JP4861138B2 - カーテン吊り具 - Google Patents

カーテン吊り具 Download PDF

Info

Publication number
JP4861138B2
JP4861138B2 JP2006322954A JP2006322954A JP4861138B2 JP 4861138 B2 JP4861138 B2 JP 4861138B2 JP 2006322954 A JP2006322954 A JP 2006322954A JP 2006322954 A JP2006322954 A JP 2006322954A JP 4861138 B2 JP4861138 B2 JP 4861138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
main body
hook
back plate
ratchet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006322954A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008136526A (ja
Inventor
君江 四元
美恵子 瀬田
Original Assignee
装研株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 装研株式会社 filed Critical 装研株式会社
Priority to JP2006322954A priority Critical patent/JP4861138B2/ja
Publication of JP2008136526A publication Critical patent/JP2008136526A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4861138B2 publication Critical patent/JP4861138B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

この発明は、カーテンをカーテンレールのランナに掛け止めるために、カーテンに装着して用いられるカーテン吊り具に関する。
従来、カーテンに装着される本体と、この本体に対して上下位置を調整可能にラチェット式に係合するフック体とを具備し、フック体が持つフックをランナに掛け止めてカーテンをカーテンレールに吊る合成樹脂製のカーテン吊り具が知られている(例えば特許文献1の図9参照)。このカーテン吊り具において、本体は、カーテンのヒダ形成部に挿入される挿入杆部と、カーテンの前面に沿って縦方向に伸びる主杆部を有し、この主杆部にラチェット歯列が形成されている。フック体は、主杆部に対してラチェット式に係合する係合部を有し、フックはこの係合部から前方へ延出している。このため、ランナの吊り環に掛かるフックが、カーテンの前面から離れた位置にあり、フックと吊り環との係合点周りに回転モーメントが生じる。この回転モーメントにより、カーテン吊り具が傾き、カーテンが折れ曲がって外観を損ねるという問題点がある。
この問題点を解消するため、本体の主杆部をなくし、フック体に主杆部に対応する連結杆を設け、本体(下鈎)の方に連結杆のラチェット歯列に係合する係合部(ホルダー)を設け、連結杆の上端にフック(上鈎)を設けたカーテン吊り具が提案されている(特許文献1の図1参照)。これは、本体(下鈎)側の挿入杆(軸杆)とフック体側の連結杆とでカーテンを所定距離わたって挟持することによってカーテンへの固定力を得る構造である。
特開2006−68490号公報
上記従来のカーテン吊り具のうち、後者は、カーテンに装着される本体側に、カーテンの前面に所定距離にわたって沿う主杆部がないため、フック(上鈎)を係合部(ホルダー)に近づけると、カーテンを挟持する部分が少なくなって、カーテンへの固定が不安定になり、またカーテンのヒダ形成部が不体裁になる(特許文献1の段落0017及び図6参照)という問題点がある。
したがって、この出願に係る発明は、カーテンに装着される本体側にラチェット歯列を有する主杆部を備えたカーテン吊り具であって、カーテンに対して容易に、安定的に装着でき、かつ僅かな傾きのみでカーテンを吊ることができるカーテン吊り具を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、この出願に係る発明のカーテン吊り具1においては、本体2に、装着時にカーテンの前面に沿って縦方向に伸びる主杆部4と、カーテンに係止される挿入杆5とを設ける。主杆部4は、装着時にカーテンの前面に沿って密着する縦長矩形の背面板6と、この背面板6の左右両縁に沿って前面側へ立ち上がり縦方向に伸びる左右一対の側壁7と、この側壁7の前縁に沿って内側へ立ち上がり縦方向に伸びる左右一対のラチェット歯列8と、このラチェット歯列8と背面板6の前面との間に形成された縦方向に伸びる左右一対のガイド溝9とを具備させる。フック体3には、本体2のガイド溝9に摺動自在に係合する摺動部10と、本体のラチェット歯列8に対し相対的に下方へのみ移動可能に係合するラチェット爪11と、本体の両側壁7の間から前方へ延出するように伸びるフック12とを具備させる。
この出願に係る発明によれば、フックがカーテンの前面に対して、本体の背面板の厚さ分の僅かな距離を隔てて接近した位置に配置されるため、フックとランナの吊り環との係合点の周りに生じる回転モーメントを小さくでき、実用上支障がない程度にフックの傾きを抑えることができるという効果を有する。本体の主杆部が、従来どおり、カーテンの前面に所定距離沿うように配置されるため、主杆部を介してカーテンとの係合部を大きく設定でき、吊り具を安定的にカーテンに装着することができる。
本体の背面板をカーテンの前面側に直接縫い付けることができるので、ヒダをとらない、いわゆるフラットカーテンへの縫い付けによる装着が容易である。
図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係るカーテン吊り具の分解斜視図、図2は本発明に係るカーテン吊り具のカーテンへの装着状態の正面図、図3は本発明に係るカーテン吊り具のカーテンへの装着状態の側面図、図4は本体の平面図、図5はフック体の側面図、図6は図5におけるVI−VI断面図、図7は他の実施形態のカーテン吊り具の側面図、図8は同平面図、図9はさらに他の実施形態の正面図、図10は同側面図である。
合成樹脂製のカーテン吊り具1は、カーテンCに装着される本体2と、この本体2に対して上下位置を調整可能にラチェット式に係合するフック体3とを具備する。フック体3は、カーテンレール内を走行するランナの吊り環に掛け止めることができる。
図1ないし図6において、本体2は、装着時にカーテンCの前面に沿って縦方向に伸びる主杆部4と、カーテンに係止される係止部である挿入杆部5とを具備する。
主杆部4は、装着時にカーテンCの前面に沿って密着する縦長矩形の背面板6と、この背面板6の左右両縁に沿って前面側へ立ち上がり縦方向に伸びる左右一対の側壁7と、この側壁7の前縁に沿って内側へ立ち上がり縦方向に伸びる左右一対のラチェット歯列8と、このラチェット歯列8と背面板6の前面との間に形成された縦方向に伸びる左右一対のガイド溝9とを具備する。
挿入杆部5は、背面板の背面下部から延出して上方へ屈曲し、背面板6に沿って上方へ伸びる。挿入杆部5は、カーテンCの上部のヒダ形成部C1に下方から挿入することができる。挿入杆部5は、カーテンCへの挿入状態において、主杆部4の背面板6との間でカーテンCを挟持する。
フック体3は、本体2のガイド溝9に摺動自在に係合する摺動部10と、本体2のラチェット歯列8に対し相対的に下方へのみ移動可能に係合するラチェット爪11と、本体2の両側壁7の間から前方へ延出するように伸びるフック12とを具備する。フック12は、垂直に伸びる後部の直線部12aと、直線部12aの上端から前方へ突出するように湾曲して下方へ伸びる湾曲部12bとを有する。直線部12aと湾曲部12bとの接続部には鋭角に湾曲する屈折部12cが設けられる。 直線部12aの下部に連続して、摺動部10とラチェット爪11が設けられる。摺動部10は、本体2のガイド溝9に係合するように、左右両側へ広がる。ラチェット爪11は、本体2の左右のラチェット歯列8の間へ係合するように、摺動部10の前部に設けられる。
このカーテン吊り具1においては、カーテンCへの装着時に、フック12の屈折部12cが、カーテンの前面に対して、本体の背面板の厚さ分のみの僅かな距離Dを隔てて接近した位置に配置される。このため、フック12におけるランナの吊り環21との係合点となる屈折部12cの周りに生じる回転モーメントは比較的小さなものとなる。したがって、実用上支障がない程度にカーテン吊り具1の傾きを抑えることができる。本体2の主杆部4が、カーテンCの前面に所定距離沿うように配置されるため、挿入杆部5との間でカーテンを比較的強く挟持して、フック体3の位置に関わりなく、吊り具1を安定的にカーテンCに固定できる。
図7、図8に示す他の実施形態においては、本体2の係止部としての縫い付け片13が、背面板6の背面から直角方向に延出する。縫い付け片13は、カーテンのヒダ形成部C1を縫製するときに、縫い糸14によってヒダ形成部C1内に縫い込まれる。その他の構成は先の実施形態と同等である。
図9、図10に示す他の実施形態においては、本体2の背面板6が縫い糸15によってカーテンCの前面側に直接縫い付けられる。その他の構成は先の実施形態と同等である。この場合、カーテンCは、ヒダ形成部が存在しない、いわゆるフラットカーテンである。この場合、カーテンCに対する吊り具1の取付は容易で、カーテンの縫製も容易で、安価なカーテンが提供できる。
本発明に係るカーテン吊り具の分解斜視図である。 本発明に係るカーテン吊り具のカーテンへの装着状態の正面図である。 本発明に係るカーテン吊り具のカーテンへの装着状態の側面図である。 本発明に係るカーテン吊り具の本体の平面図である。 本発明に係るカーテン吊り具のフック体の側面図である。 図5におけるVI−VI断面図である。 他の実施形態のカーテン吊り具の側面図である。 他の実施形態のカーテン吊り具の平面図である。 さらに他の実施形態のカーテン吊り具の正面図である。 さらに他の実施形態のカーテン吊り具の側面図である。
符号の説明
1 カーテン吊り具
2 本体
3 フック体
4 主杆部
5 挿入杆部
6 背面板
7 側壁
8 ラチェット歯列
9 ガイド溝
10 摺動部
11 ラチェット爪
12 フック
12a 直線部
12b 湾曲部
12c 屈折部
13 縫い付け片
14 縫い糸
15 縫い糸
C カーテン
C1 ヒダ形成部

Claims (4)

  1. カーテンに装着される本体と、この本体に対して上下位置を調整可能にラチェット式に係合するフック体とを具備し、フック体をランナに掛け止めてカーテンをカーテンレールに吊る合成樹脂製のカーテン吊り具において、
    前記本体は、装着時にカーテンの前面に沿って縦方向に伸びる主杆部と、カーテンに係止される係止部とを具備し、
    前記主杆部は、装着時にカーテンの前面に沿って密着する縦長矩形の背面板と、この背面板の左右両縁に沿って前面側へ立ち上がり縦方向に伸びる左右一対の側壁と、この側壁の前縁に沿って内側へ立ち上がり縦方向に伸びる左右一対のラチェット歯列と、このラチェット歯列と前記背面板の前面との間に形成された縦方向に伸びる左右一対のガイド溝とを具備し、
    前記フック体は、前記本体のガイド溝に摺動自在に係合する摺動部と、前記本体のラチェット歯列に対し相対的に下方へのみ移動可能に係合するラチェット爪と、前記本体の両側壁の間から前方へ延出するように伸びるフックとを具備することを特徴とするカーテン吊り具。
  2. 前記本体の係止部は、前記背面板の背面から延出して当該背面に沿って上方へ伸びる挿入杆部であることを特徴とする請求項1に記載のカーテン吊り具。
  3. 前記本体の係止部は、前記背面板の背面から直角方向に延出する縫い付け片であることを特徴とする請求項1に記載のカーテン吊り具。
  4. 前記本体の背面板が前記カーテンの前面側に縫い付けられることを特徴とする請求項1に記載のカーテン吊り具。
JP2006322954A 2006-11-30 2006-11-30 カーテン吊り具 Expired - Fee Related JP4861138B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006322954A JP4861138B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 カーテン吊り具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006322954A JP4861138B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 カーテン吊り具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008136526A JP2008136526A (ja) 2008-06-19
JP4861138B2 true JP4861138B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=39598615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006322954A Expired - Fee Related JP4861138B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 カーテン吊り具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4861138B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103672379A (zh) * 2013-12-24 2014-03-26 徐存然 一种滑块式隔齿块

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059893Y2 (ja) * 1986-10-17 1993-03-11
JP2610307B2 (ja) * 1988-06-28 1997-05-14 株式会社東芝 発光素子駆動回路
JP2861289B2 (ja) * 1990-06-15 1999-02-24 三菱電機株式会社 カメラ一体型ビデオテープレコーダ
JP2006068490A (ja) * 2004-08-02 2006-03-16 Kawashima Textile Manuf Ltd カーテンフックとカーテン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008136526A (ja) 2008-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4818601B2 (ja) ハンガー付き椅子
CN105686472A (zh) 表皮材料固定用夹子
US20160249746A1 (en) Drawn Instrument for Securely Attaching a Cover
US20200200201A1 (en) Clip
JP6236257B2 (ja) 車両用シート
JP4861138B2 (ja) カーテン吊り具
JP5375439B2 (ja) クリップ
US7708174B1 (en) Top sizer for garment hanger
JP5875960B2 (ja) 内視鏡保持装置、及びトロリー
JP2009254507A (ja) カーテンフック
JP6088085B1 (ja) 吊り下げ具
JP2008237400A (ja) 椅子へのオプション部材の取付構造。
JP2019026065A (ja) シートサイドポケット
JP4088187B2 (ja) 吊下げ装置
JP2008125824A (ja) カーテン吊り装置及びカーテン吊り具
JP3116340U (ja) 長押
JP6585945B2 (ja) カーテンフック
JP2524374Y2 (ja) カーテン吊り具
JP6567283B2 (ja) Popカード用アタッチメント
JPH0450800Y2 (ja)
JP6535948B2 (ja) 日除け吊り具
JP5680713B2 (ja) 軒樋吊り具
JP6461492B2 (ja) フック式陳列什器用のプライスカード表示装置
JP4764261B2 (ja) ハンガー
JP2589079Y2 (ja) データファイル用のハンガー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111007

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees