JP4858343B2 - 紫外線殺菌装置 - Google Patents

紫外線殺菌装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4858343B2
JP4858343B2 JP2007189903A JP2007189903A JP4858343B2 JP 4858343 B2 JP4858343 B2 JP 4858343B2 JP 2007189903 A JP2007189903 A JP 2007189903A JP 2007189903 A JP2007189903 A JP 2007189903A JP 4858343 B2 JP4858343 B2 JP 4858343B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultraviolet
lamp
ultraviolet lamp
detection units
detection unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007189903A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009022903A (ja
Inventor
茂法 小林
透 及川
国夫 金丸
麻紀 竹永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwasaki Denki KK filed Critical Iwasaki Denki KK
Priority to JP2007189903A priority Critical patent/JP4858343B2/ja
Publication of JP2009022903A publication Critical patent/JP2009022903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4858343B2 publication Critical patent/JP4858343B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Description

本発明は、紫外線を殺菌対象物に照射して殺菌を行う紫外線殺菌装置に関する。
近年、食品原料水としての液体や工業用水、或いは、空気を殺菌する装置として紫外線殺菌装置が知られている。一般に、紫外線殺菌装置は、円筒状の処理槽に、紫外線を放射する紫外線ランプを収めて構成されており、水や空気等の殺菌対象物を処理槽内に導入し、処理槽内を移動させながら紫外線を照射することで殺菌対象物を殺菌し、殺菌後の対象物を外部に導出している。
また、この種の紫外線殺菌装置においては、所定の殺菌能力を維持するために、経時劣化によって性能が低下した紫外線ランプを新しいものに交換する必要がある。そこで、従来においては、処理槽側面に設けた透過窓にフォトダイオード等の光センサを固定し、この光センサによって紫外線ランプの照度低下を検出していた(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2000−70928号公報 特開平10−57954号公報
しかしながら、処理槽内に複数本の紫外線ランプが収められている場合、これらの紫外線ランプの光量を1つの光センサで検出する構成とすると、光センサと各紫外線ランプまでの距離によって照度変化に対する光センサの感度が変わってしまうという問題がある。
すなわち、紫外線ランプの位置が光センサから遠くなるほど、紫外線ランプの照度変化に対する光センサの感度が低くなる。
したがって、光センサから遠い位置の紫外線ランプが、大きく照度低下を引き起こした状態になっていても、この照度低下に対する光センサの受光変化量が小さいため、紫外線ランプが照度低下を引き起こした状態を検出できない可能性がある。
そこで例えば、照度低下を引き起こしたと判定する受光変化量の基準値を小さくすることで、光センサから遠い位置の紫外線ランプの照度低下を検出することが可能になる。
しかしながら、光センサに近い位置の紫外線ランプに対しては、光センサの感度が高いため、光センサに近い位置の紫外線ランプの照度が僅かに低下した場合でも、光センサの受光変化量が上記基準値を超えてしまい、照度低下を引き起こしたと判定され、まだ十分に使用可能な紫外線ランプを交換することになってしまう。
また例えば特許文献1の図2に示されているように、紫外線ランプごとに光センサを対向して設けると共に、各光センサが他の紫外線ランプの光を検出しないように、紫外線ランプと光センサとを密接させて配置する構成とすることで、紫外線ランプの各々の照度低下を正確に検出することが可能となる。
しかしながら、紫外線ランプごとに必ず1つの光センサが必要となるためコストが高くなる。これに加え、紫外線ランプと光センサとを密接させる必要があるため、光センサを設ける透過窓を処理槽の内側に向けて紫外線ランプの配置位置まで突出させなければならず、装置の構造が複雑になるばかりか、処理槽の内側に向けて突出した部分によって処理槽内の殺菌対象物の流れが阻害されたり、或いは、殺菌対象物に対する紫外線の照射むらが生じる等の問題もある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、殺菌能力の低下を検出し、紫外線ランプの交換時期を正確に検出することができる紫外線殺菌装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、円筒状の処理槽と、前記処理槽内に設置される紫外線ランプとを有し、前記処理槽内に導入された殺菌対象物に紫外線を照射して前記殺菌対象物の殺菌を行う紫外線殺菌装置において、少なくともN(但しN≧3)本以上の前記紫外線ランプを、前記処理槽の中心軸の周りに等間隔に配置し、3個以上かつN個以下の紫外線を検出する特性の揃った光センサを、前記処理槽の内周面の周方向に沿って略等間隔に、かつ、前記紫外線ランプの各々の紫外線を検出可能な程度に離間させて設け、前記光センサのそれぞれが検出した検出値の総和に基づいて殺菌能力の低下を検出し、前記紫外線ランプの交換を促す手段を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記紫外線ランプの本数である前記Nの因数のうち、値が3以上の因数の値を前記光センサの個数としたことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記紫外線ランプの対向位置のそれぞれに前記光センサを設けたことを特徴とする。
以上のような発明は、紫外線ランプと光センサとが共に等角度間隔で配置され両者の数が一致する場合、各光センサの検出値の総和と紫外線ランプ点灯本数とが比例関係にあることを発明者らが見出し、それと殺菌能力を結び付けることで創出するに至ったものである。
本発明によれば、少なくともN(但しN≧3)本以上の紫外線ランプを、処理槽の中心軸の周りに等間隔に配置し、3個以上かつN個以下の紫外線を検出する光センサを、前記処理槽の内周面の周方向に沿って略等間隔に、かつ、前記紫外線ランプの各々の紫外線を検出可能な程度に離間させて設けているため、各々の光センサが、その内側に配置されたN本の紫外線ランプ群が放射する紫外線を検出することになる。そして、光センサのそれぞれの検出値の総和を算出することでN本の紫外線ランプ群の総紫外線量が検出されるため、この総紫外線量に基づいて装置の殺菌能力の低下を正確に検出することができ、また、紫外線ランプの交換時期を正確に検出することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明では、本発明に係る紫外線殺菌装置の一態様として、浄水場に設けられ、浄水処理後の水を殺菌対象物として殺菌(消毒)を行い、耐塩素性病原微生物を不活性化する流水殺菌装置を説明する。
図1は本実施形態に係る流水殺菌装置1の構成を示す図であり、図2は流水殺菌装置1の断面を示す図である。また、図3は図2のA−A断面を示す図である。
これらの図に示すように、流水殺菌装置1は、筐体を構成する円筒状の処理槽2と、この処理槽2に内設された3本の紫外線ランプ体3とを有している。
処理槽2は、例えばステンレス鋼から形成され、その上下の開口がフランジ4,5により閉塞されている。処理槽2の外側面の下方には、水を導入する導入ポート6が配設され、また、外側面の上方には、殺菌処理した水を導出する導出ポート7が配設されている。導入ポート6からは、殺菌前の水が所定の流量(或いは流圧)を保ちながら処理槽2内に導入され、その流圧によって処理槽2内を上方の導出ポート7に向かって移動する。そして、水は処理槽2内を移動中に上記紫外線ランプ体3による紫外線の照射を受けて殺菌され導出ポート7から外部に吐出される。
紫外線ランプ体3のそれぞれは、直管状の紫外線ランプ8と、この紫外線ランプ8を装着する例えば石英から形成された紫外線透過性の円筒管としてのランプスリーブ9とを有している。
ランプスリーブ9のそれぞれは、処理槽2の中心軸Cと平行に延在し、上下のフランジ4,5を貫通するように設けられ、その両端が開口し、ランプスリーブ9内への空気の流通が確保され、結露防止が図られている。
ランプスリーブ9の下側の端部は、フランジ4に設けられたランプスリーブホルダ10及びランプスリーブ支持金具11により支持され、このランプスリーブ支持金具11には、紫外線ランプ8を支持するランプ支持金具12が取り付けられている。
ランプ支持金具12は、細い管状の受け金具12Aを有し、この受け金具12Aがランプスリーブ9内を上向きに伸びるように上記ランプスリーブ支持金具11に取り付けられている。
受け金具12Aには、ランプスリーブ9の上端側の開口から挿入された紫外線ランプ8の下端部が挿入され、これにより、紫外線ランプ8がランプ支持金具12によってランプスリーブ9内に支持される。
上記紫外線ランプ8は、ランプスリーブ9に装着した際に、導入ポート6から導出ポート7に亘って延在する程度の長さを有して構成されており、これにより、導入ポート6から導出ポート7に至る流路の全範囲にわたって紫外線が照射される。
3本の上記紫外線ランプ体3は、図3に示すように、処理槽2の中心軸Cから半径Raの同心円の円周に沿って等間隔に配置されており、中心軸Cからみて隣り合う2つの紫外線ランプ体3がなす角度が各々120度(=360度/3)と等角度になっている。
なお、上記半径Raは、処理槽2の内径Rよりも小さい値であり、これにより各紫外線ランプ体3が処理槽2の内周面2Aから距離Rb(=R−Ra)だけ離間して配置される。
また、紫外線ランプ体3は、3本に限らず、N(N≧3を満たず自然数)本の紫外線ランプ体3を処理槽2に内設する構成としても良い。但し、この構成においても、N本の紫外線ランプ体3のそれぞれは、処理槽2の中心軸Cから半径Raの同心円の円周に沿って等間隔に配置され、中心軸Cからみて隣り合う2つの紫外線ランプ体3がなす角度が、各々(360度/N)と等角度になされる。
流水殺菌装置1の殺菌能力は、各紫外線ランプ体3の紫外線の出力(総紫外線量)に依存しており、紫外線ランプ8を収容したランプスリーブ9の表面にスケール等の汚れが付着しランプスリーブ9の透過率が低下したり、経時劣化に伴って紫外線ランプ8の性能が低下したりすると、紫外線の出力が低下し、これにより殺菌能力も低下する。
そこで、本実施形態では、流水殺菌装置1が、ランプスリーブ9の表面を清掃するランプスリーブ清掃機構20と、紫外線を検出する紫外線検出ユニット40とを有する構成としている。そして、ランプスリーブ清掃機構20によって定期的にランプスリーブ9の表面を清掃することで、ランプスリーブ9の透過率の低下を防止し、更に、紫外線検出ユニット40によって紫外線の出力を常時監視することで、紫外線ランプ8の性能低下等に起因する殺菌能力の低下を速やかに察知可能としている。
ランプスリーブ清掃機構20の構成について詳述すると、図2及び図3に示すように、各ランプスリーブ9には、環状のクリーニングブラシ21が嵌め込まれ、各クリーニングブラシ21がクリーニングブラシサポート22によって、処理槽2の中心軸Cの周りに等間隔に、なおかつ、同じ高さ位置に支持されている。
処理槽2の中心軸C上には、処理槽2を上下に貫通するボールネジ23が配置され、このボールネジ23にはボールネジナット24が螺合し、このボールネジナット24にクリーニングプレート32が連結されている。
さらに、処理槽2内には、中心軸Cの周りに等間隔に、上下に延びる3本のガイドシャフト29が配設され、これらのガイドシャフト29に沿って移動するシャフトガイド30に上記クリーニングプレート32が連結されている。
また、処理槽2の上方外部には、フランジ5上に配置されたモータ支持部25に支持されて防水モータ26が配設され、この防水モータ26の出力軸26Aにシャフト27が連結されている。そして、このシャフト27及び上記ボールネジ23の上端部がタイミングプーリー28及びベルト31からなる回転力伝達機構によって連結されている。
以上の構成の下、防水モータ26によってボールネジ23が回転駆動されると、このボールネジ23にボールネジナット24によって連結されたクリーニングプレート32が処理槽2内をガイドシャフト29に沿って上下に移動する。そして、このクリーニングプレート32の移動に伴って各クリーニングブラシ21がランプスリーブ9の外周表面を払拭することでランプスリーブ9の清掃が行われることになる。
上記ボールネジ23は、例えばステンレス鋼から形成され、ボールネジナット24は、例えばポリエチレンテレフタラート(PET)等の合成樹脂から形成されている。このとき、紫外線ランプ体3が放射する紫外線によるボールネジナット24の劣化を防ぐために、ボールネジナット24の表面が紫外線に晒されるのを防止するステンレス鋼製のカバーがボールネジナット24に取り付けられている。
上記クリーニングプレート32は、通常時、紫外線の影を生じさせないようにすべく、処理槽2の底部近傍であって、少なくとも導入ポート6よりも低い位置に停留する。
そして、ランプスリーブ9を清掃するときには、防水モータ26の駆動に伴って、導出ポート7の上方地点を折り返し点として、クリーニングプレート32を処理槽2内で上下に往復移動する。この往復移動に伴ってクリーニングブラシ21がランプスリーブ9の外周表面を払拭することとなり、これによりランプスリーブ9の清掃が行われ、ランプスリーブ9の汚れによる紫外線の出力低下が防止される。
次いで紫外線検出ユニット40の構成について詳述する。
本実施形態では、紫外線ランプ体3の本数と同数の3つの紫外線検出ユニット40を有し、紫外線検出ユニット40の各々に、分光特性、角度特性及び入出力特性等の諸特性が揃ったもの(同一のもの)を用いられ、また、図3に示すように、各紫外線検出ユニット40が処理槽2の内周面2Aの周方向に沿って略等間隔に配置されている。
なお、本実施形態では、紫外線検出ユニット40がそれぞれ紫外線ランプ体3と対向する位置に配置することとしているが、各紫外線検出ユニット40同士が等間隔に配置されていれば、紫外線検出ユニット40のそれぞれを紫外線ランプ体3と対向配置する必要はない。この事については後に詳述する。
図4は、図2に示す紫外線検出ユニット40を拡大して示す図である。
処理槽2の外周面には、観察用穴部35が開口したフランジ36が設けられており、このフランジ36に上記紫外線検出ユニット40が取り付けられている。
紫外線検出ユニット40は、上記フランジ36の観察用穴部35にOリング37を介在させて押し付けられ当該観察用穴部35を塞ぐ、紫外線透過性材(例えば石英ガラス)から形成された透光窓としての観察窓41と、観察窓41をフランジ36に押し付け固定する押さえ金具42と、この押さえ金具42と観察窓41との間に介在し観察窓41を保護する保護シート43と、処理槽2の外側から観察窓41に近接して配置され、観察窓41を透過する紫外線を検出する紫外線センサユニット44と、ユニット内部への外部の光(ノイズ)の進入を遮蔽するカバー45とを有している。
そして、各紫外線検出ユニット40によって観察窓41を透過する紫外線を計測し、その変動を監視することで、紫外線ランプ8の性能低下等に起因する殺菌能力の低下が速やかに察知される。
ここで、処理槽2の内側に露出する観察窓41の表面は、ランプスリーブ9と同様に汚れやすく、観察窓41の表面に汚れが生じると、紫外線ランプ8の性能低下を正確に検出することができない。そこで、本実施形態においては、上記紫外線検出ユニット40には、更に、観察窓41の表面を清掃する観察窓清掃機構50が設けられている。
観察窓清掃機構50は、処理槽2の内側に面する側の観察窓41の表面を払拭する払拭体としての板状のブレード51と、処理槽2の外側に配置されたアクチュエータ52と、アクチュエータ52の出力軸52Aとブレード51とを連結する連結軸としてのシャフト53とを有している。
シャフト53は、棒状部材と棹状部材を組み合わせて溶接等で一体構造とし、全体としてL字形状に形成してある。その先端部53Aは紫外線センサユニット44の正面に延在し、この先端部53Aに上記ブレード51が取り付けられている。
ブレード51は、図5に示すように、通常時、紫外線センサユニット44による紫外線測定を阻害しないように、紫外線センサユニット44の正面を避けた位置に停留し、そして、観察窓41を清掃する際には、アクチュエータ52によってシャフト53を介してブレード51が揺動させられて当該ブレード51がワイパーのように駆動される。これにより、観察窓41が清掃され、観察窓41の汚れの影響を受けずに紫外線センサユニット44によって紫外線検出を行うことが可能になる。の影響を受けずに紫外線センサユニット44によって紫外線検出を行うことが可能になる。
また、本実施形態では、処理槽2の側面にフランジ36を設け、処理槽2の内周面2Aからフランジ36の分だけ凹んだ位置に観察窓41を設けたため、ブレード51がフランジ36の凹部分に収まるように配置される。これにより、ブレード51が処理槽2内に突出する事がなく、紫外線の余計な影を作ることがない。また、ブレード51に加わる処理槽2内の水の流圧が低減されるため、ブレード51が流圧によって揺動し紫外線検出ユニット40による紫外線測定を阻害したり、或いは、シャフト53との結合部分に余計な力が加わり破損を招くといった事が無い。
ここで、観察窓41の全領域をブレード51によって清掃する必要はなく、少なくとも紫外線センサユニット44の正面に対応する領域だけ清掃すれば良い。
したがって、ブレード51としては、紫外線センサユニット44の正面を横断する程度の長さLであれば十分である。
さらに本実施形態においては、上記シャフト53を紫外線センサユニット44に近接して配置しているため、上記ブレード51を取り付けるためのシャフト53の先端部53Aの長さを短縮することができる。
また、本実施形態では、上述した紫外線センサユニット44の観察窓41、押さえ金具42、保護シート43、紫外線センサユニット44及び観察窓清掃機構50は、一体的に取り扱い可能に組み立てられてユニット化されている。これにより、紫外線センサユニット44を上記フランジ36に取り付ける際に、紫外線検出ユニット40の各パーツを個別に取り付ける必要がなく、ユニット化した紫外線検出ユニット40を、一度に取り付ければ良いため、流水殺菌装置1の組み立て作業が容易となる。
また、紫外線センサユニット44に不具合が生じた場合でも、紫外線センサユニット44を一体的に取り外し、別途の紫外線センサユニット44に交換すれば良いため、メンテナンス作業も容易になる。
さらに、校正器を用いて紫外線センサユニット44を校正し基準センサユニットと合わせる等の各種の調整作業を工場等で予め行っておくことで、紫外線センサユニット44の取り換え時に調整作業を省略することが可能となり、メンテナンス作業が更に容易となる。
上記紫外線検出ユニット40の観察窓41の清掃は、所定時間が経過するごとに行なわれる。本実施形態では、3つの上述した紫外線検出ユニット40が設けられており、各紫外線検出ユニット40の観察窓41の清掃は、各個に独立したタイミングで行なわれるのではなく、互いに略同一のタイミングで行なわれる。
これにより、観察窓41の汚れによる誤差を、紫外線検出ユニット40のそれぞれの検出結果から取り除くことが可能となり、各紫外線検出ユニット40の測定条件を揃えられる。さらに、紫外線ランプ体3のランプスリーブ9の清掃と同じタイミングで、各紫外線検出ユニット40の観察窓41の清掃を行う構成とすることで、より正確に紫外線を測定することができる。
ところで、本実施形態では、紫外線検出ユニット40の個々の測定結果を個別に判断して紫外線ランプ8の交換時期を判別するのではなく、各紫外線検出ユニット40の測定値の総和に基づいて、流水殺菌装置1の殺菌能力の低下を検出し、殺菌能力の低下が検出された場合に、図示せぬ警報表示器に、紫外線ランプ8の交換を促す警報を表示する。
さらに詳述すると、前掲図3に示すように、各紫外線ランプ体3(紫外線ランプ8)は、上述の通り、処理槽2の中心軸Cから距離Raの位置に配置され、内周面2Aから距離Rbだけ離間されている。この距離Rbは、内周面2Aに設けた観察窓41のそれぞれから3本の紫外線ランプ8の全てが観測可能な距離である。すなわち、各紫外線検出ユニット40のそれぞれは、3本の一群の紫外線ランプ8と距離Rb以上離れているため、これら3本の紫外線ランプ8のそれぞれが放射する紫外線を検出する。
ここで、図3に示すように、各紫外線ランプ体3に紫外線ランプ体3A〜3Cと符号を付して各々を区別し、また、紫外線検出ユニット40についても、紫外線ランプ体3A〜3Cと対応して紫外線検出ユニット40A〜40Cと符号を付して各々を区別して表記する。
このとき、図6に示すように、紫外線検出ユニット40A〜40Cの各々においては、対向する、すなわち、直近に位置する紫外線ランプ体3A〜3Cが消灯したときに検出照度が大きく低下し、これとは逆に、遠方に位置する紫外線ランプ体3A〜3Cが消灯したときの検出照度の低下は小さい。すなわち、紫外線ランプ体3A〜3Cまでの距離によって照度変化に対する感度が異なるため、紫外線検出ユニット40A〜40Cの個々の検出結果を個別に判断しても、紫外線出力の正確な検出は不可能である。
これに対して、各紫外線検出ユニット40が一群の紫外線ランプ体3の周囲を囲んで等間隔に配置され、また、紫外線検出ユニット40の各々に、分光特性、角度特性及び入出力特性等の諸特性が揃ったもの(同一のもの)を用いているため、それぞれの紫外線検出ユニット40の測定値を加算して総和平均を算出することで、図6に示すように、紫外線ランプ体3A〜3Cの各々の消灯/点灯に対して均一な照度変化を示すこととなり、各紫外線検出ユニット40の感度の違いを相殺することが可能となる。
これにより、3本の紫外線ランプ体3が放射する紫外線の出力(総量)を正確に検出し、その紫外線の出力の高低に基づいて、流水殺菌装置1の殺菌能力の高低を正確に検出することが可能となる。そして、紫外線の出力の検出値が、殺菌能力が低いことを示唆する所定の基準値を下回った場合には、上述のように、図示せぬ警報表示器に、紫外線ランプ8の交換を促す警報が表示されることとなる。
このとき、本実施形態では、各紫外線検出ユニット40の観察窓41をそれぞれ同一のタイミングで清掃する構成としているため、紫外線検出ユニット40ごとの観察窓41の汚れ具合による誤差が取り除かれ、紫外線の出力がより正確に検出される。
上述の通り、各紫外線検出ユニット40が、一群の紫外線ランプ体3のそれぞれの紫外線を検出し、かつ、これら一群の紫外線ランプ体3の周囲を囲んで等間隔に配置されていれば、紫外線検出ユニット40が紫外線ランプ体3ごとに対向して配置されていなくとも、各紫外線検出ユニット40の総和から3本の紫外線ランプ体3が放射する紫外線の出力を正確に検出することが可能である。
したがって、例えば図7の仮想線にて示すように、各紫外線検出ユニット40を処理槽2の中心軸Cを中心として任意の角度(図示例では60度)回転させて紫外線の検出を行っても、回転させる前の配置で検出した結果と同等の結果を得ることができる。
さらに、一群の紫外線ランプ体3の紫外線を紫外線検出ユニット40の各々が検出可能であれば、紫外線ランプ体3は中心軸Cの周りに等間隔に配置されていればN(N≧3)本以上であっても良い。
紫外線ランプ体3の本数がN本である場合には、紫外線ランプ体3の本数と同数の紫外線検出ユニット40を、一群の紫外線ランプ体3の周囲を囲んで等間隔に配置することで紫外線の出力を正確に検出することが可能である。
しかしながら、紫外線ランプ体3の本数が増えるごと紫外線検出ユニット40の数を増やすと装置コストが高くなる。
そこで、発明者は、実験等を重ねることで、次のような知見を得た。すなわち、紫外線ランプ体3の本数がN本である場合、紫外線検出ユニット40の個数を3個、或いは、Nの因数のうち、値が3以上の因数を紫外線検出ユニット40の個数としても、十分な精度で紫外線の出力を計測することができるという事である。
図8は、実験対象の紫外線ランプ体3及び紫外線検出ユニット40の配置を示す図である。この図に示すように、処理槽2の中心軸Cの周りに等間隔に12個の紫外線ランプ体3を配置し、また、各紫外線ランプ体3の対向位置に紫外線検出ユニット40を配置した場合を対象に発明者らは実験を行った。
なお、以下の説明においては、処理槽2内を時計の文字盤の如く1時〜12時の方向に区切り、各方向によって紫外線検出ユニット40及び紫外線ランプ体3を区別する。
図9は、12時、3時、6時及び9時の方向に位置する4本の紫外線ランプ体3を使用した場合に、紫外線検出ユニット40として使用する数を変えたときの検出結果を示す図であり、図9(A)は1個の紫外線検出ユニット40を使用し、図9(B)は3個の紫外線検出ユニット40を使用し、また、図9(C)は4個の紫外線検出ユニット40を使用した場合を示す。
図9(A)に示すように、紫外線検出ユニット40を1個だけ使用して紫外線出力の検出を行った場合には、1時〜12時方向のどの紫外線検出ユニット40を使用しても、紫外線ランプ体3までの距離に基づく感度の違いが生じる。
これに対して、図9(B)に示すように、紫外線検出ユニット40を3個だけ使用した場合、1時〜12時方向の紫外線検出ユニット40の中から等間隔に配置される4つを選択すれば、どのような紫外線検出ユニット40の選択であっても、紫外線ランプ体3の消灯本数に対して略線形に照度パワーが低下し、概ね良好な検出精度が維持されている。
また図9(C)に示すように、紫外線ランプ体3の本数と同数の4個の紫外線検出ユニット40を使用した場合、1時〜12時方向の紫外線検出ユニット40の中から等間隔に配置される4個を1組として選択すれば、3種類の組のうちどの組を選択しても、紫外線ランプ体3の消灯本数に対して線形に照度パワーが低下し、なおかつ、ほぼ同じ検出結果が得られ、精度の高い検出が可能であることが示されている。
図10は、12時、2時、4時、6時、8時及び10時の方向に位置する6本の紫外線ランプ体3を使用した場合に、紫外線検出ユニット40として使用する数を変えたときの検出結果を示す図であり、図10(A)は、任意の1個の紫外線検出ユニット40を使用し、図10(B)は2個の紫外線検出ユニット40を使用し、また、図10(C)は3個の紫外線検出ユニット40を使用した場合を示す。
図10(A)及び図10(B)に示すように、紫外線検出ユニット40を1個だけ使用して紫外線出力の検出を行った場合、及び、2個使用して紫外線出力の検出を行った場合には、紫外線ランプ体3までの距離に基づく感度の違いが生じ、適切な検出ができない。
これに対して、紫外線検出ユニット40を3個だけ使用した場合には、図10(C)に示すように、1時〜12時方向の紫外線検出ユニット40の中から等間隔に配置される3個を1組として選択すれば、3個の紫外線検出ユニット40が紫外線ランプ体3の間に配置される位置関係の場合(1−5−9、3−7−11時加算結果)には高い検出精度が得られ、3個の紫外線検出ユニット40が紫外線ランプ体3背後に配置される位置関係の場合(2−6−10、4−8−12時加算結果)であっても、実用上問題のない良好な検出精度を得ることができる。
なお、紫外線ランプ体3の本数と同数の6個の紫外線検出ユニット40を使用した場合には、より高い検出精度を得られるが、高価な紫外線検出ユニット40を6個使用するため装置コストが高くなり、適切ではない。
図11は、紫外線検出ユニット40を処理槽2の周囲に等間隔に10個配置しつつ、処理槽2の中心軸Cの周りに等間隔に5本の紫外線ランプ体3を配置した構成を示す図である。なお、各紫外線検出ユニット40を10方向に配置された紫外線検出ユニット40から時計回りに順に、紫外線検出ユニット40−1〜40−10まで符号を付して各々区別すると共に、各紫外線ランプ体3を、5方向に配置された紫外線ランプ体3から時計回りに順に、紫外線ランプ体3−1〜3−5まで符号を付して各々区別する。
図12は、図11に示す構成の場合に、紫外線検出ユニット40として使用する数を変えたときの検出結果を示す図であり、図12(A)は任意の1個の紫外線検出ユニット40を使用し、図12(B)は2個の紫外線検出ユニット40を使用し、また、図12(C)は5個の紫外線検出ユニット40を使用した場合を示す。
図12(A)及び図12(B)に示すように、紫外線検出ユニット40を1個だけ使用して紫外線出力の検出を行った場合、及び、2個使用して紫外線出力の検出を行った場合には、紫外線ランプ体3までの距離に基づく感度の違いが生じ、適切な検出ができない。
これに対して、図12(C)に示すように、紫外線ランプ体3の本数と同数の5個の紫外線検出ユニット40を使用した場合には、精度良く紫外線を検出することが可能である。
図13は、12時〜1時方向の各々に紫外線検出ユニット40を配置しつつ、処理槽2の中心軸Cの周りに等間隔に8本の紫外線ランプ体3を配置した構成を示す図である。なお、各紫外線ランプ体3を、12時方向に配置された紫外線ランプ体3から時計回りに順に、紫外線ランプ体3−1〜3−8まで符号を付して各々区別することとする。
図14は、図13に示す構成の場合に、紫外線検出ユニット40として使用する数を変えたときの検出結果を示す図であり、図14(A)は1個の紫外線検出ユニット40を使用し、図14(B)は3個の紫外線検出ユニット40を使用し、また、図14(C)は4個の紫外線検出ユニット40を使用した場合を示す。
これらの図に示すように、紫外線ランプ体3の本数が8本である場合も、紫外線検出ユニット40を1個だけ使用して紫外線出力の検出を行った場合には、紫外線ランプ体3までの距離に基づく感度の違いが生じて、適切な検出ができない。
これに対して、紫外線検出ユニット40を3個だけ使用した場合には、精度良く紫外線を検出することが可能である。
さらに、図14(C)に示すように、紫外線ランプ体3の本数である「8」の因数のうち、値が「3」以上の因数のひとつである「4」を紫外線検出ユニット40の個数としても、1時〜12時方向の紫外線検出ユニット40の中から等間隔に配置される4個を1組として選択すれば、3種類の組のうちどの組を選択しても、紫外線ランプ体3の消灯本数に対してほぼ線形に照度パワーが低下し、なおかつ、ほぼ同じ検出結果が得られ、精度の高い検出が可能であることが示されている。
以上のことから、紫外線ランプ体3がN(N≧3を満たす自然数)本以上の場合には、3個或いはN個の紫外線検出ユニット40、または、Nの因数のうち値が「3」以上のいずれかの因数の値に相当する数の紫外線検出ユニット40を、N本の紫外線ランプ体3を囲んで等間隔に配置することで、それぞれの紫外線検出ユニット40の検出値の総和に基づいて、N本の紫外線ランプ体3が発する紫外線を正確に検出できることが示される。
特に、紫外線ランプ体3が4本以上である場合には、紫外線検出ユニット40を3個、或いは、紫外線ランプ体3の本数Nの因数のうち、値が「3」以上であり、なおかつ、最も小さい因数の値を紫外線検出ユニット40の個数とすることで、紫外線検出ユニット40の数を抑えつつ、精度良く紫外線を検出することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、少なくともN(但しN≧3)本以上の紫外線ランプ体3(紫外線ランプ8)を、処理槽2の中心軸Cの周りに等間隔に配置し、3個以上かつN個以下の紫外線を検出する紫外線センサユニット44を内蔵した紫外線検出ユニット40を、処理槽2の内周面2Aの周方向に沿って略等間隔に、かつ、紫外線ランプ体3から所定長Rb以上離間させて設けているため、各々の紫外線センサユニット44が、その内側に配置されたN本の紫外線ランプ体3が放射する紫外線を検出することになる。そして、紫外線センサユニット44のそれぞれの検出値の総和を算出することで、各紫外線センサユニット44と紫外線ランプ体3との間の距離の違いによる感度の違いが相殺され、N本の紫外線ランプ体3の総紫外線量が正確に検出される。
これにより、この総紫外線量に基づいて装置の殺菌能力の低下を正確に検出することができ、また、紫外線ランプ8の交換時期を正確に検出することができる。
特に、紫外線ランプ体3の本数がN本である場合に、このNの因数のうち、値が3以上の因数の値を紫外線検出ユニット40の個数とすることで、紫外線検出ユニット40の数を抑えつつ、精度良く紫外線を検出することができる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、紫外線殺菌装置の一例として流水殺菌装置を例示したが、これに限らず、処理槽に紫外線ランプを内設し、殺菌対象物をこの処理槽内で移動させて紫外線殺菌装置であれば、任意の装置に本発明を適用することが可能である。
本発明の実施形態に係る流水殺菌装置の構成を示す図である。 流水殺菌装置の断面を示す図である。 図2のA−A断面を示す図である。 本発明の実施形態に係る流水殺菌装置の構成を示す図である。 観察窓清掃機構の動作を示す模式図である。 3つの紫外線検出ユニットによる紫外線検出の原理を説明するための図である。 紫外線検出ユニットの配置の一例を示す図である。 実験対象の紫外線検出ユニット及び紫外線ランプ体の配置構成を模式的に示す図である。 4本の紫外線ランプ体を使用した場合に、紫外線検出ユニットの数を変えたときの検出結果を示す図であり、(A)は1個の紫外線検出ユニットを使用した場合、(B)は3個の紫外線検出ユニットを使用した場合、(C)は4個の紫外線検出ユニットを使用した場合を示す。 6本の紫外線ランプ体を使用した場合に、紫外線検出ユニットの数を変えたときの検出結果を示す図であり、(A)は1個の紫外線検出ユニットを使用した場合、(B)は3個の紫外線検出ユニットを使用した場合、(C)は6個の紫外線検出ユニットを使用した場合を示す。 実験対象の紫外線検出ユニット及び紫外線ランプ体の配置構成を模式的に示す図である。 5本の紫外線ランプ体を使用した場合に、紫外線検出ユニットの数を変えたときの検出結果を示す図であり、(A)は1個の紫外線検出ユニットを使用した場合、(B)は3個の紫外線検出ユニットを使用した場合、(C)は5個の紫外線検出ユニットを使用した場合を示す。 実験対象の紫外線検出ユニット及び紫外線ランプ体の配置構成を模式的に示す図である。 8本の紫外線ランプ体を使用した場合に、紫外線検出ユニットの数を変えたときの検出結果を示す図であり、(A)は1個の紫外線検出ユニットを使用した場合、(B)は3個の紫外線検出ユニットを使用した場合、(C)は4個の紫外線検出ユニットを使用した場合を示す。
符号の説明
1 流水殺菌装置(紫外線殺菌装置)
2 処理槽
3、3A〜3C、3−1〜3−8 紫外線ランプ体
8 紫外線ランプ
9 ランプスリーブ
35 観察用穴部
36 フランジ
40、40A〜40C 紫外線検出ユニット
41 観察窓
44 紫外線センサユニット
50 観察窓清掃機構
51 ブレード
52 アクチュエータ
C 中心軸
N 本数
R 内径

Claims (3)

  1. 円筒状の処理槽と、前記処理槽内に設置される紫外線ランプとを有し、前記処理槽内に導入された殺菌対象物に紫外線を照射して前記殺菌対象物の殺菌を行う紫外線殺菌装置において、
    少なくともN(但しN≧3)本以上の前記紫外線ランプを、前記処理槽の中心軸の周りに等間隔に配置し、
    3個以上かつN個以下の紫外線を検出する特性の揃った光センサを、前記処理槽の内周面の周方向に沿って略等間隔に、かつ、前記紫外線ランプの各々の紫外線を検出可能な程度に離間させて設け、
    前記光センサのそれぞれが検出した検出値の総和に基づいて殺菌能力の低下を検出し、前記紫外線ランプの交換を促す手段を備えた
    ことを特徴とする紫外線殺菌装置。
  2. 請求項1に記載の紫外線殺菌装置において、
    前記紫外線ランプの本数である前記Nの因数のうち、値が3以上の因数の値を前記光センサの個数としたことを特徴とする紫外線殺菌装置。
  3. 請求項1に記載の紫外線殺菌装置において、
    前記紫外線ランプの対向位置のそれぞれに前記光センサを設けた
    ことを特徴とする紫外線殺菌装置。
JP2007189903A 2007-07-20 2007-07-20 紫外線殺菌装置 Active JP4858343B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007189903A JP4858343B2 (ja) 2007-07-20 2007-07-20 紫外線殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007189903A JP4858343B2 (ja) 2007-07-20 2007-07-20 紫外線殺菌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009022903A JP2009022903A (ja) 2009-02-05
JP4858343B2 true JP4858343B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=40395237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007189903A Active JP4858343B2 (ja) 2007-07-20 2007-07-20 紫外線殺菌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4858343B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101586990B1 (ko) * 2009-05-20 2016-01-25 마크 엘. 웰커 살균 장치 및 그 살균 방법
JP5353690B2 (ja) * 2009-12-28 2013-11-27 岩崎電気株式会社 紫外線殺菌装置
JP5803215B2 (ja) * 2011-03-31 2015-11-04 岩崎電気株式会社 紫外線処理装置
DE102011088468A1 (de) 2011-12-14 2013-06-20 Robert Bosch Gmbh Druckmessglühkerze
US8900519B2 (en) * 2012-07-27 2014-12-02 Mark D. Krosney Air sterilization and disinfection apparatus and method
US11000622B2 (en) 2012-07-27 2021-05-11 Aeroclean Technologies, Llc UV sterilization apparatus, system, and method for forced-air patient heating systems
JP6859666B2 (ja) * 2016-11-10 2021-04-14 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
WO2019045777A1 (en) 2017-08-31 2019-03-07 Krosney Mark D SYSTEM AND METHOD FOR TREATING AIR
US11850336B2 (en) 2020-05-22 2023-12-26 Molekule Group, Inc. UV sterilization apparatus, system, and method for aircraft air systems
KR102450497B1 (ko) * 2020-09-03 2022-10-06 한국전자기술연구원 세척 기능을 가지는 건물용 살균 공조 장치 및 이의 이용방법
US11779675B2 (en) 2020-10-19 2023-10-10 Molekule Group, Inc. Air sterilization insert for heating, ventilation, and air conditioning (HVAC) systems

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58124288A (ja) * 1982-01-20 1983-07-23 Hitachi Ltd 光フアイバ付レ−ザ−ダイオ−ド
JP3507342B2 (ja) * 1998-08-31 2004-03-15 島田電子工業有限会社 浄水装置及びそれを用いた温水プール浄水システム
JP4945149B2 (ja) * 2006-02-28 2012-06-06 株式会社東芝 水処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009022903A (ja) 2009-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4858343B2 (ja) 紫外線殺菌装置
JP5353690B2 (ja) 紫外線殺菌装置
JP4831001B2 (ja) 紫外線殺菌装置
EP2044418B1 (en) Multiple path length transmittance measuring device
JP2001281146A (ja) 透過測定器、透過率測定方法、および消毒装置
JP2011050830A (ja) 紫外線照射装置
EP2091870B1 (en) System and method for monitoring water transmission of uv light in disinfection systems
US6459087B1 (en) Sensor device for intensity measurement of UV light and a photochemical UV treatment system
JP4420849B2 (ja) 水質センサ
JP2009011878A (ja) 紫外線消毒装置
KR100997546B1 (ko) 다방향 자외선 센싱 및 실시간 살균력 측정이 가능한 자외선 살균장치
KR20180083780A (ko) 와류발생을 이용한 관로형 자외선 소독장치
KR101930434B1 (ko) 자외선 살균기 및 그 세척 장치
KR101868544B1 (ko) 침지형 자외선 살균장치
JP6119281B2 (ja) 流体処理装置
US20160214076A1 (en) Gas and water sanitizing system and method
US8709261B2 (en) System and method for monitoring water transmission of UV light in disinfection systems
KR100726465B1 (ko) 스크래칭 방식의 브러쉬 세척장치가 구비된 자외선자동살균시스템
JP2011183295A (ja) 紫外線処理装置
JP5910175B2 (ja) 紫外線処理装置
JP5631913B2 (ja) 紫外線照射装置
RU2690323C1 (ru) Устройство для определения пропускания ультрафиолетового излучения в водных средах
JP4970897B2 (ja) 紫外線照射システム
KR20200052148A (ko) 경사형 자외선 수처리 장치
JP2005334756A (ja) 電磁波照射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100702

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4858343

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350