JP4859693B2 - タイル型カーペットの製造方法 - Google Patents

タイル型カーペットの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4859693B2
JP4859693B2 JP2007022746A JP2007022746A JP4859693B2 JP 4859693 B2 JP4859693 B2 JP 4859693B2 JP 2007022746 A JP2007022746 A JP 2007022746A JP 2007022746 A JP2007022746 A JP 2007022746A JP 4859693 B2 JP4859693 B2 JP 4859693B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
yarn
backing
yarns
tile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007022746A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008190054A (ja
Inventor
英生 高橋
孝芳 西松
Original Assignee
村上敷物株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 村上敷物株式会社 filed Critical 村上敷物株式会社
Priority to JP2007022746A priority Critical patent/JP4859693B2/ja
Publication of JP2008190054A publication Critical patent/JP2008190054A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4859693B2 publication Critical patent/JP4859693B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Carpets (AREA)

Description

本発明は、カーペットの製造方法に関し、特に、このカーペットが、床面上等に連続して貼るタイルのような形状あるいは使用がなされるタイル型カーペットである場合の製造方法に関するものである。
所謂カーペットは、基布に多数のパイル糸を打ち込んだり、あるいは所定長さの繊維を基布に静電接着したりして形成されるものであり、種々な形状のものが提案されてきている。中でも、基布を一定の範囲の大きさに揃えて形成したタイル型カーペットは、タイルのような使用ができて、床面上等の全面に連続かつ隙間なく貼ることができることから、大きな面積で複雑な形状の床面に対しては非常に有用なものとなってきている。
このようなタイル型カーペットは、幾何学的な模様や、市松模様を形成するには非常に便利ではあるが、多数のタイル型カーペットを並べて複雑で大きな「絵」を描こうとすると、タイル型カーペットの一枚一枚の模様を設計しなければならないため、非常に手間が掛かるものとなっている。
また、このようなタイル型カーペットで、幾何学的な模様や、市松模様は勿論、複雑で大きな模様を形成する場合にも、その「縁」の裁断が正確で、かつパイルが真っ直ぐ立った状態でないと、美しい模様が形成できないことは当然である。
従来のパイル糸を使用したカーペットを製造する方法としては、例えば、特許文献1や特許文献2にて提案されているような種々なものがある。
特開2006−183157号公報、要約、代表図 特開平6−189845号公報、要約、代表図
特許文献1の「タフテッドカーペットの製造方法」は、「タフテッドカーペットの密度(タフトゲージ)を変更するとき、各パーツ部品の交換をしなくても、短時間で多種類のタフトゲージへの変更を可能にする」ことを目的としてなされたもので、「少なくとも二本のニードルバーを備えるタフティング機において、それぞれのニードルバーが互いに独立して左右に移動または固定できる機構を備え」たものであり、これによって、「ニードルに送るパイル糸の本数を設定して、基布にパイル糸を差し込む密度(タフトゲージ)を決めることによって、多種類のタフトゲージ得ることができる」ものである。
そして、この特許文献1の「タフテッドカーペットの製造方法」は、当該文献の段落0008に記載され、図14にも示すように、「タフティング機は前列のニードルバー2と後列のニードルバー3の二本のニードルバーを具備している。それぞれのニードルバーは、互いに独立して左右に移動出来るようにニードルバーホルダー4に支持されている。ニードルバーホルダー4は、プッシュロッド5によって垂直に上下動させられるように、プッシュロッド5に固定されており、パイル糸6,7の通ったニードル8,9を基布10に刺し込み、各ニードルに対応したルーパー11,12によって前記パイル糸6,7を引っ掛けループパイルを形成する」ものである。
この特許文献1の「タフテッドカーペットの製造方法」は、「タフテッドカーペットの密度を変更するとき、各パーツ部品の交換をしなくても、短時間で多種類のタフトゲージへの変更を可能にすることができ」て便利ではあるが、あくまでも「一枚もの」のカーペットを製造するのに適したものであって、「タイル型カーペット」を製造するには適していないものであると考えられる。何故なら、「パイル糸6,7の通ったニードル8,9を基布10に刺し込」んで形成するものであるからです。
また、この特許文献1の「タフテッドカーペットの製造方法」は、使用できる色糸(着色されたパイル糸)に制限があって、せいぜい10色程度のパイル糸しか使用できず、美しい模様のカーペットを製造することができないと、考えられる。
一方、特許文献2に記載された「タイル型カーペットとその製造方法」では、「継ぎ目部においても柄ずれが生じることのないタイル型カーペットを、仕上げカット作業等を要することなく能率よく製造できるようにする」ことを目的としてなされたもので、図15に示すように、「ゴム、合成樹脂等のバッキング材により予めタイル型に形成されたベースシート1の表面に、パイル長に応じて一定長さに切断した多数本のパイル糸pを、略中央部で折曲して該折曲部p1で接着により植設し、タイル型カーペットとする。カーペットにおける縦横1方向のパイル列を2列1組として各組列毎に、それぞれ1列に必要な種類および本数のパイル糸pを引き揃え状態で糸保持部材に保持させておいて、前記パイル列の2列1組の各組列毎に、各パイル糸を並列状態を保持したままで引き出して一定長さに切断し、この切断した各パイル糸pを、中央の折曲部p1でベースシート1の表面に接着することにより、タイル型カーペットを得る」ものである。
この特許文献2に記載された「タイル型カーペットとその製造方法」では、タイル型カーペットを一枚宛製造するには十分であり、着色パイル糸も多く使用できる可能性もあると考えられる。しかしながら、この特許文献2に記載された「タイル型カーペットとその製造方法」では、同時に大量にカーペットを製造することができない、と考えられる。何故なら、「切断した各パイル糸pを、中央の折曲部p1でベースシート1の表面に接着」しなければならないからである。
特に、この特許文献2の技術で問題になるのは、パイル糸の供給である。この特許文献2でのパイル糸の供給方法としては、図16及び図17、及び当該文献の段落0024〜段落0026に詳しく記載されているように、パイル糸そのものを、形成されるべき模様に合わせた数や色で、図17の(a)に示すような状態に予め配列しておき、これを、図17の(b)に示すように、一列宛グリッパーによって順に引き抜くようにすることが採用されている。
列として引き出された複数のパイル糸は、図17の(b)に示すように、所定長さに切断され、切断されたパイル糸の群は、図16に示すように、一列宛バッキング上に接着されるのである。
そうなると、パイル糸の準備は相当時間が掛かりそうであるし、コストが高くなると考えられる。何故なら、各パイル糸は、形成すべきカーペットの模様に応じた色と配列にしなければならないし、配列しておくのに大きな空間が必要になるからである。
そして、上記何れの特許文献の技術においても、最終製品とするには、パイル糸の切り揃えや、縁のトリミングを行なわなければならず、パイル糸や基布の端材がどうしても発生する。このため、パイル糸や基布の無駄が生ずるだけでなく、これらを処分しなければならないという、所謂「ゴミ」の問題も発生するものと考えられる。
そこで、本発明者等は、この種の「タイル型カーペット」を製造するにあたって、多数色のパイル糸を、小さいスペースで用意しておくことができ、しかも無駄なく使用することができて、かつ、タイル型カーペットを同時に大量に生産することができるようにするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明の目的とするところは、多数色のパイル糸を、比較的小さなスペースで用意しておくことができて、しかも無駄なく使用しながら、タイル型カーペットの量産化を計ることができ、しかも「ゴミ」を全く発生させることなく製造することのできる製造方法を提供することにある。
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する最良の形態の説明中において使用する符号を付して説明すると、
「タイル型のバッキング12上に多数のパイル糸11が植毛されたタイル型カーペット10を製造する方法であって、
糸台41に色の異なるパイル糸11の多数を引き出し可能に保持しておいて、糸台41を移動制御することにより、必要な色のパイル糸11の先端が、所定間隔をおいて複数配列した保持板20に形成された多数のパイル糸挿通穴21の一つに対向するようにし、
各パイル糸挿通穴21に、これに必要とされている色のパイル糸11を連続して挿通した後、
保持板20間にて各パイル糸11を切断し、各保持板20について、その各パイル糸挿通穴21に保持されている各パイル糸11の一端にバッキング12を形成し、このバッキング12により各パイル糸11を一体化するようにしたことを特徴とするタイル型カーペット10の製造方法」
である。
すなわち、この請求項1に係るタイル型カーペット10の製造方法では、図1及び図2に示すように、色の異なるパイル糸11の多数を引き出し可能に保持しておいた糸台41を移動制御することにより、多数のパイル糸挿通穴21を形成した保持板20の複数を、例えば図9及び図11に示すようにスペーサ22を入れることによって、所定間隔をおいて配列しておき、各保持板20のパイル糸挿通穴21のそれぞれに適した色のパイル糸11をフック針62によって順次挿通していくのである。この場合、各保持板20の間の所定間隔とは、例えば図9に示した寸法Lを言い、この寸法Lは、図示しないバンドソー(帯鋸)が通過し得る間隔である。
糸台41は、図2や図3に示すように、糸選択機40の、コンピュータによって制御されるモータ42によって移動制御されるものであり、この糸台41上には、色の異なる30本以上のパイル糸11の糸口が保持してある。また、この糸台41から各パイル糸11の引き出しが可能となるようにしてある。そして、所定長さに引き出された各パイル糸11は、カッター43によって切断されるようになっている。なお、各パイル糸11は、供給されてきた巻回状態のままで、図示しない棚に配置される。
つまり、フック針62によって各パイル糸11をパイル糸挿通穴21に挿通するにあたっては、当然各パイル糸挿通穴21に要求される色のパイル糸11が選択されるのであるが、パイル糸11の色の選択は糸選択機40によってなされる。すなわち、この糸選択機40では、図1にも示すように、複数色(後述する最良形態では30種類以上)のパイル糸11の先端を保持しており、必要な色のパイル糸11が選択されてその糸口がフック針62の下方に引き出し得るようになっている。
この場合、各パイル糸11は、図1等に示すように、その糸口のみを、糸選択機40の糸台41に抜き差し自在に配列しておくだけでよく、他の大部分を供給されてきたままの巻回された状態で糸供給棚に掛けておけばよい。このため、本発明の製造方法では、図17に示したような準備容器や大きな準備スペースは全く必要なく、むしろ従来より一般に採用されてきている糸供給棚をそのまま利用することができる。
図3では、選択された色のパイル糸11の糸口を掴みに行く状態が示してあり、掴まれたパイル糸11の糸口は、図4に示すように、ある程度引き出される。その後、図5に示すように、複数の保持板20を連続して貫通するに必要な長さのパイル糸11が引き出されて切断され、所定長さのパイル糸11は、降下してくるフック針62に掛け得るように待機するのである。
さて、フック針62が図5に示すように降下されて全ての保持板20を貫通すると、そこには必要な色のパイル糸11が用意されているから、このフック針62の先端のフック62aにパイル糸11が掛けられる。このフック針62が引き上げられれば、パイル糸11は複数の保持板20に形成してある各パイル糸挿通穴21内に連続状態で挿通されるのである。以上の工程は、保持板20の各パイル糸挿通穴21について順次行われ、その間には、各パイル糸挿通穴21に必要な色のパイル糸11の選択、供給及び挿通が、図示しないコンピュータによる制御によってなされる。勿論、各保持板20の移動は、図1に示すリニアガイド30によって行われ、フック針62によって全てのパイル糸挿通穴21に対する給糸がなされるのである。
全てのパイル糸挿通穴21にパイル糸11が挿通された各保持板20に対しては、図示しない切断装置による切断工程が実施される。つまり、各保持板20間には、図2及び図9に示すように、多数のパイル糸11が存在しているが、これらのパイル糸11の切断が、各保持板20間を移動する例えばバンドソー等によってなされる。この時、各保持板20間にあったスペーサ22は外され、所定間隔Lでの隙間が存在した状態で図示しない治具等によって保持されているから、バンドソーの移動は問題なくなされるし、各パイル糸11は各保持板20のパイル糸挿通穴21によって保持されているから、バンドソーによる全パイル糸11の切断も問題なくなされ、切断された各パイル糸11は各保持板20に確実に保持される。
各保持板20については、図9〜図12に示すように、その各パイル糸挿通穴21に保持されている各パイル糸11の一端にバッキング12が形成され、このバッキング12により各パイル糸11を一体化されるのである。このバッキング12によるパイル糸11の一体化は、従来よりなされている工程あるいは方法で行われる。その後、図13に示すように、完成したタイル型カーペット10を保持板20から外せば、タイル型のバッキング12上に多数のパイル糸11が植毛されたタイル型カーペット10が完成するのである。
以上のような、請求項1に係るタイル型カーペット10の製造方法では、各パイル糸11として、所定間隔Lで複数配列された各保持板20内及びこれらの間に存在している長さのもの全てが用されるため、全く無駄がない。しかも、各パイル糸11は、供給されてきたままの状態、つまり巻回した状態のまま使用することができるから、この請求項1に係るタイル型カーペット10の製造方法では、パイル糸11のための収容空間として大きなものを必要としていないだけでなく、例えば図17に示した従来技術のような配列作業を必要としないのである。
また、同一模様のタイル型カーペット10を、保持板20の数だけ同時に製造することができるから、同時に大量生産することができるのである。さらに、各パイル糸11の色は、各パイル糸挿通穴21に挿通される毎に選択されているから、タイル型カーペット10を多色(後述する実施形態では30色以上)のものとすることができるだけでなく、非常に複雑な模様でも簡単に製造し得る。
そして、以上の請求項1に係るタイル型カーペット10の製造方法では、各保持板20の大きさ、これに形成したパイル糸挿通穴21の数や配列を自由に変更することによって、全ての規格のタイル型カーペット10とすることができため、通常の正方形のものは勿論、例えば三角形や円形あるいは楕円など、形状としても非常に多種類のタイル型カーペット10を短時間内に製造することができるのである。
さて、上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1に記載のタイル型カーペット10の製造方法について、
「各保持板20の一方の面に基布13を配置しておき、この基布13を貫通しながら各パイル糸11を各パイル糸挿通穴21内に連続して挿通した後、基布13の表面側に、バッキング12を形成し、このバッキング12により各パイル糸11を一体化するようにしたこと」
である。
すなわち、この請求項2に係るタイル型カーペット10の製造方法では、各保持板20のパイル糸挿通穴21内にフック針62によってパイル糸11を挿通するにあたって、図11及び図12に示すように、各保持板20の一方の面に基布13を配置しておいて、上記請求項1に係る製造方法を実施するものである。
この基布13は、従来より使用されているようなものであってもよいが、後述する最良形態では、比較的薄く形成した不織布を採用している。この基布13が存在することによって、保持板20の各パイル糸挿通穴21に挿通されたパイル糸11の、各保持板20に対する保持が確実になされるのである。
パイル糸11が、基布13及び各パイル糸挿通穴21によって保持されていれば、各パイル糸11の所定寸法での切断は勿論、その後のバッキング12の形成等の各種作業時の安定性を確保することができることになる。勿論、この基布13そのものは、タイル型カーペット10として完成されたときには、バッキング12の一部となって、各パイル糸11のバッキング12に対する一体化をより確実なものとするのである。
以上の通り、請求項1に係る発明においては、
「タイル型のバッキング12上に多数のパイル糸11が植毛されたタイル型カーペット10を製造する方法であって、
糸台41に色の異なるパイル糸11の多数を引き出し可能に保持しておいて、前記糸台41を移動制御することにより、必要な色のパイル糸11の先端が、所定間隔をおいて複数配列した保持板20に形成された多数のパイル糸挿通穴21の一つに対向するようにし、
各パイル糸挿通穴21に、これに必要とされている色のパイル糸11を連続して挿通した後、
保持板20間にて各パイル糸11を切断し、各保持板20について、その各パイル糸挿通穴21に保持されている各パイル糸11の一端にバッキング12を形成し、このバッキング12により各パイル糸11を一体化するようにしたこと」
に構成上の特徴があり、これにより、
(1)各パイル糸11として、所定間隔Lで複数配列された各保持板20内及びこれらの間に存在している長さのもの全てが用意されるため、パイル糸11に全く無駄がない。
(2)同一模様のタイル型カーペット10を、保持板20の数だけ同時に製造することができるから、効率の良い量産化を達成することができる。
(3)タイル型カーペット10を30色以上の多色のものとすることができるだけでなく、丸や三角等種々な形状のものを製造することができて、非常に複雑な模様でも簡単に製造できる。
(4)各保持板20の大きさ、これに形成したパイル糸挿通穴21の数や配列を自由に変更することによって、非常に多種類のタイル型カーペット10を短時間内に製造することができる。
といった優れた効果を発揮することができるのである。
また、請求項2に係る発明においては、
「各保持板20の一方の面に基布13を配置しておき、この基布13を貫通しながら各パイル糸11を各パイル糸挿通穴21内に連続して挿通した後、基布13の表面側に、バッキング12を形成し、このバッキング12により各パイル糸11を一体化するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のタイル型カーペット10の製造方法」
にその構成上の特徴があり、これにより、上記(1)〜(4)の効果を発揮することができることは勿論、
(5)各パイル糸11が、基布13及び各パイル糸挿通穴21によって保持されているから、各パイル糸11の所定寸法での切断は勿論、その後のバッキング12の形成等の各種作業時の安定性を確保することができる。
(6)この基布13は、バッキング12の一部となって、各パイル糸11のバッキング12に対する一体化をより確実なものとすることができる。
といった効果を発揮することができる。
次に、請求の範囲に記載した各請求項に係る発明を、図面に示した最良の形態に基づいて説明すると、図1には、本発明に係る製造方法を具体的に実施するための製造装置の概略図が示してある。
この製造装置は、複数枚(4〜7枚程度)の保持板20と、これらの保持板20を保持して前後に移動させるリニアガイド30と、このリニアガイド30の下側に配置されて複数種類(30種類以上)の着色されたパイル糸11を引き出し可能に支持する糸台41と、この糸台41に近接して配置される給糸機50と、保持板20の上側に配置されて、保持板20の各パイル挿通穴21にパイル糸11を個別に挿通させるフック針62を有したパイル糸引出機60とを備えており、リニアガイド30、糸選択機40、給糸機50及びパイル糸引出機60の操作は、図示しないコンピュータによって制御されるものである。
保持板20は、例えば図9及び図13に示したように、アルミニウム等の加工し易い金属によって板状のものとして形成したものであり、本実施形態では、その基部20aに多数のパイル挿通穴21を形成したものである。これらの保持板20にパイル糸11を挿通する場合には、図9及び図11に示したように、間にスペーサ22を配置して所定間隔Lを確保するとともに、これにバッキング12を形成する場合には、図11及び図12に示したように、タイル型カーペット10としての形状を決めることになるバッキング枠23が一方の面に位置決めして配置される。
つまり、この保持板20によって、図10の下側に記載したタイル型カーペット10が形成されるのであるが、各パイル挿通穴21内にはパイル糸11が挿通されるのである。勿論、各パイル挿通穴21の深さ、換言すれば、基部20aの板厚がパイル糸11の毛足の長さを規定することになる。
各保持板20には多数のパイル挿通穴21が形成してあるが、このパイル挿通穴21の配列は自由に決定できるものであり、50cm×50cmのタイル型カーペット10を形成するにあたっては、例えば156×156個のパイル挿通穴21が形成される。本実施形態では、各パイル挿通穴21の直径は、2mm〜3mm程度であり、当然のことながら、後述するフック針62と二重になったパイル糸11とが挿通できる程度の丸穴に形成される。なお、パイル糸11の太さは、タイル型カーペット10の形態に合わせて適宜決定され、このパイル糸11の太さに応じて、パイル挿通穴21及びフック針62の直径が決定されることは言うまでもない。
リニアガイド30は、コンピュータ制御可能なものであり、複数纏めて載置した保持板20の各パイル挿通穴21のピッチ毎の移動が可能なものである。このリニアガイド30は、所謂X−Yテーブルである。
糸選択機40は、図2や図3に示したように、上記コンピュータによって制御されるモータ42によって移動制御される糸台41を有しており、この糸台41上には、色の異なる30本以上のパイル糸11の糸口が保持してある。また、この糸台41から各パイル糸11の引き出しが可能となるようにしてある。そして、所定長さに引き出された各パイル糸11は、カッター43によって切断されるようになっている。なお、各パイル糸11は、供給されてきた巻回状態のままで、図示しない棚に配置される。
給糸機50は、図1等に示したように、後述するフック針62の下側で上下する給糸棒51を有しており、この給糸棒51によって保持したパイル糸11にフック針62が降下してくると、このフック針62のフック62aにパイル糸11を掛けるものである。また、この給糸棒51の近傍には、選択されたパイル糸11の糸口を掴むグリッパ52が配置してある。
そして、リニアガイド30上に積まれた保持板20の上方には、図3〜図7にも示すように、各パイル糸11を各パイル挿通穴21に挿通するためのフック針62を備えたパイル糸引出機60が配置してある。このパイル糸引出機60は、フック針62を上下動させるためのアクチュエータ61を有しており、また、フック針62の下端近傍には、図1にも示したようなエアノズル63が配置してある。
フック針62は、各保持板20のパイル挿通穴21に挿通され、かつパイル糸11を引き上げるものであるから、図8の(a)及び(b)に示したように、先端部を尖らせかつ扁平にしたものであり、この扁平部分にパイル糸11を掛けるためのフック62aが形成してある。従って、このフック針62は、アクチュエータ61の作動によって、各保持板20のパイル挿通穴21内を降下していき、糸選択機40や給糸機50によって選択して用意されているパイル糸11の糸口をそのフック62a内に係止し、当該フック針62が引き上げられることによってパイル糸11を各保持板20のパイル挿通穴21内に挿通させることになるものである。このフック針62のフック62aが、パイル挿通穴21内にてパイル糸11を引き上げている状態が、図8の(c)に示してある。
フック針62によって最上の保持板20のパイル挿通穴21からパイル糸11の糸口が引き出されると、エアノズル63からエアがフック62a近傍に吹き付けられる。これによって、フック62a内に係合していたパイル糸11が強制的に外されるのである。以上の操作を各パイル挿通穴21について繰り返すことにより、例えば図9に示したように、各保持板20間にパイル糸11が存在した状態で、各パイル挿通穴21内の全てにパイル糸11が挿通されることになる。
以上のような製造装置での作動をもう少し詳しく見てみると、図9等に示したように、各パイル糸挿通穴21が同一位置になるように配置した複数の保持板20に対して、フック針62によって多数(当然パイル糸挿通穴21の数に応じた数)のパイル糸11を挿通できるようにしてある。
フック針62によって多数のパイル糸11を挿通するためには、その数のパイル糸11が用意されていなければならないが、このパイル糸11の用意は、複数の保持板20が載置されるリニアガイド30の下側に配置してある上述した糸選択機40及び給糸機50によってなされる。
すなわち、本最良形態の製造方法では、図1及び図2に示したように、多数のパイル糸挿通穴21を形成した保持板20の複数を、所定間隔をおいて配列しておき、各保持板20のパイル糸挿通穴21のそれぞれに適した色のパイル糸11を、一本のフック針62によって順次挿通していくのである。この場合、各保持板20の間の所定間隔とは、例えば図9に示した寸法Lを言うが、この寸法Lは、図9等に示したスペーサ22によって確保されるものであり、また図示しないバンドソー(帯鋸)が通過し得る間隔である。
フック針62によって各パイル糸11をパイル糸挿通穴21に挿通させるにあたっては、当然各パイル糸挿通穴21に要求される色のパイル糸11が選択されるのであるが、パイル糸11の色の選択は糸選択機40によってなされる。すなわち、この糸選択機40の糸台41は、図1にも示したように、複数色(後述する最良形態では30種類以上)のパイル糸11の先端を保持しており、この糸台41を動かすことによって必要な色のパイル糸11の先端が給糸機50の給糸棒51の先端に移動するようになっている。このとき、フック針62が降下してくる先には給糸機50が配置してあって、この給糸機50によって、選択されたパイル糸11の糸口が、図3及び図4に示したように、フック針62のフック62aに掛けられるように用意されるのである。
図3では、選択された色のパイル糸11の糸口をクリッパ52によって掴みに行く状態が示してあり、このクリッパ52は、掴んだパイル糸11の糸口を、図4に示したように、ある程度引き出すのである。その後、図5に示したように、今度は給糸機50の給糸棒51が上昇して、複数の保持板20を連続して貫通するに必要な長さのパイル糸11が引き出される。そして、図6に示したように、カッター43による切断がなされるとともに、クリッパ52によるパイル糸11の糸口の掴みが開放され、所定長さのパイル糸11は給糸棒51の上端で、降下してくるフック針62に掛け得るように待機するのである。
さて、フック針62が図5に示したように降下されて全ての保持板20を貫通すると、そこには給糸機50の給糸棒51によって必要な色のパイル糸11が用意されていたから、このフック針62の先端に形成した図8に示したようなフック62aにパイル糸11が掛けられる。このパイル糸11の一部がフック針62のフック62aに掛かった状態が、図8の(c)に示してある。
次に、図7に示したように、フック針62を引き上げれば、パイル糸11は複数の保持板20に形成してある各パイル糸挿通穴21内に連続状態で挿通されるのである。その状態が、図9や図11等に示してある。以上の工程は、保持板20の各パイル糸挿通穴21について順次行われ、その間には、各パイル糸挿通穴21に必要な色のパイル糸11の選択、供給及び挿通が、図示しないコンピュータの制御によってなされる。勿論、各保持板20の移動は、図1に示したリニアガイド30によって行われる。
この場合、下方に上述した糸選択機40及び給糸機50を配置したフック針62を複数用意しておき、これら複数のフック針62によってパイル糸挿通穴21に複数のパイル糸11を挿通するようにすれば、作業効率はより一層良くなることは言うまでもない。
全てのパイル糸挿通穴21にパイル糸11が挿通された各保持板20に対しては、図示しない切断装置による切断工程が実施される。つまり、各保持板20間には、図2及び図9に示したように、多数のパイル糸11が存在しているが、これらのパイル糸11の切断が、図9等に示したカット位置70で、各保持板20間を移動する例えばバンドソー等によってなされる。この時、バンドソーが各保持板20間の隙間の数だけあれば一度に切り離しができるし、各保持板20及びその間は直線状になっているから、バンドソーによる切断は安定してなされる。勿論、このバンドソーによる切断を行うに当たっては各スペーサ22は外される。具体的には、パイル糸11を貫通させた各保持板20をスペーサ22を挟んだ状態で切断機にセットし、各保持板20の位置が決定した後に、各スペーサ22を外すのである。
以上のようにしてから切断を行えば、各保持板20の間には所定間隔Lでの隙間が存在しているから、バンドソーの移動は上述したように問題なくなされるし、各パイル糸11は各保持板20のパイル糸挿通穴21によって保持されているから、バンドソーによる全パイル糸11の切断も問題なくなされ、切断された各パイル糸11は各保持板20に確実に保持される。
各保持板20については、図9〜図12に示したように、その各パイル糸挿通穴21に保持されている各パイル糸11の一端にバッキング12が形成され、このバッキング12により各パイル糸11が一体化されるのである。このバッキング12によるパイル糸11の一体化は、従来よりなされている工程あるいは方法で行われる。その後、図13に示したように、完成したタイル型カーペット10を保持板20から外せば、タイル型のバッキング12上に多数のパイル糸11が植毛されたタイル型カーペット10が完成するのである。
バッキング12を形成するための工程としては、図10に示した場合と、図12に示した場合の2種類あるが、図10に示した工程では基布13を使用しない場合を示し、図12に示した工程では基布13を使用する場合を示している。
まず、図10に示した基布13を使用しない工程では、図10の(a)に示すように、各保持板20のバッキング12が形成されるべき面、及びこれに突出している各パイル糸11の先端に、まず接着剤12aを塗布する。この接着剤12aとしては種々なものが採用できるが、各パイル糸11内に浸透し易く、かつ後に貼付されるバッキング材12bとの接着が良好に行えるのであれば、何であってもよい。この場合には、上記バッキング枠23が接着剤12aの塗布位置を決めるのを容易にしている。
そして、各パイル糸11や保持板20の表面に塗布された接着剤12aが硬化しない内に、図10の(b)に示したように、予め所定形状にカッテイングしておいたバッキング材12bを接着剤12aの表面に圧着、必要であれば全体の加熱を行う。この場合にも、上記バッキング枠23がバッキング材12bの位置決め作業を容易にしている。以上の作業によって、接着剤12aとバッキング材12bとが一体化されて完全なバッキング12となり、このバッキング12内に各パイル糸11の糸口が一体化されるのである。
図12に示した基布13を使用する工程では、図12の(a)に示すように、各保持板20のバッキング12が形成されるべき面には、基布13が存在しており、この基布13には既に多数のパイル糸11が挿通されている。この基布13の表面側及び各パイル糸11の糸口に対して、図12の(a)に示したように、接着剤12aの塗布を行った後、図12の(b)に示したように、予め所定形状にカッテイングしておいたバッキング材12bを基布13の表面に圧着、必要であれば全体の加熱を行うのである。以上の作業によって、基布13、接着剤12a及びバッキング材12bが一体化されて完全なバッキング12となり、このバッキング12内に基布13や各パイル糸11の糸口が一体化されるのである。
基布13としては、通常の材料を使用できるが、本最良形態では、比較的薄く形成した所謂「不織布」を採用している。この基布13が存在することによって、保持板20の各パイル糸挿通穴21に挿通されたパイル糸11の、各保持板20に対する保持が確実になされることになるのである。
パイル糸11が、基布13及び各パイル糸挿通穴21によって保持されていれば、各パイル糸11の所定寸法での切断は勿論、その後のバッキング12の形成等の各種作業時の安定性を確保することができることになる。勿論、この基布13そのものは、タイル型カーペット10として完成されたときには、バッキング12の一部となって、各パイル糸11のバッキング12に対する一体化をより確実なものとするのである。
以上のように構成した本発明に係る製造方法によって製造されたタイル型カーペット10は、幾何学的模様は勿論のこと、ユーザーの好みに応じた絵柄のものとしても製造することができるのであるから、建築業や内装業の作業幅をより拡大でき、これらの産業自体をも多いに発展させ得る可能性が非常に高いと考えられる。
本発明に係る製造方法を実施するにあたって使用される各装置の配列状態を示す分解斜視図である。 各保持板にパイル糸が挿通された状態を示す部分拡大分解斜視図である。 本発明の製造方法を実施している第1段階の状態を示す部分拡大分解斜視図である。 同製造方法を実施している第2段階の状態を示す部分拡大分解斜視図である。 同製造方法を実施している第3段階の状態を示す部分拡大分解斜視図である。 同製造方法を実施している第4段階の状態を示す部分拡大分解斜視図である。 同製造方法の最終段階を示す部分拡大分解斜視図である。 同製造方法において使用されるフック針を示すもので、(a)はその正面図、(b)は側面図、(c)はこのフック針と保持板側のパイル糸挿通穴とパイル糸との関係を示す部分拡大横断面図である。 パイル糸が挿通された複数の保持板の部分拡大縦断面図である。 切断されたパイル糸を有する一つの保持板を示すもので、(a)はバッキング材をバッキングキャビティ内に投入している状態の断面図、(b)は二種類のバッキング材を形成した状態の断面図、(c)は一種類のバッキング材を形成した断面図である。 パイル糸及び基布が挿通された複数の保持板の部分拡大縦断面図である。 切断されたパイル糸及び基布を有する一つの保持板を示すもので、(a)はバッキング材をバッキングキャビティ内に投入している状態の断面図、(b)は二種類のバッキング材を形成した状態の断面図、(c)は一種類のバッキング材を形成した断面図である。 完成したタイル型カーペットから保持板を外している様子を示す断面図である。 特許文献1に示された技術を説明する概略断面図である。 特許文献2に示された技術を説明する斜視図である。 特許文献2に示された技術の、パイルを列として引き出している様子を説明する斜視図である。 特許文献2に示された技術の、パイルの配列状態を示すもので、(a)は多数のパイル糸を横に並べて形成した列の多数を縦に並べた状態を説明する斜視図、(b)は一番上の列の全パイル糸を引き出している様子を示す斜視図である。
10 タイル型カーペット
11 パイル糸
12 バッキング
12a 接着剤
12b バッキング材
13 基布
20 保持板
20a 基部
21 パイル糸挿通穴
22 スペーサ
23 バッキング枠
30 リニアガイド
40 糸選択機
41 糸台
42 モータ
43 カッター
50 給糸機
51 給糸棒
52 クリッパ
60 パイル糸引出機
61 アクチュエータ
62 フック針
62a フック
63 エアノズル
70 カット位置

Claims (2)

  1. タイル型のバッキング上に多数のパイル糸が植毛されたタイル型カーペットを製造する方法であって、
    糸台に色の異なる前記パイル糸の多数を引き出し可能に保持しておいて、前記糸台を移動制御することにより、必要な色の前記パイル糸の先端が、所定間隔をおいて複数配列した保持板に形成された多数のパイル糸挿通穴の一つに対向するようにし、
    前記各パイル糸挿通穴に、これに必要とされている色の前記パイル糸を連続して挿通した後、
    保持板間にて前記各パイル糸を切断し、前記各保持板について、その前記各パイル糸挿通穴に保持されている前記各パイル糸の一端に前記バッキングを形成し、このバッキングにより各パイル糸を一体化するようにしたことを特徴とするタイル型カーペットの製造方法。
  2. 前記各保持板の一方の面に基布を配置しておき、この基布を貫通しながら前記各パイル糸を各前記パイル糸挿通穴内に連続して挿通した後、前記基布の表面側に、前記バッキングを形成し、このバッキングにより各パイル糸を一体化するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のタイル型カーペットの製造方法。
JP2007022746A 2007-02-01 2007-02-01 タイル型カーペットの製造方法 Expired - Fee Related JP4859693B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007022746A JP4859693B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 タイル型カーペットの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007022746A JP4859693B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 タイル型カーペットの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008190054A JP2008190054A (ja) 2008-08-21
JP4859693B2 true JP4859693B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=39750405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007022746A Expired - Fee Related JP4859693B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 タイル型カーペットの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4859693B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR964627A (ja) * 1945-11-06 1950-08-19
US3013511A (en) * 1955-10-21 1961-12-19 Inst Textilmaschinen Means for making plush-like products such as carpets and the like
FR1171331A (fr) * 1956-08-07 1959-01-23 Konstruktion U Entwicklung Fue Procédé et métier pour la fabrication de produits pelucheux tels que tapis et analogues
US3756178A (en) * 1972-03-22 1973-09-04 G Forstmann Method of producing fabric
JPS61253016A (ja) * 1985-05-02 1986-11-10 株式会社 サアミ (タイル状)両面カ−ペツトの製造方法
US5357886A (en) * 1992-08-05 1994-10-25 Helmut Piller Apparatus for the production of tufting material
JPH06189845A (ja) * 1992-12-25 1994-07-12 Nisshin Kk タイル型カーペットとその製造方法
WO1999009241A1 (en) * 1997-08-14 1999-02-25 Groz-Beckert Kg Method of producing a tufted article or product

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008190054A (ja) 2008-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4628846A (en) Method for the production of a multi-directional fibrous structure and device for carrying out said method
JP3668724B2 (ja) 細長いパイル製品を製造する方法
JP3673950B2 (ja) パイル体を製造する方法および装置とその製品
JPS61501462A (ja) 模様入りタフテッド製品の製造装置及び製造方法
US9695528B1 (en) Multipurpose portable mini loom
DK2748364T3 (en) Process for making a curtain
WO2020164242A1 (zh) 白皮条和毛料共体植毛机及其植毛方法
JP4859693B2 (ja) タイル型カーペットの製造方法
IT9021302A1 (it) Apparecchio di alimentazione del filato per macchina per maglieria rettilinea a intarsio
US5168000A (en) Flat textile body
KR100946796B1 (ko) 식모형 카페트타일의 제조방법
JP5230695B2 (ja) パイル構造材及びその製造方法と装置
KR20180034003A (ko) 니들펀칭 기술을 이용한 원단의 문양 형성 장치 및 이를 이용한 문양 형성방법 및 문양이 형성된 원단
JPH06189845A (ja) タイル型カーペットとその製造方法
US20040258388A1 (en) Optical fiber sewing machine and manufacturing method of products produced using it
JPH0635701B2 (ja) タフテッド機
JPH02216242A (ja) 柄パイル織物用パイル糸の配列整経方法とその装置
JP5701590B2 (ja) カーペットの製造方法及び製造装置
JP5502444B2 (ja) マット
CN202337886U (zh) 多线混绒雪尼尔饰毯
JPH11279928A (ja) タフテッド機
US20240150949A1 (en) Narrow Gauge Hollow Needle Improvement
KR20100012418U (ko) 스팡글 원단 제조장치
KR200448660Y1 (ko) 유턴형 스톤장식 부착용 모티프 제작기
CN206245043U (zh) 一种簇绒机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090401

RD12 Notification of acceptance of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7432

Effective date: 20090401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090401

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111011

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees