JP4869743B2 - コンテンツ蓄積再生装置及びコンテンツ再生装置 - Google Patents

コンテンツ蓄積再生装置及びコンテンツ再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4869743B2
JP4869743B2 JP2006060899A JP2006060899A JP4869743B2 JP 4869743 B2 JP4869743 B2 JP 4869743B2 JP 2006060899 A JP2006060899 A JP 2006060899A JP 2006060899 A JP2006060899 A JP 2006060899A JP 4869743 B2 JP4869743 B2 JP 4869743B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
authentication information
authentication
unit
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006060899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007243402A (ja
Inventor
昌之 馬場
嘉明 加藤
博文 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2006060899A priority Critical patent/JP4869743B2/ja
Publication of JP2007243402A publication Critical patent/JP2007243402A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4869743B2 publication Critical patent/JP4869743B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、個人の使用範囲内でコンテンツのコピーを可能にするコンテンツ蓄積再生装置及びコンテンツ再生装置に関するものである。
著作権が存在するコンテンツは、その利用に制限がかかる。利用制限を図るための単純な解決方法としてはコンテンツのコピーを禁止することであるが、個人の使用の範囲内でコピーを認める考え方もある。例えばデジタル放送ではコピーワンスという形でコピーの範囲を制限している。従来、コピーワンスの実現例として、まず、コンテンツを蓄積する際にエンクリプションして不正コピーを防ぎ、そして、他の装置にコピーしたら自分のコンテンツを削除するようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。
この例では、蓄積する際に装置固有の鍵を用いてコンテンツをエンクリプションすることで、蓄積されたコンテンツを他にコピーしても、デクリプション鍵がないためそのままでは再生できない。このようにすることでコピーの蔓延を防いでいる。そして、必要な場合として、他の装置にコンテンツをコピーする際には、自装置でエンクリプションしたコンテンツと一緒にデクリプションのためのデクリプション鍵を転送し、他の装置でエンクリプションコンテンツをデクリプションして再生できるようにするとともに、正常に転送が完了した時点で自装置内の暗合化コンテンツを削除する。これにより、コンテンツはコピーではなく、自装置から他の装置へ移動(ムーブ)したことになり、コンテンツのコピーを防ぎながら移動が可能となる。
しかしながら、この例の場合、エンクリプションコンテンツを転送する際に、エンクリプションコンテンツと一緒にデクリプション鍵を送っているため、第三者に転送時のデータを盗みとられた際に、第三者でもエンクリプションコンテンツを解読し再生できてしまうという懸念がある。もしくは故意にエンクリプションコンテンツとデクリプション鍵を複数の装置に同時に転送してしまうことで複数のコピーができてしまうことになる。さらには、他の装置に転送完了後に、転送が失敗したことにして、自装置のエンクリプションコンテンツの削除を中止させるなどの方法によっても不正なコピーを作成することは可能である。
また、コピーワンスという複製に関して極端に制限が厳しい方法よりも、個人の利用の範囲であれば何回もコピーができるほうが、ユーザの立場にたった考え方でもある。
特開2005−63068号公報
従来のコンテンツ蓄積再生装置は、エンクリプションコンテンツとデクリプション鍵を一緒に送ってしまうため、転送中のデータを搾取した場合にもそのエンクリプションコンテンツは正常にデクリプションできてしまい、コンテンツの不正コピーができてしまう可能性があるという問題点があった。また、個人の利用の範囲での利用でありながらコピーワンスという制限のかかった使用しかできないという問題点もあった。
この発明は前記のような問題点を解決するためになされたもので、不正なコピーを防止し、個人利用の範囲で自由にコピーが可能なコンテンツ蓄積再生装置及びコンテンツ再生装置を提供することを目的とする。
この発明に係るコンテンツ蓄積再生装置は、外部からコンテンツ含むストリームを受信する受信手段と、前記受信手段で受信したコンテンツを再生する再生手段と、前記受信したコンテンツを蓄積する蓄積手段と、所定の認証情報を予め保持し、他の装置の認証情報との比較照合を行う認証手段と、他の装置と通信する通信手段とを備え、前記認証手段は、装置の所有者の特定を行うことができるように、所有者の氏名、生年月日、または生体情報の個人情報を認証情報として保持し、前記通信手段を用いた他の装置との接続時に、他の装置の認証情報と予め保持している認証情報とを照合し、これらの認証情報が同一である場合には、前記通信手段を用いたコンテンツの送受を可能にすることを特徴とする。
