JP4863731B2 - 婦人用健康管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、婦人用健康管理装置に関し、特に、生理周期ごとに予め所定時間の体温トレンドを記憶しておき、モニタする時は、測定部と本体部が分離され、体温データが無線で所定間隔で送信される婦人用健康管理装置に関する。
婦人用電子体温計は、体温測定部が本体に一体型に設けられたタイプ(特許文献1)、測定部と本体部を分離し、カールコードを介して電気信号を送受信するタイプ(特許文献2)がある。前者では、測定部は軽量化されているものの、測定時にカールコードにより、本体が引きずられるなど、測定時に負担感が少なからずあった。
特公平4−2255号公報 特許第2747271号公報
本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなされたもので、被検者が負担感なく、口中を含む測定者の適所で体温測定でき、月経周期ご対応させて体温を比較するできる婦人用健康管理装置を提供することにある。また、体重,血圧等の生体情報も入力、記憶、表示できる婦人用健康管理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の婦人用健康管理装置は、電源電池を備え、所定時分ごとに温度を測定・記憶する第1の測温部と、温度測定部を有するICタグを備え、口中を含む測定者の適所で測定可能な第2の測温部と、測定された体温情報を読取るICタグ読み取り部と、体温の測定に付随する各種情報を入力する入力部と、前記第1の測温部と前記第2の測温部による測定値を記憶する記憶部と、前記記憶部により記憶されている測定値や、前記測定値及び各種情報から算出される排卵予定日,生理予定日,出産予定日等の予定日を表示するとともに、前記入力手段により各種情報が入力されている場合にはどの各種情報が入力されているかを示し、各種情報あるいは予定日が表示されている場合にはどの情報あるいは予定日が表示されているかを示す表示部とを備え、体温情報を月経周期ごとに前記第1の測部で測定し、予め所定時間の体温のトレンド記憶しておき、前記第2の測温部で測定し、トレンド記憶した体温データと比較表示するようにし、電波時計を備えた婦人用健康管理装置であって、前記第1の測温部及び前記第2の測温部は、コンピュータで読取り可能な記憶媒体であるRAM、EEPROM、温度変化に対してほぼリニアにアナログ出力し、前記ICタグとの一体化が可能で、35〜42℃の間で温度分解能が0.05℃である半導体型の温度センサであるC−MOS温度センサを備え、
前記第1の測温部及び前記第2の測温部により測定される体温は、13.56MHzの電磁波により前記ICタグ読取り部から取得されることを特徴とする。

本発明によれば、起床前において、被検者が毎朝負担感なく適所で体温測定できる婦人体温測定装置が得られる。また、生理周期毎に標準の所定時間、例えば24時間の体温を容易に記憶し、その記憶された生理周期(卵抱期,黄体期,月経期)毎の体温値と比較することができ、体調の把握が容易となる。また、バイオリズム,肌の状態に合わせたアドバイスと生理周期と併せて一瞥できる。
図1は、本発明の一実施例の温度測定部材の断面図、測定温度測定部を有するICタグのブロック図及び電池内蔵の温度測定部を有するICタグのブロック図、図2は体温測定装置の外観図及びブロック図、図3は、生理周期(卵抱期,黄体期,月経期)毎に1回または数回所定時間測定した体温のトレンド値(ここでは24時間)を示す図、図4は、バイオリズムを示す図である。
図1(a)において、1は、温度測定部を有するICタグ100を内部に内蔵し、液密にエラストマーなどで形成された測温部(第2の測温部)である。なお、測定中の誤飲を防止するために、外径1.5〜2.0cm、厚さ3.0〜5.0mm程度に形成されている。重量は、0.5〜1.0g程度となっている。温度測定部を有するICタグ100は、エポキシ樹脂などの合成接着剤などで固定されている。
被験者P(女性,婦人)は、本体50から測温部1を取出し、好ましくは口中に測温部1を咥えて測定する。本体50は、制御部(CPU)10、表示部11、ICタグ読取り部13、入力部14、記憶部15、処理フロー等を記憶し、コンピュータで読取り可能なプログラムを記憶しているROM(EEPROM)16、RAM17、外部通信部18、接続端子18a、時計部19、電源スイッチ20、取消しスイッチ21、体温移動スイッチ22等の機能スイッチ等を含む。本体50と管理サイト/医療サイトや会員制のサービスサイト(不図示)とは、外部通信部18、情報通信ネットワーク(不図示)を介して、相互に情報が伝送できるようにすることができる。また、時計部19は電波受信により時刻補正ができる、電波時計機能を設けておくと時刻調整の必要がなくなり都合がよい。
入力部14は、投薬(処方)情報、婦人(女性)が使用する場合にあっては月経などの生理情報もメモ入力として入力可能になっている。また、バイオリズムを演算するにあたっては、生年月日を入力する。電池を内蔵していないICタグ100の読取り部13は、被験者(婦人)が測温部1を適所の測定部位、例えば口中に咥えてから所定時間後、例えば5分後、13.56MHzの電磁波を発生させて、体温情報を読取る。なお、測定終了は、本体(ケース)50から測温部1を取出した時にその旨を検出し、それを基点として時計19で経過時間(分)を検出するようにするとよい。
<ICタグの構成>
図1(b)において、101は、ICタグ読み取り部13(図2参照)からの信号を受け、ロジック部110を所定のフローで動作させるプログラムが記憶され、コンピュータで読取り可能な記憶媒体であるRAMである。102はEEPROMで、温度センサ106のそれぞれに対応するオフセット値,温度補正値などが記憶されている。また、測定された体温情報、被検者Pの情報等も記憶可能である。なお、ロジック部110は、より複雑な処理フローの制御が可能なCPUとしてもよい。
温度センサ106としては、温度変化に対してほぼリニアにアナログ出力し、小型化・ICタグとの一体化が可能で、32〜42℃の間で所定の温度分解能、例えば0.1〜0.05℃である、半導体型の温度センサ、例えばC−MOS温度センサが好ましく用いられるが、サーミスタ型、サーモパイル(熱電対)型でも可能である。なお、婦人用体温計として用いる場合、35〜38℃の間で温度分解能が0.05℃である、半導体型の温度センサ、例えばC−MOS温度センサが好ましく用いられるが、サーミスタ型、サーモパイル(熱電対)型でも可能である。103は、被検者Pに設けられた温度測定部を有するICタグ(RFID)100の体温情報を取得するための送受信回路、103aはアンテナ、104は電源部である。この電源部104は、コイルを有するアンテナ部103aを介して、体温情報を読取られる時に温度測定部を有するICタグ(RFID;第2の測温部)100の各部に電源を供給する。107はA/D変換部であり、温度センサ106と発振回路(不図示)で発生した体温信号をA/D変換するものである。
ICタグ100は、アンテナ103aを含めて5mm×5mm、厚さ1.5mm程度の大きさである。なお、ICタグ100は、生体を通過可能な周波数の電磁波での通信(送受信)可能なものであれば、どのような周波数でもよいが、好ましくは13.56MHzまたは860〜960MHz(UHF帯)の電磁波(通信距離10cm〜1m)で送信可能になっている。また、間違った被検者Pの情報を取得しないようにしたり、アンテナ103aから出力される信号を暗号化処理可能にしてセキュリティ機能を持たせることができる。
<電池内蔵ICタグの構成>
図1(c)において、201は、ICタグ読み取り部13(図2参照)からの信号を受け、ロジック部210を所定のフローで動作させるプログラムが記憶され、コンピュータで読取り可能な記憶媒体であるRAMである。202はEEPROMで、温度センサ206のそれぞれに対応するオフセット値,温度補正値などが記憶されている。また、測定された体温情報、被検者Pの情報等も記憶可能である。なお、ロジック部210は、より複雑な処理フローの制御が可能なCPUとしてもよい。
温度センサ206としては、温度変化に対してほぼリニアにアナログ出力し、小型化・ICタグとの一体化が可能で、32〜42℃の間で所定の温度分解能、例えば0.1〜0.05℃である、半導体型の温度センサ、例えばC−MOS温度センサが好ましく用いられるが、サーミスタ型、サーモパイル(熱電対)型でも可能である。なお、婦人用体温計として用いる場合、35〜38℃の間で温度分解能が0.05℃である、半導体型の温度センサ、例えばC−MOS温度センサが好ましく用いられるが、サーミスタ型、サーモパイル(熱電対)型でも可能である。203は、被検者Pに設けられた温度測定部を有するICタグ200の体温情報を信号線を介して送信するための外部通信部、204は電源部、204aは電源供給のための電池である。207はA/D変換部であり、温度センサ206と発振回路(不図示)で発生した体温信号をA/D変換するものである。ICタグ(第1の測温部)200は、10mmФ、厚さ1.5mm程度の大きさである。外部通信部203から出力される信号を暗号化処理可能にしてセキュリティ機能を持たせることができる。このICタグ200は、測定間隔にもよるが測定間隔が1分で3日分程度、5分で 2週間分程度、10分で1ケ月分程度の体温測定・記憶が可能となっている。測定間隔の設定は専用の書き込み装置で行なうか、本体50の入力部14で行い、接続端子18a、外部送受信部203を介して、EEPROM202に書き込まれる。
<電池内蔵ICタグによる体温情報取得>
被検者Pは、まず、本体50からICタグ200を備えた第1の測温部2を取出し、身体の適所に装着して生理周期における所定期間(各生理周期、例えば卵抱期,黄体期,月経期の任意に選択した1日分、24時間分)測定・記憶し、EEPROM202に時刻とともに体温情報が記憶される。記憶された体温情報は、本体50の所定位置に測温部2をセットすることにより、外部送信部203から接続端子18aを介して記憶部15に記憶される。図3は、各生理周期、例えば卵抱期,黄体期,月経期の任意に選択した所定期間部、例えば1日分(24時間分)の測定・記憶した時間/体温情報を表示部11にトレンド表示した例である。この温度情報を標準的な温度情報として体温を含む健康管理に用いることができる。また、このICタグ200のみで体温を含む健康管理が可能である。この場合、起床前に被検者Pの身体の適所に装着し、時刻とともに体温情報を取得し、外部送信部203から信号線を介して外部通信部18を経て記憶部15に記憶し、入力部14で時刻を指定して体温を表示する。この場合、例えば、当日が生理周期の卵抱期に該当し、指定された時刻が6:00とすると、その温度値を視認しやすいキャラクター表示等で表示する(図3参照)。また、ダイエット情報,肌状態に合わせたアドバイス情報等も併せて表示部11に表示する。
<体温情報に基づく通常の健康管理>
被検者Pが本体50から測温部1を取出した時で測定開始の時間のカウントを開始するか、入力部14などで測定開始時刻設定(時間設定)指示入力を行なうことにより、測定を開始する。体温情報は、入力部14で予めで設定入力された時間条件、例えば測温部1を本体50から取出した時や測定開始指示入力を行なった時点、所定の温度上昇が確認できた時点等を基点として、例えば5分後にICタグ(第2の測温部)100に対してICタグ読取り部13から13.56MHzの電磁波を送信(送受信距離は、10cm〜1m程度)し、その信号と同期して得られる温度センサ106の体温情報を読取る(ステップS1)。通常は、被検者Pが測温部1を口中に加えて測定する(図2参照)。測定されたこれらの体温情報は、記憶部15に記憶される(ステップS2)。この体温情報は閾値と比較される(ステップS3)。例えば、体温の場合、上限値が37.0℃、下限値が35.5℃としている。体温情報が異常(測定中の異常も含む)と判断されると、アラームを発生させる(ステップS4)。測定終了するとブザー,バイブレータ,光,音声などで報知する(ステップS5)。異常がある場合(例えば発熱時の基礎体温)は「発熱」と表示部11に表示させ、入力部14でその旨のメモ入力し、記憶部15に記憶させる。異常の場合、必要に応じてリセットし(ステップS6) 、ステップS1に戻り、再度体温測定を行なう。異常がない場合は、測定された体温を記憶し、体温測定を終了する(図5参照)。
記憶部15に記憶された、体温,メモ入力等の情報は、表示部11に所定期間、例えば30日で表示される。なお、バリオリズム演算・表示機能(後述),肌状態に合わせたアドバイス情報等と併せて表示できるようにすれば、当日の体調が容易に確認できる(図4参照)。このような情報は、被検者PのIDとともに、健康関連サービス業者のサーバーや主治医などの医療サイトのサーバーへ暗号化してインターネット,専用LAN等により送信し、必要に応じて主治医のコメント等のアドバイスを受けるようにすることができる。
<その他の機能・動作>
その他の機能・動作を図6に基づき、以下に詳述する。
(1)時刻設定
電池11を挿入すると、不揮発性メモリであるEEPROM16から、現在の年・月・日・時及びそのサム値を含む必要なデータを読込む(ステップS600)。電池11が挿入されている間は、不図示の工程にて、時計(タイマ)19より1時間に1回、00分毎に信号が演算処理部10に送られ、演算処理部10は当該信号を受信したら、その時点の年・月・日・時をEEPROM16に書き込む(ステップS601)。
次に、読込んだ現在の年・月・日・時のサム値を計算し、読込んだサム値と等しいかを確認する(ステップS602)。等しければそのままSLEEP状態に進む。等しくなければ、読込んだ値が不正と判断し、エラーフラグFLAGerrをセット(=1)する(ステップS603)。
次に、電源スイッチ20が押されるまで、即ち電源がONされるまでSLEEP状態で待機する(ステップS604、S605)。
電源スイッチ20により電源がONされたら、FLAGerrを確認し、所定条件、たとえばそれが1以外だったら検温動作に移行する(ステップS608)。もし、FLAGerrが1だったら、日時入力処理に移行する(ステップS607)。ここでは、日時の入力を促す画面が表示され、使用者は画面に従い、現在年月日時分を入力する。別法として、FLAGerrの値によらず、電池を挿入後、初回の電源ONの場合は常に日時入力処理に移行する方法も考えられる。その場合は、サム値及びサムチェックの機能は不要になる。また、電波時計を備えることにより、サム値及びサムチェックの機能は不要になる。こうすることで、使用者による年・月・日・時・分の設定が速やかで容易に行なえ、EEPROMの現在年月日時分が破損した場合でも、被検者P自身で正しい日付を速やかに行なえる。こうして、時計機能及びカレンダ−に基づくカレンダ−機能により、設定された現在時刻が表示部11に表示される。即ち、午前、午後を示すAM,PMとともにその時の時刻が表示される一方、この時計機能による時間カウントが24時間経過する毎に日付が更新され、この日付はカレンダ−機能により表示部11に表示される。尚、表示部11に「年」を表示するようにしてもよい。
(1)測定モード
電源スイッチ20をオンにしたときや、取り消しキー21によりリセットされたときは測定モードに入る。この測定モードでは、初期状態で時計19により示される現在日の測定値を表示する。また、体温表示・移動キー22の+キーあるいは−キーの操作により、指定された日の測定値とともに、その日のデータとして設定されたメモ項目に対応するメモ表示バー(不図示)が表示される。また、この測定モードでは温度センサ106からの測定値を監視しており、次の測定開始条件が満たされれば体温測定を開始する(なお、この測定開始条件に限定されるものではない)。
測定開始条件:
測定モードにおいて、被検者Pが測温部1を口中に咥えると、測温部1は、口中で温めはじめられる。口中に咥えた後、初めは、所定間隔、例えば10秒ごとに、読取りのための読取り信号として、電磁波(13.25Mz)をICタグ読取り部から発生させ、温度データをサンプリングしている。本婦人用体温測定装置では、サンプルデータが30℃を越えてかつ温度上昇率が所定値、例えば0.25℃/4秒(移動平均値)以上になれば、その時点を起点として体温の測定を開始する。
測定を開始すると所定サンプリング周期(例えば10秒)ごとに温度センサ106により検知され、A/D変換された温度をサンプリングし、そのサンプルデータをもとに所定の方法で体温を測定する。ここでは測定にピークホールド方式を用いる。ピークホールド方式では、温度を定期的にサンプリングしてそれらサンプリングされた温度のうち最高値を記憶部15に保持する。サンプルデータの上昇率が所定の値、例えば0.019℃/16秒以下になった時点で測定を終了し、その時点で得られた最高値を測定値として、CPU10により記憶部15に記憶させる(あるいは、測定開始から所定時間、例えば5分経過後に測定終了してもよい。)。また、測定に用いるサンプルデータは温度センサ106からの計測値をそのまま用いず、ある時点におけるサンプルデータとして、そのデータそのものとその前後合わせて3つのサンプルデータの算術加算平均を求め、それをその時点のサンプルデータとして用いる。こうすることでサンプリングごとのばらつきを抑えてより正確に測定を行うことができる。こうして一回の測定を終えると、その旨の報知が、報知部によりブザー,バイブレータ,光,音声等で報知されるとともに、CPU10により記憶部15から測定値が読み出されて表示部11に表示される。異常と判断された場合で、発熱が認められる時には、「発熱」している旨を入力部14でメモ入力する。こうすることで、高温期の体温との弁別が可能となる。
(2)メモモード
測定モードにおいて、入力部14としてのキーパネルを構成するメモキーが押されると、メモモードに遷移する。このモードに入ると、測定モードで設定された日付について、生理メモ,発熱メモ,生理痛,おりもの,性交、不正出血の7項目(所定項目)の生理事項に関するメモが入力できる。メモキーが押されるごとに設定する項目が順次移行する。その際、現在設定対象となっている項目に対応するメモ表示バーを点滅表示する。被検者Pはその点滅表示を見て、設定される項目を知ることができる。各項目において確定キーが押されると、そのメモ項目が設定されたことを記憶し、その項目に対応するメモ表示バーを表示して測定モードに戻る。また、どの項目も確定されず、7回目のメモキーが押された場合にも測定モードに戻る。このようにして設定されたメモ項目は、測定モードにおいて指定された日付ごとに読み出され、設定されている項目に対応するメモ表示バーが表示される。
(3)推定日表示モード
測定モードにおいて、機能/選択キー23が押されると、推定日表示モードに遷移する。このモードに入ると、点滅,表示などにより、推定モードが使用可能となる旨の表示を行なう。このモードにおいて、「次回排卵日」,「次回生理日」,「出産予定日」が表示可能となる(なお、「出産予定日」は、例えば、今回の生理周期で生理メモが入力されなかったり、性交メモが入力された場合等必要時に表示する)。機能/選択キー23を再度押すと、測定モードに戻る。なお、「次回排卵日」,「次回生理日」,「出産予定日」の表示は、同時に任意の組合せで同時に表示するか、機能/選択キー23が押されるごと表示される項目が「次回排卵日」,「次回生理日」,「出産予定日」と移行し、4回目の機能キーで測定モードに戻るようにしてもよい。「次回排卵日」,「次回生理日」,「出産予定日」の表示形態は、年・月・日のみで表示したり、日曜〜土曜の7曜の折り返し表示による月単位の表示とし、該当する年・月・日を任意のマーカーで記して表示してもよい。
(4)データ処理モード
このモードは、データ処理を実行するモードである。このモードでは、電源スイッチ20がオフにされたとき、あるいは、目覚ましアラームの設定時刻から5時間経過した後に移行する。ただし、データ処理は1日に1回に行われるだけであり、1日に2回以上このモードに移った場合には、2回目以降ではデータ処理は行われず、直ちに処理終了となって停止モードに移行する。
