JP4866829B2 - ドアクローザ - Google Patents

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Description

本発明は、左右両開き可能なドアに適用可能なドアクローザに関する。
両開きドアに適用されるドアクローザには、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。
特許文献1に開示されたドアクローザは、図6に示すように、ドア枠110に垂直に固定された軸114と、該軸の周りに回転自在にされドア111に固定されたドア側固定部材112とを有し、ドアを左右いずれの方向に開いてもドア戻し力を蓄勢するバネ装置と、開かれたドアがバネ装置によって閉じられるときに制動をかけるダンパー装置とを有している。バネ装置及びダンパー装置は、上記軸114とドア側固定部材112との間に取り付けられた外輪116と内輪117とによって駆動されるようになっている。すなわち、ドアが閉位置から左右一方側で開閉するときには内輪117は静止して外輪116がドアとともに回動され、ドアが他方側で開閉するときには外輪が静止して内輪がドアとともに回動され、それにより、ドアが左右のいずれの方向に開いても内輪は外輪に対して相対的に一定方向に回動され、閉じるときには相対的に反対方向に回動されるようになっている。バネ装置は、上記軸の長手軸線方向に延びるように設定されたコイルバネ118を備え、その一端が内輪117とともに動き、他端が外輪116とともに動くようになっており、それにより、ドアが左右いずれの方向に開かれても巻き込まれて蓄勢されるようになっている。ダンパー装置は、上記外輪116に固定されて軸線方向に延びる筒体119と、該筒体の内壁面とねじ係合されて、上記内輪117から延びるダンパーシャフト120に対して軸線方向で摺動可能で非回転状態とされたピストンネジ121を有する。すなわち、該ピストンネジはドアが開くときには、軸線方向一定方向に動き、閉じるときには反対方向に動くようにされ、反対側に動くときには、大きな流体抵抗を受けるようにすることにより当該ピストンネジに動きに制動を加え、それにより、当該ドアに対する制動を与えるようになっている。
特許第3766666号
特許文献1のドアクローザにおいては、上述のように、バネ装置もダンパー装置も、一組の内輪及び外輪との関係で作動するようにされており、構造的に複雑となっている。
本発明は、バネ装置及びダンパー装置を備えるより簡単な構造の両開きドアクローザを提供することを目的としている。
すなわち、本発明は、
ドア枠(以下に述べる実施形態において参照番号3で示す)に固定された静止シャフト(10)と、
該静止シャフトの周りに、該静止シャフトと同芯状に取り付けられ、ドアに固定されてドアと共に該静止シャフトの長手軸線の周りで回転可能にされた筒状のハウジング(20)と、
該ハウジング内に取り付けられたバネ装置(A)と、
を有する両開きドアクローザであって、
バネ装置(A)が、
静止シャフト(10)の周りに同芯状に配置されたコイルバネ(30)と、
ハウジング(20)内に設けられ、コイルバネ(30)の一端(31)に連結され、ハウジング(20)が周方向の基準位置から一方に回転されるときに、静止シャフト(10)によって係止され、基準位置から他方に回転されるときに、静止シャフト(10)に対して相対的に回転する第1フック(50a)と、
ハウジング(20)内に設けられ、コイルバネ(30)の他端(32)に連結され、該ハウジング(20)が周方向の基準位置から上記他方に回転されるときに、静止シャフト(10)によって係止され、基準位置から上記一方に回転されるときに、静止シャフト(10)に対して相対的に回転する第2フック(50b)と、を有する両開きドアクローザを提供するものである。
このドアクローザにおいては、コイルバネに対する蓄勢を行うのに、前述した従来のドアクローザのように、ドアが戻されるときに制動をかけるダンパ装置と同じ操作部材(内輪及び外輪)を用いるものではなく、蓄勢用の第1及び第2のフックによって行うようにしたので、ドアクローザ全体の構造を、従来のものに比べて簡単なものにすることが可能となる。
具体的には、
該静止シャフト(10)が、該第1及び第2フック(50a、50b)に対応する位置で、直径方向に延びて該静止シャフトから突出する端部を有する第1及び第2静止ピン(60a、60b)を有し、
該ハウジング(20)が、該第1及び第2フック(50a、50b)に対応する位置で、その内方に向けて突設された第1及び第2駆動ピン(70a、70b)を有し、
該第1フック(50a)は、該ハウジング(20)が該一方に回転されるときに該第1静止ピン(60a)によって係止され、且つ該ハウジングが該他方に回転されるときに該第1駆動ピン(70a)によって係合されて、該ハウジングと共に回転される第1係止部(52a)を有し、
該第2フック(50b)は、該ハウジング(20)が該他方に回転されるときに該第2静止ピン(60b)により係止され、且つ該ハウジングが該一方に回転されるときに該第2駆動ピン(70b)によって係合されて、該ハウジング(20)と共に回転される第2係止部(52b)を有するようにすることができる。
以下、本発明に係るドアクローザの実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本発明に係るドアクローザ1は、ドア2の枠3としての床に埋め込まれた受座4に、固定部材7を介して垂直にして固定された静止シャフト10と、静止シャフト10の周りに、静止シャフト10と同芯状に取り付けられ、ドアに固定されてドアと共に静止シャフト10の長手軸線の周りで回転可能にされた円筒状のハウジング20とを有する。該ハウジング20は、第1ハウジング部20aと第2ハウジング部20bとを有し、第1ハウジング部20a内には、ドアが開かれたときに該ドアを閉じるための付勢力を蓄勢するバネ装置Aが、第2ハウジング部20b内には、ドア2が閉じるときに制動を行うダンパー装置Bとが設けられている。
バネ装置Aは、静止シャフト10の周りに同芯状に配置されたコイルバネ30と、該コイルバネ30の下端31にバネ座40を介して連結された第1フック50aであって、ハウジング20が周方向の基準位置から一方に回転されるときに(すなわち、ハウジングが固定されるドアが閉位置から左右いずれかに開かれるときに)、静止シャフト10によって係止されてコイルバネ30の下端が回転しないようにし、基準位置から他方に回転されるときに、静止シャフト10に対して相対的に回転してコイルバネの下端を回転する第1フック50aと、コイルバネ30の上端32に連結され、該ハウジング20が周方向の基準位置から上記他方に回転されるときに、静止シャフト10によって係止され、基準位置から上記一方に回転されるときに、静止シャフト10に対して相対的に回転してコイルバネの上端32を回転する第2フック50bとを有する。すなわち、ドアが左に開かれても右に開かれても、第1フックは第2フックに対して相対的に(換言すれば、第2フックは第1フックに対して相対的に)同じ方向に回転され、それにより、該コイルバネを巻き締めるようになっている。
具体的には、第1フック50aは、図3aに示されるように円筒状部51aと、該円筒状部の直径方向で対向する位置から軸線方向に延びて先端で環状部材によって連結されている一対の係合部52a(図3aには一方のみを示す)とを有し、円筒状部51aは孔53を有しており、該孔にバネ座40から延びるピン22が嵌合されて静止シャフト10の周りで回動可能に取り付けられている。第2フック50bは、静止シャフト10の周りで回動可能に取り付けられており、第1フック50aと同様の円筒状部51b、一対の係合部52bを有し、該係合部52bの先端(下端)には更に円筒状部54が形成されており、コイルバネ30の上端部分を受け入れて係止する係止溝55が設けられている。第1及び第2フック50a,50bに対応して、該静止シャフト10には、直径方向に延びる第1及び第2静止ピン60a,60bが設けられ、ハウジング20内壁には、その直径方向で対向する位置に、固定用筒21,23を介して、それぞれ一対の第1及び第2駆動ピン70a,70bが固定されており、第1静止ピン60aの両端部分及び一対の第1駆動ピン70aは第1フック50aの一対の係止部52a間の空間に挿入され、第2静止ピン60bの両端部分及び一対の第2駆動ピン70bは第2フック50aの一対の係止部52b間の空間に挿入されるようになされている。第1静止ピン60aの両端部分及び一対の第1駆動ピン70aと第2静止ピン60bの両端部分及び一対の第2駆動ピン70bは、ハウジング20が基準位置(ドアの閉位置)にあるときに、第1及び第2フックの係合部52a、52bに対して、図2の4A−4A矢視図、4B−4Bの矢視図である図4a及び図4bに示すような位置関係とされる。ハウジング20がこの基準位置から、例えば図4a、図4bにおいて時計方向に回転されたとすると、第1フック50aは、その係合部52aが静止ピン60aによって係止され、一方、第2フック50bは、ハウジング20とともに回転される第2駆動ピン70bによって時計方向に回転される。コイルバネ30は、図2のB−B矢視方向から見て、時計方向周りに巻かれており、該第2フック50bの上記回転によって、巻き締められ、ドアを閉めるための付勢力が蓄勢される。反対に、ハウジング20が上記基準位置から反時計方向に回転されると、第1フック50aは、ハウジングとともに回転される第1駆動ピン70aによって反時計方向に回転され、第2フック50bは静止ピン60bによって係止されるので、コイルバネ30は同様に巻き締められる。
ダンパー装置Bは、第2ハウジング部20bの上下端部に固定された高圧側カム部材91と低圧側カム部材96と、両カム部材91,96の間にシャフト10の軸線方向で変位可能とされたピストン80とを有する。低圧側カム部材96は、第1ハウジング部20aの上端と第2ハウジング部20bの下端とを同心状に連結固定しており、静止シャフト10を通す貫通孔96aが形成されている。ピストン80には、該ピストンと高圧側カム部材91との間に形成される高圧油室81と該ピストンと低圧側カム部材96との間に形成される低圧油室82との間を連通するための内側連通路83が形成されており、該内側連通路83には逆止弁84が取り付けられている。内側連通路83の逆止弁84より下側には、静止シャフト10の上端部分10aが挿入されてセレーション接続されており、ピストン80が静止シャフト10に対して軸線方向変位可能、且つ、回転不能とされている。
高圧側カム部材91は、軸線方向で見て円環状とされた、ピストン80に面する高圧側カム面92を有し、該高圧側カム面92は、周方向の所定位置に設けられた底部分92aと、底部分92aから周方向両側に向かうに従い低圧側カム部材に次第に近づくように傾斜して、直径方向で底部分92aの反対側の位置にある先端部分92dに到る第1及び第2高圧側傾斜部分92b、92cとを有する。
低圧側カム部材96は、長手軸線方向で見て円環状とされた、ピストン80に面する低圧側カム面97を有し、該低圧側カム面97は、高圧側カム面92の底部分92aに軸線方向で整合された底部分97aと、該底部分97aから周方向両側に向かうに従って高圧側カム部材に近づくように傾斜して、直径方向で底部分97aの反対側に位置にある先端部分97dに到る第1及び第2低圧側傾斜部分97b、97cとを有する。
これら高圧側カム部材91及び低圧側カム部材96のピストン80に対する作用を、図5を用いて以下で説明するが、図5の(a)はドアが閉位置にあるとき、(e)はドアが完全に開かれたとき、(b)〜(d)は、それらの中間ときの状態を示す。但し、(a)〜(e)のそれぞれにおいては、高圧側カム部材のカム面92と低圧側カム部材のカム面97の位置は、ドアの開閉に伴うそれら相互の関係を明瞭にするために、図2に示したものに比べて、相互に180°ずらして示してある。
図5の(a)に示すように、ピストン80は、ハウジング20が所定の基準位置(ドアの閉位置)にあるときに、高圧側カム部材91の底部分92a及びその両側の第1及び第2高圧側傾斜部92b、92cによって形成された凹部内に位置し、底部分92a及び第1及び第2高圧側傾斜部92b、92cにそれぞれ対応する頂部80a及び第1及び第2高圧側対応傾斜部80b、80cからなる高圧側山形部80eと、低圧側カム部材96の先端部分97d及びその両側の第1及び第2低圧側傾斜部97b,97cとそれぞれ対応する頂部80f及び第1及び第2低圧側対応傾斜部80g、80hとからなる低圧側山形部80iとを有する。
ハウジング20が、図5の(a)に示す基準位置から、例えば同図で右方D1へ回動されたとすると、高圧側及び低圧側カム部材も同じ方向D1に回動される。それにより、高圧側カム部材の第1高圧側傾斜部92bは、それに対応するピストンの第1高圧側対応傾斜部80bを押圧する。ピストン80は静止シャフト10に対してセレーション結合されており、回転不能とされているので、第1高圧側傾斜部92bから加えられるD1方向の押圧によって回転はせずに軸線方向で低圧カム部材側に押し下げられる。このとき、ピストンの低圧側山形部80iの第2低圧側対応傾斜部80hが低圧側カム部材の第1低圧側傾斜部97b上を摺動する。これとは逆に、この開かれたドアが閉じられ始めてハウジング20がD2方向に回転されると、低圧側カム部材の第1低圧側傾斜部97hがピストンの第2低圧側対応傾斜部80hを押圧して、ピストン80を高圧側カム部材に向けて押し上げる。
ドアを上記とは反対の方向に開いたときも、高圧側カム部材は同様にしてピストンを押し下げ、この開かれたドアを閉めるときには低圧側カム部材がピストンを押し上げる。
このようにドアが開かれるときは、開かれる方向が左右いずれであっても、ピストン80は押し下げられて、低圧油室82にある油は、セレーション接続されている静止シャフト10とピストン80の間、逆止弁84を通り高圧油室81に送られる。従って、この場合のピストンが受ける抵抗は小さく、ドアを少ない抵抗で開けることができる。
これに対し、ドアが閉めようとされピストン80が高圧側カム部材に向かって押し上げられるときには、逆止弁84は閉じられるので高圧油室81内の油は加圧され、ピストン80の外周面と第2ハウジング部20bの内周面との間に形成された隙間100、及び、該隙間に連通された以下に述べる外側連通路を介して、低圧油室82に送られる。すなわち、この外側連通路は、軸線方向の異なる位置で隙間100に連通されている第1及び第2通路102、104と、該第1及び第2連通路に接続されて、第2ハウジング部20bの図2で見て裏面側を通されて低圧油室82に連通された第3連通路とから構成される。第1及び第2連通路には、それぞれ、抵抗調節手段106,108が設けられ、流路抵抗を調節することができるようにされている。ドアが完全に開けられた状態では、隙間100が第1及び第2連通路102,104と連通しており、従って、この状態からドアを閉め始めた場合、高圧油室81から押し出される油は、第1及び第2連通路102,104を通されるので比較的小さな流路抵抗を受けて低圧油室82に送られる。ドアが閉位置に近づくと、隙間100と第2連通路104との連通は遮断され、油は流路抵抗を大きくした第1連通路102を通して油が低圧油室に送られるようになり、従って、ドアはゆっくりと閉められるようになる。
以上、本発明に係るドアクローザの実施形態につき説明したが、本発明に係るドアクローザはこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、バネ座40は必ずしも必要ではなく、コイルバネの下端を直接、第1フック50aに連結することができる。また、高圧側及び低圧側カム部材のカム面の形状、それに対応するピストンの対応形状は、必要に応じ種々変更することができる。
本発明のドアクローザの使用形態を示す図である。 本発明に係るドアクローザの実施形態を示す縦断面図である。 図2のドアクローザで用いられている第1フックの斜視図である。 図2のドアクローザで用いられている第2フックの斜視図である。 図2の4A−4Aに沿ってみた図であり、第1及び第2フックとそれに関連するエレメントの関係を示す図である。 図2の及び4B−4Bに沿ってみた図であり、第1及び第2フックとそれに関連するエレメントの関係を示す図である。 同ドアクローザにおけるダンパー装置の高圧側及び低圧側カム部材と、それらによって動かされるピストンのカム対応面との関係を示す図であり、(a)はドアが閉位置にあるときの関係、(e)はドアが完全に開かれたときの関係、(b)〜(d)は、それらの中間位置にあるときの関係を示す。但し、図5においては高圧側カム部材のカム面と低圧側カム部材のカム面の位置は、ドアの開閉に伴う相互の関係を明瞭にするために、図2に示したものに比べて、相互に180°ずらしてある。 図6は、従来のドアクローザを示す縦断面図である。
符号の説明
バネ装置A;ダンパー装置B;ドアクローザ1;ドア2;枠3;受座4;固定部材7;静止シャフト10;静止シャフトの上端部分10a;ハウジング20;第1ハウジング部20a;第2ハウジング部20b;バネ装置A;ダンパー装置B;コイルバネ30;コイルバネの下端31;バネ座40;第1フック50a;コイルバネの上端32;第2フック50b;円筒状部51a;係合部52a;係合部52b;第1及び第2静止ピン60a,60b;第1及び第2駆動ピン70a,70b;ピストン80;;頂部80a;第1高圧側対応傾斜部80b;第2高圧側対応傾斜部80c;;高圧側山形部80e;頂部80f;第1低圧側対応傾斜部80g;第2低圧側対応傾斜部80h;低圧側山形部80i;高圧油室81;低圧油室82;内側連通路83;逆止弁84;高圧側カム部材91;低圧側カム部材96;貫通孔96a;高圧側カム面92;底部分92a;先端部分92d;第1高圧側傾斜部分92b;第2高圧側傾斜部分92c;低圧側カム面97;底部分97a;第1低圧側傾斜部分97b;第2低圧側傾斜部分97c;先端部分97d;隙間100;第1通路102;第2通路104;抵抗調節手段106,108

