JP2004153729A - 記録装置および記録方法ならびにプログラム - Google Patents

記録装置および記録方法ならびにプログラム Download PDF

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Teppei Morinaga
哲平 森永
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Abstract

【課題】動画像の予約が重複した場合であっても、利用者が望む動画像を優先して記録することができる記録装置および記録方法ならびにプログラムを提供する。
【解決手段】予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って提供元から提供され、経時的に変化するコンテンツが、記録部4への記録を予約する記録予約と、提供予定を表わす電子番組案内とに基づいて、画像入出力部2によって取得されて記録部4に記録される。コンテンツの記録は、利用者による指示入力部7の入力操作によって入力される指定情報で指定されるとき、手動予約で予約され、予め設定される条件を満たすとき、自動予約で予約される。提供時間枠が少なくとも部分的に一致して複数のコンテンツが記録予約される重複予約が生じるとき、手動予約を優先させてコンテンツを記録するように、記録部4が中央制御部11によって制御される。
【選択図】 図14

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば動画像などのコンテンツを記録する記録装置および記録方法ならびにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
番組を予約して録画する記録装置の第1の従来技術として、番組が重複して予約されたとき、先行する予約を削除することなく保持し、録画が終了した後に、先行する予約を復活させる放送受信装置がある(たとえば特許文献1参照)。
【0003】
また第2の従来技術として、番組が重複して予約されたとき、利用者が設定した優先度に基づいて録画する放送番組受信装置がある(たとえば特許文献2参照)。
【0004】
また第3の従来技術として、番組が重複して予約されたとき、利用者が設定した優先度に基づいて予約が有効であるか否かを判断し、録画する受信処理予約装置がある(たとえば特許文献3参照)。
【0005】
また第4の従来技術として、番組の予約が重複しているとき、警告を表示し、設定された優先度に基づいて録画する画像記録装置がある(たとえば特許文献4参照)。
【0006】
また第5の従来技術として、利用者の好みの番組を推定し、推定した番組を予約し、その予約が他の番組の予約と重複するときには推定した番組の予約を削除する記録再生装置がある(たとえば特許文献5参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−341381号公報
【特許文献2】
特開2001−197382号公報
【特許文献3】
特開2002−27337号公報
【特許文献4】
特開2002−94916号公報
【特許文献5】
特開2002−152639号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述の第1〜第5の従来技術では、番組の視聴、あるいは番組の予約が重複したときに、それらの予約に対して利用者が優先順位を設定して予約を選択する構成になっている。このような構成では、利用者の望む優先順位にしようとすると、優先順位の設定が利用者にとって煩雑で手間がかかるなどして、利用者の意図する優先順位で予約することができず、所望の番組を記録することができない。
【0009】
したがって本発明の目的は、動画像の予約が重複した場合であっても、利用者が望む動画像を優先して記録することができる記録装置および記録方法ならびにプログラムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って提供元から提供され、経時的に変化するコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
取得したコンテンツを記録する記録手段と、
コンテンツを指定する指定情報を、利用者が入力操作する入力手段と、
入力された指定情報によって指定されるコンテンツの記録を予約する手動予約、および予め設定される条件を満たすコンテンツの記録を予約する自動予約を含む記録予約と、前記提供予定を表す提供予定情報とに基づいて、前記予約されるコンテンツを記録するように記録手段を制御する制御手段であって、提供時間枠が少なくとも部分的に一致する複数のコンテンツの記録が予約される重複予約が生じたとき、手動予約を優先させてコンテンツを記録するように制御する記録制御手段とを備えることを特徴とする記録装置である。
【0011】
本発明に従えば、経時的に変化するコンテンツが、予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って提供元から提供される。このコンテンツは、記録手段への記録を予約する記録予約と、前記提供予定を表わす提供予定情報とに基づいて、コンテンツ取得手段によって取得されて、記録手段によって記録される。コンテンツの記録は、利用者が入力手段を操作して入力した指定情報によって指定されるとき、手動予約で予約され、予め設定される条件を満たすとき、自動予約で予約される。複数のコンテンツの記録が予約される状態で、それらの提供時間枠が少なくとも部分的に一致する重複予約が生じたとき、手動予約を優先させてコンテンツを記録するように、記録手段が制御手段によって制御される。このように重複予約が生じたときであっても、簡単な記録予約の優先順位に従って、利用者の意思が反映された記録予約を実現することができる。これによって利用者が望むコンテンツを確実に取得して記録することができる。
【0012】
また本発明は、自動予約は、
特定の提供時間枠を繰返して予約する繰返し予約と、
予め設定される嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツを予約するキーワード予約と、
利用者の利用状況に基づいてコンテンツを予約するおすすめ予約との少なくともいずれか2つを含み、
繰返し予約、キーワード予約およびおすすめ予約には、予め定める順に優先順位が設定され、
記録制御手段は、自動予約同士で重複予約が生じたとき、前記優先順位に従って、優先順位の高い予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御することを特徴する。
【0013】
本発明に従えば、自動予約には、特定の提供時間枠を繰返して予約する繰返し予約と、予め設定される嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツを予約するキーワード予約と、利用者の利用状況に基づいてコンテンツを予約するおすすめ予約とのうち少なくともいずれか2つが含まれる。自動予約の繰返し予約、キーワード予約およびおすすめ予約には、予め定める順に優先順位が設定されている。自動予約同士で重複予約が生じたとき、予め設定される優先順位に従って、優先順位の高い予約を優先させて、コンテンツを記録するように、記録手段が記録制御手段によって制御される。これによって簡単な優先順位の設定で、利用者の嗜好の適合度合いが高いコンテンツを記録することができる。
【0014】
また本発明は、コンテンツ取得手段が予約されていないコンテンツを取得中に、予約されたコンテンツの提供開始時刻に至ったとき、予約されたコンテンツを取得するように、コンテンツ取得手段を制御する取得制御手段をさらに含むことを特徴とする。
【0015】
本発明に従えば、コンテンツ取得手段が予約されていないコンテンツを取得中に、予約されたコンテンツの提供開始時刻に至ったとき、予約されたコンテンツを取得するように、コンテンツ取得手段が取得制御手段によって制御される。このように予約されたコンテンツが、予約されていないコンテンツよりも優先的に取得される。これによって利用者が望むコンテンツを確実に取得することができる。
【0016】
また本発明は、重複予約が生じたとき、重複予約が生じたことを報知する報知手段をさらに含むことを特徴とする。
【0017】
本発明に従えば、重複予約が生じたとき、重複予約が生じたことを報知手段が報知するので、利用者が所望のコンテンツの記録を予約したときに、重複予約が生じたか否かを容易に識別することができる。
【0018】
また本発明は、記録予約は、記録手段にコンテンツを記録するときの記録の質を指定することが可能であり、
記録制御手段は、同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、記録の質の高い予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御することを特徴する。
【0019】
本発明に従えば、記録予約するにあたって、記録手段にコンテンツを記録するときの記録の質を指定することができる。同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、記録の質の高い予約を優先させて、コンテンツを記録するように、記録手段が記録制御手段によって制御される。記録の質を高くして記録予約されるコンテンツは、利用者にとって非常に重要度の高いコンテンツである可能性が高いので、利用者の意思がより反映された記録予約を実現することができる。
【0020】
また本発明は、制御手段は、同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、最新の予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御することを特徴する。
【0021】
本発明に従えば、同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、最新の予約を優先させて、コンテンツを記録するように、記録手段が記録制御手段によって制御される。このように同一種別の予約同士で重複予約が生じたときには、最新の予約が優先されるので、利用者が優先順位を直感的にかつ容易に理解することができる。
【0022】
また本発明は、利用者の嗜好を表す嗜好情報を取得する嗜好情報取得手段をさらに含み、
制御手段は、同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、コンテンツと嗜好情報との一致度合が高いコンテンツの予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御することを特徴する。
【0023】
本発明に従えば、利用者の嗜好を表す嗜好情報が、嗜好情報取得手段によって取得される。同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、コンテンツと嗜好情報との一致度合が高いコンテンツの予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御手段によって制御される。これによって利用者が記録したいと思うコンテンツのうち、利用者の嗜好に合ったコンテンツを記録することができる。
【0024】
また本発明は、予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って提供元から提供され、経時的に変化するコンテンツを、利用者によって指定されるコンテンツの記録を予約する手動予約、および予め設定される条件を満たすコンテンツの記録を予約する自動予約を含む記録予約と、前記提供予定を表す提供予定情報とに基づいて記録するにあたって、
提供時間枠が少なくとも部分的に一致する複数のコンテンツの記録が予約される重複予約が生じたとき、手動予約を優先させてコンテンツを記録することを特徴とする記録方法である。
【0025】
本発明に従えば、提供予定に従って提供元から提供されるコンテンツを、記録予約および提供予定情報に基づいて取得し記録するにあたって、複数のコンテンツの記録が予約される状態で、それらの提供時間枠が少なくとも部分的に一致する重複予約が生じたとき、手動予約を優先させる。このように重複予約が生じたときであっても、簡単な記録予約の優先順位に従って、利用者の意思が反映された記録予約を実現することができる。これによって利用者が望むコンテンツを確実に取得して記録することができる。
【0026】
また本発明は、前述の記録方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0027】
本発明に従えば、コンピュータを用いて、前述のような利用者が望むコンテンツに記録することを実現することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態の画像記録再生装置1の構成を示すブロック図である。画像記録再生装置1は、たとえば動画像および音声が含まれる動画像などの経時的に変化するコンテンツを、予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って提供する複数の放送局20からのコンテンツを取得し、取得したコンテンツを、画像記録再生装置1に接続される表示装置21に表示させる。また画像記録再生装置1は、取得したコンテンツを記録し、記録されたコンテンツを再生して表示装置21に表示させる。画像記録再生装置1は、画像入出力部2、オンスクリーンディスプレイ生成部3、記録部4、プログラムメモリ5、データメモリ6、指示入力部7、計時部8、通信部9、メモリカード接続部10および中央制御部11を含んで構成される。
【0029】
画像入出力部2は、アナログテレビチューナ2a、ADコンバータ2b、MPEG2エンコーダ2c、MPEG2デコーダ2dおよびDAコンバータ2eを備える。画像入出力部2には、放送局20からのアナログテレビジョン放送電波を受信するためのアンテナ2fが接続される。また画像入出力部2には、たとえばテレビジョン受像装置などで実現される表示装置21および図示しないアナログ方式のビデオテープレコーダ(Video Tape Recorder ;略称:VTR)などに接続可能なアナログ画像出力端子およびアナログ音声出力端子ならびにアナログ画像入力端子およびアナログ音声入力端子が備えられる。以後これらの入力端子および出力端子をまとめて、アナログ入出力端子と表記することがある。
【0030】
各放送局20からのコンテンツは、各放送局20に割り振られたチャンネルに対応する搬送波周波数のアナログテレビジョン放送電波によって提供され、アナログテレビチューナ2aは、選局される放送局20からのアナログテレビジョン放送電波、換言すれば選択されるチャンネルに対応する搬送波周波数のアナログテレビジョン放送電波を、アンテナ2fを介して受信して増幅する。さらにアナログテレビチューナ2aは、受信したアナログテレビジョン放送電波に含まれ、コンテンツを表すアナログコンテンツ信号を抽出する検波を行う。前記アナログテレビチューナ2aによって検波されたアナログコンテンツ信号は、ADコンバータ2aおよびアナログ入出力端子に接続される表示装置21およびVTRに与えられてもよい。コンテンツは、アナログテレビチューナ2aによって、アナログデータとして取得される。
【0031】
ADコンバータ2bは、アナログコンテンツ信号をデジタルコンテンツ信号に変換するアナログ・デジタル(Analog to Digital ;略称:AD)変換を行う。前記アナログコンテンツ信号は、アナログテレビチューナ2aおよびアナログ入出力端子に接続されるVTRから与えられてもよい。前記デジタルコンテンツ信号は、MPEG2エンコーダ2cおよび中央制御部11に与える。コンテンツは、このADコンバータ2bでAD変換されてデジタルデータ化される。
【0032】
MPEG2エンコーダ2cは、MPEG2規格に基づいて、デジタルコンテンツ信号を符号化して、符号化コンテンツ信号を生成する。前記デジタルコンテンツ信号は、ADコンバータ2bから与えられてもよい。前記符号化コンテンツ信号は、中央制御部11を介して、記録部4、通信部9およびメモリカード接続部10に与えられてもよい。コンテンツは、このMPEG2エンコーダ2cで符号化される。
【0033】
MPEG2デコーダ2dは、MPEG2規格で符号化される符号化コンテンツ信号を復号化して、デジタルコンテンツ信号を生成する。前記符号化コンテンツ信号は、記録部4、通信部9およびメモリカード接続部10から与えられてもよい。前記デジタルコンテンツ信号は、DAコンバータ2eに与えられてもよい。コンテンツは、このMPEG2デコーダ2dで複合化され、デジタルデータ化される。
【0034】
DAコンバータ2eは、デジタルコンテンツ信号をアナログコンテンツ信号に変換するデジタル・アナログ(Digital to Analog ;略称:DA)変換を行う。前記デジタルコンテンツ信号は、MPEG2デコーダ2dから与えられてもよい。前記アナログコンテンツ信号は、アナログ入出力端子に接続される表示装置21およびVTRに与えられてもよい。コンテンツは、このDAコンバータ2aでDA変換されてアナログデータ化される。
【0035】
表示装置21は、画像記録装置1からアナログコンテンツ信号によってコンテンツが与えられ、コンテンツである動画像を表示したり、音声を出力したりする。
【0036】
画像入出力部2は、アンテナ2fを介して受信される、放送局20からのデジタルテレビジョン放送電波に含まれ、コンテンツを表すデジタルコンテンツ信号を抽出する検波を行うデジタルテレビチューナを、さらに備えるようにしてもよい。この場合、デジタルコンテンツ信号は、MPEG2規格に基づいて符号化される符号化コンテンツ信号である。前記符号化コンテンツ信号は、MPEG2デコーダ2dに与えられたり、中央制御部11を介して記録部4に与えられるようにしてもよい。このようにデジタルデータとしてコンテンツを取得するようにしてもよい。
【0037】
また画像入出力部2は、たとえばデジタル方式でコンテンツを記録可能なハードディスクレコーダ(Hard Disk Recorder)、パーソナルビデオレコーダ(
Personal Video Recorder ;略称:PVR)およびDVD(Digital Versatile Disk)レコーダなどに接続可能なデジタル画像入出力端子およびデジタル音声入出力端子(以後これらの端子をまとめて「デジタル入出力端子」と表記することがある。)を備えるようにしてもよい。この場合、コンテンツは、デジタルコンテンツ信号によって、デジタル入出力端子に接続されるデジタル方式のビデオレコーダに与えられてもよい。
【0038】
オンスクリーンディスプレイ(On−Screen Display ;略称:OSD)生成部3は、中央制御部11によって制御され、画像入出力部2から表示装置21に出力されるアナログデータ形式のコンテンツに合成して、表示装置21に表示させるための合成データを生成する。
【0039】
記録部4は、たとえばハードディスクドライブ(Hard Disk Drive ;略称:HDD)などの固定型の磁気記録媒体用いた手段およびデジタル多機能ディスク(Digital Versatile Disk;略称:DVD)などの着脱可能な光記録媒体を用いた手段によって実現される。記録部4は、画像データ記録部4aおよびインデックスデータ記録部4bを有する。画像データ記録部4aには、符号化されたコンテンツが記録される。前記符号化されたコンテンツは、画像入出力部2およびメモリカード接続部10から与えられてもよい。インデックスデータ記録部4bには、前記符号化されたコンテンツの、記録部4における記録アドレス、記録日時、チャンネルおよび符号化ビットレートなどの記録情報、ならびにコンテンツのタイトルなどを含むインデックスが記録される。記録部4は、後述する中央制御部11によって制御される。
【0040】
指示入力部7は、キーボードおよびリモートコントローラ(略称:リモコン)22からのリモコン信号を受信するリモコン受信部などで実現される。指示入力部7は、利用者の入力操作によって、各種入力指令が入力される。
【0041】
プログラムメモリ5は、たとえばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory )およびフラッシュメモリ(flash memory)などの書換え可能な不揮発性メモリで実現される。プログラムメモリ5には、中央制御部11が実行可能な、記録再生制御プログラム5a、画像変換プログラム5b、EPG取得プログラム5c、記録予約制御プログラム5d、キーワード予約制御プログラム5e、おすすめ予約制御プログラム5f、フォトアルバム制御プログラム5g、嗜好データ抽出プログラム5hおよびEPG表示プログラム5iが記憶されている。各プログラム5a〜5iの詳細な説明は後述する。
【0042】
データメモリ6は、たとえばランダムアクセスメモリ(Random Access Memory;略称:RAM)などの揮発性メモリで実現される。データメモリ6は、記録再生予約データ記憶部6a、EPGデータ記憶部6b、キーワードデータ記憶部6cおよび嗜好データ記憶部6dを有する。
【0043】
記録再生予約データ記憶部6aは、放送局20からのコンテンツを記録部4に記録することを予約する記録予約に必要な予約情報を記憶する。キーワードデータ記憶部6cは、指示入力部7から入力された利用者に関する嗜好キーワードを記憶する。嗜好データ記憶部6dは、利用者の利用状況に基づく嗜好データを記憶する。
【0044】
EPGデータ記憶部6bは、インターネット25を介して接続されるEPGサーバ27に蓄積される電子番組案内(Electronic Program Guide;略称:EPG)を記憶する。放送局20は、前記EPGで表され、予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って、アナログテレビジョン放送電波を送信することによって、コンテンツを提供する。EPGは、詳細に述べると、搬送波周波数に対応する各チャンネル毎に、各提供時間枠で提供されるコンテンツのタイトル、ジャンル、出演者名などのキーワードを含むインデックスを有する。EPGは、放送局20からのデジタルコンテンツ信号に重畳して画像記録再生装置1に与えるようにしてもよい。この場合、画像入出力部2によって、デジタルコンテンツ信号からEPGが抽出され、抽出されたEPGは、EPGデータ記憶部6bに記憶される。また、EPGは、放送局20からのアナログテレビジョン放送電波における映像信号の垂直帰線区間(Vertical Blanking Interval ;略称:VBI)に重畳して画像記録再生装置1に与えるようにしてもよい。この場合、画像入出力部2によって、映像信号のVBIからEPGが抽出され、抽出されたEPGは、EPGデータ記憶部6bに記憶される。
【0045】
キーワードデータ記憶部6cは、指示入力部7から入力される嗜好キーワードを記憶する。嗜好データ記憶部6dは、嗜好データを記憶する。前記嗜好データは、利用者の利用状況に基づいて設定される。また嗜好データは、指示入力部7から入力されてもよい。嗜好データは、たとえば利用者の興味のあるジャンル、高頻度で記録されるコンテンツのタイトルなどである。
【0046】
計時部8は、たとえばリアルタイムクロック(Real Time Clock ;略称:RTC)で実現される。計時部8は、中央制御部11、プログラムメモリ5およびデータメモリ6の動作の基準となるシステムクロック、ならびに現在時刻などを含むの計時情報を中央制御部11に与える。
【0047】
通信部9は、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network;略称:LAN)23を介して第1パーソナルコンピュータ(以後「第1PC」と略して表記する。)24に接続して通信可能である。また通信部9は、インターネット25を介して、第2パーソナルコンピュータ(以後「第2PC」を略して表記する。)26、EPGサーバ27および携帯電話装置28に接続して通信可能である。また通信部9は、LAN23を介して接続される第1PC24が、インターネット25を介して、第2PC26、EPGサーバ27および携帯電話装置28に接続して通信できるようにするゲートウェイ機能およびルーティング機能を有する。第1および第2PC24,25は、それぞれ1つであってもよいし、複数であってもよい。
【0048】
また通信部9は、インターネット25を介して接続されるパーソナルコンピュータなどの通信端末装置から、不正なデータが入って来ないようにするファイアウォール機能を有するようにしてもよい。またLAN23は、有線であっても無線であってもよい。
【0049】
メモリカード接続部10は、たとえばフラッシュメモリなどの書換え可能な不揮発性メモリを備えるメモリカードを着脱自在にして接続可能である。メモリカード接続部10にメモリカードを装着することによって接続され、中央制御部11による制御によって、メモリカードに記憶されている情報を読出したり、メモリカードに情報を記憶させたりする。メモリカードには、たとえばデジタルスチルカメラによって撮影された静止画像を表すフォトデータが記憶されてもよい。
【0050】
中央制御部11は、たとえば中央演算処理装置(Central Processing Unit ;略称:CPU)で実現され、計時部8からの計時情報に基づいて駆動し、プログラムメモリ5に記憶されている各プログラム5a〜5iを実行して、各種処理を行う。
【0051】
中央制御部11は、記録再生制御プログラム5aを実行することによって、指示入力部7からの入力指令およびデータメモリ6の記録再生予約データ記憶部6aに記憶される予約情報に従って、予約されるコンテンツを取得して画像データ記録部4aに記録するように、画像入出力部2および記録部4を制御する。またこのとき、中央制御部11は、画像データ記録部4aに記録されるコンテンツに関連するインデックスを、インデックスデータ記録部4bに記録するように、記録部4を制御する。また中央制御部11は、記録再生制御プログラム5aを実行することによって、指示入力部7からの、画像データ記録部4aに記録されているコンテンツを再生することを示す入力指令に従って、画像データ記録部4aに記録されているコンテンツを表示装置21に表示および出力させるように、画像入出力部2および記録部4を制御する。このとき記録部4に記録されているコンテンツは、MPEG2デコーダ2dに与えられて復号化され、さらにDAコンバータ2eに与えられてDA変換されて、アナログ入出力端子から表示装置21に与えられる。
【0052】
画像入出力部2がデジタル入出力端子を備えている場合、中央制御部11は、記録再生制御プログラム5aを実行することによって、記録部4に記録されているコンテンツを、DAコンバータ2eを介さずに、デジタル入出力端子に接続されているデジタル方式のビデオレコーダなどに与えるようにしてもよい。
【0053】
中央制御部11は、画像変換プログラム5bを実行することによって、記録部4に記録されているコンテンツに対して、たとえば符号化ビットレートを変更したり、符号化方式をMPEG2からMPEG4に変換したりする画像変換処理を行う。さらに中央制御部11は、記録再生制御プログラム5aを実行することによって、前述のような画像変換処理が施されたコンテンツを記録するように記録部4を制御したり、LAN23を介して接続される第1PC24およびインターネット25を介して接続される第2PC26に与えるように通信部9を制御してもよい。
【0054】
中央制御部11は、EPG取得プログラム5cを実行することによって、インターネット25を介して接続されるEPGサーバ27に蓄積されるEPGを取得するように通信部9を制御するとともに、取得したEPGをデータメモリ6のEPGデータ記憶部6bに記憶する。またEPGが放送局20からのデジタルコンテンツ信号に重畳して画像記録再生装置1に与えられる場合、中央制御部11は、EPG取得プログラム5cを実行することによって、デジタルコンテンツ信号からEPGを抽出するように画像入出力部2を制御するとともに、抽出されたEPGをEPGデータ記憶部6bに記憶する。
【0055】
中央制御部11は、EPG表示プログラム5iを実行することによって、EPGデータ記憶部6bに記憶されているEPGを、利用者が容易に理解できるような一覧表形式に加工して、画像入出力部2から表示装置21に与えられるコンテンツに重畳するようにOSD生成部3を制御する。これによって表示装置21には、EPGの一覧表が重畳されるコンテンツが表示される。
【0056】
利用者がリモコン22および指示入力部7を入力操作して入力指令が入力されると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、表示装置21に表示されている一覧表上にカーソルを形成し、入力指令に応じてカーソルを移動させるようにOSD生成部3を制御する。利用者の入力操作によって所望のコンテンツが指定されると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、EPGデータ記憶部6bに記憶されているEPGに基づいて、指定されたコンテンツの記録開始日時、記録終了日時およびチャンネルなどを含む予約情報を、記録再生予約データ記憶部6aに記憶する。
【0057】
利用者がリモコン22および指示入力部7を入力操作して、コンテンツの記録開始日時、記録終了日時、チャンネル、記録予定画質および記録または視聴の区別などを含む予約情報が入力されると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、前記予約情報を記録再生予約データ記憶部6aに記憶する。利用者が第1PC24、第2PC26および携帯電話装置28を操作して、予約情報を入力して、前記記録予約がLAN23およびインターネット25を介して通信部9に与えられると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、前記記録予約を記録再生予約データ記憶部6aに記憶する。このようにして手動予約が行われる。
【0058】
中央制御部11は、キーワード予約制御プログラム5eを実行することによって、データメモリ6のキーワードデータ記憶部6cに記憶されている嗜好キーワードに基づいて、EPGデータ記憶部6bに記憶されているEPGを検索して、前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツを抽出し、前記コンテンツの提供時間枠およびチャンネルなどを含む予約情報を、記録再生予約データ記憶部6aに記憶する。このようにしてキーワード予約が行われる。このとき記録開始日時は、提供時間枠におけるコンテンツの提供開始日時であり、記録終了日時は、提供時間枠におけるコンテンツの提供終了日時である。
【0059】
中央制御部11は、おすすめ予約制御プログラム5fを実行することによって、データメモリ6の嗜好データ記憶部6dに記憶されている嗜好データに基づいて、EPGデータ記憶部6bを検索して、前記嗜好データを含むインデックスに対応するコンテンツを抽出し、前記コンテンツの提供時間枠およびチャンネルなどを含む予約情報を記録再生予約データ記憶部6aに記憶する。このようにして、おすすめ予約が行われる。このとき記録開始日時は、コンテンツの提供時間枠におけるコンテンツの提供開始日時であり、記録終了日時は、提供時間枠におけるコンテンツの提供終了日時である。
