JP4856158B2 - スラリー濃縮装置及び濃縮方法 - Google Patents
スラリー濃縮装置及び濃縮方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4856158B2 JP4856158B2 JP2008296207A JP2008296207A JP4856158B2 JP 4856158 B2 JP4856158 B2 JP 4856158B2 JP 2008296207 A JP2008296207 A JP 2008296207A JP 2008296207 A JP2008296207 A JP 2008296207A JP 4856158 B2 JP4856158 B2 JP 4856158B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slurry
- filtration
- piston
- filter
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
これらの方式は、ろ過面のケーキ層全体の更新を行うため、ろ過材表面を移動体もしくは移動体に装着したリング等で接触しながらケーキ層を掻き取る構造であった。
ろ過材にスラリーを圧入してろ過濃縮を行う場合、ろ過時間に伴ない、ろ過材表面にはケーキ層が形成され、成長する。ケーキ層はろ液を清澄にする効果があるが、ケーキ層厚が厚くなるほど著しくろ液の排出抵抗が大きくなるので、ろ過速度はろ過時間に伴ない低下していく。そこで、移動媒体によってケーキ層を除去することで、高いろ過速度を維持できるが、ろ過面に接触しながらケーキ層を掻き取る方式には次のような問題点があった。
(2) ろ過材表面のケーキ層を全て掻き取ると、ろ過開始当初のろ液はろ過材からの目漏れにより清澄性を失うため、頻繁にピストンを移動させることができない。また、ろ液の清澄性を維持するために、ろ過材の目を細かくすると、ろ過材は早期に目詰まりを起こす。
(3) ろ過材と移動体が密着すると、移動体の移動に大きな移動推力が必要となる。また、運転休止時にろ過材と移動体が固着する恐れがある。
(4) ろ過筒の真円度が悪いと移動体が円滑に移動しない。高い真円度を要求すると、製作が困難で、高価になる。
(5) 移動体の移動推力は、移動体を境にしてスラリーを流入する打ち込み側と排出側とで発生する圧力差であるため、ろ過材及びサイドパイプ内の圧力が等しくなって、圧力差がないろ過工程中には移動体によるろ過面の更新が行えない。
(7) ろ過材の長さが長くなると、移動体で押し出す濃縮汚泥量が多くなり、移動体の移動抵抗が大きくなり、排出が困難になるため、ろ過材全長を短くするか、濃縮汚泥を低濃度のうちに排出するか、高圧力で運転する必要があった。
(8) 高圧力でろ過を行うと、運転に必要なエネルギーが多くなる。また、ろ過材表面に密度が高い強固なケーキ層が形成されるため、移動体の移動抵抗が高くなる。
また、前記スラリー濃縮装置において、ろ過筒は、両端がスラリーの流入及び排出を行うサイドパイプに接続され、該両端のサイドパイプは、弁を介して、スラリー循環配管に接続され、該スラリー循環配管には、前記ろ過筒の内側にスラリーを両端のサイドパイプから交互に導入して循環流を形成させるスラリー循環装置を接続することができ、前記スラリー循環装置は、前記ろ過筒に両端のサイドパイプから交互にスラリーを導入して循環できるスラリー循環ポンプ又は圧縮空気を注入・排出できるスラリー貯留槽とすることができる。
前記スラリー濃縮方法において、ろ過濃縮を行って排出される濃縮汚泥を、さらにろ過筒の内側に循環させてろ過濃縮し、高倍率濃縮を行うことができる。
(1) ガイドロッドの設置とピストン外径をろ過材内径より小さくしたことで、ろ過材とピストンが非接触になり、ろ過材や移動媒体表面の磨耗を防止する。なお、「非接触」とは、ろ過材の内周面とピストンの外周面が寸法上非接触である状態を指し、以下同じである。また、ろ過材を円筒状に成形した際の継ぎ目(ろ布の場合、ミシン目、金属ろ材の場合、溶接部)の破損を防止できる。そのため、必要に応じた頻度でピストンを移動することが可能になり、高いろ過速度を維持できる。
