置に上方から差し込む。この時の接着部断面図を示したものが図10であり、接着部12を介してアルミ片10が踏板1に接着される。
接着剤12は、型板11の下部と削り込み底面9との間および面取りされた部分並びに型板側面のテーパ面とアルミ片10との間に十分に行き渡り、踏板1とアルミ片10とが十分に接着固定され、クリート補修部分の水平方向荷重に対する強度も大きく上げることが可能となる。
【0024】
その後、接着剤12の初期硬化を確認した後に、型板11を取り外す。
この場合、型板11は図11(欠損個所4aの場合)及び図12(欠損個所4bの場合)のように、踏板の後端から踏板外方に突出するように、十分長いものを使用すれば、型板11を取り外す際、突出した部分を持ち上げることにより簡単に取り外すことができる。特に、欠損個所4bを補修する場合は、図12に示すように、クリート3と同じ幅の補助型板13を2本の型板11の間に挟み、補助型板13の内端をクリート3の端部となる位置に合わせて端部が垂直面をなすようにビニールテープ等を用いて固定することにより、補修後のクリート長さを元の所定の長さとすることができる。
この時、型板11の間に補助型板13を介在させた状態を示した側面図が図13である。硬化後に、突出した接着剤(補修剤)及び周囲に付着した接着剤(補修剤)を組ヤスリ、サンドペーパ等を用いて削り、補修部分の見栄えをよくし、形状を整えるための仕上げを行なう。
【0025】
【発明の効果】
この発明は以上のように構成され、アルミ片をクリートの欠損個所に挿入して接着剤で固定するようにしたため、接着剤(補修剤)の使用量が削減され、硬化時間の短縮が図れる他、欠損個所を四角形に成形するようにしたため、アルミ片が形成し易く、また、補修作業も容易となる。
また、欠損個所の加工成形時には、隣接するクリートの表面を保護用のガードで覆うようにしたため、隣接クリートを傷つけることなく、スムースに作業を進めることができる。
更に、欠損個所に他のクリートに近い材質及び色のアルミ片を挿入固定するため、意匠性の向上にもつながるものである。
【0026】
また、型板の高さをクリートより低く設定し、その下面及びアルミ片の下面のエッジに面取りを施し、更にまた、クリート溝に削り込み底面を形成しているため、型板の下部に十分な接着剤が流入し、補修部分の強度をアップすることができる。更に、型板は、一端が踏板の後端から踏板外方に突出するように、十分長いものとしているため、突出した部分を持ち上げるだけで簡単に型板を取り外すことができる。
更にまた、接着剤の硬化時間を更に短縮したい場合には、作業灯等を照射して補修剤を強制加熱することにより、硬化を促進させることが可能である。
更に、補修用接着剤として踏板の塗装色(ダークグレー、黒等)に合わせた速乾性樹脂系接着剤を使用すれば、補修部分は上面がアルミの素材、側面は接着剤の色となり、補修部分を目立たないようにすることができる上、硬化後に塗装を施すことも不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 欠損個所のあるクリートを有する踏板の構成を示す平面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の補修方法にもとづいてクリートの欠損個所を切削する形状を示す概略側面図である。
【図3】 欠損個所の切削時に隣接クリートに保護用のガードを取り付けた状態を示す側断面図である。
【図4】 隣接クリートに保護用のガードを取り付けた状態を示す平面図である。
【図5】 欠損個所の切削時におけるクリート溝底面の切削形状を示す平面図である。
【図6】 クリート溝底面の切削状態を示す側断面図である。
【図7】 欠損個所の補修部材として使用されるアルミ片の構成を示す斜視図である。
【図8】 欠損個所への接着剤充填用の型板の構成を示す斜視図である。
【図9】 欠損個所への型板の装着状態を示す側断面図である。
【図10】 接着剤充填後、型板を取り外した状態を示す側断面図である。
【図11】 クリート中間部の欠損個所に型板を装着した状態を示す平面図である。
【図12】 クリート端部の欠損個所に型板を装着した状態を示す平面図である。
【図13】 クリート端部の欠損個所に型板を装着した状態を示す側断面図である。
【図14】 従来の踏板補修方法を説明するための型板の装着状態を示す踏板の平面図である。
【図15】 従来の踏板補修方法を説明するための型板の装着状態を示す踏板の側断面図である。
【図16】 従来の踏板補修方法を説明するための型板の装着状態を示す踏板の他の側断面図である。
【符号の説明】
1 踏板、 2 踏板本体、 3 クリート、 4a、4b 欠損個所、 8 ガード、 9 削り込み底面、 10 アルミ片、 10a、11a 面取り部、 11 型板、 12 接着剤、 13 補助型板、
31、32 クリート溝。

Claims (7)

  1. 踏板本体と、この踏板本体の表面に所定の間隔で複数個突設され、所定方向に延在して踏み面を構成するクリートとを備えた踏板を複数個連結し、所定方向に循環移動させるようにしたマンコンベアにおいて、上記クリートの欠損時に、欠損個所を所定形状に加工した後、欠損したクリートの両側に位置するクリート溝にそれぞれ型板を配設して加工された欠損個所を挟持し、上記型板間の欠損個所に接着剤を流入すると共に、所定の形状に成形されたアルミ片を欠損個所の接着剤中に差し込んで接着固定するようにし
    クリートの欠損個所の加工時に、欠損したクリートの両側に位置するクリート溝の底面を削り込み、接着剤の充填部を形成するようにしたことを特徴とするマンコンベアの踏板補修方法。
  2. クリートの欠損個所の加工時に、隣接するクリートの表面を保護用のガードで覆うようにしたことを特徴とする請求項1記載のマンコンベアの踏板補修方法。
  3. クリートの欠損個所を加工する所定の形状は、四角形であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のマンコンベアの踏板補修方法。
  4. 踏板本体と、この踏板本体の表面に所定の間隔で複数個突設され、所定方向に延在して踏み面を構成するクリートとを備えた踏板を複数個連結し、所定方向に循環移動させるようにしたマンコンベアにおいて、上記クリートの欠損時に、欠損個所を所定形状に加工した後、欠損したクリートの両側に位置するクリート溝にそれぞれ型板を配設して加工された欠損個所を挟持し、上記型板間の欠損個所に接着剤を流入すると共に、所定の形状に成形されたアルミ片を欠損個所の接着剤中に差し込んで接着固定するようにし、
    型板は、クリートより低い高さに設定されると共に、その上面が欠損したクリートの上面と同一面となるように装着されることを特徴とするマンコンベアの踏板補修方法。
  5. 踏板本体と、この踏板本体の表面に所定の間隔で複数個突設され、所定方向に延在して踏み面を構成するクリートとを備えた踏板を複数個連結し、所定方向に循環移動させるようにしたマンコンベアにおいて、上記クリートの欠損時に、欠損個所を所定形状に加工した後、欠損したクリートの両側に位置するクリート溝にそれぞれ型板を配設して加工された欠損個所を挟持し、上記型板間の欠損個所に接着剤を流入すると共に、所定の形状に成形されたアルミ片を欠損個所の接着剤中に差し込んで接着固定するようにし、
    型板は、一端が踏板外方に突出するように配設され、
    クリートの端部の欠損時には、踏板外方に突出する一対の型板の間にクリートと同じ幅の補助型板を介在させ、上記補助型板の内端を欠損したクリートの端部となる位置に配設するようにしたことを特徴とするマンコンベアの踏板補修方法。
  6. アルミ片は、クリート溝の底面と接する面のエッジを面取りするようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項記載のマンコンベアの踏板補修方法。
  7. 型板は、クリート溝の底面と対応する面のエッジを面取りするようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項記載のマンコンベアの踏板補修方法。
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