JP4861214B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートに備えられ、シートに着座した乗員を保護するエアバッグ装置に関する。
車両が衝突した場合、乗員を拘束して衝突エネルギーを効率よく吸収するために、シートベルト装置にプリテンショナを備えたものがある。
プリテンショナを作動させてウエビングを巻き取ることで、ウエビングで乗員を拘束して、衝突エネルギーを吸収することができる。
しかし、車両が衝突した場合、乗員の上半身が車体前方側に倒れ、乗員の上半身とシートバックとの間に隙間が発生する。
よって、ウエビングで乗員を拘束するためには、前傾した乗員の上半身をシートバックまで引き戻す必要があり、そのことが乗員をすみやかに拘束する妨げになっていた。
この対策として、乗員の上半身が衝突で前傾した場合、乗員の上半身とシートバックとの間の隙間にエアバッグを展開させる車両用シート装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平1−314645号公報
特許文献1の車両用シート装置は、車両が衝突した場合に、ガス発生装置からガスを発生させ、発生したガスをエアバッグ内に導く。
エアバッグ内にガスを導くことで、乗員の上半身とシートバックとの間の隙間にエアバッグを展開させ、乗員の上半身をウエビングですみやかに拘束することが可能である。
一方、左右側の乗員の間にエアバッグを展開する衝突エネルギー吸収装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特許第2936000号公報
特許文献2の衝突エネルギー吸収装置は、車両が衝突した場合に、ガス発生装置からガスを発生させ、発生したガスをエアバッグ内に導く。
エアバッグ内にガスを導くことで、乗員の左右側にエアバッグを展開させ、乗員の左右方向への拘束性能を向上させることが可能である。
しかし、特許文献1の車両用シート装置は、乗員を前後方向に対して拘束することは可能であるが、乗員を左右方向に対して拘束することはできない。
一方、特許文献2の車両用シート装置は、乗員を左右方向に対して拘束することは可能であるが、乗員を前後方向に対して拘束することはできない。
そこで、乗員を前後方向に拘束するとともに、左右方向に拘束することができるエアバッグ装置の実用化が望まれていた。
本発明は、乗員の前後方向への拘束性能、および乗員の左右方向への拘束性能をともに向上させることができるエアバッグ装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、シートに備えられ、衝突時にインフレータで発生させられたガスによって展開するエアバッグ装置において、前記シートのバックレスト部の内部に、前記バックレスト部の上部から下部に亘って展開する略矩形状の第1エアバッグを備えるとともに、前記バックレスト部の左右両側のサイドサポート部に第2、第3のエアバッグをそれぞれ備え、前記バックレスト部のシート表皮と、前記バックレスト部のクッション体との間に、前記第1エアバッグを折り畳まずにシート状に拡げた状態で収納したことを特徴とする。
ここで、エアバッグを収納する方法として折り畳んで収納することが考えられる。この場合、折り畳まれたエアバッグは、インフレータから発生したガスで、折り畳む前の状態に戻りながら展開する。
そこで、請求項において、バックレスト部のシート表皮とバックレスト部のクッション体との間に第1エアバッグを折り畳まずにシート状に備えるようにした。
よって、第1エアバッグを展開する際に、折り畳まれた状態から、折り畳む前の状態に戻す動作をなくすことができ、第1エアバッグを一層素早く(すみやかに)展開することができる。
請求項は、前記第2、第3のエアバッグの少なくとも一方を、前記第1エアバッグに連通する連通管を備え、連通したエアバッグのいずれか一方に前記インフレータを備えたことを特徴とする。
請求項は、前記第1エアバッグの下端部に前記インフレータを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、シートのバックレスト部の内部に第1エアバッグを備えた。この第1エアバッグを、車両が衝突した場合に、乗員の背面側に展開させることで、乗員の上半身とバックレスト部との間の隙間を第1エアバッグで埋めることができる。
乗員の上半身とバックレスト部との間の隙間を第1エアバッグで埋めることで、乗員の上半身をウエビングですみやかに拘束することができる。
このように、バックレスト部の内部に第1エアバッグを備えることで、乗員の前後方向への拘束性能を向上させることが可能である。
さらに、バックレスト部の左右両側のサイドサポート部に第2、第3のエアバッグをそれぞれ備えた。車両が衝突した場合に、第2、第3のエアバッグを乗員の左右側に展開させることができる。
これにより、乗員の左右側に展開させたエアバッグで、乗員の左右方向への拘束性能を向上させることが可能である。
これにより、シートに第1〜第3のエアバッグを備えることで、乗員の前後方向への拘束性能、および乗員の左右方向への拘束性能をともに向上させることができる。
また、請求項に係る発明では、第1エアバッグを、バックレスト部のシート表皮と、バックレスト部のクッション体との間に折り畳まずにシート状に備えることで、第1エアバッグを乗員の背面側に素早く展開させることができる。
さらに、第1エアバッグをシート状に備えることで、第1エアバッグを折り畳んで収納する場合と比較して、収納スペースを小さく抑えることができ、スペース効率の向上を図ることができる。
請求項に係る発明では、第2、第3のエアバッグの少なくとも一方を連通管で第1エアバッグに連通し、いずれか一方のエアバッグにインフレータを備えた。
これにより、インフレータの個数を1個に減らすことが可能になり、部品点数を減らすことができる。
加えて、インフレータの個数を1個に減らすことでスペース効率の向上を図ることができる。
請求項に係る発明では、第1エアバッグの下端部にインフレータを備えた。
よって、インフレータをバックレスト部の下端部で、かつ下端部の内部に設けることができる。シートは、バックレスト部の下端部とシートクッションの後端部とで、略く字に凹んだ部位が形成されている。
よって、バックレスト部の下端部は、乗員の臀部に触れ難い部位である。これにより、乗員がシートに着座した際に、インフレータに乗員が触れることを防いで、座り心地を良好に確保することができる。
加えて、インフレータを、通常デッドスペースとなるバックレスト部の下端部に設けることで、スペース効率の向上を図ることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は作業者から見た方向にしたがい、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。
図1は本発明に係るエアバッグ装置を示す斜視図である。
車両10は、車室11内にシート12が備えられ、シート12に着座した乗員を拘束するシートベルト13が備えられ、シート12にエアバッグ装置15が備えられている。
シート12は、乗員が着座するシートクッション17と、乗員の背がもたれかかるバックレスト部18と、乗員の頭部がもたれかかるヘッドレスト19とを備える。
図2は第1実施の形態に係るエアバッグ装置を示す分解斜視図、図3は第1実施の形態に係るエアバッグ装置を示す正面図である。
なお、図2および図3においては、背面側エアバッグ28の構成を理解しやすくするために、バックレスト部18のシート表皮26を省略して示す。
シートベルト13は、センターピラー21の下端部に設けられたリトラクタ22と、リトラクタ22から車室内に延出されたウエビング23と、ウエビング23に設けられたタング24と、タング24を着脱可能なバックル25とを備える。
乗員がシート12に着座した状態で、タング24をバックル25に取り付けることで、乗員にウエビング23がかけられる。
シートベルト13は、車両が衝突したとき、リトラクタ22でウエビング23を巻き取ることによりウエビング23で乗員を拘束する。
エアバッグ装置15は、バックレスト部18に設けられた背面側エアバッグ(第1エアバッグ)28と、バックレスト部18の右側サポート部(右側のサイドサポート部)31に設けられた右側エアバッグ(第3エアバッグ)32と、背面側エアバッグ28および右側エアバッグ32を連通する上下の連通管(連通管)33,33と、背面側エアバッグ28に設けられた第1インフレータ(インフレータ)35と、バックレスト部18の外側サポート部(左側のサイドサポート部)37に設けられた左側エアバッグ(第2エアバッグ)38と、左側エアバッグ38に設けられた第2インフレータ(インフレータ)41とを備える。
ここで、バックレスト部18とは、シート12のうち、乗員の上半身がもたれかかる部位(すなわち、シートバック)をいう。
また、右側サポート部31とは、バックレスト部18のうち、車体中央側の側部位をいう。
さらに、左側サポート部37とは、バックレスト部18のうち、図3に示すサイドドア43側の側部位をいう。
背面側エアバッグ28は、通常時にバックレスト部18内にシート表皮26に沿ってシート状に内蔵されている(図6(a)参照)。
具体的には、背面側エアバッグ28は、通常時にバックレスト部18のシート表皮26と、バックレスト部18のクッション体27との間にシート状に備えられ、衝突時にバックレスト部18のシート表皮26とクッション体27との間で展開する袋体である(図4参照)。
背面側エアバッグ28の収納形態を、折り畳まない状態でシート状に拡げた状態とした。よって、背面側エアバッグ28を展開する際に、折り畳まれた状態から、折り畳む前の状態に戻す動作をなくすることができる。
これにより、背面側エアバッグ28を一層素早く(すみやかに)展開することができる。
さらに、背面側エアバッグ28をシート状に備えることで、第1エアバッグを折り畳んで収納する場合と比較して、収納スペースを小さく抑えることができ、スペース効率の向上を図ることができる。
この背面側エアバッグ28は、第1インフレータ35のガスで展開した状態において、図8(a)に示すように、バックレスト部18と乗員48の上半身49との間の隙間73を埋めることができる。
右側エアバッグ32は、右側サポート部31に後端部32aが設けられている。右側エアバッグ32は、通常時に右側サポート部31に全体が折り畳まれた状態で内蔵され、衝突時に右側サポート部31から車体前方に向けて展開する袋体である。
右側エアバッグ32は、展開した状態において、図8(b)に示すようにシート12に着座した乗員48の右側、すなわち乗員48の車体中央側に配置される。
上下の連通管33,33は、背面側エアバッグ28および右側エアバッグ32を連通することで、背面側エアバッグ28内のガスを右側エアバッグ32に導く流路である。
第1インフレータ35は、背面側エアバッグ28の下端部(第1エアバッグの下端部)28aに備えられるとともに、バックレスト部18の下端部18aに内蔵されている。
第1インフレータ35は、車両10が衝突したとき、背面側エアバッグ28にガスを放出するガス供給部である。
背面側エアバッグ28に放出されたガスは、上下の連通管33,33を経て右側エアバッグ32に導かれる。
よって、第1インフレータ35から背面側エアバッグ28にガスを放出することで、背面側エアバッグ28および右側エアバッグ32を展開させることができる。
このように、背面側エアバッグ28および右側エアバッグ32を上下の連通管33,33で連通することで、第1インフレータ35を背面側エアバッグ28のみに設けることを可能にできる。
これにより、第1インフレータ35の個数を1個に減らして、部品点数を減らすことができる。
なお、第1インフレータ35を背面側エアバッグ28の下端部28aで、かつ、バックレスト部18の下端部18aに内蔵した理由については図4で詳しく説明する。
左側エアバッグ38は、左側サポート部37に後端部38aが設けられている。左側エアバッグ38は、通常時に左側サポート部37に全体が折り畳まれた状態で内蔵され、衝突時に左側サポート部37から車体前方に向けて展開する袋体である。
左側エアバッグ38は、展開した状態において、図8(b)に示すようにシート12に着座した乗員48とサイドドア43との間に配置される。
第2インフレータ41は、左側エアバッグ38の後端部38aに備えられるとともに、左側サポート部37に内蔵されている。
第2インフレータ41は、車両10が衝突したとき、左側エアバッグ38にガスを放出するガス供給部である。
第2インフレータ41から左側エアバッグ38にガスを放出することで、左側エアバッグ38を展開させることができる。
ここで、車両10が側面衝突したとき、まず、左側エアバッグ38で衝撃エネルギーを緩和する。このため、左側エアバッグ38をすみやかに展開させる必要がある。
そこで、左側エアバッグ38を展開する第2インフレータ41を、背面側エアバッグ28および右側エアバッグ32を展開する第1インフレータ35とは別に設けた。
これにより、車両10が衝突したとき、左側エアバッグ38を第2インフレータ41ですみやかに展開させて衝撃エネルギーを緩和することができる。
図4は第1実施の形態に係るエアバッグ装置の背面側エアバッグを示す断面図、図5は第1実施の形態に係るエアバッグ装置の背面側エアバッグを示す斜視図である。
第1インフレータ35は、背面側エアバッグ28の下端部28aに左右の連通管45,45を介して連結されている。左右の連通管45,45は、背面側エアバッグ28の下端部28aから車体後方に延びている。
よって、第1インフレータ35は、背面側エアバッグ28の下端部28a後方に設けられ、バックレスト部18の下端部18aに内蔵されている。
ここで、シート12は、バックレスト部18の下端部18aとシートクッション17の後端部17aとで、略く字に凹んだ部位が形成されている。
よって、バックレスト部18の下端部18aは、乗員の臀部に触れ難い部位である。これにより、乗員がシート12に着座した際に、第1インフレータ35に乗員の臀部が触れることを防いで、座り心地を良好に確保することができる。
加えて、第1インフレータ35を、通常デッドスペースとなるバックレスト部18の下端部18aに設けることで、スペース効率の向上を図ることができる。
背面側エアバッグ28は、図2に示すように、正面視で略矩形状に形成された袋体で、車体幅方向に延びる上縫合部51、中央縫合部52および下縫合部53を備える。
上縫合部51は、車体中央側端部51aから車体外側端部51b(図3も参照)までの長さL1において、前基布55および後基布56を縫い合わせた部位である。
中央縫合部52は、車体中央側端部52aから車体外側端部52b(図3も参照)までの長さL2において、前基布55および後基布56を縫い合わせた部位である。
下縫合部53は、車体中央側端部53aから車体外側端部53b(図3も参照)までの長さL3において、前基布55および後基布56を縫い合わせた部位である。
背面側エアバッグ28に上縫合部51、中央縫合部52および下縫合部53を備えることで、背面側エアバッグ28の上方から下方に向けて順に第1〜第4の横向き流路61〜64が形成されるとともに、背面側エアバッグ28の右側および左側に右縦向き流路66および左縦向き流路67(図3参照)がそれぞれ形成されている。
ここで、長さL1、長さL2および長さL3は、L1>L2>L3の関係が成立する。
よって、第1〜第3の横向き流路61〜63のそれぞれの右側入口61a〜63aを、想像線で示すように下向きテーパ状に形成することができる。
さらに、第1横向き流路61の右側入口61aは、第2横向き流路62の右側入口62aより車体中央側に延出されている。
第2横向き流路62の右側入口62aは、第3横向き流路63の右側入口63aより車体中央側に延出されている。
第3横向き流路63の右側入口63aは、第4横向き流路64の右側入口64aより車体中央側に延出されている。
そして、右連通管45は、右縦向き流路66の下端部66aに連通されている。
よって、右連通管45の出口45aを、第1〜第4の横向き流路61〜64の右側入口61a〜64aに良好に臨ませることができる。
これにより、右連通管45から右縦向き流路66の下端部66aにガスを供給した際に、右側入口61a〜64aから第1〜第4の横向き流路61〜64に効率よくガスを導くことができる。
なお、第1〜第4の横向き流路61〜64の左側入口(図示せず)は、右側入口61a〜64aと左右対称の部位である。さらに、左連通管45は、左縦向き流路67(図2参照)の下端部に連通されている。
これにより、左連通管45から左縦向き流路67の下端部にガスを供給した際に、第1〜第4の横向き流路61〜64のそれぞれの左側入口に効率よくガスを導くことができる。
このように、第1〜第4の横向き流路61〜64の右側入口61a〜64aや、第1〜第4の横向き流路61〜64の左側入口に効率よくガスを導くことで、背面側エアバッグ28の全体を均一に展開することができる。
したがって、背面側エアバッグ28を展開したとき、図2に示すシートベルト13で乗員を局部的に拘束することを防ぐことができる。
つぎに、エアバッグ装置15の作用を図6〜図8に基づいて説明する。なお、図6(b)および図7(b)においては、背面側エアバッグ28の動作の理解を容易にするためにシート表皮26を省略して示す。
図6(a),(b)は第1実施の形態に係るエアバッグ装置のインフレータからガスを発生する例を説明する図である。
(a)において、車両が衝突した場合、乗員48の上半身49が車体前方側に倒れ、上半身49とバックレスト部18のバックレスト部18との間に隙間73が発生する。
(b)において、車両が衝突することにより、第1インフレータ35で発生したガスを、背面側エアバッグ28に放出する。
同時に、第2インフレータ41で発生したガスを、左側エアバッグ38に放出する。
図7(a),(b)は第1実施の形態に係るエアバッグ装置が展開する例を説明する図である。
(a)において、第1インフレータ35で発生したガスが、右連通管45を経て出口45aから右縦向き流路66の下端部66aに矢印Aの如く放出されるとともに、左連通管45を経て出口45aから左縦向き流路67の下端部67a(図7(a)参照)に矢印Bの如く放出される。
放出されたガスの一部が、第1〜第4の横向き流路61〜64の右側入口61a〜64aから第1〜第4の横向き流路61〜64に矢印C〜矢印Eの如く流入するとともに、第1〜第4の横向き流路61〜64の左側入口から第1〜第4の横向き流路61〜64に流入する。
ここで、右連通管45の出口45aが、第1〜第4の横向き流路61〜64の右側入口61a〜64aに臨んでいる。
よって、ガスの一部を、第1〜第4の横向き流路61〜64のそれぞれの右側入口61a〜64aに効率よく導くことができる。
なお、第1〜第4の横向き流路61〜64の左側入口は、右側入口61a〜64aに対して左右対称の部材なので、左側入口の説明は省略する。
また、背面側エアバッグ28は、展開前の状態においてシート状に備えられているので、背面側エアバッグ28を展開する際に、折り畳まれた状態から、折り畳む前の状態に戻す動作をなくすることができる。
これにより、背面側エアバッグ28を一層素早く(すみやかに)展開することができる。
一方、放出されたガスのうち、残りのガスは、右連通管45および上下の連通管33,33を経て右側エアバッグ32に矢印Gの如く導かれる。
(b)において、右縦向き流路66、左縦向き流路67および第1〜第4の横向き流路61〜64にガスが矢印の如く充填されて背面側エアバッグ28が展開する。
さらに、右側エアバッグ32に上下の連通管33,33を経てガスが矢印の如く充填されて、右側エアバッグ32が展開する。
一方、左側エアバッグ38にガスが充填されて、左側エアバッグ38が、シート12に着座した乗員とサイドドア43との間に展開する。
図8(a),(b)は第1実施の形態に係るエアバッグ装置で乗員を保護する例を説明する図である。
(a)において、背面側エアバッグ28を、乗員48の上半身49とバックレスト部18のバックレスト部18との間に展開する。
この状態で、シートベルト13のウエビング23がリトラクタ22で矢印Hの如く巻き取られる。
背面側エアバッグ28を、乗員48の上半身49とバックレスト部18との間に展開することで、上半身49とバックレスト部18との間の隙間73を背面側エアバッグ28で埋めることができる。
これにより、乗員48の上半身49をウエビング23ですみやかに拘束することができる。
すなわち、背面側エアバッグ28で乗員48の前後方向への拘束性能を向上させて、乗員48を保護することができる。
(b)において、左側エアバッグ38が、シート12に着座した乗員48とサイドドア43との間に展開することで、側面衝突の衝撃エネルギーFを左側エアバッグ38で緩和することができる。
ここで、左側エアバッグ38を展開する第2インフレータ41は、背面側エアバッグ28および右側エアバッグ32を展開する第1インフレータ35とは別に設けられている。
よって、車両が側面衝突したとき、左側エアバッグ38をすみやかに展開させて、左側エアバッグ38で衝撃エネルギーを緩和することができる。
すなわち、左側エアバッグ38で乗員48の左方向への拘束性能を向上させて、乗員48を保護することができる。
左側エアバッグ38で衝撃エネルギーを吸収した後、乗員48は、左側エアバッグ38で反対側に押し出される。
このとき、右側エアバッグ32が、シート12に着座した乗員48の右側、すなわち乗員48の車体中央側に展開されている。
これにより、右側エアバッグ32で乗員48の右方向への拘束性能を向上させて、乗員48を保護することができる。
以上説明したように、第1実施の形態のエアバッグ装置15によれば、シート12に背面側エアバッグ28および左右側のエアバッグ38,32を備えることで、乗員48の前後方向への拘束性能、および乗員48の左右方向への拘束性能をともに向上させることができる。
つぎに、第2〜第4の実施の形態のエアバッグ装置を図9〜図11に基づいて説明する。第2〜第4の実施の形態のエアバッグ装置において第1実施の形態のエアバッグ装置15と同一類似部材については同じ符号を付して説明を省略する。
なお、図9〜図11においては、第2〜第4の実施の形態のエアバッグ装置の構成の理解を容易にするためにシート表皮26を省略して示す。
図9は本発明に係るエアバッグ装置(第2実施の形態)を示す正面図である。
第2実施の形態のエアバッグ装置80は、第1インフレータ(インフレータ)81を右側エアバッグ32に設けたもので、その他の構成は第1実施の形態のエアバッグ装置15と同じである。
第1インフレータ81は、右側エアバッグ32の後端部32aに備えられるとともに、右側サポート部31に内蔵され、上下の連通管82,82を介して背面側エアバッグ28に連通されている。
すなわち、右側エアバッグ32および背面側エアバッグ28は、上下の連通管82,82を介して連通されている。
第2の実施の形態のエアバッグ装置80によれば、車両が衝突したとき、第1インフレータ81からガスが発生する。
発生したガスのうち、一部が、右側エアバッグ32に放出されるとともに、残りのガスが、上下の連通管82,82を経て背面側エアバッグ28に放出される。
これにより、右側エアバッグ32を、シート12に着座した乗員48の右側、すなわち乗員48の車体中央側に展開することができる。
さらに、背面側エアバッグ28を、バックレスト部18のバックレスト部18と乗員の上半身との間に展開することができる。
すなわち、第2実施の形態のエアバッグ装置80によれば、シート12に背面側エアバッグ28および左右側のエアバッグ38,32を備えることで、乗員48の前後方向への拘束性能、および乗員48の左右方向への拘束性能をともに向上させることができる。
加えて、第2実施の形態のエアバッグ装置80によれば、第1実施の形態のエアバッグ装置15と同様の効果を得ることができる。
図10は本発明に係るエアバッグ装置(第3実施の形態)を示す正面図である。
第3実施の形態のエアバッグ装置90は、第1実施の形態の第1インフレータ35を除去し、第2インフレータ(インフレータ)93を上下の連通管91,91を介して背面側エアバッグ28に連通させたもので、その他の構成は第1実施の形態のエアバッグ装置15と同じである。
なお、第2インフレータ93は、第1実施の形態の第2インフレータ41と比較してガスの容量を増したもので、その他の構成は第2インフレータ41と同じである。
左側エアバッグ38に設けた第2インフレータ93を用いることで、車両が衝突したとき、左側エアバッグ38内にガスをすみやかに充填することができる。
これにより、インフレータを1つに減らして、第2インフレータ93のみを用いる構成とした場合でも、左側エアバッグ38をすみやかに展開させることができる。
第3の実施の形態のエアバッグ装置90によれば、車両が衝突したとき、第2インフレータ93からガスが発生する。
発生したガスのうち、一部が、左側エアバッグ38に放出されるとともに、残りのガスが、上下の連通管91,91を経て背面側エアバッグ28に放出される。
一部のガスが、左側エアバッグ38に放出されることで、左側エアバッグ38を、シート12に着座した乗員とサイドドア43との間にすみやかに展開させることができる。
一方、背面側エアバッグ28に放出されたガスのうち、一部のガスが、上下の連通管33,33を経て右側エアバッグ32に放出される。
よって、背面側エアバッグ28を、バックレスト部18のバックレスト部18と乗員の上半身との間に展開することができる。
さらに、右側エアバッグ32を、シート12に着座した乗員48の右側、すなわち乗員48の車体中央側に展開することができる。
すなわち、第3実施の形態のエアバッグ装置90によれば、シート12に背面側エアバッグ28および左右側のエアバッグ38,32を備えることで、乗員48の前後方向への拘束性能、および乗員48の左右方向への拘束性能をともに向上させることができる。
さらに、第3実施の形態のエアバッグ装置90によれば、第2インフレータ93のガスで左側エアバッグ38、背面側エアバッグ28および右側エアバッグ32の3つのエアバッグを展開させることができるので、インフレータの個数を第1〜第2の実施の形態よりさらに減らすことができる。
インフレータの個数を減らすことでスペース効率の向上を図ることができる。
加えて、第3実施の形態のエアバッグ装置90によれば、第1実施の形態のエアバッグ装置15と同様の効果を得ることができる。
図11は本発明に係るエアバッグ装置(第4実施の形態)を示す正面図である。
第4実施の形態のエアバッグ装置100は、背面側エアバッグ28、右側エアバッグ32および左側エアバッグ38にそれぞれ個別のインフレータを設けたもので、その他の構成は第1実施の形態のエアバッグ装置15と同じである。
具体的には、背面側エアバッグ28は、背面側エアバッグ28の下端部(エアバッグの下端部)28aに第1インフレータ(インフレータ)101を備える。第1インフレータ101は、バックレスト部18の下端部18aに内蔵されている。
なお、第1インフレータ101は、第1実施の形態の第1インフレータ35と比較してガスの容量を減らしたもので、その他の構成は第1インフレータ35と同じである。
また、左側エアバッグ38は、左側エアバッグ38の後端部38aに第2インフレータ41を備える。第2インフレータ41は、左側サポート部37に内蔵されている。
さらに、右側エアバッグ32は、右側エアバッグ32の後端部32aに第3インフレータ(インフレータ)102を備える。第3インフレータ102は、右側サポート部31に内蔵されている。
第4の実施の形態のエアバッグ装置100によれば、車両が衝突したとき、第1インフレータ101、第2インフレータ41および第3インフレータ102からガスが発生する。
第1インフレータ101から発生したガスは、背面側エアバッグ28に放出される。
第2インフレータ41から発生したガスは、左側エアバッグ38に放出される。
第3インフレータ102から発生したガスは、右側エアバッグ32に放出される。
これにより、背面側エアバッグ28を、バックレスト部18のバックレスト部18と乗員の上半身との間に展開することができる。
また、右側エアバッグ32を、シート12に着座した乗員48の右側、すなわち乗員48の車体中央側に展開することができる。
さらに、左側エアバッグ38を展開させることができる。
すなわち、第4実施の形態のエアバッグ装置100によれば、シート12に背面側エアバッグ28および左右側のエアバッグ38,32を備えることで、乗員48の前後方向への拘束性能、および乗員48の左右方向への拘束性能をともに向上させることができる。
加えて、第4実施の形態のエアバッグ装置100によれば、第1実施の形態のエアバッグ装置15と同様の効果を得ることができる。
なお、前記第1〜第4の実施の形態で示した背面側エアバッグ28、右側エアバッグ32および左側エアバッグ38の形状は、例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
また、前記第1〜第4の実施の形態では、本発明に係るエアバッグ装置15,80,90,100を左側のシート12に適用した例について説明したが、これに限らないで、例えば右側のシートのように他のシートに適用させても同様の効果を得ることができる。
さらに、前記第1〜第3の実施の形態で示した連通管33,82,91の太さ(通路径)・取付位置・取付本数によって、連通した側のエアバッグと連通された側のエアバッグの展開速度・展開量を任意に設定できる。
例えば、第1実施の形態において、背面側エアバッグ28と右側エアバッグ32との連通管33を上側のみに設定することで、右側エアバッグ32を上部から展開させることが可能となる。
また、連通管33の太さを細くした場合、連通管33が抵抗となり、背面側エアバッグ28を所定の大きさまで展開させてから右側エアバッグ32を展開させるようにすることも考えられる。
本発明は、シートに着座した乗員を保護するエアバッグ装置を備えた自動車への適用に好適である。
本発明に係るエアバッグ装置を示す斜視図である。 第1実施の形態に係るエアバッグ装置を示す分解斜視図である。 第1実施の形態に係るエアバッグ装置を示す正面図である。 第1実施の形態に係るエアバッグ装置の背面側エアバッグを示す断面図である。 第1実施の形態に係るエアバッグ装置の背面側エアバッグを示す斜視図である。 第1実施の形態に係るエアバッグ装置のインフレータからガスを発生する例を説明する図である。 第1実施の形態に係るエアバッグ装置が展開する例を説明する図である。 第1実施の形態に係るエアバッグ装置で乗員を保護する例を説明する図である。 本発明に係るエアバッグ装置(第2実施の形態)を示す正面図である。 本発明に係るエアバッグ装置(第3実施の形態)を示す正面図である。 本発明に係るエアバッグ装置(第4実施の形態)を示す正面図である。
符号の説明
10…車両、15,80,90,100…エアバッグ装置、18…バックレスト部、18a…バックレスト部の下端部、26…シート表皮、27…クッション体、28…背面側エアバッグ(第1エアバッグ)、28a…背面側エアバッグの下端部(第1エアバッグの下端部)、31…右側サポート部(サイドサポート部)、32…右側エアバッグ(第3エアバッグ)、33,82,91…上下の連通管(連通管)、35,81,101…第1インフレータ(インフレータ)、38…左側エアバッグ(第2エアバッグ)、41,93…第2インフレータ(インフレータ)、102…第3インフレータ(インフレータ)。

Claims (3)

  1. シートに備えられ、衝突時にインフレータで発生させられたガスによって展開するエアバッグ装置において、
    前記シートのバックレスト部の内部に、前記バックレスト部の上部から下部に亘って展開する略矩形状の第1エアバッグを備えるとともに、前記バックレスト部の左右両側のサイドサポート部に第2、第3のエアバッグをそれぞれ備え
    前記バックレスト部のシート表皮と、前記バックレスト部のクッション体との間に、前記第1エアバッグを折り畳まずにシート状に拡げた状態で収納したことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記第2、第3のエアバッグの少なくとも一方を、前記第1エアバッグに連通する連通管を備え、
    連通したエアバッグのいずれか一方に前記インフレータを備えたことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記第1エアバッグの下端部に前記インフレータを備えたことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。
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