JP4855156B2 - ドアミラー - Google Patents

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Description

本発明は、ドアミラーに関し、特に、サイドドアに固定されたベース体から車体の側方へ突設されたアーム部に対して前後に回動自在に支持された可倒式のドアミラーに関するものである。
一般的に乗用車に設けられる可倒式ドアミラーは、車体の側方へ突設されたアーム部、アーム部の上面に設けられた支持座、および支持座から上方へ突設された支軸を有し、車両のサイドドアに固定されたベース体と、ミラー、傾動駆動用電動モータ、これらを支持するブラケット、およびこれらを収容するミラーハウジングを有するミラー本体とからなっており、ブラケットに一体形成された軸受部を支軸に嵌着することにより、サイドドアに固定されたベース体に対し、前後に回動自在にミラー本体が支持されている。
ベース体とミラーハウジングとは、一体感をもつ外観意匠とされており、両者の接続部は、円滑に連続する曲面で構成されている。ここでブラケットの軸受部の基部には、支持座の上面と対向するフランジが形成されており、このフランジとミラーハウジングにおけるフランジを囲繞する部分との下面は、略同一の平面をもって支持座と微小間隙をおいて対峙するようにされている(特許文献1を参照されたい)。
特開2003−267139号公報
つまり、ブラケットに形成されたフランジとミラーハウジングにおけるフランジを囲繞する部分との合わせ面は、ミラー本体の円滑な回動を妨げることのないように、高い平面精度が要求される。そのために従来は、フランジの剛性を高めるためにフランジを比較的厚肉とする必要があった。
しかるに、単にフランジの肉厚を均一に大きくすることは、むしろフランジにおける支持座と対向する面にソリやヒケなどの欠陥を生じさせる要因となり、精度管理を厄介にする上に歩留まりを低下させるなど、製造コストの増大を招くことに繋がる。
本発明は、このような従来技術の不都合を解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、製造コストの増大を招かずにブラケットのフランジにおける回動支持面の平面精度を低下させずに済むように構成されたドアミラーを提供することにある。
このような課題を解決するため、本発明は、車体の側方へ突設されたアーム部5、該アーム部の上面に設けられた支持座6、および該支持座から上方へ突設された支軸7を有し、車両のサイドドア2に固定されたベース体3と、ミラー8、該ミラーを支持する合成樹脂材からなるブラケット9、およびこれらを収容するミラーハウジング10を有するミラー本体4とからなり、ブラケットに一体形成された軸受部11・12を支軸に枢着することによってサイドドアに対して前後に回動自在にミラー本体が支持されるようにしてなるドアミラー1において、ブラケットにおける軸受部に、支持座と対面するフランジ13を形成し、該フランジにおける支持座との対向面の反対側の上面のみに、表面積を拡大して硬化速度を均一に高めるべく凹凸形状(突条16)を設けるものとした(請求項1)。特に、フランジの上面と軸受部の外周面との間がリブで連結されるものとした(請求項2)。
このような本発明によれば、フランジの表面に凹凸を形成することにより、体積を増大せずに表面積を拡大し得るので、フランジの硬化速度を均一に高めることが可能となり、ソリやヒケなどの欠陥が生ずる虞を低減することができる。従って、精度管理を容易化し且つ歩留まりを高める上に多大な効果を奏することができる。また、凹凸形状を回動支持面の反対側の面のみに形成することにより、フランジと支持座とが平面同士で対向することになり、この隙間を通過する気流が乱れないために風切り音の発生に影響を与えずに済む。
以下に添付の図面を参照して本発明について詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された可倒式ドアミラーの一部切除して示す全体図である。このドアミラー1は、サイドドア2に固定されたベース体3と、ベース体3に対して前後に回動自在に支持されたミラー本体4とからなっている。
ベース体3は、主に合成樹脂材にて形成されており、車体の側方へ突設されたアーム部5と、アーム部5の上面に形成された支持座6と、支持座6から上方へ突設された金属製の支軸7とからなっている。尚、支持座6は、支軸7の基部に形成されている。
ミラー本体4は、凸面鏡からなるミラー8と、ミラー8を上下左右に傾動駆動するための電動モータ(図示せず)と、これらミラー8並びに図示されていない電動モータを支持するブラケット9と、ミラー8並びに電動モータが組み付けられた状態のブラケット9全体を収容するミラーハウジング10とからなっている。
ブラケット9は、合成樹脂材の射出成型などにて形成されており、その一端側に、支軸7の基端部に嵌合する第1軸受部11と、支軸7の遊端部に嵌合する第2軸受部12とが一体に設けられている。また第1軸受部11の基端部には、ベース体3における支持座6の上面と微小間隙をおいて対峙するフランジ13が一体形成されている。これらの第1、第2両軸受部11・12を支軸7に嵌着することにより、サイドドア2に固定されたベース体3に対し、前後に回動自在にミラー本体が支持されるようになっている。
第1軸受部11と第2軸受部12との間における支軸7の所定位置に嵌着されたばね受け部材14と第1軸受部11との間には、支軸7を外囲するコイルばね15が縮設されており、このコイルばね15が発揮するばね力により、第1軸受部11、換言するとフランジ13は、支持座6へ向けて弾発的に押圧付勢されている。
支軸7の基端部と第1軸受部11との間には、ミラー本体4が例えば障害物に突き当たって回動した際の回動限度位置や、使用位置と格納位置とで節度感を生じさせるクリック機構が組み込まれているが、これらは既に実用に供されている可倒式ミラーの構造と何ら変わるところはなく、また本発明の本質とは直接関係しないので、その詳細な説明は省略する。
フランジ13の上面(支持座と対向しない面)には、型抜き方向に沿って延在する複数の突条16が形成されている。これにより、フランジ13の上面に凹凸形状が与えられている。またフランジ13の上面と第1軸受部11の外周面との間は、三角形のリブ17で連結されており、フランジ13の剛性が高められている。
本実施例においては、型抜きの都合上、複数の突条16を形成するものとしたが、要はフランジ13の上面に凹凸形状を設ければ良く、金型の構造によっては、他の凹凸形状も考えられ、例えばゴルフボールの表面の如きディンプル形状や、オートバイのアクセルグリップに設けられた規則的に配列された滑り止めの凸形状などであっても良い。
このような突条16に代表される如き凹凸形状部をフランジ13の適所に設けることにより、所定の剛性を確保した上でフランジ13の体積を最少限にし且つ表面積を増大することが可能となり、冷却効率を高め、フランジ全体の硬化速度を均一に高めることができる。
このように構成することにより、ブラケット9に一体形成されたフランジ13とミラーハウジング10におけるフランジ13の外周を囲繞する部分18との合わせ面の平面精度が高められる。また凹凸形状を支持座6との対向面の反対側の面、つまりミラーハウジング10内に隠れる面のみに形成したので、フランジ13と支持座6との隙間を通過する気流に乱れが生じないため、風切り音を発生せずに済む。
本発明が適用されるドアミラーの一部切除して示す全体組み立て図である。 本発明によるブラケットの要部斜視図である。
符号の説明
1 ドアミラー
2 サイドドア
3 ベース体
4 ミラー本体
5 アーム部
6 支持座
7 支軸
8 ミラー
9 ブラケット
10 ミラーハウジング
11・12 軸受部
13 フランジ
16 突条

Claims (2)

  1. 車体の側方へ突設されたアーム部、該アーム部の上面に設けられた支持座、および該支持座から上方へ突設された支軸を有し、車両のサイドドアに固定されたベース体と、ミラー、該ミラーを支持する合成樹脂材からなるブラケット、およびこれらを収容するミラーハウジングを有するミラー本体とからなり、前記ブラケットに一体形成された軸受部を前記支軸に枢着することによってサイドドアに対して前後に回動自在に前記ミラー本体が支持されるようにしてなるドアミラーであって、
    前記ブラケットにおける前記軸受部に、前記支持座と対面するフランジが形成され、該フランジにおける前記支持座との対向面の反対側の上面のみに、表面積を拡大して硬化速度を均一に高めるべく凹凸形状が設けられることを特徴とするドアミラー。
  2. 前記フランジの前記上面と前記軸受部の外周面との間がリブで連結されたことを特徴とする、請求項1に記載のドアミラー。
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