JP4867952B2 - 媒体収納繰出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紙幣入出金機、小切手/証書回収発行機および紙幣/小切手/証書受け渡し装置等において、ドラムとリール間でテープを巻き取り、巻き戻すことによって、紙幣、小切手、証書等の媒体の収納繰出しを行う、媒体収納繰出装置に関する。
従来の媒体収納繰出装置は、紙幣を収納するときに紙幣入出口から入ってきた紙幣を2枚のテープの間で挟み、その2枚のテープを巻きつけたドラムをテープを巻き取る方向に回転させることで、テープと一緒に紙幣をドラムに巻き取ることによって紙幣を収納している(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−67382号公報(段落「0022」、第1図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、テープは所定の周だけドラムに巻きついているために、ドラムのテープを巻いている箇所の厚みによりドラムの表面に対して段差が生じる。そのような状態で紙幣を収納した場合、テープの厚みによる段差で紙幣がV字形状に折り曲げられた状態に変形したままドラムに巻きつけられるので、途中で紙幣が折れ曲がってしまうことがあり、その折れ方によってはテープの引張力が折れ曲がった紙幣のこしに負けてしまいドラムに紙幣をうまく巻けなくなってしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するための手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、テープの供給および巻き取りを行うリールと、該リールから供給されるテープを巻き取るドラムとを有し、前記ドラムが巻き取るテープの間に媒体を挟むことでその媒体の収納を行い、リールの巻き取りとドラムの巻き戻しによって媒体の繰出しを行う媒体収納繰出装置において、前記ドラムの軸方向の略中央に円周方向全周にわたるドラム溝部を設け、該ドラム溝部内にテープを巻きつけたことを特徴とする。
これにより、本発明は、テープの厚みとドラムの表面とで生じる段差を無くすことができ、ドラムにテープと一緒に媒体としての紙幣を巻きつけたときに、その紙幣がテープの厚みによって変形してしまうのを防止することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による媒体収納繰出装置の実施例について説明する。
図1は実施例1の媒体収納繰出装置の要部を示す側面図、図2は実施例1の媒体収納繰出装置の要部を示す正面図である。
図1、図2において、1は媒体収納繰出装置であり、ドラム2と、ドラム2の上方に配したリール3、ドラム2の下方に配したリール4、ドラム2とリール3、4の間に配したアイドラ6a、6b等を備えている。
5a、5bはテープであり、テープ5aは一端がドラム2に巻きつきアイドラ6aを経由して他端がリール3に巻きつくようになっており、テープ5bは一端がドラム2に巻きついてアイドラ6bを経由して他端がリール4に巻きついている。
なお、テープ5a、5bは光を透過するように例えば透明となっているが、テープ5aはドラム2に巻きつく一端の端部から所定の長さ(テープをドラムに100周巻きつけ可能な長さ)分に光を遮光する色彩が施された遮光部を有し、テープ5bはリール4に巻きつく他端の端部から所定の長さ分に遮光部を有している。
ここで、図3は実施例1のテープを巻きつけていないドラムを示す正面図である。
図3において、ドラム2は、その軸方向の略中央で円周方向全周にわたるドラム外周面2aに対して小さい径で、テープ5a、5bが巻きつけられるドラム溝部30が形成されており、そのためドラム2は中央が凹状となっている。
図1、図2において、8はドラム軸であり、ドラム2の回転軸として機能し、媒体収納繰出装置1のフレーム9にベアリング10を介して取り付けられてフレーム9に対して回転可能となっており、図示しない駆動モータの駆動が伝達されることでドラム2を回転させる。
12は紙幣入出口であり、媒体収納繰出装置1の外にある図示しない搬送ユニットから搬送されてきた紙幣を受け入れると共に、搬送ユニットへと紙幣を排出するための入出口である。
13a、13bはリール軸であり、フレーム9に取り付けられており、リール軸13aにはトルクリミッタ15を介してリール3が取り付けられ、リール軸13bにはトルクリミッタ15を介してリール4が取り付けられている。
なお、ドラム軸8にはドラムギア16が備えられ、リール軸13a、13bにはドラムギア16と噛み合うリールギア17、18がワンウェイクラッチ19を介して取り付けられている。
