JP4869921B2 - ベビーラック - Google Patents

ベビーラック Download PDF

Info

Publication number
JP4869921B2
JP4869921B2 JP2006511934A JP2006511934A JP4869921B2 JP 4869921 B2 JP4869921 B2 JP 4869921B2 JP 2006511934 A JP2006511934 A JP 2006511934A JP 2006511934 A JP2006511934 A JP 2006511934A JP 4869921 B2 JP4869921 B2 JP 4869921B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat body
locking mechanism
baby rack
seat
rear direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006511934A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2005096896A1 (ja
Inventor
上 雅 晴 井
崎 浩二郎 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Combi Corp
Original Assignee
Combi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Combi Corp filed Critical Combi Corp
Priority to JP2006511934A priority Critical patent/JP4869921B2/ja
Publication of JPWO2005096896A1 publication Critical patent/JPWO2005096896A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4869921B2 publication Critical patent/JP4869921B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D13/00Other nursery furniture
    • A47D13/10Rocking-chairs; Indoor Swings ; Baby bouncers
    • A47D13/105Rocking-chairs; Indoor Swings ; Baby bouncers pivotally mounted in a frame
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D1/00Children's chairs
    • A47D1/08Children's chairs convertible to a rocking chair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D9/00Cradles ; Bassinets
    • A47D9/02Cradles ; Bassinets with rocking mechanisms

Landscapes

  • Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)

Description

本発明は、新生児、乳児および児童を含む幼児の椅子としてまた寝台として用いられるベビーラックに関する。
ベビーラックとして、下方端にキャスターを設けられた左右一対の前脚および後脚と、各前脚および各後脚の上方端に連結された左右一対の側板と、一対の側板間に配置されるとともに各側板に被さる一対のアームレストを有するシート本体とを備えたものが開発されている(特開2003−24189号公報)。
特開2003−24189号公報に開示されたベビーラックにおいて、前脚および後脚は側板に対して揺動自在となっている。このため、前脚および後脚を側板に対して揺動させることにより、シート本体の位置を高くしたり、低くしたりすることができる。
また、シート本体はアームレストの他に、座部と、座部の下方に連結された脚部と、座部の上方に連結された背部と、背部の上方に連結されたヘッドレストとを有している。これら各部は連結箇所において互いに対して揺動自在となっている。このため、ベビーラックは、幼児の椅子として機能するとともに、脚部と座部と背部とを略平行に配置することにより幼児の寝台としても機能する。
このようなシート本体は、各側板から揺動自在に垂れ下げられたスイングバーにより下方から支持されている。このスイングバーはベビーラックの正面視においてコ字状となっており、振子として機能する。したがって、スイングバーが揺動することにより、シート本体は前後方向に往復動させられる。このため、ベビーラックを幼児の昼寝用の寝台として用いた場合、シート本体を前後方向に往復動させることにより、幼児をスムースに眠らせることができる。
この場合、スイングバーはおおよそ単振子の原理で振動する。したがって、シート本体の往復動の周期は、主にスイングバーの上下方向長さによって決定され、スイングバーの上下方向長さが長い程、往復動の周期は長くなる。
しかしながら、ベビーラックをコンパクトな大きさに維持するために、スイングバーの上下方向長さは制約される。このため、特開2003−24189号公報のベビーラックにおいては、シート本体の往復動の周期をさらに長期化することは困難である。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、コンパクトな大きさであるとともに、シート本体を前後方向へ長周期で往復動させることができるベビーラックを提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも座部と背部とを有するシート本体と、シート本体の下方に設けられ、シート本体を前後方向に往復動させるロッキング機構とを備えたベビーラックにおいて、ロッキング機構は、固定部と、固定部上に設けられるとともに、シート本体の前後方向に対して直交するシート本体の幅方向に向けて傾斜した揺動軸を中心として揺動自在な振子と、振子に摺動自在に支持されるとともにシート本体を下方から支持する可動部とを有し、振子が揺動することにより、可動部が固定部に対してシート本体の前後方向に沿って往復動することを特徴とするベビーラックである。
本発明は、固定部上に、シート本体の幅方向に沿って一対の振子が配置されていることを特徴とするベビーラックである。
本発明は、固定部および可動部のどちらか一方にシート本体の前後方向に延びる案内板が設けられ、固定部および可動部の他方に案内板に係合する規制部材が設けられ、案内板と規制部材とが係合することにより、可動部の固定部に対するシート本体の幅方向への移動が規制されることを特徴とするベビーラックである。
本発明は、可動部と振子との間に球状体が設けられ、球状体が転がることにより、可動部は振子に対して摺動することを特徴とするベビーラックである。
本発明は、ロッキング機構の可動部とシート本体の座部とが一体に形成されていることを特徴とするベビーラックである。
本発明は、少なくとも座部と背部とを有するシート本体と、シート本体の下方に設けられ、シート本体を前後方向に往復動させるロッキング機構とを備えたベビーラックにおいて、ロッキング機構は、固定部と、固定部上に設けられ、断面が少なくとも弧状部分を有する略扇形の柱状からなり、弧状部分が固定部に面する扇形コロと、扇形コロを貫通する支軸を保持するとともに、シート本体を下方から支持する可動部とを有し、扇形コロが固定部上を転がることにより、可動部が固定部に対してシート本体の前後方向に沿って往復動することを特徴とするベビーラックである。
本発明は、固定部上に扇形コロがシート本体の前後方向に離間して2つ設けられていることを特徴とするベビーラックである。
本発明は、固定部上にシート本体の前後方向に延びる案内板が設けられ、案内板は支軸に係合する案内開口を有することを特徴とするベビーラックである。
本発明は、ロッキング機構の可動部とシート本体の座部とが一体に形成されていることを特徴とするベビーラックである。
本発明は、少なくとも座部と背部とを有するシート本体と、シート本体の下方に設けられ、シート本体を前後方向に往復動させるロッキング機構とを備えたベビーラックにおいて、ロッキング機構は、シート本体の前後方向に延びる側壁を有する固定部と、固定部の側壁から揺動自在に垂れ下がる第1揺動体と、第1揺動体に支持された揺動フレームと、揺動フレームから揺動自在に垂れ下がる第2揺動体と、第2揺動体に支持されるとともに、シート体を下方から支持する可動部とを有し、第1揺動体と第2揺動体とは、高さ方向において少なくとも一部で重なり合い、可動部が固定部に対してシート本体の前後方向に沿って往復動することを特徴とするベビーラックである。
本発明は、固定部の側壁に一対の第1揺動体がシート本体の前後方向に離間して設けられるとともに、揺動フレームに一対の第2揺動体がシート本体の前後方向に離間して設けられていることを特徴とするベビーラックである。
本発明は、ロッキング機構の可動部とシート本体の座部とが一体に形成されていることを特徴とするベビーラックである。
本発明は、少なくとも座部と背部とを有するシート本体と、シート本体の下方に設けられ、シート本体を前後方向に往復動させるロッキング機構とを備えたベビーラックにおいて、ロッキング機構は、シート本体の前後方向に沿って凹状に湾曲した湾曲レールを有する固定部と、湾曲レール上を回転する車輪を有するとともに、シート本体を下方から支持する可動部とを有し、可動部が固定部に対してシート本体の前後方向に沿って往復動することを特徴とするベビーラックである。
本発明は、可動部は一対の車輪と、一対の車輪を連結する車輪軸と、を有することを特徴とするベビーラックである。
本発明は、固定部は、シート本体の前後方向に延びる回転自在なロック軸と、ロック軸に固定され、車輪の車輪軸の下方に配置されるとともに車輪軸に係合するロック係合溝を有したロック部材とをさらに有し、ロック軸を回転することにより、ロック係合溝が車輪軸に係合して、ロック部材がシート本体の前後方向への車輪軸の移動を規制することを特徴とするベビーラックである。
本発明は、固定部はシート本体の前後方向に延びる一対の側壁をさらに有し、側壁に車輪の車輪軸に係合する案内開口が設けられていることを特徴とするベビーラックである。
本発明は、ロッキング機構の可動部とシート本体の座部とが一体に形成されていることを特徴とするベビーラックである。
本発明は、固定部は、シート本体の前後方向に延びるとともに前後方向に沿って移動自在なロック軸と、車輪の車輪軸の下方に配置されるとともに車輪軸に係合するロック係合溝を有し、上下方向に移動自在なロック部材と、ロック軸とロック部材とにそれぞれ回動自在に連結された連結杆と、をさらに有し、ロック軸を前後方向に移動させることによりロック部材を上方に移動させ、これにより、ロック係合溝が車輪軸に係合して、ロック部材がシート本体の前後方向への車輪軸の移動を規制することを特徴とするベビーラックである。
本発明によれば、ベビーラックはシート本体を前後方向へ長周期で往復動させることができるとともに小さなスペースに配置することができるロッキング機構を備えている。これにより、ベビーラックの形状を大きくすることなく、シート本体を幼児にとって最適な周期で往復動させることができる。
図1は本発明によるベビーラックの第1の実施の形態を示す斜視図である。 図2は収納ボックスを取り外した状態のベビーラックを示す斜視図である。 図3は収納ボックスを取り外した状態のベビーラックを示す側面図である。 図4はロッキング機構を示す側面図である。 図5は図4の線5−5に沿った断面図である。 図6は振子の揺動状態を示す部分上面図である。 図7はロッキング機構の変形例を示す正面図である。 図8は本発明によるベビーラックの第2の実施の形態のロッキング機構を示す側面図である。 図9は本発明によるベビーラックの第2の実施の形態のロッキング機構を示す正面図である。 図10は本発明によるベビーラックの第3の実施の形態のロッキング機構を示す上面図である。 図11は本発明によるベビーラックの第3の実施の形態のロッキング機構を示す正面図である。 図12は図10の線12−12に沿った断面図である。 図13は本発明によるベビーラックの第4の実施の形態のロッキング機構を示す側面図である。 図14は本発明によるベビーラックの第4の実施の形態のロッキング機構を示す正面図である。 図15Aは本発明によるベビーラックの第4の実施の形態のロッキング機構の変形例を示す部分側面図である。 図15Bは本発明によるベビーラックの第4の実施の形態のロッキング機構の変形例を示す部分側面図である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態
図1乃至図7は本発明によるベビーラックの第1の実施の形態を示す図である。
このうち、図1はベビーラックの斜視図であり、図2は収納ボックスを取り外した状態のベビーラックの斜視図であり、図3は収納ボックスを取り外した状態のベビーラックの側面図である。
図1乃至図3に示すように、ベビーラック1は、下方端にキャスター14を設けられた左右一対の前脚10,10および後脚15,15と、各前脚10,10および各後脚15,15の上方端に連結された左右一対の側板20,20と、側板20,20間に配置されたロッキング機構40と、ロッキング機構40の上方に設けられたシート本体30と、側板20に取り外し自在に装着された収納ボックス25とを備えている。
このようなベビーラック1は、図2に示すように幼児用の椅子として用いることができるとともに、図1に示すように幼児用の寝台としても用いることができる。
<ベビーラックの全体構成および作用>
まず、図1乃至図3により、一対の前脚10および後脚15と、一対の側板20,20と、ロッキング機構40と、シート本体30と、収納ボックス25とを備えたベビーラック1の全体構成および作用について説明する。ただし、ロッキング機構40については、ここでは概略のみを説明し、詳細は後述することとする。
まず、ベビーラック1の一対の側板20,20について詳述する。
各側板20は、ベビーラック1の前後方向に延びる側板ベース部21と、側板ベース部21の前方下方に固定された後脚保持部23と、側板ベース部21の後方下方に設けられた前脚保持部22とを有している。このうち、前脚保持部22は、側板ベース部21に対してベビーラック1の前後方向に沿って摺動自在となるように(図2および図3)、側板ベース部21へ取り付けられている。
また、ベビーラック1の正面視右側に配置される側板20は、ベビーラック1の幅方向外方に向く側板ベース部21の外側面21aに取り付けられた保持板24をさらに有している。保持板24は、前脚保持部22と後脚保持部23との間に配置され、側板ベース部21の下方から一部突出している。この保持板24の突出部に2つの開口24a,24aが設けられている。
このような構成からなる一対の側板20,20の下方間に、ロッキング機構40が設けられている。ロッキング機構40は側板20に固定された固定部41と、固定部41上に設けられ、固定部41に対してベビーラック1の前後方向(シート本体30の前後方向)に沿って往復動自在な可動部51とを有している。上述したように、このロッキング機構40についての詳細は後述する。
次に、収納ボックス25について詳述する。収納ボックス25はボックス本体26と、ボックス本体26に開閉自在に装着される蓋体27とからなっている。ボックス本体26の側面には、側板20の保持板24の開口24aに係合する突起(図示せず)が設けられている。この突起と保持板の開口24aとを係合させることにより、収納ボックス25は保持板24を介してベビーラック1に取り外し自在に装着される。また、蓋体27の上面には取手27aが設けられている。この取手27aは、収納ボックス25がベビーラック1から取り外されて持ち運ばれる際に用いられる。
次に、上述した前脚10および後脚15についてさらに詳述する。
図1および図2に示すように、一対の前脚10,10は、その上方端を各側板20の前脚保持部22に揺動自在に連結され、各前脚保持部22から前方下方に向けて延びている。前脚10の中間部には、一対の前脚10,10間を連結する連結杆11が設けられている。他方、一対の後脚15,15は、その上方端を各側板20の後脚保持部23に揺動自在に連結され、各後脚保持部23から後方下方に向けて延びている。後脚15の中間部には、一対の後脚15,15間を連結する連結杆16が設けられている。各前脚10と各後脚15とは、それぞれの中間部において互いに対して回動自在に連結され、ベビーラック1の側面視においてX字状に配置されている。
また、前脚10を図2において時計回り方向に前脚保持部22に対して揺動させ、後脚15を図2において反時計回り方向に後脚保持部23に対して揺動させることにより、ベビーラック1のシート本体30の位置を下げることができる(図3)。このとき、前脚10と後脚15とは連結箇所を中心として互いに対して回動するとともに、前脚10の上方端と後脚15の上方端とが離間するよう、前脚保持部22はベビーラック1の後方に向けて側板ベース部21に対して摺動する(図3)。
次に上述したシート本体30についてさらに詳述する。
図1および図2に示すように、シート本体30は、座部31と、座部31の前方に揺動自在に連結された脚部32と、座部31の後方に揺動自在に連結された背部33と、背部33の上方に揺動自在に連結されたヘッドレスト34とを有している。このシート本体30は、ロッキング機構40によって下方から支持されている。
また、背部33と脚部32との間および背部33とヘッドレスト34との間を連結する図示しないリンクが設けられている。このリンクにより、背部33の座部31に対する揺動に連動して、脚部32が座部31に対して揺動するとともに、ヘッドレスト34が背部33に対して揺動するようになっている。
すなわち、図1に示すように各部31,32,33,34が平らに配置されている状態から、背部33が座部31に対して上方に向けて揺動させられると、脚部32とヘッドレスト34とが背部33の動きに連動して揺動する。これにより、シート本体30は図2に示す状態となり、ベビーラック1は椅子として機能する。また逆に、図2に示す状態から、背部33が座部31と平行となるように揺動させられると、脚部32とヘッドレスト34とが背部33の動きに連動して揺動し、シート本体30は図1に示す状態となりベビーラック1は寝台として機能する。
また、図1乃至図3に示すように、シート本体30は、座部31の両側方にそれぞれ設けられた一対のアームレスト36をさらに有している。アームレスト36は、下方に開放した中空状からなるアームレスト本体36aと、アームレスト本体36aの前方上方に設けられるとともにアームレスト本体36aに対して揺動自在な揺動板36bとを有している。
なお、このようなベビーラック1を実際に使用する際には、シート本体30上にクッション(図示せず)が配置される。
次に以上のような構成からなるベビーラック1の作用について説明する。
ベビーラック1のシート本体30は、図2に示すように座部31に対して背部33を略垂直に配置した場合、図示しないリンクにより背部33の座部31に対する揺動に連動し、脚部32が座部31に対して略垂直となるよう揺動され、ヘッドレスト34は背部33に対して傾斜するよう揺動される。これにより、ベビーラック1は図2に示す状態となり、幼児用の椅子として用いることができる。この場合、幼児はこのようなベビーラック1に座って、食事をしたり、本を読んだりすることができる。
また、図2に示す状態から背部33を座部31に対して平行となるように揺動させた場合、図示しないリンクにより背部33の座部31に対する揺動に連動し、脚部32が座部31に対して平行となるように揺動されるともに、ヘッドレスト34は起き上がるように揺動される。これにより、ベビーラック1は図1に示す状態となり、幼児用の寝台として用いることができる。
また、シート本体30はロッキング機構40を介して、側板20、前脚10および後脚15に連結されている。このため、ベビーラック1を寝台として用い、シート本体30上に幼児を寝かせる際には、ロッキング機構40によってシート本体30を各側板20,20に対して前後方向に揺れ動かすことができる。これにより、ベビーラック1上で幼児をスムースに眠らせることができる。また、側板20に対して前脚10および後脚15を揺動させることにより、シート本体30の位置を低くすることができる。このため、ベビーラック1上に幼児を寝かせても安全である。
さらに、シート本体30のアームレスト36の揺動板36bはアームレスト本体36aに対して揺動自在となっている。したがって、ベビーラック1を寝台として用い、シート本体30上で幼児のおむつ替えや入浴後の手入れをする際には、揺動板36bをアームレスト本体36aに対してベビーラック1の幅方向(シート本体30の幅方向)外方に揺動させることができる(図1)。この場合、シート本体30上で幼児の足を開脚する際、および保護者が幼児のケアする際にアームレスト36が邪魔になることを防止することができるとともに、揺動されて上方に向いた揺動板36bの内側面上におむつ等のケア用品を一時的に載置することができ、便利である。
また、ベビーラック1の正面視において右側に配置される側板20には、収納ボックス25が装着されている。この収納ボックス25には紙おむつや幼児用おしり拭き等のケア用品を収納することができる。したがって、ベビーラック1の前方側から幼児をケアする保護者は、その位置から動くことなく右手だけで収納ボックス25からケア用品を取り出すことができる。したがって、保護者は幼児から目を離すことなく、幼児のケアを容易かつスムースに行うことができる。
さらに、収納ボックス25は側板20から取り外し自在となっており、外出時に持ち出して利用することができる。
<ロッキング機構>
次に、図4乃至図7により、ロッキング機構40についてさらに詳述する。
このうち、図4はロッキング機構40の側面図であり、図5は図4の線5−5に沿った断面図であり、図6は振子62の揺動状態を示す部分上面図であり、図7はロッキング機構40の変形例を示す正面図である。
図4乃至図6に示すように、ロッキング機構40は、平板状の固定部41と、固定部41上に設けられるとともにシート本体30の幅方向に傾斜した揺動軸61を中心として揺動自在な細長状の振子62と、振子62の先端部63に摺動自在に支持されるとともにシート本体30を下方から支持する可動部51とを有している。
このようなロッキング機構40は、固定部41が側板20間に配置されるとともに、振子62が揺動することにより、可動部51が固定部41に対してシート本体30の前後方向に沿って往復動し、これにより、可動部51に支持されたシート本体30を側板20に対してベビーラック1の前後方向に往復動させる。
なお、シート本体30の前後方向とは、側面図である図4において紙面における左右方向のことであり、図4から明らかなように上述してきたベビーラック1の前後方向と同一の方向である。また、シート本体30の幅方向とは、シート本体30の前後方向に対して直交する方向であり、側面図である図4において紙面における奥行き方向のことである。したがって、シート本体30の幅方向とは上述してきたベビーラック1の幅方向と同一の方向である。これ以降、明細書中で前後方向とはシート本体の前後方向(ベビーラックの前後方向)を意味し、幅方向とはシート本体の幅方向(ベビーラックの幅方向)を意味する。
まず、固定部41について説明する。固定部41は本実施の形態において平板状からなっている。この固定部41は水平に配置されるよう側板20に固定されるとともに、側板20間を連結している。本実施の形態において、固定部41は側板20と別体に形成された例を示しているが、一体に形成されてもよい。
固定部41上には、シート本体30の幅方向に沿って一対の振子62が配置され(図5)、この一対の振子62からシート本体30の前後方向に沿って離間した位置にさらに一対の振子が(すなわち、計4つの振子が)配置されている(図4)。また、固定部41の上面41aには各振子62に対応して振子支持台42が設けられるとともに、各振子支持台42には揺動軸61が設けられている。各振子62は、この揺動軸61に図示しない軸受けを介して支持され、この揺動軸61を中心として揺動自在となっている。揺動軸61は鉛直方向からシート本体30の幅方向に向けて傾斜しており、揺動軸61の上端61aが揺動軸61の下端61bよりシート本体30の幅方向外側に配置されている(図5)。このため、振子62に力が加えられていない場合には、振子62は重力によってシート本体30の幅方向に沿った向きに延びるよう配置される。
各振子62の先端部62aの上面には、振子62の長手方向に沿って延びる長溝62bが設けられている。この長溝62b内には球状体63が配置されており、球状体63は長溝62bに沿って転がることにより振子62の長手方向に移動自在となっている。
なお、上述した4つの振子62、4つの振子支持台42および4つの揺動軸61はそれぞれ同一大きさおよび同一形状からなっている。
次に可動部51についてさらに詳述する。
図5に示すように、可動部51は平板状の可動部ベース51aを有しており、可動部ベース51aの下面には、各振子62の先端部62aの長溝62bに対応した位置において下方に突出する受け台52が設けられている。長溝62bに対面する受け台52の端面には、球状体63を受けるための孔52aが設けられている。この受け台52の孔52aと振子62の長溝62bとの間に球状体63を配置することにより、可動部51は振子62の先端部62aに摺動自在に支持されている。また、受け台52の端面と長溝62bの外周部上面とは接触していない(図5)。このため、球状体63が長溝62b内を転がって移動することに伴い、可動部51は振子62の先端部62aに対してスムースに摺動することができる。なお、図5および図6に示すように、振子62がシート本体30の幅方向に沿って延びている場合、球状体63は長溝62bの最も幅方向内側(揺動軸61側)に配置されるようになっている。
また、図4および図5に示すように、可動部ベース51aの下面の幅方向中央には、シート本体30の前後方向に沿って延びる案内板53が設けられている。また、固定部41には、案内板53を挟むようにして上方に延びる略U字状の規制部材43が、シート本体30の前後方向に離間して2つ設けられている。この規制部材43と案内板53とが係合することにより、可動部51が固定部41に対して幅方向へ移動することが規制される。
また、図4に示すように、案内板53の下端近傍には前後方向に沿って延びる案内開口53aが設けられている。一方、規制部材43には、案内開口53aを貫通するとともに、案内開口53aの両側方を延びる規制部材43に両端を連結された規制軸43aが設けられている。この案内開口53aと規制軸43aとにより、可動部51が固定部41から外れてしまうことを防止することができる。
さらに、可動部ベース51aの上面には、おおよそ各受け台52の配置位置に対応して、支持部54が設けられている。図4に示すように、各支持部54はシート本体30の座部31の裏面に突設された受け部31aと係合するようになっており、支持部54と受け部31aとを係合させることにより、可動部51はシート本体30を下方から支持するようになっている。
なお、本実施の形態において、可動部51はシート本体30と別体に形成された例を示しているが、可動部51がシート本体30の座部31と一体に形成されてもよい。すなわち、シート本体30の座部31の下面に上述した案内板53を設けるとともに、シート本体30の座部31の受け部31aを上述した受け台52と同一の構成にすることにより、シート本体30の座部31が振子62によって直接支持されるようにしてもよい。
このようなロッキング機構40は、図4乃至図6に示すように厚みの薄い平たい外形を有している。したがって、ロッキング機構40をシート本体30の下方に配置することができ、ベビーラック1全体をコンパクトな大きさにすることができる。
次に以上のような構成からなるロッキング機構40の作用について説明する。
上述したように揺動軸61は、その上端61aが下端61bに比べてシート本体30の幅方向外方に配置されるように傾斜している。したがって、振子62は図6に実線で示すようなシート本体30の幅方向に沿って延びている場合に最も低い位置に配置され、この位置から両側に揺動されるにしたがって次第に高い位置に配置されるようになる。このため、一旦振子62を揺動させると、振子62は重力により図4及び図5に示すシート本体30の幅方向に沿った方向を中心として両側に周期的に揺動する。
また、図6に示すように、振子62が揺動すると、振子62の先端部62aの位置はシート本体30の幅方向において内側に向けて移動する。しかしながら、可動部51の受け台52は振子62の先端部62aに対して振子62の長手方向に摺動自在となっている。また、可動部51は固定部41の規制部材43によってシート本体30の幅方向に移動することを規制されている。これらのことから、図6に点線で示すように、振子62の先端部62aの位置がシート本体30の幅方向において内側に向けて移動したとしても、受け台52はシート本体30の幅方向に沿って移動することはない。これにより、可動部51はシート本体30の幅方向に移動することなく、シート本体30の前後方向のみにスムースかつ周期的に往復動することができる。
さらに、振子62は所謂水平振子の原理で周期的に揺動する。したがって、振子62の長手方向長さを長くすることだけでなく、揺動軸61の鉛直方向からシート本体30の幅方向へ向けた傾斜角度θを小さくすることによっても振子62の揺動周期を長くすることができる。また、揺動軸61の傾斜角度θを小さくすると、ロッキング機構40の厚みは薄くなる。このため、ベビーラック1全体の大きさを大きくすることなく幼児にとって最適な揺動周期に調整することができる。
さらにまた、規制部材43は案内板53の案内開口53aを貫通する規制軸43aを有している。このため、可動部51を固定部41に対して往復動させたとしても、可動部51が固定部41から脱落してしまうことを防止することができる。
以上のように本実施の形態によれば、ベビーラック1を椅子としておよび寝台として用いることができる。ベビーラック1を椅子として用いる場合には、ベビーラック1に幼児を座らせて、食事をさせたり、本を読ませたりすることができる。また、ベビーラック1を寝台として用いる場合には、ベビーラック1に幼児を寝かせておむつ替えや入浴後のケアをしたり、ベビーラック1上で昼寝させたりすることができる。
また、ロッキング機構40の固定部41に支持された振子62は水平振子の原理で周期的に揺動することができる。また、可動部51の受け台52は振子62の先端部62aに摺動自在に支持されている。さらに、固定部41の規制部材43により、可動部51はシート本体30の幅方向への移動を規制されている。これらにより、振子62を揺動させることにより、重力を用いて可動部51を固定部41に対してシート本体30の前後方向に沿ってスムースかつ周期的に往復動させることができる。
さらに、このようなロッキング機構40は厚みの薄い平たい外形を有している。したがって、ロッキング機構40をシート本体の下方に配置することができ、これにより、ベビーラック1全体をコンパクトな大きさにすることができる。
さらにまた、可動部51の往復動の周期は、振子62の長手方向長さを長くするだけでなく、揺動軸61の鉛直方向に対する傾斜角度θを小さくすることによっても長くなる。また、揺動軸61の傾斜角度θを小さくした場合、ロッキング機構40の厚みをさらに薄くすることができる。このため、ベビーラック1全体の大きさを大きくすることなく、シート本体30の往復動の周期を幼児にとって最適な周期に調整することができる。
なお、本実施の形態において、案内板53を両側方から挟むようにして上方に延びる規制部材43により、可動部51の固定部41に対するシート本体30の幅方向への移動を規制する例を示したが、これに限られない。案内板53を挟む一対のコロ(図示せず)を設け、このコロによって案内板53を両側から挟むことにより、可動部51の固定部41に対するシート本体30の幅方向への移動を規制してもよい。
あるいは、図7に示すように、可動部51に案内板53を設ける代わりに案内溝64を設けるとともに、振子支持台42上方にこの案内溝64内に配置される規制コロ65を設け、案内溝64と規制コロ65とを係合させることにより、可動部51の固定部41に対するシート本体30の幅方向への移動を規制してもよい。
また、図7に示す変形例においては、振子62の先端部62aに案内開口62cが設けられ、受け台52に振子62の先端部62aをシート本体30の前後方向から挟んで延びる一対の延長部52b,52bが設けられている。そして、延長部52b,52b間には、案内開口62cを貫通する規制軸52cが配置されている。そして、このように配置された案内開口62cと規制軸52cとにより、可動部51が固定部41から外れてしまうことを防止することもできる。
第2の実施の形態
次に、図8および図9により、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図8および図9に示す第2の実施の形態は、ロッキング機構が異なるのみであり、他は図1乃至図7に示す第1の実施の形態と略同一である。
このため、ロッキング機構以外の部分について詳細な説明は省略するとともに、図8および図9において、ロッキング機構についても図1乃至図7に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
なお、図8はロッキング機構70の側面図であり、図9はロッキング機構70の正面図である。
図8および図9に示すように、ロッキング機構70は、固定部41と、固定部41上に設けられ、断面が少なくとも弧状部分71aを有する略扇形の柱状からなり、弧状部分71aが固定部41に面する扇形コロ71と、扇形コロ71を回動自在に貫通する支軸73を保持するとともに、シート本体30を下方から支持する可動部51とを有している。
このような、ロッキング機構70は、扇形コロ71が固定部41上を転がることにより、可動部51が固定部41に対してシート本体30の前後方向に沿って往復動し、これにより、可動部51に支持されたシート本体30を側板20に対してベビーラック1の前後方向に往復動させる。
なお、シート本体30の前後方向とは、側面図である図8において紙面における左右方向のことであり、シート本体30の幅方向とは、側面図である図8において紙面における奥行き方向のことである。
扇形コロ71は、本実施の形態において底面71bが扇形の扇形柱からなっている。固定部41は本実施の形態において平板状からなり、固定部41の上面41aには幅方向に沿って離間した一対の扇形コロ71,71が、前後方向に沿って離間して2組(すなわち、計4つ転動コロ)設けられている。幅方向に離間した各扇形コロ71は、図8に示すように、側面視において重なるように配置されるとともに、前後方向に離間した各扇形コロ71は、図9に示すように、正面視において重なるように配置されている。
このような扇形コロ71は上述したように弧状部分71aが固定部41の上面41aに面するよう配置されている。したがって、扇形コロ71と固定部41は接触線L2沿って線接触している(図8および図9)。
次に支軸73についてさらに詳述する。図8および図9に示すように、2本の支軸73,73がシート本体30の幅方向に沿って延びている。各支軸73は、幅方向に沿って離間して配置された一対の扇形コロ71,71を、扇形コロ71の扇形底面71bの頂点71c近傍かつ扇形底面71bの対称線L1上で貫通している。また、支軸73と扇形コロ71のとの間には図示しない軸受けが設けられており、扇形コロ71は支軸73を中心としてスムースに回動することができるようになっている。
可動部51は平板状からなる可動部ベース51aの下面に設けられた4つの受け台72を介して、2本の支軸73,73の両端部近傍をそれぞれ保持している。したがって、扇形コロ71が固定部41上を転がることにより、可動部51は固定部41に対して前後方向に移動することができる。
また、図9に示すように、固定部41の上面41aに、案内板53,53が各扇形コロ71の幅方向内側にそれぞれ近接して設けられている。図8および図9に示すように、案内板53は固定部41に直交するとともに、シート本体30の前後方向に延びている。また、案内板53には各支軸73に係合する案内開口53aが設けられている。案内開口53aは支軸73に貫通されるとともに、扇形コロ71が固定部41上を転がった際の支軸73の移動軌跡に沿った形状となっている。
このようなロッキング機構70は、図8および図9に示すように厚みの薄い平たい外形を有している。したがって、ロッキング機構70をシート本体30の下方に配置することができ、ベビーラック1全体をコンパクトな大きさにすることができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
扇形コロ71は、上述したように底面71bが扇形の扇形柱からなり、その重心は対称線L1上にある。また、シート本体30および可動部51の荷重を受ける支軸73は、扇形コロ71の対称線L1上を貫通している。したがって、図8に実線で示すように扇形コロ71の対称線L1が扇形コロ71と固定部41との接触線L2と交差している状態から、扇形コロ71が図8に二点鎖線で示すように一方に転がるのにしたがって、対称線L1上にある扇形コロ71の重心および支軸73は、扇形コロ71と固定部41との接触線L2に対して次第に他方側にずれていく。このため、一旦扇形コロ71を固定部41上で転がすと、扇形コロ71は重力により図8および図9に実線で示す対称線L1が固定部41に直交する状態を中心として両側に周期的に転がる。このような扇形コロ71の周期的な転がりに伴い、可動部51は固定部41に対して往復動することができる。
また、このような扇形コロ71の周期的な動きは、所謂転動振子の原理に基づいている。したがって、扇形コロ71の形状、特に弧状部分71aの形状を変更することや、支軸73の貫通位置を対称線L1上でずらすこと等により、可動部51の往復動の周期を変更することができる。これにより、シート本体30の往復動の周期を幼児にとって最適な揺動周期に調整することができる。
さらに、シート本体30の幅方向において各扇形コロ71の内側に案内板53がそれぞれ設けられるとともに、支軸73は案内板53の案内開口53aを貫通している。このため、扇形コロ71がシート本体30の幅方向に移動することを防止することができるとともに、可動部51が固定部41から離れてしまうことを防止することができる。また、扇形コロ71が転がり過ぎてしまうことを防止することができる。これにより、可動部51はシート本体30の幅方向に移動することなく、前後方向のみに沿ってスムースに往復動することができる。
以上のように本実施の形態によれば、固定部41上に設けられた扇形コロ71は転動振子の原理で周期的に転がることができる。また、扇形コロ71は案内板53によって、シート本体30への幅方向への移動を規制されている。さらに、扇形コロ71を回動自在に貫通するとともに可動部51に保持された支軸73は、案内板53の案内開口53aを貫通している。これらにより、扇形コロ71を固定部41上で転がすことにより、重力を用いて可動部51を固定部41に対してシート本体30の前後方向に沿ってスムースかつ周期的に往復動させることができる。
また、扇形コロ71の形状、特に弧状部分71aの形状を変更することや、支軸73の貫通位置を対称線L1上でずらすこと等により、可動部51の往復動の周期を変更することができる。これにより、ロッキング機構の外形を大きくすることなく、シート本体30の往復動を幼児にとって最適な揺動周期に調整することができる。
さらに、このようなロッキング機構70は厚みの薄い平たい外形を有している。このため、ロッキング機構40をシート本体の下方に配置するとともに、ベビーラック1全体をコンパクトな大きさにすることができる。
なお、本実施の形態において、固定部41上にシート本体30の幅方向に沿って離間した一対の扇形コロ71を設けた例を示したが、これに限られず、固定部41上にシート本体30の幅方向に沿って長く延びる1つの扇形コロ71を設けてもよい。
また、本実施の形態において、扇形コロ71の弧状部分71aの断面形状が円弧からなる、すなわち扇形コロ71aが弧状部分71aの各位置において一定の曲率を有する例を示したが、これに限られない。扇形コロ71が、弧状部分71aの中心から端部までの各位置において一定でない曲率を有するようにする等、変更してもよい。
第3の実施の形態
次に、図10乃至図12により、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図10乃至図12に示す第3の実施の形態は、ロッキング機構が異なるのみであり、他は図1乃至図7に示す第1の実施の形態および図8および図9に示す第2の実施の形態と略同一である。
このため、ロッキング機構以外の部分について詳細な説明は省略するとともに、図10乃至図12において、ロッキング機構についても図1乃至図9に示す第1、または第2の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
なお、図10はロッキング機構76の上面図であり、図11はロッキング機構76の正面図であり、図12は図10の線12−12に沿った断面図である。
図10乃至図12に示すように、ロッキング機構76は、シート本体30の前後方向に延びる側壁41bを有する固定部41と、固定部41の側壁41bから揺動自在に垂れ下がる第1揺動体77と、第1揺動体77に支持された揺動フレーム79と、揺動フレーム79から揺動自在に垂れ下がる第2揺動体81と、第2揺動体81に支持されるとともに、シート本体30を下方から支持する可動部51とを有している。
このようなロッキング機構76は、第1揺動体77が固定部41に対して揺動するとともに、第2揺動体81が揺動フレーム79に対して揺動することにより、可動部51が固定部41に対してシート本体30の前後方向に沿って往復動し、これにより、可動部51に支持されたシート本体30を側板20に対してベビーラック1の前後方向に往復動させる。
なお、シート本体30の前後方向とは、正面図である図11において紙面における奥行き方向のことであり、シート本体30の幅方向とは、正面図である図11において紙面における左右方向のことである。
本実施の形態においては、固定部41は一対の側壁41b,41bと、一対の側壁41b,41bの下端間を連結する平板状の固定部ベース41cとを有し、図11に示すように正面視においてコ字状となっている。
図11に示すように、第1揺動体77は各側壁41bの上縁部近傍に軸受け(図示せず)を介し揺動自在に支持されて垂れ下がる一対の第1揺動体垂下部77a,77aと、シート本体30の幅方向に延び一対の第1揺動体垂下部77a,77aを連結する第1揺動体連結部77bとを有し、正面視において略コ字状形状となっている。このような第1揺動体77は、正面視において固定部41の内側に沿って延びる略コ字状形状となっている(図11)。また、図10および図12に示すように、固定部41の側壁41b,41b間には、2つの第1揺動体77がシート本体30の前後方向に離間して配置されている。
図11および図12に示すように、揺動フレーム79は等脚台形の外周に沿った形状を有し、シート本体30の前後方向に沿って延びる一対のフレーム側部79a,79aと、一対のフレーム79a,79a側部を連結するフレーム連結部79bとを有している。一対のフレーム側部79a,79aはシート本体30の幅方向に沿って離間し、第1揺動体77の第1揺動体連結部77bの両端部近傍にそれぞれ配置されている(図11)。このようなフレーム側部79aは下部79d両端を各第1揺動体に軸受け(図示せず)を介し回動自在に貫通され、第1揺動体77によって支持されている(図12)。また、本実施の形態において、フレーム連結部79bは一対のフレーム側部79a,79aの上部79c中央間を連結している。
図11に示すように、第2揺動体81は各フレーム側部79aの上部79cに軸受け(図示せず)を介し揺動自在に支持されて垂れ下がる一対の第2揺動体垂下部81a,81aと、シート本体30の幅方向に延び一対の第2揺動体垂下部81a,81aを連結する第2揺動体連結部81bとを有し、正面視において略コ字状形状となっている。このような第2揺動体81は、第1揺動体77の幅方向内側に配置され(図10および図11)、第1揺動体77と高さ方向(図11および図12において紙面における上下方向)において一部重複する位置に配置されている。
また、図10および図12に示すように、可動部51の可動部ベース51aの下面から4つの受け台82が垂下されており、各受け台82は2本の第2揺動体81の第2揺動体連結部81bにより軸受け(図示せず)を介し回動自在に貫通されている。これにより、可動部51は、受け台82を介して第2揺動体81に下方から支持されている。
また、第1の実施の形態でも述べたように、おおよそ受け台82の配置位置に対応する可動部ベース51aの上面には、シート本体30の座部31下面に設けられた受け部31aに係合する支持部54が設けられている(図10においては図示せず)。この支持部54と受け部31aとを係合させることにより、可動部51はシート本体30を下方から支持するようになっている。
このようなロッキング機構76は、図10乃至図12に示すように厚みの薄い平たい外形を有している。したがって、ロッキング機構76をシート本体30の下方に配置することができ、ベビーラック1全体をコンパクトな大きさにすることができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
第1揺動体77は、固定部41の側壁41bから揺動自在に垂れ下がっている。したがって、第1揺動体77は、一旦揺動させられると、重力により鉛直方向を中心として周期的に揺動する。このため、第1揺動体77の第1揺動体連結部77bに支持された揺動フレーム79は、固定部41に対して前後方向に往復動することができる。
また、第2揺動体81は、揺動フレーム79の上部79cから揺動自在に垂れ下がっている。したがって、第2揺動体81は、一旦揺動させられると、重力により鉛直方向を中心として周期的に揺動する。このため、第2揺動体81の第2揺動体連結部81bに支持された可動部51は、揺動フレーム79に対して前後方向に往復動することができる。
これらのことから、第1揺動体77を固定部41に対して揺動させるとともに、第2揺動体81を揺動フレーム79に対して揺動させることにより、可動部51は重力により固定部41に対してシート本体30の前後方向に沿って往復動し、これにより、シート本体30を側板20に対してベビーラック1の前後方向に周期的に往復動させることができる。
また、可動部51の固定部41に対する周期的な往復動は、所謂二重振子の原理に基づいている。したがって、第1揺動体77によって可動部51を直接支持するよりも、本実施の形態のように第2揺動体81を介して可動部51を支持する方が、可動部51の往復動を長周期とすることができる。また、図11および図12に示すように、第2揺動体81は第1揺動体77に対してシート本体30の幅方向内側に配置されるとともに、高さ方向は重なり合っている。したがって、第2揺動体81を設けることにより、ロッキング機構76の外形が大きくなってしまうことはない。
さらに、第1揺動体77の第1揺動体垂下部77aの長さおよび第2揺動体81の第2揺動体垂下部81aの長さを調整すること等により、シート本体30の往復動を幼児にとって最適な揺動周期とすることができる。
以上のように本実施の形態によれば、第2揺動体81が第1揺動体77に対して幅方向内側であって、高さ方向において重なり合うように配置されている。このため、ロッキング機構76の外形を大きくすることなく、可動部51を固定部41に対して長周期で往復動させることができる。
また、第1揺動体77の第1揺動体垂下部77aの長さおよび/または第2揺動体81の第2揺動体垂下部81aの長さを変更することにより、可動部51の往復動の周期を変更することができる。これにより、シート本体30の往復動を幼児にとって最適な揺動周期に調整することができる。
さらに、このようなロッキング機構76は厚みが薄い平たい外形を有しており、ロッキング機構76をシート本体30の下方に配置するとともに、ベビーラック1全体をコンパクトな大きさにすることができる。
なお、本実施の形態において、固定部41を側板20と別体に形成するとともに、可動部51をシート本体30と別体に形成する例を示したが、これに限られず、第1の実施の形態においても述べたように固定部41を側板20と一体に形成し、可動部51をシート本体30と一体に形成してもよい。
この場合、第1揺動体77は側板20の上方に揺動自在に連結されるとともに、シート本体30の受け部31aが第2揺動体81の第2揺動体連結部81bに直接支持される。また、固定部ベース41cは省略してもよい。このようなロッキング機構76は高さ方向において、シート本体30と一部重なり合うことになり、ベビーラック1をさらにコンパクトな大きさにすることができる。
第4の実施の形態
次に、図13乃至図15Bにより、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図13乃至図15Bに示す第4の実施の形態は、ロッキング機構が異なるのみであり、他は図1乃至図7に示す第1の実施の形態、図8および図9に示す第2の実施の形態および図10乃至図12に示す第3の実施の形態と略同一である。
このため、ロッキング機構以外の部分について詳細な説明は省略するとともに、図13乃至図15Bにおいて、ロッキング機構についても図1乃至図12に示す第1、第2または第3の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
なお、図13はロッキング機構90の側面図であり、図14はロッキング機構90の正面図であり、図15Aおよび図15Bは、ロッキング機構90の変形例を示す部分側面図である。
図13および図14に示すように、ロッキング機構90は、シート本体30の前後方向に沿って凹状に湾曲した湾曲レール93を有する固定部41と、湾曲レール93上を回転する車輪96を有するとともに、シート本体30を下方から支持する可動部51とを有している。
このようなロッキング機構90は、可動部51が固定部41に対してシート本体30の前後方向に沿って往復動し、これにより、可動部51に支持されたシート本体30を側板20に対してベビーラック1の前後方向に往復動させる。
なお、シート本体30の前後方向とは、側面図である図13において紙面における左右方向のことであり、シート本体30の幅方向とは、側面図である図13において紙面における奥行き方向のことである。
まず、固定部41について説明する。本実施の形態においては、図14に示すように、固定部41は一対の側壁91,91と、一対の側壁91,91の下端間を連結する固定部ベース92とを有している。
各側壁91の下方に、シート本体30の前後方向に離間して2つの湾曲レール93が側壁91と一体に形成されている。本実施の形態において、湾曲レール93は、図13に示す側面視において円弧状に沿う上面93aを有し、また、湾曲レール93は最も上面93aの高さが低くなる中心部93bを挟み対称な形状となっている。なお、各湾曲レール93は同一形状となっている。
また、図13に示すように、側壁91には各湾曲レール93が設けられた部分に対応して、案内開口94が設けられている。さらに、図14に示すように、側壁91は湾曲レール93の上方を覆う天部91aを有している。
なお、一対の側壁91,91は互いに対して対称な形状となっている。すなわち、図13に示す側面視において、一方の側壁91の湾曲レール93および案内開口94は、他方の側壁91の湾曲レール93および案内開口94と重なるように配置される。
次に可動部51について説明する。可動部51は、各湾曲レール93上に配置される計4つの車輪96と、幅方向に離間した一対の車輪96,96を連結する計2つの車輪軸97と、車輪軸97を保持する平板状の可動部ベース51aとを有している。
図13および図14に示すように幅方向に沿って延びる車輪軸97は前後方向に離間して2本、可動部ベース51aに受け台95を介して固定されている。各車輪軸97は一対の車輪96,96を両端部近傍において支持している。
図13に示すように、車輪軸97の端部97aは車輪96を貫通し、幅方向外方に向けて突出している。案内開口94の上縁部94aは、車輪96が湾曲レール93上を転がる際の車輪軸端部97aの移動軌跡に沿った形状となっており、車輪軸97の端部97aはこの案内開口94の上縁部94a近傍に配置される(図14)。したがって、車輪96が湾曲レール93から浮き上がろうとすると、端部97aが案内開口94の上縁部94aに当接するようになっている。これにより、車輪96が湾曲レール93から浮き上がることが規制される。
各車輪96は車輪軸97を中心として回転自在であるが、車輪軸97に対して車輪軸97の長手方向に移動することができないようになっている。また、各車輪96の幅方向内側には湾曲レール93の内側側面93cに係合するつば部96aが設けられている。したがって、可動部51は幅方向へずれることなく、スムースに湾曲レール93上を前後方向へ移動することができる。
また、図13に示すように、一つの車輪96が湾曲レール93の中心部93b上にある場合、他の車輪96もそれぞれ湾曲レール93の中心部93b上に配置されるよう、可動部ベース51aへの車輪軸97の取付位置が決定されている。
ところで、図13および図14に示すように、固定部41の固定部ベース92上には、シート本体30の前後方向に沿って延びるロック軸98が2つ設けられている。各ロック軸98はホルダー92aを介して固定部ベース92に回転自在に取り付けられている。ロック軸98の後方側端部は固定部ベース92から突出し、この端部にレバー98aが取り付けられている。
また、各ロック軸98には、車輪軸97に係合するロック係合溝99aを有するロック部材99が2つ固定されている。ロック部材99は細長状からなり、車輪96が湾曲レール93の中心部93b上に配置された際に、ロック部材99は車輪軸97の下方に位置するよう配置されている。このため、車輪96が湾曲レール93の中心部93bに配置されている状態でロック軸98が回転させられると、ロック部材99は上方に延び(図14)、ロック部材99のロック係合溝99aは図13に示すように車輪軸97に係合する。
このようなロッキング機構90は、図13および図14に示すように厚みの薄い平たい外形を有している。したがって、ロッキング機構90をシート本体30の下方に配置することができ、ベビーラック1全体をコンパクトな大きさにすることができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
湾曲レール93はシート本体30の前後方向に沿って湾曲しており、湾曲レール93の上面93aは図13に示す側面視において中心部93bを挟み左右対称な円弧状となっている。したがって、車輪96が湾曲レール93の中心部93b上に配置された状態から、可動部51を固定部41に対して前後方向に一旦移動させると、可動部51は重力により固定部41に対してシート本体30の前後方向に周期的に往復動する。
このような可動部51の周期的な往復動は、転がり振子の原理に基づいている。したがって、湾曲レール93の形状を変更すること等により、可動部51の往復動の周期を変更することができる。このとき、可動部51の往復動を長周期化するには、湾曲レール93の湾曲形状をなだらかにすればよいので、ロッキング機構90の外形を大きくしてしまうことはない。
また、車輪96は湾曲レール93の内側側面93cに幅方向内側から係合するつば部96aを有するとともに(図14)、車輪96は車輪軸97に対して幅方向に移動することができないようになっている。また、側壁91には湾曲レール93上方を覆う天部91aが設けられており、湾曲レール93上への埃等の堆積が防止される。このため、シート本体30の幅方向への可動部51の移動が規制されるとともに、可動部51はシート本体30の前後方向にスムースに往復動することができる。
さらに、側壁91に案内開口94が設けられ、車輪軸97の端部97aは案内開口94の上縁部94a近傍に配置されている。したがって、車輪96が湾曲レール93から浮き上がろうとすると、端部97aが案内開口94の上縁部94aに当接する。これにより、車輪96が湾曲レール93から浮き上がり、可動部51が固定部41から外れてしまうことが防止される。また、車輪軸97の端部97aが案内開口94の側縁部94bに当接することにより、可動部51が前後方向に移動し過ぎてしまうことを防止することができる。
また、シート本体30の往復動を固定する場合、ロッキング機構90から前後方向後方側に突出したレバー98aを90°回転させて、ロック軸98を介してロック部材99を上方に向けて揺動させる(図14)。これにより、車輪軸97はロック部材99のロック係合溝99a内に入り込み、シート本体30の前後方向への車輪軸97の移動は規制され、シート本体30は側板20に対して固定される。
以上のように本実施の形態によれば、可動部51の車輪96は固定部41の湾曲レール93上に配置されている。このため、可動部51は重力により固定部41に対して往復動することができる。
また、このようなロッキング機構90は厚みの薄い平たい外形を有しており、ロッキング機構90をシート本体30の下方に配置するとともに、ベビーラック1全体をコンパクトな大きさにすることができる。
さらに、湾曲レール93の形状を変更することにより、ロッキング機構90の外形を大きくすることなく、可動部51の往復動を長周期化することができる。これにより、シート本体30の往復動を幼児にとって最適な揺動周期に調整することができる。
さらにまた、車輪軸97の端部97aが側壁91の案内開口94に係合することにより、可動部51が固定部41から外れてしまうこと、および可動部51が固定部41に対して移動し過ぎることを防止することができる。
また、車輪96は湾曲レール93の内側側面93cに幅方向内側から係合するつば部96aを有し、車輪軸97に対して幅方向にずれることはない。また、側壁91には湾曲レール93上方を覆う天部91aが設けられている。これらにより、シート本体30の幅方向への可動部51の移動が規制されるとともに、可動部51はシート本体30の前後方向にスムースに往復動することができる。
さらに、ロック軸98を回転させることにより、ロック部材99のロック係合溝99aが車輪軸97を前後方向から挟み込み、可動部51の前後方向への移動を規制する。これにより、シート本体30を側板20に対して固定することができる。
なお、本実施の形態において、固定部41が、シート本体30の前後方向に延びる回転自在なロック軸98と、ロック軸98に固定され、車輪96の車輪軸97の下方に配置されるとともに車輪軸97に係合するロック係合溝99aを有したロック部材99とを有し、ロック軸98を回転することによって、ロック部材99がシート本体30の前後方向への車輪軸97の移動を規制するようにした例を示したが、これに限られない。図15Aおよび図15Bに示すように、固定部41が、シート本体30の前後方向に延びるとともに前後方向に沿って移動自在なロック軸102と、上下方向に移動自在であり、車輪96の車輪軸97の下方に配置されるとともに車輪軸97に係合するロック係合溝99aを有するロック部材99と、ロック軸102とロック部材99とにそれぞれ回動自在に連結された連結杆103と、固定部41の固定部ベース92上に設けられ、ロック部材99の前後方向への移動を規制する規制部材101と、を有するようにしてもよい。
このような構成からなる本変形例においては、ロック軸102が移動して、ロック軸102と連結杆103との連結点104がロック部材99と連結杆103との連結点105から前後方向において離間するのにしたがって、ロック部材99が下方に移動する。一方、ロック軸102が移動して、ロック軸102と連結杆103との連結点104がロック部材99と連結杆103との連結点105に前後方向において接近するのにしたがって、ロック部材99が上方に移動する。そして、ロック部材99が上方に移動すると、ロック部材99の係合溝99a内に車輪軸97が入り込み、車輪軸97の前後方向への移動が規制される。
本変形例においては、図15Aに示すように、ロック軸102を後方側へ移動させると、ロック部材99が下方に移動し、また、図15Bに示すように、ロック軸102を前方側へ移動させると、ロック部材99が上方に移動するようになっている。
また、図15Bに示すように、ロック部材99が上方に移動した際に、ロック部材99が車輪軸97を上方に持ち上げ、車輪96が湾曲レール93から離間するようにすることが好ましい。このように車輪96を湾曲レール93から離間させるようにして係合部材99が車輪軸97を保持した場合、可動部51の前後方向への移動を確実に規制することができる。
さらにこの場合、図15Bに示すように、ロック軸102と連結杆103との連結点104がロック部材99と連結杆103との連結点105よりも前後方向においてわずかに一側(本実施の形態においては前方側)に配置される状態から、ロック軸102が一側へ移動することを規制する移動規制部材106を、固定部41が有していることが好ましい。この場合、ロック部材99は、車輪96が湾曲レール93から離間した状態で、車輪軸97を安定して保持することができる。また、車輪96が湾曲レール93から離間しているので、シート本体30に荷重が負荷されたとしても、車輪96を介して湾曲レール93を変形させてしまうことはない。

Claims (5)

  1. 少なくとも座部と背部とを有するシート本体と、
    シート本体の下方に設けられ、シート本体を前後方向に往復動させるロッキング機構とを備えたベビーラックにおいて、
    ロッキング機構は、
    固定部と、
    固定部上に設けられるとともに、シート本体の前後方向に対して直交するシート本体の幅方向に向けて傾斜した揺動軸を中心として揺動自在な振子と、
    振子に摺動自在に支持されるとともにシート本体を下方から支持する可動部とを有し、
    振子が揺動することにより、可動部が固定部に対してシート本体の前後方向に沿って往復動することを特徴とするベビーラック。
  2. 固定部上に、シート本体の幅方向に沿って一対の振子が配置されていることを特徴とする請求項1記載のベビーラック。
  3. 固定部および可動部のどちらか一方にシート本体の前後方向に延びる案内板が設けられ、固定部および可動部の他方に案内板に係合する規制部材が設けられ、
    案内板と規制部材とが係合することにより、可動部の固定部に対するシート本体の幅方向への移動が規制されることを特徴とする請求項1記載のベビーラック。
  4. 可動部と振子との間に球状体が設けられ、球状体が転がることにより、可動部は振子に対して摺動することを特徴とする請求項1記載のベビーラック。
  5. ロッキング機構の可動部とシート本体の座部とが一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のベビーラック。
JP2006511934A 2004-03-31 2005-03-11 ベビーラック Expired - Fee Related JP4869921B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006511934A JP4869921B2 (ja) 2004-03-31 2005-03-11 ベビーラック

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004104832 2004-03-31
JP2004104832 2004-03-31
PCT/JP2005/004358 WO2005096896A1 (ja) 2004-03-31 2005-03-11 ベビーラック
JP2006511934A JP4869921B2 (ja) 2004-03-31 2005-03-11 ベビーラック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2005096896A1 JPWO2005096896A1 (ja) 2008-02-21
JP4869921B2 true JP4869921B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=35124769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006511934A Expired - Fee Related JP4869921B2 (ja) 2004-03-31 2005-03-11 ベビーラック

Country Status (7)

Country Link
JP (1) JP4869921B2 (ja)
KR (1) KR101216555B1 (ja)
CN (1) CN100512721C (ja)
HK (1) HK1102491A1 (ja)
MY (1) MY165345A (ja)
TW (1) TWI361056B (ja)
WO (1) WO2005096896A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4738881B2 (ja) * 2005-04-27 2011-08-03 コンビ株式会社 育児器具
US7963896B2 (en) 2007-04-23 2011-06-21 Learning Curve Brands, Inc. Child exercise seat
RU2448632C2 (ru) * 2009-10-20 2012-04-27 Юрий Николаевич Байдюк Опора с маятником
US8491401B2 (en) 2010-03-17 2013-07-23 Mattel, Inc. Infant swing with seat locking mechanism
CN102198838A (zh) * 2010-03-26 2011-09-28 黎玲红 摇篮童车
CN102210531A (zh) * 2010-04-05 2011-10-12 黎玲红 摇椅
CN202760743U (zh) 2011-03-14 2013-03-06 泰尼友爱有限公司 婴儿座椅
JP5851786B2 (ja) * 2011-09-29 2016-02-03 アップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社 揺動ベッド
CN106539382B (zh) * 2016-12-20 2018-08-07 华安立高文具制品(深圳)有限公司 床椅两用的座椅

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4834768Y1 (ja) * 1970-04-17 1973-10-20
JPS5512845A (en) * 1978-07-11 1980-01-29 Toho Beslon Co Production of fibrous structure
JPS6148314A (ja) * 1984-08-14 1986-03-10 坂本 義一 音声リレ−回路で作動するベビ−ベツト
JPH1189681A (ja) * 1997-09-17 1999-04-06 Combi Corp 揺動機能付き椅子

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5512845U (ja) * 1978-07-12 1980-01-26
JP4896310B2 (ja) * 2001-07-16 2012-03-14 コンビ株式会社 幼児用椅子

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4834768Y1 (ja) * 1970-04-17 1973-10-20
JPS5512845A (en) * 1978-07-11 1980-01-29 Toho Beslon Co Production of fibrous structure
JPS6148314A (ja) * 1984-08-14 1986-03-10 坂本 義一 音声リレ−回路で作動するベビ−ベツト
JPH1189681A (ja) * 1997-09-17 1999-04-06 Combi Corp 揺動機能付き椅子

Also Published As

Publication number Publication date
MY165345A (en) 2018-03-21
WO2005096896A1 (ja) 2005-10-20
KR20070012663A (ko) 2007-01-26
HK1102491A1 (en) 2007-11-23
CN1937940A (zh) 2007-03-28
TW200534814A (en) 2005-11-01
KR101216555B1 (ko) 2012-12-31
TWI361056B (en) 2012-04-01
JPWO2005096896A1 (ja) 2008-02-21
CN100512721C (zh) 2009-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4869921B2 (ja) ベビーラック
JP4919633B2 (ja) 車椅子
JP2003024189A (ja) 幼児用椅子
CN100584247C (zh) 幼儿用座椅
TW201202075A (en) Seat construction of baby equipment
US11672358B2 (en) Holder including a vertical holding part
JP4403835B2 (ja) 椅子及び車椅子
JP5851786B2 (ja) 揺動ベッド
KR101228051B1 (ko) 유아용 의자
JP3514805B2 (ja) 椅 子
JPWO2004073458A1 (ja) 揺動椅子および育児椅子
JP2003189984A (ja) 乳幼児用シート
JP7231942B2 (ja) 保持具
JP6230252B2 (ja) 車椅子
JP3514807B2 (ja) 椅 子
JPS5837336Y2 (ja) 座席のサイドサポ−ト装置
JPH0714940U (ja) 健康座椅子
JPH0637000Y2 (ja) 車両における座席構造
KR100861596B1 (ko) 유아용 흔들 의자
JPH0723455U (ja) 車両用座席構造
JPS6312758Y2 (ja)
JPH0546694Y2 (ja)
JP2569965Y2 (ja) 育児椅子
JPS5940021Y2 (ja) マツサ−ジ椅子
JP2003063292A (ja) チャイルドシート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees