JP4862203B2 - 簡易乗用作業車 - Google Patents

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本発明は、簡易乗用作業車に関するものであり、特に、畑での作業に利用して好適な作業車に関するものである。
例えば、さつま芋畑等、畝間が狭い圃場での除草剤散布は、畝に沿って手押し式散布車を畝間で移動させながら行ったり、薬液源に連通されたホースを畝間で引きずりながら手散布で行ったりするのが通常である。
しかしながら、前記いずれの方法による場合でも、作業者が狭い畝間を移動しながらの作業となるため、疲労が大きく、作業効率も悪い等の問題があった。また、前記手押し式散布車を用いる場合には、畝の端部に十分な広さの枕地がないと、次の畝間へ散布車を回行させ難い等の問題もあった。
ところで、下記特許文献1には、運転席でステアリングハンドルを操作して走行させることができるとともに、前方へ突出したバーハンドルを保持して歩行しながら走行させることもできる簡易乗用作業車が記載されている。
前記作業車は、左右一対の駆動前輪を備えたものとされ、前記ステアリングハンドルの左右への操向回動により、車輪伝動ケース内の左右の操向クラッチの入り・切りを操作するか、あるいは、遊転自在な後輪である補助輪を前記ステアリングハンドルで操舵して、乗用時の機体の操向を行う構成とされている(特許文献1の0015段落第8〜12行目参照)。
また、下記特許文献2には、左右一対の接地車輪付農作業機の操縦用ハンドルの下方位置に、乗用足載台を配設したものが記載されている。この作業機によれば、作業者は、前記乗用足載台に乗って前記操縦用ハンドルを操作することもできるし、前記乗用足載台から降りて、歩行しながら前記操縦用ハンドルを操作することもできるとされている。
特開2004−8082号公報 実公昭44−29369号公報
しかしながら、前記特許文献1の作業車においては、駆動前輪が左右一対のものとされていること、それに対応して左右一対の操向クラッチを備えていること、等により、必然的に全体のサイズや重量が大きくなってしまい、操作性や取扱性が悪い等の欠点がある。また、前記二種類の操向機構の内、後者を採用した場合には、後輪の操向操作で機体を操向することになるので、運転が難しい等の問題もある。
また、前記特許文献1,2のいずれのものも、狭い場所で機体の方向転換を省力的に行うのに適した構成とは言えず、畝間が狭い、又は枕地が狭い等の作業現場でそのまま使用することには無理がある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、簡単に使用することができ、畝間や枕地が狭い圃場等においても操作性及び取扱性の良い、簡易乗用作業車を提供しようとするものである。
前記課題を解決するため、本発明に係る簡易乗用作業車は、機体フレームと、該機体フレームの前部に操向可能に設けられた前輪と、前記機体フレームの後部に設けられた後輪と、前記前輪又は後輪を駆動する原動機と、前記機体フレームに支持された座席と、作業者が前記座席に座って前記前輪を操向操作するための操向ハンドルと、を備え、前記前輪を支点として前記機体フレームの後部を前記後輪が地面から浮き上がるまで作業者が持ち上げられるように重量設定及び重量配分がなされており、且つ、作業者が前記機体フレームの横を歩行しながらでも操作可能な位置に前記操向ハンドルが配設されている(請求項1)。
前記構成の本発明に係わる簡易乗用作業車によれば、作業者(運転者)は、前記原動機を作動させ、前記座席に座って前記操向ハンドルを操作しながら、前記作業車を前進走行させることができ、乗用式であるので、疲労は少なく作業性も良い。また、操向操作がし易く、且つ、前記作業車全体のコンパクト化及び軽量化に貢献できる。さらに、前記作業者は、前記前輪を支点として前記後輪を浮かせるように、前記機体フレームの後部を容易に持ち上げることができる。このため、狭い場所でも容易に方向転換させることができ、あるいは、前輪のみで手押し車としても使用することができる。さらにまた、前記作業者は、前記原動機で前記作業車を前進駆動させ、前記作業車が走行する隣の畝間に沿って歩きながらでも、前記操作ハンドルで操向操作を行うことができる。
なお、前記前輪を駆動輪とした場合には、前記後輪をスキッド式等の接地部材とすることも、本発明の範囲内である。
好適な実施の一形態として、前記機体フレームの後部に、前記後輪よりも後方位置まで延び出した左右一対の持ち上げ用ハンドルが設けられたものとすることもできる(請求項2)。このようにすれば、前記機体フレームの後部の持ち上げ操作が一層容易となるので、前記作業車の方向転換及び前輪のみを接地輪とする使用を、より一層省力的に行うことができる。
好適な実施の一形態として、前記前輪の向きを前記機体フレームに対して固定する解除操作自在な固定機構を備えたものとすることもできる(請求項3)。該固定機構を用いて前記前輪の向きを固定すれば、前記機体フレームの後部を持ち上げて行う方向転換及び前輪のみでの移動をより安定的に行うことができて、好適である。
好適な実施の一形態として、前記前輪が駆動輪とされ、前記原動機が前記前輪を支持する操向フレームに支持されたものとすることもできる(請求項4)。このようにすれば、重量物である前記原動機の荷重が前記前輪に負荷されるので、前記機体フレームの後部の持ち上げを尚一層省力的に行うことができる。また、前記原動機から前記前輪へと至る駆動系をコンパクト且つ軽量なものにできるので、作業車全体の操作性及び取扱性も一層向上して、好適である。
好適な実施の一形態として、前記座席の少なくとも一部が前記前輪の上側に位置するように前記座席が配設されたものとすることもできる(請求項5)。このようにすれば、乗用運転時には、前記原動機の荷重に加えて、作業者の体重の大部分が駆動輪である前記前輪に負荷されることになり、大きな前進駆動力が得られる利点がある。
好適な実施の一形態として、前記操向ハンドルが、前記操向フレームに直結されたバーハンドルであるものとすることもできる(請求項6)。この場合、左右に張り出した前記バーハンドルの両端部を保持して、前記前輪の操向操作をより小さな力で行うことができ、好適である。
好適な実施の一形態として、前記操向ハンドルが、前記座席に作業者が座って操作する場合の操作位置と、前記機体フレームの横を作業者が歩行しながら操作する場合の操作位置と、に位置変更可能とされたものとすることもできる(請求項)。このようにすれば、前記座席からでも前記機体フレームが走行する隣の畝間に沿って歩行しながらでも、前記作業車の操向操作をし易く、好適である。
好適な実施の一形態として、前記前輪が駆動輪とされ、前記原動機から前記前輪への駆動力の伝達を制御するクラッチを備え、該クラッチを操作するための操作部材が、前記左右一対の持ち上げ用ハンドルのいずれかに設けられたものとすることもできる(請求項)。このようにすれば、前記左右一対の持ち上げ用ハンドルを握った状態で、前記操作部材により、前記クラッチを操作することができる。よって、前記左右一対の持ち上げ用ハンドルで前記後輪を地面から浮かせて前記前輪のみを接地輪として使用する場合に、該前輪を必要に応じて駆動させることにより、前記作業車の移動を省力的に行える。
好適な実施の一形態として、前記固定機構が遠隔操作自在なものとされ、該固定機構を操作するための操作部材が、前記左右一対の持ち上げ用ハンドルのいずれかに設けられたものとすることもできる(請求項)。このようにすれば、前記左右一対の持ち上げ用ハンドルを握った状態で、前記操作部材により、前記固定機構を操作することができる。よって、前記前輪の向きの固定及びその解除を遠隔的に行うことができ、操作性が良好となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る簡易乗用作業車の左側面図、図2は、図1の作業車の平面図、図3は、図1の作業車の作業状態の要部後面図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施の一形態に係る簡易乗用作業車1は、機体フレーム2と、該機体フレーム2の前部にグランドクリアランスを十分にとって操向可能に設けられた畝間走行可能な前輪3と、前記機体フレーム2の後部に接地部材として設けられた左右一対の後輪4,4と、前記前輪3又は後輪4,4を駆動する原動機5と、前記機体フレーム2に支持された座席6と、作業者Mが前記座席6に座って前記前輪3を操向操作するための操向ハンドル7と、を備えている。そして、前記作業車1は、前記機体フレーム2の後部を、前記前輪3を支点として前記後輪4,4が地面から浮き上がるまで作業者Mが人力で持ち上げ可能となるように、重量設定及び重量配分がなされている。
本実施の形態では、前記前輪3が一輪の駆動輪とされ、前記作業車1の後部に配設された前記左右一対の後輪4,4が遊転輪とされている。しかし、前記機体フレーム2の後部を人力で持ち上げ可能な重量設定及び重量配分がなされていれば、前記前輪3を遊転輪とし、前記後輪4を駆動輪とすることも、本発明の範囲内である。また、本発明における駆動輪3は、畝間を転動可能な横幅内で必要に応じてWタイヤ式等とすることもでき、各遊転輪4を、畝間を滑走可能なスキッド式の接地部材とすることも、本発明の範囲内である。
また、本実施の形態では、前記作業車1に、作業装置の一例としての散布装置8が搭載され、又は取り付けられている。しかし、該散布装置8に代えて、又は該散布装置8とともに、他の種類の作業装置を搭載又は取り付けして使用できることは勿論である。
前記機体フレーム2は、前後方向に延びる棒状の中央枠部9と、該中央枠部9の後部にその長さ方向の中央部で横長水平に固着された横枠部10と、該横枠部10に対して左右方向へ伸縮自在に係合せしめられた左右一対の脚部11,11と、を備えている。該各脚部11,11は、図3に明瞭に示すように、下向きにL字状に屈曲していて、その水平部11a,11aが、筒状の前記横枠部10の左右両端部10a,10aから嵌挿され、手締めねじ等の適宜の固定具31によって、任意の延び出し位置で前記横枠部10に対して固定自在とされている。
前記各脚部11,11の垂直部11b,11bの下端部には、畝間を転動可能な前記各後輪4,4が遊転自在に軸支されている。前記横枠部10からの前記左右一対の脚部11,11の延び出し長さを調整することで、前記左右一対の後輪4,4間のトレッドを、畝間のピッチに合わせて適宜に変更することができる。前記各後輪4は、向き可変なキャスター式等の後輪とすることもできる。図示例では、前記後輪4が左右一対の二輪とされているが、機体左右方向中央に一輪だけ後輪を設けることとしてもよいし、二輪以上設けても良い。また、前記後輪4を二輪以上とする場合には、図3に示すように、個々の後輪4が異なる畝間を転動するようにしてもよいし、複数の後輪が同じ畝間を転動するように配設しても良い。
図1に示すように、前記中央枠部9の後部には、座席ポスト6aを介して、前記座席6が配設されている。また、前記中央枠部6の前部には、前記座席6に座った作業者Mが足を掛けるための左右一対の足掛部12,12が、左右外方へ突出せしめて形成されている。
前記機体フレーム2の前端部2fには、上下方向に延びる操向支軸13を介して、操向フレーム14が取着されている。該操向フレーム14は、前方Fへ向けて二股フォーク状に水平に延びていて、その前端部間に、前記前輪3が回転自在に支持されている。前記操向フレーム14には、前記原動機5が支持されている。該原動機5は、前記前輪3の上方に配設され、該前輪3の左右いずれか一側面に沿って下向きに延びる出力軸管15を備えている。該出力軸管15内に回転自在に支持された図示しない出力軸は、歯車式等の適宜の減速機16を介して、前記前輪3に駆動上連結されている。前記原動機5としては、小型で軽量なものを採用するのが好ましく、例えば、小型の内燃エンジン等を採用することができる。
前記原動機5の出力を制御するための出力制御部材として、例えば、操作位置保持式スロットルレバー17を、前記操向ハンドル7上に配設することができる。前記原動機5を始動させ、アイドル回転状態にした後に、前記スロットルレバー17の操作で前記原動機5の回転数を上げながら、前記減速機16内の図示しないクラッチをつなげば、前記機体フレーム2を前進せしめる方向Fへと前記前輪3が回転駆動される。
前記作業車1は、図1に仮想線で示したように、前記前輪3を支点として前記機体フレーム2の後部を持ち上げて、前輪のみの手押し車としても使用することができる。前記作業車1の手押し車としての使用に便利なように、前記機体フレーム2の後部の前記横枠部10には、左右一対の持ち上げ用ハンドル18,18が固着されている。該持ち上げ用ハンドル18,18は、前記後輪4,4よりも後方位置まで延び出している。このため、作業者Mは、前記前輪3を支点として前記機体フレーム2の後部を小さな力で容易に持ち上げることができ、前記後輪4,4を浮かせて前記作業車1を手押し移動させたり、狭い場所でも容易に方向転換を行ったりすることができる。これらの利点は、前記前輪3を相対的に幅広・大径の一輪とし、前記後輪4,4を相対的に幅狭・小径の車輪とすることにより、より高められる。
なお、前記作業車1を手押しで使用する場合の便宜のため、前記前輪3の向きを前記機体フレーム2に対して固定する、解除操作自在な固定機構(前輪操向固定機構)を設けておくと好適である。該固定機構としては、例えば、前記操向フレーム14と前記機体フレーム2との間に、挿脱自在なロックピン19を設けたものとすることができる。
前記操向ハンドル7は、左右一対のバーハンドル7a,7aとされていて、ハンドルサポート20を介して前記操向フレーム14に直結され、前記作業者Mが前記機体フレーム2の横を歩行しながらでも操作可能な位置に配設されている。前記ハンドルサポート20は、下向きに二股状に延びた縦フォーク21と、該縦フォーク21の上端部に左右方向に向けて固着された水平バー22と、を備えている。前記縦フォーク21は、前記前輪3の上側を跨ぐように配設され、その左右一対の下端部は、それぞれ、前記操向フレーム14に固着されている。また、前記縦フォーク21は、強度保持の観点から、適宜の連結具23によって前記原動機5の前記出力軸管15と互いに連結されている。
図2に示すように、前記左右一対のバーハンドル7a,7aは、それぞれ、前記水平バー22の左右両端部のそれぞれに固着された縦管24,24に水平回動自在に連結されている。前記各バーハンドル7a,7aは、作業者Mが前記座席6に座って操作する場合の乗用操作位置P1と、前記作業者Mが前記機体フレーム2の横を歩行しながら操作する場合の歩行操作位置P2と、に位置変更可能とされ、且つ、前記操作位置P1,P2のそれぞれに位置固定自在とされている。ここで、前記乗用操作位置P1とは、前記バーハンドル7aが後方Rへ向けて延びている位置であり、前記歩行操作位置P2とは、前記バーハンドル7aを左右いずれか一方の外向きに展張せしめた位置である。
前記作業者Mは、前記座席6に座り、前記乗用操作位置P1にある前記左右一対のバーハンドル7a,7aを握って、前記前輪3を小さな力で操向操作することができる。前記作業者Mはまた、前記座席6から降りて前記機体フレーム2の横に立ち、前記歩行操作位置P2に位置変更して固定した左右いずれか一方の前記バーハンドル7aを握って、動力により低速で自走する前記作業車1に添って歩行しながらでも、前記前輪3の操向操作を行うことができる。
図1に示すように、前記機体フレーム2上には、前記座席6と前記前輪3との間に、タンク支持台25が固着されている。該タンク支持台25には、前記散布装置8の構成要素として、散布液タンク26と、該タンク26内の除草剤等の散布液を圧送するためのポンプ27と、が支持されている。該ポンプ27は、専用の原動機で駆動させても良いし、前輪駆動用の前記原動機5を動力源としても良い。
図2及び図3に示すように、前記機体フレーム2の前記横枠部10には、前記散布装置8の構成要素として、左右方向に沿って水平に延びる小型の細い左右一対のブーム部材28,28が支持されている。該各ブーム部材28,28は、前記横枠部10の前記左右両端部10a,10aのそれぞれに作業時には固定されるが、必要に応じて上方へ折り畳み自在に連結されている。前記各ブーム部材28,28は、折り畳み自在とすることに代えて、前記横枠部10に対して伸縮自在に支持せしめることもできる。
前記各ブーム部材28,28の先端部28a及び前記横枠部10の長さ方向の中央部には、散布ノズル29及び散布液飛散防止カバー30の組が一組ずつ、左右位置調整自在且つ上下位置調整自在に支持されている。このため、作業現場の状況に応じて、散布幅及び散布地上高を自在に調整することができる。前記各散布ノズル29には、図示しないホースを介して前記ポンプ27から散布液が圧送される。前記各ブーム部材28,28は、前記作業車1の格納時や運搬時等の非散布作業時には、前記横枠部10の上方へ折り畳んだり該横枠部10に沿って収縮させたりして、コンパクトに収納される。
前記構成において、作業者Mは、前記原動機5を作動させ、前記座席6で前記操向ハンドル7を操作しながら前記作業車1を畝間に沿って前進走行させて、前記散布装置8で薬液を散布することができる。前記後輪4,4間のトレッドや、散布幅や散布地上高は、必要に応じて適宜に調整可能である。前記散布ノズル29が前記座席6より後方Rかつ下方に位置しているので、作業者Mが薬液を被ることはない。また、乗用式であるので、疲労は少なく作業性も良い。特に、本実施の形態のもののように、前記前輪3を一輪とせしめれば、操向操作がし易く、且つ、前記作業車1の全体としてのコンパクト化及び軽量化に貢献できる。
前記作業者Mは、前記前輪3を駆動させた状態で、前記作業車1の横を歩きながらでも操向操作を行うことができる。この場合、前記操向ハンドル7を前記歩行操作位置P2へと展張せしめて固定すれば、歩行しながらの操向操作がよりし易くなる。
さらに、前記作業者Mは、前記ロックピン19で前記前輪3の向きを固定し、且つ、前記左右一対の持ち上げ用ハンドル18,18を把持して前記機体フレーム2の後部を持ち上げて、前記作業車1を手押し車としても使用することができる。この場合、重量物となる前記原動機5が前記前輪3の上方に支持されているので、前記機体フレーム2の後部の持ち上げや手押し作業を行い易い。前記後輪4,4を浮かせての使用は、前記前輪3を前記原動機5で駆動させた状態で行うこともでき、このようにすれば省力的である。前記機体フレーム2の後部を持ち上げることにより、狭い場所でも小回りを利かせて容易に方向転換できるので、例えば、畝の端部に十分な広さの枕地がない場合でも、次の畝間へ移動し易く、好適である。
図4は、本発明の他の実施の形態に係る簡易乗用作業車50の斜視図である。図4の実施の形態の、図1のものとの主な違いは、機体フレーム51及び操向フレーム52の形状と、座席54の配設位置と、操向ハンドル55の具体的構成である。なお、図4の作業車50の後部には、作業装置の一例としての散布装置8を構成するブーム部材28が搭載されるが、該ブーム部材28は、図1〜図3に記載したものと同様であるので、詳細な説明は省略する。図4の作業車50も、前記と同様に、前記散布装置8に代えて、又は該散布装置8と共に、他の種類の作業装置を搭載し又は取り付けて使用できることは勿論である。
図4に示すように、前記簡易乗用作業車50は、前記機体フレーム51と、該機体フレーム51の前部に操向可能に設けられた畝間走行可能な前輪56と、前記機体フレーム51の後部に接地部材として設けられた左右一対の後輪53,53と、前記機体フレーム51に支持された前記座席54と、作業者Mが前記座席54に座って前記前輪56を操向操作するための前記操向ハンドル55と、前記前輪56を駆動する原動機57と、を備えている。そして、前記作業車50は、前記前輪56を支点として、前記機体フレーム51の後部を前記後輪53,53が地面から浮き上がるまで作業者Mが人力で持ち上げ可能となるように、重量設定及び重量配分がなされている。
前記機体フレーム51は、前後方向に延びる平面視で矩形状の中央枠部58と、該中央枠部58の後部に横長水平に固着された横枠部59と、該横枠部59に対して左右方向へ伸縮自在に係合せしめられた左右一対の脚部60,60と、を備えている。該各脚部60,60は、下向きにL字状に屈曲していて、その水平部60aが、前記横枠部59の左右両端の筒部59aに嵌挿され、手締めねじ等の適宜の固定具61によって、任意の延び出し位置で固定自在とされている。前記各脚部60,60の垂直部60bの下端部には、畝間を転動可能な前記各後輪53が遊転自在に軸支されている。前記横枠部59からの前記左右一対の脚部60,60の張り出し長さを調整することで、前記左右一対の後輪53,53間のトレッドを、畝間のピッチに合わせて適宜に変更することができる。前記各後輪53は、向き可変なキャスター式等の後輪とすることもできる。
本実施の形態では、前記座席54は、前記機体フレーム51の前部、すなわち、前記中央枠部58の前部に配置されている。これは、前記原動機57の荷重に加えて、作業者Mの体重のできるだけ多くが駆動輪である前記前輪56に負荷されるようにせしめることで、乗用運転時に大きな前進駆動力が得られるようにするためである。具体的には、前記座席54は、少なくともその一部が前記前輪56の直進時の上側に位置するように配設するのが好ましく、前記座席54の全体が上から見て前記前輪56の直進時の輪郭内に位置するように配設すると、なお一層好適である。
本実施の形態では、前記座席54の位置が前寄りである関係で、前記座席54に座った作業者Mは、前記前輪56の車軸の延長上に設けた左右一対の足掛部62,62に足を掛けて運転する。前記座席54の高さは、図1〜3に示された前記実施の形態と同様に、該座席54に座った作業者Mの両足が容易に地面につく高さとされているので、横転等の心配はない。
前記機体フレーム51の前端部51fには、前記座席54より前方Fの位置で上下方向に延びるハンドルポスト63が固着され、該ハンドルポスト63内には、上端部に前記操向ハンドル55が固着されたハンドル軸64が、回動自在且つ上下不動に支持されている。該ハンドル軸64の前記ハンドルポスト63から突出した下端部には、前記操向フレーム52が取着され、該操向フレーム52の下部には、前記前輪56が回転自在に支持されている。前記操向フレーム52には、前記原動機57が支持されている。該原動機57は、前記前輪56の上方に配設され、ベルトテンション式等の適宜の形式のクラッチ70及び適宜の減速伝動機構65を介して、前記前輪56に駆動上連結されている。前記原動機57としては、小型で軽量なものを採用するのが好ましく、例えば、小型の内燃エンジン等を採用することができる。
作業者Mは、前記操向ハンドル55の下方に配設されたクラッチ操作部材としてのクラッチレバー71を操作することにより、前記クラッチ70を断接させ、前記原動機57から前記前輪56への駆動力の伝達を制御することができる。
前記原動機57の出力を制御するための出力制御部材は、例えば、操作位置保持式スロットルレバー66として、前記操向ハンドル55上に配設することができる。
前記操向ハンドル55の左右の一方にはブレーキレバー81を取り付けることもできるが、その場合は、その配設位置を前記クラッチレバー71の反対側にすると、互いの操作が干渉せずに操作性が良い。
前記作業車50は、前記機体フレーム51の後部を持ち上げて、前輪一輪の手押し車としても使用することができる。前記作業車50の手押し車としての使用に便利なように、前記機体フレーム51の後部には、左右一対の持ち上げ用ハンドル67,67が固着されている。該持ち上げ用ハンドル67,67は、前記後輪53よりも後方Rの位置まで延び出している。このため作業者Mは、前記前輪56を支点として前記機体フレーム51の後部を小さな力で容易に持ち上げることができ、前記後輪53,53を浮かせて前記作業車50を手押し移動させたり、狭い場所でも容易に方向転換を行ったりすることができる。これらの利点は、駆動輪となる前記前輪56を相対的に幅広・大径の一輪とし、遊転輪である前記後輪53,53を相対的に幅狭・小径の車輪としたことによっても得られる。
なお、前記作業車50を手押しで使用する場合の便宜のため、前記前輪56の向きを前記機体フレーム51に対して固定する解除操作自在な固定機構(前輪操向固定機構)を設けておくと好適である。該固定機構としては、例えば、前記操向フレーム52と前記機体フレーム51との間に、挿脱自在なロックピン68を設けることができる。
前記左右一対の持ち上げ用ハンドル67,67のいずれか一方にも、クラッチ操作部材としてのクラッチレバー72が設けられている。該クラッチレバー72は、例えば、ボーデンケーブル等の操作力伝達部材を介して、前記クラッチ70に作動上連結されている。このため、作業者Mは、前記左右一対の持ち上げ用ハンドル67,67を握った状態でも、前記クラッチ70を遠隔的に操作することができる。よって、前記左右一対の持ち上げ用ハンドル67,67で前記後輪53,53を地面から浮かせて前記前輪56のみを接地輪として使用する場合に、該前輪56を必要に応じて駆動させることにより、前記作業車50の移動を省力的に行うことができる。
前記持ち上げ用ハンドル67,67に前記クラッチレバー72を設けると、圃場での後部持ち上げ移動時に便利であるのは勿論であるが、特に、トラックの荷台等へ前記作業車50を積み込む場合に、その積み込み作業を安全且つ確実に行える利点もある。すなわち、前記持ち上げ用ハンドル67,67で前記作業車50の後部を持ち上げ、前記荷台へ斜めに掛け渡した踏み板の上を、前記前輪56を駆動させて上ることで、容易に積み込み作業が行えるからである。
前記左右一対の持ち上げ用ハンドル67,67のいずれか他方には、前記前輪56を向きを遠隔的に固定操作するための操作部材として、操舵ロックレバー73を設けることもできる。このレバー73は、ボーデンケーブル74等の操作力伝達部材を介して、遠隔操作式の前輪操向固定機構75に作動上連結される。このようにすれば、前記左右一対の持ち上げ用ハンドル67,67を握った状態で、前記操舵ロックレバー73により、前記前輪操向固定機構75を操作することができる。よって、前記前輪56の向きの固定及びその解除を遠隔的に行うことができ、操作性が良好となる。
前記前輪操向固定機構75の具体的な構成については限定はないが、その一例としては、図5に示すように、圧接式のものを採用することができる。すなわち、前記機体フレーム51側にレバー軸76を用いてL字状の圧接レバー77を揺動自在に取着し、該圧接レバー77の一端部77aに、前記ボーデンケーブル74の前端部74aを連結する。前記圧接レバー77の他端部77bには、球状ゴム等の圧接部材78を取着する。前記圧接レバー77は、付勢部材としての戻しばね79で、図5に実線で示す非圧接時位置に戻る方向へと常時付勢されている。そして、例えば、作業者Mが前記操舵ロックレバー73を握り操作すると、前記レバー軸76を中心として前記圧接レバー77が揺動し、前記圧接部材78が前記操向フレーム52に圧接する。これにより、該操向フレーム52が前記機体フレーム51に対して向き不変に固定され、前記前輪56の向きも固定される。このとき、前記圧接部材78の位置を、前記操向フレーム52に形成された適合凹部80に一致させることにより、前記前輪56を直進向きに固定できる。作業者Mが、前記操舵ロックレバー73を解放すると、前記戻しばね79の作用で前記圧接部材78が前記操向フレーム52から離れて、前記前輪56の向きの固定が解除される。したがって、作業者Mが再び操舵する際の、操舵ロック解除忘れを回避できる。
なお、図4に示すように、前記クラッチレバー72及び前記操舵ロックレバー73は、前記持ち上げ用ハンドル67,67で前記作業車50の後部側を持ち上げた状態でも親指で操作し易いように、前記左右一対の持ち上げ用ハンドル67,67の互いに対向する内側位置に配設するのが好ましい。
図示してはいないが、図1の前記作業車1においても、前記左右一対の持ち上げ用ハンドル18,18に、前記クラッチレバー72及び前記操舵ロックレバー73を設けることができる。この場合、該操舵ロックレバー73に対応させて、遠隔操作自在な前輪操向固定機構を設けるべきことは、勿論である。
前記操向ハンドル55は、前記作業車50の左右方向にほぼ直線状に延びたバーハンドルとされていて、作業者Mが前記作業車50の横を歩行しながらでも操作可能な位置に配設されている。このため、前記作業者Mは、前記座席54に座り、前記バーハンドル55を握って前記作業車50を運転することができるほか、前記座席54から降りて前記機体フレーム51の横に立ち、前記操向ハンドル55の左右いずれか一端部を握って、動力により低速で自走する前記作業車50に添って歩行しながらでも前記前輪56の操向操作を行うことができる。
前記機体フレーム51の前記中央枠部58上には、前記座席54の後方Rに、前記散布装置8の構成要素として、散布液タンク69と、該タンク69内の除草剤等の散布液を圧送するためのポンプ(図示せず)と、が支持されている。
本実施の形態に係る前記作業車50によれば、図1のものと同様の作用効果が奏されるほか、次のような利点もある。
すなわち、図1のものより前記機体フレーム51のグランドクリアランスをより大きくし易いので、畝や作物が丈高である場合にも対応できる。
また、前記座席54に座った作業者Mの体重の大部分が前記前輪56に負荷されるので、大きな駆動力が得られる。このため、前記作業車50を牽引車として利用する場合に特に好適となる。
なお、本実施の形態の場合にも、前記実施の形態の場合と同様に、駆動輪56を、畝間を転動可能な横幅内で必要に応じてWタイヤ式等としたり、遊転輪53を、畝間を滑走可能なスキッド式の接地部材とする等の変更も可能であり、いずれも本発明の範囲内である。
本発明の実施の一形態に係る簡易乗用作業車の左側面図である。 図1の作業車の平面図である。 図1の作業車の作業状態の要部後面図である。 本発明の他の実施の形態に係る簡易乗用作業車の斜視図である。 遠隔操作式前輪操向固定機構の具体例を示す一部破断側面図である。
符号の説明
1,50 簡易乗用作業車
2,51 機体フレーム
3,56 前輪
4−4,53−53 後輪
5,57 原動機
6,54 座席
7,55 操向ハンドル
14,52 操向フレーム
18−18,67−67 左右一対の持ち上げ用ハンドル
19,68,75 前輪操向固定機構
70 クラッチ
72 操作部材(クラッチレバー)
73 操作部材(操舵ロックレバー)
M 作業者
P1 乗用操作位置
P2 歩行操作位置

Claims (9)

  1. 機体フレーム(2,51)と、該機体フレーム(2,51)の前部に操向可能に設けられた前輪(3,56)と、前記機体フレーム(2,51)の後部に設けられた後輪(4−4,53−53)と、前記前輪(3,56)又は後輪(4−4,53−53)を駆動する原動機(5,57)と、前記機体フレーム(2,51)に支持された座席(6,54)と、作業者(M)が前記座席(6,54)に座って前記前輪(3,56)を操向操作するための操向ハンドル(7,55)と、を備え、前記前輪(3,56)を支点として前記機体フレーム(2,51)の後部を前記後輪(4−4,53−53)が地面から浮き上がるまで作業者(M)が持ち上げられるように重量設定及び重量配分がなされており、且つ、作業者(M)が前記機体フレーム(2,51)の横を歩行しながらでも操作可能な位置に前記操向ハンドル(7,55)が配設されている、簡易乗用作業車。
  2. 前記機体フレーム(2,51)の後部に、前記後輪(4−4,53−53)よりも後方位置まで延び出した左右一対の持ち上げ用ハンドル(18−18,67−67)が設けられている、請求項1に記載の簡易乗用作業車。
  3. 前記前輪(3,56)の向きを前記機体フレーム(2,51)に対して固定する解除操作自在な固定機構(19,68,75)を備えている、請求項1又は2に記載の簡易乗用作業車。
  4. 前記前輪(3,56)が駆動輪とされ、前記原動機(5,57)が前記前輪(3,56)を支持する操向フレーム(14,52)に支持されている、請求項1,2又は3に記載の簡易乗用作業車。
  5. 前記座席(54)の少なくとも一部が前記前輪(56)の上側に位置するように前記座席(54)が配設されている、請求項4に記載の簡易乗用作業車。
  6. 前記操向ハンドルが、前記操向フレーム(14,52)に直結されたバーハンドル(7,55)である、請求項4又は5に記載の簡易乗用作業車。
  7. 前記操向ハンドル(7)が、前記座席(6)に作業者(M)が座って操作する場合の操作位置(P1)と、前記機体フレーム(2)の横を作業者(M)が歩行しながら操作する場合の操作位置(P2)と、に位置変更可能とされている、請求項1乃至のいずれか一項に記載の簡易乗用作業車。
  8. 前記前輪(3,56)が駆動輪とされ、前記原動機(5,57)から前記前輪(3,56)への駆動力の伝達を制御するクラッチ(70)を備え、該クラッチ(70)を操作するための操作部材(72)が、前記左右一対の持ち上げ用ハンドル(18−18,67−67)のいずれかに設けられている、請求項2に記載の簡易乗用作業車。
  9. 前記固定機構(75)が遠隔操作自在なものとされ、該固定機構(75)を操作するための操作部材(73)が、前記左右一対の持ち上げ用ハンドル(18−18,67−67)のいずれかに設けられている、請求項3に記載の簡易乗用作業車。
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