また、ドラム2が図1の矢印Aで示すテープ5a、5bを巻き取る方向(テープ巻き取り方向という。)に回転するようにドラム軸8を回転させた場合、ドラムギア16からリールギア17、18に回転が伝達するが、ワンウェイクラッチ19が空転してリール軸13a、13bは回転しない仕組みとなっている。
さらにドラム2が図1の矢印Bで示すテープ5a、5bを巻き戻す方向(テープ巻き戻し方向という。)に回転するようにドラム軸8を回転させた場合は、ドラムギア16からリールギア17、18を介してリール軸13a、13bが回転してリール3、4がテープ5a、5bを巻き取る方向に回転する仕組みとなっている。
ここで、図4はドラムに紙幣を巻きつける様子を示す説明図であり、図4に示すように紙幣入出口12から搬送されてきた紙幣を収納する際は、ドラム2をテープ巻き取り方向に回転させることで、2枚のテープ5a、5bで挟んだ紙幣をドラム2に巻きつけるようにして収納する仕組みとなっている。
図1、図2において、20は操作ノブであり、ドラム軸8に固定されていて、係員等が手動で回すことでドラム軸8を介してドラム2を回転させる。
21a、21bはテープエンド検知センサであり、光学式のセンサであって、その発光部と受光部との間にテープ5a、5bが介在し、かつリール3、4のそれぞれの近傍でドラム2に巻きつくテープ5a、5bに触れない位置に配されている。
テープエンド検知センサ21aは、発光部からの光がテープ5aの遮光部によって遮られて光を受光できないことで、リール3に巻きついているテープ5aが無くなりそうであること、即ち終端が近いことを検知するためのものである。
テープエンド検知センサ21bは、発光部からの光がテープ5bの遮光部によって遮られて受光できないことで、ドラム2に巻きついているテープ5bが無くなりそうであることを検知するためのものである。
このテープエンド検知センサ21a、21bの検知により、テープ5a、5bのドラム2への巻き付き量およびリール3、4への巻き付き量が把握され制御される。
22は可動ガイドであり、ドラム2の下方に配され、一端に回転軸22aが設けられて図示しない弾性材によって上方、つまりドラム2側への付勢力が作用している。また可動ガイド22には2つの従動ローラ23が取り付けられており、従動ローラ23がテープ5a、5bに接触しないようにテープ5a、5bよりも外側でドラム外周面2aに接し、ドラム2の回転に従動して回転するようになっている。
可動ガイド22は、媒体入出口12から入ってきた媒体がドラム2に巻かれるとき、媒体の厚みの分、回転軸22aを中心に回動して押し下げられるようになり、ドラム2へと進入する媒体の下部をガイドするように機能する。
従動ローラ23は、紙幣がドラム2に巻きつけられた際に、その紙幣の両端で当接する位置でドラム2に接するように配されているものとする。
上述した構成の作用について説明する。
ここで、図5はテープを巻いたドラムを示す説明図である。
紙幣の収納を開始する初期状態として、まずテープエンド検知センサ21aがテープ5aの遮光部を検知するまでリール3、4によるテープ5a、5bの巻き取りを行い、テープ検知センサ21aがテープ5aの遮光部を検知したときに、巻き取りを止める。
そして、ドラム2によるテープ5a、5bの巻き取りを開始してテープ検知センサ21aがテープ5aの遮光部を検知しなくなったときに巻き取りを終了し、そのときを紙幣の収納開始の初期状態とし、そのときドラム溝部30にはテープ5a、5bが所定の周(例えば、約100周)分巻かれた状態となっているものとする。
紙幣が紙幣入出口12から媒体収納繰出装置1の中に搬送され、媒体収納繰出装置1が収納動作を行うとき、図示しない駆動モータを駆動させてドラム2をテープ巻き取り方向に回転させる。
このとき、リール軸13a、13bは回転しない仕組みとなっているが、テープ5a、5bがドラム2に巻かれるのにつられてリール3、4から巻き戻されるように引張られて回転するため、テープ5a、5bには絶えずテンションが掛かった状態となる。
紙幣入出口12から入ってきた紙幣は、テープ5a、5bに挟まれながらドラム2に巻き取られることとなり、紙幣が収納される。
ここで、図5に示すようにドラム2のドラム溝部30がドラム外周面2aに対して凹状になっているため、ドラム溝部30に所定の周分でテープ5a、5bが巻きついていても、巻かれたテープ5a、5bの厚みによるドラム外周面2aとの段差を抑えられる。
以上説明したように、本実施例では、テープ巻き取り径部を設けたドラムを形成したことによって、ドラムの表面とドラムに巻きつけられたテープとの段差が小さくなり、紙幣収納を開始したときに2枚のテープで挟んだ紙幣がドラムの表面とテープとの段差によってV字形状に変形する程度を抑えることができるので、紙幣が折れ曲がりテープの引張力が媒体のこしに負けて媒体がドラムにうまく巻けなくなることを防止できる。
図6は実施例2のドラムを示す説明図であり、(a)はドラム2の寸法を示し、(b)はドラムにテープを巻きつけている様子を示している。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例では、ドラム2の外径とドラム溝部30の寸法を、テープ5a、5bの厚みに基づいて定めるようにしている。
図6(a)において、d1はドラム2の外径を示し、d2はドラム溝部30の直径を表わしている。
また、テープ5aの厚みをt1、テープ5bの厚みをt2、上記実施例1に示す初期状態でのドラム2に巻かれているテープ5aの長さをa1、初期状態でのドラム2に巻かれているテープ5bの長さをa2として、図6(b)の矢印Cに示すドラム2の軸方向から見たテープ5a、5bのそれぞれの断面積S1、S2は以下に示す式で表わすことができる。
S1=a1×t1
S2=a2×t2
となり、さらにドラム2の外径とドラム溝部30とで生じる段差の断面積S3は、
S3=π×(d1/2)×(d1/2)−π×(d2/2)×(d2/2)
として表わすことができる。
上記の断面積S3=断面積S1+断面積S2と成るようにドラム溝部30の直径d2の寸法を定めるようにする。
このように、ドラム外周面2aとドラム溝部30との段差による断面積とテープ5a、5bの断面積から定めることで、ドラム溝部30の直径をドラム2に巻きつけられているテープ5a、5bのその巻きつけた厚みに応じた径とすることができ、紙幣の収納開始時にドラム溝部30に巻きつけたテープ5a、5bの外径とドラム外周面2aとが略同一の高さで位置するように合わせることができる。
以上説明したように本実施例は、上記実施例1の効果に加えて、ドラム溝部の直径の寸法をドラムの外径とドラム溝部との段差の面積、ドラムに巻かれるテープの厚みによる面積をもとに定めることで、紙幣の収納を開始する初期状態に、ドラムに巻かれているテープのテープ高さとドラム溝部による段差の高さとを同じ高さとすることができるため、紙幣の収納を開始したときに最初の紙幣がドラムに巻きつけられた際に、その紙幣がV字形状に変形することを防止できる。
図7は実施例3のドラムを示す正面図である。
なお、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付してその説明を省略する。
図7において、40は溝端部であり、ドラム外周面2aから落ち込むドラム溝部30の角部であって、本実施例ではテーパ形状に形成されているものとする。
上述した構成の作用について説明する。
この時紙幣をテープで押さえる点とドラム2との接触点との距離に対してテーパ形状の溝端部40を設けているため、ドラム2に巻きつけられた紙幣がドラム2に接触する接触点は図7に示すA点、B点となり、その接触点からテープ5a、5bに挟まれた紙幣までの間隔を広くすることができる。
また、紙幣の収納、繰出しのためにドラム2を回転させてテープ5a、5bの巻き取りと巻き戻しを繰返し行った結果、図7に示すようにテープ5a、5bのドラム溝部30への巻きつき量が少なくなった状態でドラム2に紙幣を巻きつけた場合、紙幣はドラム溝部30側に入り込むような状態の略V字形状となるが、テーパ形状の溝端部40を設けることで、紙幣の変形を緩やかにすることができる。
以上説明したように、本実施例は、上記実施例1の効果に加えて、テーパ形状の溝端部を設けることで、ドラムに巻きつけられる紙幣と、そのドラムとの接触点の間隔が広がるため、テープの巻きつきが少なくなっているドラムに紙幣を巻きつけるとき、紙幣がドラム溝部側に入り込んだV字形状に折れ曲がってしまっても、接触点からテープに挟まれた紙幣までの間隔が広くなることから紙幣の折れ曲がりを抑えて紙幣の変形を緩和することができ、テープの巻きつきが少なくなっているドラムに対しても確実に紙幣を巻きつけることができる。
図8は実施例4のドラムを示す正面図である。
なお、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付してその説明を省略する。
図8において、45は本実施例の溝端部であり、ドラム外周面2aから落ち込むドラム溝部30の角部であって、上記実施例3においてはテーパ形状としていたものに対し、円弧形状にするように丸みを持たせるようにして面取りがなされ、曲面をなすR形状に形成されている。
このようにしたことによって、上記実施例3と同様の効果を得ることができ、さらに紙幣がドラム溝部30側に入り込んでV字形状に折れ曲がる際に、溝端部45がR形状となっていることから紙幣は溝端部45の丸みに沿って変形するため、紙幣に折れ目がつくことを防止できるので、紙幣が痛みにくくなるという効果が得られる。
図9は実施例5のドラムを示す正面図である。
なお、上記各実施例と同様の部分は同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例のドラム溝部50は、上記各実施例におけるドラム溝部30と比較してドラム2の軸方向に対する幅を広げるようにして構成されている点が相違する。
図9に示すように、ドラム溝部50は、従動ローラ23がドラム外周面2aと接している箇所の手前側まで幅が広げられて形成される。
そして、テープ5a、5bの巻きつきが少なくなったドラム2に紙幣を巻きつけることで、紙幣がドラム溝部50側に入り込むようにしてV字形状に折れ曲がったとき、紙幣のドラム2との接触点は図9に示す箇所G点、H点で、紙幣のテープ5a、5bにより挟まれている箇所がE点、F点となる。
ここで、図9に示す紙幣の右側のドラム2との接触点C点とテープ5a、5bにより挟まれている箇所F点までの間隔L、および紙幣の左側のドラム2との接触点D点とテープ5a、5bにより挟まれている箇所E点までの間隔Lが共に広くなり、紙幣の折れ曲がる度合いを緩和させる。
以上説明したように、本実施例は、上記実施例1の効果に加えて、ドラム溝部の幅を従動ローラと接しているドラム外周面の手前まで広げることで、紙幣がドラム溝部へ入り込むようにしてV字形状に折れ曲がっても、その紙幣の折れ曲がる程度を抑えることができ、テープの巻きつき量が少なくなっているドラムに対しても確実に紙幣を巻きつけることができる。
上記各実施例においては、テープ2本とリールを2個有する構成を例に説明したが、テープが1本でリールが1個とする構成の媒体収納繰出装置に適用した場合も同様の効果を得ることができることは言うまでもない。
実施例1の媒体収納繰出装置の要部を示す側面図 実施例1の媒体収納繰出装置の要部を示す正面図 実施例1のテープを巻きつけていないドラムを示す正面図 ドラムに紙幣を巻きつける様子を示す説明図 テープを巻いたドラムを示す説明図 実施例2のドラムを示す説明図 実施例3のドラムを示す正面図 実施例4のドラムを示す正面図 実施例5のドラムを示す正面図
符号の説明
1 媒体収納繰出装置
2 ドラム
2a ドラム外周面
3、4 リール
5a、5b テープ
6a、6b アイドラ
8 ドラム軸
9 フレーム
10 ベアリング
12 紙幣入出口
13a、13b リール軸
15 トルクリミッタ
16 ドラムギア
17、18 リールギア
19 ワンウェイクラッチ
20 操作ノブ
21a、21b テープエンド検知センサ
22 可動ガイド
22a 回転軸
23 従動ローラ
30、50 ドラム溝部
40、45 溝端部

Claims (6)

  1. テープの供給および巻き取りを行うリールと、該リールから供給されるテープを巻き取るドラムとを有し、前記ドラムが巻き取るテープの間に媒体を挟むことでその媒体の収納を行い、リールの巻き取りとドラムの巻き戻しによって媒体の繰出しを行う媒体収納繰出装置において、
    前記ドラムの軸方向の略中央に円周方向全周にわたるドラム溝部を設け、該ドラム溝部内にテープを巻きつけたことを特徴とする媒体収納繰出装置。
  2. 請求項1に記載の媒体収納繰出装置において、
    媒体の収納開始時に予め前記ドラム溝部に複数周で巻きつけたテープの外径と、前記ドラムの外径とが略同一面に位置することを特徴とする媒体収納繰出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の媒体収納繰出装置において、
    前記ドラム溝部は、テープの巻き取りと巻き戻しの繰返しによってテープの巻きつき量が少なくなった状態における、前記ドラムの外径と巻きついているテープの外径との段差によって媒体が折れ曲がるのを緩和する形状となっていることを特徴とする媒体収納繰出装置。
  4. 請求項3に記載の媒体収納繰出装置において、
    前記ドラムの外周面から落ち込む前記ドラム溝部の角部を、テーパ形状としたことを特徴とする媒体収納繰出装置。
  5. 請求項3に記載の媒体収納繰出装置において、
    前記ドラムの外周面から落ち込む前記ドラム溝部の角部の形状を曲面としたことを特徴とする媒体収納繰出装置。
  6. 請求項3に記載の媒体収納繰出装置において、
    前記ドラムの回転に従動し前記ドラムに巻きつけられる媒体の両端に当接する2つのローラを備えて、
    前記ドラム溝部は、その幅を前記従動ローラと接しているドラムの表面の手前まで広げた形状であることを特徴とする媒体収納繰出装置。
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