JP4853904B2 - モノポーラ型の膜電極アセンブリ - Google Patents

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本発明は、携帯用電子機器の電源として使用するためのモノポーラ型直接液体燃料電池の構造に関し、さらに詳細には、電流集電体が触媒の上部または下部に配置されたモノポーラ型の膜電極アセンブリに関する。
直接メタノール燃料電池(Direct Methanol Fuel Cell;以下、「DMFC」とする。)は、燃料であるメタノールと酸化剤である酸素との反応により電気を生成する発電装置である。直接メタノール燃料電池は、エネルギー密度および電力密度が非常に高く、メタノールを燃料として直接使用するため、燃料改質器などの周辺装置が不要であり、燃料の貯蔵および供給が容易であるという長所がある。
モノポーラ型DMFCは、一枚の電解質膜に複数のセルを配列した後、各セルを直列で連結する方式で厚さおよび体積を大幅に減らすことができるので、薄型の小型DMFCの製作が可能な方式である。
特許文献1は、各電極上にメッシュタイプの電流集電部と、電流集電部を連結する導電部とを開示している。しかし、電極上に電流集電部が設けられることによって、電極と電流集電部との間の段差が生じて燃料の流出可能性があり、また、液体燃料が導電部に沿って漏れてしまう。また、電流集電部と電極との接触抵抗の増加や、触媒層で生成された電子が電極の燃料拡散部および電極支持体を通過して電流集電部に移動するときに発生する抵抗の増加が、燃料電池の効率を低下させる可能性がある。
米国特許第6,410,180号明細書
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、電極とメンブレインとの間、または電極内の触媒層と燃料拡散部との間に電流集電体を形成することによって、抵抗を最小化したモノポーラ型の膜電極アセンブリを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、複数のセル領域が形成される電解質膜と、電解質膜の一側の面に設置されたアノード電流集電体、および電解質膜の他側の面に設置されたカソード電流集電体と、アノード電流集電体の、電解質膜と反対側の面に設置されたアノード電極、およびカソード電流集電体の、電解質膜と反対側の面に設置されたカソード電極と、を備え、アノード電流集電体およびカソード電流集電体は、セル領域で電流を集電する電流集電部と、電流集電部の一側に連結された導電部とからなり、電流集電部は、金属メッシュである、モノポーラ型の膜電極アセンブリが提供される。
ここで、電解質膜には、複数の開口部が形成されており、カソード電流集電体の導電部の端は、開口部を介して隣接したアノード電流集電体の導電部の端と電気的に直列連結することができる
また、カソード電流集電体の導電部の端は、アノード電流集電体の導電部の端と開口部に位置するように配置され、開口部は、導電性の金属で満たすことができる。
カソード電流集電体の導電部の端およびアノード電流集電体の導電部の端は、それぞれ電解質膜の外部に露出されるように設置されて、カソード電流集電体の導電部端とアノード電流集電体の導電部の端とが電気的に直列連結される。
また、電流集電体は、電気伝導度が約1S/cm以上である第1金属または導電性高分子から形成することができる。第1金属は、例えばAg、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択することができる。この第1金属上には、第2金属をコーティングすることもできる。第2金属は、例えばAg、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択することができる。また、導電性高分子は、例えばポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンからなる群から選択されたいずれか一つで形成することができる。
また、膜電極アセンブリは、電解質膜の両面でセル領域に該当する複数の第1開口部が形成され、アノード電流集電体およびカソード電流集電体がそれぞれ第1開口部上に配置されるアノード支持体およびカソード支持体をさらに備えることもできる。
電解質膜および支持体には、それぞれ複数の第2開口部を形成し、カソード電流集電体の導電部の端は、第2開口部を介して隣接したアノード電流集電体の導電部の端と電気的に直列連結させてもよい。
一方、カソード電流集電体の導電部の端は、アノード電流集電体の導電部の端と第2開口部に位置するように配置され、第2開口部は、導電性金属で満たすこともできる。
また、カソード電流集電体の導電部の端およびアノード電流集電体の導電部の端を、それぞれ電解質膜の外部に露出されるように設置させ、カソード電流集電体の導電部端とアノード電流集電体の導電部の端とを電気的に直列連結させてもよい。
また、電流集電体は、電気伝導度が約1S/cm以上である第1金属または導電性高分子から形成することができる。第1金属は、例えばAg、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択することができる。この第1金属上には、第2金属をコーティングすることもできる。第2金属は、例えばAg、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択することができる。また、導電性高分子は、例えばポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンからなる群から選択されたいずれか一つで形成することができる。
このような支持体は、例えば非導電性高分子で製造することができる。例えば、支持体は、ポリイミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルからなる群から選択される物質で製造されることが望ましい。
また、支持体および電流集電体は、一体型に形成されたフレキシブル印刷回路基板であってもよい。
また、このようなモノポーラ型の膜電極アセンブリを備える燃料電池を提供することもできる。
本発明の他の観点によれば、複数のセル領域が形成される電解質膜と、電解質膜の一側の面および他側の面のセル領域にそれぞれ形成された触媒層と、電解質膜の一側の面に形成された触媒層の、電解質膜と反対側の面に設置されたアノード電流集電体および電解質膜の他側の面に形成された触媒層の、電解質膜と反対側の面に設置されたカソード電流集電体と、アノード電流集電体の、電解質膜と反対側の面に設置されたアノード拡散部およびカソード電流集電体の、電解質膜と反対側の面に設置されたカソード拡散部と、を備え、アノード電流集電体およびカソード電流集電体は、セル領域で電流を集電する電流集電部と、電流集電部の一側に連結された導電部とからなり、電流集電部は、金属メッシュである、モノポーラ型の膜電極アセンブリが提供される。
電解質膜には、複数の開口部を形成し、カソード電流集電体の導電部の端を、開口部を介して隣接したアノード電流集電体の導電部の端と電気的に直列連結させることもできる。
カソード電流集電体の導電部の端は、アノード電流集電体の導電部の端と開口部に位置するように配置され、開口部は、導電性金属で満たされるようにしてもよい。
カソード電流集電体の導電部の端およびアノード電流集電体の導電部の端は、それぞれ電解質膜の外部に露出されるように設置され、カソード電流集電体の導電部端とアノード電流集電体の導電部の端とを電気的に直列連結させるようにしてもよい。
電流集電体は、電気伝導度が約1S/cm以上である第1金属または導電性高分子で形成することができる。第1金属は、例えばAg、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択することができる。この第1金属上には、第2金属をコーティングしてもよい。第2金属は、例えばAg、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択することができる。また、導電性高分子は、例えばポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンからなる群から選択されたいずれか一つとすることができる。
また、電解質膜の両面でセル領域に該当する複数の第1開口部が形成され、アノード電流集電体およびカソード電流集電体は、それぞれ第1開口部上に配置されるアノード支持体およびカソード支持体をさらに備えるようにしてもよい。
電解質膜および支持体には、それぞれ複数の第2開口部が形成され、カソード電流集電体の導電部の端は、第2開口部を介して隣接したアノード電流集電体の導電部の端と電気的に直列連結させてもよい。
カソード電流集電体の導電部の端は、アノード電流集電体の導電部の端と第2開口部に位置するように配置させ、第2開口部は、導電性金属で満たされるようにしてもよい。
カソード電流集電体の導電部の端およびアノード電流集電体の導電部の端は、それぞれ電解質膜の外部に露出されるように設置され、カソード電流集電体の端とアノード電流集電体の導電部の端とを電気的に直列連結させてもよい。
電流集電体は、電気伝導度が約1S/cm以上である第1金属または導電性高分子で形成することができる。第1金属は、例えばAg、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択することができる。この第1金属上には、第2金属をコーティングさせてもよい。第2金属は、例えばAg、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択することができる。また、導電性高分子は、例えばポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンからなる群から選択されたいずれか一つとすることができる。
支持体は、非導電性高分子で製造することもできる。非導電性高分子は、例えば、ポリイミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルからなる群から選択された物質とすることができる。
支持体および電流集電体は、一体型に形成されたフレキシブル印刷回路基板であってもよい。
また、このようなモノポーラ型の膜電極アセンブリを備える燃料電池を提供することもできる。
本発明によれば、本発明にかかるモノポーラ型の膜電極アセンブリは、電流集電部の間の導電部の長さが短く、電流集電部が、直接電子が生成される触媒層に接触するように設置される。したがって、抵抗が低くなって電池効率が向上する。また、電流集電部が燃料と電極との間に設置されないので、燃料の疎通が円滑になり、従来のメッシュ構造は、メッシュを通じて液体燃料が漏れるという問題があるが、本発明の液体燃料電池は、電流集電部がメンブレインと電極との間に薄膜として存在するので、燃料の漏れがほとんど発生しない。
以上説明したように本発明によれば、電極とメンブレインとの間、または電極内の触媒層と燃料拡散部との間に電流集電体を形成することによって、抵抗を最小化したモノポーラ型の膜電極アセンブリを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態にかかるモノポーラ型の膜電極アセンブリについて説明する。なお、図1は、本実施形態にかかるモノポーラ型の膜電極アセンブリの概略的な断面図である。図2は、本実施形態にかかる燃料電池の電解質膜を示す平面図である。図3および図4は、それぞれ図1の膜電極アセンブリに挿入された電流集電体を示す平面図である。図3は、アノード電流集電部A1〜A8の平面図であり、図4は、カソード電流集電部C1〜C8の平面図であり、電解質膜と共に示した。
図1〜図4に示すように、本実施形態の電流集電体が挿入されたモノポーラ型の膜電極アセンブリ100は、複数のセル領域、例えば、8個のセル領域(第1セル〜第8セル)が形成される電解質膜110を備える。電解質膜110の第1面111で各セル領域上には、図3に示すように、メッシュ状のアノード電流集電部120A1〜120A8が形成されている。アノード電流集電部120の一側には、導電部122が形成されている。また、アノード電流集電部120上には、アノード電極130が設置されている。
電解質膜110の第2面112で各セル領域上には、図4に示すように、メッシュ状のカソード電流集電部160C1〜160C8が形成されている。カソード電流集電部160の一側には、導電部162が形成されている。また、カソード電流集電部160上には、カソード電極170が設置されている。
電流集電部120、160および電流集電部120、160に連結された導電部122、162は、電流集電体を形成する。アノード電流集電部120A1の導電部122と、カソード電流集電部160C8の導電部162とには、それぞれ外部への電気的な連結のための端子124、164が連結される。端子124、164は、それぞれアノード120電流集電部A1の導電部122とカソード電流集電部160C8の導電部162とから延びて形成されることが望ましい。
カソード電流集電部160C1の導電部162の端162aは、電解質膜110に形成された開口部(図2の110a)を介して第2セルであるアノード電流集電体120A2の導電部122の端122aと電気的に連結される。すなわち、開口部110a内は、導電性金属115で満たされている。このように、各セルのアノード電流集電部120A2〜A8は、開口部110aを介して近隣セルのカソード電流集電体160C1〜C7と電気的に連結される。したがって、第1セル〜第8セルは直列連結される。
電流集電部120、160、導電部122、162、導電性金属115、端子(ターミナル)124、164には、電気伝導度が約1S/cm以上である遷移金属である第1金属を使用することができる。そして、第1金属上を、腐食を防止するための第2金属でコーティングすることもできる。
第1金属および第2金属として、それぞれ例えばAg、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金を使用することができる。第1金属の代用として、例えばポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンなどの導電性高分子を使用することができる。
電流集電体の形成方法は、電解質膜上に第1金属および第2金属を直接形成する方法と、電流集電体を別途に製作した後、電解質膜と接合させる方法とがある。前者の方法としては、例えばスパッタリング方法、CVD蒸着方法および電気的蒸着があり、後者の方法としては、例えば金属薄膜を電流集電体の形状にパターニングし、金属エッチングして使用する方法がある。
第1の実施形態にかかるモノポーラ型の膜電極アセンブリ100は、アノード電極130とカソード電極170とを電気的に連結する導電部が電解質膜110に形成された開口部110aを介して直接連結される。このため、導電部の長さが非常に短く、電気的な抵抗が小さくなる。また、電流集電部120、160が、反応界面である電解質膜110と電極130、170の触媒層との間に設置されるので、触媒層で生成された電子が直接接触した電流集電部で集電される。したがって、従来の触媒層で生成された電子が電極の燃料拡散部および電極支持体を通過して発生した電気的な抵抗がなくなる。
(第2の実施形態)
次に、図5〜図7に基づいて、本発明の第2の実施形態にかかるモノポーラ型の膜電極アセンブリについて説明する。なお、図5は、本実施形態にかかるモノポーラ型の膜電極アセンブリ200の概略的な断面図である。図6および図7は、図5の膜電極アセンブリに挿入された電流集電体を示す平面図である。図6は、アノード電流集電部220A1〜220A8の平面図であり、図7は、カソード電流集電部260C1〜260C8の平面図であり、電解質膜と共に示した。また、図1〜図4の構成要素と実質的に同じ構成要素には同じ名称を使用し、その詳細な説明を省略する。
図5〜図7に示すように、本実施形態にかかる電流集電体が挿入されたモノポーラ型の膜電極アセンブリ200は、複数のセル領域、例えば、8個のセル領域(第1セル〜第8セル)が形成される電解質膜210を備える。電解質膜210の第1面211で各セル領域上には、メッシュ状のアノード電流集電部220A1〜220A8が形成されている。アノード電流集電部220の一側には、導電部222が形成されている。アノード電流集電部220上には、アノード電極230が設置されている。
電解質膜210の第2面212で各セル領域上には、メッシュ状のカソード電流集電部260C1〜260C8が形成されている。カソード電流集電部260の一側には、導電部262が形成されている。カソード電流集電部260上には、カソード電極270が設置されている。
導電部222、262の端222a、262aは、それぞれ電解質膜210の外部に延びている。各電極230、270は、触媒層、燃料拡散部および電極支持体からなる。
アノード電流集電部220A1の導電部222とカソード電流集電部260C8の導電部262とは、それぞれ外部への電気的な連結のための端子224、264が連結される。端子224、264は、それぞれアノード電流集電部220A1の導電部222とカソード電流集電部260C8の導電部262とから延びて形成されることが望ましい。
カソード電流集電部260C1の導電部262の端262aと、第2セルであるアノード電流集電体220A2の導電部222の端222aとは、電気的に連結される。端222a、262aは、導電性金属215で満たされて電気的に連結され得る。このように、アノード電流集電部220A2〜220A8は、近隣セルのカソード電流集電体260C1〜260C7と電気的に連結される。したがって、第1セル〜第8セルは、直列連結される。
本実施形態にかかるモノポーラ型の膜電極アセンブリの200は、アノード電極230とカソード電極270とを電気的に連結する導電部を電解質膜外部で容易に連結させることができる。また、電流集電部220、260は、反応界面である電解質膜210と電極230、270の触媒層との間に設置されるので、触媒層で生成された電子が直接接触した電流集電部で集電される。したがって、従来の触媒層で生成された電子が電極の燃料拡散部および電極支持体を通過して発生した電気的な抵抗はなくなる。
(第3の実施形態)
次に、図8〜図11に基づいて、本発明の第3の実施形態にかかるモノポーラ型の膜電極アセンブリについて説明する。なお、図8は、本実施形態にかかるモノポーラ型の膜電極アセンブリの概略的な断面図である。図9は、図8の支持体の平面図である。図10および図11は、それぞれ図8の支持体上に形成された電流集電部、導電部および端子を備える電流集電体を示す平面図である。図10は、アノード電流集電部320A1〜320A8を備えるアノード電流集電体の平面図であり、図11は、カソード電流集電部360C1〜360C8を備えるカソード電流集電体の平面図である。
図8〜図11に示すように、本実施形態の電流集電体が挿入されたモノポーラ型の膜電極アセンブリ300は、複数のセル領域、例えば、8個のセル(第1セル〜第8セル)領域が形成される電解質膜310を備える。電解質膜310の両面には、それぞれセル領域に対応する複数の4角開口部314a、316aが形成された非導電性支持体314、316、例えば、ポリイミドフィルムが設置されている。支持体314、316は、電解質膜310の外側に延びるように形成されており、この延びた領域には、複数の開口部314b、316bが形成されている。各支持体314、316で各セル領域上には、アノード電流集電部320A1〜A8とカソード電流集電部360C1〜C8とが形成されている。アノード集電部320およびカソード集電部360上には、それぞれアノード電極330およびカソード電極370が設置されている。
各電極330、370は、触媒層、燃料拡散部および電極支持体から構成される。
非導電性支持体314、316は、例えばポリエチレンおよびポリプロピレン、塩化ポリビニルからも形成することができる。
アノード電流集電部320A1〜A8とカソード電流集電部360C1〜C8とは、メッシュ状を含む多様な形状とすることができる。アノード電流集電部320の一側には、導電部322が形成されており、カソード電流集電部360の一側には、導電部362が形成されている。アノード電流集電部320上には、アノード電極330が設置されている。カソード電流集電部360上には、カソード電極370が設置されている。
また、図10および図11には、ポリイミドフィルム314、316上に導電性金属からなる電流集電体が共に形成されたフレキシブル印刷回路ボード(Flexible Printed Circuit Board:FPCB)が示されている。この場合、電流集電体をポリイミドフィルム314、316と一体型に製作した後、電解質膜と接合させる。
アノード電流集電部320A1に連結された導電部322と、カソード電流集電部360C8に連結された導電部362とは、それぞれ外部への電気的な連結のための端子324、364が連結される。端子324、364は、アノード電流集電部320A1に連結された導電部322と、カソード電流集電部360C8に連結された導電部362とから延びて形成されることが望ましい。
第1セルにおけるカソード電流集電部360C1の導電部362の端362aは、支持体316に形成された開口部316bに位置し、第2セルにおけるアノード集電部320A2の導電部322の端322aは、支持体314に形成された開口部314bに位置する。カソード電流集電部360、導電部362、端子364が形成された支持体316をカソード電極370と電解質膜310との間に配置し、アノード電流集電部320、導電部322および端子324が形成された支持体314を、アノード電極330と電解質膜310との間に配置する。次いで、支持体314、316に形成された開口部314b、316bを整列させた状態で125℃、3トンの圧力で3分間ホットプレシングした後、導電部322、362の端322a、362aを、開口部314b、316bを介してスポット溶接機または超音波溶接機で接合して電気的に連結する。このように、各セルのアノード電流集電部320A2〜320A8は、開口部314b、316bを介して近隣セルのカソード電流集電部360C1〜360C7と電気的に連結される。したがって、第1セル〜第8セルは、直列連結される。
電流集電部320、360、導電部322、362、端子324、364は、例えば電気伝導度が約1S/cm以上である遷移金属である第1金属を使用することができる。また、第1金属上に腐食を防止するための第2金属でコーティングしてもよい。
第1金属および第2金属として、それぞれ例えばAg、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金を使用することができる。第1金属の代用として、例えばポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンなどの導電性高分子を使用できる。
第3実施形態にかかるモノポーラ膜電極アセンブリ300は、アノード電流集電部320とカソード電流集電部360とを連結する導電部322、362が、支持体314、316に形成された開口部314b、316bを介して直接連結される。したがって、導電部322、262の長さが非常に短く、電気的な抵抗が低い。また、電流集電部320、360が電解質膜310と触媒層との間に設置されるので、触媒層で生成された電子が電極の燃料拡散部および電極支持体を通過するときに発生する電気的な抵抗がなくなる。
(第4の実施形態)
次に、図12に基づいて、本発明の第4の実施形態にかかるモノポーラ型単電池膜電極アセンブリについて説明する。なお、図12は、本実施形態にかかるモノポーラ型単電池膜電極アセンブリ400の概略的な分離斜視図である。
図12は、触媒層412と燃料拡散部/電極支持体430、470との間に、アノード電流集電体420およびカソード電流集電体460が挿入された膜電極アセンブリ400を概略的に示す。電流集電体が統合された電解質膜電極アセンブリは、まず、電解質膜410の両面にデカル法、スクリーンプリンティング法、または直接コーティングにより触媒層412をまず形成した後、その上に電流集電体420、460および燃料拡散部/電極支持体430、470を形成してホットプレシングすることにより完成することができる。
一枚の電解質膜410に複数の電極が形成された電解質膜電極アセンブリも、同じ工程を通じて製作が可能である。すなわち、電解質膜の両面に複数の触媒層が形成されたCCM(Catalyst Coated Membrane)上に、電気的に直列連結構造を有する電流集電体と複数の燃料拡散部および電極支持体とをホットプレシングにより接合することによって、複数の電極が直列連結された膜電極アセンブリを完成させることができる。
図13は、本発明の第1の実施形態によって電解質膜と触媒層との間に電流集電体を挿入した構造の燃料電池単位セルの性能と、従来の技術によって電極外部上にNi−mesh電流集電体を使用した単位セルの性能とを比較したグラフである。出力電圧が、0.3Vで電流密度値は、Ni−meshを使用した場合、約37mA/cmであるが、電解質膜と触媒層との間に電流集電体を挿入した場合には、約42mA/cmと約13%向上した。すなわち、電子が発生する触媒層での電流集電が、電極外部での電流集電より電気的な抵抗が小さいため、性能が向上したことが表されている。
(性能評価)
図14は、本発明の第4の実施形態によって製作した触媒層と燃料拡散部との間に電流集電体を挿入した燃料電池の単位セルの性能を示すグラフである。
直接メタノール燃料電池の単電極は、開回路電圧が1V以下であり、実際の作動電圧は0.3〜0.5Vであるので、複数の単位セルを直列連結すれば、高い電圧が得られる。
本発明の第4の実施形態により一つの電解質膜上に、面積が約2.2cm×1.1cmである電極12個を直列連結した12セル膜電極アセンブリを製作した。12個の触媒層が形成されたCCMと各触媒層に対応する燃料拡散部との間に12個のセルを直列連結するための構造が形成された電流集電体を備えるFPCBを挿入した後、約140℃、約3メートルトンの条件でホットプレシングして、12セル膜−電極接合体を完成させる。12セルが直列連結された膜電極アセンブリの性能を測定した結果を図15に示し、経時的なパワー密度を図16に示した。
図15に示すように、出力電圧3.6V(セル当り0.3V)で約145.2mA(約60mA/cm)の性能で約528mWの出力を得た。最大出力は、3.35Vで約162.5mA(約67mA/cm)で約544mWであった。高い作動電圧を得るために、複数枚のセルを直列で連結すると電気的な抵抗が大きくなり、セル連結の不良発生率が高まるが、本発明の第4の実施形態にかかる電流集電体を使用する場合、抵抗が低下して歩留まりを向上させることができるという長所がある。
また、図16に示すように、本発明の第4の実施形態にかかる燃料電池のパワー密度が、約40mW/cm程度と良好であった。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、モノポーラ型の膜電極アセンブリに関連した技術分野に適用可能である。
本発明の第1の実施形態にかかる電流集電体が挿入されたモノポーラ型の膜電極アセンブリの概略的な断面図である。 図1の電解質膜を示す平面図である。 図1の膜電極アセンブリに挿入された電流集電体を示す平面図である。 図1の膜電極アセンブリに挿入された電流集電体を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態にかかるモノポーラ型の膜電極アセンブリの概略的な断面図である。 図5の膜電極アセンブリに挿入された電流集電体を示す平面図である。 図5の膜電極アセンブリに挿入された電流集電体を示す平面図である。 本発明の第3の実施形態にかかる電流集電体が統合されたモノポーラ型の膜電極アセンブリの概略的な断面図である。 図8の支持体の平面図である。 図8の支持体上に形成された電流集電部、導電部および端子を示す平面図である。 図8の支持体上に形成された電流集電部、導電部および端子を示す平面図である。 本発明の第4の実施形態にかかる電流集電体が挿入された膜電極アセンブリの概略的な分離斜視図である。 本発明の第1の実施形態によって電解質膜と触媒層との間に電流集電体を挿入した膜電極アセンブリを備えた燃料電池単位セルの性能と、従来の技術によって電極上にNi−mesh電流集電体を使用した単位セルの性能とを比較したグラフである。 本発明の第4の実施形態によって製作した触媒層と燃料拡散部との間に電流集電体を挿入した膜電極アセンブリ燃料電池単位セルの性能を示すグラフである。 本発明の第4の実施形態に電流集電体が挿入された12セル膜電極アセンブリを備えた燃料電池の性能を示すグラフである。 図15の燃料電池の経時的なパワー密度を示すグラフである。
符号の説明
100 モノポーラ型の膜電極アセンブリ
110 電解質膜
111 電解質膜の第1面
112 電解質膜の第2面
115 導電性金属
120 アノード電流集電部
122a 連結部材の端
130 アノード電極
160 電流集電部
162a 導電部の端
170 カソード電極

Claims (44)

  1. 複数のセル領域が形成される電解質膜と、
    前記電解質膜の一側の面に設置されたアノード電流集電体、および前記電解質膜の他側の面に設置されたカソード電流集電体と、
    前記アノード電流集電体の、前記電解質膜と反対側の面に設置されたアノード電極、および前記カソード電流集電体の、前記電解質膜と反対側の面に設置されたカソード電極と、
    を備え、
    前記アノード電流集電体および前記カソード電流集電体は、前記セル領域で電流を集電する電流集電部と、前記電流集電部の一側に連結された導電部とからなり、
    前記電流集電部は、金属メッシュであることを特徴とする、モノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  2. 前記電解質膜には、複数の開口部が形成され、
    前記カソード電流集電体の導電部の端は、前記開口部を介して隣接した前記アノード電流集電体の導電部の端と電気的に直列連結されることを特徴とする、請求項1に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  3. 前記カソード電流集電体の導電部の端は、前記アノード電流集電体の導電部の端と前記開口部に位置するように配置され、
    前記開口部は、導電性の金属で満たされることを特徴とする、請求項2に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  4. 前記カソード電流集電体の導電部の端および前記アノード電流集電体の導電部の端は、それぞれ前記電解質膜の外部に露出されるように設置され、前記カソード電流集電体の導電部端と前記アノード電流集電体の導電部の端とが電気的に直列連結されることを特徴とする、請求項1に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  5. 前記電流集電体は、電気伝導度が1S/cm以上である第1金属または導電性高分子から形成されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  6. 前記第1金属は、Ag、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択されることを特徴とする、請求項5に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  7. 前記第1金属上には、第2金属がコーティングされていることを特徴とする、請求項5または6に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  8. 前記第2金属は、Ag、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択されることを特徴とする、請求項7に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  9. 前記導電性高分子は、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンからなる群から選択されたいずれか一つであることを特徴とする、請求項5に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  10. 前記電解質膜の両面で前記セル領域に該当する複数の第1開口部が形成され、
    前記アノード電流集電体および前記カソード電流集電体は、それぞれ前記第1開口部上に配置されるアノード支持体およびカソード支持体をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  11. 前記電解質膜および前記支持体には、それぞれ複数の第2開口部が形成され、
    前記カソード電流集電体の導電部の端は、前記第2開口部を介して隣接した前記アノード電流集電体の導電部の端と電気的に直列連結されることを特徴とする、請求項10に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  12. 前記カソード電流集電体の導電部の端は、前記アノード電流集電体の導電部の端と前記第2開口部に位置し、
    前記第2開口部は、導電性金属で満たされることを特徴とする、請求項11に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  13. 前記カソード電流集電体の導電部の端および前記アノード電流集電体の導電部の端は、それぞれ前記電解質膜の外部に露出されるように設置され、前記カソード電流集電体の導電部端と前記アノード電流集電体の導電部の端とが電気的に直列連結されることを特徴とする、請求項10に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  14. 前記電流集電体は、電気伝導度が1S/cm以上である第1金属または導電性高分子で形成されることを特徴とする、請求項10〜13のいずれかに記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  15. 前記第1金属は、Ag、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択されることを特徴とする、請求項14に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  16. 前記第1金属上には、第2金属がコーティングされていることを特徴とする、請求項14または15に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  17. 前記第2金属は、Ag、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択されることを特徴とする、請求項16に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  18. 前記導電性高分子は、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンからなる群から選択されたいずれか一つであることを特徴とする、請求項14に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  19. 前記支持体は、非導電性高分子で製造されることを特徴とする、請求項10に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  20. 前記支持体は、ポリイミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルからなる群から選択された物質で製造されることを特徴とする、請求項19に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  21. 前記支持体および前記電流集電体は、一体型に形成されたフレキシブル印刷回路基板であることを特徴とする、請求項19または20に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  22. 請求項1〜21のいずれかに記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリを備えることを特徴とする、燃料電池。
  23. 複数のセル領域が形成される電解質膜と、
    前記電解質膜の一側の面および他側の面の前記セル領域にそれぞれ形成された触媒層と、
    前記電解質膜の一側の面に形成された前記触媒層の、前記電解質膜と反対側の面に設置されたアノード電流集電体および前記電解質膜の他側の面に形成された前記触媒層の、前記電解質膜と反対側の面に設置されたカソード電流集電体と、
    前記アノード電流集電体の、前記電解質膜と反対側の面に設置されたアノード拡散部および前記カソード電流集電体の、前記電解質膜と反対側の面に設置されたカソード拡散部と、
    を備え、
    前記アノード電流集電体および前記カソード電流集電体は、前記セル領域で電流を集電する電流集電部と、前記電流集電部の一側に連結された導電部とからなり、
    前記電流集電部は、金属メッシュであることを特徴とする、モノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  24. 前記電解質膜には、複数の開口部が形成され、
    前記カソード電流集電体の導電部の端は、前記開口部を介して隣接した前記アノード電流集電体の導電部の端と電気的に直列連結されることを特徴とする、請求項23に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  25. 前記カソード電流集電体の導電部の端は、前記アノード電流集電体の導電部の端と前記開口部に位置するように配置され、
    前記開口部は、導電性金属で満たされることを特徴とする、請求項24に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  26. 前記カソード電流集電体の導電部の端および前記アノード電流集電体の導電部の端は、それぞれ前記電解質膜の外部に露出されるように設置され、前記カソード電流集電体の導電部端と前記アノード電流集電体の導電部の端とが電気的に直列連結されることを特徴とする、請求項23に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  27. 前記電流集電体は、電気伝導度が1S/cm以上である第1金属または導電性高分子で形成されることを特徴とする、請求項23〜26のいずれかに記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  28. 前記第1金属は、Ag、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択されることを特徴とする、請求項27に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  29. 前記第1金属上には、第2金属がコーティングされていることを特徴とする、請求項27または28に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  30. 前記第2金属は、Ag、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択されることを特徴とする、請求項29に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  31. 前記導電性高分子は、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンからなる群から選択されたいずれか一つであることを特徴とする、請求項27に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  32. 前記電解質膜の両面で前記セル領域に該当する複数の第1開口部が形成され、
    前記アノード電流集電体および前記カソード電流集電体は、それぞれ前記第1開口部上に配置されるアノード支持体およびカソード支持体をさらに備えることを特徴とする、請求項23〜31のいずれかに記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  33. 前記電解質膜および前記支持体には、それぞれ複数の第2開口部が形成され、
    前記カソード電流集電体の導電部の端は、前記第2開口部を介して隣接した前記アノード電流集電体の導電部の端と電気的に直列連結されることを特徴とする、請求項32に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  34. 前記カソード電流集電体の導電部の端は、前記アノード電流集電体の導電部の端と前記第2開口部に位置するように配置され、
    前記第2開口部は、導電性金属で満たされることを特徴とする、請求項33に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  35. 前記カソード電流集電体の導電部の端および前記アノード電流集電体の導電部の端は、それぞれ前記電解質膜の外部に露出されるように設置され、前記カソード電流集電体の端と前記アノード電流集電体の導電部の端とが電気的に直列連結されることを特徴とする、請求項32に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  36. 前記電流集電体は、電気伝導度が1S/cm以上である第1金属または導電性高分子で形成されることを特徴とする、請求項32〜35のいずれかに記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  37. 前記第1金属は、Ag、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択されることを特徴とする、請求項36に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  38. 前記第1金属上には、第2金属がコーティングされていることを特徴とする、請求項36または37に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  39. 前記第2金属は、Ag、Au、Al、Ni、Cu、Pt、Ti、Mn、Zn、Fe、Snおよびこれらの合金からなる群から選択されることを特徴とする、請求項38に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  40. 前記導電性高分子は、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンからなる群から選択されたいずれか一つであることを特徴とする、請求項36に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  41. 前記支持体は、非導電性高分子で製造されることを特徴とする、請求項32に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  42. 前記非導電性高分子は、ポリイミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルからなる群から選択された物質で製造されることを特徴とする、請求項41に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  43. 前記支持体および前記電流集電体は、一体型に形成されたフレキシブル印刷回路基板であることを特徴とする、請求項41または42に記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリ。
  44. 請求項23〜43のいずれかに記載のモノポーラ型の膜電極アセンブリを備えることを特徴とする、燃料電池。
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