(2) ピストンとろ過材が非接触であるため、ろ過材表面のケーキ層をピストンで直接削り取るだけでなく、ピストン移動時のスラリー打込み圧力により、ろ過材とピストンとの間隙から噴出するスラリーで、ろ過材表面の柔らかく比較的高含水率のケーキ層を吹き飛ばし、ろ過面を更新することで、ろ過速度の低下を防止するが、ろ過材表面の薄い低含水率のケーキ膜は剥がれないで残るので、清澄性を維持してろ液を得ることができる。
(4) ピストンとろ過材が非接触であるため、ろ過筒の真円度の要求精度が低く、製作が容易であるため、安価な設備となる。
(5) ピストンとろ過材が非接触で、ろ過面表層には薄いケーキ膜が保持されるため、スラリーの打込み当初や、ピストンの移動直後でも清澄なろ液が確保できる。そのため、頻繁にピストンを移動させることが可能になる。また、前述のように、スラリー供給圧力が低く、ケーキ膜によるケーキろ過でスラリーの目漏れを防止するため、ろ過材の目開きを大きくできるので、ろ過材の目詰まりを防止できる。
(7) ろ過材内部に循環流を発生させる動力源を持つことで循環濃縮することができ、ろ過工程中にもピストンによるろ過面の更新が可能となり、頻繁にピストンを移動させることで、ろ過速度がろ過開始初期の高いろ過速度のまま維持されることと高倍率の濃縮をすることが可能となる。
(8) 循環ポンプの吸い込み圧力により、ろ過材内側を負圧にすることで、ろ過材外側から空気を吸い込むため、逆洗効果がある。
以上のように、低い圧力で運転が可能で、循環濃縮することで、高いろ過速度で高濃縮汚泥を排出でき、ピストンやろ過材の目詰まりや磨耗等による消耗部品交換の維持管理労力が少ない濃縮装置である。
本発明で用いるスラリーのろ過濃縮を行うろ過筒に用いるろ過材は、金属製の多孔板や、樹脂製ろ布等、スラリーに応じて適切に選定されるが、ろ布を使用する場合は、ろ布の外周に補強材を設置するのがよい。ろ過材の形状は、ガイドロッドと相関する。ガイドロッドが小径である場合や長尺の場合、ガイドロッドが自重で撓むため、ピストンの円滑な移動の妨げとなり、大径の場合、ろ過面積に対して装置が大きくなる。ろ過材が短尺の場合、ろ過材本数が多くなり、製作コストが高くなる。そのためろ過材の直径は6〜15cmとなるのに対して、ガイドロッドの直径はろ過材よりも2〜10cm程度小さくすることが好ましく、ろ過材の長さは100〜200cm程度が好適である。また、ろ過筒の断面形状は円形だけでなく、楕円形や角型も可能である。
前記ろ過筒の両端には、スラリーの流入兼排出を行うサイドパイプを設置する。該ろ過筒が複数の場合、サイドパイプは複数のろ過材を接続するヘッダ管となる。
該サイドパイプ形状は、円筒パイプだけでなく、角型や半円型も可能である。
それにより、ピストンの中心部はガイドロッドに貫かれ、ピストンはガイドロッドに沿って往復運動を行うが、ピストン外径はろ過材内径より小さいので、該ピストンと前記ろ過筒は寸法上は接触しない。前記ガイドロッドは、一つのろ過筒内に複数本設置することが可能で、その場合、ろ過筒の中芯軸に対称に配置される。前記ガイドロッドの保持器は、ピストンの移動終端となるストッパを兼ねる。
前記サイドパイプには、スラリー供給装置からのスラリー供給、停止を行うスラリー流入弁と、濃縮汚泥槽への濃縮汚泥の排出を行う汚泥排出弁を持つ。
前記スラリー供給装置は、スラリーポンプや、貯留槽にスラリーを貯留し、該貯留槽内に圧縮空気を注入することでスラリーを圧送する方式がある。
本発明では、処理できるスラリー濃度は0.5〜3%、濃縮倍率は1.5〜6倍程度で任意に設定することができるが、有益な条件として、ろ過材内に圧入するスラリーの圧力は、0.02〜0.1Mpa位でよく、また、濃縮倍率は1.5〜3倍がよい。
該スラリー循環配管は、希薄なスラリーをろ過材内部に送り込むように、サイドパイプの上方に接続することが好ましい。
また、スラリー循環配管には、スラリー循環弁と循環流を発生させるためのスラリー循環ポンプを持つか、又は、圧縮空気を注入・排出できるスラリー貯留槽を接続することができる。
その際、スラリー循環ポンプに正逆運転可能な一軸ねじポンプを使用すると、スラリー循環ポンプの正逆運転で供給側と排出側が切り替えられるので、前項の弁の切り替え操作が不要となる。
