JP4864349B2 - 氷結路面用耐滑材及びそれを用いた履物底 - Google Patents

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Description

この発明は、主に氷結路面などにおいて耐滑性能を発揮する氷結路面用耐滑材と、これを新雪路面などにおいて耐滑性能を発揮する中空セラミックを混合したゴムにより形成した積雪路面用履物底とを組み合わせることにより、あらゆる状況の積雪路面や氷結路面において耐滑性能を発揮できるようにした履物底に関するものである。
氷結路面や積雪路面での滑りを防止しようとする機能(これを本願では「耐滑性能」と称している。)を持たせるようにした履物底には従来から各種のものがある。
例えば、氷結路面用のものとしては、底接地面に向かう方向を軸とするガラス繊維やナイロン,アラミドなどの合成繊維の短繊維を含有するゴム層と、これらを含有しないゴム層を交互に配置したものや、あるいは履物底のほぼ全体をガラス繊維やナイロン,アラミドなどの合成繊維の短繊維を含有するゴム層で形成したものがある。
また、積雪路面用履物底としては、滑り防止用として凹凸の大きな模様を施したものや、多数の細い波状のサイプを施したものなどがある。
実公平2−35202号 実公平2−35203号 実用新案登録第2602710号 特開平7−143903号 特公平4−70881号 特許第2981485号
しかし、これは次のような欠点があった。
ガラス繊維を使用したものは、初めのうちは非常に優れた耐滑性能を示すが、歩行によるガラス繊維の減りが激しく、耐滑性能は急激に低下してしまう欠点がある。
一方、ナイロン繊維やアラミド繊維を使用したものは、歩行によるこれらの繊維の減り方はガラス繊維よりも少ないが、基本的な耐滑性能はガラス繊維よりも劣っている。
また、ガラス繊維やナイロン繊維などを耐滑材として使用したものは、氷結路面などの固い路面に対しては有効であるが、一方表面が固くない積雪路面ではそれほどの高い耐滑性能を発揮しないのが現状である。
そこで、この発明にかかる氷結路面用耐滑材は上記問題点を解決するために、ゴムのマトリックスに底接地面に向かう方向を軸方向とするガラス短繊維を混合したガラス繊維混合ゴム層と、ゴムのマトリックスに底接地面に向かう方向を軸方向とするガラス短繊維とナイロン短繊維を任意割合で混合した複合繊維混合ゴム層を、ほぼ並行に交互に配置したものである。あるいは上記の両ゴム層に繊維を混合しない単独ゴム層を加え、3種類のゴム層を任意の組み合わせでほぼ並行に交互に配置したものである。
また、この発明にかかる履物底は上記課題を解決するために、中空セラミックを混合した発泡ゴムにより形成し所望形状の凹凸溝を施した積雪路面用履物底の所望箇所に、上記の氷結路面用耐滑材を配設したものである。
本発明の氷結路面用耐滑材は図2に示すように、ゴムのマトリックスに底接地面に向かう方向を軸方向とするガラス短繊維とナイロン短繊維を混合した複合繊維混合ゴム層と、ガラス繊維混合ゴム層をほぼ並行に交互に配置したものである。あるいは、図3に示すようにこれに単独ゴム層を組み合わせたものである。維維長は3mm〜5mm程度とする。ただし、繊維は長い分にはもっと長くてもよいが、最低3mm程度の長さを有することが望ましい。また、ナイロンに代えアラミドを使用することも勿論可能であるが、ナイロンでもほぼアラミドと同等の性能を有することが確認できたので、しいて高価なアラミドを使用しなくても、ナイロンでも十二分な性能を確保できるので本発明ではナイロンを使用することとしている。
発明者は、ガラス繊維を使用したものは耐久性には劣るが耐滑性能に優れていること、一方ナイロン繊維やアラミド繊維は摩耗に強く強靭であり耐久性には優れるが耐滑性能ではガラス繊維には及ばないことに着目し、これらを併用してそれらのそれぞれの短所を補い長所が引き出せることを実験により見いだしたものである。そして、使用初期においてはガラス繊維混合ゴム層が耐滑性能を発揮し、ガラス繊維混合ゴム層が摩耗した頃には複合混合ゴム層が耐滑性能を発揮し、結果として長期にわたる耐滑性能が確保されることになる。
また、これに単独ゴム層を加えると靴底の雪離れがよくなり、ガラス繊維混合ゴム層や複合繊維混合ゴム層の耐滑性能が常に発揮できる状態となる。さらに、これらと中空セラミックを混合したゴムにより形成し所望形状の凹凸溝を施した積雪路面用履物底を併用することにより、新雪から湿潤状態の氷上までも対応できるオールマイティ−な履物底となる。
なお、ガラス繊維混合ゴム層とナイロン繊維混合ゴム層をそれぞれ独立させる方法もあるが、発明者が実験により確認した結果、ガラス繊維混合ゴム層とナイロン繊維混合ゴム層と単独ゴム層を順次並べたたものは、本発明のガラス繊維とナイロン繊維を予め混合した複合繊維混合ゴム層と単独ゴム層を交互に並べたたものと比べ、摩擦係数及び実履テストの両者でもってその耐滑性能が劣っていることが確認された。
次に、本発明の氷結路面用耐滑材の製造方法を図1及び図2に基づいて説明する。
ガラス繊維混合ゴム層と複合繊維混合ゴム層を交互に配置した例を実施例1に、ガラス繊維混合ゴム層と複合繊維紺混合ゴム層と単独ゴム層を任意の順で組み合わせて配置した例を実施例2に述べる。
(1) ガラス繊維混合ゴム層Aの製造
未加硫ゴムにガラス短繊維の向きをできれば揃えて並べ、厚み3mm〜8mmの範囲で所望の厚さに圧延する。具体的成分の一例は下記の通りである。なお、ガラス短繊維の向きが必ずしも揃っていなくても、圧延することにより繊維は圧延方向にその向きが自然と揃う性質をもっている。
SBR 40.0phr
IR 60.0
ZnO 5.0
ステアリン酸 1.5
ホワイトカーボン 20.0
ポリエチレングリコール 0.5
ガラス繊維 20.0
硫黄 1.7
加硫促進剤 3.5
(2) 複合繊維混合ゴム層Bの製造
未加硫ゴムにガラス短繊維とナイロン短繊維の向きをできれば揃えて並べ、厚み3mm〜8mmの範囲で所望の厚さに圧延する。具体的成分の一例は下記の通りである。なお、ガラス短繊維やナイロン短繊維の向きが必ずしも揃っていなくても、圧延することによりこれら繊維は圧延方向にその向きが自然と揃う性質をもっている。
SBR 40.0phr
IR 60.0
ZnO 5.0
ステアリン酸 1.5
ホワイトカーボン 20.0
ポリエチレングリコール 0.5
ガラス繊維 20.0
ナイロン繊維 2.0
硫黄 1.7
加硫促進剤 3.5
(3) 氷結路面用耐滑材1の製造
上記の未加硫ガラス繊維混合ゴム層Aの厚さを8mmとしたものと、未加硫複合繊維混合ゴム層Bの厚さを3mmとしたものを図1に示すように交互に所望枚数重ね合わせて積層未加硫のゴムを所定の厚みにし加硫成型する。この時、未加硫ゴムは図1において圧延方向が左右方向となるように積層する。そして加硫積層ゴムを、図1において2点鎖線で示すように圧延方向と直角となるように厚さ3mm〜5mm程度に切断する。すると、ガラス短繊維とナイロン短繊維が切断面方向に向くので、この面が接地面となるようにする。
このように切断すると、図2に示すように、ガラス繊維混合ゴム層Aにおいてはガラス短繊維2が、複合繊維混合ゴム層Bにおいてはガラス短繊維とナイロン短繊維からなる複合短繊維3が図において上下方向に向く。また複合繊維混合ゴム層Bは図2においてその上側の面が、ガラス繊維混合ゴム層Aより若干低くなるようにする。すると、図2において上側の面を接地面とすると、ガラス繊維混合ゴム層Aのガラス短繊維2が最初は路面に対し耐滑性能を発揮し、その後ガラス短繊維2が摩耗した頃に複合繊維混合ゴム層Bの複合短繊維3が耐滑性能を発揮し、結果として長期間にわたり耐滑性能を維持できることになる。
(1) ガラス繊維混合ゴム層Aの製造
未加硫ゴムにガラス短繊維の向きをできれば揃えて並べ、厚み3mm〜8mmの範囲で所望の厚さに圧延する。具体的成分の一例は下記の通りである。なお、ガラス短繊維の向きが必ずしも揃っていなくても、圧延することにより繊維は圧延方向にその向きが自然と揃う性質をもっている。
SBR 40.0phr
IR 60.0
ZnO 5.0
ステアリン酸 1.5
ホワイトカーボン 20.0
ポリエチレングリコール 0.5
ガラス繊維 20.0
硫黄 1.7
加硫促進剤 3.5
(2) 複合繊維混合ゴム層Bの製造
未加硫ゴムにガラス短繊維とナイロン短繊維の向きをできれば揃えて並べ、厚み3mm〜8mmの範囲で所望の厚さに圧延する。具体的成分の一例は下記の通りである。なお、ガラス短繊維やナイロン短繊維の向きが必ずしも揃っていなくても、圧延することによりこれら繊維は圧延方向にその向きが自然と揃う性質をもっている。
SBR 40.0phr
IR 60.0
ZnO 5.0
ステアリン酸 1.5
ホワイトカーボン 20.0
ポリエチレングリコール 0.5
ガラス繊維 20.0
ナイロン繊維 2.0
硫黄 1.7
加硫促進剤 3.5
(3) 単独ゴム層Cの製造
一般靴底用に用いられるゴムと、耐滑性が評価される溶液重合SBRからなるものであり、未加硫ゴムの状態で厚み3mm〜8mmの範囲で所望の厚さに圧延する。具体的成分の一例は下記の通りである。
IR 70.0phr
溶液重合SBR 30.0
ZnO 5.0
ステアリン酸 1.5
ホワイトカーボン 10.0
炭酸マグネシウム 15.0
ポリエチレングリコール 0.5
硫黄 1.7
加硫促進剤 3.5
(4) 氷結路面用耐滑材1の製造
上記の未加硫ガラス繊維混合ゴム層Aと、未加硫複合繊維混合ゴム層Bと、未加硫単独ゴム層Cをそれぞれ厚さを6mmに揃え、上記実施例の図1と同様に順次所望枚数重ね合わせて積層未加硫のゴムを所定の厚みにし加硫成型する。この時、実施例1と同様に未加硫ゴムは圧延方向が左右方向となるように積層する。そして加硫積層ゴムを、実施例1と同様に圧延方向と直角となるように厚さ3mm〜5mm程度に切断する。すると、ガラス短繊維とナイロン短繊維が切断面方向に向くので、この面が接地面となるようにする。
このように切断すると、実施例1と同様に、ガラス繊維混合ゴム層Aにおいてはガラス短繊維2が、複合繊維混合ゴム層Bにおいてはガラス短繊維とナイロン短繊維からなる複合短繊維3が図3において上下方向に向く。また複合繊維混合ゴム層Bは図3においてその上側の面がガラス繊維混合ゴム層Aより若干低く、また単独ゴム層Cはその上側の面が複合繊維混合ゴム層Bより若干低くなるようにする。すると、図3において上側の面を接地面とすると、ガラス繊維混合ゴム層Aのガラス短繊維2が最初は路面に対し耐滑性能を発揮し、その後ガラス短繊維2が摩耗した頃に複合繊維混合ゴム層Bの複合短繊維3が耐滑性能を発揮し、結果として長期間にわたり耐滑性能を維持できることになる。さらに、単独ゴム層Cを配することにより、雪離れがよくなりガラス繊維混合ゴム層Aや複合繊維混合ゴム層Bの表面に雪が固着するのを防止できる。
次に、上記実施例1の氷結路面用耐滑材を配した本発明の履物底を図4及び図5に基づいて説明する。
上記実施例1で述べた氷結路面用耐滑材1を図4に示すように所望形状に切断する。そして、中空セラミックス配合ゴムで成型し所望の凹凸溝(図示せず)を施した積雪路面用履物底4の所定箇所にこの氷結路面用耐滑材1を接着する。接着方法としては加硫成型によってもよく、あるいは接着剤による接着であってもよい。なお、氷結路面用耐滑材1を積雪路面用履物底4に配置するに際し、図4に示すようにつま先側接地面の外周部は積雪路面用履物底4とし、氷結路面用耐滑材1が直接履物底の外周部に出ないようにしておいた方が、履き心地がよい。
なお、氷結路面用耐滑材1の形状は図示した形状に限られるものではなく、また、ガラス繊維混合ゴム層Aと複合繊維混合ゴム層Bは履物底とした場合に前後方向に並行であっても、あるいは左右方向に並行であってもどちらでもよい。また、向きを変えて数カ所に配置するようにしてもよい。単独ゴム層Cを組み合わせた場合も同様である。
また、本発明の積雪路面用履物底4は通常積雪路面用の履物底として使用されているものであり、具体的成分の一例は下記の通りである。
SBR 70.0phr
BR 30.0
EmCO3 5.0
ステアリン酸 1.5
ホワイトカーボン 20.0
ポリエチレングリコール 0.5
硫黄 1.7
加硫促進剤 3.5
中空セラミックス 10.0
(セラミックス粒径は125μm〜300μm)
そして、最終的な靴底とするには上記した履物底を靴底材5に接着して靴底とする。積雪路面用履物底4も氷結路面用耐滑材1もどちらも柔らかいゴムであるので、固いゴムで成型した靴底材5に本発明の履物底を接着して最終製品とするのである。
[性能確認試験]
次に、本発明の氷結路面用耐滑材の性能確認試験の結果について説明する。試験試料としては、上記した複合繊維混合ゴム層Bと基本構成は同じであってガラス繊維とナイロン繊維の混合割合を変化させたものを4種類と、上記した単独ゴム層Cと基本構成は同じであってその硬度や添加物の内容を変化させたものを6種類用意した。各試料は次の通りである。
試料1 ガラス繊維とナイロン繊維の混合比が10:1である複合繊維混合ゴム
試料2 ガラス繊維とナイロン繊維の混合比が5.8:1である複合繊維混合ゴム
試料3 ガラス繊維とナイロン繊維の混合比が3.8:1である複合繊維混合ゴム
試料4 ガラス繊維とナイロン繊維の混合比が2:1である複合繊維混合ゴム
試料5 硬度62度の単独ゴム
試料6 硬度62度の単独ゴムに中空セラミックスを7%混合したもの
試料7 硬度62度の単独ゴムにガラス繊維をランダムに10%混合したもの
試料8 硬度45度の単独ゴム
試料9 硬度45度の単独ゴムに中空セラミックスを7%混合したもの
試料10 硬度45度の単独ゴムにガラス繊維をランダムに10%混合したもの
静摩擦係数と動摩擦係数の測定結果を下記に示す。なお、本測定はSATRA PM144:1999に基づいて行った。また、試験条件は次の通りであった。
床材の状態 氷:0℃付近(−1℃〜±1℃)
試験環境 20℃±1℃、相対湿度65±5%
荷重 400N
静摩擦係数 動摩擦係数
試料1 0.36 0.11
試料2 0.42 0.10
試料3 0.33 0.12
試料4 0.32 0.12
試料5 0.03 0.01
試料6 0.07 0.03
試料7 0.09 0.01
試料8 0.03 0.01
試料9 0.10 0.04
試料10 0.06 0.01
上記の試験結果より、本発明の氷結路面用耐滑材(試料1〜試料4)は何れも試料5〜試料10のものに比べ、動摩擦係数,静摩擦係数の両者共に格段に優れた値となった。これは、ナイロン繊維とガラス繊維を混合して使用したことに基づく効果である。また、試料7や試料10の結果よりガラス繊維混合ゴム層Aについても、混合するガラス繊維をランダムに10%程度混ぜたのではでは耐滑性能が不十分であることがわかった。
また、上記試料1〜試料4を利用して本発明の履物底を製造し、氷結路面と新雪路面で実履テストを行ったところ、何れの履物底も氷結路面と新雪路面の双方で非常に高い耐滑性能を発揮することが確認できた。これは、新雪状態の路面では図2や図3に示す凹凸が有効に作用することにより雪づまりせず、またアイスバーン状態の路面では複合繊維混合ゴム層のナイロン繊維とガラス繊維が有効に機能しているからである。
本発明の氷結路面用耐滑材は、滑りに対する防止効果が高い上に、その耐滑性能が長期にわたり持続するので、各種用途の履物について適用可能である。また、履物底の一部を本発明の氷結路面用耐滑材を使用するだけでも、氷結路面については高い耐滑性能が期待できる。
また、本発明の履物底は、氷結路面から積雪路面まで各種路面状況に対応でき、冬期の寒冷地や積雪地帯においては、この履物底を利用することにより歩行中の滑りに耐えることが可能となる。
本発明の氷結路面用耐滑材の製造方法を示す説明図である。 本発明の氷結路面用耐滑材の断面図である。 本発明の氷結路面用耐滑材の他の実施例の断面図である。 本発明の履物底の平面図である。 図4のA−A線断面図である。
符号の説明
A ガラス繊維混合ゴム層
B 複合繊維混合ゴム層
C 単独ゴム層
1 氷結路面用耐滑材
2 ガラス繊維
3 複合繊維
4 積雪路面用履物底
5 靴底

Claims (4)

  1. 下記、A,B,Cのゴム層を、AとBとCをほぼ並行に任意の順で組み合わせて配置し、A,B,Cの各ゴム層は底接地面方向に対しA,B,Cの順に突出していることを特徴とする氷結路面用耐滑材。
    A:ゴムのマトリックスに底接地面に向かう方向を軸方向とするガラス短繊維を混合したガラス繊維混合ゴム層
    B:ゴムのマトリックスに底接地面に向かう方向を軸方向とするガラス短繊維とナイロン短繊維を10:1〜2:1の割合で混合した複合繊維混合ゴム層
    C:繊維を混合しない単独ゴム層
  2. 下記、A,Bのゴム層を、AとBをほぼ並行に交互に配置し、A,Bの各ゴム層は底接地面方向に対しA,Bの順に突出していることを特徴とする氷結路面用耐滑材。
    A:ゴムのマトリックスに底接地面に向かう方向を軸方向とするガラス短繊維を混合したガラス繊維混合ゴム層
    B:ゴムのマトリックスに底接地面に向かう方向を軸方向とするガラス短繊維とナイロン短繊維を10:1〜2:1の割合で混合した複合繊維混合ゴム層
  3. 中空セラミックを混合したゴムにより形成し所望形状の凹凸溝を施した積雪路面用履物底の所望箇所に請求項1または2に記載の氷結路面用耐滑材を配したことを特徴とする履物底。
  4. つま先側接地面の外周部は積雪路面用履物底とした請求項記載の履物底。
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