JP4856273B1 - 靴擦れ防止パッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】透明のシリコン樹脂、ポリウレタン樹脂などの樹脂によって薄い略台形状等のパッドを形成し、裏面を粘着面とすることで、足の甲やかかとに容易に着脱できる構成とした。また、パッドと同じ大きさの底面部と両端を固着することで筒状とし、粘着面がなくとも足にはめて固定できる構成とした。また、カバーソックスの指側とかかと側にパッドを固着することで、靴下を履くような感覚で足にはめて固定できる構成とした。
【選択図】図2
Description
さらにこのパッドを靴の内側に貼ることで、靴の中での足のバランスが崩れてしまい、足の別の部分に靴擦れを起こしてしまうという問題があった。
さらに本パッドを無色透明とすることで、一見してパッドを着けていることが分からず、外観を損なわずに靴擦れを防止することができる。
また、足の裏の指側が底部クッションで保護されるため、たこや魚の目の防止も可能となる。
また、足の裏全面が布帛で保護されるため、足裏全体にわたり、たこや魚の目ができることを防止できる。
また、筒状にして足先に嵌めて用いるタイプのパッドに関しては、足の甲側はシリコンやポリウレタン等の樹脂とし、足の裏側は綿や毛糸等の繊維素材、あるいはそれらの繊維素材内部にクッションを設けたものとすることが、履き心地がよく、足から発生する汗を吸収しやすいため好ましい。
また、足のかかとを保護するタイプのパッドは、かかとの後ろ側のみならず、かかとの側面までをカバーすることができる大きさとすることが好ましい。通常靴擦れはアキレス腱下部に多く起きるが、人によってはかかと側面に靴擦れが起きる場合もある。そのため、かかと側面までパッドで覆うことで、かかと側面部分の靴擦れも防止することができるのである。
この態様の場合、カバーソックスは主に足の裏側と接触することから、少なくともこの表面は布帛など履き心地のよい素材で形成することが好ましい。
なお、上述のとおり靴擦れ防止パッドの素材は透明のシリコン樹脂に限定するものではなく、ポリウレタン樹脂やスチレン系エラストマー樹脂、ポリエチレンなどの柔軟な熱可塑性フィルム、ゴム、織物、成形された不織布などを用いてもよい。色は装着部位が見えてしまっても目立たない透明色とすることが好ましいが、着色してもよい。また、パッドの裏面に感圧粘着剤を塗布する方法以外にも、両面シールを張り、粘着力が弱まるとシール自体を取り替えることとしてもよい。以下の実施例に関しても同様である。
以上のとおりパッドの裏面には広範囲にわたって粘着面が形成されており、足の甲及び両側面に貼った場合に容易にずれたり外れたりすることがなくなる。
これにより親指の付け根部分や指の中腹を弾力性のある樹脂で保護することができ、靴擦れ、たこを防止でき、外反母趾に伴う痛みを緩和できる。また、足の甲の傾斜が大きい、又は小指の付け根が膨らんでいる人がおり、足の甲や小指側に靴擦れを起こす人もいる。本パッドでは足の甲及び小指側側面も樹脂で覆うため、これらの部分の靴擦れを防止することもできる。
パッドは肌に直接貼り付けても構わないし、靴下等を履いてその上から所定の部位に貼り付けてもよい。
図4は本発明に係る第2の実施形態の靴擦れ防止パッドの形態を示す参考斜視図である。(3)は第2の実施形態の筒状靴擦れ防止パッド、(4)はパッド本体部、(5)は底面部である。
本パッドでは、本体部の下側に略同じ大きさの布製の底面部(5)を備えており、本体部及び底面部の左右両端が固着されている。上下端は固着されていないことから本実施形態に係るパッドは筒状となる。
本実施形態に係るパッドの底面部は、間にクッションを挟んだ綿により構成されている。綿生地は伸縮性があるため足にフィットしやすく、かつ吸水性が高いため足から出る汗を吸収しやすい。そのため長時間足の裏に接触していても不快になりにくい。さらに綿の生地の間にクッションを挟んでおり、弾力性に優れた構造としている。そのため、歩いた場合に底面部と接触する足の裏側はクッションによって保護され、たこや魚の目を防止できるのである。
なお、底面部に用いる布帛はこれに限定するものではなく、ある程度伸縮性があり、かつ弾力があればどのようなものでもよい。例えば麻、絹等の繊維あるいは合成繊維で形成することが考えられる。また、厚い布帛を用いることによりクッションを挟まなくとも足の裏を保護できる。
本パッドは、足先の周囲を覆うことになり、パッドが横側や上側に外れる心配がなくなる。そのため、実施例1のパッドのように、本体部裏側に粘着面を設ける必要がなくなる。人によっては粘着面を直接肌に接触させることに不快感を覚えるかもしれないが、本実施形態のパッドでは粘着面がなくとも足先に固定することができるため、より万人に使いやすくなる。例えば本パッドを足に通し、その上から靴下等を履くことで、パッドがずれたり外れたりすることがなくなる。
なお、本実施形態のパッドは粘着面がないほうが装着感がよいと考えられるが、本体部裏側に粘着面を設けてもよく、粘着面がある場合は本体部を足の甲からずれないようにより強固に接着させることができる。
図5(a)は本発明に係る第3の実施形態の靴擦れ防止パッドの形態を示す参考斜視図であり、(b)は使用状態を示す参考斜視図であり、(c)は変形例の形態を示す参考斜視図であり、図10は第3の実施形態に係る靴擦れ防止パッドの変形例の使用状態を示す参考斜視図である。(6)(7)はかかと用靴擦れ防止パッド、(A)はくるぶし、(T)はアキレス腱下部である。
しかしながら形態及び用いる場所が異なっている。本実施形態のパッドは図5(a)に示すように、本体が湾曲しており、かつ左右両端は外側に湾曲して膨らんでいる。
横幅は外側くるぶし(A)の下側からアキレス腱下部(T)を通り、内側くるぶしの下側までを覆うことができる長さとし、5cmから15cm程度とすることが好ましい。縦幅はアキレス腱下部からかかと下側までを覆うことができる長さとし、3cmから8cm程度とすることが好ましい。また、本パッドはハサミやカッターなどで容易に切断することができるため、使用者が足の大きさや形に合うようにパッドを切ることで、パッドの大きさや形状を自分で調整することができる。
人によって、あるいは靴によってはアキレス腱下部のみならず、かかと側面も靴擦れを起こす場合がある。本実施形態に係る靴擦れ防止パッドによると、くるぶしの下側まで樹脂で覆うことができるため、かかと側面部分の靴擦れまで防止することができる。
また、本パッドの縦幅を大きくとることで、より高い範囲までアキレス腱下部の靴擦れを防止することが可能となる。ただし、くるぶし部分が覆われていない履物を履いた場合、パッドの縦幅を大きくとると、くるぶし部分のパッドが外から見えてしまい外観上好ましくなくなってしまう。そのため、くるぶし部分にはパッドがかからない形態とすることが好ましい。例えば図10に示すようにパッドの上端をくるぶしの下側の湾曲したラインに沿って切断した形態とすることが考えられる。
なお、パッドの裏面は粘着面となっているため、皮膚あるいは靴下等に貼り付けた場合にずれたり外れたりすることはない。
これらは着用者の足の状態や好み等に応じて一方のみを利用してもよいが、実施例1、2のパッドと実施例3のパッドとを同時に装着してもよい。
なお、カバーソックスの全部あるいは一部の生地の間にクッションを挟むこととしてもよい。このようにすると、布帛により弾力性が備わり、足の裏面や側部を靴擦れやたこ、魚の目などから保護することができる。
なお、指側パッド本体部及びかかと側パッド本体部は外観上透明であることが好ましいが、その他の色でもよい。また、該かかと側パッド本体部の形状はこれに限定するものではない。かかと側面とアキレス腱下部(T)を覆うことができればどのような形状でもよく、例えば実施例3で説明したかかと用靴擦れ防止パッド(6)(7)に係る形状としてもよいし、凹み(15)を設けなくともよい。
このようにすることで、靴下を履くような簡単な感覚でパッドを装着でき、親指付け根、小指付け根、甲、かかと両側面、アキレス腱下部など靴擦れを生じやすい部位をすべて保護することができ、かつ外反母趾に伴う痛みの緩和もできる。また、綿生地からなるカバーソックスが足の裏面全体を覆っていることから、足の裏面にできるたこや魚の目の防止にもなる。さらにカバーソックスが足の側面を覆っていることから、パッドを足の部位に固定することができ、足を動かした際にもパッドがずれたり外れたりすることがなくなる。
直接素足のまま装着してもよいし、靴下等を履いた上から装着してもよい。
紐状部材を取り付けたことで、本実施形態に係る靴擦れ防止パッドを足に装着した後、かかと近辺から延びる紐状部材を足首に巻き付け括ることができる。これによりカバーソックスを紐状部材によって足首に強固に装着することができるため、走るなど足を大きく動かした場合でもカバーソックスが足からずれたり外れたりすることがなくなる。
さらにパッドの裏側を粘着面とすることで、パッドを足や靴下にずれたり外れたりしないように接着させることができ、紐状部材によってソックスを足に固定することで、パッド及びソックスをより強固に足に装着させることができる。
2 折り曲げ部
3 第2の実施形態の筒状靴擦れ防止パッド
4 パッド本体部
5 底面部
6 かかと用靴擦れ防止パッド
7 かかと用靴擦れ防止パッド
8 第5の実施形態に係る靴擦れ防止パッド
9 指側パッド本体部
10 かかと側パッド本体部
11 カバーソックス
12 側面部
13 指側パッド端部
14 かかと側パッド下端部
15 凹み
16 紐状部材
31 従来技術に係る靴擦れ防止パッド
A くるぶし
B 親指の付け根
L 足
S 靴
T アキレス腱下部
Claims (2)
- 可撓性のある透明のスチレン系エラストマー樹脂からなる厚さ1mm〜2mmであり平面視略台形状の指側パッド本体部と、
可撓性のある透明のスチレン系エラストマー樹脂からなる厚さ1mm〜2mmであり平面視略楕円形状のかかと側パッド本体部と、
生地の間にクッションを挟んだ布帛からなるカバーソックスとからなり、
カバーソックス指側一端の内側に指側パッド本体部が取り付けられ、かかと側一端の内側にかかと側パッド本体部が取り付けられ、
カバーソックスの側面部の高さは1cm〜3cmであり、
指側パッド本体部は足の側面を覆う形で足の甲に接着して用い、
かかと側パッド本体部の上側中央近辺にはアキレス腱にフィットするように凹みが形成されており、かかと側パッド本体部の左右両端は略半円を描くように大きく外側に湾曲しており、湾曲した部分によってかかと側面を覆う形でかかとの側面に接着して用いることを特徴とする靴擦れ防止パッド。 - カバーソックスかかと側一端に紐状部材を取り付け、該紐状部材を足首に括りつけることを可能としたことを特徴とする請求項1に記載の靴擦れ防止パッド。
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