次に、圧縮空気を注入・排出できるスラリー貯留槽(圧力槽)を接続した場合を説明すると、サイドパイプにろ過材内容量と同等以上の圧力槽を設置し、片側一方の圧力槽にスラリーを充填し、圧力槽に圧縮空気を注入すると、圧力槽内のスラリーはもう一方のサイドパイプに設置された圧力槽へ移動する。その移動時の流れによってピストンが移動することで、循環ポンプを使用せずに前記のような効率的な高倍率濃縮が可能になる。
また、ピストンとろ過材を非接触としたことで、ピストンの移動に必要な推力が低く、ろ過材内の水流で移動が可能となったので、ろ過工程中にもピストンによるろ過面の更新が可能となり、ろ過速度が向上できると共に、ろ過筒の真円度の要求精度が低くなり、製作が容易になった。
以上のように、ろ過工程中にピストンを移動させることで、ろ過材内部で過度に濃縮する前に濃縮汚泥が排出できるので、ピストンの移動に高圧力が必要なく、ろ過材内部の濃縮汚泥量が少ない状態でピストンを移動できるので、ろ過材の長さを長くすることができ、これらをろ過工程中に任意に行うことができるので、必要な濃縮濃度になるまで、ろ過を行うことが可能になる。
図1は、本発明のスラリー濃縮装置の全体構成図であり、図2は、図1のスラリー濃縮部の部分構成図であり、図3は、ろ過筒の設置部分の拡大構成図である。
図1〜3において、1はスラリー濃縮装置のスラリー濃縮部、2はろ過筒、3a、3bはサイドパイプ、4a、4bはスラリー供給弁、5a、5bはスラリー排出弁、6はスラリー供給槽、7は空気槽、8は濃縮スラリー引抜ポンプ、9はスラリー循環配管、10はスラリー循環ポンプ、11はガイドロッド、12はピストン、13は補強パイプ、14はガイドロッド保持器、15はろ液受け、16はスラリー、17は圧縮空気、18はろ液、19は濃縮汚泥、20は仕切板、21a、21bはスラリー循環弁である。
図1〜3において、スラリー16はスラリー供給槽6に導入され、圧縮空気17が空気槽7を介してスラリー供給槽6に導入される。スラリー濃縮部1のスラリー供給弁4aのみを開にするとスラリーは圧縮空気の圧力により、スラリー供給槽よりスラリー供給弁4a、サイドパイプ3aを通りろ過筒2内に導入され、それによりろ過材2内のピストン12は、サイドパイプ3b側に移動し、スラリーは濃縮処理される。ろ液18は、ろ液受け15を通り排出され、濃縮汚泥はろ過材上にケーキ層を形成する。
高倍率濃縮処理においては、スラリー供給弁4aのみを閉にするか、あるいは4a及び4bを閉にして、スラリー循環配管9のスラリー循環弁21a、21bを開にして、スラリー循環ポンプ10を稼動させる。スラリー循環弁21aの配管をスラリー循環ポンプ10の吸い込み側に、スラリー循環弁21bの配管をスラリー循環ポンプ10の吐出側に接続すると、スラリーの循環流によってピストンはサイドパイプ3b側から3a側に移動して濃縮汚泥をサイドパイプ3a側に移動し、ろ過材2の内部にはサイドパイプ3b内に滞留していた未濃縮のスラリーが充填されろ過濃縮される。この工程を、スラリー循環ポンプ10の正逆運転を切り換えながら繰り返すことにより、系内のスラリー濃度は高くなり、より高倍率濃縮が可能となる。
以上は、濃縮倍率を高くする運転を述べた。これに対し、同様の処理方法で濃縮倍率を低くすれば、短時間に多くのスラリーを処理する高速処理をすることもできる。
本実施例では、A浄水場で発生する汚泥a、及びB浄水場で発生する汚泥bの2種類の汚泥に対して、本発明のスラリー濃縮装置を用いて濃縮処理を行った。
本装置の装置構成は、図1に図示した構成からなり、直径:100mm、長さ500mmのフィルターパイプ13内面にろ過筒2が配置されており、フィルターパイプ13内でガイドロット11にガイドされながら任意に移動可能なピストン12が存在する。ろ過筒2としては、厚みが0.6mmの比較的厚さの薄いフィルターを採用した。該スラリー濃縮装置は、該フィルターパイプ13が2本平行して設置されており、有効ろ過面積は0.3m2である。該ピストン12の外径は該ろ過筒2とのクリアランスが1.5mmとなるものを使用した。
また、本実験プラントによる汚泥濃縮運転と平行して、従来方式による濃縮運転も併せて行った。従来方式の濃縮装置としては、本発明のスラリー濃縮装置のろ過材の内部にガイドロット11が存在せず、ろ過材内部には、フリーのピストン外径がろ過体内径と設計上、同寸法となるように設置されたこと以外は、全て本発明スラリー濃縮装置と同じ構成の汚泥濃縮機を使用した。
なお、汚泥の「打ち込み圧力」と「ピストン起動時圧力」の関係について補足説明すると、「打ち込み圧力」とは、濃縮運転中の「ろ過圧力」を意味し、汚泥供給ポンプにより供給された汚泥がフィルターパイプ内で発生させる圧力のことで、本実施例では、30〜200kPaの範囲であらかじめ設定された圧力のことである。「ピストン起動時圧力」とは、ピストンがフィルターパイプ内の一方の端から、もう一方の端まで移動する際の動き始める時に必要な圧力である。
ろ過面近傍のケーキ含水率は、ピストン移動後に装置内部の未濃縮スラリーを流出させた後、ろ過面に残ったケーキを掻きとって測定した。
試験結果を、前記表1及び図4〜図7に基づいて説明する。汚泥濃度が9g/lと比較的低濃度の汚泥aを使用した従来方式と実施例1の試験では、打ち込み圧力を30kPa〜200 kPaまで増加させるにつれて、従来方式と実施例1は、共にろ過速度が増加し、ろ過面近傍ケーキの含水率は低下し、それらはほぼ同等の値を示した。しかし、打ち込みバルブを切り替えて、ピストンを逆サイドに移動させるための起動圧力は、従来方式の方が高くする必要があり、一旦約100kPaまで上昇させて、ピストンの移動が完了した直後に、打ち込み圧力を所定の圧力まで低下させる方法をとらなければ、ピストンを移動することができなかった。
一方、実施例1では常に1.5mmのクリアランスが存在するために、ピストン移動時は、ろ過面近傍のケーキ層を一部残しながら、ある程度含水率が高くやわらかいケーキ層のみを掻き取るので、ピストン起動時圧力は常に50kPa以下であった。
また、従来方式では、100kPa以上の汚泥打ち込み圧においては、SS回収率が86〜92%と比較的悪かった。これは、ピストンが移動するごとにろ過体近傍のケーキ層をほぼ全量かきとることから、ケーキろ過作用が小さくなり、100kPa以上の比較的高圧力下において、SSがリークしたと考えられる。この結果より、実施例1の方式は、従来方式よりも低動力設備による低動力運転が可能であり、SS回収率が高いという利点があることが実証できた。
以上の結果より、汚泥bを使用した濃縮試験においては、循環方式を採用する実施例3の方が標準方式を採用した実施例2よりも濃縮性能が高く循環方式の効果があったと判断できる。
Claims (8)
- ろ過材からなるろ過筒が1以上設けられ該ろ過筒の内側にスラリーを圧入することでろ過濃縮を行うスラリー濃縮装置において、該ろ過筒の軸芯に沿って固定設置されたガイドロッドと、該ガイドロッドに摺動可能に挿入され、前記ろ過筒の内径より小径の外周面を有し、該ろ過筒の一端から他端へ往復移動するピストンと、前記ろ過筒の内側にスラリーを圧入するスラリー供給装置とを具備したことを特徴とするスラリー濃縮装置。
- 前記ろ過筒は、ろ過材の外周に補強材を設置したものであることを特徴とする請求項1記載のスラリー濃縮装置。
- 前記ろ過筒は、両端がスラリーの流入及び排出を行うサイドパイプに接続され、該サイドパイプが切替弁を介して前記スラリー供給装置に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスラリー濃縮装置。
- 前記スラリー供給装置は、スラリーを圧入することができるスラリーポンプ又は圧縮空気が注入されるスラリー貯留槽であることを特徴とする請求項1、2又は3記載のスラリー濃縮装置。
- 前記ろ過筒は、両端がスラリーの流入及び排出を行うサイドパイプに接続され、該両端のサイドパイプは、弁を介してスラリー循環配管に接続され、該スラリー循環配管には、前記ろ過筒の内側にスラリーを両端のサイドパイプから交互に導入して循環流を形成させるスラリー循環装置を接続したことを特徴とする請求項1又は2に記載のスラリー濃縮装置。
- 前記スラリー循環装置は、前記ろ過筒の内側に両端のサイドパイプから交互にスラリーを導入して循環できるスラリー循環ポンプ又は圧縮空気を注入・排出できるスラリー貯留槽であることを特徴とする請求項5記載のスラリー濃縮装置。
- ろ過材からなる1以上のろ過筒の内側にスラリーを圧入することでろ過濃縮を行うスラリー濃縮方法において、前記ろ過筒の内径より小径であり、ろ過濃縮過程で前記ろ過筒の内側に形成されるケーキ層を削り取るための該ろ過筒の一端から他端へ往復移動するピストンを、該ピストンの往復移動時に案内するガイドロッドに挿入し、該ガイドロッドに沿って前記ピストンを往復移動させ、前記ろ過筒のろ過面に薄いケーキ膜を残して、該ろ過筒の内側にスラリーを圧入することでろ過濃縮を行うことを特徴とするスラリー濃縮方法。
- 請求項7記載のスラリー濃縮方法において、ろ過濃縮を行って排出される濃縮汚泥を、さらにろ過筒の内側に循環させてろ過濃縮し、高倍率濃縮を行うことを特徴とするスラリー濃縮方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008296207A JP4856158B2 (ja) | 2008-11-20 | 2008-11-20 | スラリー濃縮装置及び濃縮方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008296207A JP4856158B2 (ja) | 2008-11-20 | 2008-11-20 | スラリー濃縮装置及び濃縮方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010119957A JP2010119957A (ja) | 2010-06-03 |
JP4856158B2 true JP4856158B2 (ja) | 2012-01-18 |
Family
ID=42321771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008296207A Active JP4856158B2 (ja) | 2008-11-20 | 2008-11-20 | スラリー濃縮装置及び濃縮方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4856158B2 (ja) |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031806A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-18 | Japan Organo Co Ltd | 汚泥水の濃縮脱水方法 |
JPH03267101A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-28 | Osamu Baba | ピストンを利用した濾過・濃縮装置 |
JPH08184799A (ja) * | 1994-12-22 | 1996-07-16 | Pietro Fuerst Fonsein Wittgenstein | 光電フィルタを有するサングラス |
JPH08173997A (ja) * | 1994-12-27 | 1996-07-09 | Takei Teruo | 脱水機 |
JPH08290018A (ja) * | 1995-04-21 | 1996-11-05 | Mueller Wolfgang | ロースラリの部分脱水のための装置 |
JP3383546B2 (ja) * | 1997-03-31 | 2003-03-04 | 株式会社荏原製作所 | 汚泥の脱水装置及びその方法 |
JP3344621B2 (ja) * | 1997-08-26 | 2002-11-11 | 株式会社荏原製作所 | 汚泥の脱水装置及びその方法 |
JPH11290899A (ja) * | 1998-04-10 | 1999-10-26 | Ebara Corp | フィルタパイプ式脱水機及び脱水方法 |
JP2000176498A (ja) * | 1998-12-17 | 2000-06-27 | Ebara Corp | 容積式汚泥脱水装置 |
JP2004160319A (ja) * | 2002-11-12 | 2004-06-10 | Isao Matsushita | スラリー用濃縮装置及び濃縮・濾過装置 |
JP3881646B2 (ja) * | 2003-04-24 | 2007-02-14 | 株式会社不二越 | 研削又は研磨屑の固形化方法及び研削又は研磨屑固形化装置 |
JP2007075748A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Akio Aoki | 固液分離装置 |
-
2008
- 2008-11-20 JP JP2008296207A patent/JP4856158B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010119957A (ja) | 2010-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4846584B2 (ja) | 逆洗および洗浄方法 | |
EP0641246B1 (en) | Concentration of solids in a suspension using hollow fibre membranes | |
KR101115173B1 (ko) | 역류 | |
US6174437B1 (en) | Water treatment system | |
KR100833412B1 (ko) | 여과방법 및 여과장치 | |
JP2007505727A (ja) | 膜モジュールの改良型洗浄方法 | |
WO2017149758A1 (ja) | 膜ろ過装置、ろ過膜洗浄方法、およびろ過膜の製造方法 | |
JP5892064B2 (ja) | 多孔質中空糸膜の洗浄装置 | |
US20180161728A1 (en) | Fresh water production device and method for operating fresh water production device | |
RU2477387C2 (ru) | Насосная система для перемещения первой текучей субстанции с использованием второй текучей субстанции | |
JP4856158B2 (ja) | スラリー濃縮装置及び濃縮方法 | |
CN114804291B (zh) | 一种地下水循环井系统 | |
TW201805056A (zh) | 外壓式過濾模組之洗淨方法以及過濾裝置 | |
KR20220136614A (ko) | 역세척 필터장치 | |
JP2008284464A (ja) | 間欠逆洗に優れた濾過方法およびその装置 | |
WO2020240666A1 (ja) | 膜分離活性汚泥システムおよび膜洗浄装置 | |
JP6029904B2 (ja) | 膜ろ過システムおよびその運転制御方法 | |
JP2010194391A (ja) | スラッジ回収用ストレーナー | |
US20230092095A1 (en) | Cleaning method of membrane filtration system and membrane filtration system | |
JP4605951B2 (ja) | 膜濾過システムおよびその運転方法 | |
CN214270316U (zh) | 一种切削液废水回用装置 | |
CN101553296A (zh) | 过滤器恢复系统及其使用方法 | |
JP2010012398A (ja) | 汚水処理装置 | |
AU735103B2 (en) | Concentration of solids in a suspension using hollow fibre membranes | |
JP3956671B2 (ja) | 半導体製品製造工程用純水製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100818 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110915 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111011 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111027 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4856158 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |