JP4853543B2 - 車輌の制動力制御装置 - Google Patents

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本発明は、車輌の制動力制御装置に係り、更に詳細には所謂電子制御式の制動力制御装置に係る。
自動車等の車輌の制動力制御装置の一つとして、例えば下記の特許文献1に記載されている如く、マスタシリンダ圧力がその開始基準値以上になり且つマスタシリンダ圧力の変化率がその開始基準値以上になるとブレーキアシスト制御が開始され、マスタシリンダ圧力がその終了基準値以下になり且つマスタシリンダ圧力の変化率がその終了基準値以下になるとブレーキアシスト制御が終了されるよう構成された制動力制御装置が従来より知られている。
かかる制動力制御装置によれば、危険回避時の如く運転者により急激なブレーキ操作が行われると、ブレーキアシスト制御が実行され、各車輪の制動圧がマスタシリンダ圧力よりも高い圧力に制御され、或いはマスタシリンダ圧力に対するホイールシリンダ圧力の比が高くされるので、運転者の踏力が不足することに起因して車輌を迅速に制動することができなくなることを効果的に防止することができる。
特開平11−189139号公報
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の如き制動力制御装置に於いては、例えばブレーキ操作フィーリングを向上させる目的でマスタシリンダにオリフィスが設けられる場合があり、かかる構成の場合には運転者によるブレーキ操作が軽くてもそのブレーキ操作が迅速である場合には、マスタシリンダ圧力が瞬間的に急激に上昇した後急激に低下するため、不必要なブレーキアシスト制御が実行されたり、必要なブレーキアシスト制御が早期に終了したりすることがある。
例えば図6(A)は運転者により比較的ゆっくりとブレーキ操作が行われた場合のマスタシリンダ圧力Pm及びブレーキペダルのストロークStの変化を示し、図6(B)は運転者により迅速なブレーキ操作が行われた場合のマスタシリンダ圧力Pm及びブレーキペダルのストロークStの変化を示している。これらの図の比較より解る如く、運転者により比較的ゆっくりとブレーキ操作が行われると、マスタシリンダ圧力PmはブレーキペダルのストロークStと同様に変化するが、運転者により迅速なブレーキ操作が行われると、マスタシリンダ圧力Pmは瞬間的に急激に上昇した後急激に低下し、しかる後ブレーキペダルのストロークStと同様に変化するようになる。
本発明は、マスタシリンダ圧力がその開始基準値以上になり且つマスタシリンダ圧力の変化率がその開始基準値以上になるとブレーキアシスト制御が開始され、マスタシリンダ圧力がその終了基準値以下になり且つマスタシリンダ圧力の変化率がその終了基準値以下になるとブレーキアシスト制御が終了されるよう構成された従来の制動力制御装置に於ける上述の如き問題に鑑みてなされたものであり、本発明の主要な課題は、運転者の制動操作量を表すマスタシリンダ圧力以外の物理量をも考慮してブレーキアシスト制御を行うことにより、不必要なブレーキアシスト制御が実行されることを防止することである。
〔課題を解決するための手段及び発明の効果〕
上述の主要な課題は、本発明によれば、ブレーキアシスト制御の開始条件が成立したと判定するとブレーキアシスト制御を開始する車輌の制動力制御装置に於いて、運転者の制動操作量の大きさを表すマスタシリンダ圧力以外の物理量を所定の物理量として、マスタシリンダ圧力及び前記所定の物理量に基づき車輌の目標減速度を演算し、マスタシリンダ圧力についての条件を含む所定の開始条件が成立し且つ車輌の目標減速度が基準値以上になったときに前記ブレーキアシスト制御開始条件が成立したと判定することを特徴とする車輌の制動力制御装置(請求項1の構成)、又はブレーキアシスト制御の開始条件が成立したと判定するとブレーキアシスト制御を開始する車輌の制動力制御装置に於いて、マスタシリンダ圧力と制動操作子の操作変位量とに基づいて車輌の目標減速度を演算し、マスタシリンダ圧力についての条件を含む所定の開始条件が成立し且つ車輌の目標減速度が基準値以上になったときに前記ブレーキアシスト制御の開始条件が成立したと判定することを特徴とする車輌の制動力制御装置(請求項2の構成)、又はブレーキアシスト制御の開始条件が成立したと判定するとブレーキアシスト制御を開始する車輌の制動力制御装置を備えた車輌に於いて、前記制動力制御装置はマスタシリンダ圧力と制動操作子の操作変位量とに基づいて車輌の目標減速度を演算し、マスタシリンダ圧力についての条件を含む所定の開始条件が成立し且つ車輌の目標減速度が基準値以上になったときに前記ブレーキアシスト制御の開始条件が成立したと判定することを特徴とする車輌(請求項3の構成)によって達成される。
