JP4857451B2 - 位置指示器 - Google Patents

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Description

本発明は、コイルをフェライトコアに巻回して装着した位置指示器に関し、特にフェライトコアや芯体に対する外部からの衝撃力を吸収又は軽減することができる位置指示器関する。
近年、パーソナルコンピュータ等の入力デバイスとして座標入力装置が用いられている。この座標入力装置は、例えば、ペン型に形成された位置指示器と、この位置指示器を用いて、ポインティング操作や文字及び図等の入力を行う入力面を有する位置検出装置から構成されている。
また、位置検出の駆動方式としては、位置指示器に位置検出装置から送信される特定周波数の電磁波に対して共振する共振回路を設け、共振信号を位置検出装置に送信することにより位置検出装置に対して位置を指示する電磁誘導方式がある。
この電磁誘導方式における位置指示器は、共振回路を構成する位置検出用のコイル及びコンデンサと、このコイルを貫通する芯体を有している。一般に、位置検出用のコイルは、円筒状のフェライトコアの外周に巻回されており、このフェライトコアの筒穴に芯体が貫通されている(例えば、特許文献1参照。)。このように、フェライトコアの外周にコイルを巻回するのは、磁界を強くして位置検出精度を高めるためである。
特開2001−319831号公報
しかしながら、フェライトコアは、弾性変形し難い、つまり曲がり難い材質である。更に、従来の位置指示器では、フェライトコアの筒穴に芯体が貫通され、フェライトコアの軸方向の一端が圧力検出器に取り付けられていた。そのため、フェライトコアは、その半径方向への移動の遊びがなく、これに伴ってフェライトコアを貫通している芯体も半径方向に曲がり難くなっていた。その結果、落下等によって位置指示器に衝撃力が加わると、その衝撃力は、軽減されることなくフェライトコア及び芯体に加わる。そして、この衝撃力により、フェライトコア及び芯体が損傷して、位置指示器に不具合が生じる、という問題があった。
本発明の目的は、上述の問題点を考慮し、衝撃力の入力によりフェライトコア及び芯体が損傷することを防止又は抑制できる位置指示器提供することにある。
本発明の位置指示器は、フェライトコアと圧力検出器と芯体とを筐体に収納して構成された位置指示器である。そして、フェライトコアは、外周にコイルが配設されるとともに芯体が貫通する穴を備え、該穴に貫通された芯体の一方の端部が位置指示のために筐体から突出するとともに他方の端部が圧力検出器を押圧可能に設けられることで、芯体の一方の端部から印加された圧力が圧力検出器により検出可能とされる。更に、フェライトコアと圧力検出器とを結合させるとともに、弾性を備えるとともに筐体へ加えられた外部からの衝撃力のフェライトコアへの伝達を低減させるための緩衝部材を設けたことを特徴とする。
本発明の位置指示器よれば、フェライトコアに緩衝部材を取り付けることにより、外部からの衝撃力を緩衝部材によって吸収又は軽減することができるので、フェライトコア及び芯体が損傷することを防止することができる。
以下、本発明の位置指示器実施するための実施形態について、図面を参照して説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1〜図7は、本発明の実施の形態の例を説明するものである。すなわち、図1〜図5は、本発明の位置指示器の実施形態例を示し、図6は本発明の座標入力装置の例を、図7は図6に示した座標入力装置を用いた位置検出装置の構成を示すものである。
図1〜図5は、本発明の位置指示器の実施形態を示しており、電磁誘導方式により図6に示すような位置検出装置に対して位置を指示する位置指示器1を構成するものである。すなわち、位置指示器1は、位置検出装置から送信される特定周波数の電磁波に対して共振する共振回路を有しており、この共振回路で検出した共振信号を位置検出装置に送信することにより位置検出装置に対して位置を指示するようになっている。
図1は、本発明の位置指示器の実施の形態を示す断面図である。図1に示すように、位置指示器1は、外装部を形成する筐体の一具体例を示すケース2と、芯体3と、位置検出用コイル4と、圧力検出器の一具体例を示すスイッチ部5と、フェライトコア6等を備えて構成されている。
位置指示器1のケース2は、一方が閉じられた有底の円筒状をなしている。このケース2は、軸方向に重ね合わせて組立結合される第1のケース11と第2のケース12とから構成されている。第1のケース11は、軸方向の一端側が略円錐状をなしており、その先端に開口部13を有している。また、この第1のケース11の軸方向の他端側も、開口部を形成している。
第2のケース12は、軸方向の一端が開口し、他端が閉じられた円筒形をなしている。また、第2のケース12は、その内側に電子部品が実装されたプリント基板21が接着剤や固定ねじ等の固着手段によって固定されている。そして、第1のケース11と第2のケース12は、同一軸線上に配置されて、接着剤や固定ねじ等の固着手段により固定されている。
芯体3は、棒状の部材からなり、ペン先の役割を有する指示部31と、指示部31に連続する軸部32から構成されている。この芯体3は、ケース2の軸方向に沿ってケース2内に収納されている。指示部31は、略円錐状をなしており、芯体3をケース2内に収納した際に、第1のケース11の開口部13から外側に突出するようになっている。そして、この指示部31の反対側である軸部32の他端には、芯ホルダ14が取り付けられている。
芯ホルダ14は、略円筒形をなしており、その筒穴に軸部32の他端が挿入される。また、芯ホルダ14の外周には、図示しない係合部が設けられている。さらに、芯ホルダ14は、後述するスイッチ部5の開口部5aに挿入される。そして、芯ホルダ14は、その係合部がスイッチ部5に設けた図示しない係合受部と係合して、スイッチ部5に取り付けられる。スイッチ部5に芯ホルダ14が取り付けられた状態で、芯体3の指示部31に圧力(筆圧)がかかると、芯体3の他端に取り付けた芯ホルダ14がスイッチ部5を押圧するようになっている。
スイッチ部5は、加えられた圧力に対応してオン・オフの切り替え動作を行うスイッチである。そして、このオン・オフの切り替え動作によって、スイッチ部5は、指示部31と図6に示す位置検出装置の入力面との接触を検出している。更に、このスイッチ部5は、プリント基板21に接続される2つの端子22,23を有しており、それぞれがプリント基板21の電子部品と電気的に接続されている。なお、スイッチ部5は略円筒形をなしており、その一端部が開口している。そして、スイッチ部5の内壁に芯ホルダ14の係合部と係合する図示しない係合受部が設けられている。
次に、本発明に適用した位置指示器1の緩衝部材7とスイッチ部5とフェライトコア6との取り付け構造について、図2及び図3を参照して説明する。ここで、図2は本発明の位置指示器の実施の形態の要部を示す分解斜視図、図3は本発明の位置指示器の実施の形態の要部を拡大して示す断面図である。
図2に示すように、フェライトコア6は、円筒形をなしており、この実施の形態では、フェライトコア6の軸方向の長さは、14mmに設定されている。そして、図1に示したように、フェライトコア6の筒穴6aに芯体3が貫通し、フェライトコア6の軸方向の一端側から芯体3の指示部31が突出する。また、このフェライトコア6の軸方向の他端部には、緩衝部材7が取り付けられる。
緩衝部材7は、直径の異なる2つの円筒(円環)を軸方向に連結したような形状を有している。緩衝部材7は、第1の円筒部15と、第1の円筒部15よりも直径が小さい第2の円筒部16を有している。第1の円筒部15の内径は、フェライトコア6の外径と略等しくなるように設定されている。第2の円筒部16の外径は、スイッチ部5の開口部5aの内径と略等しくなるように設定されている。第1の円筒部15と第2の円筒部16は、それぞれの中心を通る軸線が同一軸線上になるように配置されている。そして、図1に示すように、第1の円筒部15の軸方向の他端に、第2の円筒部16の軸方向の一端が連続して接続されている。
なお、この実施の形態では、緩衝部材7の形状について2つの円筒を軸方向に連結したような形状として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、緩衝部材の形状を、2つの角筒を軸方向に連結してもよく、あるいは1つの円筒形として構成してもよい。
そして、図3に示すように、緩衝部材7は、第1の円筒部15の筒穴にフェライトコア6の他端部が挿入され、第2の円筒部16がスイッチ部5の開口部5aに挿入される。更に、第1の円筒部15及び第2の円筒部16の筒穴に芯体3の軸部32が貫通される。これにより、緩衝部材7は、フェライトコア6とスイッチ部5の間に介在される。緩衝部材7の材質としては、弾性を有するものであれば良いが、シリコンゴム等が用いるのが好ましい。
このように、フェライトコア6の他端部に弾性を有する緩衝部材7を取り付けたことにより、外部から衝撃力が入力された際には、この緩衝部材7が弾性変形することによって衝撃力を吸収又は軽減することができる。その結果、フェライトコア6及び芯体3に加わる衝撃力が軽減されるため、フェライトコア6及び芯体3が損傷することを防止又は抑制することが可能である。
ところで、緩衝部材7をフェライトコア6とスイッチ部5の間に介在させることにより、位置指示器1の軸方向の長さが緩衝部材7を取り付けていない従来の位置指示器よりも長くなってしまう。これに伴って、ケース2の軸方向の長さも長くする必要が生じてしまう。その結果、かかる構成を具備する場合、専用のケースを新たに設計しなければならず、コストアップを招くことになる。そこで、緩衝部材7をフェライトコア6とスイッチ部5の間に介在させた場合にも、専用のケースを用いることなく従来の位置指示器と共通のケースを使用するためには、フェライトコア6の軸方向の長さを短くすることが必要とされる。ところが、フェライトコア6の軸方向の長さを短くしてしまうと、このフェライトコア6の外周に巻回された位置検出用コイル4が十分な磁界を得られるだけの巻数を確保することができない、という問題を新たに招来してしまう。
そこで、上述の課題を解決するために、本発明では、図3に示すように、フェライトコア6の外周には、共振回路を構成する位置検出用コイル4が二重に巻回して装着することで、所望の磁界が得られるようにしている。なお、この位置検出用コイル4の図示しない両端は、プリント基板21を介して電子部品に電気的に接続されている。
ここで、本発明では、図3に示すように、位置検出用コイル4を二重巻きにすることで位置検出用コイル4において発生させる磁界を強くして、フェライトコア6の軸方向の長さが短くなった場合でも十分な磁界を得られるようにした。
しかしながら、上述のように位置検出用コイル4を二重巻きにして構成すると、図4に示すように、位置検出用コイル4から発生する磁界Eがコイル自身により遮られる。その結果、この位置検出用コイル4には、当該位置検出用コイル4に逆方向の電流が発生してしまい、もともとの位置検出用コイル4から発生する磁界Eが減衰される。そのため、位置指示器1から所望する強さの磁界を得られなくなり、正確な位置検出ができなくなる、という問題が新たに発生してしまう。
そこで、このような問題点を解決するために、本発明では位置検出用コイル4の材質に、例えば磁性メッキ線を用いている。図4に示すように、磁性メッキ線は、銅線41の円周上に強磁性体からなる薄膜層42が被膜され、その上にポリウレタン絶縁被膜層43が焼き付け処理されたものである。その結果、強磁性体からなる薄膜層42により、位置検出用コイル4から発生した磁界が銅線41を突き抜けずに薄膜層42を通る。そのため、位置検出用コイル4に、磁界を発生させる電流を妨げる方向に流れる電流が新たに発生することを軽減することができる。
このように、位置検出用コイル4を二重に巻回することで磁界の強さを確保することができる。更に、位置検出用コイル4の材質として磁性メッキ線を用いることで、位置検出用コイル4から発生した磁界によって、コイル自身に新たな電流が発生することを抑えることができ、Q特性の低下を防止することが可能である。
このような構成を有する位置指示器1は、例えば次のようにして組み立てられる。まず、フェライトコア6の外周に位置検出用コイル4を二重に巻回して装着する。これにより、フェライトコア6と位置検出用コイル4からなるコイル組立体が形成される。次に、このコイル組立体のフェライトコア6の軸方向の他端部に緩衝部材7を取り付ける。そして、緩衝部材7が取り付けられたフェライトコア6の筒穴6aに芯体3を貫通させ、芯体3の軸方向の他端部に芯ホルダ14を取り付ける。
次に、芯体3に取り付けた芯ホルダ14をスイッチ部5の開口部5aに挿入して、係合部と係合受部を係合させる。このとき、フェライトコア6に取り付けた緩衝部材7の第2の円筒部16をスイッチ部5の開口部5aに挿入して、緩衝部材7をフェライトコア6とスイッチ部5の間に介在させる。そして、スイッチ部5の2つの端子22,23及び位置検出用コイル4の両端をプリント基板21の電子部品に電気的に接続させる。
次に、プリント基板21を第2のケース12に収納して、このプリント基板21を接着剤や固定ねじ等の固着手段により第2のケース12に固定する。そして、プリント基板21を収納した第2のケース12の軸方向の一端側の開口を閉じるように、第1のケース11の軸方向の他端部を接近して配置させる。このとき、第1のケース11の開口部13から芯体3の指示部31が外側に突出するようになっている。そして、第1のケース11と第2のケース12が重なり合う部分を、接着剤や固定ねじ等の固着手段により固定する。これにより、位置指示器1の組立が完了する。なお、位置指示器1の組み立ての手順が前述したものに限定されるものではなく、最初にプリント基板21を第2のケースに固定する等その他の手順で組み立ててもよいことは勿論である。
図6は、前述したような構成及び作用を有する位置指示器1を備えた本発明の座標入力装置の実施の形態を示すものである。また、図7は、図6に示す座標入力装置に係る位置指示器の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、本発明の実施の形態を示す座標入力装置101は、入力面102aを有する位置検出装置102と、この位置検出装置102の入力面102aに対して位置を指示する位置指示器1とを備えて構成されている。この座標入力装置101は、位置検出装置102をパーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)等の図示しない外部装置に接続することによって、これら外部装置の入力装置として用いられるものである。
次に、図7に基づいて、この座標入力装置101に係る位置検出装置102の構成と、これを用いた位置検出方法の概略について説明する。
座標入力装置101の位置検出装置102は、略四角形の平板状をなしており、一方の平面に入力面102aを有し、この入力面102aと反対側の平面が載置面とされている。この位置検出装置102の内部において、入力面102aに対応する位置には、図7に示すように、電磁誘導方式の位置検出部105が設けられている。
位置検出部105は、X軸方向に並べて配置される40本のループコイルX〜X40と、Y軸方向に並べて配置される40本のループコイルY〜Y40とを有している。これらループコイルX〜X40及びループコイルY〜Y40は、各々のループコイルを選択する選択回路106に接続されている。なお、この実施の形態では、ループコイルの数を40本としたが、これに限定されるものではない。
選択回路106は、送受切替回路107に接続されており、この送受切替回路107の受信側にアンプ108が接続されている。アンプ108は、検波回路109に接続されており、検波回路109がローパスフィルタ(LPF)110を介してサンプルホールド回路112に接続されている。更に、サンプルホールド回路112は、アナログ/デジタル変換回路(AD変換回路)113に接続され、このアナログ/デジタル変換回路113はCPU(中央処理装置)114に接続されている。そして、CPU114は、上述した選択回路106と、サンプルホールド回路112と、アナログ/デジタル変換回路113及び送受切替回路107にそれぞれ制御信号を供給する。
また、位置検出装置102には、周波数fの交流信号を発生する発振器116と、交流信号を電流に変換する電流ドライバ117が設けられており、この電流ドライバ117が送受切替回路107の送信側に接続されている。即ち、CPU114から供給される制御信号によって送受切替回路107の接点が送信側に切り替えられると、位置検出部105のループコイルX〜X40及びループコイルY〜Y40から磁界が発生する。
そして、位置指示器1が位置検出部105に接近すると、位置指示器1に内蔵された共振回路が共振し、誘導電圧が発生する。そして、位置検出部105は、CPU114から供給される制御信号によって送受切替回路107の接点が受信側に切り替えられると、位置指示器1へ磁界が供給されなくなる。その結果、受信時に発生した誘導電圧により位置検出用コイル4から磁界が発生する。位置検出部105は、この位置検出コイル4が発生した磁界を検出することで、位置指示器1の位置を検出するようになっている。
そして、ループコイルX〜X40,Y〜Y40の選択位置から位置指示器1が指示する位置をX−Y座標として検出する。
以上説明してきたように、本発明の位置指示器によれば、フェライトコアに弾性を有する緩衝部材を設けた。その結果、外部から衝撃力が入力された際には、緩衝部材により、その衝撃力を吸収及び/軽減することができる。これにより、衝撃力が入力されることによって、フェライトコア及び芯体が損傷することを防止することが可能である。
また、位置検出用のコイルをフェライトコアに二重に巻回してコイルの巻数を多くしている。更に、位置検出用コイルの材質として、磁性メッキ線を用いている。その結果、位置検出用コイルの磁界を高めることができ、かつ、高周波コイルの効率性(Q特性)を向上させることができる。従って、緩衝部材をフェライトコアとスイッチ部の間に介在させたことで、フェライトコア6の軸方向の長さが短くなったことによるQ特性の低下を防止することができる。
なお、本発明は前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
本発明の位置指示器の実施の形態を示す断面図である。 本発明の位置指示器の実施の形態の要部を示す分解斜視図である。 本発明の位置指示器の実施の形態の要部を拡大して示す断面図である。 位置検出用コイルのまわりにできる磁界を示す説明図である。 本発明の位置指示器の実施の形態に係る位置検出コイルを示す断面図である。 本発明の位置指示器を備えて構成される座標入力装置の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の位置指示器を備えて構成される座標入力装置に係る位置検出装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…位置指示器、 2…ケース(筐体)、 3…芯体、 4・・・位置検出用コイル(コイル)、 5・・・スイッチ部(圧力検出器)、 6・・・フェライトコア、 6a・・・開口部、 7・・・緩衝部材、 11・・・第1のケース、 12・・・第2のケース、 13・・・開口部、 14・・・芯ホルダ、 15・・・第1の円筒部、 16・・・第2の円筒部、 21・・・プリント基板、 31・・・指示部、 101・・・座標入力装置、 102・・・位置検出装置、 102a・・・入力面、 105・・・位置検出部、 104・・・CPU(中央処理装置)

Claims (6)

  1. フェライトコアと圧力検出器と芯体とを筐体に収納して構成された位置指示器であって、
    前記フェライトコアは、外周にコイルが配設されるとともに前記芯体が貫通する穴を備え、該穴に貫通された前記芯体の一方の端部が位置指示のために前記筐体から突出するとともに他方の端部が前記圧力検出器を押圧可能に設けられることで、前記芯体の一方の端部から印加された圧力が前記圧力検出器により検出可能とされるとともに、
    前記フェライトコアと前記圧力検出器とを結合させるとともに、弾性を備えるとともに前記筐体へ加えられた外部からの衝撃力の前記フェライトコアへの伝達を低減させるための緩衝部材を設けた
    ことを特徴とする位置指示器。
  2. 前記緩衝部材には、前記フェライトコアと嵌合結合するための第1の筒部を設けた ことを特徴とする請求項1に記載の位置指示器。
  3. 前記緩衝部材は、前記圧力検出器と嵌合結合するための第2の筒部を設けた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の位置指示器。
  4. 前記圧力検出器は、内径が前記緩衝部材の前記第2の筒部の外径と略同一に形成されるとともに前記緩衝部材と嵌合結合するための開口部を備え、
    前記緩衝部材の前記第1の筒部の内径が前記フェライトコアの外径と略同一に形成した、
    ことを特徴とする請求項3に記載の位置指示器。
  5. 前記コイルは、磁性メッキ線から形成される
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の位置指示器。
  6. 前記コイルは、前記フェライトコアの外周に二重に巻回されて前記フェライトコアに装
    着されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の位置指示器。
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