また、他の発明に係るコンテンツ蓄積再生装置は、所定の認証情報を保持し、他の装置の認証情報との照合を行う認証手段と、他の装置と通信してエンクリプションされたコンテンツを受信する通信手段と、前記エンクリプションされたコンテンツを蓄積する蓄積手段と、前記エンクリプションされたコンテンツをデクリプションするデクリプション手段と、前記デクリプションされたコンテンツを再生する再生手段とを備え、前記認証手段は、装置の所有者の特定を行うことができるように、所有者の氏名、生年月日、または生体情報の個人情報を認証情報として保持し、前記通信手段を用いた他の装置との接続時に、他の装置の認証情報と予め保持している認証情報とを比較照合し、これらの認証情報が同一である場合には、前記通信手段を用いたコンテンツの受信を可能にすることを特徴とする。
さらに、この発明に係るコンテンツ再生装置は、所定の認証情報を保持し、他の装置の認証情報との照合を行う認証手段と、他の装置と通信してエンクリプションされたコンテンツを受信する通信手段と、前記エンクリプションされたコンテンツをデクリプションするデクリプション手段と、前記デクリプションされたコンテンツを再生する再生手段とを備え、前記認証手段は、装置の所有者の特定を行うことができるように、所有者の氏名、生年月日、または生体情報の個人情報を認証情報として保持し、前記通信手段を用いた他の装置との接続時に、他の装置の認証情報と予め保持している認証情報とを比較照合し、これらの認証情報が同一である場合には、前記通信手段を用いたコンテンツの受信を可能にすることを特徴とする。
この発明によれば、不正なコピーを防止し、個人利用の範囲で自由にコピーが可能となる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るコンテンツ蓄積再生装置の構成を示すブロック図である。図1に示されるコンテンツ蓄積再生装置1aは、放送もしくは通信によって送られてくるストリームから適切な通信プロトコルを用いてコンテンツを抜き出す受信部2と、コンテンツの再生を行う再生部3と、コンテンツの蓄積を行うハードディスクなどの記憶装置でなる蓄積部4と、他のコンテンツ蓄積再生装置1bと通信を行い後述する認証部6に保持された認証情報の照合に基づいてコンテンツの送受信を行う通信部5と、本装置の所有者または使用者を特定する認証情報を保持し、他のコンテンツ蓄積再生装置1bからの認証情報との照合に基づいてコンテンツの送受を可能にする認証部6とを備えている。
次に動作について説明する。まず、コンテンツ蓄積再生装置1aは、放送や通信等を利用してコンテンツを含むストリームを受信する。ストリームを受信する受信部2では、放送であれば放送用のデジタル変復調や誤り訂正の操作を行い、通信であれば通信プロトコルに則った処理を行うことで、伝送用のストリームからコンテンツを抜き出すことができる。ここで、コンテンツとしては、MPEG−2トランスポートストリーム(TS)などが例として挙げられる。コンテンツとして取り出されたものは、デコーダもしくは再生用プレイヤーの機能を有する再生部3で再生され、ユーザは受信したストリーム内のコンテンツを視聴することができる。
一方、受信部2で取り出されたコンテンツは、必要であれば同時に蓄積部4へも渡され、蓄積部4でコンテンツは蓄積される。そして、蓄積したコンテンツは、ユーザの指示により蓄積部4から読み出され、再生部3で再生される。このようにして、ユーザは蓄積したコンテンツを視聴できる。
認証部6では、コンテンツ蓄積再生装置1aの管理者の情報としての認証情報を予め保持する。認証情報は、ランダムな数字でも構わなく、管理者を区別できる情報であればなんでもよい。そして、この認証情報は、ユーザの入力により設定されるか、読取装置などで読み込ませても良い。いずれにしろ、異なる管理者の所有する装置の認証情報が同一にならないようにする。
図2は、ユーザが2台のコンテンツ蓄積再生装置1a及び1b間でコンテンツのコピーを行う際のフローチャートである。ユーザが蓄積したコンテンツを他の装置にコピーする場合には、まず、コンテンツ蓄積再生装置1aは通信部5を用いて他のコンテンツ蓄積再生装置1bと接続する(ST1)。このとき、通信部5では、認証部6で保持している認証情報と相手コンテンツ蓄積再生装置1bが保持する認証情報を比較して照合し(ST2)、同一である場合にはコンテンツの送受を可能にする(ST3)。ユーザは、所望のコンテンツを他の装置よりもしくは他の装置へコピーすることで、異なる装置でのコンテンツの閲覧が可能となる(ST4)。
このように、認証情報が一致した装置間でのみ、コンテンツのコピーを可能としたことで、認証情報の異なる第三者へのコンテンツのコピーを抑制するとともに、個人の範囲でコンテンツを自由にコピーすることが可能となる。
以上のように、認証情報が一致した装置間でのみコンテンツのコピーを可能としたので、個人の範囲でのみ自由にコンテンツのコピーを行うことができ、異なる装置でもコンテンツの閲覧が可能となる。
前記認証情報として、所有者の氏名、生年月日などの個人情報とすることで、容易に管理者の特定を行えるとともに、認証情報の偶然の一致の確率も低く抑えることができる。また、所有者の指紋その他生体情報を認証情報とすることで、容易に管理者の特定を行えるとともに、認証情報の偶然の一致の確率を下げることができる。生体情報を装置に認識情報として読み込ませるためには、別途読み取り器等を付帯し、その情報を装置内の認証部6へ転送する。
以上のように、所有者の氏名、生年月日、生体情報などの個人情報を認証情報としたので、容易に管理者の特定を行うことができ、個人コピーの制限が可能となる。
また、複数の所有者が属するグループを定義し、そのグループ情報を認証情報とすることで例えば家族などが所有する装置間でのコンテンツの送受が可能となる。また、その際、グループに登録できる所有者の情報の数に上限を持たせることで不正な手段で無制限にコンテンツを送受することを制限させることが可能である。
認証情報をユーザが入力するのが困難な場合、例えば各装置がランダムな値を認証情報と使用することで、他の装置とのコピーはできなくなり、コンテンツの保護は可能となる。しかしながら、管理者が同じ二台の装置間でもコンテンツのコピーができなくなってしまうため、この場合の認証情報を一致させる方法を説明する。