一般に、運転者により軽く迅速なブレーキ操作が行われた場合には、マスタシリンダ圧力は瞬間的に急激に上昇するが運転者の制動操作量を表すマスタシリンダ圧力以外の物理量は急激には上昇しないので、マスタシリンダ圧力に加えてマスタシリンダ圧力以外の物理量を考慮してブレーキアシスト制御を開始すべきか否かを判定することにより、ブレーキアシスト制御が不必要な状況に於いてブレーキアシスト制御を開始すべきと判定する虞れを低減することができる。
上記請求項1の構成によれば、運転者の制動操作量の大きさを表すマスタシリンダ圧力以外の物理量を所定の物理量として、マスタシリンダ圧力及び所定の物理量に基づき車輌の目標減速度が演算され、マスタシリンダ圧力についての条件を含む所定の開始条件が成立し且つ車輌の目標減速度が基準値以上になったときにブレーキアシスト制御開始条件が成立したと判定されるので、前記物理量が考慮されない従来の場合に比して、運転者により軽く迅速なブレーキ操作が行われたような場合に不必要なブレーキアシスト制御が実行される虞れを確実に低減することができる。
また上記請求項2及び3の構成によれば、ブレーキアシスト制御開始条件が成立しているか否かの判定はマスタシリンダ圧力と制動操作子の操作変位量とに基づいて行われるので、制動操作子の操作変位量が考慮されない従来の場合に比して、運転者により軽く迅速なブレーキ操作が行われたような場合に不必要なブレーキアシスト制御が実行される虞れを確実に低減することができる。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於いて、前記物理量は制動操作子に対する操作力若しくは制動操作子の操作変位量であるよう構成される(請求項4の構成)。
上記請求項の構成によれば、物理量は制動操作子に対する操作力若しくは制動操作子の操作変位量であるので、制動操作子に対する操作力若しくは制動操作子の操作変位量に基づき演算された車輌の目標減速度が基準値以上になったときにブレーキアシスト制御を開始させることができる。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於いて、前記目標減速度はマスタシリンダ圧力に基づき演算される目標減速度と前記物理量に基づき演算される目標減速度とに基づいて演算されるよう構成される(請求項5の構成)。
上記請求項5の構成によれば、前記目標減速度はマスタシリンダ圧力に基づき演算される目標減速度と前記物理量に基づき演算される目標減速度とに基づいて演算されるので、マスタシリンダ圧力に加えて前記物理量を考慮することにより上記請求項1の作用効果を確実に達成することができる。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項5の構成に於いて、前記目標減速度はマスタシリンダ圧力に基づき演算される目標減速度と前記物理量に基づき演算される目標減速度との重み和であるよう構成される(請求項6の構成)。
上記請求項6の構成によれば、目標減速度はマスタシリンダ圧力に基づき演算される目標減速度と物理量に基づき演算される目標減速度との重み和であるので、マスタシリンダ圧力に基づき演算される目標減速度と物理量に基づき演算される目標減速度とに基づいて目標減速度を演算することができる。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1乃至6の何れかの構成に於いて、前記制動力制御装置はブレーキアシスト制御の終了条件が成立したと判定するとブレーキアシスト制御を終了し、ブレーキアシスト制御の終了条件が成立したか否かの判定に於いては、マスタシリンダ圧力についての条件を含む所定の終了条件が成立したか否かを判定するが、車輌の目標減速度を終了条件の判定対象にしないよう構成される(請求項7の構成)。
上記請求項7の構成によれば、ブレーキアシスト制御の終了条件が成立したか否かの判定に於いては、マスタシリンダ圧力についての条件を含む所定の終了条件が成立したか否かは判定されるが、車輌の目標減速度を終了条件の判定対象にされないので、車輌の目標減速度についての終了条件が成立しているか否かの判定を行うことなくブレーキアシスト制御を終了させることができる。
〔課題解決手段の好ましい態様〕
本発明の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至7の何れか一つの構成に於いて、所定の開始条件はマスタシリンダ圧力がその開始基準値以上であり且つマスタシリンダ圧力の変化率がその開始基準値以上であるという条件を含むよう構成される(好ましい態様1)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1の構成に於いて、前記所定の開始条件が成立し且つ車輌の目標減速度がその開始基準値以上になり且つ車輌の目標減速度の増大率がその開始基準値以上になったときにブレーキアシスト制御を開始するよう構成される(好ましい態様)。
本発明による車輌の制動力制御装置の実施例の油圧回路を示す概略構成図及び制御系を示すブロック図である。 実施例に於ける制動力制御ルーチンを示すフローチャートである。 マスタシリンダ圧力の平均値Pmaと目標減速度Gptとの間の関係を示すグラフである。 ブレーキペダルの踏み込みストロークStと目標減速度Gstとの間の関係を示すグラフである。 前回の最終目標減速度Gtfと目標減速度Gptに対する重みαとの間の関係を示すグラフである。 運転者により比較的ゆっくりとブレーキ操作が行われた場合(A)及び運転者により迅速なブレーキ操作が行われた場合(B)について、マスタシリンダ圧力Pm及びブレーキペダルのストロークStの変化の例を示すグラフである。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を好ましい実施例について詳細に説明する。
図1は本発明による車輌の制動力制御装置の実施例の油圧回路を示す概略構成図及び制御系を示すブロック図である。尚図1に於いては、簡略化の目的で各弁のソレノイドの図示は省略されている。
図1に於いて、10は電気的に制御される油圧式のブレーキ装置を示しており、ブレーキ装置10は運転者によるブレーキペダル12の踏み込み操作に応答してブレーキオイルを圧送するマスタシリンダ14を有している。ブレーキペダル12とマスタシリンダ14との間にはドライストロークシミュレータ16が設けられている。
マスタシリンダ14は第一のマスタシリンダ室14Aと第二のマスタシリンダ室14Bとを有し、これらのマスタシリンダ室にはそれぞれ左前輪用のブレーキ油圧供給導管18及び右前輪用のブレーキ油圧制御導管20の一端が接続されている。ブレーキ油圧制御導管18及び20の他端にはそれぞれ左前輪及び右前輪の制動力を制御するホイールシリンダ22FL及び22FRが接続されている。
ブレーキ油圧供給導管18及び20の途中にはそれぞれ常開型の電磁開閉弁(マスタカット弁)24L及び24Rが設けられ、電磁開閉弁24L及び24Rはそれぞれ第一のマスタシリンダ室14A及び第二のマスタシリンダ室14Bと対応するホイールシリンダ22FL及び22FRとの連通を制御する遮断弁として機能する。またマスタシリンダ14と電磁開閉弁24FLとの間のブレーキ油圧供給導管18には常閉型の電磁開閉弁(常閉弁)26を介してウェットストロークシミュレータ28が接続されている。
マスタシリンダ14にはリザーバ30が接続されており、リザーバ30には油圧供給導管32の一端が接続されている。油圧供給導管32の途中には電動機34により駆動されるオイルポンプ36が設けられており、オイルポンプ36の吐出側の油圧供給導管32には高圧の油圧を蓄圧するアキュムレータ38が接続されている。リザーバ30とオイルポンプ36との間の油圧供給導管32には油圧排出導管40の一端が接続されている。リザーバ30、オイルポンプ36、アキュムレータ38等は後述の如くホイールシリンダ22FL、22FR、22RL、22RR内の圧力を増圧するための高圧の圧力源として機能する。
尚図1には示されていないが、オイルポンプ36の吸入側の油圧供給導管32と吐出側の油圧供給導管32とを連通接続する導管が設けられ、該導管の途中にはアキュムレータ38内の圧力が基準値を越えた場合に開弁し吐出側の油圧供給導管32より吸入側の油圧供給導管32へオイルを戻すリリーフ弁が設けられている。
オイルポンプ36の吐出側の油圧供給導管32は、油圧制御導管42により電磁開閉弁24Lとホイールシリンダ22FLとの間のブレーキ油圧供給導管18に接続され、油圧制御導管44により電磁開閉弁24Rとホイールシリンダ22FRとの間のブレーキ油圧供給導管20に接続され、油圧制御導管46により左後輪用のホイールシリンダ22RLに接続され、油圧制御導管48により右後輪用のホイールシリンダ22RRに接続されている。
油圧制御導管42、44、46、48の途中にはそれぞれ常閉型の電磁式のリニア弁50FL、50FR、50RL、50RRが設けられている。リニア弁50FL、50FR、50RL、50RRに対しホイールシリンダ22FL、22FR、22RL、22RRの側の油圧制御導管42、44、46、48はそれぞれ油圧制御導管52、54、56、58により油圧排出導管40に接続されており、油圧制御導管52、54の途中にはそれぞれ常閉型の電磁式のリニア弁60FL、60FRが設けられ、また油圧制御導管56、58の途中にはそれぞれ常閉型の電磁式のリニア弁よりも低廉な常開型の電磁式のリニア弁60RL、60RRが設けられている。
リニア弁50FL、50FR、50RL、50RRはそれぞれホイールシリンダ22FL、22FR、22RL、22RRに対する増圧弁(保持弁)として機能し、リニア弁60FL、60FR、60RL、60RRはそれぞれホイールシリンダ22FL、22FR、22RL、22RRに対する減圧弁として機能し、従ってこれらのリニア弁は互いに共働してアキュムレータ38内より各ホイールシリンダに対する高圧のオイルの給排を制御する増減圧制御弁を構成している。
尚各電磁開閉弁、各リニア弁及び電動機34に駆動電流が供給されない非制御時には電磁開閉弁24L及び24Rは開弁状態に維持され、電磁開閉弁26、リニア弁50FL〜50RR、リニア弁60FL及び60FRは閉弁状態に維持され、リニア弁60RL及び60RRは開弁状態に維持される(非制御モード)。またリニア弁50FL〜50RR、リニア弁60FL〜60RRの何れかが失陥し、対応するホイールシリンダ内の圧力を正常に制御できなくなった場合にも各電磁開閉弁等は非制御モードに設定され、これにより左右前輪のホイールシリンダ内の圧力は直接マスタシリンダ14により制御される。
図1に示されている如く、第一のマスタシリンダ室14Aと電磁開閉弁24Lとの間のブレーキ油圧制御導管18には該制御導管内の圧力を第一のマスタシリンダ圧力Pm1として検出する第一の圧力センサ66が設けられている。同様に第二のマスタシリンダ室14Bと電磁開閉弁24Rとの間のブレーキ油圧制御導管20には該制御導管内の圧力を第二のマスタシリンダ圧力Pm2として検出する第二の圧力センサ68が設けられている。ブレーキペダル12には運転者によるブレーキペダルの踏み込みストロークStを検出するストロークセンサ70が設けられ、オイルポンプ34の吐出側の油圧供給導管32には該導管内の圧力をアキュムレータ圧力Paとして検出する圧力センサ72が設けられている。
それぞれ電磁開閉弁24L及び24Rとホイールシリンダ22FL及び22FRとの間のブレーキ油圧供給導管18及び20には、対応する導管内の圧力をホイールシリンダ22FL及び22FR内の圧力Pfl、Pfrとして検出する圧力センサ74FL及び74FRが設けられている。またそれぞれ電磁開閉弁50RL及び50RRとホイールシリンダ22RL及び22RRとの間の油圧制御導管46及び48には、対応する導管内の圧力をホイールシリンダ22RL及び22RR内の圧力Prl、Prrとして検出する圧力センサ74RL及び74RRが設けられている。
電磁開閉弁24L及び24R、電磁開閉弁26、電動機34、リニア弁50FL〜50RR、リニア弁60FL〜60RRは電子制御装置78により制御される。電子制御装置78はマイクロコンピュータ80と駆動回路82とよりなっている。尚マイクロコンピュータ80は図1には詳細に示されていないが例えばCPUとROMとRAMと入出力ポート装置とを有し、これらが双方向性のコモンバスにより互いに接続された一般的な構成のものであってよい。
マイクロコンピュータ80には、圧力センサ66及び68よりそれぞれ第一のマスタシリンダ圧力Pm1及び第二のマスタシリンダ圧力Pm2を示す信号、ストロークセンサ70よりブレーキペダル12の踏み込みストロークStを示す信号、圧力センサ72よりアキュムレータ圧力Paを示す信号、圧力センサ74FL〜74RRよりそれぞれホイールシリンダ22FL〜22RR内の圧力Pi(i=fl、fr、rl、rr)を示す信号が入力される。
マイクロコンピュータ80は、後述の如く図2に示されたフローチャートによる制動力制御ルーチンを記憶しており、ブレーキペダル12が踏み込まれると電磁開閉弁26を開弁すると共に、電磁開閉弁24L及び24Rを閉弁し、その状態にて圧力センサ66、68により検出されたマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2及びストロークセンサ70より検出された踏み込みストロークStに基づき車輌の目標減速度Gtを演算し、車輌の目標減速度Gtに基づき各車輪の目標ホイールシリンダ圧力Pti(i=fl、fr、rl、rr)をマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2よりも高い値に演算し、各車輪の制動圧Piが目標ホイールシリンダ圧力Ptiになるよう各リニア弁50FL〜50RR及び60FL〜60RRを制御する。
以上の説明より解る如く、マイクロコンピュータ80は運転者の制動操作量に基づき各車輪の目標ホイールシリンダ圧力を演算し、電磁開閉弁24L及び24R、電磁開閉弁26、電動機34、リニア弁50FL〜50RR、リニア弁60FL〜60RR、電子制御装置78、圧力センサ66等の各センサと共働して高圧の圧力源の圧力を使用して電磁開閉弁24L及び24Rを閉弁させた状態で各車輪のホイールシリンダ圧力が対応する目標ホイールシリンダ圧力になるよう制御する制御手段を構成している。
図示の実施例に於いては、マイクロコンピュータ80は、運転者により急激な制動操作が行われると、各車輪の目標ホイールシリンダ圧力Ptiを通常時よりも高くしてブレーキアシスト制御を行い、運転者による急激な制動操作が解除されると、ブレーキアシスト制御を終了する。尚ブレーキアシスト制御自体は本発明の要旨をなすものではないので、当技術分野に於いて公知の任意の要領にて実行されてよい。
この場合マイクロコンピュータ80は、マスタシリンダ圧力Pm1、Pm2の平均値Pmaについて通常のブレーキアシスト制御の開始条件が成立し且つ車輌の目標減速度Gtがその開始基準値以上であるときにブレーキアシスト制御を開始し、マスタシリンダ圧力Pm1、Pm2の平均値Pmaについて通常のブレーキアシスト制御の終了条件が成立し且つブレーキアシスト制御開始時に於けるブレーキペダル12の踏み込みストロークStoを基準に見たブレーキペダル12の踏み込みストロークStの戻り量がその終了基準値以上になったときにブレーキアシスト制御を終了する。
次に図2に示されたフローチャートを参照して実施例に於ける制動力制御について説明する。尚図2に示されたフローチャートによる制御はマイクロコンピュータ80が起動されることにより開始され、所定の時間毎に繰返し実行される。
まずステップ10に於いては運転者による制動要求があるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ20へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ30へ進む。尚運転者による制動要求があるか否かの判別は、例えば圧力センサ66、68により検出されたマスタシリンダ圧力Pm1及びPm2の平均値Pmaが開始基準値Pms(正の定数)以上であるか又はストロークセンサ70により検出された踏み込みストロークStが開始基準値Sts(正の定数)以上であるか否かの判別により行われてよい。
ステップ20に於いては電磁開閉弁26が閉弁されると共に、電磁開閉弁24L及び24Rが開弁され、これによりマスタシリンダ14とウェットストロークシミュレータ28との連通が遮断されると共に、マスタシリンダ14と各車輪のホイールシリンダ22FL、22FR、22RL、22RRとが連通接続される。ステップ30に於いては電磁開閉弁26が開弁され又は開弁状態が維持されると共に、電磁開閉弁24L及び24Rが閉弁され又は閉弁状態が維持され、これによりマスタシリンダ14とウェットストロークシミュレータ28とが連通接続されると共に、マスタシリンダ14と各車輪のホイールシリンダ22FL、22FR、22RL、22RRとの連通が遮断される。
ステップ40に於いては圧力センサ66により検出されたマスタシリンダ圧力Pm1を示す信号等の読み込みが行われ、マスタシリンダ圧力Pm1及びPm2の平均値Pmaに基づき図3に示されたグラフに対応するマップよりマスタシリンダ圧力に基づく目標減速度Gptが演算される。
ステップ50に於いてはストロークセンサ70により検出された踏み込みストロークStに基づき図4に示されたグラフに対応するマップより踏み込みストロークに基づく目標減速度Gstが演算される。
ステップ60に於いては前回の最終目標減速度Gtfに基づき図5に示されたグラフに対応するマップより目標減速度Gptに対する重みα(0≦α≦1)が演算されると共に、下記の式1に従って目標減速度Gpt及び目標減速度Gstの重み付け和として最終目標減速度Gtが演算される。尚図示の実施例に於いては、重みαは前回の最終目標減速度Gtfに基づき演算されるようになっているが、目標減速度Gpt又はGstに基づき演算されるよう修正されてもよい。
Gt=α・Gpt+(1−α)Gst ……(1)
ステップ70に於いては最終目標減速度Gtに対する各車輪の目標ホイールシリンダ圧力の係数(各車輪のブレーキ効き係数を考慮した正の係数)をKi(i=fl、fr、rl、rr)として、下記の式2に従って各車輪の目標ホイールシリンダ圧力Pti(i=fl、fr、rl、rr)が演算される。
Pti=Ki・Gt ……(2)
ステップ80に於いてはブレーキアシスト制御中であるか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ120へ進み、否定判別が行われたときにはステップ90へ進む。
ステップ90に於いては通常のブレーキアシスト制御の開始条件が成立しているか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ160へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ100へ進む。
尚この場合、通常のブレーキアシスト制御の開始条件が成立しているか否かの判別は、例えば図1には示されていないストップランプスイッチがオン状態にあり且つマスタシリンダ圧力の平均値Pmaがその開始基準値Pmbas(正の定数)以上であり且つマスタシリンダ圧力の平均値Pmaの変化率ΔPmaがその開始基準値ΔPmbas(正の定数)以上であるか否かの判別により行われてよく、ストップランプスイッチがオン状態にあることの条件は省略されてもよい。
ステップ100に於いては最終目標減速度Gtがその開始基準値Gtba(正の定数)以上であるか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ110に於いてブレーキペダル12の踏み込みストロークStがブレーキアシスト制御開始時に於けるブレーキペダル12の踏み込みストロークStoとしてRAMに記憶された後ステップ140へ進み、否定判別が行われたときにはステップ160へ進む。
ステップ120に於いては通常のブレーキアシスト制御の終了条件が成立しているか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ140へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ130へ進む。
尚この場合、通常のブレーキアシスト制御の終了条件が成立しているか否かの判別は、例えばマスタシリンダ圧力の平均値Pmaがその終了基準値Pmbae(Pmbasよりも小さい正の定数)以下であり且つマスタシリンダ圧力の平均値Pmaの変化率ΔPmaがその終了基準値ΔPmbae(負の定数)以下であるか否かの判別により行われてよい。
ステップ130に於いてはブレーキアシスト制御開始時に於けるブレーキペダル12の踏み込みストロークStoを基準に見たブレーキペダル12の踏み込みストロークStの戻り量ΔSt(=Sto−St)がその終了基準値Stbae(正の定数)以上であるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ140に於いてブレーキアシスト制御が実行され、肯定判別が行われたときにはステップ150へ進む。
ステップ150に於いてはブレーキアシスト制御が終了され、ステップ10に於いては各車輪のホイールシリンダ圧力Piが対応する目標ホイールシリンダ圧力Ptiになるよう油圧フィードバックにより制御される。
かくして図示の実施例によれば、運転者により通常の制動操作が行われると、ステップ10に於いて肯定判別が行われ、ステップ40〜70に於いて運転者の制動操作量に基づき車輌の目標減速度Gtが演算され、車輌の目標減速度Gtに基づき各車輪の目標ホイールシリンダ圧力Ptiが演算され、ステップ80及び90に於いて否定判別が行われ、ステップ10に於いて各車輪のホイールシリンダ圧力Piがマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2よりも高い目標制動圧Ptiになるよう、電磁開閉弁24L及び24Rが閉弁された状態でブレーキバイワイヤ式に制御される。
これに対し運転者により急激な制動操作が行われると、運転者により通常の制動操作が行われた場合と同様、ステップ10に於いて肯定判別が行われ、ステップ40〜70に於いて運転者の制動操作量に応じた各車輪の目標ホイールシリンダ圧力Ptiが演算され、ステップ80に於いて否定判別が行われるが、ステップ90に於いて肯定判別が行われ、制御はステップ100へ進む
この場合、運転者の制動操作が強いブレーキペダル踏み込みによるものであるときには、マスタシリンダ圧力の平均値Pma及びブレーキペダル12の踏み込みストロークStの何れも通常の制動操作時に比して急激に高く上昇するので、目標ホイールシリンダ圧力Ptiはマスタシリンダ圧力の平均値Pm1、Pm2よりも高くなるよう演算されており、ステップ90及び100に於いて肯定判別が行われ、これによりステップ140に於いてブレーキアシスト制御が実行される。
これに対し運転者の制動操作が迅速であるが軽いブレーキペダル踏み込みによるものであるときには、マスタシリンダ圧力の平均値Pmaは瞬間的に急激に上昇するが、ブレーキペダル12の踏み込みストロークStはマスタシリンダ圧力の平均値Pmaほど急激には上昇しないので、ステップ90に於いて肯定判別が行われるが、ステップ100に於いて否定判別が行われ、これによりブレーキアシスト制御が実行されることなくステップ160に於いて最終目標減速度Gtに基づく通常の制動力制御が行われる。
従って運転者の制動操作が強いブレーキペダル踏み込みによるものであるときには、確実にブレーキアシスト制御を行って車輌を効果的に減速させることができ、運転者の制動操作が迅速であるが軽いブレーキペダル踏み込みによるものであるときには、不必要なブレーキアシスト制御が実行されることを効果的に防止することができる。
また強いブレーキペダル踏み込みによりブレーキアシスト制御が実行されている状況に於いて運転者により制動操作量が低減される場合には、マスタシリンダ圧力の平均値Pma及びブレーキペダル12の踏み込みストロークStの何れも同様に低下するので、ステップ120及び130に於いて肯定判別が行われ、これによりステップ150に於いてブレーキアシスト制御が終了される。
これに対し非常に迅速なブレーキペダル踏み込みによりブレーキアシスト制御が実行されている状況に於いて運転者により制動操作量が低減される場合には、マスタシリンダ圧力の平均値Pmaは急激に低下するが、ブレーキペダル12の踏み込みストロークStはマスタシリンダ圧力の平均値Pmaほど急激には低下しないので、ステップ120に於いて肯定判別が行われるが、ステップ130に於いて否定判別が行われ、これによりブレーキアシスト制御が過剰に早く終了してしまうことを効果的に防止することができる。
特に図示の実施例によれば、ステップ90に於いて通常のブレーキアシスト制御の開始条件が成立していると判定され且つステップ100に於いて最終目標減速度Gtがその開始基準値Gtba以上であると判定されたときにブレーキアシスト制御が開始されるので、運転者の制動操作量を表すマスタシリンダ圧力以外の物理量としてマスタシリンダ圧力と実質的に同様に変化するブレーキペダル12に対する踏み込み踏力が使用される場合に比して、ブレーキアシスト制御を開始すべきか否かを正確に判定することができる。
また図示の実施例によれば、ステップ120に於いて通常のブレーキアシスト制御の終了条件が成立していると判定され且つステップ100に於いてブレーキアシスト制御開始時の踏み込みストロークStoからのブレーキペダル12の踏み込みストロークStの戻り量ΔStがその終了基準値Stbae以上であると判定されたときにブレーキアシスト制御が終了されるので、ステップ100に於いてブレーキペダル12の踏み込みストロークStが基準値以下になったか否かのみに基づいて判定される場合に比して、ブレーキアシスト制御を終了すべきか否かを正確に判定することができる。
以上に於いては本発明を特定の実施例について詳細に説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
例えば上述の実施例に於いては、ステップ100に於いて最終目標減速度Gtがその開始基準値Gtba以上であるか否かの判別が行われるようになっているが、最終目標減速度Gtがその開始基準値Gtba以上であり且つその増加率がその開始基準値であるか否かの判別が行われるよう修正されてもよく、またブレーキペダル12の踏み込みストロークStが基準値以上であるか否かの判別が行われるよう修正されてもよく、更にはブレーキペダル12の踏み込みストロークSt及びブレーキペダル12に対する踏み込み踏力Fbに基づく運転者の制動操作量が基準値以上であるか否かの判別が行われるよう修正されてもよい。
また上述の実施例に於いては、ステップ130に於いてブレーキアシスト制御開始時に於けるブレーキペダル12の踏み込みストロークStoを基準に見たブレーキペダル12の踏み込みストロークStの戻り量ΔStがその終了基準値Stbae以上であるか否かの判別が行われるようになっているが、ブレーキペダル12の踏み込みストロークStがその終了基準値以下になったか否かの判別が行われるよう修正されてもよい。
また上述の実施例に於いては、各車輪の目標制動圧Ptiは運転者の制動操作量を示す値としてのマスタシリンダ圧力Pm1、Pm2の平均値Pma及びブレーキペダルの踏み込み量Stに基づいて運転者の要求減速度Gtが演算され、各車輪の目標制動圧Ptiは運転者の要求減速度Gtに基づいて演算されるようになっているが、制動力の制御自体は本発明の要旨をなすものではなく、当技術分野に於いて公知の任意の要領にて実行されてよい。
また上述の実施例に於いては、各車輪のホイールシリンダ圧力Piを制御する増減圧制御弁は増圧制御弁としてのリニア弁50FL〜50RR及び減圧制御弁としてのリニア弁60FL〜60RRよりなっているが、これらの弁は増減圧及び保持の機能を備えた制御弁に置き換えられてもよい。
更にマスタシリンダ圧力は二つの圧力センサ66及び68により検出されるようになっているが、マスタシリンダ圧力は一つの圧力センサにより検出されるよう修正されてもよい。
10…ブレーキ装置、12…ブレーキペダル、14…マスタシリンダ、22FL〜22RR…ホイールシリンダ、24F、24R、26…電磁開閉弁、50FL〜50RR…リニア弁、60FL〜60RR…リニア弁、66、68…圧力センサ、70…ストロークセンサ、72、74FL〜74RR…圧力センサ、78…電子制御装置

Claims (7)

  1. ブレーキアシスト制御の開始条件が成立したと判定するとブレーキアシスト制御を開始する車輌の制動力制御装置に於いて、運転者の制動操作量の大きさを表すマスタシリンダ圧力以外の物理量を所定の物理量として、マスタシリンダ圧力及び前記所定の物理量に基づき車輌の目標減速度を演算し、マスタシリンダ圧力についての条件を含む所定の開始条件が成立し且つ車輌の目標減速度が基準値以上になったときに前記ブレーキアシスト制御開始条件が成立したと判定することを特徴とする車輌の制動力制御装置。
  2. ブレーキアシスト制御の開始条件が成立したと判定するとブレーキアシスト制御を開始する車輌の制動力制御装置に於いて、マスタシリンダ圧力と制動操作子の操作変位量とに基づいて車輌の目標減速度を演算し、マスタシリンダ圧力についての条件を含む所定の開始条件が成立し且つ車輌の目標減速度が基準値以上になったときに前記ブレーキアシスト制御の開始条件が成立したと判定することを特徴とする車輌の制動力制御装置。
  3. ブレーキアシスト制御の開始条件が成立したと判定するとブレーキアシスト制御を開始する車輌の制動力制御装置を備えた車輌に於いて、前記制動力制御装置はマスタシリンダ圧力と制動操作子の操作変位量とに基づいて車輌の目標減速度を演算し、マスタシリンダ圧力についての条件を含む所定の開始条件が成立し且つ車輌の目標減速度が基準値以上になったときに前記ブレーキアシスト制御の開始条件が成立したと判定することを特徴とする車輌。
  4. 前記物理量は制動操作子に対する操作力若しくは制動操作子の操作変位量であることを特徴とする請求項1に記載の車輌の制動力制御装置。
  5. 前記目標減速度はマスタシリンダ圧力に基づき演算される目標減速度と前記物理量に基づき演算される目標減速度とに基づいて演算されることを特徴とする請求項1に記載の車輌の制動力制御装置。
  6. 前記目標減速度はマスタシリンダ圧力に基づき演算される目標減速度と前記物理量に基づき演算される目標減速度との重み和であることを特徴とする請求項5に記載の車輌の制動力制御装置。
  7. 前記制動力制御装置はブレーキアシスト制御の終了条件が成立したと判定するとブレーキアシスト制御を終了し、ブレーキアシスト制御の終了条件が成立したか否かの判定に於いては、マスタシリンダ圧力についての条件を含む所定の終了条件が成立したか否かを判定するが、車輌の目標減速度を終了条件の判定対象にしないことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の車輌の制動力制御装置。
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