JP4862461B2 - 電気光学装置の検査方法及び検査装置 - Google Patents

電気光学装置の検査方法及び検査装置 Download PDF

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Description

本発明は、電気光学装置の検査方法及び検査装置に関し、特に、相展開駆動される電気
光学パネルの光学的なムラのみを判定(検査)するための電気光学装置の検査方法及び検査
装置に関する。
従来より、電気光学装置の一つである液晶装置は、プロジェクター等の種々の製品に利
用されている。液晶装置を駆動させると、表示画像には、元来、光学的に持っているムラ
と、電気的に持っている回路的なムラとの両方のムラが生じる。液晶装置で発生する光学
的なムラとしては、配向膜のラビング処理に起因するスジ状の光学的なムラ(縦ラビスジ
パターンと呼ばれる)がある。これは、組み立て工程における、一対の基板間に電気光学
物質である液晶を封止する前段の工程で、一対の基板の各基板の内面に配向膜を形成し、
各配向膜の表面に液晶分子の配向方向を決めるためにラビング処理(回転ローラーに巻き
付けた布で配向膜表面を擦る処理)を施す際に生じるスジ状のパターンに起因している。
一方、回路的な電気的なムラは、系統ムラと呼ばれている。具体的に言うと、1水平期
間につき所定数のデータ線ごとに一系列としてその系列の各画素に画像信号を同時に書き
込む相展開駆動が行われる液晶装置において、例えばデータ線6本で一系列、即ち6画素
ごとにまとめて書き込みを行うと、縦割りされた書き込み系統(チャンネル)ごとに境目
のところに輝度差ができてムラとなって見える。また、サンプリング用スイッチング素子
の特性バラツキや、外部の駆動回路に起因する画像信号のレベルばらつき等により電気的
なムラが発生する。
ここで、前述の光学的なムラである縦ラビスジパターンの方向と上記の系統的な電気的
なムラとは同じ方向に発生する。このため、光学的なムラのみを検査するには、電気的な
ムラを無くしてやる必要がある。
先行技術文献である例えば特許文献1には、表示装置の画素トランジスタ等のリーク欠
陥を検査するために、画素に中間調画像で電圧を与えて、欠陥があれば輝点となって見え
るようにして、不良を的確に検出する検査方法及び検査装置が記載されている。ここに記
載されている検査方法は、検査時に、通常駆動に対して、画素トランジスタ等をリークさ
せるような駆動を行って、輝点を生じ易くして検査を行うものである。 特許文献1のよ
うな検査装置では、投影検査が行われ、光学的なムラと電気的なムラについては官能検査
と呼ばれる検査者の見え方の違いで判定(検査)していた。
特開2004−125437号公報
前述したように、特許文献1に記載の発明は、リーク不良を輝点として見分けるもので
あり、光学的なムラと電気的なムラについては見え方の違いで判定するしかなく、光学的
なムラだけを取り出して判定(検査)することはできなかった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、電気的なムラを無くして、光学的なムラのみを
検査することが可能な電気光学装置の検査方法及び検査装置を提供することを目的とする
ものである。
本発明に係る電気光学装置の検査方法は、走査線と、データ線と、前記走査線及び前記データ線を夫々駆動する走査線駆動回路及びデータ線駆動回路と、前記走査線と前記データ線との各交差に対応して設けられた薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに対応して設けられた画素電極と、対向電極と、前記画素電極と前記対向電極の間に挟持された電気光学物質とを備えた電気光学装置の検査方法であって、画像信号を画素に出力させるタイミングを規定するデータスタートパルスをDX、画像信号を所定数のデータ線に並列に出力させるタイミングを決定するデータイネーブル信号をENBX、プリチャージ期間にプリチャージ電圧の画素への供給を可能とするプリチャージ駆動信号をNRG、垂直走査を開始するための走査スタートパルスをDY、画像信号の画素への書き込み時間を規定する走査転送クロックをCLYとしたとき、前記所定数のデータ線を一系列としてその系列の各画素に画像信号をサンプリングして供給するためのサンプリング用スイッチング素子がON状態となるように、前記データスタートパルスDXを全期間ハイレベル、前記データイネーブル信号ENBXを全期間全数ハイレベル、前記プリチャージ駆動信号NRGを全期間ローレベル又は全期間ハイレベルとし、前記画像信号と、該画像信号の1水平期間における走査スタートパルスDY及び走査転送クロックCLYとのタイミングを1/2水平期間分ずらすことを特徴とする。
本発明によるこのような検査方法によれば、検査時は、通常駆動である相展開駆動を止
めて、前記データスタートパルスDXを全期間ハイレベルとし、前記データイネーブル信
号ENBXを全期間全数ハイレベルとし、前記プリチャージ駆動信号NRGを全期間ロー
レベル又は全期間ハイレベルとし、前記画像信号と、該画像信号の1水平期間における走
査スタートパルスDY及び走査転送クロックCLYとのタイミングを1/2水平期間分ず
らすことにより、電気的なムラである系統ムラを無くして、光学的なムラのみを見やすく
して検査することが可能となる。
また、本発明に係る電気光学装置の検査方法は、走査線と、データ線と、前記走査線及び前記データ線を夫々駆動する走査線駆動回路及びデータ線駆動回路と、前記走査線と前記データ線との各交差に対応して設けられた薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに対応して設けられた画素電極と、対向電極と、前記画素電極と前記対向電極の間に挟持された電気光学物質とを備えた電気光学装置の検査方法であって、画像信号を画素に出力させるタイミングを規定するデータスタートパルスをDX、画像信号を所定数のデータ線に並列に出力させるタイミングを決定するデータイネーブル信号をENBX、プリチャージ期間にプリチャージ電圧の画素への供給を可能とするプリチャージ駆動信号をNRG、垂直走査を開始するための走査スタートパルスをDY、画像信号の画素への書き込み時間を規定する走査転送クロックをCLYとしたとき、前記所定数のデータ線を一系列としてその系列の各画素に画像信号をサンプリングして供給するためのサンプリング用スイッチング素子がON状態となるように、前記データスタートパルスDXを全期間ローレベル、前記データイネーブル信号ENBXを全期間全数ローレベル、前記プリチャージ駆動信号NRGを全期間ハイレベルとし、前記画像信号と、該画像信号の1水平期間における走査スタートパルスDY及び走査転送クロックCLYと、のタイミングを1/2水平期間分ずらしたことを特徴とする
本発明によるこのような検査方法によれば、検査時は、通常駆動である相展開駆動を止
めて、前記データスタートパルスDXを全期間ローレベルとし、前記データイネーブル信
号ENBXを全期間全数ローレベルとし、前記プリチャージ駆動信号NRGを全期間ハイ
レベルとし、前記画像信号と、該画像信号の1水平期間における走査スタートパルスDY
及び走査転送クロックCLYとのタイミングを1/2水平期間分ずらすことにより、電気
的なムラである系統ムラを無くして、光学的なムラのみを見やすくして検査することが可
能となる。
本発明に係る電気光学装置の検査装置は、走査線と、データ線と、前記走査線及び前記データ線を夫々駆動する走査線駆動回路及びデータ線駆動回路と、前記走査線と前記データ線との各交差に対応して設けられた薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに対応して設けられた画素電極と、対向電極と、前記画素電極と前記対向電極の間に挟持された電気光学物質とを備えた電気光学装置の検査装置であって、スクリーンと、前記電気光学装置の表示画像を前記スクリーンに投影する投影装置と、画像信号を画素に出力させるタイミングを規定するデータスタートパルスをDX、画像信号を所定数のデータ線に並列に出力させるタイミングを決定するデータイネーブル信号をENBX、プリチャージ期間にプリチャージ電圧の画素への供給を可能とするプリチャージ駆動信号をNRG、垂直走査を開始するための走査スタートパルスをDY、画像信号の画素への書き込み時間を規定する走査転送クロックをCLYとしたとき、前記所定数のデータ線を一系列としてその系列の各画素に画像信号をサンプリングして供給するためのサンプリング用スイッチング素子がON状態となるように、前記データスタートパルスDXを全期間ハイレベル、前記データイネーブル信号ENBXを全期間全数ハイレベル、前記プリチャージ駆動信号NRGを全期間ローレベル又は全期間ハイレベルとし、前記画像信号と、該画像信号の1水平期間における走査スタートパルスDY及び走査転送クロックCLYとのタイミングを1/2水平期間分ずらす駆動制御手段とを備えたことを特徴とする
本発明によるこのような検査装置によれば、検査時は、通常駆動である相展開駆動を止
めて、前記データスタートパルスDXを全期間ハイレベルとし、前記データイネーブル信
号ENBXを全期間全数ハイレベルとし、前記プリチャージ駆動信号NRGを全期間ロー
レベル又は全期間ハイレベルとし、前記画像信号と、該画像信号の1水平期間における走
査スタートパルスDY及び走査転送クロックCLYとのタイミングを1/2水平期間分ず
らすことにより、電気的なムラである系統ムラを無くして、光学的なムラのみを見やすく
して検査することが可能となる。
また、本発明に係る電気光学装置の検査装置は、走査線と、データ線と、前記走査線及び前記データ線を夫々駆動する走査線駆動回路及びデータ線駆動回路と、前記走査線と前記データ線との各交差に対応して設けられた薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに対応して設けられた画素電極と、対向電極と、前記画素電極と前記対向電極の間に挟持された電気光学物質とを備えた電気光学装置の検査装置であって、スクリーンと、前記電気光学装置の表示画像を前記スクリーンに投影する投影装置と、画像信号を画素に出力させるタイミングを規定するデータスタートパルスをDX、画像信号を所定数のデータ線に並列に出力させるタイミングを決定するデータイネーブル信号をENBX、プリチャージ期間にプリチャージ電圧の画素への供給を可能とするプリチャージ駆動信号をNRG、垂直走査を開始するための走査スタートパルスをDY、画像信号の画素への書き込み時間を規定する走査転送クロックをCLYとしたとき、前記所定数のデータ線を一系列としてその系列の各画素に画像信号をサンプリングして供給するためのサンプリング用スイッチング素子がON状態となるように、前記データスタートパルスDXを全期間ローレベル、前記データイネーブル信号ENBXを全期間全数ローレベル、前記プリチャージ駆動信号NRGを全期間ハイレベルとし、前記画像信号と、該画像信号の1水平期間における走査スタートパルスDY及び走査転送クロックCLYとのタイミングを1/2水平期間分ずらす駆動制御手段とを備えたことを特徴とする

本発明によるこのような検査装置によれば、検査時は、通常駆動である相展開駆動を止
めて、前記データスタートパルスDXを全期間ローレベルとし、前記データイネーブル信
号ENBXを全期間全数ローレベルとし、前記プリチャージ駆動信号NRGを全期間ハイ
レベルとし、前記画像信号と、該画像信号の1水平期間における走査スタートパルスDY
及び走査転送クロックCLYとのタイミングを1/2水平期間分ずらすことにより、電気
的なムラである系統ムラを無くして、光学的なムラのみを見やすくして検査することが可
能となる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
本実施の形態に係る電気光学装置としての液晶装置は、素子基板と対向基板とが、互い
に一定の間隙を保って貼付され、その間隙に電気光学物質である液晶が挟持された構成と
なっている。また、本実施の形態に係る液晶装置は、素子基板としてのガラス基板等の透
明基板が用いられ、透明基板上に画素を駆動するトランジスタと共に、周辺駆動回路等を
形成したものである。まず、図1に基づき、本実施の形態に係わる液晶装置の構成を説明
する。
図1は、本実施の形態に係わる液晶装置100の構成を示す構成図である。
図1において、101aは、表示領域であり、複数本の走査線112が、図においてX
(行)方向に延在して形成され、また複数本のデータ線114が、Y(列)方向に沿って
延在して形成されている。そして、各画素110は、走査線112とデータ線114との
各交差に対応して設けられて、マトリックス状に配列して設けられている。ここでは、液
晶装置100は、走査線112の総本数をm本とし、データ線114の総本数をn本とし
て(m、nはそれぞれ2以上の整数)、m行×n列のマトリックス型表示装置である。
各画素110は、スイッチング手段としてのトランジスタ(ポリシリコンTFT(Thi
n Film Transister))116と、画素電極118と、対向電極108と、付加容量11
9を含む。トランジスタ116のゲートが走査線112に、ソースがデータ線114に、
ドレインが画素電極118に、それぞれ接続されている。画素電極118と対向電極10
8の間に電気光学物質である液晶(図示せず)が挟持されている。対向電極108は、画
素電極118と対向するように対向基板の1面に形成される透明電極である。対向電極1
08には、対向電極電圧LCCOMが印加されるようになっている。また、トランジスタ
116のドレインと容量線120の間に、付加容量119が形成され、液晶層を挟む電極
と共に電荷を蓄積する。容量線120は通常、0「ゼロ」V(ボルト)の電位とされる。
図1において、400は、走査線駆動回路であり、500は、データ線駆動回路である
。図示しないタイミング信号生成回路において、データスタートパルスDX、データ転送
クロックCLX、データイネーブル信号ENBX、画像信号Video、走査スタートパ
ルスDY及び走査転送クロックCLYが生成される。データスタートパルスDX、データ
転送クロックCLX、データイネーブル信号ENBX及び画像信号Videoは、データ
線駆動回路500に供給され、走査スタートパルスDY及び走査転送クロックCLYは、
走査線駆動回路400に供給される。データ線駆動回路500には、駆動用の2つの電源
電圧VDDXとVSSXが供給されており、走査線駆動回路400には、駆動用の2つの
電源電圧VDDYとVSSYが供給されている。VDDX、VDDYは正の電圧、例えば
15Vで、VSSX、VSSYは0(ゼロ)Vである。
データスタートパルスDXは、データ線駆動回路500内のシフトレジスタから最初に
データを出力させるタイミングを規定するパルス信号である。データ転送クロックCLX
は、データ線駆動回路500内のシフトレジスタでデータを転送するための速度を規定す
るクロック信号である。データイネーブル信号ENBXは、データ線駆動回路500中の
シフトレジスタに蓄えられたデータを所定数(図では6個)の水平画素数分ずつ並列に出
力させるタイミングを決定する信号である。
走査スタートパルスDYは、走査線駆動回路400による垂直走査を開始するためのパ
ルス信号である。走査転送クロックCLYは、走査速度を規定するクロック信号である。
通常駆動時は、データ転送クロックCLXと走査転送クロックCLYに基づいて、各画
素電極118と対向電極108の間への電荷の蓄積が行われるので、画像信号の書き込み
時間は、常に予め決められた一定時間となる。
走査線駆動回路400は、走査スタートパルスDYを走査転送クロックCLYに従って
転送し、夫々の走査線112に走査信号G1、G2、G3、・・、Gmを順次排他的に供
給する。データ線駆動回路500は、ある水平走査期間において、画像データVideo
を、ソース線であるデータ線の総本数n本を所定数(図では6本)ずつを一系列として、
順次ラッチした後、対応するデータ線114に画像信号V1、V2、V3、・・、Vnを
一斉に供給する。
データ線駆動回路500は、所定数(図では6本)のデータ線114のそれぞれに画像
信号をサンプリングして同時に供給するためのサンプリング用スイッチング素子130と
、最初に画像信号Video(正確には相展開信号VID)を画素に出力させるタイミン
グを規定するデータスタートパルスDXと画像信号Videoを所定数のデータ線に並列
に出力させるタイミングを決定するデータイネーブル信号ENBXとの論理積をとるアン
ド回路140と、このアンド回路140の出力とプリチャージ期間にプリチャージ電圧の
画素への供給を可能とするプリチャージ駆動信号NRGとの論理和をとり、その論理和出
力を前記サンプリング用スイッチング素子130のゲートに供給するオア回路150とを
備えている。走査線駆動回路400は、垂直走査を開始するための走査スタートパルスD
Yと画像信号Videoの画素への書き込み時間を規定する走査転送クロックCLYを用
いて走査駆動を行う。通常駆動時は、データ線駆動回路500によって、1水平期間につ
き前記所定数のデータ線114ごとに一系列としてその系列の各画素に画像信号Vide
oを同時に書き込む相展開駆動が行われる。
なお、トランジスタ160,161、CX1,CX2の信号線、及び、トランジスタ1
60のゲートに接続するTXの信号線は、電源電圧VDDX,VSSXと共に、検査回路
を構成しており、点灯検査を行うときに、各データ線114に検査用信号を供給して各画
素を点灯させるためのものである。
以上の構成においては、通常駆動時は、データ線114が例えば6本毎に一系列として
相展開駆動される。図では、例えば、6本毎の系列が136組でデータ線114の総本数
Nは816本とされ、走査線112の総本数mは612本とされている。
ここで、画像信号Videoは、増幅及び反転(例えば1H反転)の信号処理後の各ド
ットに対応する表示信号が直列に並んでいるアナログ信号となっている。図1の表示信号
VID中に示したデータ番号1、2、…6は、各々、液晶パネルの表示領域101aにお
ける第1番目(図1中最上行最左端)、第2番目(最上行左から2番目)、…のドットに
ついての表示データを含む部分であることを示す。従って、第i行第j列のドットについ
ての表示データは、データ番号(M×i+j)の部分に含まれることになる。
図示しない相展開回路では、増幅及び反転処理された画像信号Videoを入力し、相
展開信号と呼ばれる表示信号VID1〜VID6を生成する。画像信号Videoをドッ
トクロック毎にサンプルホールドする。すなわち、まず、データ番号1の部分をサンプル
ホールドしてVID1の信号線(図1参照)へ出力し、次いでこの出力を保持しつつ、デ
ータ番号2の部分をサンプルホールドしてVID2の信号線へ出力する。次に、これらV
ID1,VID2の信号線への出力を保持しつつ、データ番号3の部分をサンプルホール
ドしてVID3の信号線へ出力する。以下同様に、データ番号4の部分をVID1〜VI
D3の信号線への出力を保持しつつVID4の信号線へ出力し、データ番号5の部分をV
ID1〜VID4の信号線への出力を保持しつつVID5の信号線へ出力し、データ番号
6の部分をVID1〜VID5の信号線への出力を保持しつつVID6の信号線へ出力す
る。
そして、次に、データ番号7の部分をVID2〜VID6の信号線への出力を保持しつ
つVID1の信号線へ出力する。従って、この時点でデータ番号1の部分についての出力
は終了する。次いで、データ番号8の部分をVID1の信号線及びVID3〜VID6の
信号線への出力を保持しつつVID2の信号線へ出力し、データ番号2の部分についての
出力を終了する。以下、同様にして、データ番号9、10、…の部分も、順次、各信号線
へ出力する。これにより、VID1〜VID6の各信号線へは、ぞれぞれ、6ドット毎の
表示データをドットクロック1周期の6倍のデータ長(=ドットクロック1周期の6倍の
保持時間)とした相展開信号VID1〜VID6が出力されることとなる。相展開の動作
については、特開平9−269754号公報の図3に記載がある。
一方、走査線駆動回路400は、走査線Giに対応したMビットのシフトレジスタやレ
ベルシフト用のアンプ等によって構成される。この走査線駆動回路400は、前記シフト
レジスタの各ステージからの出力がアンプを介して順次走査線G1、G2、…、GNと接
続されており、表示ラインの走査線へ順次所定幅の走査信号(パルス信号)を出力する。
これにより、表示データを書き込むべき表示ラインの各ドットにおける上記スイッチング
手段116をオン状態とする。
データ線駆動回路500は、データ線Vjに対応したNビットのシフトレジスタやレベ
ルシフト用のアンプ等によって構成されるシフトレジスタと、アンド回路140と、オア
回路150と、相展開信号VID1〜VID6を外部から導入する所定数(図では6本)
の信号線と、相展開信号VID1〜VID6を同時にサンプリングして複数のデータ線1
14へ供給するサンプリング用スイッチング素子130と、プリチャージ駆動信号NRG
を外部から導入する信号線と、所定数(図では6本)の水平画素数分の画素データを並列
に出力させるタイミングを与えるデータイネーブル信号ENBX(ENB1〜ENB4)
を外部から導入する複数の信号線と、を備えている。このデータ線駆動回路500では、
前記シフトレジスタの各ステージからの出力がアンド回路140やオア回路150を介し
て順次一系列を構成する所定数(図では6個)のサンプリング用スイッチング素子130
の共通ゲートと接続されており、順次一定幅のパルス信号を出力して136組の系列ごと
に6個ずつのスイッチング素子をオン状態とする。
データ線駆動回路500が有するシフトレジスタには、1画素当りの選択時間(ドット
周波数)を規定するデータ転送クロックCLXが水平走査の基準として入力されるが、デ
ータスタートパルスDXが入力されると、データイネーブル信号ENBXを用いて、前記
シフトレジスタからアンド回路140及びオア回路150を経て水平6画素分共通のサン
プリング駆動信号X1、X2、・・X136が順次サンプリング用スイッチング素子130に
供給される。
各水平走査期間において、このようなデータスタートパルスDXの入力に先行するタイ
ミングで、プリチャージ駆動信号(NRG)がオア回路150に供給される。より具体的
には、垂直走査の基準とされる走査転送クロックCLYが変化する(ハイレベルとなる)
と共に画像信号Videoが信号の電圧中心値を基準として極性反転した後、この極性反
転からプリチャージをするまでのマージン時間を経過後に、プリチャージ駆動信号(NR
G)は、ハイレベルとされる。他方、プリチャージ電圧(NRS)としては、画像信号(
Video)の水平帰線期間のレベルが使用される。従って、プリチャージ駆動信号(N
RG)がハイレベルとされる水平帰線期間におけるプリチャージ期間において、プリチャ
ージが行われる。以上のように、プリチャージ駆動信号(NRG)を所定のタイミングで
オア回路150の一方の入力として供給することによって、各水平帰線期間のプリチャー
ジ期間において、画像信号Video(正確には相展開信号VID)の立ち上がり後の信
号レベルをプリチャージ電圧として画像信号の有効表示期間に先行して複数本のデータ線
114に一括供給する。その後に、データスタートパルスDXがデータ線駆動回路500
に入力されることによって、画像信号Videoの水平有効表示期間に相当する信号レベ
ルが複数本のデータ線114に一括供給される。プリチャージ動作のタイミングについて
は、特開2002−40072号公報の図6に記載がある。
以上のように構成された液晶装置100の検査装置について説明する。
図2は、本実施の形態に係る液晶装置100の検査システムの構成を示す構成図である
。符号1は、上述した液晶装置100にフレキシブルプリント基板(以下、FPCと記す
)が接続され、ケーシングされた液晶表示装置である。液晶表示装置1は、投影機2にセ
ットされ、液晶装置駆動制御手段であるチェッカ3から、ケーブル4とコネクタ5を介し
て制御信号及びデータ信号が供給される。制御信号及びデータ信号に基づいて液晶表示装
置1に表示された画像は、投影機2からスクリーン6に投射されて拡大表示される。
次に、本実施の形態に係る液晶表示装置1の検査方法について説明する。チェッカ3か
ら液晶表示装置1へ供給されるVideo信号は、その水平有効表示期間において、連続
して供給される中間調の画像データである。チェッカ3は、各種制御信号を任意のタイミ
ングで出力できるようになっており、特に、走査スタートパルスDYの周波数あるいは周
期を自由に変更して、液晶表示装置1へ出力可能となっている。さらに、チェッカ3は、
1水平期間(1Hと記す)毎にかつ1フレーム毎に画像信号Videoの極性を反転して
出力するが、その極性の反転周波数あるいは反転周期も走査スタートパルスDYの周波数
あるいは周期に応じて変更して、液晶表示装置1へ出力可能となっている。
また、走査スタートパルスDYの周波数が変更されると、チェッカ3によって、画像信
号Videoの出力も、その変更された走査スタートパルスDYの周波数に応じて、制御
される。
以下の説明で、液晶装置はノーマリホワイトタイプの液晶パネルを使用しているものと
する。また、データスタートパルスDXはDX信号、走査スタートパルスDYをDY信号
、走査転送クロックCLYをCLY信号、データイネーブル信号ENBXをENBX信号
、プリチャージ駆動信号NRGをNRG信号、画像信号VideoをVideo信号と略
記して説明する。
本第1の実施形態では、液晶装置の液晶パネル仕様上の通常駆動に対して、以下の変更
をした信号をパネルに入力する。DX信号を全期間ハイレベル(15.5V)、ENBX
信号を全期間全数ハイレベル(15.5V)とし、NRG信号を全期間ローレベル(0.
0V)又は全期間ハイレベル(15.5V)とする。Video信号と、DY信号及びC
LY信号とのタイミングを1Hの半周期分である0.5H分ずらす(図3参照)。
図3において、(a)はVideo信号、(b)は縦ラビ駆動(縦ラビスジを判定するための
表示駆動)時におけるDY信号及びCLY信号並びに走査信号G1,G2,‥、(c)は通常
駆動(縦ラビ駆動ではない通常の相展開による表示駆動)である。なお、図3(a)のVi
deo信号は、対向電極電圧LCCOMに対して中間調の電位(9V,5V)を与えるこ
とが可能な縦ラビ駆動用の電圧波形を示している。
図3について説明する。正極性Video信号では、12Vは黒、9Vは中間調に対応
し、負極性Video信号では、2Vは黒、5Vは中間調に対応し、7Vは白に対応して
いる。これはノーマリホワイトタイプの液晶パネルであることに対応し、基準電圧7Vに
対するVideo信号の電位差が大きいほど黒色となり、7Vに対する電位差が小さいほ
ど白色となっている。7Vは、対向電極(対向基板側の電極)との間に電圧を生じない電位
であり、図1における対向電極電圧LCCOMを意味している。
図3(a),(b)に示すように、縦ラビ駆動時、DX信号及びENBX信号の全期間全数ハ
イレベルにより、図1に示すサンプリング用スイッチング素子130がオン(ON)状態
となり、画像信号線Video(VID1〜VID6)に供給された図3(a)のVide
o信号が図1の全データ線114に書き込まれる。このVideo信号がDY信号とCL
Y信号により選択された横1ライン分の全画素に書き込まれる。そして、1H区間の中間
付近でCLY信号のレベルを切り換えることにより、図1の画素トランジスタ116はオ
フ(OFF)状態になり、画素は、この時点のVideo信号レベルを保持する。
図3(b)の縦ラビ駆動時では、図3(a)のVideo信号に対して、DY信号もCLY信
号も0.5H分ずらした信号を入力する。これは、横1ライン分の画素が保持するレベル
を時間T3の位置のVideo信号電圧にするためである。同様に、次の横1ラインでは
、時間T5の位置のVideo信号電圧にするためである。
時間T3,T5でCLY信号が変化するので、ここで横1ライン分の全画素がオフ(OF
F)の状態となり、T3,T5直前で書き込まれていたレベルが保持される。
通常(ずらさない)のタイミングであると画素は、時間T4の位置のVideo信号電
圧を保持することになるため、パネル表示として、全黒になってしまう(即ち中間調にな
らない)。
図3(b)の縦ラビ駆動時は、前ラインの後半0.5H時間+このラインの0.5H時間
書き込まれる。
CLY信号が変化する度に、これに同期した走査信号によって横1ラインが次の横1ラ
インに切り替わっていく。つまり、CLY信号の変化点での書込み停止と同時に、次のラ
インへの書込みが始まる。走査信号G2に対応したラインについて見ると、画素には始め
の期間(T3〜T4)に逆極性のVideo信号電圧がかかり、その後の期間(T4〜T5)
で表示したいVideo信号電圧を書き込んで、最終的にCLY信号の変化点(T3,T5
)でのVideo信号電圧を保持する。
なお、DX信号及びENBX信号の全期間全数ハイレベルの状態ではサンプリング用ス
イッチング素子130がオンとなっているので、既にプリチャージという機能は不能とな
っている。従って、NRG信号の状態はハイレベルでもローレベルでもどちらでも影響は
無い。
上記の縦ラビ駆動の方法について要約すると、
(1)まず1本目の水平ラインに走査信号G1を入力し、時間T3にオフする。この時間T3
以降のオフ期間(G1信号がローレベルの期間)は、最後のライン(例えば612ラインあ
れば612本目)の書き込みが終わるまで保持し続ける。すなわち、9V(中間調)の電位
を保持し続ける。
(2)次に2本目の水平ラインに走査信号G2を入力する。走査信号G2の入力期間は、V
ideo信号は時間T4で極性反転して入力され、T3のタイミング(9V)から次のT5の
タイミング(5V)までの1H期間である。
(3)3本目以降のラインも同様である。612本目の書き込みが終わるとまた(1)に戻る
図3(c)の通常駆動時は、ENBX信号のタイミングでサンプリングしているため、画
素は、ENBX信号がローレベルになった時点のVideo信号レベルを保持する。
通常駆動時は、CLY信号のハイ,ローのタイミングはVideo信号の極性の反転周
期(ハイ,ロー)とタイミングが一致している。
第1の実施形態による縦ラビ駆動によれば、液晶パネルの表示において、パネル内部の
データ線駆動回路のサンプリング用スイッチング素子130を(ON)状態にして、保持
動作を無くす事で相展開駆動の影響を無くしている。そして、相展開駆動の影響を無くす
ことで、系列間の輝度差に基づく系列ムラを無くして、表示面の光学的なムラのみを目立
ち易くできる。それにより、従来は回路的な原因によるムラと光学的な原因によるムラが
同時に表示され、区別がつきにくかったが、この駆動方法を使うことによって、回路的な
電気的なムラを軽減でき、光学的なムラのみを確認することができ、光学的なムラ検査の
検査精度の向上を図ることができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態では、液晶装置の液晶パネル仕様上の通常駆動に対して、以下
の変更をした信号をパネルに入力する。
DX信号を全期間ローレベル(0.0V)、ENBX信号を全期間全数ローレベル(0
.0V)、NRG信号を全期間ハイレベル(15.5V)とする。Video信号と、D
Y信号及びCLY信号のタイミングを0.5H分ずらす。Video信号と、DY信号及
びCLY信号並びに走査信号G1,G2,‥とのタイミング関係は、図3(a),(b)と同様と
なる。
この駆動で、第1の実施形態と同じ状態になる。NRG信号を全期間ハイレベル(15
.5V)とすることによって、サンプリング用スイッチング素子103は常時オンするの
で、プリチャージ期間だけでなく、CLY信号が変化するまでの1H全ての期間で書込みを行
い、CLY信号の変化点の直前のレベルを最終的に保持する。
従って、第1の実施の形態と同様な作用・効果を得ることができる。
上述した実施形態では、電気光学装置として、液晶装置に適用した場合について説明し
たが、本発明はこれに限定されず、エレクトロルミネッセンス装置、特に、有機エレクト
ロルミネッセンス装置、無機エレクトロルミネッセンス装置等や、プラズマディスプレイ
装置、FED(フィールドエミッションディスプレイ)装置、LED(発光ダイオード)
表示装置、電気泳動表示装置、薄型のブラウン管、液晶シャッター等を用いた小型テレビ
、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いた装置などの各種の電気光学装置に
適用できる。
なお、本発明は、半導体基板に素子を形成する表示用デバイス、例えばLCOS(Liqu
id Crysta1 On Silicon)などにも適用可能である。
LCOSでは素子基板として単結晶シリコン基板を用い、画素や周辺回路に用いるスイ
ッチング素子としてトランジスタを単結晶シリコン基板に形成する。また、画素には反射
型の画素電極を用い、画素電極の下層に画素の各素子を形成する。
第1の実施の形態に係わる液晶装置の構成を示す構成図。 第1の実施の形態に係わる検査システムの構成を示す構成図。 縦ラビ駆動時及び通常駆動時における画像信号等のタイミングを示すタイミングチャート。
符号の説明
100…液晶装置、108…対向電極、110…画素、112…走査線、114…デー
タ線、116…TFT(スイッチング手段)、118…画素電極、130…サンプリング
用スイッチング素子、140…アンド回路、150…オア回路、400…走査線駆動回路
、500…データ線駆動回路。

Claims (4)

  1. 走査線と、データ線と、前記走査線及び前記データ線を夫々駆動する走査線駆動回路及びデータ線駆動回路と、前記走査線と前記データ線との各交差に対応して設けられた薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに対応して設けられた画素電極と、対向電極と、前記画素電極と前記対向電極の間に挟持された電気光学物質とを備えた電気光学装置の検査方法であって、
    画像信号を画素に出力させるタイミングを規定するデータスタートパルスをDX、画像信号を所定数のデータ線に並列に出力させるタイミングを決定するデータイネーブル信号をENBX、プリチャージ期間にプリチャージ電圧の画素への供給を可能とするプリチャージ駆動信号をNRG、垂直走査を開始するための走査スタートパルスをDY、画像信号の画素への書き込み時間を規定する走査転送クロックをCLYとしたとき、
    前記所定数のデータ線を一系列としてその系列の各画素に画像信号をサンプリングして供給するためのサンプリング用スイッチング素子がON状態となるように、前記データスタートパルスDXを全期間ハイレベル、前記データイネーブル信号ENBXを全期間全数ハイレベル、前記プリチャージ駆動信号NRGを全期間ローレベル又は全期間ハイレベルとし、
    前記画像信号と、該画像信号の1水平期間における走査スタートパルスDY及び走査転送クロックCLYとのタイミングを1/2水平期間分ずらすことを特徴とする電気光学装置の検査方法。
  2. 走査線と、データ線と、前記走査線及び前記データ線を夫々駆動する走査線駆動回路及びデータ線駆動回路と、前記走査線と前記データ線との各交差に対応して設けられた薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに対応して設けられた画素電極と、対向電極と、前記画素電極と前記対向電極の間に挟持された電気光学物質とを備えた電気光学装置の検査方法であって、
    画像信号を画素に出力させるタイミングを規定するデータスタートパルスをDX、画像信号を所定数のデータ線に並列に出力させるタイミングを決定するデータイネーブル信号をENBX、プリチャージ期間にプリチャージ電圧の画素への供給を可能とするプリチャージ駆動信号をNRG、垂直走査を開始するための走査スタートパルスをDY、画像信号の画素への書き込み時間を規定する走査転送クロックをCLYとしたとき、
    前記所定数のデータ線を一系列としてその系列の各画素に画像信号をサンプリングして供給するためのサンプリング用スイッチング素子がON状態となるように、前記データスタートパルスDXを全期間ローレベル、前記データイネーブル信号ENBXを全期間全数ローレベル、前記プリチャージ駆動信号NRGを全期間ハイレベルとし、
    前記画像信号と、該画像信号の1水平期間における走査スタートパルスDY及び走査転送クロックCLYと、のタイミングを1/2水平期間分ずらしたことを特徴とする電気光学装置の検査方法。
  3. 走査線と、データ線と、前記走査線及び前記データ線を夫々駆動する走査線駆動回路及びデータ線駆動回路と、前記走査線と前記データ線との各交差に対応して設けられた薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに対応して設けられた画素電極と、対向電極と、前記画素電極と前記対向電極の間に挟持された電気光学物質とを備えた電気光学装置の検査装置であって、
    スクリーンと、
    前記電気光学装置の表示画像を前記スクリーンに投影する投影装置と、
    画像信号を画素に出力させるタイミングを規定するデータスタートパルスをDX、画像信号を所定数のデータ線に並列に出力させるタイミングを決定するデータイネーブル信号をENBX、プリチャージ期間にプリチャージ電圧の画素への供給を可能とするプリチャージ駆動信号をNRG、垂直走査を開始するための走査スタートパルスをDY、画像信号の画素への書き込み時間を規定する走査転送クロックをCLYとしたとき、
    前記所定数のデータ線を一系列としてその系列の各画素に画像信号をサンプリングして供給するためのサンプリング用スイッチング素子がON状態となるように、前記データスタートパルスDXを全期間ハイレベル、前記データイネーブル信号ENBXを全期間全数ハイレベル、前記プリチャージ駆動信号NRGを全期間ローレベル又は全期間ハイレベルとし、
    前記画像信号と、該画像信号の1水平期間における走査スタートパルスDY及び走査転送クロックCLYとのタイミングを1/2水平期間分ずらす駆動制御手段とを備えたことを特徴とする電気光学装置の検査装置。
  4. 走査線と、データ線と、前記走査線及び前記データ線を夫々駆動する走査線駆動回路及びデータ線駆動回路と、前記走査線と前記データ線との各交差に対応して設けられた薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに対応して設けられた画素電極と、対向電極と、前記画素電極と前記対向電極の間に挟持された電気光学物質とを備えた電気光学装置の検査装置であって、
    スクリーンと、
    前記電気光学装置の表示画像を前記スクリーンに投影する投影装置と、
    画像信号を画素に出力させるタイミングを規定するデータスタートパルスをDX、画像信号を所定数のデータ線に並列に出力させるタイミングを決定するデータイネーブル信号をENBX、プリチャージ期間にプリチャージ電圧の画素への供給を可能とするプリチャージ駆動信号をNRG、垂直走査を開始するための走査スタートパルスをDY、画像信号の画素への書き込み時間を規定する走査転送クロックをCLYとしたとき、
    前記所定数のデータ線を一系列としてその系列の各画素に画像信号をサンプリングして供給するためのサンプリング用スイッチング素子がON状態となるように、前記データスタートパルスDXを全期間ローレベル、前記データイネーブル信号ENBXを全期間全数ローレベル、前記プリチャージ駆動信号NRGを全期間ハイレベルとし、
    前記画像信号と、該画像信号の1水平期間における走査スタートパルスDY及び走査転送クロックCLYとのタイミングを1/2水平期間分ずらす駆動制御手段とを備えたことを特徴とする電気光学装置の検査装置。
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