JP4865689B2 - 車両の走行安全装置 - Google Patents
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Description
請求項1に係る発明は、所定の時間間隔で自車両周辺の対向車両および先行車両を検出する物体検出手段(例えば、後述する実施例における外界センサ11)と、自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段(例えば、後述する実施例における自車両センサ12)と、前記走行状態検出手段により検出された自車両の走行状態と前記物体検出手段の検出結果に基づいて自車両と前記対向車両との相対関係を算出する相対関係算出手段(例えば、後述する実施例における相対関係算出部21)と、前記相対関係算出手段により算出された相対関係に基づいて前記対向車両と自車両とが衝突するまでの時間を算出する衝突時間算出手段(例えば、後述する実施例におけるTTC算出部22)と、前記衝突時間算出手段により算出された衝突時間が所定値(警報判定閾値)より小さい場合に乗員に対する警報を行う警報手段(例えば、後述する実施例における警報発生装置13、警報タイミング決定部24)と、を備えた車両の走行安全装置(例えば、後述する実施例における走行安全装置1)において、前記物体検出手段により対向車両および先行車両が検出されている場合に、自車両の運転者位置から対向車を見た際の視認性を推定する視認性推定手段(例えば、後述する実施例における視認性推定部23)を備え、前記視認性推定手段は、前記対向車両の自車両幅方向における左右の端点それぞれと自車両の運転者の視点位置とを結ぶ線分を第1線分および第2線分として算出するとともに、前記先行車両の左右の端点を結ぶ線分を第3線分として算出する線分算出手段(例えば、後述する実施例における線分算出部25)と、前記第1線分および第2線分それぞれと前記第3線分およびその延長線を含む直線との交点を第1交点および第2交点として算出する交点算出手段(例えば、後述する実施例における交点算出部26)と、を備え、前記視認性推定手段は、前記第1交点と前記先行車両の左右の端点の内の自車両側端点との距離および前記第1交点と前記第2交点との距離に基づいて視認性を推定し、前記警報手段は、前記視認性推定手段により推定された視認性の低下に応じて前記所定値(警報判定閾値)を増加させることを特徴とする。
このように構成することにより、自車両、対向車両、先行車両の位置関係に基づいて的確に対向車両に対する視認性を推定することができ、さらに視認性の低下に応じて警報を行うタイミングを早くすることができる。
図1に示すように、この実施例における車両の走行安全装置1は、外界センサ(物体検出手段)11と自車両センサ(走行状態検出手段)12と警報発生装置(警報手段)13と電子制御装置20とを備えている。
相対関係算出部21は、外界センサ11から入力した対向車両の情報(位置、速度、進行方向、大きさ)と、自車両センサ12から入力した自車両情報(位置、速度、進行方向)に基づいて、自車両および対向車両の進路を予測するとともに、自車両と対向車両の相対距離、相対速度を算出し、TTC算出部22に出力する。
図2のフローチャートに示す視認性算出処理ルーチンは、電子制御装置20によって一定時間毎に繰り返し実行される。
次に、ステップS03ににおいて、対向車両Bの端点pb_max,pb_minおよび自車両Aの運転者の視点pdを頂点とする三角形と重なって存在する物体を、自車両Aの運転者が対向車両Bを視認する際に障害となる先行車両Cとし、先行車両Cの自車両幅方向の端点pc_max,pc_minを検出する。
次に、ステップS06において、前記2つの線分の長さの比dc/dvを算出し、これを視認性度数として出力し、本ルーチンの実行を一旦終了する。
つまり、視認性度数dc/dvの値が小さいほど(0に近いほど)、対向車両Bに対する視認性が低く、視認性度数dc/dvの値が大きいほど、対向車両Bに対する視認性が高いこととなる。
このように視認性度数を算出すると、自車両、対向車両、先行車両の位置関係に基づいて的確に視認性を推定することができる。
まず、ステップS101において、自車両センサ12から自車両情報(車速、操舵量、アクセル開度、ブレーキペダルスイッチのON/OFF、ウィンカースイッチのON/OFF等)を取得する。
次に、ステップS102に進み、外界センサ11から先行車両情報(位置、速度、進行方向、大きさ等)、および対向車両情報(位置、速度、進行方向、大きさ等)を取得する。
次に、ステップS103に進み、ステップS101で取得した自車両情報に基づいて自車両の進路(軌跡)を予測するとともに、ステップS102で取得した対向車両情報に基づいて対向車両の進路(軌跡)を予測する。
ステップS104における判定結果が「NO」(TTC算出不能)である場合には、自車両と対向車両は接触する可能性がないので、本ルーチンの実行を一旦終了する。
ステップS104における判定結果が「YES」(TTC算出可能)である場合には、ステップS105に進み、自車両と対向車両が接触するまでの時間(衝突時間TTC)を算出する。
次に、ステップS106に進み、前述した視認性算出処理を実行して視認性度数を算出する。
ステップS108における判定結果が「YES」である場合には、衝突時間TTCが第1の警報判定閾値TTC1よりも小さいので、ステップS109に進み、警報を行い、本ルーチンの実行を一旦終了する。
図5(A)に示す状態において、自車両A−1の外界センサ11は対向車両B−1を検出しているが、自車両Aの運転者は先行車両C−1の死角に入っているため対向車両B−1を視認することができない。
そこで、運転者は危険性がないと判断して、図5(B)に示すように、自車両A−2を先行車両C−2に続いて右折させると、その時点では対向車両B−2が自車両A−2に接近し、衝突時間TTCが警報判定閾値以下となり警報が発せられる。しかしながら、図5(B)に示される時点では、自車両A−2の運転者からは対向車両B−2に対する視認性が低く、自車両A−2の運転者は対向車両B−2に気が付かず、警報を受けた直後に自車両A−2の制動を開始すれば対向車両B−2との接触を回避可能なタイミングであるにも関わらず、警報を受けても直ぐに制動を開始しない場合が考えられる。
そのため、従来は図5(C)において破線で示すように自車両A−4と対向車両B−3とが接触する可能性があった。
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例では、視認性を高低の2段階に分け、視認性が高い場合に第1の警報判定閾値TTC1を選択し、視認性が低い場合に第2の警報判定閾値TTC2を選択したが、視認性を例えば高中低の3段階、あるいはそれ以上の多段階に分け、視認性が低くなるにしたがって徐々に大きい値の警報判定閾値が選択されるようにすることも可能である。
11 外界センサ(物体検出手段)
12 自車両センサ(走行状態検出手段)
13 警報発生装置(警報手段)
21 相対関係算出部(相対関係算出手段)
22 TTC算出部(衝突時間算出手段)
23 視認性推定部(視認性推定手段)
24 警報タイミング決定部(警報手段)
25 線分算出部(線分算出手段)
26 交点算出部(交点算出手段)
Claims (1)
- 所定の時間間隔で自車両周辺の対向車両および先行車両を検出する物体検出手段と、
自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
前記走行状態検出手段により検出された自車両の走行状態と前記物体検出手段の検出結果に基づいて自車両と前記対向車両との相対関係を算出する相対関係算出手段と、
前記相対関係算出手段により算出された相対関係に基づいて前記対向車両と自車両とが衝突するまでの時間を算出する衝突時間算出手段と、
前記衝突時間算出手段により算出された衝突時間が所定値より小さい場合に乗員に対する警報を行う警報手段と、
を備えた車両の走行安全装置において、
前記物体検出手段により対向車両および先行車両が検出されている場合に、自車両の運転者位置から対向車両を見た際の視認性を推定する視認性推定手段を備え、
前記視認性推定手段は、
前記対向車両の自車両幅方向における左右の端点それぞれと自車両の運転者の視点位置とを結ぶ線分を第1線分および第2線分として算出するとともに、前記先行車両の左右の端点を結ぶ線分を第3線分として算出する線分算出手段と、
前記第1線分および第2線分それぞれと前記第3線分およびその延長線を含む直線との交点を第1交点および第2交点として算出する交点算出手段と、を備え、
前記視認性推定手段は、前記第1交点と前記先行車両の左右の端点の内の自車両側端点との距離および前記第1交点と前記第2交点との距離に基づいて視認性を推定し、
前記警報手段は、前記視認性推定手段により推定された視認性の低下に応じて前記所定値を増加させることを特徴とする車両の走行安全装置。
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