JP4857676B2 - 不飽和ビシナルジオール化合物の製造方法 - Google Patents

不飽和ビシナルジオール化合物の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、不飽和ビシナルジオール化合物の製造方法を提供するものである。
不飽和ビシナルジオール化合物は、機能性高分子用モノマーや医農薬などの生物活性物質原料として重要な化合物である(例えば、特許文献1参照。)。かかる不飽和ビシナルジオール化合物の製造方法としては、一般的には、酸の存在下、対応する不飽和エポキシ化合物と水とを付加開環反応させる方法が用いられる。例えば、硫酸を触媒とする方法(例えば、特許文献2参照。)、強酸性イオン交換樹脂を用いる方法(例えば、特許文献3参照。)、レニウム酸を用いる方法(例えば、特許文献4参照。)、含フッ素チタンシリケート等の金属酸化物を用いる方法(例えば、特許文献5参照。)などが知られている。しかしながら、いずれの方法も反応収率が低く、工業的に満足できるものではなかった。
特開平6−32751号公報 米国特許第5250743号公報 国際公開第91/15469号公報 ドイツ特許公開第4429700号公報 ドイツ特許公開第4429699号公報
このような状況の下、本発明者は、不飽和ビシナルジオール化合物の製法を鋭意検討したところ、入手の容易な周期律表第5族元素および第6族元素からなる群から選ばれる少なくとも一つの元素を構成要素として含有するシリケートの存在下に、上記のような不飽和エポキシ化合物と水との付加開環反応を実施すれば、選択性よく不飽和ビシナルジオール化合物を与えることを見出し、本発明に至った。
すなわち本発明は、周期律表第5族元素および第6族元素からなる群から選ばれる少なくとも一つの元素を構成要素として含有するシリケートの存在下に、式(1)
Figure 0004857676
(式中、R、R、R、R、RおよびRはそれぞれ同一または相異なって、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアリール基または水素原子を表す。)
で示される不飽和エポキシ化合物と水とを反応させることを特徴とする式(2)
Figure 0004857676
(式中、R、R、R、R、RおよびRはそれぞれ上記と同じ意味を表す。)
で示される不飽和ビシナルジオール化合物の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、入手の容易な金属または該金属元素を含む化合物から容易に調整できる金属含有シリケートを用いて、不飽和エポキシ化合物と水とから、不飽和ビシナルジオール化合物を収率よく製造することができ、工業的に有利である。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明において、周期律表第5族元素および第6族元素からなる群から選ばれる少なくとも一つの元素を構成要素として含有するシリケート(以下、金属含有シリケートと略記する。)とは、周期律表第5族元素、第6族元素またはその両方を構成要件として含んだシリケートであれば、特に限定されない。ここで、周期律表第5族元素としては、例えばバナジウム、ニオブ、タンタル等が挙げられ、周期律表第6族元素としては、例えばタングステン、モリブデン、クロム等が挙げられ、バナジウム、モリブテンおよびタングステンが好ましく、バナジウムおよびモリブデンがより好ましい。
かかる金属含有シリケートは、例えば、特開2003−300722号公報、Applied Catalysis A:General 179,11(1999)およびJ.Chem.Soc.Chem.Commun.,2231(1995)等に記載の方法を用いて製造することができる。好ましくは、周期律表第5族金属、第6族金属、第5族元素を含む化合物および第6族元素を含む化合物からなる群から選ばれる少なくとも一種(以下、金属または化合物と略記する。)と過酸化水素とを反応せしめてなる金属酸化物(以下、金属酸化物と略記する。)と、ケイ素化合物とを、有機テンプレートの存在下に反応せしめ、得られた固体を洗浄処理または焼成処理せしめる方法が用いられる。以下、該製造方法について説明する。
周期律表第5族金属としては、例えばバナジウム金属、ニオブ金属、タンタル金属が挙げられ、第6族金属としては、例えばタングステン金属、モリブデン金属、クロム金属が挙げられる。また、第5族元素を含む化合物としては、例えば、酸化バナジウム、バナジン酸アンモニウム、バナジウムカルボニル錯体、硫酸バナジウム、硫酸バナジウムエチレンジアミン錯体等のバナジウム化合物;酸化ニオブ、塩化ニオブ、ニオブカルボニル錯体等のニオブ化合物;酸化タンタル、塩化タンタル等のタンタル化合物;などが挙げられ、第6族元素を含む化合物としては、例えば、ホウ化タングステン、炭化タングステン、酸化タングステン、タングステン酸アンモニウム、タングステンカルボニル錯体等のタングステン化合物;ホウ化モリブデン、酸化モリブデン、塩化モリブデン、モリブデンカルボニル錯体等のモリブデン化合物;酸化クロム、塩化クロム等のクロム化合物;などが挙げられる。
かかる金属または化合物の中でも、タングステン金属、モリブデン金属、バナジウム金属、タングステン化合物、モリブデン化合物およびバナジウム化合物からなる群から選ばれる少なくとも一種を用いることが好ましく、なかでもモリブデン金属、バナジウム金属、モリブデン化合物およびバナジウム化合物からなる群から選ばれる少なくとも一種を用いることがさらに好ましい。これらの金属または化合物は、それぞれ単独で用いてもよいし、二種以上を混合して用いてもよい。また、金属または化合物のなかには、水和物が存在するものがあるが、本発明には、水和物を用いてもよいし、無水物を用いてもよい。
かかる金属または化合物と過酸化水素とを反応させることにより、金属酸化物が得られるが、過酸化水素としては、通常、水溶液が用いられる。もちろん、過酸化水素の有機溶媒溶液を用いてもよいが、取扱いがより容易であるという点で、過酸化水素水を用いることが好ましい。過酸化水素水もしくは過酸化水素の有機溶媒溶液中の過酸化水素濃度は特に制限されないが、容積効率、安全面等を考慮すると、実用的には1〜60重量%程度の範囲である。過酸化水素水は、通常、市販のものをそのままもしくは必要に応じて、希釈、濃縮等により濃度調整を行なったものを用いればよい。また過酸化水素の有機溶媒溶液は、例えば過酸化水素水溶液を有機溶媒で抽出処理する、もしくは有機溶媒の存在下に蒸留処理する等の手段により、調製したものを用いればよい。
金属酸化物を調製する際の過酸化水素の使用量は、金属また化合物に対して、通常3モル倍以上、好ましくは5モル倍以上であり、その上限は特にない。
金属または化合物と過酸化水素との反応は、通常、水溶液中で実施されるが、例えば、ジエチルエーテル、メチルtert−ブチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル溶媒;酢酸エチル等のエステル溶媒;メタノール、エタノール、tert−ブタノール等のアルコール溶媒;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル溶媒等の有機溶媒中または該有機溶媒と水との混合溶媒中で実施してもよい。
金属または化合物と過酸化水素との反応は、通常その両者を混合、接触させることにより行われ、金属または化合物と過酸化水素との接触効率を向上させるため、金属酸化物調製液中で金属または化合物が十分に分散するよう攪拌しながら反応を行うことが好ましい。金属酸化物の調製時の調製温度は、通常−10〜100℃の範囲である。
金属または化合物と過酸化水素とを水中、有機溶媒中もしくは水と有機溶媒の混合溶媒中で反応させることにより、金属または化合物の全部もしくは一部が溶解し、金属酸化物を含む均一溶液もしくは懸濁液を調製することができるが、該金属酸化物を、例えば濃縮処理等により調製液から取り出して、本発明の金属含有シリケートを調製する原料として用いてもよいし、該調製液をそのまま用いてもよい。
ケイ素化合物としては、例えばテトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトライソプロポキシシラン等のテトラアルコキシシランが通常は用いられる。その使用量は、通常、金属または化合物あるいはそれらと過酸化水素とを反応せしめてなる金属酸化物中の金属原子1モルに対して、ケイ素原子が4モル倍以上であり、その上限は特にない。
有機テンプレートとしては、例えばアルキルアミン、第四級アンモニウム塩、ノニオン界面活性剤等が挙げられ、アルキルアミン、第四級アンモニウム塩が好ましい。アルキルアミンとしては、例えばオクチルアミン、ノニルアミン、デシルアミン、ウンデシルアミン、ドデシルアミン、トリデシルアミン、テトラデシルアミン、エイコシルアミン等の炭素数8〜20のアルキル基で置換された一級アミン;前記一級アミンのアミノ基の窒素原子と結合する水素原子のうち一つが、例えばメチル基等のアルキル基で置換された、例えばメチルオクチルアミン等の二級アミン;前記二級アミンのアミノ基の窒素原子と結合する水素原子が、例えばメチル基等のアルキル基で置換された、例えばジメチルオクチルアミン等の三級アミン等が挙げられ、なかでも一級アミンがより好ましい。
第四級アンモニウム塩としては、アンモニウムイオン(NH )の四つの水素原子が、同一もしくは相異なる四つの炭素数1〜18のアルキル基で置換された第四級アンモニウムイオンと、例えば水酸化物イオン、塩化物イオン、臭化物イオン等のアニオンとから構成されるものが挙げられる。具体的には、水酸化テトラエチルアンモニウム、水酸化テトラプロピルアンモニウム、水酸化テトラブチルアンモニウム、水酸化トリメチルオクチルアンモニウム等の水酸化第四級アンモニウム塩;塩化テトラエチルアンモニウム、塩化テトラプロピルアンモニウム、塩化テトラブチルアンモニウム、塩化トリメチルオクチルアンモニウム等の塩化第四級アンモニウム塩;臭化テトラエチルアンモニウム、臭化テトラプロピルアンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウム、臭化トリメチルオクチルアンモニウム等の臭化第四級アンモニウム塩等が挙げられ、水酸化第四級アンモニウム塩が好ましい。
ノニオン界面活性剤としては、例えばポリエチレングリコール類等が挙げられる。
かかる有機テンプレートは、そのまま用いてもよいし、後述する水や親水性溶媒と混合して用いてもよい。有機テンプレートの使用量は、ケイ素化合物に対して、通常0.03〜1モル倍の範囲である。
有機テンプレートの存在下、前記金属酸化物と、ケイ素化合物との反応は、通常、溶媒の存在下に実施される。溶媒としては、例えば水、親水性有機溶媒の単独または混合溶媒が挙げられ、好ましくは水単独および水と親水性有機溶媒との混合溶媒が挙げられる。親水性有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール等の親水性アルコール溶媒;アセトニトリル等の親水性ニトリル溶媒;ジオキサン等の親水性エーテル溶媒;などが挙げられ、好ましくは親水性アルコール溶媒が挙げられ、なかでもメタノール、エタノールがより好ましい。かかる溶媒の使用量は、有機テンプレートに対して、通常1〜1000重量倍程度の範囲である。
反応温度は、通常0〜200℃程度の範囲である。
反応終了後、例えば、反応液から反応生成物を濾過等により分離し、分離した反応生成物を洗浄処理または焼成処理することにより、金属含有シリケートを製造することができる。
分離した反応生成物を洗浄処理する場合の洗浄溶媒としては、例えばメタノール、エタノール等のアルコール溶媒、水等が挙げられ、その使用量は、特に制限されない。
分離した反応生成物を焼成処理する場合の焼成温度としては、通常300〜700℃、好ましくは500〜600℃である。焼成時間は、通常0.5〜20時間である。なお、分離した反応生成物を洗浄処理した後、焼成処理してもよい。
かくして得られる金属含有シリケートは、通常、平均細孔径(窒素吸着法により測定した結果をBHJ法により算出)が4〜100オングストロームの細孔を有しており、また、その比表面積(窒素吸着法により測定した結果をBET多点法(p/p=0.1)により算出)は、通常100m/g以上である。
次に、金属含有シリケートの存在下に、式(1)で示される不飽和エポキシ化合物(以下、不飽和エポキシ化合物(1)と略記する。)と水とを反応させることによる、式(2)で示される不飽和ビシナルジオール化合物(以下、不飽和ビシナルジオール化合物(2)と略記する。)の製造方法について説明する。
不飽和エポキシ化合物(1)の式中、R、R、R、R、RおよびRはそれぞれ同一または相異なって、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアリール基または水素原子を表す。
アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、デシル基、シクロプロピル基、2,2−ジメチルシクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、メンチル基等の直鎖状、分枝鎖状または環状の炭素数1〜20のアルキル基が挙げられる。
アルキル基上に有していてもよい置換基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニル基;フェニル基、ナフチル基等のアリール基;カルボキシ基;などが例示される。かかる置換基で置換されたアルキル基の具体例としては、クロロメチル基、フルオロメチル基、トリフルオロメチル基、メトキシメチル基、エトキシメチル基、メトキシエチル基、メトキシカルボニルメチル基、ベンジル基等が挙げられる。
アリール基としては、例えばフェニル基、ナフチル基等の炭素数6〜10のアリール基が挙げられる。アリール基上に有していてもよい置換基としては、上記した置換されていてもよいアルキル基;メトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニル基;フェニル基、ナフチル基等のアリール基;カルボキシ基;などが例示される。かかる置換基で置換されたアリール基の具体例としては、例えば2−メチルフェニル基、4−クロロフェニル基、4−メチルフェニル基、4−メトキシフェニル基等が挙げられる。
不飽和エポキシ化合物(1)としては、例えば1,2−エポキシ−3−ブテン、1,2−エポキシ−2−メチル−3−ブテン、1,2−エポキシ−1−フェニル−3−ブテン、2,3−エポキシ−2−メチル−4−ペンテン、2,3−エポキシ−1−フェニル−4−ペンテン、2,3−エポキシ−4−ペンテン、2,3−エポキシ−2,5−ジメチル−4−ヘキセン、2,3−エポキシ−4−ヘキセン等が挙げられる。
かかる不飽和エポキシ化合物(1)の中には、その分子内に不斉炭素原子を有し、光学異性体が存在するものがあるが、本発明には、光学異性体の単独または混合物のいずれも用いることができる。
不飽和エポキシ化合物(1)は、例えば、銀含有触媒の存在下にジエン化合物を酸素酸化する方法(例えば、特許第2854059号公報参照。)等の公知の方法により製造することができる。
不飽和エポキシ化合物(1)に対して、金属含有シリケートを0.001重量倍以上用いれば、通常、本発明の目的を達成することができる。金属含有シリケートの使用量の上限は特にないが、経済的な面を考慮すると、実用的には、不飽和エポキシ化合物(1)に対して5重量倍以下である。
水の使用量は、不飽和エポキシ化合物(1)に対して、通常1モル倍以上であり、使用量の上限は特になく、反応溶媒を兼ねて大過剰量、例えば不飽和化合物に対して、500モル倍を用いてもよい。
不飽和エポキシ化合物(1)と水との反応は、通常は無溶媒または溶媒を兼ねて水を過剰量用いて実施されるが、有機溶媒の存在下に実施してもよい。有機溶媒としては、例えば、ジエチルエーテル、メチルtert−ブチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル溶媒;酢酸エチル等のエステル溶媒;tert−ブタノール等の第三級アルコール溶媒;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル溶媒;などが挙げられる。有機溶媒の使用量は特に制限されないが、容積効率等を考慮すると、実用的には、不飽和エポキシ化合物(1)に対して、100重量倍以下である。
不飽和エポキシ化合物(1)と水との反応は、通常、不飽和エポキシ化合物(1)、水および金属含有シリケートを接触、混合することにより実施され、その混合順序は特に制限されない。
通常は常圧条件下で反応を実施するが、減圧条件下や加圧条件下で実施してもよい。反応温度は、通常0〜100℃の範囲である。
反応の進行は、例えばガスクロマトグラフィ、高速液体クロマトグラフィ、薄層クロマトグラフィ、核磁気共鳴スペクトル分析、赤外吸収スペクトル分析等の通常の分析手段により確認することができる。
反応終了後、例えば、反応液を濾過処理して、金属含有シリケートを分離した後、得られる濾液を濃縮処理もしくは晶析処理することにより、不飽和ビシナルジオール化合物(2)を単離することができる。また、前記濾液に、必要に応じて水および/または水に不溶の有機溶媒を加え、抽出処理し、得られる有機層を濃縮処理することにより、不飽和ビシナルジオール化合物(2)を単離することもできる。水に不溶の有機溶媒としては、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素溶媒;ジエチルエーテル、メチルtert−ブチルエーテル等のエーテル溶媒;酢酸エチル等のエステル溶媒;などが挙げられ、その使用量は特に制限されない。
得られた不飽和ビシナルジオール化合物(2)は、例えば蒸留、カラムクロマトグラフィ等の手段によりさらに精製してもよい。
かくして得られる不飽和ビシナルジオール化合物(2)としては、例えば3−ブテン−1,2−ジオール、2−メチル−3−ブテン−1,2−ジオール、1−フェニル−3−ブテン−1,2−ジオール、2−メチル−4−ペンテン−2,3−ジオール、1−フェニル−4−ペンテン−2,3−ジオール、4−ペンテン−2,3−ジオール、2,5−ジメチル−4−ヘキセン−2,3−ジオール、4−ヘキセン−2,3−ジオール等が挙げられる。
なお、不飽和エポキシ化合物(1)として、光学活性体を用いた場合には、得られる不飽和ビシナルジオール化合物(2)も、通常は光学活性を示す。
また、反応液から分離した金属含有シリケートは、そのままもしくは必要に応じて濃縮処理等を行った後、不飽和エポキシ化合物(1)と水との反応に再使用することができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。なお、分析はガスクロマトグラフィ(以下、GCと略記する。)により実施した。また、得られた金属含有シリケートの比表面積および平均細孔径は、いずれもQuantachrome社製Autosorb−6を用い、150℃、1.35×10−5Kg/cm−2(0.013kPa相当)の脱気条件下で窒素吸着法により測定した。そして、比表面積についてはBET多点法(p/p=0.1)を用い、平均細孔径についてはBHJ法を用いて、それぞれ算出した。
実験例1<第四級アンモニウム塩を用いたタングステン含有シリケートの調製>
誘導攪拌器付き500mLフラスコに、タングステン金属(粉末)5gとイオン交換水25gを加え、内温40℃に昇温した後、60重量%過酸化水素水溶液15gを30分かけて滴下し、同温度で2時間保持し、タングステン酸化物含有溶液を得た。該タングステン酸化物含有溶液に、イオン交換水75gおよびエタノール80gを加えた後、内温40℃で、テトラエトキシシラン41.6gを10分かけて仕込んだ後、40重量%水酸化テトラブチルアンモニウム水溶液20gを10分かけて滴下した。その後、内温25℃まで冷却し、同温度で攪拌を継続していると、30分程度で固体が析出してスラリー状となった。そのまま同温度で24時間攪拌、保持した。得られたスラリー液から、固体を濾取し、イオン交換水100gで2回洗浄し、130℃で24時間乾燥し、白色固体38.0gを得た。この白色固体を550℃で6時間焼成し、白色のタングステン含有シリケート 16.5gを得た。
XRDスペクトル:d値3.77オングストロームに頂点を持つブロードなピークを示した。酸化タングステンに帰属されるシャープなピークは見られなかった。
IRスペクトル(KBr)
νmax:3478,1638,1078,960,806、557cm−1
元素分析値;W:9.8%,Si:39.5%
比表面積:543m/g、平均細孔径:16オングストローム
実験例2<第四級アンモニウム塩を用いたタングステン含有シリケートの調製>
誘導攪拌器付き500mLフラスコに、タングステン金属(粉末)5gとイオン交換水25gを加え、内温40℃に昇温した後、60重量%過酸化水素水溶液15gを30分かけて滴下し、同温度で2時間保持し、タングステン酸化物含有溶液を得た。該タングステン酸化物含有溶液に、イオン交換水75gおよびエタノール80gを加えた後、内温40℃で、テトラエトキシシラン41.6gを10分かけて仕込んだ後、10重量%水酸化テトラプロピルアンモニウム水溶液40gを10分かけて滴下した。その後、内温25℃まで冷却し、同温度で攪拌を継続していると、30分程度で固体が析出してスラリー状となった。そのまま同温度で24時間攪拌、保持した。得られたスラリー液から、固体を濾取し、イオン交換水100gで2回洗浄し、130℃で24時間乾燥し、白色固体38.0gを得た。この白色固体を550℃で6時間焼成し、白色のタングステン含有シリケート17.3gを得た。
XRDスペクトル:d値3.76オングストロームに頂点を持つブロードなピークを示した。酸化タングステンに帰属されるシャープなピークがわずかに見られた。
IRスペクトル(KBr)
νmax:3480,1638,1078,956,800cm−1
元素分析値;W:11.0%,Si:31.4%
比表面積:573m/g、平均細孔径:22オングストローム
実験例3<アルキルアミンを用いたモリブデン含有シリケートの調製>
誘導攪拌器付き500mLフラスコに、モリブデン金属(粉末)2gとイオン交換水25gを加え、内温40℃に昇温した後、60重量%過酸化水素水溶液15gを1時間かけて滴下し、同温度で1時間保持し、モリブデン酸化物含有溶液を得た。該モリブデン酸化物含有溶液に、イオン交換水75gおよびエタノール80gを加えた後、内温40℃で、テトラエトキシシラン41.6gを10分かけて仕込んだ後、ドデシルアミン10gを 10分かけて滴下した。すぐに固体が析出してスラリー状となった。内温25℃に冷却し、さらに24時間攪拌、保持した。得られたスラリー液から、固体を濾取し、イオン交換水100gで2回洗浄し、110℃で6時間乾燥し、次いで550℃で6時間焼成し、白色のモリブデン含有シリケート15.5gを得た。
XRDスペクトル:d値3.8オングストロームに頂点を持つブロードなピークと酸化モリブデンに帰属されるシャープなピークの混合したスペクトルであった。
IRスペクトル(KBr)
νmax:3470,1640,1090,956,915,802cm−1
元素分析値;Mo:13.9%,Si:32.4%
比表面積:171m/g、平均細孔径:73オングストローム
これらの結果から、得られた白色のモリブデン含有シリケートには、酸化モリブデンが混じっていることがわかった。
実験例4<第四級アンモニウム塩を用いたモリブデン含有シリケートの調製>
誘導攪拌器付き500mLフラスコに、モリブデン金属(粉末)2.5gとイオン交換水25gを加え、内温40℃に昇温した後、60重量%過酸化水素水溶液15gを1時間かけて滴下し、同温度で1時間保持し、モリブデン酸化物含有溶液を得た。該モリブデン酸化物含有溶液に、イオン交換水75gおよびエタノール80gを加えた後、内温40℃で、テトラエトキシシラン41.6gを10分かけて仕込んだ後、40重量%水酸化テトラブチルアンモニウム水溶液20gを10分かけて滴下した。15分程度経過すると固体が析出してスラリー状となった。イオン交換水200gを加え、内温25℃に冷却し、 24時間攪拌、保持した。得られたスラリー液から、固体を濾取し、イオン交換水100gで2回洗浄し、110℃で6時間乾燥し、次いで550℃で6時間焼成し、白色のモリブデン含有シリケート15.9gを得た。
XRDスペクトル:d値3.79オングストロームに頂点を持つブロードなピークを示した。酸化モリブデンに帰属されるシャープなピークは見られなかった。
IRスペクトル(KBr)
νmax:3470,1640,1080,956,913,796cm-1
元素分析値;Mo:5.22%,Si:37.0%
比表面積:649m/g、平均細孔径:22オングストローム
実験例5<第四級アンモニウム塩を用いたバナジウム含有シリケートの調製>
誘導攪拌器付き500mLフラスコに、バナジウム金属(粉末)1.3gとイオン交換水25gを加え、内温40℃に昇温した後、30重量%過酸化水素水溶液15gを30分かけて滴下し、同温度で1時間保持し、バナジウム酸化物含有溶液を得た。該バナジウム酸化物含有溶液に、イオン交換水75gおよびエタノール80gを加えた後、内温40℃で、テトラエトキシシラン41.6gを10分かけて仕込んだ後、40重量%テトラ−n−プロピルアミン水溶液40gを10分かけて滴下した。その後、内温25℃まで冷却し、攪拌を継続していると、30分程度で固体が析出してスラリー状となったが、同温度でさらに24時間攪拌、保持した。得られたスラリー液から、固体を濾取し、イオン交換水100gで2回洗浄し、130℃で8時間乾燥し、次いで550℃で6時間焼成し、褐色のバナジウム含有シリケート16.0gを得た。
XRDスペクトル:d値3.85オングストロームに頂点を持つブロードなピークを示した。酸化バナジウムに帰属されるシャープなピークは見られなかった。
IRスペクトル(KBr)
νmax:1050,956,794,629cm-1
元素分析値;V:5.56%,Si:36.1%
比表面積:708m/g、平均細孔径:27オングストローム
実施例1
磁気回転子および還流冷却管を付した50mLフラスコに、実験例4で調製したモリブデン含有シリケート30mg、1,2−エポキシ−3−ブテン310mgおよび蒸留水3gを仕込み、内温25℃で5時間攪拌、保持し、反応させた。得られた反応液にテトラヒドロフラン10gを加え、液体部分を均一とした後、GC分析(内部標準法)により、各生成物の収率を求めた。
3−ブテン−1,2−ジオール 収率:93%。
2−ブテン−1,4−ジオール 収率: 5%。
実施例2
実施例1において、実験例4で調製したモリブデン含有シリケートに代えて、実験例5で調製したバナジウム含有シリケートを30mg用いることと、1,2−エポキシ−3−ブテンを300mg用いること以外は、実施例1と同様に実施した。
3−ブテン−1,2−ジオール 収率:94%。
2−ブテン−1,4−ジオール 収率: 6%。
実施例3
実施例1において、実験例4で調製したモリブデン含有シリケートに代えて、実験例3で調製したモリブデン含有シリケートを30mg用いることと、1,2−エポキシ−3−ブテンを330mg用いること以外は、実施例1と同様に実施した。
3−ブテン−1,2−ジオール 収率:95%。
2−ブテン−1,4−ジオール 収率: 4%。
実施例4
実施例1において、実験例4で調製したモリブデン含有シリケートに代えて、実験例1で調製したタングステン含有シリケートを30mg用いること以外は、実施例1と同様に実施した。
3−ブテン−1,2−ジオール 収率:81%。
2−ブテン−1,4−ジオール 収率: 5%。
実施例5
実施例1において、実験例4で調製したモリブデン含有シリケートに代えて、実験例2で調製したタングステン含有シリケートを30mg用いること以外は、実施例1と同様に実施した。
3−ブテン−1,2−ジオール 収率:82%。
2−ブテン−1,4−ジオール 収率: 2%。
原料の1,2−エポキシ−3−ブテンが、9%回収された。
実施例6
磁気回転子および還流冷却管を付した50mLフラスコに、実験例5で調製したバナジウム含有シリケート30mg、1,2−エポキシ−3−ブテン300mgおよび蒸留水3gを仕込み、内温25℃で5時間攪拌、保持し、反応させた。得られた反応液にテトラヒドロフラン10gを加え、バナジウム含有シリケートをデカンテーションにより除いた後、得られた溶液のGC分析(内部標準法)により、各生成物の収率を求めた。
3−ブテン−1,2−ジオール 収率:94%。
2−ブテン−1,4−ジオール 収率: 5%。
実施例7
磁気回転子および還流冷却管を付した50mLフラスコに、実施例6でデカンテーションにより回収したバナジウム含有シリケートの全量、1,2−エポキシ−3−ブテン300mgおよび蒸留水3gを仕込み、内温25℃で5時間攪拌、保持し、反応させた。得られた反応液にテトラヒドロフラン10gを加え、均一溶液とした後、GC分析(内部標準法)により、各生成物の収率を求めた。
3−ブテン−1,2−ジオール 収率:87%。
2−ブテン−1,4−ジオール 収率: 8%。
原料の1,2−エポキシ−3−ブテンが、5%回収された。

Claims (6)

  1. タングステン金属、モリブデン金属、バナジウム金属、タングステン化合物、モリブデン化合物およびバナジウム化合物からなる群から選ばれる少なくとも一種と過酸化水素とを反応せしめてなる金属酸化物と、ケイ素化合物とを、有機テンプレートの存在下に反応せしめてなる金属含有シリケートの存在下に、式(1)
    Figure 0004857676
    (式中、R、R、R、R、RおよびRはそれぞれ同一または相異なって、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアリール基または水素原子を表す。)
    で示される不飽和エポキシ化合物と水とを反応させることを特徴とする式(2)
    Figure 0004857676
    (式中、R、R、R、R、RおよびRはそれぞれ上記と同じ意味を表す。)で示される不飽和ビシナルジオール化合物の製造方法。
  2. 金属含有シリケートが、反応終了後、反応生成物を反応液から分離し、分離した反応生成物を洗浄処理もしくは焼成処理して得られる金属含有シリケートである請求項に記載の不飽和ビシナルジオールの製造方法。
  3. 有機テンプレートが、アルキルアミン、第四級アンモニウム塩またはノニオン系界面活性剤である請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 有機テンプレートが、アルキルアミンまたは第四級アンモニウム塩である請求項1または2に記載の製造方法。
  5. 式(1)で示される不飽和エポキシ化合物が1,2−エポキシ−3−ブテンであり、式(2)で示される不飽和ビシナルジオール化合物が3−ブテン−1,2−ジオールである請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. 請求項1に記載の製造方法において、式(2)で示される不飽和ビシナルジオール化合物の製造後に、タングステン金属、モリブデン金属、バナジウム金属、タングステン化合物、モリブデン化合物およびバナジウム化合物からなる群から選ばれる少なくとも一種と過酸化水素とを反応せしめてなる金属酸化物と、ケイ素化合物とを、有機テンプレートの存在下に反応せしめてなる金属含有シリケートを回収し、該金属含有シリケートをリサイクル使用する方法。
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