図3は、ユーザがあるコンテンツ蓄積再生装置の認証情報を他のコンテンツ蓄積再生装置と同じ認証情報とするためのフローチャートである。例えば、新たに購入したコンテンツ蓄積再生装置を、すでに購入し使用中のコンテンツ蓄積再生装置の所有者と同じにし、コンテンツを共有したい場合、まず、新たに購入したコンテンツ蓄積再生装置を既存のコンテンツ蓄積再生装置と接続する(ST11)。このとき、通信部5を介して既存のコンテンツ蓄積再生装置の認証部6で保持している認証情報を入手する(ST12)。入手した認証情報を自コンテンツ蓄積再生装置内の認証部6で保持している認証情報に上書きを行う(ST13)。
こうすることで、個人の所有する装置の認証情報を統一することができる。前記のように認証情報が同一である装置間でのコピーが可能となり、個人所有の装置間でのコンテンツのコピーが可能となる。
また、ランダムな値を認証情報としない場合でも、この方法であれば装置間で容易に個人情報をコピーすることができる。
以上のように、認証情報を装置間で同じにすることができるようにしたので、個人所有の装置の判定が可能となり、個人の範囲内でのコピーが可能となる。
前記認証情報を不正な手段でコピーされることも考慮して、認証情報の上書き回数をカウントし、そのカウント情報を認証情報内もしくは認証情報の付帯情報として扱うことで、上書き回数が個人の所有する装置の数としての値より格段に大きい場合は、不正なコピーをしているものと認識し、認証情報の上書きをさせないようにすることができる。
このようにして不正なコピーを防ぐことができ、コンテンツの個人使用以外の利用を妨げることができる。
以上のように、認証情報を装置間で同じにすることができるようにしたので、個人所有の装置の判定が可能となり、個人の範囲内でのコピーが可能となる。
認証情報を常時書き換えられるようにすると、いろいろな装置の認証情報と一時的に同じ値とすることで、いろいろな装置からコンテンツをコピーすることができてしまう。これを避けるために、認証情報を書き換えた場合、それまで蓄積したコンテンツは使用できないようにしてしまう。コンテンツを使用できなくさせる方法としては、コンテンツの削除、ディレクトリ情報の削除、あるいは装置自体の初期化などの方法がある。
このように認証情報を書き換えると蓄積コンテンツが使用できなくなるため、むやみに他人の装置の認証情報を不正に利用するような行為を抑制することが可能となる。
以上のように、認証情報を変更したら保存していた全てのコンテンツを使用できなくするようにしたので、他人のコンテンツを無理にコピーしようとするのを妨げることができる。
実施の形態2.
上述した実施の形態1では、装置間でのコンテンツの保護のみを考慮したが、この実施の形態2では、装置内部でのコンテンツの保護が行えるような例を示す。
図4は、この発明の実施の形態2に係るコンテンツ蓄積再生装置の構成を示すブロック図である。図4に示される実施の形態2に係るコンテンツ蓄積再生装置1は、図1に示す実施の形態1に係るコンテンツ蓄積再生装置1と同様な構成の他に、コンテンツのエンクリプション/デクリプション部7を追加している。
このエンクリプション/デクリプション部7は、受信部2からのコンテンツをエンクリプションして蓄積部4へ渡し、また、蓄積部4からのエンクリプションされたコンテンツをデクリプションして再生部3に渡すようになされている。
次に動作について説明する。基本的な各部の動作は実施の形態1と同様なので、全体の流れについて説明する。まず、コンテンツ蓄積再生装置1は、コンテンツを含むストリームを受信部2で受信し、そのコンテンツを再生部3で再生する。一方、必要があれば、コンテンツをエンクリプション/デクリプション部7でエンクリプションを行い、蓄積部4に蓄積する。蓄積されたエンクリプションコンテンツは、必要に応じて蓄積部4から読み出され、エンクリプション/デクリプション部7でデクリプションされ再生部3に渡され再生される。
図5は、実施の形態2における受信、蓄積、再生の動作フローチャートである。まず、受信ストリームの再生について説明する。コンテンツ蓄積再生装置1は、放送や通信等を利用してコンテンツを含むストリームを受信部2で受信する(ST101)。受信部2では、伝送用のプロトコル処理を行い、受信したストリームからコンテンツのみを抜き出し、再生部3へ転送する。再生部3でコンテンツの再生を行う(ST102)。
次に、受信ストリームの蓄積について説明する。前記と同様に、受信部2でストリームを受信する(ST111)。受信部2では、ストリーム内のコンテンツをエンクリプション/デクリプション部7へ転送する。エンクリプション/デクリプション部7では、装置固有のエンクリプション鍵でそのコンテンツをエンクリプションする(ST112)。エンクリプションされたコンテンツは蓄積部4で蓄積される(ST113)。
さらに、蓄積されたコンテンツの再生について説明する。蓄積部4で蓄積されているコンテンツを読出し、エンクリプション/デクリプション部7へ転送する(ST121)。エンクリプション/デクリプション部7では、エンクリプションされたコンテンツを装置固有のデクリプション鍵でデクリプションし、再生部3へ転送する(ST122)。再生部3ではそのコンテンツを再生する(ST123)。
このように、コンテンツを装置固有のエンクリプション鍵を用いてエンクリプションしておくことで、蓄積部4に蓄積されているコンテンツを外部へ取り出されたとしても、他の装置ではエンクリプションされたコンテンツは再生できない。これにより、コンテンツの保護が行える。
以上のように、装置固有のエンクリプション鍵でコンテンツをエンクリプションしたので、他の装置でのコンテンツの再生を防ぐことができ、コンテンツの保護を行うことができる。
ハードディスクのような記録媒体は、長年使用していると蓄積したデータの一部が正常に読み出せなくなってしまうことがある。そのため、バックアップ手段として、蓄積部4のエンクリプションコンテンツを他の蓄積媒体にコピー可能とする。こうすることで、蓄積部4が壊れた場合に、代替品を蓄積部4に取り付け、先にバックアップしておいたエンクリプションコンテンツを新たな蓄積部4にコピーすることで以前と同じようにコンテンツを視聴することができる。
また、蓄積部4のコンテンツを他の蓄積媒体にコピーしたとしても、そのコンテンツはエンクリプションされているため、本装置以外では視聴できず、コピーによるコンテンツの流失はない。
以上のように、蓄積されたエンクリプションコンテンツを自由にコピーできるようにしたので、コンテンツの不正な流出を抑えながら、コンテンツのバックアップ行うことができる。
前記のようにエンクリプションコンテンツのバックアップ(コピー)を許可した場合、エンクリプションを解くためのデクリプション鍵を流失しないようにしなければならない。そのため、この発明ではデクリプションのための鍵を装置内部に隠蔽し外部からユーザに見せないようにする。また、認証情報を書き換えた時に、コンテンツを使用不可能にする簡易な手段として、エンクリプション鍵を変更する。
これにより、以前のエンクリプション鍵でエンクリプションされたコンテンツは再生不可能となる。例えば、すでに蓄積したコンテンツのバックアップをとり、その後、認証情報を変更して他の装置からコンテンツを受信した後で、バックアップしたコンテンツを戻すことで、いつまでもバックアップしたコンテンツは再生できてしまう。認証情報を変更した場合に、バックアップを含む過去のコンテンツを再生できなくするためには、エンクリプション鍵を変更することが必要なのである。
以上のように、エンクリプション鍵を隠蔽し、認証情報変更時にエンクリプション鍵を変更するようにしたので、エンクリプション鍵の流布が防げるとともに、不正な認証情報の変更によるコンテンツの獲得も防ぐことができる。
次に、他のコンテンツ蓄積再生装置よりコンテンツを転送するもしくは転送してもらう場合を説明する。図6は、このような装置間でのコンテンツの送受の動作のフローチャートである。まず、コンテンツを他の装置に転送(送信)する場合、他の装置と通信部5を介して接続する(ST131)。そして、その装置からエンクリプション用の鍵を受信する(ST132)。もし、エンクリプション用の鍵とデクリプション用の鍵が異なる場合は、エンクリプション用の鍵を受け取る。エンクリプションとデクリプションの鍵が同一の場合は、その鍵を通信中に盗み見されないように、セキュアな方法(例えばエンクリプションして)で鍵を伝送する。その後、指定されたコンテンツを蓄積部4より読出し(ST133)、エンクリプション/デクリプション部7で装置固有の鍵を使用して、一旦コンテンツをデクリプションする(ST134)。さらに、エンクリプション/デクリプション部7では、先ほど受信した相手装置のエンクリプション鍵を用いてコンテンツのエンクリプションを行う(ST135)。通信部5は、エンクリプションされたコンテンツを相手装置に送信する(ST136)。
反対に、コンテンツを受け取る場合は、まず他の装置と通信部5を介して接続する(ST141)。そして、装置固有のエンクリプション鍵を通信部5を介して相手装置へ送信する(ST142)。その後相手端末よりエンクリプションされたコンテンツを受信する(ST143)。エンクリプションされたコンテンツは、通信部5を介して、エンクリプション/デクリプション部7をスルーして、蓄積部4で蓄積される(ST144)。なお、ここで蓄積されたコンテンツは、装置固有のエンクリプション鍵によりエンクリプションされているため、自装置で受信蓄積した他のコンテンツと同じエンクリプションがなされており、他のコンテンツと同じ方法でいつでも再生可能である。
図7は、エンクリプション/デクリプション部7の内部を詳細に示した図である。図7において、エンクリプション/デクリプション部7は、エンクリプションを行うエンクリプション部11とデクリプションを行うデクリプション部12からなる。エンクリプション/デクリプション部7内におけるエンクリプション部11とデクリプション部12の使用方法は、用途により異なる。
まず、受信したストリームからコンテンツを蓄積部4に蓄積する場合、エンクリプション部11のみを使用し自装置固有の鍵でエンクリプションを行い蓄積部4へ転送する。次に、蓄積したコンテンツを再生する場合には、デクリプション部12のみを使用し、蓄積部4から読み出したエンクリプションコンテンツを装置固有の鍵を用いてデクリプションを行い、再生部3に転送する。
そして、コンテンツを他の装置に転送する場合には、エンクリプション部11とデクリプション部12の両方を用い、蓄積部4からエンクリプションコンテンツを読み出し自装置の鍵を用いてデクリプション部12でデクリプションした後、他の装置の鍵を用いてエンクリプション部11でエンクリプションをした後に通信部5に転送する。一方、他の装置では、転送されたエンクリプションコンテンツはエンクリプション/デクリプション部7内のエンクリプション部11もデクリプション部12も通らずそのまま蓄積部4へ渡される。
このように、他の装置とコンテンツを送受する場合でも、コンテンツにエンクリプションを施しているため、伝送中のデータを搾取されてもコンテンツを再生することはできない。特に、エンクリプションとデクリプションの鍵を変えておくことで、エンクリプション用の鍵を伝送中に解読されたとしても、その鍵でエンクリプションされたコンテンツはデクリプションできないため、安全性の高いコンテンツの転送が行える。なお、従来例ではデクリプション用の鍵を伝送していたため、これを盗み見された場合にはエンクリプションコンテンツがデクリプションできてしまう危険性があった。
以上のように、他の装置にコンテンツを転送する際に、コンテンツを相手装置のエンクリプション鍵を用いてエンクリプションするようにしたので、伝送中のデータを盗み見られてもコンテンツのデクリプションができず、安全なコンテンツの転送が行える。
不正な使用者によるコンテンツの不正なコピーをさせないようにするため、エンクリプションのかけられていない、つまり素のコンテンツの状態の情報をこの発明の装置から盗み見られないようにする。
蓄積部4や通信部5に渡されるコンテンツはすでにエンクリプションコンテンツであるため、盗み見されてもそれをデクリプションすることはできず安全である。しかし、受信部2、再生部3、エンクリプション/デクリプション部7の間で受け渡しが行われるコンテンツはエンクリプションがかけられていないため、その情報を外部から隠す必要がある。方法としては、例えばこの3つの部分を1つのLSIに入れて外部に信号線を出力しないようにしたり、この3つの部分をあるパッケージの中に押し込めてパッケージを開けようとするとこの部分が正常に動作しないようにしたりすることで、物理的にコンテンツの受け渡しの経路を隠すことで、この発明の装置から不正なコンテンツの盗み見を防止することができ、不正なコピーの氾濫を抑制できる。
以上のように、装置内のコンテンツを盗み見されないようにしたので、不正なコピーをさせないようにすることができる。
前記のように不正コピーができないように様々な方法を用いて対処しているが、万一その方法が破られた場合を考え、通信部5では、他の装置にコンテンツを転送した回数をコンテンツ毎にカウントし、その転送回数がある値以上になった場合に、転送をできないようにする。これにより不正コピーが行われた場合にも、コピー数を抑えることができる。なお、回数のカウントは、例えば12時間以内とかの時間や日数などのある一定時間内のカウント数としてもよい。
以上のように、コンテンツの転送回数に制限を設けるようにしたので、万一、不正コピーが行われた場合でも無尽蔵の不正コピーを防ぐことができる。
実施の形態3.
上述した実施の形態1、2では、放送や通信などの受信機能を備えていたが、実施の形態3では、この機能を持たずに転送されたコンテンツのみを再生するような例を示す。図8は、この発明の実施の形態3に係るコンテンツ蓄積再生装置の構成を示すブロック図である。図8において、コンテンツ蓄積再生装置10は、所定の認証情報を保持し、他のコンテンツ蓄積再生装置1からの認証情報との照合を行う認証部6と、他のコンテンツ蓄積再生装置1と通信してエンクリプションされたコンテンツを受信する通信部5と、エンクリプションされたコンテンツを蓄積する蓄積部4と、エンクリプションされたコンテンツをデクリプションするデクリプション部12と、デクリプションされたコンテンツを再生する再生部3とを備え、認証部6は、通信部5を用いた他のコンテンツ蓄積再生装置1との接続時に、他のコンテンツ蓄積再生装置1からの認証情報と予め保持している認証情報とを照合し、照合結果一致した際に、通信部5を用いたコンテンツの受信を可能にする。つまり、コンテンツ蓄積再生装置1と接続し、コンテンツを受信後、蓄積再生する。図中の各部は、図1に示す実施の形態1の構成と同様なのでその説明は省略するが、コンテンツの流れは、通信部5、蓄積部4、デクリプション部12、再生部3の方向へしかいかない。
次に動作について説明する。基本的な各部の動作は実施の形態1と同様なので、全体の流れについて説明する。まず、コンテンツ蓄積再生装置10は、他のコンテンツ蓄積再生装置1と接続し、認証部6の保持する認証情報が一致した場合はコンテンツを転送してもらう。通信部5は、コンテンツ蓄積再生装置1と通信可能な状態にして、デクリプション部12の持つエンクリプション鍵をコンテンツ蓄積再生装置1に渡す。コンテンツ蓄積再生装置1では、渡されたエンクリプション鍵を用いてコンテンツをエンクリプションしてコンテンツ蓄積再生装置10に転送する。コンテンツ蓄積再生装置10内の通信部5で転送されたエンクリプションコンテンツを受け取り、それを蓄積部4へ転送する。蓄積部4でそのエンクリプションコンテンツを蓄積する。
その後、ユーザがコンテンツを視聴する場合に、蓄積部4よりエンクリプションコンテンツを読み出しデクリプション部のデクリプション鍵でコンテンツをデクリプションし、そのコンテンツを再生部3へ渡す。再生部3でそのコンテンツの再生を行うことで、ユーザはコンテンツを視聴することができる。
ここで、通信部5の機能としてコンテンツの転送(送信)機能を持たないようにしたため、コンテンツ蓄積再生装置10がコピー元となるコンテンツのコピーを行えないようにしている。また、通信が可能な状況も制限しているため、この装置へ転送できるコンテンツも限定される。例えば、コンテンツ蓄積再生装置10を携帯用の再生装置として使用した場合には、接続可能な装置を個人が所有するコンテンツ蓄積再生装置に限定することで、個人で所有するコンテンツを視聴するだけで、そのコンテンツを他人へは渡すことができないため、不正なコンテンツの流失を防ぐことができる。
以上のように、限られた状況でかつ受信のみ可能としたため、不特定多数のコンテンツの閲覧を抑制できるとともに、他の装置へのコンテンツの流失も抑制することができる。
可搬の装置の場合、何処にでも装置を持っていけるため、コンテンツの流出する危険性は大きくなる。また、装置も簡素である可能性も高いため、コンテンツ保護の目的から蓄積部4のエンクリプションコンテンツを外部から取り出せないように物理的に隠蔽することとする。この装置は受信専用であるため、もともと他の装置へのコンテンツの送出機能が必要ないので、このような制限をつけても使用上は問題ない。
以上のように、蓄積されたコンテンツを外部へ取り出せないようにしたので、コピーの氾濫を抑制することができる。
また、例えば、コンテンツ配信元が、コンテンツの再生可能期間や再生可能回数などのような、コンテンツの再生に関して制約条件を設けたい場合に、それらの再生制約情報をコンテンツとともに、コンテンツ蓄積再生装置に送り、コンテンツ蓄積再生装置は、その情報を再生制約情報という形で、コンテンツ毎に保持するものとする。この再生制約情報は、コンテンツの転送時にもコンテンツと一緒に転送される。そして、コンテンツ蓄積再生装置は、この再生制約情報の条件を守って再生を行う。以上のように、再生制約情報を設けるようにしたので、コンテンツの再生条件を制約することができる。
実施の形態4.
実施の形態4では、再生装置を持たずに、単なる蓄積機能のみを持つような例を示す。図9は、この発明の実施の形態4に係るコンテンツ蓄積装置の構成を示すブロック図である。図9において、コンテンツ蓄積装置20は、所定の認証情報を保持し、他のコンテンツ蓄積再生装置1からの認証情報との照合を行う認証部6と、他のコンテンツ蓄積再生装置1と通信しエンクリプションコンテンツを送受する通信部5と、コンテンツをエンクリプション/デクリプションするエンクリプション/デクリプション部7と、エンクリプションされたコンテンツを蓄積する蓄積部4とを備え、認証部6は、通信部5を用いた他のコンテンツ蓄積再生装置1との接続時に、他のコンテンツ蓄積再生装置1からの認証情報と予め保持している認証情報とを照合し、照合結果一致した際に、通信部5を用いたコンテンツの送受を可能にする。すなわち、コンテンツ蓄積装置20は、コンテンツ蓄積再生装置1と接続し、コンテンツの送受を行うもので、コンテンツの蓄積機能しか持たない。図中の各部は、実施の形態2と同様である。
次に動作について説明する。基本的な動作は実施の形態2における、他の装置とのコンテンツの送受信機能のみを具備したものである。そのため、各部の動作は実施の形態2と同様なので省略し、簡単に全体の流れを説明する。
コンテンツ蓄積装置20は、コンテンツ蓄積再生装置1と接続し、コンテンツを受信する。この際、認証部6で保持する認証情報が同じ場合にのみ、コンテンツの受信が可能となる。コンテンツ蓄積装置30はコンテンツエンクリプション用の鍵をコンテンツ蓄積再生装置1に渡し、その鍵を用いてエンクリプションされたコンテンツをコンテンツ蓄積再生装置1から受信する。エンクリプションコンテンツは通信部5で受信し、エンクリプション/デクリプション部7をスルーして蓄積部4に蓄積される。
逆に、コンテンツ蓄積装置30からコンテンツ蓄積再生装置1にコンテンツを転送する場合、同様に、認証部6の保持する認証情報が同じ場合にのみコンテンツの転送を行える。通信部5を介してコンテンツ蓄積再生装置1と接続し、コンテンツ蓄積再生装置1固有のエンクリプション鍵を入手する。その後、蓄積部4より読み出されたエンクリプションコンテンツは、エンクリプション/デクリプション部7において、装置固有の鍵を用いてデクリプションされ、さらにコンテンツ蓄積再生装置1から入手したエンクリプション鍵を用いてエンクリプションされる。その後通信部5を介してエンクリプションコンテンツはコンテンツ蓄積再生装置1に渡される。
このように、コンテンツ蓄積装置20は、コンテンツを蓄積する機能のみを有しているため、複数のコンテンツ蓄積再生装置1からアクセスできるようなサーバとしての役目ができる。
以上のように、蓄積機能のみを持たせたので、著作権保護が行えるコンテンツサーバとしての使用方法を安価に実現できる。
実施の形態5.
実施の形態5では、蓄積機能を持たずに、単なる再生機能のみを持つような例を示す。図10は、この発明の実施の形態5に係るコンテンツ再生装置の構成を示すブロック図である。図10において、コンテンツ再生装置30は、所定の認証情報を保持し、他の装置からの認証情報との照合を行う認証部6と、他のコンテンツ蓄積再生装置1と通信してエンクリプションされたコンテンツを受信する通信部5と、エンクリプションされたコンテンツをデクリプションするデクリプション部12と、デクリプションされたコンテンツを再生する再生部3とを備え、認証部6は、通信部5を用いた他のコンテンツ蓄積再生装置1との接続時に、他のコンテンツ蓄積再生装置1からの認証情報と予め保持している認証情報とを照合し、照合結果一致した際に、通信部5を用いたコンテンツの受信を可能にする。すなわち、コンテンツ再生装置30は、蓄積機能を持たずに、コンテンツの再生機能しか持たない。図中の各部は実施の形態3と同様である。
次に動作について説明する。基本的な動作は実施の形態3における、蓄積機能を持たない場合の装置である。そのため、コンテンツを受信した時のそのまま再生を行う。各部の動作は実施の形態3と同様なので省略し、簡単に全体の流れを説明する。
基本的な各部の動作は実施の形態1と同様なので、全体の流れについて説明する。まず、コンテンツ再生装置30は、コンテンツ蓄積再生装置1もしくはコンテンツ蓄積装置20と接続し、認証部6の保持する認証情報が一致した場合はコンテンツを転送してもらう。通信部5はコンテンツ蓄積再生装置1と通信可能な状態にして、デクリプション部12の持つエンクリプション鍵をコンテンツ蓄積再生装置1に渡す。コンテンツ蓄積再生装置1では渡されたエンクリプション鍵を用いてコンテンツをエンクリプションしてコンテンツ蓄積再生装置10に転送する。コンテンツ再生装置30内の通信部5で受信したエンクリプションコンテンツをデクリプション部12へ転送し、デクリプション部12では装置固有の鍵を用いてエンクリプションコンテンツをデクリプションする。そして、コンテンツは再生部3へ渡され再生される。
このように、コンテンツ再生装置30は、コンテンツを受信したらすぐさま再生を行う。なお、受信タイミングと再生タイミングが完全に一致することは難しいので、多少のバッファは各部で備えても良い。
さらに、再生部3は、通常のコンテンツの再生機能ではなく、例えばプリンタや映写機、ディスプレイなどの印刷や表示機能を具備していても良い。
以上のように、再生機能のみを持たせたので、著作権保護が行える再生装置を安価に実現できる。
この発明の実施の形態1に係るコンテンツ蓄積再生装置の構成を示すブロック図である。 ユーザが2台のコンテンツ蓄積再生装置1a及び1b間でコンテンツのコピーを行う際のフローチャートである。 ユーザがあるコンテンツ蓄積再生装置の認証情報を他のコンテンツ蓄積再生装置と同じ認証情報とするためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るコンテンツ蓄積再生装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2における受信、蓄積、再生の動作フローチャートである。 他のコンテンツ蓄積再生装置よりコンテンツを転送するもしくは転送してもらう場合の装置間でのコンテンツの送受の動作のフローチャートである。 エンクリプション/デクリプション部7の内部を詳細に示した図である。 この発明の実施の形態3に係るコンテンツ蓄積再生装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係るコンテンツ蓄積装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5に係るコンテンツ再生装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1a,1b,10 コンテンツ蓄積再生装置、2 受信部、3 再生部、4 蓄積部、5 通信部、6 認証部、7 エンクリプション/デクリプション部、11 エンクリプション部、12 デクリプション部、20 コンテンツ蓄積装置、30 コンテンツ再生装置。

Claims (6)

  1. 外部からコンテンツ含むストリームを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したコンテンツを再生する再生手段と、
    前記受信したコンテンツを蓄積する蓄積手段と、
    所定の認証情報を予め保持し、他の装置の認証情報との比較照合を行う認証手段と、
    他の装置と通信する通信手段と
    を備え、
    前記認証手段は、装置の所有者の特定を行うことができるように、所有者の氏名、生年月日、または生体情報の個人情報を認証情報として保持し、前記通信手段を用いた他の装置との接続時に、他の装置の認証情報と予め保持している認証情報とを照合し、これらの認証情報が同一である場合には、前記通信手段を用いたコンテンツの送受を可能にする
    ことを特徴とするコンテンツ蓄積再生装置。
  2. 請求項1記載のコンテンツ蓄積再生装置において、
    前記認証手段は、装置の所有者(複数)が属するグループを特定できるグループ情報を認証情報として保持する
    ことを特徴とするコンテンツ蓄積再生装置。
  3. 請求項1又は2に記載のコンテンツ蓄積再生装置において、
    前記認証手段は、前記通信手段を用いた他の装置との接続時に、他の装置の認証情報を取得して、前記認証手段で保持している認証情報に上書きする
    ことを特徴とするコンテンツ蓄積再生装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコンテンツ蓄積再生装置において、
    前記認証手段は、認証情報が書き換えられた場合に、前記蓄積手段に蓄積されている全てのコンテンツを使用できないようにする
    ことを特徴とするコンテンツ蓄積再生装置。
  5. 所定の認証情報を保持し、他の装置の認証情報との照合を行う認証手段と、
    他の装置と通信してエンクリプションされたコンテンツを受信する通信手段と、
    前記エンクリプションされたコンテンツを蓄積する蓄積手段と、
    前記エンクリプションされたコンテンツをデクリプションするデクリプション手段と、
    前記デクリプションされたコンテンツを再生する再生手段と
    を備え、
    前記認証手段は、装置の所有者の特定を行うことができるように、所有者の氏名、生年月日、または生体情報の個人情報を認証情報として保持し、前記通信手段を用いた他の装置との接続時に、他の装置の認証情報と予め保持している認証情報とを比較照合し、これらの認証情報が同一である場合には、前記通信手段を用いたコンテンツの受信を可能にする
    ことを特徴とするコンテンツ蓄積再生装置。
  6. 所定の認証情報を保持し、他の装置の認証情報との照合を行う認証手段と、
    他の装置と通信してエンクリプションされたコンテンツを受信する通信手段と、
    前記エンクリプションされたコンテンツをデクリプションするデクリプション手段と、
    前記デクリプションされたコンテンツを再生する再生手段と
    を備え、
    前記認証手段は、装置の所有者の特定を行うことができるように、所有者の氏名、生年月日、または生体情報の個人情報を認証情報として保持し、前記通信手段を用いた他の装置との接続時に、他の装置の認証情報と予め保持している認証情報とを比較照合し、これらの認証情報が同一である場合には、前記通信手段を用いたコンテンツの受信を可能にする
    ことを特徴とするコンテンツ再生装置。
JP2006060899A 2006-03-07 2006-03-07 コンテンツ蓄積再生装置及びコンテンツ再生装置 Expired - Fee Related JP4869743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006060899A JP4869743B2 (ja) 2006-03-07 2006-03-07 コンテンツ蓄積再生装置及びコンテンツ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006060899A JP4869743B2 (ja) 2006-03-07 2006-03-07 コンテンツ蓄積再生装置及びコンテンツ再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007243402A JP2007243402A (ja) 2007-09-20
JP4869743B2 true JP4869743B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=38588515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006060899A Expired - Fee Related JP4869743B2 (ja) 2006-03-07 2006-03-07 コンテンツ蓄積再生装置及びコンテンツ再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4869743B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5284512B2 (ja) * 2012-04-11 2013-09-11 株式会社東芝 情報処理装置、プログラムおよび複製制限方法
JPWO2014076810A1 (ja) * 2012-11-16 2016-09-08 株式会社東芝 受像装置、携帯端末、サーバ、受像方法および格納方法
JP6565138B2 (ja) * 2014-06-23 2019-08-28 株式会社リコー 通信システム
WO2016076022A1 (ja) * 2014-11-10 2016-05-19 シャープ株式会社 光ディスクプレーヤ

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09130777A (ja) * 1995-11-06 1997-05-16 Toshiba Corp テレビ応答サーバシステム
JPH10327395A (ja) * 1997-03-26 1998-12-08 Toppan Printing Co Ltd ビデオ会議装置及びシステム並びに記録媒体
JP3866892B2 (ja) * 2000-02-15 2007-01-10 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ 情報処理装置とその保守サービスシステム
WO2003043339A1 (fr) * 2001-11-12 2003-05-22 Sony Corporation Systeme de remise d'informations, procede, appareil de traitement d'informations et procede
JP3485911B2 (ja) * 2001-12-17 2004-01-13 シャープ株式会社 データ使用制限設定方法、データ使用制限設定装置、データ使用制限設定プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP4272442B2 (ja) * 2002-02-14 2009-06-03 パナソニック株式会社 配信システム
JP3793171B2 (ja) * 2003-04-25 2006-07-05 株式会社東芝 受信装置、受信システム、受信方法
JP2005065008A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ホームサーバー
JP2005116897A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回路基板、回路基板の設計支援装置及び方法、設計支援プログラム、及び設計支援プログラム記録媒体
JP2005142945A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Canon Inc 認証システム、認証装置、証明装置、および認証方法
JP4487607B2 (ja) * 2004-03-23 2010-06-23 ソニー株式会社 情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
DE112004002943B4 (de) * 2004-08-26 2010-06-24 Fujitsu Ltd., Kawasaki Inhalte-Management-Programm, -Verfahren und -Vorrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007243402A (ja) 2007-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7549063B2 (en) Methods and systems of protecting digital content
US8099369B2 (en) Method and system for securing content in media systems
US7065216B1 (en) Methods and systems of protecting digital content
US7493662B2 (en) Data nullification device for nullifying digital content recorded on a recording medium, after the digital content has been reproduced, a predetermined time period has passed since the recording of the digital content, or the digital content has been moved to another recording medium
US10296879B2 (en) Use of media storage structure with multiple pieces of content in a content-distribution system
US7298844B2 (en) Recording/reproducing apparatus, data moving method, and data deletion method
KR20050086552A (ko) 복제가 제어되는 저장 디바이스를 위한 기록 시스템 및방법
WO2004109972A1 (ja) ライセンス受信用ユーザ端末
US20070220616A1 (en) Portable storage and method for managing data thereof
US20070014403A1 (en) Controlling distribution of protected content
JP2000347946A (ja) マルチメディアコンテンツの不正な使用を防止する方法及び装置
US8200964B2 (en) Method and apparatus for accessing an encrypted file system using non-local keys
KR20040032786A (ko) 허가되지 않은 복제에 대한 녹음된 멀티미디어 내용물의보호방법
TWI461956B (zh) 用於數位權利管理的裝置和方法
CN101009808A (zh) 内容传输系统、装置和方法
JP2008034891A (ja) 暗号化コンテンツ再生装置、暗号化コンテンツ再生方法およびそのプログラムを記録した記録媒体
JP4869743B2 (ja) コンテンツ蓄積再生装置及びコンテンツ再生装置
US20110138486A1 (en) Methods and Apparatus for Secure Distribution of Protected Content
JP3556891B2 (ja) デジタルデータ不正使用防止システム及び再生装置
JP2007188445A (ja) 情報漏えい防止システム及び情報漏えい防止方法
CN101212633A (zh) 数字影音数据加密解密方法
JP3881513B2 (ja) データ記録装置及びデータ記録方法
KR100695665B1 (ko) 엔티티 잠금 보안 레지스트리를 사용하여 자료에 액세스하는 장치 및 방법
US20090222929A1 (en) Method, program, and server for backup and restore
CN110348177B (zh) 媒体文件的版权保护方法及其系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4869743

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees