JP4861886B2 - 有機elデバイス及び有機elディスプレイ - Google Patents

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Description

本発明は、有機ELデバイス及び有機ELディスプレイに関する。
有機ELディスプレイの構成要素である有機ELデバイスは、一般的に有機EL発光素子と、それを駆動するためのトランジスタを有する。一般的な有機ELデバイスは発光素子を駆動するために、駆動用トランジスタと、駆動用トランジスタをオン・オフするスイッチ用トランジスタとを用いる。
また近年では、有機発光トランジスタと称される有機ELデバイスも開発されている。有機発光トランジスタとは、有機トランジスタにEL発光機能を付与したもので、チャネルである有機半導体材料を発光させるデバイスである。有機発光トランジスタは、一般的な有機EL発光素子と駆動用トランジスタとの複合デバイスであるといえる。
一方、有機ELディスプレイをフレキシブルディスプレイとする研究が盛んに行われてきている。フレキシブルディスプレイの解像度を高めるためには、有機EL発光素子やそれを駆動するトランジスタを微細化し、かつ互いを接続するための領域を微小化する必要がある。
有機ELデバイスの代表的な構造の例として、駆動用トランジスタと有機EL発光素子とを同一平面(例えば基板表面)上に配置して、駆動用トランジスタのソース電極またはドレイン電極と、有機EL発光素子の画素電極とを同一平面上で接続しているものがある(特許文献1など参照)。このような有機ELデバイスは、通常ボトムエミッション型有機ELデバイスと称され、発光層からの光を、基板を通して取りだす。駆動用トランジスタと有機EL発光素子とを同一平面上に配置すると、駆動用トランジスタのための領域が必要となるため開口率(光が通過できる領域の割合)が下がるという問題がある。
有機ELデバイスの代表的な構造の他の例として、駆動用トランジスタと有機EL発光素子とを積層させて、駆動用トランジスタのソース電極またはドレイン電極と、有機EL発光素子の画素電極とをコンタクトホールを介して接続しているもの(特許文献2など参照)が知られている。このような有機ELデバイスは、通常トップエミッション型有機ELデバイスと称され、発光層からの光を、基板と反対側の封止膜を通して取りだす。コンタクトホールを介する、ソース電極(またはドレイン電極)と画素電極との接続(つなぎこみ)は困難なことがあり、特に高解像度のアクティブ型の有機ELディスプレイにおいては歩留まりを下げる要因の1つとなっている。
特開2002‐82632号公報 特開2003‐249375号公報
前述の通り、有機ELデバイスの代表的な構造であるボトムエミッション方式は、開口率の低さという問題を有する。そこで本発明の課題の第一は、ボトムエミッション方式よりも開口率を高めて、画素電極の輝度を高めることである。また、トップエミッション方式の有機ELデバイスは、半導体素子と有機EL画素電極とのつなぎこみが難しい場合があるため、歩留まりが下がるという問題を有する。そこで本発明の課題の第二は、半導体素子と有機EL画素電極のつなぎこみをより確実にして、歩留まりを上昇させることである。
また、有機発光トランジスタを含む有機ELデバイスは、発光面積が有機発光トランジスタのチャネル面積に対応するため、十分な大きさの発光面積を得にくいという問題があった。つまり従来は発光面積を高めるに、ソース電極とドレイン電極の間隔をできる限り開けなければならなかった。この場合には発光面積は増大するが、ソース電極とドレイン電極のギャップが広くなるために有機発光トランジスタの応答性が低下するという問題があった。そこで本発明の課題の第三は、有機発光トランジスタを含む有機ELデバイスの発光面積を増やし、かつ有機発光トランジスタの応答性を高めることである。
[1]画素電極を含むEL発光素子と、ソース電極およびドレイン電極ならびに前記電極間を接続する半導体材料を含む第1のトランジスタと、を具備するトップエミッション方式の有機ELデバイスであって、
前記画素電極の全面は、前記ソース電極または前記ドレイン電極上に接触して積層され、かつ
前記画素電極はAl,BaO,Ba,FLi,Ca,CaO,MoOまたはWOxで形成され、
前記半導体材料は、前記ソース電極または前記ドレイン電極の周囲の一部または全体に配置され
前記ソース電極またはドレイン電極の周囲に配置された半導体材料の周囲に、前記ドレイン電極またはソース電極が配置され、
前記第1のトランジスタの外側に配置された第2のトランジスタをさらに具備し、
前記第2のトランジスタのソース電極またはドレイン電極は、前記第1のトランジスタのゲート電極に接続され、
前記第1のトランジスタのゲート電極と、前記第2のトランジスタのソース電極およびドレイン電極が同一平面上にある、
トップエミッション方式の有機ELデバイス。
[2]画素電極を含むEL発光素子と、ソース電極およびドレイン電極ならびに前記電極間を接続する半導体材料を含む第1のトランジスタと、を具備するトップエミッション方式の有機ELデバイスであって、
前記画素電極の全面は、前記ソース電極または前記ドレイン電極上に接触して積層され、かつ
前記画素電極はAl,BaO,Ba,FLi,Ca,CaO,MoO またはWOxで形成され、
前記半導体材料は、前記ソース電極または前記ドレイン電極の周囲の一部または全体に配置され、
前記ソース電極またはドレイン電極の周囲に配置された半導体材料の周囲に、前記ドレイン電極またはソース電極が配置され、
前記第1のトランジスタの外側に配置された第2のトランジスタをさらに具備し、
前記第2のトランジスタのソース電極またはドレイン電極は、前記第1のトランジスタのゲート電極に接続され、
前記第1のトランジスタのソース電極およびドレイン電極が、前記第2のトランジスタのゲート電極と同一平面上にある、
トップエミッション方式の有機ELデバイス。
[3]前記ソース電極またはドレイン電極の外周部のうち、前記半導体材料と接触している部分が櫛歯状であり、かつ
前記半導体材料の周囲に配置されるドレイン電極またはソース電極の内周部のうち、前記半導体材料と接触している部分が櫛歯状である、[1]又は[2]に記載のトップエミッション方式の有機ELデバイス。
]前記第1のトランジスタの半導体材料と、前記第2のトランジスタの半導体材料とが、互いに異なる材料である[1]又は[2]に記載のトップエミッション方式の有機ELデバイス。
]前記[1]〜[]のいずれかに記載の有機ELデバイスを具備する、有機ELディスプレイ。
本発明の有機ELデバイスでは、発光素子の画素電極が、半導体素子のドレイン電極(またはソース電極)に積層されているので、開口率が上昇して高輝度となる。かつ、発光素子の画素電極と、半導体素子のドレイン電極またはソース電極とを、コンタクトホールを介して接続する必要がないので、歩留まりも向上させることができる。したがって特に、本発明の有機ELデバイスは、発光素子やそれを駆動するトランジスタの微細化が求められる、フレキシブル有機ELディスプレイパネルへ好適に用いられる。
さらに本発明の有機ELデバイスの好ましい態様では、発光素子の画素電極が、トランジスタのソース電極またはドレイン電極によって囲まれるので、画素同士のクロストークが抑制される。クロストークとは、ある回路や回線に,浮遊容量,寄生容量,アースの共通インピーダンスなどの影響により,不必要な信号が漏れることを意味する。
また有機発光トランジスタを含む有機ELデバイスは、駆動用トランジスタを必要としないため開口率が高まるが、さらに本発明により発光面積を高められる。
本発明の有機ELデバイスは、EL発光素子と、それを駆動するためのトランジスタを含む。本発明の有機ELデバイスは、ボトムエミッション方式であっても、トップエミッション方式のいずれであってもよい。ボトムエミッション方式とは発光層からの光を、基板を通して取りだす方式である。トップエミッション方式とは発光層からの光を、基板とは反対側の封止膜を通して取りだす方式である。
第1の有機ELデバイス
第1の有機ELデバイスのEL発光素子は、画素電極、上部電極および両電極に挟み込まれるEL発光層を含み、さらに任意の部材を有していてもよい。両電極の間には、EL発光層に加えて、正孔輸送層や電子輸送層などが形成されていてもよい。正孔輸送層、電子輸送層などの材質はそれぞれ適宜選択されればよく、各層の厚さは数十nm程度に適宜設定されればよい。
画素電極はEL発光素子の陽極であっても陰極であってもよい。有機EL発光素子の画素電極の材質は、有機ELデバイスがボトムエミッション方式であるのか、トップエミッション方式であるのかによって、適切な材質が異なる。
ボトムエミッション方式とする場合には画素電極を透明電極とすればよく、透明電極の材質の例にはITOおよびIZOが含まれる。一方、トップエミッション方式とする場合には画素電極を透明電極にする必要はなく、通常の金属電極であってもよいが、例えばAl,BaO,Ba,FLi,Ca,CaO,MoOまたはWOなどで形成されるが、好ましくはAl,BaO,WOで形成される。
また、有機EL発光素子の上部電極の材質も、有機ELデバイスの方式により適切な材質が異なる。トップエミッション方式であれば上部電極を透明電極として、ボトムエミッション方式であれば上部電極を透明電極とする必要はない。
画素電極の面積は、たとえば矩形状であれば、短辺を約100〜300μmとして、長辺を約200〜500μmとすればよい。
第1の有機ELデバイスに含まれるトランジスタは1または2以上であってもよく、通常は、駆動用トランジスタとスイッチ用トランジスタを含む。1または2以上のスイッチ用トランジスタを有していてもよい。また第1の有機ELデバイスは、その他のトランジスタを有していてもよい。
本発明の第1の有機ELデバイスの発光素子の画素電極は、第1のトランジスタのソース電極またはドレイン電極に積層されており、好ましくは画素電極の全体が積層されている。「積層されている」とは直接接触して積層されている意味を含む。一方「積層されている」とは、コンタクトホールを介して接続されている意味を通常は含まない。
画素電極を積層するソース電極またはドレイン電極の材質は、Au,Al,MoCr,Ag,Cr,Tiなどであってもよく、または積層される画素電極と同じ材質としてもよく、つまり透明としてもよい。さらに、ゲート電極と同様の材質にしてもよい。特にボトムエミッション方式の有機ELデバイスとする場合には、画素電極を積層するソース電極またはドレイン電極を透明材質(ITOやIZO)の電極とするか、または光が透過できるように薄膜化する(約20nm〜100nm)ことが好ましい。また、トップエミッション方式の有機ELデバイスとする場合には、画素電極を積層するソース電極またはドレイン電極をAg電極とすることが好ましい。Ag膜は、光の反射率が高いからである。
また、発光素子の画素電極と、駆動用トランジスタのソース電極またはドレイン電極が兼用されていてもよい。つまり、ソースまたはドレイン電極に画素電極を積層するとは、ソース電極またはドレイン電極と画素電極とが同一部材であることを含む。
画素電極を積層するソース電極またはドレイン電極の周囲の一部または全部には、半導体材料が配置される。さらに半導体材料の周囲には、画素電極を積層するソース電極またはドレイン電極の対極となるドレイン電極またはソース電極が配置される。つまり前記半導体材料をトランジスタのチャネルとして用いる。
画素電極を積層するソース電極またはドレイン電極の周囲を、半導体材料とドレイン電極またはソース電極で囲みこむことにより、デバイス同士のクロストークを抑制することができる。したがってデバイス同士を接近させて配置することができ、例えば有機ELデバイスをマトリックス状に配置した場合には、デバイス同士の間隔(各デバイスの最も外周端の電極同士の間隔)を20〜70μm程度にまで縮めても、クロストークを生じさせにくい。
画素電極を積層するソース電極またはドレイン電極の周囲に配置される半導体材料には、絶縁膜を介してゲート電極が配置される。ゲート電極の電位によりチャネルである半導体材料に流れる電流が制御される。ゲート電極の材質は特に限定されないが、例えばCr膜(5nm以下)とAu膜(100nm程度)の積層膜や、Ti膜(5nm以下)とAu膜(100nm程度)の積層膜より構成される。Cr膜やTi膜は主に接着膜として作用するが、酸化しにくいTi膜を用いるとより好ましい場合がある。
ゲート電極は、トップゲート電極(チャネルが形成された基板を下側としたときに、チャネルの上側に配置されたゲート電極)であってもよく、バックゲート電極(チャネルが形成された基板を下側としたときに、チャネルの下側に配置されたゲート電極)であってもよいが、チャネルを形成する半導体材料に応じてトップゲート電極とするか、バックゲート電極とするかを適宜選択する必要がある。ゲート電極の配置態様によって、制御できるチャネルの半導体材料の種類が異なることがあるからである。例えば、トップゲート電極とした場合には半導体材料としてF8T2(フルオレン−チオフェンコポリマー)などを用いることができ、バックゲート電極とした場合には半導体材料としてテトラベンゾポルフィリン(tetrabenzoporphyrin)などを用いることができる。
画素電極を積層するソース電極またはドレイン電極の面積は、発光素子の画素電極の全体を積層することができる面積であればよく、通常は、画素電極の面積よりも大きくされている。画素電極を積層するソース電極またはドレイン電極の形状は、画素電極の全体を積層することができる限り特に制限されないが、その外周部が櫛歯状にされていることが好ましい。画素電極を積層するソース電極またはドレイン電極の外周部を櫛歯状にした場合には、半導体材料の周囲に配置されたドレイン電極またはソース電極の内周部も、櫛歯状にすることが好ましい。それにより半導体材料との接触面積を向上させることができる。
画素電極を積層するソース電極またはドレイン電極のトランジスタは、駆動用トランジスタと称される。第1の有機ELデバイスは、さらにスイッチ用トランジスタ(第2のトランジスタ)を有することが好ましい。スイッチ用トランジスタとは画素を選択するためのトランジスタであり、スイッチ用トランジスタがオンになると、保持容量にその電位が保持され、保持容量の容量に応じて駆動用トランジスタのオン・オフの状態が制御される。つまり、スイッチ用トランジスタのソース電極またはドレイン電極と、駆動用トランジスタのゲート電極とは、保持容量を介して接続される。
駆動用トランジスタのソース電極およびドレイン電極は、スイッチ用トランジスタのゲート電極と同一平面上にあってもよい。また、駆動用トランジスタのゲート電極は、スイッチ用トランジスタのソース電極およびドレイン電極と同一平面上にあってもよい。
特に、スイッチ用トランジスタのソース電極またはドレイン電極は、駆動用トランジスタのゲート電極と接続される必要があるので、それらを同一平面上に配置すれば接続が容易になり、かつスイッチ用トランジスタと駆動用トランジスタを近づけることができる。よって、有機ELデバイスの開口率をさらに高めることができる。
第1の有機ELデバイスの例は、図1および図3に示されている。図1および図3については後に詳細に説明する。
第2の有機ELデバイス
本発明の第2の有機ELデバイスは、有機発光トランジスタとスイッチ用トランジスタを含むことを特徴とする。有機発光トランジスタとは、ソース電極とドレイン電極と、両電極間を接続する有機発光半導体材料を含む。つまり有機発光トランジスタとはチャネルが発光するトランジスタであるので、第1の有機ELデバイスの駆動用トランジスタとEL発光素子の機能を兼ね備えているといえる。有機発光半導体材料の例には、(チオフェン/フェニレン)コオリゴマーや、テトラフェニルピレンなどが含まれる。
第2の有機ELデバイスの有機発光トランジスタは、前記スイッチ用トランジスタによってスイッチングされる。有機発光トランジスタをスイッチングするためには、有機発光トランジスタのゲート電極に、スイッチ用トランジスタのソース電極またはドレイン電極を、保持容量を介して接続すればよい。
有機発光トランジスタのソース電極またはドレイン電極(「X電極」とする)は、X電極の対極となるドレイン電極またはソース電極(「Y電極」とする)に取り囲まれていることを特徴とする。さらに有機発光半導体材料との接触面積を向上させて電流量を向上させるため、X電極の外周部およびY電極の内周部を櫛歯状として、両電極をかみ合わせて配置することが好ましい。両電極同士の櫛歯の間隔(有機発光半導体材料の幅)は、5〜20μmとすることが好ましい。有機発光半導体の、半導体の移動度を高めるためである。
前述の通り、両電極同士の櫛歯の間隔は5〜20μmとすることが好ましいが、一方で有機発光半導体材料の配置面積を高めて発光面積を増大させることが好ましい。そのため、X電極の外周部およびY電極の内周部を櫛歯状として、かつ各電極の櫛歯状の櫛歯の幅を細くすることが好ましい。各電極の櫛歯状の櫛歯の幅は、約100〜200μmとすることができる。さらに櫛歯の数を増やすことにより、発光面積を高めることができる。
第2の有機ELデバイスの例は、図4に示されている。図4については後に詳細に説明する。
本発明の第2の有機ELデバイスは、駆動用トランジスタが不要であり、かつ発光半導体材料の配置面積が広げられるので、発光面積が高められる。よって有機ELデバイスの開口率を高めることもできる。
本発明の有機ELデバイスは開口率が高められ、発光面積が高められているので、有機ELディスプレイとして応用すると好適である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[実施形態1]
図1は、前記第1の有機ELデバイスの例を示す。
図1(A)に示されたように、基板材料9に配置されたゲート絶縁膜6に積層された駆動用トランジスタのドレイン電極2に画素電極1が積層され、さらに画素電極1に有機EL発光材料8が積層されて、発光材料8に上部電極12が積層されている。画素電極1の上に、順に、正孔輸送層(図示せず)、インターレイヤー(図示せず)、有機EL発光材料8および上部電極12を積層してもよい。ドレイン電極2と画素電極1は異なる材料であっても同一の材料であってもよい。また図1(A)では、ドレイン電極2と画素電極1とが別部材とされているが、ドレイン電極2が画素電極1を兼用しても構わない。
ドレイン電極2の同一平面上の周囲には半導体材料4が配置され、さらに半導体材料4の同一平面上の周囲にはソース電極3が配置される。ソース電極3およびドレイン電極2の外周部の上部にバンク5が形成される。ソース電極3とドレイン電極2は逆にされていてもよく、つまり、ソース電極3に画素電極1が積層され、半導体材料4の同一平面上の周囲にドレイン電極2が配置されてもよい。
半導体材料4には、基板材料9の上に配置されたゲート電極7が、ゲート絶縁膜6を介して配置される。ゲート絶縁膜6の厚さは1μm程度とすればよい。
さらに、ソース電極3’とドレイン電極2’と半導体材料4’とゲート電極7’とを含むスイッチ用トランジスタが、駆動用トランジスタの近傍に配置される。ソース電極3’とドレイン電極2’の上部には、バンク5が形成される。スイッチ用トランジスタのドレイン電極2’と、駆動用トランジスタのゲート電極7とが、コンタクトホールを介して接続されている。
図1(B)は、図1(A)に示されるb層の上面図である。図1(B)に示されるように矩形状の画素電極1が、画素電極1よりもやや大きい面積を有する、駆動用トランジスタのドレイン電極2に積層されている。駆動用トランジスタのドレイン電極2は半導体材料4に囲みこまれ、かつ半導体材料4はソース電極3に囲みこまれている。
駆動用トランジスタの近傍であって、駆動用トランジスタのドレイン電極2およびソース電極3と同一平面上に、スイッチ用トランジスタのドレイン電極2’とソース電極3’と半導体材料4’が配置される。
図1(C)は、図1(A)に示されるc層の上面図である。図1(C)に示されるように、半導体材料4からなるチャネルの形状と同様の形状のゲート電極7が形成されており、かつスイッチ用トランジスタのゲート電極7’と接続されている。
図1に示される有機ELデバイスは、塗布法または蒸着法のいずれを採用して製造されてもよいが、ドレイン電極2の上に積層される発光材料8などは、塗布法で作製されることが好ましい。具体的には、基板材料9にゲート絶縁膜6を配置して;ゲート絶縁膜6上にドレイン電極2、ソース電極3、ドレイン電極2’、ソース電極3’を形成し;ドレイン電極2に画素電極1を形成し;ソース電極3、ドレイン電極2の外周部、画素電極1の外周部、ドレイン電極2’、ソース電極3’の上部にバンク5を塗布法により形成し;バンク材料の間に半導体材料4および4’、発光材料8を塗布し;上部電極を形成すればよい。
もちろん発光材料8を無機EL発光材料としてもよく、その場合には発光材料8を蒸着法で形成してもよい。
図1に示された有機ELデバイスは、画素電極1の周囲の全体に半導体材料4とソース電極3が配置されているが、画素電極1の周囲の一部に半導体材料4とソース電極3を配置してもよい。ただし、図1に示されたように画素電極1が駆動用トランジスタのソース電極3で囲まれていると、画素に発生するノイズ(例えばクロストーク)を除去することができる。
図2に示したように、画素電極1を積層しているドレイン電極2の外周部を「櫛歯状」にしてもよい。このときソース電極3の内周部も「櫛歯状」にして、ドレイン電極と一定の間隔(例えば5〜20μm)を開けて配置すると、半導体材料との接触面積が高まるので、駆動用トランジスタの電流量を上げることができる。
図1(A)に示された有機ELデバイスは1個のスイッチ用トランジスタを有するが、スイッチ用トランジスタの数は2個以上であってもよい。n個のスイッチ用トランジスタがある場合には、駆動用トランジスタの周辺に各スイッチ用トランジスタを形成すればよい。
[実施の形態2]
図3は、前記第1の有機ELデバイスの別の例を示す。図1に示された有機ELデバイスと同様に、駆動用トランジスタのドレイン電極2に画素電極1が積層され、さらに画素電極1に有機EL発光材料8が積層されて、発光材料8に上部電極12が積層されている。またドレイン電極2の同一平面上の周囲には半導体材料4が配置され、さらに半導体材料4の同一平面上の周囲にはソース電極3が配置される。半導体材料4には、基板材料9の上に配置されたゲート電極7がゲート絶縁膜6を介して配置される。また、ソース電極3およびドレイン電極2の外周部の上部にバンク5が形成される(図3(A)参照)。
さらに、ソース電極3’とドレイン電極2’と半導体材料4’とゲート電極7’とを含むスイッチ用トランジスタが駆動用トランジスタの近傍に配置される。スイッチ用トランジスタのドレイン電極2’とソース電極3’が、駆動用トランジスタのゲート電極7と同一平面上(基板材料9の上)に配置される点で、図1に示される有機ELデバイスと異なる。ドレイン電極2’とソース電極3’にはバンク5が形成される。ドレイン電極2’とゲート電極7は接続されている。
駆動用トランジスタの半導体材料4と、スイッチ用トランジスタの半導体材料4’は、同じ材料でも異なる材料でもよい。ただし、図3に示される駆動用トランジスタのゲート電極7と、スイッチ用トランジスタのゲート電極7’は、その配置形態がことなるので(トップゲートとバックゲート)、半導体材料4と4’はそれに適した材料を選択することが好ましい。
図3(B)は、図3(A)に示された有機ELデバイスのb層の上面図である。実施形態1と同様に、矩形状の画素電極1が、画素電極1よりもやや大きい面積を有する、駆動用トランジスタのドレイン電極2に積層されている。駆動用トランジスタのドレイン電極2は半導体材料4に囲みこまれ、かつ半導体材料4はソース電極3に囲みこまれている。駆動用トランジスタの近傍であって、駆動用トランジスタのソース電極3およびドレイン電極4と同一平面上に、スイッチ用トランジスタのゲート電極7’が配置される。
図3(C)は、図3(A)に示されるc層の上面図である。図3(C)に示されるように、半導体材料4からなるチャネルに対応する形状のゲート電極7が形成されており、かつスイッチ用トランジスタのドレイン電極2’と接続されている。ゲート電極7は、例えば、Cr膜(5nm以下)とAu膜(200nm程度)の積層膜より構成されている。
図3のように、駆動用トランジスタのソース電極3およびドレイン電極2とスイッチ用トランジスタのゲート電極7’とが同一平面上にあると、実施形態1(図1参照)の有機ELトランジスタと比較して、スイッチ用トランジスタと駆動用トランジスタを接近させることができるので、開口率をさらに高めることができる。
[実施形態3]
図4は、前記第2の有機ELデバイスを示す図であり、有機発光トランジスタを有する有機ELデバイスを示す。図4(A)に示されたように、基板材料9に配置されたゲート絶縁膜6に、スイッチ用トランジスタのソース電極3’、ドレイン電極2’および半導体材料4’、ならびに有機発光トランジスタのソース電極3,ドレイン電極2および有機発光半導体材料11が配置される。各電極上にはバンク5が配置される。
半導体材料4’には、基板材料9の上に配置されたゲート電極7’がゲート絶縁膜6を介して配置される。また、有機発光半導体材料11には基板材料9の上に配置されたゲート電極7がゲート絶縁膜6を介して配置される。
図4(B)は、図4(A)におけるb層の上面図である。図4(B)に示されたように、有機発光トランジスタのドレイン電極2を取り囲むようにソース電極3が配置され、かつドレイン電極2の外周部およびソース電極3の内周部は櫛歯状にされており、互いがかみ合って配置される。ソース電極3とドレイン電極2の間には、有機発光半導体材料11が配置される。それぞれの電極の櫛歯の数を増やすことによって、有機発光半導体材料11の配置面積が高まり、発光面積が増大する。もちろん、ソース電極3やドレイン電極2の幅を細くすることによっても有機発光半導体材料11の配置面積が高まる。
有機発光トランジスタの近傍であって、有機発光トランジスタのドレイン電極2およびソース電極3と同一平面上に、スイッチ用トランジスタのソース電極3’とドレイン電極2’と半導体材料4’が配置される。
図4(C)は、図4(A)におけるc層の上面図である。図4(C)に示されたように、スイッチ用トランジスタの半導体材料4に対応する形状のゲート電極7’が形成され、有機発光トランジスタの有機発光半導体材料11に対応する形状のゲート電極7が配置される。
図4に示された有機ELデバイスは、有機発光トランジスタとスイッチ用トランジスタを有していればよく、駆動用トランジスタを必要としないので開口率が高い。さらに、有機発光トランジスタのソース電極がドレイン電極を取り囲み、かつ両電極が櫛歯状にされてかみ合っている。よって発光面積を高めることができ、開口率がより高められる。
本発明の有機ELデバイスは、EL発光素子やそれを駆動するトランジスタの微細化が求められる有機ELディスプレイパネル、特にフレキシブル有機ELディスプレイパネルへ好適に用いられる。
実施形態1における有機ELデバイスを示す図である。(A)はその断面図であり;(B)は(A)におけるb層における上面図であり;(C)は(A)におけるc層における上面図である。 実施形態1における有機ELデバイスの駆動用トランジスタのドレイン電極の形状を示す図である。 実施形態2における有機ELデバイスを示す図である。(A)はその断面図であり;(B)は(A)におけるb層における上面図であり;(C)は(A)におけるc層における上面図である。 本発明の実施形態3における有機ELデバイスである。(A)はその断面図であり;(B)は(A)におけるb層における上面図であり;(C)は(A)におけるc層における上面図である。
符号の説明
1 画素電極
2 ドレイン電極
2’ ドレイン電極
3 ソース電極
3’ ソース電極
4 半導体材料
4’ 半導体材料
5 バンク
6 ゲート絶縁膜
7 ゲート電極
7’ ゲート電極
8 発光材料
9 基板材料
11 有機発光半導体材料
12 上部電極

Claims (5)

  1. 画素電極を含むEL発光素子と、ソース電極およびドレイン電極ならびに前記電極間を接続する半導体材料を含む第1のトランジスタと、を具備するトップエミッション方式の有機ELデバイスであって、
    前記画素電極の全面は、前記ソース電極または前記ドレイン電極上に接触して積層され、かつ
    前記画素電極はAl,BaO,Ba,FLi,Ca,CaO,MoOまたはWOxで形成され、
    前記半導体材料は、前記ソース電極または前記ドレイン電極の周囲の一部または全体に配置され、
    前記ソース電極またはドレイン電極の周囲に配置された半導体材料の周囲に、前記ドレイン電極またはソース電極が配置され、
    前記第1のトランジスタの外側に配置された第2のトランジスタをさらに具備し、
    前記第2のトランジスタのソース電極またはドレイン電極は、前記第1のトランジスタのゲート電極に接続され、
    前記第1のトランジスタのゲート電極と、前記第2のトランジスタのソース電極およびドレイン電極が同一平面上にある、
    トップエミッション方式の有機ELデバイス。
  2. 画素電極を含むEL発光素子と、ソース電極およびドレイン電極ならびに前記電極間を接続する半導体材料を含む第1のトランジスタと、を具備するトップエミッション方式の有機ELデバイスであって、
    前記画素電極の全面は、前記ソース電極または前記ドレイン電極上に接触して積層され、かつ
    前記画素電極はAl,BaO,Ba,FLi,Ca,CaO,MoO またはWOxで形成され、
    前記半導体材料は、前記ソース電極または前記ドレイン電極の周囲の一部または全体に配置され、
    前記ソース電極またはドレイン電極の周囲に配置された半導体材料の周囲に、前記ドレイン電極またはソース電極が配置され、
    前記第1のトランジスタの外側に配置された第2のトランジスタをさらに具備し、
    前記第2のトランジスタのソース電極またはドレイン電極は、前記第1のトランジスタのゲート電極に接続され、
    前記第1のトランジスタのソース電極およびドレイン電極が、前記第2のトランジスタのゲート電極と同一平面上にある、
    トップエミッション方式の有機ELデバイス。
  3. 前記ソース電極またはドレイン電極の外周部のうち、前記半導体材料と接触している部分が櫛歯状であり、かつ
    前記半導体材料の周囲に配置されるドレイン電極またはソース電極の内周部のうち、前記半導体材料と接触している部分が櫛歯状である、請求項1又は2に記載のトップエミッション方式の有機ELデバイス。
  4. 前記第1のトランジスタの半導体材料と、前記第2のトランジスタの半導体材料とが、互いに異なる材料である、請求項1又は2に記載のトップエミッション方式の有機ELデバイス。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の有機ELデバイスを具備する、有機ELディスプレイ。
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