JP2009011878A - 紫外線消毒装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線消毒装置として、処理ケーシーング内の紫外線照射管の外表面を、被処理液に接触しない駆動機構によって清掃でき、紫外線照射管に大きな負荷がかからず、複数本の紫外線照射管を配置する場合にも個々に駆動機構を設ける必要がなく、設備コストが低減され、紫外線照射管を細径に構成でき、処理ケーシーングの空間効率ならびに紫外線照射効率を高く設定できるものを提供する。
【解決手段】処理ケーシング1内に紫外線照射管3及びガイド筒4と清掃枠体5とが配設され、ガイド筒4内で回転駆動するスクリュー軸6に内側移動体7が回転不能に螺合し、清掃枠体5には紫外線照射管3に外嵌摺接クリーナー8が取り付けられ、清掃枠体5と内側移動体7の一方に永久磁石M1が保持され、他方に該永久磁石M1と磁気結合する永久磁石M2又は磁性体が保持され、スクリュー軸6の回転駆動に伴って移動する内側移動体7に対し、清掃枠体5が非接触で追従移動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、水道水、各種工業用水、純水・精製水、医療用水、水産・養殖用水等の被処理液に対して紫外線照射による消毒処理を行う内照式の紫外線消毒装置に関する。
この種の紫外線消毒装置では、処理ケーシング内に紫外線ランプを内蔵した紫外線照射管を配設し、該処理ケーシング内を流通する被処理液に紫外線を照射して消毒・殺菌を行うが、処理を継続している内に、被処理液に含まれるカルシウムや鉄分の如き無機物や種々の有機物によるスケール、油分、浮遊物質等が紫外線照射管の外表面に付着し、この付着成分の蓄積によって紫外線照射管から照射される紫外線光量が次第に減少し、消毒・殺菌効率が低下することになる。
このため、従来より、紫外線照射管の清掃手段として、当該紫外線照射管に外嵌するクリーナーと、その駆動機構とを付設し、定期的もしくは光センサ等で検知される紫外線光量が規定値以下になった際に、該クリーナーを紫外線照射管に沿って摺接移動させることにより、管外表面の付着物をクリーナーの弾性フィンや刷毛にて掻き落とす方法が一般的に採用されている。
ところが、このような清掃手段では、クリーナーの駆動機構部が被処理液中に浸漬していることから、該駆動機構部の腐食を生じ易い上、その腐食による溶出成分や駆動に伴う摩耗粉等によって被処理液が汚染される懸念があり、また駆動部の液密封止が容易でなく、被処理液の圧力が高い場合に液漏れ防止に困難をきたすといった問題があった。
そこで、近年において、紫外線ランプを内蔵する光透過性の保護管内に、先端にマグネットリングを取り付けた洗浄ロッドを配設し、該保護管に強磁性体を被覆材で被覆したリング状の洗浄具を外嵌させ、洗浄ロッドの駆動により、保護管の壁体を挟んでマグネットリングと磁気結合した洗浄具を追従移動させ、該洗浄具にて保護管の外周面の付着物を掻き取って清掃するようにした紫外線照射装置が提案されている(特許文献1)。
特開2002−292367号公報
しかしながら、上記提案の紫外線照射装置では、駆動機構の洗浄ロッドを被処理液に接触させることなく、洗浄具を光透過性の保護管の外周面に摺接移動させて清掃できるが、内側のマグネットリングと外側の洗浄具とを保護管の壁を挟んで強く磁気結合した状態で移動させるから、石英ガラスからなる該保護管に大きな負荷がかかって破損する懸念がある上、処理ケーシーング内に複数本の紫外線ランプを配置する場合に、各紫外線ランプの保護管内にマグネットリング付きの洗浄ロッドを配設する必要があるため、設備コストが高くつき、また保護管が内部のマグネットリングの移動のために太径になるから、それだけ流路断面積が制約されて空間効率の悪化を招くと共に、洗浄ロッドによる紫外線の遮断に加えて紫外線ランプと保護管内周との間隙が大きくなるため、紫外線照射効率も低下するという問題があった。
本発明は、上述の情況に鑑み、紫外線消毒装置として、処理ケーシーング内に配置された紫外線照射管の外表面を、被処理液に接触しない駆動機構によって清掃できる上、ガラス等からなる紫外線照射管に大きな負荷がかからず、しかも複数本の紫外線照射管を配置する場合にも個々の紫外線照射管毎に駆動機構を設ける必要がなく、それだけ設備コストが低減されると共に、紫外線照射管を細径に構成でき、処理ケーシーングの空間効率ならびに紫外線照射効率を高く設定できるものを提供することを目的としている。
以下に、上記目的を達成するための手段を図面の参照符号を付して示す。まず、請求項1に係る発明は、処理ケーシング1内に紫外線ランプ2を内蔵した透明直管状の紫外線照射管3が配設され、該処理ケーシング1内に流通する被処理液に紫外線を照射して消毒するようにした紫外線消毒装置において、処理ケーシング1内に、紫外線照射管3と平行するガイド筒4と、このガイド筒4に筒軸方向に移動可能に外嵌する清掃枠体5とが配設され、ガイド筒4内には、直線駆動機構を介して筒軸方向に移動可能な内側移動体7が装填され、清掃枠体5には、紫外線照射管3に外嵌摺接して管外表面の付着物を除去するクリーナー8が取り付けられ、清掃枠体5と内側移動体7の一方に永久磁石M1が保持されると共に、他方に該永久磁石M1と磁気結合する永久磁石M2又は磁性体が保持され、スクリュー軸6の回転駆動に伴って移動する内側移動体7に対し、清掃枠体5が非接触で追従移動するように構成されている。
請求項2の発明は、上記請求項1の紫外線消毒装置において、直線駆動機構は、ガイド筒4内に外部の駆動手段(可逆転モーター14)によって回転駆動するスクリュー軸6が配置し、ガイド筒4内で回転不能に保持された内側移動体7が該スクリュー軸6に螺合し、当該スクリュー軸6の回転によって内側移動体7を移動させるものとしている。
請求項3の発明は、上記請求項1の紫外線消毒装置において、直線駆動機構は、ガイド筒4をシリンダチューブ43、内側移動体7をピストンとするロッドレス流体圧シリンダ(ロッドレスエアシリンダ40)である請求項1に記載の紫外線消毒装置。
請求項4の発明は、上記請求項1〜3のいずれかの紫外線消毒装置において、紫外線照射管3と平行に、該紫外線照射管3から照射される紫外線光量を検知する光センサを内臓した透明直管状の光検知管9が配設され、この光検知管9に外嵌摺接して管外表面の付着物を除去するクリーナー8が前記清掃枠体5に取り付けられてなるものとしている。
請求項5の発明は、上記請求項1〜4のいずれかの紫外線消毒装置において、紫外線照射管3が複数本配設され、これら紫外線照射管3…に外嵌摺接する複数のクリーナー8…が清掃枠体5に一体に取り付けられてなるものとしている。
請求項6の発明は、上記請求項5の紫外線消毒装置において、1本の光検知管9を中心として、該光検知管9を取り巻くように複数本の紫外線照射管3…が配置してなるものとしている。
請求項7の発明は、上記請求項5又は6の紫外線消毒装置において、1本のガイド筒4と複数本の紫外線照射管3…と共に少なくとも一本のガイド軸10が平行配設され、このガイド軸10に対して清掃枠体5が外嵌摺接する構成としている。
請求項8の発明は、上記請求項5又は6の紫外線消毒装置において、ガイド筒4が複数本配設されると共に、これらガイド筒4…内のスクリュー軸6…が同期回転するように構成され、清掃枠体5が各ガイド筒4に対して外嵌する複数の磁気結合部5b…を有してなる構成としている。
次に、本発明による効果を図面の参照符号を付して説明する。まず、請求項1の発明に係る紫外線消毒装置では、紫外線照射管3に外嵌摺接して管外表面の付着物を除去するクリーナー8を取り付けた清掃枠体5が、紫外線照射管3と平行するガイド筒4内を移動する内側移動体7に対し、磁気結合(マグネットカップリング)によって追従移動するように構成されているから、該清掃枠体5の駆動部分は被処理液に非接触に保たれ、該駆動部分の腐食を生じず、該駆動部分から発生する腐食成分や摩耗粉によって被処理液が汚染される懸念がない上、磁気結合した清掃枠体5と内側移動体7の移動に伴う負荷はガイド筒4にかかり、一般的にガラスからなる紫外線照射管3にはクリーナー8が摺接するだけであるため、該紫外線照射管3が破損する虞れもなく、また紫外線照射管3を細径に構成できるので、処理ケーシーング1の空間効率ならびに紫外線照射効率が高く設定できる。
請求項2の発明によれば、内側移動体7がガイド筒4内でスクリュー軸6に螺合して回転不能に保持されているから、このスクリュー軸6の回転駆動によって当該内側移動体7ひいては清掃枠体5を自動的に円滑に移動できる。
請求項3の発明によれば、直線駆動機構がガイド筒4をシリンダチューブ43、内側移動体7をピストンとするロッドレス流体圧シリンダ(ロッドレスエアシリンダ40)をなすから、当該直線駆動機構の構成が簡素になる。
請求項4の発明によれば、上記の紫外線消毒装置において、紫外線照射管3と共に平行配置する光検知管9の管外表面の付着物も清掃枠体5のクリーナー8によって除去されるから、紫外線光量の測定誤差が少なくなり、紫外線照射管3の汚れ度合を光検知管9内の光センサによって的確に掌握できる。
請求項5の発明によれば、上記の紫外線消毒装置において、処理ケーシング1内に複数本の紫外線照射管3…が配設された構成において、これら複数本の紫外線照射管3…の管外表面を清掃枠体5の移動によって同時に清掃できる。
請求項6の発明によれば、上記の紫外線消毒装置において、1本の光検知管9を取り巻く形で複数本の紫外線照射管3…が配置しているから、これら紫外線照射管3…の全体として汚れ度合を光検知管9内の光センサによって的確に掌握できる。
請求項7の発明によれば、上記の紫外線消毒装置において、清掃枠体5が1本のガイド筒4と少なくとも一本のガイド軸10とにガイドされて移動するから、その移動が安定した状態で円滑になされる。
請求項8の発明によれば、上記の紫外線消毒装置において、複数本のガイド筒4…内のスクリュー軸6…が同期回転するように構成され、清掃枠体5が各ガイド筒4に対して外嵌する複数の磁気結合部5b…を有するから、該清掃枠体5の移動が安定した状態で円滑になされる。
以下に、本発明に係る紫外線消毒装置の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1〜図9は第1実施形態の紫外線消毒装置U1、図10及び図11は第2実施形態の紫外線消毒装置U2、図12は第3実施形態の紫外線消毒装置U3を示す。なお、第1〜第3実施形態において機能的に同義の構成部分については、形状や配置が異なっても同名称で同一符号としている。
図1に示すように、第1実施形態の紫外線消毒装置U1は、ステンレス鋼からなる略円筒状の処理ケーシング1が、横型配置で前後一対の架台15,15上に支承されており、この処理ケーシング1の一端側が円板状のヘッドプレート12によって封鎖され、該一端側の側方とやや縮径した他端側とにフランジ付きの水出入口1a,1bが形成されている。そして、図2でも示すように、ヘッドプレート12と、処理ケーシング1内に配置する略六角形のエンドフレーム13との間には、エンドフレーム13の六角形の各角部に位置した透明ガラス製の6本の紫外線照射管3…、該六角形の一辺中央部に位置した角筒状の1本のガイド筒4、中心に位置して光センサー(図示省略)を内蔵する透明ガラス製の1本の光検知管9、ガイド筒4と三角形配置をなす2本の円パイプ状のガイド軸10,10が処理ケーシング1の軸方向に沿って平行に配設されると共に、これら平行配設部に清掃枠体5が処理ケーシング1の軸方向に移動自在に嵌装されている。
図2及び図3に示すように、ガイド筒4内には、ヘッドプレート12の外側に設けた可逆転モーター14にて正逆回転駆動するスクリュー軸6が両端部の軸受11、11を介して配置すると共に、短かい角柱状の内側移動体7が該スクリュー軸6に螺合して筒軸方向に移動可能で且つ回転不能に装填されている。また、図2に示すように、片方のガイド軸10の両端側には、清掃枠体5のストローク端を設定するタッチセンサー10aが取り付けてある。更に、図4に示すように、各紫外線照射管3は、保護管としてのガラス管30内に、長手方向複数箇所に配置したクッションリングスペーサ31…を介して紫外線ランプ2が挿入されている。
清掃枠体5は、エンドフレーム13と近似した略六角形のフレーム本体5aに、ガイド筒4に外嵌する短角筒状の磁気結合部5bがねじ止め固着されている。そのフレーム本体5aは、図6(A)(B)で詳細に示すように、略六角形で外周縁が断面L字形に屈曲した外郭部50と、中心から外郭部50へ略放射状に配置した放射状部51と、六角形の一辺位置に設けたコ字枠部52とで構成されており、外郭部50の六角形の各角位置と放射状部51の中心位置にそれぞれ管挿通孔53を有すると共に、外郭部50の六角形における2辺の各中央に内向きにC字形に開くガイド抱持部54が形成されている。そして、外郭部50の六つの管挿通孔53…にはそれぞれ紫外線照射管3が、中央の管挿通孔53には光検知管9が挿通し、また各ガイド抱持部54がガイド軸10に外嵌している。なお、コ字枠部52と二つのガイド抱持部54,54は、フレーム本体5aの中心回りに互いに120度の位相差で等配している。
しかして、フレーム本体5aの一面側には、各管挿通孔53の位置にクリーナー8が取り付けられている。このクリーナー8は、管挿通孔53と同心に配置する環状保持枠8aに、管挿通孔53よりも若干内径の小さいゴム等のエラストマーからなるリング状摺接材8bが保持されており、各管挿通孔53に挿通した紫外線照射管3及び光検知管9の外周面に該摺接材8bのフィン状に張出する内周部が摺接している。また、各ガイド抱持部54は、その内周縁に外郭部50の厚み方向両側へ突出する突縁部54aを有しており、この突縁部54aの内面側でガイド軸10に摺接している。
一方、フレーム本体5aのコ字枠部52の対向する側縁部には、一対の略矩形の取付板55,55が外郭部50の厚み方向両側へ張出するように中間部で固着されており、両取付板55,55間に嵌合させた磁気結合部5bを、各取付板55の四隅部のねじ挿通孔55a…を介してねじ止めするようになっている。
清掃枠体5の磁気結合部5bは、図7(A)(B)で詳細に示すように、短角筒状の磁石保持筒56の内側に、角環状をなす複数個(図では7個)のネオジム系等の永久磁石M1…が各々の間に鉄鋼製の角環状スペーサ56aを介して密に嵌装されると共に、該磁石保持筒56の両端に、角環状の口金部材57,57が各々結合ボルト58a…を介して固着一体化されてなる。しかして、各口金部材57の内側四周にそれぞれ設けられたローラー取付用段部57aに、各々2本の回転自在な丸軸状のローラー59a,59aを一部突出状に保持した角棒状のローラー保持枠59が、そのローラー突出側を口金部材57の内周側に向けた嵌合状態で、結合ボルト58bを介して固定されている。
なお、磁気結合部5bの内周には磁石保持筒56の全体から両口金部材57,57の奥側一部にわたるライニング板56bが張設されている。しかして、ローラー保持枠59…の各ローラー59aは、ライニング板56bの表面よりも僅かに高く突出するように設定され、磁気結合部5bをガイド筒4に外嵌した状態で、各ローラー59aがガイド筒4の外周面に転接するように構成されている。また、各口金部材57の対向2辺の外周面側には、フレーム本体5aのコ字枠部52にねじ止めするために、該コ字枠部52の取付板55,55の各ねじ挿通孔55aに対応したねじ孔57bが形成されている。
内側移動体7は、図8(A)〜(C)及び図9に詳細に示すように、両側の端板71,72間に外周サイズが等しい短角筒状のナット枠7a及び磁石保持枠7bが直列配置し、ナット枠7a側の端板71の外側から螺挿した4本の連結ボルト70a…と、磁石保持枠7b側の端板72の外側から螺挿した4本の連結ボルト70b…とにより、全体として外周が面一の角筒状に連結一体化されてなる。
この内側移動体7のナット枠7aは、短角筒状の外枠73の内側に、スクリュー軸6(図2,図5参照)に螺合させるナット本体74が挿嵌され、これら外枠73及びナット本体74が端板71と磁石保持枠7bの基枠75の内端フランジ部75aとの間で挟持されている。そして、外枠73の四周外面の各中央部に設けた凹所73aに、複数本の(図では11本)ニードルローラー76a…を並列配置したニードルローラーリテーナ76が嵌着されている。
また、内側移動体7の磁石保持枠7bは、短角筒状の基枠75の外側に、角環状をなす複数個(図では7個)のネオジム系等の永久磁石M2…が各々の間に鉄鋼製の角環状スペーサ77を介して密に嵌装され、これら永久磁石M2…及び角環状スペーサ77…が基枠75の内端側フランジ部75aと端板72との間で挟持されている。そして、永久磁石M2…は、配置ピッチが清掃枠体5の磁気結合部5bにおける永久磁石M1…の配置ピッチと一致すると共に、磁極が清掃枠体5の永久磁石M1…に対して吸着力を及ぼす向きに設定されている。
端板71、72は、略正方形の外周と円形の内周を有する環状の厚板からなる。しかして、磁石保持枠7b側の端板72には、その外側四周にそれぞれ設けられたローラー取付用段部72aに、各々2本の回転自在な丸軸状のローラー78a,78aを一部突出状に保持した角棒状のローラー保持枠78が、そのローラー突出側を外周側に向けた嵌合状態で、結合ボルト70cを介して固定されている。
しかして、内側移動体7は、ガイド筒4内において、ナット枠7aにスクリュー軸6を螺挿した状態で回転不能に保持されており、該スクリュー軸6の回転駆動に伴い、ガイド筒4の内周面に対してナット枠7a側のニードルローラー76a…と磁石保持枠7b側のローラー78a…とで転接しつつ移動するように構成されている。
なお、ガイド筒4、ガイド軸10、ヘッドプレート12、エンドフレーム13、清掃枠体5のエンドフレーム5a、磁気結合部5bの磁石保持筒56及び口金部材57、内側移動体7の端板71,72、ナット枠7aの外枠73、磁石保持枠7bの基枠75等には、SUS304の如きステンレス鋼が使用されている。
このような内側移動体7は、ガイド筒4内において、ナット枠7aにスクリュー軸6を螺挿した状態で回転不能に保持されており、該スクリュー軸6の回転駆動に伴い、ガイド筒4の内周面に対してナット枠7a側のニードルローラー76a…と磁石保持枠7b側のローラー78a…とで転接しつつ移動するように構成されている。従って、このガイド筒4内の内側移動体7の磁石保持枠7bの位置に、ガイド筒4に外嵌する清掃枠体5の磁気結合部5bの位置を合わせれば、両者の永久磁石M1…,M2…がガイド筒4の壁を挟んで強力に磁気結合するから、スクリュー軸6の回転駆動に伴って移動する内側移動体7に対して清掃枠体5が非接触で追従移動することになる。
上記構成の紫外線消毒装置においては、平常状態では清掃枠体5及び内側移動体7をヘッドプレート12側のストローク端に位置させておき、処理ケーシング1内を出入口1a,1bの一方から他方へ流通する被処理液に対し、紫外線照射管3…から紫外線を照射して消毒・殺菌を行うが、処理を継続している内に、被処理液に含まれるカルシウムや鉄分の如き無機物や種々の有機物によるスケール、油分、浮遊物質等が紫外線照射管3…の外表面に付着し、この付着成分の蓄積によって紫外線照射管3…から照射される紫外線光量が次第に減少し、消毒・殺菌効率が経時的に低下する。
そこで、紫外線照射管3…から照射される紫外線光量を光検知管9内の光センサーで検出し、その紫外線光量が規定値まで低下した際に、可逆転モーター14の駆動でスクリュー軸6を回転させて内側移動体7をエンドフレーム13側へ移動させると、これに追従して清掃枠体5もエンドフレーム13側へ移動し、この移動過程で清掃枠体5のクリーナー8…が紫外線照射管3…及び光検知管9の外表面を擦過して付着成分を掻き取ってゆく。そして、清掃枠体5がエンドフレーム13側のストローク端でガイド軸10のタッチセンサー10aに接触すると、該タッチセンサー10aからの検知信号でモーター14が逆転駆動し、もってスクリュー軸6の逆回転によって内側移動体7がヘッドプレート12側へ移動し、これに追従して清掃枠体5もヘッドプレート12側へ移動し、クリーナー8…が紫外線照射管3…及び光検知管9の外表面を逆方向に擦過してゆくことになる。
このように、清掃枠体5を1往復あるいは数往復させることにより、複数本(本例では6本)の紫外線照射管3…と光検知管9の外表面を同時に一挙に清掃でき、清掃後の各紫外線照射管3は透明性を回復して高い消毒・殺菌効率を発揮する共に、光検知管9の透明性も回復して光センサによる測定誤差が少なくなり、以降の紫外線照射管3…の汚れ度合を的確に掌握できる。また、清掃枠体5の駆動部分であるスクリュー軸6及び内側移動体7が被処理液に対して非接触に保たれるため、該駆動部分の腐食を生じず、該駆動部分から発生する腐食成分や摩耗粉によって被処理液が汚染される懸念がない。しかも、この紫外線消毒装置にあっては、磁気結合した清掃枠体5と内側移動体7の移動に伴う負荷は専らガイド筒4にかかり、ガラスからなる紫外線照射管3…及び光検知管9にはクリーナー8が摺接するだけであるから、これら該紫外線照射管3…及び光検知管9が清掃枠体5の移動によって破損する虞れがない。
また、この第1実施形態の紫外線消毒装置では、磁気結合した清掃枠体5と内側移動体7が共にガイド筒の内外表面に対してローラー59a…,76a…,78a…を介して転接する上、内側移動体7がスクリュー軸6との螺合で自動的に円滑に移動することに加え、清掃枠体5もガイド筒4と2本のガイド軸10,10にガイドされるから、複数本の紫外線照射管3…と光検知管9の外表面を同時に清掃するにも関わらず、該清掃枠体5の移動が極めて安定した状態で円滑になされ、動作不良を生じる懸念がないと共に、清掃枠体5の移動に伴う摩耗粉の発生が抑えられる。更に、この紫外線消毒装置では、一本の光検知管9を取り巻く形で複数本の紫外線照射管3…が配置しているから、これら紫外線照射管3…の全体としての汚れ度合を光検知管9内の光センサによって的確に掌握できると共に、紫外線照射管3…を細径に構成できるので、処理ケーシーング1の空間効率ならびに紫外線照射効率を高く設定できる。
第2実施形態の紫外線消毒装置U2は、図10に示すように、前記第1実施形態と同様の処理ケーシング1内に、六角形の各角部に位置した透明ガラス製の6本の紫外線照射管3…と、中心に位置して光センサー(図示省略)を内蔵する透明ガラス製の1本の光検知管9とが平行に配設されているが、前記第1実施形態におけるガイド軸10を有しておらず、その代わりに3本の角筒状のガイド筒4…が該六角形の6辺のうちの一つ置きの3辺の各辺中央部に位置するように平行配設されている。そして、これら平行配設部に清掃枠体5が処理ケーシング1の軸方向に移動自在に嵌装されている。
各ガイド筒4内は、前記第1実施形態と同様に、スクリュー軸6が配置すると共に、内側移動体7が該スクリュー軸6に螺合して筒軸方向に移動可能で且つ回転不能に装填されている。しかして、図11に示すように、ヘッドプレート12の外側へ突出した3本の各スクリュー軸6の端部には歯付きプーリー61が固着され、これら3つの歯付きプーリー61…間にタイミングべルト62が巻き掛けられており、可逆転モーター14によって一つの歯付きプーリー61を回転駆動させることにより、3本のスクリュー軸6…が同期回転するように構成されている。
清掃枠体5は、略六角形のフレーム本体5aと、各ガイド筒4に外嵌する3つの磁気結合部5b…とで構成されている。そのフレーム本体5aは、略六角形で外周縁が断面L字形に屈曲した外郭部50と、中心から外郭部50へ放射状に配置した放射状部51とで構成されており、外郭部50の六角形の各角位置と放射状部51の中心位置にそれぞれ管挿通孔53を有すると共に、各管挿通孔53の位置にクリーナー8が取り付けられている。そして、外郭部50の六つの管挿通孔53…にはそれぞれ紫外線照射管3が、中央の管挿通孔53には光検知管9が挿通している。また、外郭部50の六角形における一つ置きの3辺の各中央に内向きに開くコ字枠部52が形成されており、各コ字枠部52には前記第1実施形態と同様に一対の取付板55,55を介して磁気結合部5bがねじ止め固着され、各磁気結合部5bがそれぞれガイド筒4に外嵌している。
なお、清掃枠体5の各磁気結合部5bと各ガイド筒4内の内側移動体7とは、それぞれ前記第1実施形態における磁気結合部5b及び内側移動体7と同様構成であり、互いに吸着力を及ぼすように配置した永久磁石M1…,M2…を保持すると共に、ガイド筒4の内外面に対してローラー転接するようになっている(第1実施形態を示す図5を参照)。そして、3つの内側移動体7…は処理ケーシング1の軸方向の同位置において清掃枠体5の3つの磁気結合部5b…と磁気結合している。
この第2実施形態の紫外線消毒装置U2では、前記第1実施形態の紫外線消毒装置U1と同様に、平常状態では清掃枠体5をヘッドプレート12側のストローク端で待機させておき、処理ケーシング1内を流通する被処理液に対して紫外線照射管3…から紫外線を照射して消毒・殺菌を行い、光検知管9内の光センサーで検出される紫外線光量が規定値まで低下した際に、可逆転モーター14の駆動によって3本のスクリュー軸6…を同期回転させる。これにより、3本のガイド筒4…内の内側移動体7…が同時に同じ速度でエンドフレーム13側へ移動し、これら3つの内側移動体7…に3箇所で磁気結合した清掃枠体5が追従して移動するから、当該清掃枠体5のクリーナー8…によって紫外線照射管3…及び光検知管9の外表面の付着成分が掻き取られ、かくして清掃された各紫外線照射管3及び光検知管9の透明性が回復し、元の高い消毒・殺菌効率と紫外線光量の高い検出精度が得られる。
そして、この第2実施形態の場合、清掃枠体5は、周方向に等配する3カ所でガイド筒4内の内側移動体7と磁気結合し、これら3つの内側移動体7…の同期移動に追従して3本のガイド筒4…にガイドされつつ移動するから、その移動に伴う負荷が周方向3カ所に均等にかかることになる。従って、該清掃枠体5の移動がより安定した状態で極めて円滑になされ、もって清掃枠体5の動作不良や紫外線照射管3…及び光検知管9の清掃時の破損がより完全に防止され、清掃枠体5の移動に伴う摩耗粉の発生も確実に抑えられる。
なお、前記の第1及び第2実施形態ではガイド筒4の内周形状と内側移動体7の外周形状を略正方形にしているが、内側移動体7の直線駆動手段としてスクリュー軸6に該内側移動体7を螺合させる構成では、両者4,7はガイド筒4内で内側移動体7を回転不能に保持できる嵌合形状であればよく、種々の多角形や楕円形のような非円形の他、キー係合のような凹凸係合による非回転形態としてもよい。一方、前記第2実施形態のように複数本のスクリュー軸6…を同期回転させる手段として、例示した歯付きプーリー61とタイミングべルト62の組合せの他、スプロケットとチェーン、連動ギヤ機構等も採用できる。更に、各々内部にスクリュー軸6と内側移動体7を有する複数本のガイド筒4を持つ構成において、清掃枠体5を各ガイド筒4に対応して独立した複数個とし、各清掃枠体5を個別に動作させて各々1本乃至数本の紫外線照射管3の清掃を行うようにしてもよい。
また、ガイド筒4内の内側移動体7の直線駆動手段としては、前記の第1及び第2実施形態のようにスクリュー軸6に該内側移動体7を螺合させる方式に限らず、エアシリンダや油圧シリンダの如き流体圧シリンダを始めとする種々の直線駆動方式を採用できる。しかして、流体圧シリンダは、内側移動体7をピストンとして、シリンダに外嵌する清掃枠体5を磁気結合によってピストンと共に移動させるロッドレスシリンダとなる。
本発明の第3実施形態に係る紫外線消毒装置U3は、内側移動体7の直線駆動手段として、図12で示すロッドレスエアシリンダ40を採用している。このロッドレスエアシリンダ40は、ガイド筒4がシリンダチューブ43、内側移動体7がピストンをなし、シリンダチューブ43内に給排気管44が同心状に配置し、この給排気管44に短筒状をなす内側移動体7がピストンとして外嵌しており、シリンダヘッド41が処理ケーシング1のヘッドプレート12にボルト止めされると共に、エンドキャップ42がエンドフレーム13にボルト止めされている。そして、シリンダヘッド41には、シリンダ前室40aつまり内側移動体7よりも当該シリンダヘッド41側における給排気管44の外側空間に連通する給排気口45と、給排気管44の内側空間40cに連通する給排気口46とが設けられている。また、給排気管44の後端部には、シリンダ後室40bと給排気管44の内側空間40bとを連通する通気孔47が形成されている。
しかして、内側移動体7は、前記の第1及び第2実施形態と同様に外周側に永久磁石M1…を保持しており、シリンダチューブ43(ガイド筒4)の内周面と給排気管44の外周面に対し、それぞれ軸方向両端部でゴム製のピストンリング79a,79bを介して気密に摺接するようになっている。また、シリンダチューブ43の外側には清掃枠体5の磁気結合部5bが外嵌し、その内周側に保持された永久磁石M2…が内側移動体7の永久磁石M1…と磁気結合している。なお、図示を省略しているが、清掃枠体5のフレーム本体5aは、第1及び第2実施形態と同様に、紫外線照射管3…及び光検知管9に対してクリーナー8を介して外嵌している(図3,図10参照)。
上記構成の紫外線消毒装置U3では、ロッドレスエアシリンダ40の給排気口45からシリンダ前室40aへ空気を送り込むことにより、シリンダ後室40bから給排気管44を通した給排気口46からの排気を伴って内側移動体7がエンドフレーム13側へ移動し、逆に給排気口46から給排気管44を通してシリンダ後室40bへ空気を送り込めば、給排気口45からの排気を伴って内側移動体7がヘッドプレート12側へ移動する。そして、この内側移動体7の移動に伴って清掃枠体5も追従移動し、前記の第1及び第2実施形態と同様に、当該清掃枠体5のクリーナー8…によって紫外線照射管3…及び光検知管9の外表面が清掃されることになる。
なお、第3実施形態の紫外線消毒装置U3に用いたロッドレスエアシリンダ40ではシリンダ後室40bに対する給排気用として給排気管44を設けているが、処理ケーシング1の形態によってエンドキャップ42側にシリンダ後室40b用の給排気口を形成できる場合は、給排気管44が不要であり、内側移動体7としても非筒状のものを使用することになる。
既述の第1〜第3実施形態では清掃枠体5と内側移動体7の両者が相互に磁気吸着力を及ぼす永久磁石M1…,M2…を保持しているが、本発明の紫外線消毒装置は、両者の一方が永久磁石を保持し、他方が該永久磁石に吸着する磁性体を保持する構成を包含する。しかして、清掃枠体5及び内側移動体7における永久磁石や磁性体の保持構造及び配置構成については特に制約はない。
また、既述の第1実施形態ではガイド筒4における内側移動体7の移動ストローク端をタッチセンサー10aによって設定する構成としているが、このタッチセンサー10aに代えて光電スイッチや近接スイッチ等の非接触型センサーを含む種々の位置決めセンサーを利用できる。一方、清掃枠体5におけるクリーナー8としては、管表面に対する摺接部の形態を例示以外に様々に設定でき、フィン状やエッジ状のスクレーパ型の他、刷毛型としてもよい。更に、ガイド筒4の内外表面に対する清掃枠体5及び内側移動体7の当接部(直線駆動手段が流体圧シリンダである場合の内側移動体7側を除く)にメタル材を使用することも可能である。その他、本発明の紫外線消毒装置においては、処理ケーシング1の形状と材質、紫外線照射管3及び光検知管9の本数と配置、清掃枠体5の本体フレーム5a及び磁気結合部5bの形状、内側移動体7の構造等、細部構成については実施形態以外に種々設計変更可能である。
本発明の第1実施形態に係る紫外線消毒装置全体を示す一部破断斜視図である。 同紫外線消毒装置の縦断側面図である。 図2のX−X線の断面矢視図である。 同紫外線消毒装置における紫外線照射管の要部の縦断側面図である。 同紫外線消毒装置における清掃枠体とガイド筒内の内側移動体との磁気結合部を示す縦断側面図である。 同清掃枠体のフレーム本体を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のY−Y線の断面矢視図である。 同清掃枠体の磁気結合部を示し、(A)は斜視図、(B)は縦断側面図である。 同紫外線消毒装置における内側移動体を示し、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は背面図である。 同内側移動体の縦断側面図である。 本発明の第2実施形態に係る紫外線消毒装置の縦断正面図である。 同紫外線消毒装置の正面図である。 本発明の第3実施形態に係る紫外線消毒装置における内側移動体の直線駆動機構を示す概略縦断正面図である。
符号の説明
1 処理ケーシング
2 紫外線ランプ
3 紫外線照射管
4 ガイド筒
40 ロッドレスエアシリンダ(ロッドレス流体圧シリンダ)
43 シリンダチューブ
5 清掃枠体
5a フレーム本体
5b 磁気結合部
53 管挿通孔
59a ローラー
6 スクリュー軸
7 内側移動体
76a ニードルローラー
78a ローラー
8 クリーナー
9 光検知管
10 ガイド軸
14 駆動手段(可逆転モーター)
M1,M2 永久磁石
U1〜U3 紫外線消毒装置

Claims (8)

  1. 処理ケーシング内に紫外線ランプを内蔵した透明直管状の紫外線照射管が配設され、該処理ケーシング内に流通する被処理液に紫外線を照射して消毒するようにした紫外線消毒装置において、
    前記処理ケーシング内に、紫外線照射管と平行するガイド筒と、このガイド筒に筒軸方向に移動可能に外嵌する清掃枠体とが配設され、
    前記ガイド筒内には、直線駆動機構を介して筒軸方向に移動可能な内側移動体が装填され、
    前記清掃枠体には、紫外線照射管に外嵌摺接して管外表面の付着物を除去するクリーナーが取り付けられ、
    前記の清掃枠体と内側移動体の一方に永久磁石が保持されると共に、他方に該永久磁石と磁気結合する永久磁石又は磁性体が保持され、
    前記直線駆動機構によってガイド筒内を移動する内側移動体に対し、清掃枠体が非接触で追従移動するように構成されてなる紫外線消毒装置。
  2. 前記の直線駆動機構は、前記ガイド筒内に外部の駆動手段によって回転駆動するスクリュー軸が配置し、ガイド筒内で回転不能に保持された前記の内側移動体が該スクリュー軸に螺合し、当該スクリュー軸の回転によって内側移動体を移動させるものである請求項1に記載の紫外線消毒装置。
  3. 前記の直線駆動機構は、前記ガイド筒をシリンダチューブ、前記の内側移動体をピストンとするロッドレス流体圧シリンダである請求項1に記載の紫外線消毒装置。
  4. 前記紫外線照射管と平行に、該紫外線照射管から照射される紫外線光量を検知する光センサを内臓した透明直管状の光検知管が配設され、この光検知管に外嵌摺接して管外表面の付着物を除去するクリーナーが前記清掃枠体に取り付けられてなる請求項1〜3のいずれかに記載の紫外線消毒装置。
  5. 前記紫外線照射管が複数本配設され、これら紫外線照射管に外嵌摺接する複数のクリーナーが前記清掃枠体に一体に取り付けられてなる請求項1〜4のいずれかに記載の紫外線消毒装置。
  6. 1本の前記光検知管を中心として、該光検知管を取り巻くように複数本の紫外線照射管が配置してなる請求項5に記載の紫外線消毒装置。
  7. 1本の前記ガイド筒と複数本の紫外線照射管と共に少なくとも一本のガイド軸が平行配設され、このガイド軸に対して前記清掃枠体が外嵌摺接する請求項5又は6に記載の紫外線消毒装置。
  8. 前記ガイド筒が複数本配設されると共に、これらガイド筒内のスクリュー軸が同期回転するように構成され、前記清掃枠体が各ガイド筒に対して外嵌する複数の磁気結合部を有してなる請求項5又は6に記載の紫外線消毒装置。
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