【0060】
中央制御部11は、フォトアルバム制御プログラム5gを実行することによって、メモリカード接続部10によって読取られたメモリカードに記憶されているフォトデータを記録部4に記録する。また中央制御部11は、フォトアルバム制御プログラム5gを実行することによって、表示装置21、第1PC24、第2PC26および携帯電話装置28に、記録部4に記録されているフォトデータを一覧表形式で表示できるようなフォトアルバムデータを生成する。このように生成されたフォトアルバムデータは、LAN23を介して接続される第1PC24、ならびにインターネット25を介して接続される第2PC26および携帯電話装置28に与えることができる。
【0061】
中央制御部11は、嗜好データ抽出プログラム5hを実行することによって、利用者の利用状況に基づいて嗜好データを生成して、データメモリ6の嗜好データ記憶部6dに記憶する。この嗜好データは、おすすめ予約が行われるときに用いられる。
【0062】
図2は、表示装置21に表示されるアプリメニューM1を示す図である。表示装置21の表示画面において、前記表示画面に平行な予め定める第1方向を上方向、前記第1方向とは反対向きの方向を下方向、前記表示画面に平行であって前記第1方向に垂直な第2方向を右方向、前記第2方向とは反対向きの方向を左方向とする。
【0063】
利用者がリモコン22に設けられるメニューボタンを押圧すると、アプリメニューM1の表示を示す入力指令が指示入力部7に与えられる。中央制御部11は、前記入力指令に基づいて、アプリメニューM1を表す表示データを生成して、前記表示データを画像入出力部2を介して、表示装置21に与える。これによって図2に示すようなアプリメニューM1が表示装置21に表示される。
【0064】
アプリメニューM1は、ステータス表示領域A1、項目表示領域A2、項目説明表示領域A3、コンテンツ表示領域A4および操作説明表示領域A5を有する。ステータス表示領域A1は、表示画面において上端部に配置される。ステータス表示領域A1には、メニュータイトル、記録モード、記録可能時間および現在日時などのステータス情報が表示される。項目表示領域A2は、表示画面において中央部右寄りに配置される。項目表示領域A2には、テレビH1、番組表H2、番組ナビH3、ビデオH4、予約H5、インターネットH6、フォトアルバムH7および設定H8を含むメニュー項目がマトリクス状に配置されて表示される。
【0065】
項目説明表示領域A3は、表示画面において左端部上寄りに配置される。項目説明表示領域A3には、カーソルCが重ねられて選択されているメニュー項目に関連する説明が表示される。コンテンツ表示領域A4は、表示画面において左端部下寄りに配置される。コンテンツ表示領域A4には、現在選択されているチャンネルに対応する放送局20から提供されているコンテンツが表示される。操作説明表示領域A5は、表示画面において下端部に配置される。操作説明表示領域A5には、リモコン22に設けられるボタンに対応する操作説明が表示される。
【0066】
表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者は、リモコン22に設けられるカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下左右に移動することができる。利用者は、リモコン22を操作して、項目表示領域A2に表示されている項目にカーソルCを移動して所望とするメニュー項目のいずれか1つに重ねることで、前記メニュー項目を選択する。さらにこの状態で、利用者は、リモコン22に設けられる決定ボタンを押圧することによって、選択したメニュー項目を決定して、選択されたメニュー項目に関連付けされる後述する各種メニューなどを、表示装置21に表示することができる。
【0067】
以後、リモコン22のカーソルボタンを操作して、表示画面に表示されている項目などにカーソルCを重ねることを、単に「選択する」と表記することがある。また項目などが選択されている状態で、リモコン22の決定ボタンを押圧することを、単に「決定する」と表記することがある。
【0068】
表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が、テレビH1を選択して決定すると、中央制御部11は、現在、画像入出力部2によって選択されているチャンネルに対応する放送局20から提供されているコンテンツを表示装置21の表示画面全体に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって表示装置21の表示画面全体に、前記コンテンツが表示される。
【0069】
表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が、インターネットH6を選択して決定すると、中央制御部11は、インターネット25を介して接続されるコンテンツサーバが蓄積しているウェブコンテンツを取得するように通信部9を制御する。また中央制御部11は、取得したウェブコンテンツを表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって表示装置21に前記ウェブコンテンツが表示される。
【0070】
表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が、フォトアルバムH7を選択して決定すると、中央制御部11は、プログラムメモリ5に記憶されているフォトアルバム制御プログラム5gを実行して、記録部4およびメモリカード接続部10に装着されているメモリカードが記録および記憶しているフォトデータを、表示装置21、第1PC24、第2PC26および携帯電話装置28に表示するためのフォトアルバムデータを生成する。これによって表示装置21ならびに第1PC24、第2PC26および携帯電話装置28の表示部(図示せず)にフォトアルバムデータを表示することができる。
【0071】
表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が、設定H8を選択して決定すると、中央制御部11は、各種設定メニューを表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって表示装置21に前記設定メニューが表示される。
【0072】
図3は、表示装置21に表示されるチャンネル別番組表M2を示す図である。表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が番組表H2を選択して決定すると、中央制御部11は、EPG表示プログラム5iを実行して、チャンネル別番組表M2を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図3に示すようなチャンネル別番組表M2が表示装置21に表示される。
【0073】
チャンネル別番組表M2は、ステータス表示領域A1、項目説明表示領域A3、コンテンツ表示領域A4、操作説明表示領域A5および番組表表示領域A6を有する。ステータス表示領域A1、項目説明表示領域A3、コンテンツ表示領域A4および操作説明表示領域A5は、前述の図2に示すアプリメニューM1と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。番組表表示領域A6は、表示画面において中央部右寄りに配置される。番組表表示領域A6には、現在選択されているチャンネルの名称が表示される。また番組表表示領域A6には、前記チャンネルで提供されるコンテンツの提供時間枠およびタイトルが上下方向に時系列順に並ぶ一覧表形式の番組表が表示される。また番組表表示領域A6において、所定の方法で設定されるおすすめ度の高いコンテンツには、おすすめマークE1が付加されて表示される。
【0074】
表示装置21に図3に示すチャンネル別番組表M2が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下に移動することができる。利用者は、リモコン22を操作して、番組表表示領域A6に表示されているコンテンツのタイトルを選択すると、項目説明表示領域A3には、選択されたコンテンツに対応するインデックスが表示される。利用者がリモコン22のカーソルボタンを操作することによって、番組表表示領域A6に他のチャンネルで提供されるコンテンツの番組表を表示することができる。また利用者がリモコン22のカーソルボタンを操作することによって、他の提供時間枠に提供されるコンテンツの番組表を表示することができる。
【0075】
図4は、表示装置21に表示される番組ナビM3を示す図である。表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が番組ナビH3を選択して決定すると、中央制御部11は、EPG表示プログラム5iを実行して、番組ナビM3を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図4に示すような番組ナビM3が表示装置21に表示される。
【0076】
番組ナビM3は、ステータス表示領域A1、項目説明表示領域A3、コンテンツ表示領域A4、操作説明表示領域A5およびおすすめ番組表表示領域A7を有する。ステータス表示領域A1、項目説明表示領域A3、コンテンツ表示領域A4および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。おすすめ番組表表示領域A7は、表示画面において中央部右寄りに配置される。おすすめ番組表表示領域A7には、予め設定されるおすすめコンテンツの提供時間枠およびタイトルが上下方向に時系列順に並ぶ一覧表形式の番組表が表示される。またおすすめ番組表表示領域A7において、コンテンツには、おすすめ度に応じて、おすすめマークE1が付加されて表示される。前記おすすめコンテンツは、中央制御部11によって、データメモリ6の嗜好データ記憶部6dに記憶されている嗜好データに基づいて、EPGデータ記憶部6bに記憶されているEPGから抽出された、前記嗜好データを含むインデックスに対応するコンテンツである。
【0077】
表示装置21に図4に示す番組ナビM3が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下に移動することができる。利用者は、リモコン22を操作して、おすすめ番組表表示領域A7に表示されているおすすめコンテンツのタイトルを選択すると、項目説明表示領域A3には、選択されたおすすめコンテンツに対応するインデックスが表示される。
【0078】
図5は、表示装置21に表示される記録一覧表M4を示す図である。表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者がビデオH4を選択して決定すると、中央制御部11は、記録再生制御プログラム5aを実行して、記録部4のインデックスデータ記録部4bに記憶されている情報を参照して記録一覧表M4を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図5に示すような記録一覧表M4が表示装置21に表示される。
【0079】
記録一覧表M4は、ステータス表示領域A1、コンテンツ表示領域A4、操作説明表示領域A5、記録一覧表示領域A8および項目説明表示領域A9を有する。ステータス表示領域A1、項目説明表示領域A9、コンテンツ表示領域A4および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。記録一覧表示領域A8は、表示画面において中央部に配置される。記録一覧表示領域A8には、記録部4に記録されているコンテンツの提供時間枠およびタイトルが上下方向に時系列順に並ぶ一覧表形式の記録一覧表が表示される。また記録一覧表示領域A8において、現在記録中のコンテンツには、現在記録中であることを表す記録中マークE2が付加されて表示される。また記録一覧表示領域A8において、削除禁止設定されているコンテンツには、記録部4からの削除を禁止されていることを表す削除禁止マークE3が付加されて表示される。また記録一覧表示領域A8において、記録部4に記録されてから利用者がまだ一度も再生していないコンテンツには、未再生を表すNEWマークE7が付加されて表示される。また記録一覧表示領域A8において、上書き設定されているコンテンツには、記録部4に記録されている同一タイトルのコンテンツに上書きして記録することを表す上書きマークE4が付加されて表示される。
【0080】
表示装置21に図5に示す記録一覧表M4が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下に移動することができる。利用者は、リモコン22を操作して、記録一覧表示領域A8に表示されているコンテンツのタイトルを選択して決定すると、決定されたコンテンツが再生されて、表示装置21に前記コンテンツが表示される。一度でも再生されたコンテンツに対しては、前記NEWマークE7が取り除かれる。
【0081】
図6は、表示装置21に表示される予約方法選択メニューM5を示す図である。表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が番組ナビH3を選択して決定すると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、予約方法選択メニューM5を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図6に示すような予約方法選択メニューM5が表示装置21に表示される。
【0082】
予約方法選択メニューM5は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5および選択肢表示領域A10を含んで構成される。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。選択肢表示領域A10は、表示画面において中央部に配置される。選択肢表示領域A10には、コンテンツの録画を予約する方法である番組表から予約Y1、番組ナビから予約Y2、マニュアル予約Y3およびキーワード予約Y4ならびに予約した内容を確認するための予約確認Y5の選択肢が表示される。
【0083】
表示装置21の表示画面に図6に示す予約方法選択メニューM5が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下に移動させることができる。利用者は、リモコン22を操作して、選択肢表示領域A10に表示されている各選択肢Y1〜Y5のいずれか1つを選択して決定することができる。このように選択肢が決定されると、決定された選択肢に対応するメニューが表示される。
【0084】
図7は、記録予約における概略的な手順および表示されるメニューを示す図である。表示装置21に、図6に示す予約方法選択メニューM5が表示されているとき、利用者が、番組表から予約Y1を選択して決定すると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、チャンネル別番組表M3を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図3に示すチャンネル別番組表M3が表示装置21に表示される。チャンネル別番組表M3が表示されているとき、利用者が記録予約したいコンテンツを選択して決定すると、決定したコンテンツの記録予約が登録される。表示装置21に図6に示す予約方法選択メニューM5が表示されているとき、利用者が、番組ナビから予約Y2を選択して決定すると、図4に示す番組ナビM3が表示される。番組ナビM3が表示されている状態で、利用者が記録予約したいコンテンツを選択して決定すると、決定したコンテンツの記録予約が登録される。
【0085】
図8は、表示装置21に表示される手動予約登録メニューM6を示す図である。表示装置21に図6に示す予約方法選択メニューM5が表示されているとき、利用者が、マニュアル予約Y3を選択して決定すると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、手動予約登録メニューM6を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図8に示す手動予約登録メニューM6が表示装置21に表示される。手動予約登録メニューM6は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5および入力フォーム表示領域A11を有する。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。入力フォーム表示領域A11は、表示画面において中央部に配置される。入力フォーム表示領域A11には、コンテンツのタイトルである番組名と、コンテンツの記録を開始する記録開始日時と、コンテンツの記録を終了する記録終了日時と、コンテンツが提供されるチャンネルを選択する選局と、記録の種類と、記録の画質と、符号化方式の変換とを個々に入力するための入力ボックスが表示される。また入力フォーム表示領域A11には、「登録」ボタンB1および「戻る」ボタンB2が表示される。
【0086】
表示装置21に図8に示す手動予約登録メニューM6が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下左右に移動することができる。利用者は、リモコン22を操作して、入力フォーム表示領域A11に表示されている入力ボックスを順番に選択しながら、選択した入力ボックスにコンテンツのタイトル、記録開始日時、記録終了日時、コンテンツが提供されるチャンネル、記録の種類、記録の画質、および符号化方式の変換を入力していく。全ての入力ボックスへの入力が完了し、入力した内容に基づいて予約録画を登録する場合には、利用者は、リモコン22を操作して、入力フォーム表示領域A11に表示されている「登録」ボタンB1を選択して決定する。これによって入力されたコンテンツが予約録画の登録がなされて、入力された内容が予約情報として、データメモリ6の記録再生予約データ記録部6aに記憶される。
【0087】
利用者が、リモコン22を操作して、入力フォーム表示領域A11に表示されている「戻る」ボタンB2を選択して決定すると、表示装置21に予約方法選択メニューM5が表示される。
【0088】
図9は、表示装置21に表示されるキーワード一覧表M7を示す図である。表示装置21に図6に示す予約方法選択メニューM5が表示されているとき、利用者が、キーワード予約Y4を選択して決定すると、中央制御部11は、キーワード予約制御プログラム5eを実行して、キーワード一覧表M7を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図9に示すキーワード一覧表M7が表示装置21に表示される。キーワード一覧表M7は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5およびキーワード一覧表示領域A12を有する。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。
【0089】
キーワード一覧表示領域A12は、表示画面において中央部に配置される。キーワード一覧表示領域A12には、予め設定されデータメモリ6のキーワードデータ記憶部6cに記憶されている嗜好キーワードが、前記嗜好キーワードに対応するジャンルと、前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツの記録予約の設定状態と、現在データメモリ6のEPGデータ記憶部6bに記憶されているEPGにおける前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツの個数とともに、一覧表形式で表示される。
【0090】
表示装置21の表示画面に図9に示すキーワード一覧表M7が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下に移動させることができる。
【0091】
図10は、表示装置21に表示されるキーワード編集メニューM8を示す図である。表示装置21に図9に示すキーワード一覧表M7が表示されているとき、利用者が、リモコン22を操作して、所望のキーワードを選択して決定すると、中央制御部11は、キーワード予約制御プログラム5eを実行して、キーワード編集メニューM8を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図10に示すようなキーワード編集メニューM8が表示装置21に表示される。キーワード編集メニューM8は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5およびキーワード編集領域A13を有する。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。
【0092】
キーワード編集領域A13は、表示画面において中央部に配置される。キーワード編集領域A13には、登録および編集するキーワード、前記キーワードに対応するジャンルおよび前記キーワードに対してどのような処理をするかを示すアクションを入力するための入力ボックスが表示される。またキーワード編集領域A13には、「消去」ボタンB3、「登録」ボタンB4および「戻る」ボタンB5が表示される。
【0093】
表示装置21に図10に示すキーワード編集メニューM8が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下左右に移動させることができる。利用者は、リモコン22を操作して、キーワード編集領域A13に表示されている入力ボックスを順番に選択しながら、選択した入力ボックスに嗜好キーワード、前記嗜好キーワードに対応するジャンル、および前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツに対する処理を入力していく。全ての入力ボックスへの入力が完了し、入力した内容に基づいて嗜好キーワードを登録する場合、利用者は、リモコン22を操作して、キーワード編集領域A13に表示されている「登録」ボタンB4を選択して決定する。これによって嗜好キーワードが登録されて、データメモリ6のキーワードデータ記憶部6cに記憶される。
【0094】
利用者がリモコン22を操作して、前記入力ボックスを選択して決定すると、前記入力ボックスに、たとえば「|」のような文字入力用カーソルが表示される。このとき、表示装置21の表示画面の下部に、文字入力のために一時的に文字を表示するための文字入力領域が表示される。利用者は、リモコン22に設けられる数字ボタンなどを押圧することによって、前記ボタンに予め割り当てられている文字を入力したり、漢字変換したりすることができる。所望の文字が文字入力領域に表示され、利用者がリモコン22の決定ボタンを押圧すると、文字入力領域に表示されていた文字が、前記入力ボックスに表示される。入力ボックスへの文字入力が終了すると、利用者がリモコン22の決定ボタンを押圧することで、カーソルCの移動が可能になる。
【0095】
また登録されている嗜好キーワードを消去する場合、利用者は、リモコン22を操作して、消去したい嗜好キーワードを入力ボックスに入力して、キーワード編集領域A13に表示されている「消去」ボタンB3を選択して決定する。これによって入力ボックスに入力した嗜好キーワードが、データメモリ6のキーワードデータ記憶部6cから消去される。利用者は、リモコン22を操作して、キーワード編集領域A13に表示されている「戻る」ボタンB5を選択して決定すると、表示装置21にキーワード一覧表M7が表示される。
【0096】
図11は、表示装置21に表示される予約確認メニューM9を示す図である。表示装置21に図6に示す予約方法選択メニューM5が表示されているとき、利用者が、予約確認Y5を選択して決定すると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、予約確認メニューM9を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図11に示す予約確認メニューM9が表示装置21に表示される。予約確認メニューM9は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5、予約一覧表示領域A14および予約情報表示領域A15を有する。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。
【0097】
予約一覧表示領域A14は、表示画面において中央部上寄りに配置される。予約一覧表示領域A14には、データメモリ6の記録再生予約データ記憶部6aに記憶されている予約情報に含まれる、記録予約されているコンテンツのタイトルおよび記録開始日時が、記録開始日時順に並んで、一覧表形式で表示される。また予約一覧表示領域A14において、現在記録中のコンテンツには、現在記録中であることを表す記録中マークE2が付加されて表示される。また予約一覧表示領域A14において、キーワード予約されたコンテンツには、キーワード予約による記録予約であることを表すキーワード予約マークE5が付加されて表示される。また予約一覧表示領域A14において、おすすめ予約されたコンテンツには、おすすめ予約による記録予約であることを表すおすすめ予約マークE6が付加されて表示される。
【0098】
予約情報表示領域A15は、表示画面において予約一覧表示領域A14の下方に配置される。予約一覧表示領域A14には、データメモリ6の記録再生予約データ記憶部6aに記憶されている予約情報に含まれる、記録予約されているコンテンツに対応するインデックスが表示される。
【0099】
表示装置21に図11に示す予約確認メニューM9が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下に移動させることができる。図11に示す予約確認メニューM9が表示されているとき、利用者は、リモコン22を操作して、所望のコンテンツのタイトルを選択すると、予約情報表示領域A15には、選択されたコンテンツに対応するインデックスが表示される。また図11に示す予約確認メニューM9が表示されているとき、利用者は、リモコン22を操作して、所望のコンテンツのタイトルを選択して決定する。これによって表示装置21には、図8に示すような手動予約登録メニューM6が表示される。
【0100】
利用者が、リモコン22に設けられる機能ボタンを押圧すると、表示装置21に機能メニューが表示される(図示せず)。この機能メニューには、「予約内容の変更」ボタン、「番組内容を表示」ボタン、「WEB検索」ボタン、「予約取消」ボタンおよび「キーワード予約」ボタンが、上から順に並んで表示される。利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルを上下に移動させることができる。
【0101】
利用者が機能メニューの「予約内容の変更」ボタンを選択して決定すると、表示装置21に図8に示す手動予約登録メニューM6が表示される。表示装置21に、たとえば図4に示す番組ナビM3が表示されていて、あるコンテンツが選択されているときに、利用者が機能ボタンを押圧して「番組内容を表示」ボタンを選択して決定すると、表示装置21に、前記コンテンツに対応するインデックスが、たとえばダイアログの態様で表示される。表示装置21に、たとえば図11に示す予約確認メニューM9が表示されていて、あるコンテンツが選択されているときに、利用者が機能ボタンを押圧して「WEB検索」ボタンを選択して決定すると、前記コンテンツのタイトルなどを検索条件として、インターネットの検索サイトにおいて、前記コンテンツに関連する情報が検索され、その検索結果が表示装置21に表示される。
【0102】
表示装置21に、たとえば図11に示す予約確認メニューM9が表示されていて、あるコンテンツが選択されているときに、利用者が機能ボタンを押圧して、「予約取消」ボタンを選択して決定すると、表示装置21に「予約を消去しますか?」というダイアログが表示される。利用者が前記ダイアログ中の「はい」ボタンを選択して決定すると、前記コンテンツの記録予約が削除される。
【0103】
利用者が機能メニューの「キーワード予約」ボタンを選択して決定すると、表示装置21に図9に示すキーワード一覧表M7が表示される。
【0104】
図12は、記録予約が重複したときに表示装置21に表示される予約重複確認メニューM10を示す図である。コンテンツの記録予約が登録されると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、データメモリ6の記録再生予約データ記憶部6aに記憶されている予約情報に基づいて、登録されたコンテンツの提供時間枠が他の登録されているコンテンツの提供時間枠に重複しているか否かを判断する。中央制御部11が、登録されたコンテンツの提供時間枠と他の登録されているコンテンツの提供時間枠とが重複していると判断すると、中央制御部11は、予約重複確認メニューM10を表示するように画像入出力部2を制御する。これによって表示装置21に、図12に示すような予約重複確認メニューM10が表示される。
【0105】
予約重複確認メニューM10は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5および重複コンテンツ表示領域A16を有する。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。重複コンテンツ表示領域A16は、表示画面において中央部に配置される。重複コンテンツ表示領域A16には、記録予約されているけれども、提供時間枠が重複している複数のコンテンツの提供時間枠およびタイトルなどを含む予約情報が、一覧表形式で表示される。また重複コンテンツ表示領域A16には、「する」ボタンB6および「しない」ボタンB7が、前記予約情報の下方に表示される。
【0106】
表示装置21に図12に示す予約重複確認メニューM10が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを左右に移動させることができる。利用者は、リモコン22を操作して、予約重複確認メニューM10に表示されている「する」ボタンB6を選択して決定すると、提供時間枠が重複している複数のコンテンツの記録予約を登録することができる。このとき提供時間枠が重複している複数のコンテンツのうち、所定の方法で設定される優先度の高いコンテンツに対して、記録予約が実行される。また利用者は、リモコン22を操作して、予約重複確認メニューM10に表示されている「しない」ボタンB7を選択して決定すると、提供時間枠が重複している複数のコンテンツの記録予約の登録を解除することができる。
【0107】
図13は、記録部4に記録予約されるコンテンツを記録可能な記憶容量が無いときに表示装置21に表示される容量不足確認メニューM11を示す図である。コンテンツの記録予約が登録されると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、データメモリ6の記録再生予約データ記憶部6aに記憶されている予約情報と、記録部4とに基づいて、記録予約が登録されるコンテンツを記録部4に記録可能であるか否かを判断する。中央制御部11が、記録部4には前記コンテンツを記録不可能であると判断すると、中央制御部11は、容量不足確認メニューM11を表示するように画像入出力部2を制御する。これによって表示装置21に、図13に示すような容量不足確認メニューM11が表示される。
【0108】
容量不足確認メニューM11は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5および記録時間表示領域A17を有する。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。記録時間表示領域A17は、表示画面において中央部に配置される。記録時間表示領域A17には、記録予約されコンテンツを記録するのに必要な時間と、記録部4が記録可能な記録時間とが表示される。また記録時間表示領域A17には、「する」ボタンB8および「しない」ボタンB9が、前記予約情報の下方に表示される。
【0109】
表示装置21に図13に示す容量不足確認メニューM11が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを左右に移動させることができる。利用者は、リモコン22を操作して、容量不足確認メニューM11に表示されている「する」ボタンB8を選択して決定すると、コンテンツの記録予約を登録することができる。また利用者は、リモコン22を操作して、容量不足確認メニューM11に表示されている「しない」ボタンB9を選択して決定すると、前記コンテンツの記録予約の登録を解除することができる。
【0110】
本実施の形態において、提供元は放送局20であり、記録装置は画像記録再生装置1であり、入力手段は指示入力部7であり、記録手段は記録部4であり、記録制御手段および取得制御手段は中央制御部11である。また提供予定情報は、電子番組案内(略称:EPG)である。この画像記録再生装置1によって、記録方法を実行する。
【0111】
図14は、手動予約を登録するときの重複予約に関する処理の手順を示すフローチャートである。図15は、記録予約が重複したときに表示装置21に表示される予約重複確認メニューM20を示す図である。図15に示す予約重複確認メニューM20は、前述の図12に示す予約重複確認メニューM10と類似しているので、同様の構成には同一の参照符号を付し、詳細な説明は省略する。図14に示す手動予約を登録するときの重複予約に関する処理の手順は、中央制御部11が、プログラムメモリ5に記憶される記録予約制御プログラム5dを実行することによって行われる。中央制御部11は、記録予約とEPGとに基づいて、前記予約されるコンテンツを記録するように記録部4を制御する。
【0112】
ステップa0で、中央制御部11が、プログラムメモリ5に記憶される記録予約制御プログラム5dを実行して、手動予約を登録するときの重複予約に関する処理の手順が開始されると、ステップa1に進む。ステップa1では、中央制御部11は、後述の図16に示すフローチャートの手順に従って、手動予約を登録するための処理を行って、ステップa2に進む。手動予約は、利用者がリモコン22および指示入力部7を入力操作して、入力された指定情報によって指定されるコンテンツの記録を予約する記録予約である。手動予約を含む記録予約の登録は、後述の重複処理前候補リスト(表1参照)に、実際に記録するための予約の候補として、記録予約したいコンテンツに関する予約情報を登録することを表わす。
【0113】
ステップa2では、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、登録した記録予約に、記録予約の重複があるか否かを判断する。具体的には中央制御部11は、予約情報に基づいて、ステップa1で手動予約したコンテンツと、その手動予約したコンテンツよりも先に記録予約したコンテンツとが、提供時間枠において少なくとも部分的に一致するか否かを判断する。これによって中央制御部11は、提供時間枠が少なくとも部分的に一致する複数のコンテンツの記録が予約される重複予約が生じているか否かを判断する。中央制御部11は、複数のコンテンツがそれらの提供時間枠において1秒でも一致するときには、重複予約が生じていると判断する。ステップa2で記録予約の重複があると判断されるとステップa3に進み、記録予約の重複がないと判断されるとステップa6に進む。
【0114】
ステップa3では、中央制御部11は、重複予約が生じたことを報知するために、図15に示す予約重複確認メニューM20を表示するように、報知手段でもある画像入出力部2を制御する。これによって予約重複確認メニューM20が表示装置21に表示される。図15の例では、手動予約したいコンテンツの提供時間枠が、22時00分から22時54分までであり、キーワード予約したコンテンツの提供時間枠が、21時54分から23時18分まであって、それらの提供時間枠が部分的に一致していることを報知している。予約重複確認メニューM20が表示されるのは、手動予約を登録したときだけである。このように利用者が手動予約を登録することによって、重複予約が生じたときには、予約重複確認メニューM20が表示されるので、利用者は、重複予約が生じたか否かを容易に知ることができる。ステップa3で予約重複確認メニューM20が、表示されるとステップa4に進む。
【0115】
ステップa4では、中央制御部11は、重複予約してよいか否かを判断する。表示されている予約重複確認メニューM20において、利用者がリモコン22および指示入力部7を入力操作して、「する」ボタンB6および「しない」ボタンB7のいずれか一方を選択して決定する。利用者が「する」ボタンB6を選択して決定すると、ステップa4で中央制御部11は、利用者による入力操作指示入力部7からの入力指令に基づいて、重複予約してよい、すなわち手動予約したいコンテンツに関する予約情報を登録してよいと判断して、ステップa5に進む。利用者が「しない」ボタンB7を選択して決定すると、ステップa4で中央制御部11は、重複予約しない、すなわち手動予約したいコンテンツに関する予約情報を登録しないと判断して、手動予約が登録されずに、ステップa7に進んですべての手順を終了する。
【0116】
ステップa5では、中央制御部11は、手動予約よりも先に記録予約したコンテンツに関する予約情報のうち記録の可/不可を、「不可」にする。前記記録の可/不可についての詳細な説明は後述する。ステップa5で先に登録した記録予約における記録の可/不可が「不可」にされると、ステップa6に進む。ステップa6では、中央制御部11は、手動予約を優先させてコンテンツを記録するために、手動予約の予約情報のうち記録の可/不可を「可」にする。ステップa6で手動予約の予約情報のうち記録の可/不可が「可」にされると、ステップa7に進んですべての手順を終了する。このように記録予約したコンテンツを記録するにあたって、中央制御部11は、重複予約が生じたとき、利用者が手動予約を優先させたいときには、手動予約よりも先に登録された記録予約を無効にして、手動予約を有効にするように制御する。
【0117】
図16は、手動予約を登録する手順を示すフローチャートである。ステップb0では、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、手動予約を登録する手順を開始してステップb1に進む。ステップb1では、中央制御部11は、EPG表示プログラム5iを実行して、チャンネル別番組表M2を表示装置21に表示するように制御する。チャンネル別番組表M2が表示装置21に表示されると、ステップb2に進む。
【0118】
ステップb2では、中央制御部11は、利用者がリモコン22を入力操作して、表示されているカーソルCの移動を示す入力指令が指示入力部7に与えられたか否かを判断する。カーソルCの移動を示す入力指令が、指示入力部7に与えられたと判断されるとステップb3に進み、指示入力部7に与えられていないと判断されるとステップb4に進む。
【0119】
ステップb3では、中央制御部11が、表示されているカーソルCの移動を示す入力指令に応じてOSD生成部3を制御して、表示されているカーソルCを移動させる。ステップb3で表示されているカーソルCが移動されると、ステップb4に進む。ステップb4では、中央制御部11が、利用者がリモコン22を入力操作して、選択して決定したコンテンツの手動予約の登録を示す入力指令を指示入力部7に与えたか否かを判断する。ステップb4で、決定したコンテンツの手動予約の登録を示す入力指令が、指示入力部7に与えられたと判断されるとステップb5に進み、指示入力部7に与えられていないと判断されるとステップb6に進む。
【0120】
ステップb5では、中央制御部11が、手動予約の予約情報を記憶するように、データメモリ6の記録再生予約データ6aを制御する。これによって利用者が選択して決定したコンテンツの手動予約が、重複処理前候補リストに登録される。
表1は、記録予約が登録される重複処理前候補リストを示す表である。
【0121】
【表1】
Figure 2004153729
【0122】
表1に示す重複処理前候補リストには、具体的には記録予約したコンテンツに関する予約情報が登録されている。予約情報は、記録予約される各コンテンツの、登録番号、記録開始日時、記録終了日時、チャンネル、コンテンツ内容、記録予約種別および記録の可/不可を含む。登録番号は、記録予約が候補リストに登録された順に与えられ、記録予約の候補リストへの登録順位を示す。記録開始日時は、記録予約されるコンテンツの記録を開始する年月日および時刻を示す。記録終了日時は、記録予約されるコンテンツの記録を終了する年月日および時刻を示す。
【0123】
チャンネルは、記録予約されるコンテンツが提供される放送局20に対応するチャンネルである。コンテンツ内容は、たとえば記録予約されるコンテンツに対応するEPGのインデックスに含まれるコンテンツのタイトルである。記録予約種別は、コンテンツが手動予約、毎日/毎週予約、キーワード予約およびおすすめ予約のいずれで記録予約されているかを示す。前記記録予約種別の詳細な説明は後述する。記録の可/不可は、記録予約したコンテンツを記録するか否かを示し、記録予約したコンテンツを記録することを示す「可」と、記録予約したコンテンツを記録しないことを示す「不可」とを含む。記録の可/不可は、文字で表示するようにしてもよいし、「可」および「不可」を示すマークで表示するようにしてもよい。以下、記録の可/不可を「可」にすることを、「有効フラグを付加する」と表記するとともに、記録の可/不可を「不可」にすることを、「無効フラグを付加する」と表記することがある。
【0124】
表1に示す重複処理前候補リストにおいて、記録予約を登録した直後、少なくとも重複予約に関する処理が行われるまでは、登録したすべての記録予約には、有効フラグが付加されている。また重複処理前候補リストにおいて、たとえば、コンテンツが追記および上書きのいずれで記録予約されているかを示す記録種類と、コンテンツが標準、高画質および長時間のいずれで記録予約されているかを示す記録予定画質とを含んでもよい。記録種類および記録予定画質の詳細な説明は後述する。
【0125】
記録予約を登録したコンテンツのうち、記録すべきコンテンツは、前述の手動予約を登録するときの重複予約に関する処理と、後述の重複チェック処理とによって決定される。記録予約されているコンテンツの記録が完了すると、記録されたコンテンツに関する記録予約の予約情報は、重複処理前候補リストから削除される。
【0126】
ステップb5で手動予約が登録されてコンテンツが記録予約されると、ステップb6に進む。ステップb6では、中央制御部11が、利用者がリモコン22を入力操作して、利用者による手動予約を終了する入力指令を指示入力部7に与えたか否かを判断する。利用者による手動予約を終了する入力指令が、指示入力部7に与えられたと判断されるとステップb7に進んですべての手順を終了し、指示入力部7に与えられていないと判断されるとステップb2に進む。利用者は、表示装置21の表示画面を見ながら、リモコン22および指示入力部7を操作することで、記録したいコンテンツに関する予約情報を候補リストに容易に登録することができる。
【0127】
また手動予約は、利用者がリモコン22を操作して、図8に示す手動予約登録メニューM6を表示装置21に表示させて、コンテンツのタイトル、記録開始日時、記録終了日時、チャンネル、記録種類、記録予定画質および符号化方式の変換を入力ボックスに入力して、「登録」ボタンB1を選択して決定することによって登録してもよい。これによって入力された記録開始日時、記録終了日時、チャンネルおよび記録種類が、そのまま重複処理前候補リストに登録される。さらに入力されたコンテンツのタイトルが、コンテンツ内容として重複処理前候補リストに登録され、入力された記録予定画質がそのまま重複処理前候補リストに登録される。このとき記録予約種別は、手動予約として重複処理前候補リストに登録される。
【0128】
図17は、毎日/毎週予約登録メニューM12を示す図である。記録予約種別には、手動予約、毎日/毎週予約、キーワード予約およびおすすめ予約がある。毎日/毎週予約、キーワード予約およびおすすめ予約は、予め設定される条件を満たすコンテンツの記録を予約する自動予約に含まれる。繰返し予約である毎日/毎週予約は、特定の提供時間枠を繰返して予約する記録予約である。詳細に述べると、毎日/毎週予約には、毎日予約と毎週予約とがある。毎日予約は、チャンネル、ならびに記録が開始される時刻および記録が終了する時刻が毎日同じとなるコンテンツの記録予約である。また毎週予約は、チャンネル、曜日、ならびに記録が開始される時刻および記録が終了する時刻が毎週同じとなるコンテンツの記録予約である。毎日/毎週予約は、前述の手動予約において、記録種類を毎日および毎週の曜日を入力する、または毎日および毎週の曜日を選択して決定することによって、予約情報における記録予約種別が毎日/毎週予約となって登録される。
【0129】
毎日/毎週予約は、たとえば表1に示す重複処理前候補リストのような表示形式で表示装置21に表示させて登録することができる。このとき表示される重複処理前候補リストに登録される記録予約は、登録番号、記録開始日時、記録終了日時、チャンネル、コンテンツ内容、記録予約種別および記録の可/不可が、上下方向に時系列順に並ぶ一覧表形式で表示される。表示される重複処理前候補リストは、表1に示す一覧表形式の他に、前述の図11に示すような表示形式で表示装置21に表示されてもよい。表1に示す重複処理前候補リストにおいて、記録予約種別は、文字で表わされているけれども、図11に示すような各記録予約種別を表わすマークを用いて表わされてもよい。
【0130】
手動予約として登録したコンテンツのうち、毎日/毎週予約として登録したいコンテンツを選択して、たとえば利用者が毎日/毎週予約を登録するためにリモコン22に設けられるボタンを押圧すると、図17に示す毎日/毎週予約登録メニューM12が表示装置21に表示される。毎日/毎週予約登録メニューM12は、ステータス領域A18およびチェック領域A19を有する。ステータス領域A18には、記録開始日時、記録終了日時、コンテンツのタイトルおよびメニュータイトルなどのステータス情報が表示される。チェック領域A19には、曜日および曜日毎に割り振られるチェックボックスB10が表示される。ステータス領域A18は、表示画面において上端部に配置される。チェック領域A19は、表示画面において中央部に配置される。チェック領域A19には、チェックボックスB10の下方に、「登録」ボタンB11および「戻る」ボタンB12がさらに表示される。
【0131】
表示装置21に毎日/毎週予約登録メニューM12が表示されているとき、利用者は、リモコン22に設けられるカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下左右に移動することができる。利用者が、予約したい曜日に対応するチェックボックスB10を各々選択および決定することによって、そのチェックボックスB10に選択され決定されたことを示すチェック印(図17において、チェックボックス中の「レ」で表わす)が付される。なお、既にチェック印が付されているチェックボックスB10を選択して決定した場合は、そのチェック印が消去される。また、毎日/毎週予約登録メニューM12にさらに「月〜金」ボタンを備え、該ボタンを選択して決定すると、月曜から金曜に対応するチェックボックスB10に一括してチェック印が付されるようにしてもよい。このようにして一括してチェック印が付された後でも、さらに土曜のチェックボックスB10にチェック印を付したり、月曜のチェックボックスB10のチェック印のみを消去したりすることも可能である。さらに「月〜土」ボタン、「火〜土」ボタン、「月〜日」ボタン、「土〜日」ボタン等を備えても良い。利用者がリモコン22および指示入力部7を入力操作して、「登録」ボタンB11を選択して決定すると、記録予約の候補リストにおける記録予約種別が手動記録から毎日/毎週予約となるとともに、チェックボックスB10でチェックされている曜日の情報が付されて登録される。利用者がリモコン22および指示入力部7を入力操作して、「戻る」ボタンB12を選択して決定すると、前の表示メニュー、たとえば重複処理前候補リストが表示される表示メニューに戻る。
【0132】
毎日/毎週予約は、重複処理前候補リストに登録するときに、その登録日時から予め定める一定期間先、たとえば1週間先の予約までが登録される。表1に示す重複処理前候補リストにおいて、登録番号「1」の記録予約は、利用者がリモコン22を操作することによって、毎日/毎週予約として登録された一例である。
【0133】
また毎日/毎週予約を行うとき、記録種類を入力するようにしてもよい。記録種類は、コンテンツを追記および上書きのいずれで記録するかを示し、追記および上書きを含む。記録種類の追記とは、毎日/毎週予約であるコンテンツを記録するときに、前回に記録したものを記録部4に残して前記コンテンツを記録することである。記録種類の上書きとは、毎日/毎週予約であるコンテンツを記録するときに、前回に記録したものを記録部4から削除して前記コンテンツを記録すること、または前回に記録したものと同一の記録領域に前記コンテンツを記録することである。記録種類は、記録予約種別が手動予約、キーワード予約およびおすすめ予約の場合には、自動的に追記となる。
【0134】
図18は、自動予約を登録するときの処理の手順を示すフローチャートである。ステップc0において、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、自動予約を登録するときの処理の手順を開始してステップc1に進む。記録予約制御プログラム5dは以下に示す各ステップを実行するために、必要な各プログラムを随時呼び出す制御も行う。ステップc1では、中央制御部11は、EPG取得プログラム5cを実行することによって、インターネット25を介して接続されるEPGサーバ27に蓄積されるEPGを取得するように通信部9を制御する。本実施の形態では、EPGの取得は、1日に2回、さらに詳細には、午前9時および午後6時に、中央制御部11が、インターネット25を介して接続されるEPGサーバ27に蓄積されているEPGを取得するように通信部9を制御することによって行われる。通信部9によってEPGが取得されると、取得したEPGは、EPGデータ記憶部6bに記憶される。ステップc1でEPGが通信部9によって取得されて、EPGデータ記憶部6bに記憶されると、ステップc2に進む。
【0135】
ステップc2では、中央制御部11は、毎日/毎週予約するために、記録予約制御プログラム5dを実行して、EPGデータ記憶部6bに記憶されるEPGを検索して、毎日/毎週予約したいコンテンツを抽出する。毎日/毎週予約したいコンテンツが抽出されて、そのコンテンツに関する予約情報が登録されると、ステップc3に進む。ステップc3において、毎日/毎週予約の登録件数は、EPGを取得したときに予め定める一定期間先までの予約が追加される。毎日/毎週予約は、予め定める一定期間の分だけが重複処理前候補リストに登録されており、重複処理前候補リストへの登録件数が制限された状態で登録される。ステップc3では、中央制御部11は、キーワード予約するために、キーワード予約制御プログラム5eを実行して、EPGデータ記憶部6bに記憶されるEPGを検索して、キーワード予約したいコンテンツを抽出する。
【0136】
キーワード予約は、予め設定される嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツを予約する記録予約である。嗜好キーワードは、利用者がリモコン22を操作して、図10に示すキーワード編集メニューM8を表示装置21に表示させて、入力ボックスに、嗜好キーワード、前記嗜好キーワードに対応するジャンル、および前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツに対する処理を入力して、「登録」ボタンB4を選択して決定する。これによって嗜好キーワードが登録されて、データメモリ6のキーワードデータ記憶部6cに記憶される。ここで、前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツに対する処理に、記録予約と入力することによって、当該コンテンツは予約情報に登録される。またこのとき、記録種類および記録予定画質を入力することもでき、入力された記録種類および記録予定画質が予約情報に登録される。また前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツに対する処理に、記録予約しないと入力することによって、当該コンテンツに対しては、記録予約されない。
【0137】
ステップc3において、これまでに登録されていたキーワード予約の予約情報は、重複処理前候補リストから一旦消去されており、新たに抽出されたキーワード予約したいコンテンツに関する予約情報が、重複処理前候補リストに登録される。ステップc3でキーワード予約したいコンテンツが抽出されて、そのコンテンツに関する予約情報が登録されると、ステップc4に進む。ステップc4では、中央制御部11は、おすすめ予約するために、おすすめ予約制御プログラム5fを実行して、EPGデータ記憶部6bに記憶されるEPGを検索して、おすすめ予約したいコンテンツを抽出する。
【0138】
おすすめ予約は、利用者の利用状況に基づいてコンテンツを予約する記録予約である。おすすめ予約は、詳細には、データメモリ6の嗜好データ記憶部6dに記憶されている嗜好データに基づいて、コンテンツを予約する記録予約である。嗜好データは、中央制御部11が嗜好データ抽出プログラム5hを実行することによって、利用者の利用状況に基づいて生成される。利用者の利用状況とは、たとえば利用者が、どのようなコンテンツを視聴、記録および記録予約したかを示す。中央制御部11は、嗜好データ抽出プログラム5hを実行することによって、EPGから、利用者によって視聴、記録および記録予約されたコンテンツに対応するインデックスから嗜好データを生成する。さらに中央制御部11は、おすすめ予約制御プログラム5fを実行して、嗜好データをインデックスに含むコンテンツを抽出して、前記コンテンツの提供時間枠およびチャンネルなどを含む予約情報を記録再生予約データ記憶部6aに記憶する。このとき予約情報における記録予約種別は、おすすめ予約となる。
【0139】
ステップc4において、これまでに登録されていたおすすめ予約の予約情報は、重複処理前候補リストから一旦消去されており、新たに抽出されたおすすめ予約したいコンテンツに関する予約情報が、重複処理前候補リストに登録される。ステップc4でおすすめ予約したいコンテンツが抽出され、そのコンテンツに関する予約情報が登録されると、ステップc5に進む。
【0140】
前述の表1に示す予約情報は、記録予約種別が手動予約となっているコンテンツと、記録予約種別が毎日/毎週予約、キーワード予約およびおすすめ予約であるコンテンツであって、かつ記録開始日時が、重複処理前候補リストへの登録を実行している日時から予め定める一定期間先までの記録予約となっているコンテンツだけが登録される。本実施の形態において、予め定める一定期間は、たとえば1週間すなわち7日間としてもよい。このように予め定める一定期間の記録予約だけが重複処理前候補リストに登録されるので、重複処理前候補リストへの記録予約の登録件数が制限される。これによって重複処理前候補リストに大量の予約が登録されて、表示画面に表示される登録件数が多くなりすぎて、利用者が所望する情報を見つけにくくなるといった視認性を損なうことを防止することができる。
【0141】
ステップc5では、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、登録した複数の自動予約において重複予約が生じているか否かを判断する重複チェック処理をして、ステップc6に進む。ステップc6では、中央制御部11は、重複チェック処理の処理結果に基づいて、表1に示す重複処理前候補リストにおける記録の可/不可を「可」および「不可」のいずれか一方にする。具体的には重複予約が生じているときには、中央制御部11は、予め定める優先順位(表2参照)に基づいて、自動予約同士のうちいずれの予約を優先させるかを判断して、記録の可/不可を「可」および「不可」のいずれか一方にするように制御する。中央制御部11は、重複予約が生じていないときには、登録したすべての記録予約における記録の可/不可を「可」にして有効フラグを付加するように制御する。ステップc6で記録の可/不可が「可」または「不可」にされると、ステップc7に進んですべての手順を終了する。
【0142】
図19は、図18のステップc5における重複チェック処理の手順を示すフローチャートである。重複チェック処理を行うにあたって、記録予約の優先順位は、表2のように予め設定される。
表2は、記録予約種別の優先順位を示す表である。
【0143】
【表2】
Figure 2004153729
【0144】
表2において、優先順位が1位の予約は手動予約であり、優先順位が2位の予約は毎日/毎週予約であり、優先順位が3位の予約はキーワード予約であり、優先順位が4位の予約はおすすめ予約である。優先順位が4位から1位になる、すなわち優先順位が高くなるにつれて、優先度は高くなる。手動予約は、その優先順位が自動予約よりも常に高くなるように設定される。自動予約において、優先順位が最も高いのは、毎日/毎週予約である。記録予約の優先順位を示す情報は、たとえば記録再生予約データ記憶部6aに記憶されている。
【0145】
ステップd0では、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、重複チェック処理の手順を開始して、ステップd1に進む。ステップd1では、中央制御部11は、表1に示す重複処理前候補リストに登録した複数の記録予約を記録予約種別に基づいて並べ替えるように、記録再生予約データ記憶部6aを制御する。記録予約は、重複チェック処理が行われるまでは、重複処理前候補リストのように、複数の記録予約が登録番号の順に並んでいる。中央制御部11が記録再生予約データ記憶部6aを制御することによって、表3に示す並び替え後候補リストのように、登録された複数の記録予約が並び替えられる。
【0146】
表3は、表1に示す重複処理前候補リストに登録される記録予約を、同一の記録予約種別毎に並び替えた後の並び替え後候補リストである。
【0147】
【表3】
Figure 2004153729
【0148】
表3に示す並び替え後候補リストにおいて、登録される複数の記録予約は、記録予約種別毎に、かつ複数の記録予約が同一の記録予約種別で登録されているときには、それらが連続するように並び替えられる。並び替え後候補リストは、表示装置21に表示されてもよいし、表示されなくてもよい。並び替え後候補リストにおいて、記録の可/不可の変化についての説明は後述する。
【0149】
ステップd1で登録した記録予約が、記録予約種別に基づいて並び替えられると、ステップd2に進む。ステップd2では、中央制御部11は、記録再生予約データ記憶部6aを制御して、並び替え後候補リストから判断対象記録予約を読み込む。判断対象記録予約を読み込むとは、並び替えた複数の記録予約のうち、判断対象記録予約として記録再生予約データ記憶部6aから抽出されたことがない1件の記録予約を、判断対象記録予約として抽出することを表わす。これによって中央制御部11は、登録される記録予約から1件の記録予約を判断対象記録予約として読み込む。ステップd2で1件の判断対象記録予約が読み込まれると、ステップd3に進む。
【0150】
ステップd3では、中央制御部11は、記録再生予約データ記憶部6aを制御して、並び替え後候補リストから比較対象記録予約を読み込む。比較対象記録予約を読み込むとは、並び替えた複数の記録予約のうち、判断対象記録予約として読み込まれた記録予約とは異なる他の1件の記録予約を、記録再生予約データ記憶部6aから抽出することを表わす。これによって中央制御部11は、登録される記録予約から前記他の1件の記録予約を比較対象記録予約として読み込む。ステップd3で比較対象記録予約が読み込まれると、ステップd4に進む。
【0151】
ステップd4では、中央制御部11は、読み込まれた判断対象記録予約および比較対象記録予約の予約情報、ならびにEPGに基づいて、重複予約が生じているか否かを判断する。中央制御部11は、判断対象記録予約および比較対象記録予約が、それらの提供時間枠において少なくとも部分的に一致するときには、重複予約が生じていると判断する。ステップd4で重複予約が生じていると判断されると、ステップd5に進み、重複が生じていないと判断されると、ステップd8に進む。
【0152】
ステップd5では、中央制御部11は、記録予約種別の優先順位に基づいて、判断対象記録予約の優先順位が、比較対象記録予約の優先順位よりも高いか否かを判断する。ステップd5で判断対象記録予約の優先順位が、比較対象記録予約の優先順位よりも高いと判断するとステップd8に進む。ステップd5で判断対象記録予約の優先順位が比較対象記録予約の優先順位と同じ、および判断対象記録予約の優先順位が比較対象記録予約の優先順位よりも低いのいずれかであると判断すると、ステップd6に進む。判断対象記録予約の優先順位が比較対象記録予約の優先順位と同じとは、同一種別の予約同士であることを表わす。
【0153】
ステップd6では、中央制御部11は、判断対象記録予約および比較対象記録予約の予約情報ならびに記録予約種別の優先順位に基づいて、判断対象記録予約および比較対象記録予約が同一種別の予約同士であり、かつ判断対象記録予約の登録が比較対象記録予約の登録よりも遅いか否かを判断する。中央制御部11は、同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、それらの記録予約のうちいずれが最新の予約であるか否かを判断し、最新の予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御する。本実施の形態では、最新の予約は、同一種別の予約同士のうち、重複処理前候補リストに後に登録された予約であって、登録番号が大きいほうの予約である。
【0154】
中央制御部11は、判断対象記録予約の登録が比較対象記録予約の登録よりも遅いとき、判断対象記録予約が最新の予約であると判断する。中央制御部11は、判断対象記録予約の登録が比較対象記録予約の登録よりも早いとき、判断対象記録予約が最新の予約ではないと判断する。ステップd6で判断対象記録予約および比較対象記録予約が同一種別の予約同士であり、かつ判断対象記録予約の登録が比較対象記録予約の登録よりも遅いと判断されると、ステップd8に進む。ステップd6で判断対象記録予約の優先順位が、比較対象記録予約の優先順位よりも低い、または優先順位が同じであるけれども、判断対象記録予約の登録が比較対象記録予約の登録よりも早いと判断されると、ステップd7に進む。
【0155】
ステップd7では、中央制御部11は、判断対象記録予約に無効フラグを付加して、ステップd8に進む。ステップd8では、中央制御部11は、比較対象記録予約が最後の記録予約であるか否かを判断する。中央制御部11は、登録される複数の記録予約に関して、ステップd2で読み込んだ1件の判断対象記録予約に対して、それを除く残余の記録予約を比較対象記録予約としてすべて読み込んだか否かを判断する。ステップd8において、ステップd2で読み込まれた1件の判断対象記録予約に対して、それを除く残余の記録予約が比較対象記録予約としてすべて読み込まれたとき、中央制御部11が、比較対象記録予約は最後の予約であると判断して、ステップd9に進む。ステップd8において、ステップd2で読み込んだ1件の判断対象記録予約に対して、それを除く残余の記録予約のうち、比較対象記録予約として読み込まれていない記録予約があるとき、中央制御部11は、比較対象記録予約は最後の予約ではないと判断して、ステップd3に進む。
【0156】
ステップd9では、中央制御部11は、判断対象記録予約が最後の記録予約であるか否かを判断する。ステップd9において、登録される複数の記録予約が、判断対象記録予約としてすべて読み込まれたとき、中央制御部11が、判断対象記録予約は最後の予約であると判断して、ステップd10に進んで重複チェック処理のすべての手順を終了する。ステップd9において、登録される複数の記録予約のうち、1件の判断対象記録予約として読み込まれていない記録予約があるとき、中央制御部11が、判断対象記録予約は最後の予約ではないと判断して、ステップd2に進む。
【0157】
たとえば表3に示す並び替え後候補リストに登録される6件の記録予約において、判断対象記録予約が登録番号「3」の記録予約であるとき、比較対象記録予約が登録番号「3」の記録予約を除く残余の記録予約のうちいずれであっても、ステップd4では、重複が生じていると判断されない。これによって登録番号「3」の記録予約の記録の可/不可は、「可」のまま変化しない。候補リストにおいて、記録の可/不可の変化は、記録の可/不可が重複チェック処理の前後で、「可」および「不可」のいずれに変化したかを示す。判断対象記録予約として、登録番号「3」の記録予約が読み込まれた後、登録番号「3」の記録予約を除く残余の記録予約が順に読み込まれる。
【0158】
判断対象記録予約が登録番号「5」の記録予約であり、比較対象記録予約が登録番号「6」の記録予約であるとき、ステップd4で重複予約が生じると判断される。登録番号「5」および「6」の記録予約は、それらの記録予約種別がともに手動予約であり、かつ登録番号「5」の記録予約のほうが登録番号「6」の記録予約よりも登録が早い。これによってステップd6で登録番号「5」および「6」の記録予約のうち、登録番号「6」の記録予約が最新の予約と判断されるので、ステップd7で判断対象記録予約である登録番号「5」の記録予約に無効フラグが付加される。これによって登録番号「5」の記録予約の記録の可/不可は、「可」から「不可」に変化する。
【0159】
判断対象記録予約が登録番号「6」の記録予約であるとき、比較対象記録予約として、登録番号「5」または「4」の記録予約が読み込まれると、ステップd4で重複予約が生じると判断される。比較対象記録予約が登録番号「5」の記録予約であるとき、登録番号「6」および「5」の記録予約は、それらの記録予約種別がともに手動予約であり、登録番号「6」の記録予約のほうが登録番号「5」の記録予約よりも登録が遅い。これによってステップd6で登録番号「6」の記録予約は、最新の予約であると判断される。したがって登録番号「6」の記録予約に無効フラグが付加されずに、登録番号「6」の記録予約の記録の可/不可は、「可」のままで変化しない。
【0160】
登録番号「1」、「2」および「4」の記録予約についても、判断対象記録予約としてそれぞれ読み込まれて、重複チェック処理の手順に従って判断されると、登録番号「1」、「2」および「4」の記録予約に無効フラグが付加される。これによって登録番号「1」、「2」および「4」の記録予約の記録の可/不可は、「可」から「不可」にそれぞれ変化する。
表4は、重複チェック処理後の重複処理後候補リストを示す。
【0161】
【表4】
Figure 2004153729
【0162】
表4に示す重複処理後候補リストにおいて、重複チェック処理によって、登録される各記録予約に対して、有効フラグおよび無効フラグのいずれか一方が付加されている。無効フラグが付加された記録予約は、それよりも優先順位が高い記録予約が重複処理後候補リストから削除されるなどしたときには、重複チェック処理の結果によって有効フラグが付加される、すなわち記録予約が有効になる場合がある。したがって記録予約は、利用者が削除したり、予約されたコンテンツの記録が完了しない限り、重複処理後候補リストにそのまま登録されている。前述の図11の予約確認メニューM9および表4に示す重複処理後候補リストにおいて、有効フラグが付加された記録予約だけを表示するようにしてもよいし、それらに加えて無効フラグが付加された記録予約も識別可能に表示するようにしてもよい。
【0163】
コンテンツを取得するにあたって、中央制御部11は、画像入出力部2が予約されていないコンテンツを取得中に、予約されたコンテンツの提供開始時刻に至ったとき、予約されたコンテンツを取得するように、画像入出力部2を制御する。中央制御部11は、予約されたコンテンツが取得されると、そのコンテンツを記録部4に記録するように制御する。たとえば予約されていないコンテンツが、取得されて表示装置21に表示されているときに、予約されたコンテンツの提供開始時刻に至ると、画像入出力部2が、予約されたコンテンツを取得するように中央制御部11によって制御される。予約されたコンテンツの提供開始時刻に至ると、予約されたコンテンツは、画像入出力部2によって取得されて、表示装置21に表示される。これによって表示装置21に表示されるコンテンツは、予約されていないコンテンツから予約されたコンテンツに切り替わる。利用者は、表示装置21に表示されるコンテンツを見て、自分で予約したコンテンツであることを確認することができる。
【0164】
また予約されていないコンテンツを取得中に、予約されたコンテンツの提供開始時刻よりも前に、前記提供開始時刻に至ることを報知するための情報を表示画面に表示してもよい。また予約されたコンテンツの提供時刻を過ぎた後に、予約されたコンテンツの提供開始時刻に至ったので、予約されたコンテンツを取得したことを報知するための情報を表示画面に表示してもよい。これによって利用者が、表示画面に表示される情報を見て、自分で予約したコンテンツであることを確実に知ることができる。
【0165】
また中央制御部11は、重複予約が生じた提供時間枠においては、有効フラグが付加されたコンテンツを記録するとともに、無効フラグが付加されたコンテンツを記録しないように制御する。このとき中央制御部11は、重複予約が生じていない提供時間枠においては、記録部4の容量などを考慮して、無効フラグが付加されたコンテンツを部分的に記録するように記録部4を制御してもよい。これによって利用者の嗜好により合った記録予約を行って、コンテンツを記録することができる。
【0166】
中央制御部11は、同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、最新の予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御したけれども、記録の質の高い予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御してもよい。記録の質は、記録予定画質を含む。記録予定画質は、記録時間当たりの記録容量で表わされ、高画質、標準および長時間の記録画質を含む。高画質の記録予定画質とは、たとえばコンテンツが、記録時間1分当たりの記録容量が約60メガバイトとなる符号化ビットレートで符号化されて、記録部4に記録されるような記録画質である。標準の記録予定画質とは、たとえばコンテンツが、記録時間1分当たりの記録容量が約30メガバイトとなる符号化ビットレートで符号化されて、記録部4に記録されるような記録画質である。長時間の記録予定画質とは、たとえばコンテンツが、記録時間1分当たりの記録容量が約15メガバイトとなる符号化ビットレートで符号化されて、記録部4に記録されるような記録画質である。
【0167】
記録予定画質は、利用者がリモコン22を操作して、高画質、標準および長時間のうちいずれかを指定することによって、記録予約の予約情報とともに候補リストに登録される。たとえば記録の質において、優先順位は、記録予定画質が、高画質と指定されるときが最も高く、標準と指定されるときが2番目に高く、長時間と指定されるときが最も低いと予め定められる。
【0168】
重複チェック処理は、ステップd6における処理が異なるだけであり、同様の処理についての説明は省略し、ステップd6における処理についてだけ説明する。ステップd6では、中央処理部11は、判断対象記録予約および比較対象記録予約の優先順位が同じ、すなわち同一の記録予約種別の予約同士であり、かつ判断対象記録予約の記録の質が比較対象記録予約の記録の質よりも高いか否かを判断する。ステップd6において、中央処理部11は、同一の記録予約種別の予約同士であり、かつ判断対象記録予約の記録の質が比較対象記録予約の記録の質よりも高いと判断すると、ステップd8に進む。ステップd6において、中央処理部11は、判断対象記録予約の優先順位が、比較対象記録予約の優先順位よりも低い、または判断対象記録予約のほうが比較対象記録予約よりも記録の質が低く指定されていると判断すると、ステップd7に進む。
【0169】
また中央制御部11は、同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、コンテンツと嗜好情報である嗜好データとの一致度合いが高いコンテンツの予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御してもよい。嗜好情報は、利用者の嗜好を表わす情報である。嗜好データは、嗜好情報取得手段でもある指示入力部7によって取得されて、嗜好データ記憶部6dに記憶される。コンテンツと嗜好データとの一致度合いは、おすすめマークE1に基づいて設定される。おすすめマークE1は、おすすめ度の高いコンテンツに付加されて表示される。たとえば1つのコンテンツに対して付加されるおすすめマークE1は、その上限数が予め設定されており、その上限数に近づくにつれて、コンテンツと嗜好データとの一致度合いが高くなる。
【0170】
重複チェック処理は、ステップd6における処理が異なるだけであり、同様の処理についての説明は省略し、ステップd6における処理についてだけ説明する。ステップd6では、中央処理部11は、判断対象記録予約および比較対象記録予約の優先順位が同じ、すなわち同一の記録予約種別の予約同士であり、かつ判断対象記録予約におけるコンテンツと嗜好データとの一致度合いが、比較対象記録予約におけるコンテンツと嗜好データとの一致度合いよりも高いか否かを判断する。ステップd6で同一の記録予約種別の予約同士であり、かつ判断対象記録予約におけるコンテンツと嗜好データとの一致度合いが、比較対象記録予約におけるコンテンツと嗜好データとの一致度合いよりも高いと判断されると、ステップd8に進む。ステップd6で同一の記録予約種別の予約同士ではない、または判断対象記録予約におけるコンテンツと嗜好データとの一致度合いが、比較対象記録予約におけるコンテンツと嗜好データとの一致度合いよりも低いと判断されると、ステップd7に進む。
表5は、記録されたコンテンツに関する情報を示す表である。
【0171】
【表5】
Figure 2004153729
【0172】
表5において、記録されたコンテンツに対して、「消去不可」のフラグが付加されている状態を示している。利用者は、リモコン22および指示入力部7を入力操作することによって、記録したコンテンツに「消去不可」のフラグを付加して、付加したコンテンツを記録部4から消去されないように保護することができる。たとえば利用者は、リモコン22および指示入力部7を入力操作して、記録されたコンテンツのうち、「消去不可」のフラグを付加したいコンテンツを選択して決定する。これによって記録された複数のコンテンツのうち、所望のコンテンツが記録部4から消去されないように保護することができる。
【0173】
中央制御部11は、利用者による入力操作以外は、「消去不可」のフラグが付加されるコンテンツを消去しないで保護するように、記録部4を制御する。中央制御部11は、指示入力部7からの入力指令に基づいて、「消去不可」のフラグを付加されたコンテンツと同じタイトルのコンテンツに、おすすめマークE1を付加するなどしておすすめ度が高くなるように嗜好データを生成する。これによって「消去不可」のフラグが付加されているコンテンツと同じタイトルのコンテンツは、前記フラグが付加されていないコンテンツと同じタイトルのコンテンツに比べて、おすすめ度が高くなっている。このように利用者が記録部4に残しておきたいコンテンツと同じタイトルのコンテンツの優先順位を高くすることができる。これによって利用者の嗜好に合ったコンテンツを、優先的にかつ確実に取得して記録することができる。
【0174】
同一種別の予約同士で重複予約が生じたときの優先順位に関する情報は、記録再生予約データ記憶部6aに記憶されている。同一種別の予約同士で重複予約が生じたときの優先方式には、最新の予約を優先させる方式と、記録の質の高い予約を優先させる方式と、コンテンツと嗜好情報との一致度合いが高い予約を優先させる方式とがある。これらの3つの優先方式のうちいずれの優先方式に従って記録予約するかを、利用者が選択して設定することができる。たとえば利用者が、リモコン22および指示入力部7を入力操作して、図2に示すアプリメニューM1の設定H8から、3つの優先方式に関する項目を選択して決定する。これによって3つの優先方式を選択するための画面が表示装置21に表示される。この表示画面に基づいて、利用者は、3つの優先方式のうちいずれの優先方式で、記録予約の重複チェック処理を行うかを選択して決定することができる。また優先順位の低い予約を選択し、かつその優先順位を上げて記録予約する不具合が生じることを確実に防止することができる。これによって利用者の意思が反映された記録予約が優先されるので、利用者の望むコンテンツを確実に取得して記録することができる。
【0175】
また上記3つの優先方式を組み合わせて実行しても良い。例えば、最初に記録の質の高い予約を優先させる方式を用いて優先順位を決定し、それでも優先順位が同一になったもの、すなわち同一種別の予約同士でありかつ同一の記録の質であるものについては、さらにコンテンツと嗜好情報との一致度合いが高い予約を優先させる方式を用いて優先順位を決定し、それでも優先順位が同一になったものについては、さらに最新の予約を優先させる方式をとるようにすれば、より利用者の意思が反映された記録予約が優先されるので、利用者の望むコンテンツを確実に取得して記録することができる。
【0176】
また前述の実施の形態では、予めその機能を有する装置によって実現されたけれども、この記録方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに記録された状態で実現されてもよい。このような場合、コンピュータを用いて、同様の方法を実行することが可能である。
【0177】
本実施の形態の画像記録再生装置1によれば、経時的に変化するコンテンツが、予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って提供元から提供される。このコンテンツは、記録部4への記録を予約する記録予約と、前記提供予定を表わすEPGとに基づいて、画像入出力部2によって取得されて、記録部4によって記録される。コンテンツの記録は、利用者が指示入力部7を操作して入力した指定情報によって指定されるとき、手動予約で予約され、予め設定される条件を満たすとき、自動予約で予約される。複数のコンテンツの記録が予約される状態で、それらの提供時間枠が少なくとも部分的に一致する重複予約が生じたとき、手動予約を優先させてコンテンツを記録するように、記録部4が中央制御部11によって制御される。このように重複予約が生じたときであっても、簡単な記録予約の優先順位に従って、利用者の意思が反映された記録予約を実現することができる。これによって利用者が望むコンテンツを確実に取得して記録することができる。
【0178】
また本実施の形態の画像記録再生装置1によれば、自動予約には、特定の提供時間枠を繰返して予約する繰返し予約である毎日/毎週予約と、予め設定される嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツを予約するキーワード予約と、利用者の利用状況に基づいてコンテンツを予約するおすすめ予約とのうち少なくとも2つが含まれる。自動予約の毎日/毎週予約、キーワード予約およびおすすめ予約には、予め定める順に優先順位が設定されている。自動予約同士で重複予約が生じたとき、予め設定される優先順位に従って、優先順位の高い予約を優先させて、コンテンツを記録するように、記録部4が中央制御部11によって制御される。これによって簡単な優先順位の設定で、利用者の嗜好の適合度合いが高いコンテンツを記録することができる。
【0179】
また本実施の形態の画像記録再生装置1によれば、画像入出力部2が予約されていないコンテンツを取得中に、予約されたコンテンツの提供開始時刻に至ったとき、予約されたコンテンツを取得するように、画像入出力部2が中央制御部11によって制御される。このように予約されたコンテンツが、予約されていないコンテンツよりも優先的に取得される。これによって利用者が望むコンテンツを確実に取得することができる。
【0180】
また本実施の形態の画像記録再生装置1によれば、重複予約が生じたとき、重複予約が生じたことを報知手段が報知するので、利用者が所望のコンテンツの記録を予約したときに、重複予約が生じたか否かを容易に識別することができる。
【0181】
また本実施の形態の画像記録再生装置1によれば、記録予約するにあたって、記録部4にコンテンツを記録するときの記録の質を指定することができる。同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、記録の質の高い予約を優先させて、コンテンツを記録するように、記録部4が中央制御部11によって制御される。記録の質を高くして記録予約されるコンテンツは、利用者にとって非常に重要度の高いコンテンツである可能性が高いので、利用者の意思がより反映された記録予約を実現することができる。
【0182】
また本実施の形態の画像記録再生装置1によれば、同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、最新の予約を優先させて、コンテンツを記録するように、記録部4が中央制御部11によって制御される。このように同一種別の予約同士で重複予約が生じたときには、最新の予約が優先されるので、利用者が優先順位を直感的にかつ容易に理解することができる。
【0183】
また本実施の形態の画像記録再生装置1によれば、利用者の嗜好を表す嗜好情報が、指示入力部7によって取得される。同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、コンテンツと嗜好情報との一致度合が高いコンテンツの予約を優先させて、コンテンツを記録するように、記録部4が中央制御部11によって制御される。これによって利用者が記録したいと思うコンテンツのうち、利用者の嗜好に合ったコンテンツを記録することができる。
【0184】
本実施の形態の画像記録再生装置1において、コンテンツは動画像および音声が含まれる動画像であるとしたけれども、これに限ることはない。コンテンツは、経時的に変化するような情報、たとえば音声としてもよい。またコンテンツは経時的に変化しない、たとえば静止画像、ウェブコンテンツなどのHTMLなどのマークアップ言語で記述されたデータおよびプログラムであってもよい。
【0185】
また本実施の形態の画像記録再生装置1において、提供元は放送局20としたけれども、これに限ることはない。提供元は、たとえばインターネット25を介して接続されるコンテンツサーバであってもよい。また自動予約は、毎日/毎週予約、キーワード予約およびおすすめ予約のうち2つだけを含む構成であってもよい。
【0186】
【発明の効果】
本発明によれば、複数のコンテンツの記録が予約される状態で、それらの提供時間枠が少なくとも部分的に一致する重複予約が生じたとき、利用者によって記録を予約する手動予約を、予め設定される条件を満たすコンテンツの記録を予約する自動予約よりも優先させる。これによって簡単な記録予約の優先順位に従って、利用者の意思が反映された記録予約を実現することができる。したがって利用者が望むコンテンツを確実に取得して記録することができる。
【0187】
また本発明によれば、自動予約の繰返し予約、キーワード予約およびおすすめ予約に、予め定める順に優先順位が設定されている。これによって自動予約同士で重複予約が生じたとき、前記優先順位に従って、優先順位の高い予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御される。したがって簡単な優先順位の設定で、利用者の嗜好の適合度合いが高いコンテンツを記録することができる。
【0188】
また本発明によれば、コンテンツ取得手段が予約されていないコンテンツを取得中に、予約されたコンテンツの提供開始時刻に至ったとき、予約されたコンテンツを優先的に取得するように制御されるので、利用者が望むコンテンツを確実に取得することができる。
【0189】
また本発明によれば、重複予約が生じたとき、重複予約が生じたことを報知するので、利用者が所望のコンテンツの記録を予約したときに、重複予約が生じたか否かを容易に識別することができる。
【0190】
また本発明によれば、記録予約するにあたって、記録手段にコンテンツを記録するときの記録の質を指定するこができる。同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、記録の質が高い予約を優先させて、利用者にとって非常に重要度の高いと思われるコンテンツを記録予約する。これによって利用者の意思がより反映された記録予約を実現することができる。
【0191】
また本発明によれば、同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、最新の予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御するので、利用者が、記録予約の優先順位を直感的にかつ容易に理解することができる。
【0192】
また本発明によれば、同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、コンテンツと、利用者の嗜好を表わす嗜好情報との一致度合が高いコンテンツの予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御するので、利用者が記録したいと思うコンテンツのうち、利用者の嗜好に合ったコンテンツを記録することができる。
【0193】
また本発明によれば、重複予約が生じたとき、利用者によって記録を予約する手動予約を、予め設定される条件を満たすコンテンツの記録を予約する自動予約よりも優先させる。これによって簡単な記録予約の優先順位に従って、利用者の意思が反映された記録予約を実現することができる。したがって利用者が望むコンテンツを確実に取得して記録することができる。
【0194】
また本発明によれば、コンピュータを用いて、前述のような利用者が望むコンテンツを取得して記録することを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の画像記録再生装置1の構成を示すブロック図である。
【図2】表示装置21に表示されるアプリメニューM1を示す図である。
【図3】表示装置21に表示されるチャンネル別番組表M2を示す図である。
【図4】表示装置21に表示される番組ナビM3を示す図である。
【図5】表示装置21に表示される記録一覧表M4を示す図である。
【図6】表示装置21に表示される予約方法選択メニューM5を示す図である。
【図7】記録予約における概略的な手順および表示されるメニューを示す図である。
【図8】表示装置21に表示される手動予約登録メニューM6を示す図である。
【図9】表示装置21に表示されるキーワード一覧表M7を示す図である。
【図10】表示装置21に表示されるキーワード編集メニューM8を示す図である。
【図11】表示装置21に表示される予約確認メニューM9を示す図である。
【図12】記録予約が重複したときに表示装置21に表示される予約重複確認メニューM10を示す図である。
【図13】記録部4に記録予約されるコンテンツを記録可能な記憶容量が無いときに表示装置21に表示される容量不足確認メニューM11を示す図である。
【図14】手動予約を登録するときの重複予約に関する処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】記録予約が重複したときに表示装置21に表示される予約重複確認メニューM20を示す図である。
【図16】手動予約を登録する手順を示すフローチャートである。
【図17】毎日/毎週予約登録メニューM12を示す図である。
【図18】自動予約を登録するときの処理の手順を示すフローチャートである。
【図19】図18のステップc5における重複チェック処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像記録再生装置
2 画像入出力部
4 記録部
7 指示入力部
11 中央制御部

Claims (9)

  1. 予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って提供元から提供され、経時的に変化するコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
    取得したコンテンツを記録する記録手段と、
    コンテンツを指定する指定情報を、利用者が入力操作する入力手段と、
    入力された指定情報によって指定されるコンテンツの記録を予約する手動予約、および予め設定される条件を満たすコンテンツの記録を予約する自動予約を含む記録予約と、前記提供予定を表す提供予定情報とに基づいて、前記予約されるコンテンツを記録するように記録手段を制御する制御手段であって、提供時間枠が少なくとも部分的に一致する複数のコンテンツの記録が予約される重複予約が生じたとき、手動予約を優先させてコンテンツを記録するように制御する記録制御手段とを備えることを特徴とする記録装置。
  2. 自動予約は、
    特定の提供時間枠を繰返して予約する繰返し予約と、
    予め設定される嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツを予約するキーワード予約と、
    利用者の利用状況に基づいてコンテンツを予約するおすすめ予約との少なくともいずれか2つを含み、
    繰返し予約、キーワード予約およびおすすめ予約には、予め定める順に優先順位が設定され、
    記録制御手段は、自動予約同士で重複予約が生じたとき、前記優先順位に従って、優先順位の高い予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御することを特徴する請求項1記載の記録装置。
  3. コンテンツ取得手段が予約されていないコンテンツを取得中に、予約されたコンテンツの提供開始時刻に至ったとき、予約されたコンテンツを取得するように、コンテンツ取得手段を制御する取得制御手段をさらに含むことを特徴とする請求項1または2記載の記録装置。
  4. 重複予約が生じたとき、重複予約が生じたことを報知する報知手段をさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の記録装置。
  5. 記録予約は、記録手段にコンテンツを記録するときの記録の質を指定することが可能であり、
    記録制御手段は、同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、記録の質の高い予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御することを特徴する請求項1〜4のいずれかに記載の記録装置。
  6. 制御手段は、同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、最新の予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御することを特徴する請求項1〜4のいずれかに記載の記録装置。
  7. 利用者の嗜好を表す嗜好情報を取得する嗜好情報取得手段をさらに含み、
    制御手段は、同一種別の予約同士で重複予約が生じたとき、コンテンツと嗜好情報との一致度合が高いコンテンツの予約を優先させて、コンテンツを記録するように制御することを特徴する請求項1〜4のいずれかに記載の記録装置。
  8. 予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って提供元から提供され、経時的に変化するコンテンツを、利用者によって指定されるコンテンツの記録を予約する手動予約、および予め設定される条件を満たすコンテンツの記録を予約する自動予約を含む記録予約と、前記提供予定を表す提供予定情報とに基づいて記録するにあたって、
    提供時間枠が少なくとも部分的に一致する複数のコンテンツの記録が予約される重複予約が生じたとき、手動予約を優先させてコンテンツを記録することを特徴とする記録方法。
  9. 請求項8記載の記録方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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