本実施例のモードは、以上のモードである。なお、各モードにおいて取り消しキーが押されると測定モードに戻る。また、測定モード以外の各モードにおいては、キー入力がないまま経過する時間を測定しており、所定時間経過すると取り消しキーが押された場合と同じ状態に戻る。測定モードにおいて同様に所定時間が経過すると、自動的に停止モードに移る。また、測定モードから各モードに遷移するためのキー入力は、誤入力を防止するために、所定時間押し続けられた場合に入力されたものとみなされる。
<データ処理の内容>
データ処理モードでは、蓄積した測定値を用いて生理初日を判定し、生理初日がそれまでの日付から更新されたなら、更新前の生理初日から更新された生理初日の前日までの、最新の月経周期について、その平均高温相期間,平均低温相期間を求めるほか、それまで蓄積された過去の月経周期についてのデータを用いて、平均月経周期や基準体温を計算する。さらに、測定が行われた当日(以下、本日と呼ぶ)が高温相か低温相か判定して排卵日を検出し、平均体温を算出する。最後に、これらのデータを用いて、次回生理日,次回排卵日,出産予定日を予測する。
本婦人健康管理装置は、ある月経周期の中にいるときに、次回の排卵日および生理日を高精度に予測(推定)するとともに、測定結果から妊娠と判定されれば出産予定日も予測(推定)することが可能となっている。
(1)計算タイミング
演算処理は、電源スイッチ20のオフ時、または目覚ましアラーム設定時間経過5時間後にデータ処理モードに移行し、1日1回行われる。2回目以降は何も行われずに処理は終了する。なお、目覚まし時間の初期値は、午前6時ちょうどに設定されているものとする。次に、各ステップにおける処理をより詳しく説明する。
(2)生理初日判断
・生理メモ入力が所定日数以上、例えば3日以上連続した場合、生理メモ入力の初日を生理初日と判定する。所定日数未満、例えば3日未満の場合は生理誤認とする。
・生理メモがなく低温相が開始された場合、低温相の開始日を生理初日とする。ただし、高温相が開始される前に生理メモが入力された場合、生理初日を訂正する。
(3)平均月経周期(表示)
・生理初日から次回生理初日の前日までが1月経周期となる。
・平均月経周期は生理初日確定後に計算し、次回生理初日確定まで計算結果は保持される。
・平均月経周期は、最近所定回(6回)分の月経周期から最長周期と最短周期を除いた所定回(4回分)の月経周期を平均して得られる。
・平均される所定回(4回)分の月経周期の内、所定回(3回)分以上有効月経周期(後述)があれば、計算した平均月経周期は有効とする。
・測定開始以来所定周期分、例えば6周期分のデータが得られていない場合には、暫定処置として、所定回数、例えば3回分以上の有効月経周期があればその平均を平均月経周期とする。
・測定開始以来所定周期分、例えば6周期分のデータが得られていない場合には、暫定処置として、所定回数(但し、初回の場合は、実データ=実際の期間=を表示)、例えば3回分以上の有効月経周期があればその平均を平均月経周期とする。
・表示方法としては、推定モードのときに、日曜〜土曜の7曜の折り返し表示による月単位の表示とし、該当する年・月・日を任意のマーカーで記して同時に表示することにより、一瞥で視認しやすい。
(4)平均高温相期間(非表示)
・平均高温相期間(高温期)は生理初日確定後に計算され、次回生理初日確定まで計算結果が保持される。
・平均高温相期間は、最近所定回分、例えば6回分の高温相期間から最長期間と最短期間を除いた所定回分、例えば4回分の高温相期間を平均して得られる。
・平均される所定回分、例えば4回分の高温相期間の内、所定回分、例えば3回分以上有効高温相期間(後述)があれば、計算した平均高温相期間は有効である。
・高温相期間は、所定日数、例えば12日以上16日以下を有効とする。有効外の高温相期間は計算から除外する。
(5)平均低温相期間(非表示)
・平均低温相期間(低温期)は、最近所定回分、例えば6回分の低温相期間から最長期間と最短期間を除いた所定回分、例えば4回分の低温相期間を平均して得られる。
・平均される所定回分、例えば4回分の低温相期間の内、所定回分、例えば3回分以上有効低温相期間(後述)があれば、計算した平均低温相期間は有効である。
・低温相期間は、所定日数、例えば5日以上30日以下を有効とする。有効外の低温相期間は計算から除外する。また、最近所定月経周期、例えば6月経周期の中に有効低温相期間が所定数(3つ)以上ない場合や、計算の結果、平均低温相期間が有効外の場合、平均低温相期間データはないものとする。
(6)次回生理日予定(表示)
・次回生理日は、所定回分、例えば4回目の生理初日が確定した以降、平均月経周期、平均高温相期間の計算が終了後計算する。
・次回生理日は、所定期間、例えば3日乃至7日間の期間(××月××日〜××月××日)として算出(推定)する。
・本計算処理を行っている当日が低温相(後述の相判定により判定)の場合
次回生理日=最近の生理初日+平均月経周期−可能期間〜最近の生理初日+平均月経周期+可能期間
とする。ただし、可能期間は、平均月経周期の計算に使用した月経周期の分布を正規分布として1.5σ相当/2とする。なお、可能期間は日単位、小数点第1位で四捨五入とする。・本計算処理を行っている当日が高温相(後述の相判定により判定)の場合
次回生理日=最近の排卵日+平均高温相周期−可能期間〜最近の排卵日+平均高温相周期+可能期間
とする。ただし、可能期間は、平均高温相期間の計算に使用した高温相期間の分布を正規分布として1.5σ相当/2とする。なお、可能期間は日単位、小数点第1位で四捨五入とする。推定された年月日の表示形態は、年・月・日のみで表示したり、日曜〜土曜の7曜の折り返し表示による月単位の表示とし、該当する年・月・日を任意のマーカーで記して表示してもよい。
このようにして推定された次回生理日を表示部11に表示する際には、表示当日の条件に応じて次のように表示制御される。
・表示当日が次回生理日の期間に含まれない場合、計算された次回生理日をそのまま表示する。
・表示当日が計算された次回生理日の期間に入っており、その期間の最後の日から所定日数前、例えば3日前までの場合、表示される期間は、表示当日の日付〜次回生理日の期間の最後の日とする。すなわち、表示当日〜最近の生理初日+平均月経周期+可能期間、あるいは表示当日の日付〜最近の排卵日+平均高温相期間+可能期間となる。
・表示当日が次回生理日の最終日−3日以降の場合、生理初日まで、表示は、表示当日の日付〜表示当日の日付+3日とする。
・計算の結果、次回生理日が所定日数、例えば8日間以上の期間にわたる場合、表示は「−−月−−日〜−−月−−日」とする。
・表示当日が高温相で、排卵日からの日数が所定日数、例えば17日以上の場合、表示は「−−月−−日〜−−月−−日」とする。
・平均月経周期または平均高温相期間が確定していない場合、表示は「−−月−−日〜−−月−−日」とする。
(7)基準体温
基準体温は、基準体温=(過去所定回分(例えば3回分)の高温相平均体温+過去所定回分(例えば3回分)の低温相平均体温)/2として求められる。ただし、高温相平均体温および低温相平均体温は平均体温により得られる。得られた基準体温は、表示部11に表示することもできる。
(8)平均体温
平均体温としては、高温相(高温期)平均体温と低温相(高温期)平均体温のそれぞれを、初回の生理初日確定以降計算する。
・高温相平均体温は、高温相開始から所定日目、例えば3日目の体温を初期値として、低温相開始の所定日前、例えば3日前までの体温で平均体温を計算する。
・低温相平均体温は、低温相開始から所定日目、例えば3日目の体温を初期値として、高温相開始の所定日前、例えば3日前までの体温で平均体温を計算する。この平均体温は、表示部11に表示可能で、高温相(高温期)平均体温,低温相(高温期)平均体温,生理周期と併せて表示部11に表示してもよい。
(9)相判定(非表示)
測定当日の相を判定する。・当日体温≧基準体温の場合、高体温とする。
・当日体温<基準体温の場合、低体温とする。
・相判定は記録開始から最初に低温相が確認されてから所定日毎、例えば1日毎に判定する。
・当日で低体温が所定日数、例えば3日連続した場合は当日から所定日数、例えば2日遡って低温相開始とする。または生理初日が確定した時点で、生理開始日から低温相開始とする。
当日で高体温が所定日数、例えば3日連続した場合は当日から所定日数、例えば2日遡って高温相開始とする。ただし、連続した所定日数内、例えば3日内に発熱メモ入力がある場合または体温が37.5℃以上の場合は、その測定結果は計算から除外する。
(10)排卵日検出(非表示)
・排卵日は、相判定において高温相の開始日が更新された後に計算する。
・排卵日は低温相の最後の日なので、相判定後、下式で求められる。
排卵日=高温相開始日−1
(11)次回排卵日予定(表示)
次回排卵日は、所定回数目、例えば4回目の生理初日が確定した以降、平均月経周期、平均低温相期間の計算の終了後に計算(推)する。なお区間a〜dにおいては計算できないために「−−月−−日〜−−月−−日」とする。
・次回排卵日は所定期間、例えば3〜7日間の期間(××月××日〜××月××日)として表示する。推定された年月日の表示形態は、年・月・日のみで表示したり、日曜〜土曜の7曜の折り返し表示による月単位の表示とし、該当する年・月・日を任意のマーカーで記して表示してもよい。
・当日が低温相の場合、
次回排卵日=最近の生理初日+平均低温相周期−可能期間〜最近の生理初日+平均低温相周期+可能期間
とする。ただし、可能期間は、平均低温相期間の計算に使用した低温相期間の分布を正規分布として1.5σ相当/2とする。なお、可能期間は日単位、小数点第1位で四捨五入である。
・当日が高温相の場合、
次回排卵日=最近の排卵日+平均月経周期−可能期間〜最近の排卵日+平均月経周期+可能期間
とする。ただし、可能期間は、平均月経周期の計算に使用した月経周期の分布を正規分布として1.5σ相当/2とする。なお、可能期間は日単位、小数点第1位で四捨五入である。
このようにして推定された次回排卵日を表示する際には、表示当日の条件に応じて次のように表示制御される。
・表示当日が次回排卵日の期間に含まれない場合、計算された次回排卵日をそのまま表示する。
・当日が計算された次回排卵日の期間に入っており、その期間の最後の日から所定日前、例えば3日前までの場合、表示される期間は、表示当日の日付〜次回排卵日の期間の最後の日とする。すなわち、表示当日〜最近の生理初日+平均低温相期間+可能期間、あるいは表示当日の日付〜最近の排卵日+平均月経周期+可能期間となる。
・表示当日が次回排卵日の最終日−3日以降の場合、排卵日まで、表示は、表示当日の日付〜表示当日の日付+3日とする。
・計算の結果、次回排卵日が所定日数、例えば8日間以上の場合、表示は「−−月−−日〜−−月−−日」とする。
・当日が高温相で、排卵からの日数が所定日数、例えば17日以上の場合、表示は「−−月−−日〜−−月−−日」とする。
・平均月経周期または平均低温相期間が確定していない場合、表示は「−−月−−日〜−−月−−日」とする。
(12)出産予定日予測(表示)
最後の排卵日からの日数が所定日数、例えば20日をこえ、当日(最新測定体温)が高体温の場合、下式で推定する。推定された年月日の表示形態は、年・月・日のみで表示したり、日曜〜土曜の7曜の折り返し表示による月単位の表示とし、該当する年・月・日を任意のマーカーで記して表示してもよい。
出産予定日=排卵日+265日
・出産予定日が求められていない場合、その表示は「−−月−−日〜−−月−−日」とする。
(13)測定体温の欠落データ(取り忘れ)後処理
基礎体温は原則として毎日測定されるべきものであるが、もし測定し忘れなどでデータが欠落している場合には、内部データとして、欠落日前後の測定体温から計算で求める。ただし、欠落したデータの表示は行わない、欠落日の体温表示は「−−.−−℃」となる。欠落したデータは、欠落の直前の測定値と直後の測定値とを、線形に補間するように補填される。すなわち、次の例のようになる。・測定体温データ欠落が1日分(第N日)の場合、第N−1日の測定値がa、第N+1日の測定値がbとすれば、
日付|N−1日|N日|N+1日
体温|a|a+(b−a)/2|b
・測定体温データ欠落が2日分(第N日、第N+1日)の場合、
日付|N−1日|N日|N+1日|N+2日
体温|a|a+(b−a)/3|a+2(b−a)/3|b
同様に測定体温データの欠落がm日にわたる場合、欠落前日体温をa、欠落後の体温をbとして、欠落n日目の体温=a+n(b−a)/(m+1)
測定体温欠落データの連続日数mは所定日数、例えば8日まで許容する。その所定日数、例えば8日をこえる欠落があった場合、最近の生理日に遡り、体温データを無効とする。
・測定体温の有効データが、月経周期内の日数の所定比率以上、例えば50%以上の場合、その月経周期内のデータを有効とする。所定比率未満、例えば50%未満の場合、その月経周期内のデータを無効とする。
<データ処理の内容>
データ処理モードでは、蓄積した測定値を用いて生理初日を判定し、生理初日がそれまでの日付から更新されたなら、更新前の生理初日から更新された生理初日の前日までの、最新の月経周期について、その平均高温相期間,平均低温相期間を求めるほか、それまで蓄積された過去の月経周期についてのデータを用いて、平均月経周期や基準体温を計算する。さらに、測定が行われた当日(以下、本日と呼ぶ)が高温相か低温相か判定して排卵日を検出し、平均体温を算出する。最後に、これらのデータを用いて、次回生理日,次回排卵日,出産予定日を予測する。
<生理初日判断・訂正処理>
・生理メモ入力が所定日数以上、例えば3日以上連続した場合、生理メモ入力の初日を生理初日と判定する。所定日数未満、例えば3日未満の場合は生理誤認とする。
生理メモが無く低温相が開始された場合、低温相の開始日を生理初日とする。ただし、高温相が開始される前に生理メモが入力された場合、生理初日を訂正する。
<バイオリズム演算機能>
この婦人健康管理装置は、バイオリズムを演算して表示する機能も有している。バイオリズムは、身体リズム、感情リズム、及び知性リズムからなり、人の誕生日を出発点として、身体リズムは23日、感情リズムは28日、知性リズムは33日の周期を正確に刻みながら続く波動である。従って、今日がその人のどのようなリズム状態であるかを知るためには、その人の正確な誕生日から今日までの生存日数を計算し、その全生存日数を23,28,33で割っていき、残ったそれぞれの端数が、求める日の三つのリズムの位置を知る数字となる。ROM16にはバイオリズム演算プログラムも有しており、機能スイッチ23を押してバイオリズムモ−ドにすると、CPU10はバイオリズムプログラムを開始させる。尚、バイオリズムの論理は公知であるため、詳細な説明を省略する。そしてバイオリズムモ−ドに設定した状態で、入力スイッチ14で被検者Pの生年月日、及びバイオリズムを知りたい年月を設定すると、その生年月日のデ−タとバイオリズムを知りたい年月のデ−タとに基づいてバイオリズムを演算する。演算されたバイオリズムは、測定温度デ−タ(基礎体温デ−タ)が記憶されると図4に示すように表示部11にバイオリズムチャ−トとして、体温値とともに表示される。バイオリズムチャ−トは、身体(からだ)リズム、感情リズム、及び知性リズムそれぞれのチャ−トを単独に表示することは勿論、三つのチャ−トを同時に表示することができる。また、体温と併せて表示するようにすることもできる。同時表示の際には各チャ−トの線種を変えるか、色を変える。尚、バイオリズムチャ−トBCにおいて、本日のバイオリズムに相当する部分が分かるように表示される。
<ダイエットや肌情報の表示機能>
低温相(低温期;卵抱期)、高温相(高温期;黄体期)の身体的特徴を表示部11に表示し、それぞれの生理周期に併せて、ケアについてのアドバイスを文字やキャラクタを表示部11に 表示する(図3参照)。
<他の使用形態>
本発明の婦人用健康管理装置は、通常の電子体温計として使用できる。この場合、測温部1、ICタグ読取り部13は設ける必要はない。被検者Pは、まず、本体50から測温部2を取出し、身体の適所(腋下,口中等)に装着して所定時間(1〜5分程度)体温測定すると体温情報は、EEPROM202に時刻とともに体温情報が記憶される。記憶された体温情報は、本体50の所定位置に測温部2をセットすることにより、外部送信部203から信号線を介して外部通信部18を経て記憶部15に記憶される(読取り開始スイッチ等を設けて読取り開始指示を行なうようにしてもよい)。記憶された体温情報の最高値を測定された体温として表示部11に表示する。また、入力部14で、血圧(最高血圧/最低血圧)、体重も入力し、トレンド記憶できるようになっている。特に妊娠後の体重,血圧の変化を標準値と比較して表示部11に表示する(図7参照)ことで胎児の発育状況の確認、妊婦の健康状態が容易に把握できる。
本発明の測温部の一実施例を示す断面図及びブロック図である。 本発明の実施例に係るブロック図である。 本発明の実施例に係る表示例を示す図である。 本発明の実施例に係る表示例を示す図である。 本発明の実施例に係る体温取得の処理フローを示す図である。 本発明の実施例に係る時刻設定処理フローを示す図である。 本発明の実施例に係る表示例を示す図である。
符号の説明
1・・・測温部、2・・・測温部 50・・・本体、P・・・被験者、10・・・CPU、11・・・表示部、20・・・電源スイッチ、21・・・取り消しスイッチ、22・・・体温移動スイッチ、23・・・機能スイッチ、50・・・端末装置、100・・・ICタグ、101,201・・・RAM、102,202・・・EEPROM、106,206・・・温度センサ

Claims (6)

  1. 電源電池を備え、所定時分ごとに温度を測定・記憶する第1の測温部と、温度測定部を有するICタグを備え、口中を含む測定者の適所で測定可能な第2の測温部と、測定された体温情報を読取るICタグ読み取り部と、体温の測定に付随する各種情報を入力する入力部と、前記第1の測温部と前記第2の測温部による測定値を記憶する記憶部と、前記記憶部により記憶されている測定値や、前記測定値及び各種情報から算出される排卵予定日,生理予定日,出産予定日等の予定日を表示するとともに、前記入力手段により各種情報が入力されている場合にはどの各種情報が入力されているかを示し、各種情報あるいは予定日が表示されている場合にはどの情報あるいは予定日が表示されているかを示す表示部とを備え、体温情報を月経周期ごとに前記第1の測部で測定し、予め所定時間の体温のトレンド記憶しておき、前記第2の測温部で測定し、トレンド記憶した体温データと比較表示するようにし、電波時計を備えた婦人用健康管理装置であって、
    前記第1の測温部及び前記第2の測温部は、
    コンピュータで読取り可能な記憶媒体であるRAM、EEPROM、温度変化に対してほぼリニアにアナログ出力し、前記ICタグとの一体化が可能で、35〜42℃の間で温度分解能が0.05℃である半導体型の温度センサであるC−MOS温度センサを備え、
    前記第1の測温部及び前記第2の測温部により測定される体温は、13.56MHzの電磁波により前記ICタグ読取り部から取得されることを特徴とする婦人用健康管理装置。
  2. 生理メモ,体重,血圧等の生体情報も入力、記憶、表示することを特徴とする請求項1記載の婦人用健康管理装置。
  3. ダイエット情報も選択・表示可能としたことを特徴とする請求項1記載の婦人用健康管理装置。
  4. バイオリズム情報も選択・表示可能としたことを特徴とする請求項1記載の婦人用健康管理装置。
  5. 肌状態に合わせたアドバイス情報も選択・表示可能としたことを特徴とする請求項1記載の婦人用健康管理装置。
  6. 前記第2の測温部1は、前記ICタグを内部に内蔵し、液密にエラストマーなどで形成され、外径1.5〜2.0cm、厚さ3.0〜5.0mm、重量0.5〜1.0gであることを特徴とする請求項1記載の婦人用健康管理装置。
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