JP4859077B1 - 建物 - Google Patents
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Abstract
【構成】 壁パネル1a〜1gを回転機構1Aで順次連結する。展開状態では面状(平面状、曲面に沿った多角形状)となる。回転機構1Aを中心にして隣接するパネルを交互に反対方向に回動すると蛇腹状となる。これを縮めて行くと壁パネル1a〜1gは順次重なって行く。壁パネル1a〜1gを重ねた状態で建設現場へ搬送する。建設現場では壁パネル1a〜1gを展開するだけで一壁体が出来る。
【選択図】 図3
Description
上述した壁パネルは工場生産し、建築現場に搬送され、組立てられる点は共通している。
前記設備建物ユニットといえども人の居住性を考え、最低限必要な広さがあり、一体型ユニットなので、小さくするのに限界があった。
また、特開平10−121649号公報に開示されている発明がある。これによると、パネルにより組立てられるので適宜な大きさの荷姿にすることができる。
特許文献2 特開平10−121649
本発明は準備が簡単で搬送性、特段に組立て性のすぐれた建物の壁体及び建物を提供することを目的とする。
本出願にかかる第2の発明は、隣接する竪方向の縁部が対向する四分円と四分円に接する平面であって一つの壁パネルの竪方向の両側の縁において前記四分円と平面の見込方向の位置が互に逆である壁パネルと、隣接する壁パネルの竪方向の縁を互に連結して、隣接する壁パネルを蛇腹状に重ねた位置と面状に展開した位置とをとることを可能にした回転機構であって、該回転機構は、壁パネルの縁部の竪方向内部に設けられた回転軸受と、夫々の回転軸受に回転自在に支持された回転軸と、両回転軸の両端に夫々固定される回転軸支持台と、を有することを特徴とする建物である。
本出願にかかる第3の発明は、夫々竪枠と横枠で四方組みされ隣接する竪方向の夫々の縁部が互に接近した半円形の竪枠を有する複数の外壁パネルと、隣接する外壁パネルの竪方向の縁を互に連結して、隣接する外壁パネルを蛇腹状に重ねた位置と面状に展開した位置とをとることを可能にした回転機構であって、該回転機構は、外壁パネルの半円形の竪枠の竪方向内部に設けられた回転軸受と、夫々の回転軸受に回転自在に支持された回転軸と、両回転軸の両端に夫々固定される回転軸支持台と、を有することを特徴とする建物である。
本出願にかかる第4の発明は、夫々竪枠と横枠で四方組みされ隣接する竪方向の夫々の縁部が互に接近した半円形の竪枠を有する複数の外壁パネルと、隣接する外壁パネルの竪方向の縁を互に連結して、隣接する外壁パネルを蛇腹状に重ねた位置と面状に展開した位置とをとることを可能にした回転機構であって、該回転機構は、隣接する外壁パネルの竪方向にわたって竪枠の内部に夫々設けられ両端部が外壁パネルの上下端付近まである回転軸受と、夫々の回転軸受に回転自在に支持された回転軸と、両回転軸の両端に夫々固定される回転軸支持台と、を有し、外壁パネルの縁部を除く壁面に少なくとも内壁または外壁が設けられ、外壁パネルと内壁または外壁を含む全厚に対して二等分する位置に回転機構の回転中心を設け、回転機構の回転中心を中心として前記全厚の半分を半径とした半円よりも内側で、かつ回転機構の回転中心を中心とし半径が壁パネルの厚さの半分の半円よりも外側になるように外壁パネルの縁部が形成されていることを特徴とする建物である。
又本発明によれば、幅の広い壁体であっても少なくとも壁体よりも幅の小さいパネルとして折り畳めるので、より大きな建物を効率よく建築することができる。
<実施例1>
図1は実施例1を示す建物である。
[壁体]
図2は壁体である正面壁1のみを外部より見た正面図である。
フレーム1a−1は図6、図7に示すように断面半円形の条鋼材の堅枠1a−1bと断面溝型鋼形の条鋼材の横枠1a−1cを構成材としている。
この発泡ウレタンにより耐力パネル1a,1c,1e,1gの断熱効果を奏することができるようになる。
このようにした場合は壁体を折り畳んで搬送する際に最大幅のパネルの幅が搬送可能な幅と一致させるか、搬送可能な幅以下とすることが出来る。
[壁パネルの組立て]
また、パネルを2枚以上の複数枚連結していくと、図2のように例えばパネル1a−1g7枚の正面壁1全体を形成することも可能である。
実施例1図2の壁パネルを構成材とした建物の例は、図1に示される。正面壁1、右側壁2、左側壁4、裏側壁5の4壁面を有することが示されている。
これらの壁体は全体として耐力壁であり、構造材としての強度の大部分又は一部分を受け持つものである。
[屋根パネル]
本実施例での屋根は、陸屋根3である。
[床パネル]
[パネルの内外装等]
さらなる他の壁パネルの実施例を図11に示す。
[床パネルの内外装]
[搬送コンテナ]
組立てられた正面壁1の回転機構1Aのあるパネル間には上下方向全体に亘って水密、気密を計れる条材を施工する。
上述のように搬送コンテナは搬送時に折り畳んだ壁体の搬送台とすることができ搬送効率は向上するばかりでなく、強固な建物を建設できる。
搬送コンテナのパネルの積みこまれていない場所にはキッチンセット、バスユニット、トイレユニットの何れかを積載してもよい。
また、ガス、上下水道等の設備配管、電気配線、電話、インターネット等の通信配線を搬送コンテナに取り付けてくると、さらに組み立て効率が向上する。
<実施例2>
搬送コンテナを用いないで建築現場で搬送コンテナと同様の躯体を構築して、この躯体に展開した壁体を取り付けてもよい。
2…右側壁
3…陸屋根 3a〜3g…屋根パネル
4…左側壁
5…裏側壁
6…床
8…搬送コンテナ 8a…土台 8b…柱 8c…梁 8a−1…外側面 8b−1,8b−2…コーナ柱 8b−3,8b−4…間柱 8b−6…コーナ柱
9…溝型鋼
11…Z型鋼
F…搬送コンテナの短手側の辺の長さ
L…差 2L…間隙
P…点 PL1…面
R1,R2…四分円
S…柱の1辺の長さ
W…幅
d…直径
x…矢印
Claims (4)
- 夫々竪枠と横枠で四方組みされ隣接する竪方向の夫々の縁部が互に接近した半円形の竪枠を有する複数の外壁パネルと、
隣接する外壁パネルの竪方向の縁を互に連結して、隣接する外壁パネルを蛇腹状に重ねた位置と面状に展開した位置とをとることを可能にした回転機構であって、
該回転機構は、隣接する外壁パネルの竪方向にわたって竪枠の内部に固定設置された回転軸受と、
夫々の回転軸受に回転自在に支持された回転軸と、
両回転軸の両端に夫々固定され、少なくともどちらかの端を脱着可能に固定し前記回転軸を連結している回転軸支持台と、
を有することを特徴とする建物。 - 隣接する竪方向の縁部が対向する四分円と四分円に接する平面であって一つの壁パネルの竪方向の両側の縁において前記四分円と平面の見込方向の位置が互に逆である壁パネルと、
隣接する壁パネルの竪方向の縁を互に連結して、隣接する壁パネルを蛇腹状に重ねた位置と面状に展開した位置とをとることを可能にした回転機構であって、
該回転機構は、壁パネルの縁部の竪方向内部に設けられた回転軸受と、
夫々の回転軸受に回転自在に支持された回転軸と、
両回転軸の両端に夫々固定される回転軸支持台と、
を有することを特徴とする建物。 - 夫々竪枠と横枠で四方組みされ隣接する竪方向の夫々の縁部が互に接近した半円形の竪枠を有する複数の外壁パネルと、
隣接する外壁パネルの竪方向の縁を互に連結して、隣接する外壁パネルを蛇腹状に重ねた位置と面状に展開した位置とをとることを可能にした回転機構であって、
該回転機構は、外壁パネルの半円形の竪枠の竪方向内部に設けられた回転軸受と、
夫々の回転軸受に回転自在に支持された回転軸と、
両回転軸の両端に夫々固定される回転軸支持台と、
を有することを特徴とする建物。 - 夫々竪枠と横枠で四方組みされ隣接する竪方向の夫々の縁部が互に接近した半円形の竪枠を有する複数の外壁パネルと、
隣接する外壁パネルの竪方向の縁を互に連結して、隣接する外壁パネルを蛇腹状に重ねた位置と面状に展開した位置とをとることを可能にした回転機構であって、
該回転機構は、隣接する外壁パネルの竪方向にわたって竪枠の内部に夫々設けられ両端部が外壁パネルの上下端付近まである回転軸受と、
夫々の回転軸受に回転自在に支持された回転軸と、
両回転軸の両端に夫々固定される回転軸支持台と、
を有し、外壁パネルの縁部を除く壁面に少なくとも内壁または外壁が設けられ、
外壁パネルと内壁または外壁を含む全厚に対して二等分する位置に回転機構の回転中心を設け、回転機構の回転中心を中心として前記全厚の半分を半径とした半円よりも内側で、かつ回転機構の回転中心を中心とし半径が壁パネルの厚さの半分の半円よりも外側になるように外壁パネルの縁部が形成されていることを特徴とする建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011065520A JP4859077B1 (ja) | 2011-03-24 | 2011-03-24 | 建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011065520A JP4859077B1 (ja) | 2011-03-24 | 2011-03-24 | 建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4859077B1 true JP4859077B1 (ja) | 2012-01-18 |
JP2012202045A JP2012202045A (ja) | 2012-10-22 |
Family
ID=45604542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011065520A Active JP4859077B1 (ja) | 2011-03-24 | 2011-03-24 | 建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4859077B1 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0317281U (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-20 | ||
JPH0776896A (ja) * | 1993-09-08 | 1995-03-20 | Kokuyo Co Ltd | パネルスクリーン |
JPH09177175A (ja) * | 1995-12-25 | 1997-07-08 | Ishii Iron Works Co Ltd | ユニット建家 |
JP2000129789A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-09 | Suwan Muubingu Uooru Kk | 折畳み構造物の伸張折畳み案内装置 |
-
2011
- 2011-03-24 JP JP2011065520A patent/JP4859077B1/ja active Active
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JP2000129789A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-09 | Suwan Muubingu Uooru Kk | 折畳み構造物の伸張折畳み案内装置 |
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JP2012202045A (ja) | 2012-10-22 |
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