JP4862140B2 - 番組記録装置 - Google Patents

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本発明は、放送番組を予約して録画する番組記録装置に関する。
従来、ほぼ同じ周期で放送される、いわゆるシリーズ番組の録画予約は、放送局(ch)と放送開始終了時刻および毎週や毎日など繰り返しのパターンをユーザが設定することで実行されていた。また、近年では、放送やインターネットより入手したEPG(電子番組表)などの番組データを利用することで録画予約設定の簡便化がなされている。
しかし、従来の録画装置では、シリーズ番組が終了した場合には、ユーザ自らが録画予約の解除を行わなければならない。ユーザが録画予約を解除しない限り、シリーズ番組が終了したにも関わらず、予約録画は実行されるため無駄な録画を継続してしまい、ユーザは後に意図しない番組が録画されているため無駄に録画したコンテンツの削除と予約の削除の両方を行わなければならなかった。
これに対し、シリーズ番組の最終回を判別することで予約を自動で解除する技術が種々提案されている。
特許文献1には、番組データに次回放送の有無や日時情報(エンドフラグ)が含まれることを前提とし、これらの情報を用いてシリーズ番組の最終回を判別することで、予約を自動で解除する技術が開示されている。
また、特許文献2には、番組特定データ(コードまたは番組名やチャンネル時刻などのテキストデータ)により番組詳細データを受信し、この番組詳細データ中にデータ更新時刻がなければ最終回とし、予約を解除する技術が開示されている。
また、デジタル放送ではシリーズ記述子が用意されており、シリーズ番組の特定や最終回を表すデータとして規定されているが、未だ実用できる運用はなされていない。
一方、現在の放送で実現できる技術として、特許文献3には、「番組の最終回を識別するための文字情報」により最終回を検出する技術が開示されている。
また、特許文献4には、ユーザが録画予約の繰り返しパターンを設定することなく、番組をEPG内で検索し、該当する番組が検出されれば録画予約および録画を実行し、検出されなければ録画予約および録画の実行をしない装置の発明が開示されている。そして、この特許文献4には、終わりを示すような文字情報や次回分の番組が見つからなかったことをカウントすることで番組がすでにシリーズが終わったと判断して予約を削除することとし、その際に、終了を示す文字の表現方法として、四角で囲まれた「終」を検出した場合に一連の番組が終了したと判断することもできることが記載されている。
また、録画予約の取り消しを自動化する目的ではないが、次回放送が最終回である場合にユーザが今回の番組を視聴中にユーザに通知することで次回の録画予約を促すアプリケーションなども開示されている(例えば、特許文献5参照)。
特開2002−218333号公報 特開2002−320181号公報 特開2003−32592号公報 特開2006−180057号公報 特開2005−80014号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載の発明や、デジタル放送のシリーズ記述子など、明示的に最終回を示すデータが運用されることが前提としたものは、現在運用されていないため実現できない。
現在、EPGの番組データは最終回に必ず「終」の外字があるとは限らない。そのため、特許文献3に記載の発明だけでは検出漏れや誤った判断をするおそれがある。また特許文献4に記載の発明では、該当番組がない場合に最終回を判別する手段を通らないため最終判断に至るまでに時間がかかり、最終回の次の番組を録画した後にシリーズ番組が終了したと判断される場合が発生してしまう。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、現在の放送運用において実現可能な最終回の判別により、シリーズ番組の録画予約を自動で削除することができる番組記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の番組記録装置は、放送予定の複数の番組の放送日情報と、放送開始時刻情報と、放送継続時間情報または放送終了時刻情報と、番組タイトル名情報と、番組詳細情報とを含む電子番組表情報を取得する電子番組表取得手段と、週毎または日毎の繰り返しパターンで放送される番組であるシリーズ番組の録画予約を行う場合に、録画予約日、録画開始時刻、録画終了時刻、番組タイトル名、および前記繰り返しパターンを録画予約情報として設定する録画予約設定手段と、前記録画予約情報に基づいて予約録画を実行する録画手段と、前記録画手段により録画された番組の番組タイトル名情報および番組詳細情報を前記電子番組表情報から取得し、この取得した前記番組タイトル名情報および前記番組詳細情報のうち少なくともいずれか一方から前記シリーズ番組の最終回を示す外字を第1の最終回情報として検出するとともに、前記番組タイトル名情報の文字列内から前記シリーズ番組の最終回を示す文字列を第2の最終回情報として検出する最終回情報検出手段とを備え、前記録画予約設定手段は、前記最終回情報検出手段により前記第1の最終回情報および前記第2の最終回情報のうち少なくともいずれか一方が検出された場合、前記録画予約情報に検出フラグを設定する手段であることを特徴とする。
また、本発明の番組記録装置は、録画した前記シリーズ番組と同一の放送局において、前記シリーズ番組の番組タイトル名と、前記電子番組表情報に含まれる複数の番組タイトル名とを比較して、その比較の結果、前記シリーズ番組の番組タイトル名の総文字数に対して予め設定されている所定の割合の文字数以上一致する文字を有する番組タイトル名が存在した場合、この番組タイトル名を前記シリーズ番組の番組タイトル名と略同一の番組タイトル名として検出するタイトル名検出手段をさらに備え、前記タイトル名検出手段は、前記録画したシリーズ番組の録画予約情報における録画開始時刻から録画終了時刻までの時間およびその前後所定の時間内を検索対象範囲とし、前記繰り返しパターンの次の予約設定該当日の前記検索対象範囲内において番組タイトル名を検索する手段であり、前記録画予約設定手段は、前記検出フラグを設定する処理を実行後、前記電子番組表取得手段が新たに前記番組情報を取得したら、前記タイトル名検出手段で前記略同一の番組タイトル名が検出されず、かつ、前記録画予約情報に検出フラグを設定していた場合は、前記録画予約情報を削除する一方、前記タイトル名検出手段で前記略同一の番組タイトル名が検出された場合、または、前記録画予約情報に検出フラグを設定していなかった場合は、前記録画予約情報を更新する手段であることを特徴とする。
また、本発明の番組記録装置は、放送予定の複数の番組の放送日情報と、放送開始時刻情報と、放送継続時間情報または放送終了時刻情報と、番組タイトル名情報と、番組詳細情報とを含む電子番組表情報を取得する電子番組表取得手段と、週毎または日毎の繰り返しパターンで放送される番組であるシリーズ番組の録画予約を行う場合に、録画予約日、録画開始時刻、録画終了時刻、番組タイトル名、および前記繰り返しパターンを録画予約情報として設定する録画予約設定手段と、前記電子番組表取得手段で最新の電子番組表情報を取得した時に、その時点で前記録画予約設定手段により録画予約設定されている番組の番組タイトル名情報および番組詳細情報を前記最新の電子番組表情報から取得し、この取得した前記番組タイトル名情報および前記番組詳細情報のうち少なくともいずれか一方から、前記シリーズ番組の最終回を示す外字を第1の最終回情報として検出するとともに、前記番組タイトル名情報の文字列内から前記シリーズ番組の最終回を示す文字列を第2の最終回情報として検出する最終回情報検出手段とを備え、前記録画予約設定手段は、前記最終回情報検出手段により前記第1の最終回情報および前記第2の最終回情報のうちの少なくともいずれか一方が検出された場合、前記録画予約情報に検出フラグを設定する手段であることを特徴とする。
また、本発明の番組記録装置は、録画予約された前記シリーズ番組と同一の放送局において、前記録画予約されたシリーズ番組の番組タイトル名と、前記電子番組表情報に含まれる複数の番組タイトル名とを比較して、その比較の結果、前記シリーズ番組の番組タイトル名の総文字数に対して予め設定されている所定の割合の文字数以上一致する文字を有する番組タイトル名が存在した場合、この番組タイトル名を前記シリーズ番組の番組タイトル名と略同一の番組タイトル名として検出するタイトル名検出手段をさらに備え、前記タイトル名検出手段は、前記シリーズ番組の前記録画予約情報における録画開始時刻から録画終了時刻までの時間およびその前後所定の時間内を検索対象範囲とし、前記繰り返しパターンの次の予約設定該当日の前記検索対象範囲内において番組タイトル名を検索する手段であり、前記録画予約設定手段は、前記検出フラグを設定する処理を実行後、前記電子番組表取得手段が新たに前記番組情報を取得したら、前記タイトル名検出手段で前記略同一の番組タイトル名が検出されず、かつ、前記録画予約情報に検出フラグを設定していた場合は、前記録画予約情報に、当該録画予約情報に基づく予約録画実行後に当該録画予約情報を削除することを示す最終回フラグを設定する一方、前記タイトル名検出手段で前記略同一の番組タイトル名が検出された場合、または、前記録画予約情報に検出フラグを設定していなかった場合はそのまま処理を終了する手段であることを特徴とする。
本発明の番組記録装置によれば、現在の放送運用において実現可能な最終回の判別により、シリーズ番組の録画予約を自動で削除することを可能とすることができる
以下、本発明の番組記録装置を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る番組記録装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る番組記録装置は、所望チャンネルの放送信号を受信して受信信号を得るチューナ1と、受信信号をMPEG等の符号化方式で符号化するエンコーダ2と、HDDやDVD−RWなどからなり、符号化された符号化データを記録するデジタルビデオレコーダ(DVR)3と、符号化データを復号するデコーダ4と、アナログ放送波の垂直帰線区間(VBI:Vertical Blanking Interval)に重畳された信号から電子番組表情報を取得して解析するEPGアナライザ5と、録画予約情報を生成してこれを保持する録画予約設定部6と、録画予約情報に基づいてDVR3に録画を実行させる予約録画実行部7と、オンスクリーンディスプレイ(OSD)8と、中央処理装置(CPU)9とから構成されており、テレビモニタ10に接続されている。CPU9は、装置に設けられた各部を統括的に制御する。
なお、電子番組表情報は、デジタル放送信号の番組配列情報内の番組情報(EIT:Event Information Table)から取得してもよいし、インターネットから取得してもよい。
次に、以上のように構成された番組記録装置の動作について説明する。はじめにDVR3の状態を説明する。CPU9の制御の下に記録時は選局された所望チャンネルのアナログ放送信号がチューナ1により選択受信され、ベースバンド帯の受信信号に変換されてエンコーダ2に供給され、ここでMPEG等の動画像符号化方式で所望チャンネルの放送番組のデジタルビデオ信号にエンコードされた後DVR3に書き込まれる。なお、図示しないデジタルチューナによりデジタル放送信号が受信された場合には、受信されたストリームがそのままDVR3に記録されるか、ダウンコンバートしてDVR3に記録される。
再生時には、CPU9の制御の下にDVR3より読み出されたデジタルビデオ信号は、デコーダ4により所望チャンネルの放送番組のビデオ信号に戻されて、OSD8で動作状態などを付加させた後、テレビモニタ10に出力され視聴される。また、EPGアナライザ5は、アナログ放送信号のVBIやデジタル放送信号のEIT、またはインターネットなどより電子番組表情報を取得し、データ内容を解析し、番組表などの表示形式にしてOSD8で表示させる。ユーザはリモコン操作により任意の放送番組を選択し、録画予約の設定、また解除を画面上で行う。
ここで、繰り返しパターンで放送されるシリーズ番組の例を図2に示す。図2は、毎週月−金(毎週月曜日から金曜日までの毎日)で放送されていたシリーズ番組が木曜日で最終回となる例である。なお、図2中番組Aの下の括弧内の数字は番組Aの話数を示しているが、説明の便宜のため記載しているにすぎず、番組情報に含まれているというわけではない。また、番組は放送開始時刻が日によって異なることや、放送が無い日もあり得る。木曜日の「終」は外字であり、通常は白枠の四角で囲まれたものが運用されている。これは規定されているためコードが変わることはない。しかし、最終回にもかかわらず、この外字コードが番組タイトル名または番組詳細情報に含まれていない場合がある。
なお、番組情報は電子番組表情報に含まれるもので、この番組情報には、少なくとも番組の放送開始時刻、番組の継続時間または放送終了時刻、番組のタイトル名情報(文字データ)、ジャンルコード、番組の内容を記載した番組詳細情報が含まれる。
次に、第1の実施の形態に係る番組記録装置においてシリーズ番組の録画予約情報を自動で削除する手順について説明する。図3は第1の実施の形態における録画予約情報の一例を示す図、図4は第1の実施の形態に係る番組記録装置においてシリーズ番組の録画予約情報を自動で削除する手順を示すフローチャートである。
録画予約設定部6はCPU9の制御の下、ユーザのリモコン操作に応じて、繰り返しパターンで放送されるシリーズ番組について録画予約情報を生成し、これを保持する。録画予約情報は図3に示すように、予約番号と、番組タイトル名と、録画開始終了日時と、録画予約する番組のチャンネルと、長時間モード(LP)等の録画モードと、繰り返しパターンとを選択する項目を有する。
ステップS110において、予約録画実行部7はCPU9の制御の下、録画予約情報に基づいて、エンコーダ2でエンコードされた所望チャンネルの放送番組のデジタルビデオ信号をDVR3に書き込ませる。
録画が終了すると、ステップS120において、CPU9は、今録画した番組の番組タイトル名情報および番組詳細情報を電子番組表情報から取得し、取得した番組タイトル名情報または番組詳細情報の少なくともいずれかに、シリーズ番組の最終回を示す「終」の外字が含まれているか否かを判断する。「終」の外字が含まれている場合(ステップS120:YES)、ステップS130において、CPU9は、検出フラグを1として記憶する。
「終」の外字が含まれていない場合(ステップS120:NO)、ステップS140において、CPU9は、番組タイトル名情報に「最終」の文字列が含まれているか否かを判断する。「最終」の文字列が含まれている場合(ステップS140:YES)、ステップS130に進み、CPU9は、検出フラグを1として記憶する。「最終」の文字列が含まれていない場合(ステップS140:NO)、ステップS150に進む。
ステップS150において、CPU9は、録画した番組と同一の放送局において翌日以降における繰り返しパターンの次の予約設定該当日の指定範囲内に含まれる番組の番組データを、EPGアナライザ5に保持されている電子番組表情報から取得する。指定範囲は、例えば録画予約情報における録画開始時刻から録画終了時刻までの時間およびその前後所定の時間(例えば2時間)を含む範囲とする。また、番組データは、少なくとも当該番組の放送開始時刻、番組の継続時間または放送終了時刻、番組のタイトル名情報(文字データ)、ジャンルコードを含む。
次に、ステップS160において、CPU9は、取得した番組データの番組タイトル名と、録画した番組の番組タイトル名とが同じであるか否かを判断する。番組タイトル名が同じであるか否かの判断は、例えば比較元となる録画予約情報の番組タイトル名の文字列に対し、比較先である番組データ内の番組タイトル名を1文字毎に分解し、先頭の文字から順に比較元に現れる頻度をカウントし、比較元の文字数の例えば8割以上同じであれば同じ番組タイトル名であると判断する。
番組タイトル名が同じ番組がある場合(ステップS160:YES)、ステップS170において、CPU9は、その番組の放送開始終了日時を録画開始終了日時として録画予約情報を更新するように録画予約設定部6を制御する。番組タイトル名が同じ番組がない場合(ステップS160:NO)、ステップS180において、CPU9は、検出フラグが1であるか否かを判断する。
検出フラグが1である場合(ステップS180:YES)、ステップS190において、CPU9は、録画した番組の録画予約情報を削除するように録画予約設定部6を制御する。検出フラグが1でない場合(ステップS180:NO)、ステップS170に進み、CPU9は、次回の録画実行のための録画予約情報に更新するように録画予約設定部6を制御する。
このように第1の実施の形態に係る番組記録装置によれば、録画した番組の番組タイトル名情報および番組詳細情報から、外字や文字列により最終回を示す情報が検出され、かつ今回録画した番組が最終回でなければ存在するはずの次回該当番組が存在しない場合に、今回録画した番組が最終回であると判断して録画予約情報を削除するので、現在の放送運用において実現可能な最終回の判別により、シリーズ番組の録画予約を自動で削除することができる。これにより、無駄な録画を防止するとともに、予約をユーザが解除する手間をなくすことができる。
予約録画した番組の次回該当番組が存在しないことを予約削除の条件とすることにより、次回該当番組がある場合に、最終回を一旦迎えたが、次回より再び別シリーズとして番組が再スタートする場合に予約を削除しないため、予約を削除することを防ぐことができる。
なお、ステップS160において、番組タイトル名のほかにジャンルコードも比較するようにして、より確実な検索とすることができる。さらに、ジャンルコードを先に比較することで番組タイトル名の比較番組数を減らすことができ、検索処理が軽くなり処理速度が向上するという効果を得ることもできる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、録画終了後の処理によるものを説明したが、録画が実行される前、例えば電子番組表情報が更新された時に最終回の検出を行ってもよい。第2の実施の形態では、電子番組表情報が更新された際に、現在設定されている録画予約を番組の放送開始終了時刻の変動に合わせ自動で予約更新する、いわゆる番組追従の機能を有する番組記録装置において、番組追従による予約の更新処理時に最終回の検出判断を同時に行う例について説明する。なお、第2の実施の形態に係る番組記録装置の構成は、図1に示す第1の実施の形態に係る番組記録装置と同様である。
第2の実施の形態に係る番組記録装置においてシリーズ番組の最終回を検出する手順について説明する。図5は第2の実施の形態に係る番組記録装置においてシリーズ番組の最終回を検出する手順を示すフローチャートである。
ステップS210において、EPGアナライザ5により最新の電子番組表情報を取得すると、ステップS220において、CPU9は、予約設定済みの録画予約情報を比較元とし、番組の変動を考慮して、録画予約情報における録画開始時刻から録画終了時刻までの時間およびその前後所定の時間(例えば2時間)を含む範囲に含まれる番組を対象とし、ほぼ同じタイトル名の番組を検出し、放送開始終了時刻や番組タイトル名などを比較する。
そして、ステップS230において、CPU9は、ステップS220での比較結果により放送開始終了時刻や番組タイトル名などに違いがあれば、録画予約情報を変更するように録画予約設定部6を制御する。
次に、ステップS240において、CPU9は、現在録画予約設定されている番組の番組タイトル名情報および番組詳細情報を電子番組表情報から取得し、取得した番組タイトル名情報または番組詳細情報の少なくともいずれかに、シリーズ番組の最終回を示す「終」の外字が含まれているか否かを判断する。「終」の外字が含まれている場合(ステップS240:YES)、ステップS250において、CPU9は、検出フラグを1として記憶する。
「終」の外字が含まれていない場合(ステップS240:NO)、ステップS260において、CPU9は、番組タイトル名情報に「最終」の文字列が含まれているか否かを判断する。「最終」の文字列が含まれている場合(ステップS260:YES)、ステップS250に進み、CPU9は、検出フラグを1として記憶する。「最終」の文字列が含まれていない場合(ステップS260:NO)、ステップS270に進む。
ステップS270において、CPU9は、現在録画予約設定されている番組と同一の放送局において翌日以降における繰り返しパターンの次の予約設定該当日の指定範囲内に含まれる番組の番組データを、EPGアナライザ5に保持されている電子番組表情報から取得する。指定範囲は、例えば録画予約情報における録画開始時刻から録画終了時刻までの時間およびその前後所定の時間(例えば2時間)を含む範囲とする。
次に、ステップS280において、CPU9は、取得した番組データの番組タイトル名と、現在録画予約設定されている番組の番組タイトル名とが同じであるか否かを判断する。番組タイトル名が同じ番組がある場合(ステップS280:YES)、そのまま処理を終了する。番組タイトル名が同じ番組がない場合(ステップS280:NO)、ステップS290において、CPU9は、検出フラグが1であるか否かを判断する。
検出フラグが1である場合(ステップS290:YES)、ステップS300において、CPU9は、録画予約情報に最終回フラグを付加し、この最終回フラグを1として設定するように録画予約設定部6を制御する。検出フラグが1でない場合(ステップS290:NO)、一連の処理を終了する。
最終回フラグを付加した録画予約情報を図6に示す。CPU9は予約録画実行後に最終回フラグを確認し、この最終回フラグが1であれば、その録画予約情報を削除するように録画予約設定部6を制御する。
このように第2の実施の形態によっても、現在の放送運用において実現可能な最終回の判別により、シリーズ番組の録画予約を自動で削除することができる。
また、例えば他の録画予約をする際に録画予約が重複しているかどうかのチェックをする場合、最終回以降に録画予約がなくなることが分るため、重複の相手から除外することができるという効果を得ることができる。また、EPGアナライザ5が常に保持している最新の電子番組表情報と、録画予約情報との整合性をとることができるという効果が得られる。
なお、「終」の外字を検出した場合に限り、その時点で最終回と断定し、録画予約情報に最終回フラグを1として設定するようにしてもよいし、「終」の外字または「最終」の文字列を検出したならば、その時点で最終回と断定し、録画予約情報に最終回フラグを1として設定するようにしてもよい。
さらに、「最終」の文字列を検出するステップS140を省略してもよいし、「終」の外字を検出しただけで最終回と断定し、録画予約情報に最終回フラグを1として設定するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る番組記録装置の構成を示すブロック図である。 繰り返しパターンで放送されるシリーズ番組の例を示す図である。 第1の実施の形態における録画予約情報の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係る番組記録装置においてシリーズ番組の録画予約情報を自動で削除する手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る番組記録装置においてシリーズ番組の最終回を検出する手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における録画予約情報の一例を示す図である。
符号の説明
1 チューナ
2 エンコーダ
3 デジタルビデオレコーダ(DVR)
4 デコーダ
5 EPGアナライザ
6 録画予約設定部
7 予約録画実行部
8 オンスクリーンディスプレイ(OSD)
9 CPU
10 テレビモニタ

Claims (4)

  1. 放送予定の複数の番組の放送日情報と、放送開始時刻情報と、放送継続時間情報または放送終了時刻情報と、番組タイトル名情報と、番組詳細情報とを含む電子番組表情報を取得する電子番組表取得手段と、
    週毎または日毎の繰り返しパターンで放送される番組であるシリーズ番組の録画予約を行う場合に、録画予約日、録画開始時刻、録画終了時刻、番組タイトル名、および前記繰り返しパターンを録画予約情報として設定する録画予約設定手段と、
    前記録画予約情報に基づいて予約録画を実行する録画手段と、
    前記録画手段により録画された番組の番組タイトル名情報および番組詳細情報を前記電子番組表情報から取得し、この取得した前記番組タイトル名情報および前記番組詳細情報のうち少なくともいずれか一方から前記シリーズ番組の最終回を示す外字を第1の最終回情報として検出するとともに、前記番組タイトル名情報の文字列内から前記シリーズ番組の最終回を示す文字列を第2の最終回情報として検出する最終回情報検出手段とを備え、
    前記録画予約設定手段は、前記最終回情報検出手段により前記第1の最終回情報および前記第2の最終回情報のうち少なくともいずれか一方が検出された場合、前記録画予約情報に検出フラグを設定する手段であることを特徴とする番組記録装置。
  2. 録画した前記シリーズ番組と同一の放送局において、前記シリーズ番組の番組タイトル名と、前記電子番組表情報に含まれる複数の番組タイトル名とを比較して、その比較の結果、前記シリーズ番組の番組タイトル名の総文字数に対して予め設定されている所定の割合の文字数以上一致する文字を有する番組タイトル名が存在した場合、この番組タイトル名を前記シリーズ番組の番組タイトル名と略同一の番組タイトル名として検出するタイトル名検出手段をさらに備え、
    前記タイトル名検出手段は、前記録画したシリーズ番組の録画予約情報における録画開始時刻から録画終了時刻までの時間およびその前後所定の時間内を検索対象範囲とし、前記繰り返しパターンの次の予約設定該当日の前記検索対象範囲内において番組タイトル名を検索する手段であり、
    前記録画予約設定手段は、前記検出フラグを設定する処理を実行後、前記電子番組表取得手段が新たに前記番組情報を取得したら、前記タイトル名検出手段で前記略同一の番組タイトル名が検出されず、かつ、前記録画予約情報に検出フラグを設定していた場合は、前記録画予約情報を削除する一方、前記タイトル名検出手段で前記略同一の番組タイトル名が検出された場合、または、前記録画予約情報に検出フラグを設定していなかった場合は、前記録画予約情報を更新する手段であることを特徴とする請求項1に記載の番組記録装置。
  3. 放送予定の複数の番組の放送日情報と、放送開始時刻情報と、放送継続時間情報または放送終了時刻情報と、番組タイトル名情報と、番組詳細情報とを含む電子番組表情報を取得する電子番組表取得手段と、
    週毎または日毎の繰り返しパターンで放送される番組であるシリーズ番組の録画予約を行う場合に、録画予約日、録画開始時刻、録画終了時刻、番組タイトル名、および前記繰り返しパターンを録画予約情報として設定する録画予約設定手段と、
    前記電子番組表取得手段で最新の電子番組表情報を取得した時に、その時点で前記録画予約設定手段により録画予約設定されている番組の番組タイトル名情報および番組詳細情報を前記最新の電子番組表情報から取得し、この取得した前記番組タイトル名情報および前記番組詳細情報のうち少なくともいずれか一方から、前記シリーズ番組の最終回を示す外字を第1の最終回情報として検出するとともに、前記番組タイトル名情報の文字列内から前記シリーズ番組の最終回を示す文字列を第2の最終回情報として検出する最終回情報検出手段とを備え、
    前記録画予約設定手段は、前記最終回情報検出手段により前記第1の最終回情報および前記第2の最終回情報のうちの少なくともいずれか一方が検出された場合、前記録画予約情報に検出フラグを設定する手段であることを特徴とする番組記録装置。
  4. 録画予約された前記シリーズ番組と同一の放送局において、前記録画予約されたシリーズ番組の番組タイトル名と、前記電子番組表情報に含まれる複数の番組タイトル名とを比較して、その比較の結果、前記シリーズ番組の番組タイトル名の総文字数に対して予め設定されている所定の割合の文字数以上一致する文字を有する番組タイトル名が存在した場合、この番組タイトル名を前記シリーズ番組の番組タイトル名と略同一の番組タイトル名として検出するタイトル名検出手段をさらに備え、
    前記タイトル名検出手段は、前記シリーズ番組の前記録画予約情報における録画開始時刻から録画終了時刻までの時間およびその前後所定の時間内を検索対象範囲とし、前記繰り返しパターンの次の予約設定該当日の前記検索対象範囲内において番組タイトル名を検索する手段であり、
    前記録画予約設定手段は、前記検出フラグを設定する処理を実行後、前記電子番組表取得手段が新たに前記番組情報を取得したら、前記タイトル名検出手段で前記略同一の番組タイトル名が検出されず、かつ、前記録画予約情報に検出フラグを設定していた場合は、前記録画予約情報に、当該録画予約情報に基づく予約録画実行後に当該録画予約情報を削除することを示す最終回フラグを設定する一方、前記タイトル名検出手段で前記略同一の番組タイトル名が検出された場合、または、前記録画予約情報に検出フラグを設定していなかった場合はそのまま処理を終了する手段であることを特徴とする請求項3に記載の番組記録装置。
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