Claims (1)

  1. ドア枠に固定された静止シャフトと、
    該静止シャフトの周りに、該静止シャフトと同芯状に取り付けられ、ドアに固定されてドアと共に該静止シャフトの長手軸線の周りで回転可能にされた筒状のハウジングと、
    該ハウジング内で該静止シャフトの周りに取り付けられ、該静止シャフトの周りでのドアの開扉に伴って該ドアに対する閉扉方向での付勢力を蓄積するためのバネ装置と、
    該ハウジング内で、該静止シャフトの長手軸線方向において該バネ装置に重ねるようにして該静止シャフトの周りに取り付けられ、ドアが閉扉するときに該ドアに制動力をかけるためのダンパー装置と、
    を有する両開きドアクローザであって、
    該ダンパー装置は、
    該ハウジング内で該静止シャフトに該長手軸線方向で相対的に変位可能に取り付けられたピストンを有し、該ピストンはドアが開扉されるときに該長手軸線方向の一方に変位し、閉扉されるときに開扉されるときよりも大きな抵抗を受けて該長手軸線方向の他方に変位するようにされており、
    バネ装置
    該静止シャフトの周りに同芯状に配置されたコイルバネと、
    該ハウジング内に設けられ、該コイルバネの一端に連結されており、該ハウジングが周方向の閉扉位置から一方に回転されるときに、該静止シャフトによって係止され、該閉扉位置から他方に回転されるときに、該静止シャフトに対して相対的に回転する第1フックと、
    該ハウジング内に設けられ、該コイルバネの他端に連結されており、該ハウジングが周方向の閉扉位置から該他方に回転されるときに、該静止シャフトによって係止され、該閉扉位置から該一方に回転されるときに、該静止シャフトに対して相対的に回転する第2フックと、
    を有し、
    該静止シャフトが、該第1及び第2フックに対応する位置で、直径方向に延びて該静止シャフトから半径方向外方に突出する端部を、それぞれ、有する第1及び第2静止ピンであって、該静止シャフトの長手軸線方向で見て相互に整合されている第1及び第2静止ピンを有し、
    該ハウジングが、該第1及び第2フックの周りで該ハウジングの内周面に固定された第1及び第2固定用筒と、該第1及び第2固定用筒のそれぞれの内周面の直径方向で対向する位置に取り付けられ、それぞれ、該内周面から半径方向内方に向けて突設された一対の駆動ピンであって、ドアが閉扉位置にあるときに、該静止シャフトの長手軸線方向で見て該第1及び第2静止ピンの該両端部と整合されている一対の駆動ピンとを有し、
    該第1フックは該静止シャフトと同芯円状に設定され全長にわたり略同じ内外径の筒状部材とされ、該筒状部材は該第1静止ピンの該両端部を半径方向外側から受け入れるとともに該第1固定用筒の該一対の駆動ピンを半径方向内側から受け入れるために当該筒状部材を半径方向で貫通する切り欠きを有し、該切り欠きを画定する周壁が、該ハウジングが該閉扉位置から該一方に回転されるときに該第1静止ピンによって係止され、且つ該ハウジングが該閉扉位置から該他方に回転されるときに該駆動ピンによって係合されて、該第1フックが該ハウジングと共に回転されるようにする部分を有し、
    該第2フックは該静止シャフトと同芯円状に設定され全長にわたり略同じ内外径の筒状部材とされ、該筒状部材は該第2静止ピンの該両端部を半径方向外側から受け入れるとともに該第2固定用筒の該一対の駆動ピンを半径方向内側から受け入れるために当該筒状部材を半径方向で貫通する切り欠きを有し、該切り欠きを画定する周壁が、該ハウジングが該閉扉位置から該他方に回転されるときに該第2静止ピンにより係止され、且つ該ハウジングが該閉扉位置から該一方に回転されるときに該駆動ピンによって係合されて、該第2フックが該ハウジングと共に回転されるようにする部分を有するドアクローザ。
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