JP4852876B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本発明は、半導体装置に係り、特に複数の半導体素子を備えた半導体装置に関する。
MOSFET(Metal Oxide Silicon Field Effect Transistor)等の半導体素子を複数備えた半導体装置では、半導体素子をスイッチングする際、寄生ダイオードに流れる電流(寄生ダイオードのターンオンに伴う順電流やその後の逆回復電流)を検知してスイッチングのタイミングを制御し、スイッチング損失を少なくすることが有効である。
図1は、一般的なMOSFETの断面図である。しかし、図1に示すように、一般的なMOSFET100では、ソース電極101がP型ボディ領域102とN型ソース領域103との両方に接触しているため、MOSFETの動作電流Iと寄生ダイオードに流れる電流Iとをそれぞれ独立して検出することは困難である。
寄生ダイオードに流れる電流Iを検出可能な従来のMOSFETとしては、図2に示すようなものがある。
図2は、他のMOSFETの断面図である。図2に示すように、MOSFET110は、Si基板111の表面層内にP型チャネル領域112及びこれに重畳するP領域113を設けると共に、フィールド酸化膜114が存在する領域にPアノード領域115を設け、このPアノード領域115によりセンスダイオードを形成して、アノード電極117により寄生ダイオードに流れる電流を検出している(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−75131
しかしながら、従来のMOSFET110では、寄生ダイオードに流れる電流を独立して検出することは可能であるが、MOSFET110の動作電流を独立して検出することができないという問題があった。
そこで本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、半導体素子の動作電流経路と寄生ダイオードに流れる電流経路を分離した半導体装置、またはそれぞれの電流を独立して検出することにより、最適なタイミングでのスイッチング制御を容易にし、スイッチング損失を低減することのできる半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、基板と、該基板に設けられ、ボディ領域とチャネル領域とを有する第1導電型領域と、前記第1導電型領域を貫通するように前記基板に形成されたトレンチと、前記トレンチの内底面及び内側面を覆うように形成されたゲート絶縁膜と、前記第1導電型領域に接合して形成されると共に、前記内側面を覆う前記ゲート絶縁膜と隣接するように設けられた、前記第1導電型領域とは異なる導電型を有する第2導電型領域とを有する半導体素子を備えた半導体装置において、前記基板は第2導電型であり、前記半導体素子は、前記第2導電型領域と接触することなく、前記ボディ領域と接触する第1の電極と、該ボディ領域と接触することなく、該第2導電型領域と接触する第2の電極とを備え、前記第1の電極は、前記第1導電型領域と前記基板との接合によって形成される寄生ダイオードに流れる電流のみを検出する手段を備え、前記第2の電極は、前記第2導電型領域に流れる電流のみを検出する手段を備えたことを特徴とする半導体装置が提供される。
本発明によれば、第2導電型領域と接触することなく、ボディ領域と接触する第1の電極と、ボディ領域と接触することなく、第2導電型領域と接触する第2の電極とを半導体素子に設けることにより、半導体素子の動作電流経路と寄生ダイオードに流れる電流経路とを分離できる。また、それぞれの電流を独立して検出することにより、最適なタイミングでのスイッチング制御を容易にし、スイッチング損失を低減できる。
本発明は、第1の効果として、半導体素子の動作電流と寄生ダイオードに流れる電流とをそれぞれ独立して検出することが可能となり、最適なタイミングでのスイッチング制御を容易にし、スイッチング損失を低減することのできる半導体装置を提供できる。
第2の効果として、同一半導体基板に同一構成のセンス用MOSFET及びセンス用寄生ダイオードを形成することのできる半導体装置を提供できる。これにより、センスMOSFETとセンスダイオードとを独立でなく1個でできるため小型化が容易となる。
第3の効果として、半導体素子の動作電流経路と寄生ダイオードに流れる電流経路とを分離することにより、寄生ダイオードの導通のみを妨げる制御が可能となる半導体装置を提供できる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図3は、本発明の第1の実施の形態による半導体装置の断面図である。なお、図3の左端に位置する半導体素子12には、半導体素子12の動作電流Iと寄生ダイオードのターンオンに伴う順電流(電流I)とが流れている状態を模式的に示す。
図3を参照して、第1の実施の形態による半導体装置10について説明する。半導体装置10は、基板11に複数の半導体素子12を設けた構成とされている。半導体装置10は、プレーナゲート構造の半導体装置である。基板11は、半導体素子12を製造するための基材であり、例えば、nシリコン基板を用いることができる。
半導体素子12は、第1導電型領域13と、第2導電型領域であるNソース領域17A,17Bと、ゲート絶縁膜18と、ゲート電極19と、第1の電極であるダイオード電極22と、第2の電極であるセンス電極24A,24Bと、絶縁膜25と、N領域27と、ドレイン電極28とを有する。
第1導電型領域13は、P型領域であり、基板11の表面層内に設けられている。第1導電型領域13は、ボディ領域14とチャネル領域15とを有する。ボディ領域14は、第1導電型領域13の中央付近に設けられている。チャネル領域15は、第1導電型領域13の外周付近に設けられている。
第2導電型領域であるNソース領域17A,17Bは、第1導電型領域13とは異なる導電型を有する。Nソース領域17A,17Bは、第1導電型領域13と接合されると共に、ボディ領域14とチャネル領域15との間に位置するよう基板11の表面層内に設けられている。
ゲート絶縁膜18は、基板11の表面に形成されており、ゲート電極19を内包すると共に、隣接するセンス電極24A,24B間を絶縁する。ゲート電極19は、隣接する半導体素子12に亘って設けられると共に、ゲート絶縁膜18に覆われている。
第1の電極であるダイオード電極22は、Nソース領域17A,17Bと接触することなく、ボディ領域14と接触するよう基板11上に設けられている。ダイオード電極22は、絶縁膜25によりセンス電極24A,24Bと電気的に絶縁されている。
このように、Nソース領域17A,17Bと接触することなく、ボディ領域14と接触するダイオード電極22を設けることにより、寄生ダイオードに流れる電流(寄生ダイオードのターンオンに伴う順電流(電流I)やその後の逆回復電流)を独立して検出することができる。
第2の電極であるセンス電極24A,24Bは、ボディ領域14と接触することなく、Nソース領域17A,17Bと接触するようゲート絶縁膜18と絶縁膜25との間に設けられている。
このように、ボディ領域14と接触することなく、Nソース領域17A,17Bと接触するセンス電極24A,24Bを設けることにより、半導体素子12の動作電流Iを独立して検出することができる。
絶縁膜25は、ボディ領域14とNソース領域17A,17Bとの境界部分Bを覆うと共に、ダイオード電極22とセンス電極24A,24Bとの間を絶縁するよう基板11上に設けられている。
このように、ボディ領域14とNソース領域17A,17Bとの境界部分Bを覆うよう絶縁膜25を、ダイオード電極22とセンス電極24A,24Bとの間に設けることにより、ダイオード電極22がNソース領域17A,17Bと接触することを防止できると共に、センス電極24A,24Bがボディ領域14と接触することを防止できる。絶縁膜25としては、例えば、CVD法や蒸着法により形成されたSiO膜やSiN膜等を用いることができる。
領域27は、基板11の裏面層内に設けられている。ドレイン電極28は、N領域27を覆うように設けられている。
図4は、ストライプ状に配置されたゲート電極を備えた半導体装置の各電極に対する配線の接続例を示した平面図である。図4において、図3に示した半導体装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
半導体装置10の各電極に対する配線は、例えば、図4に示すように、同図の上方側から複数のゲート電極19を配線31により接続し、同様に上方側から複数のダイオード電極22を配線32により接続し、同図の下方側から複数のセンス電極24A,24Bを配線33により接続するように設けることができる。
図5は、マトリクス状に形成されたゲート電極を備えた半導体装置の各電極に対する配線の接続例を示した平面図である。図5において、Cはダイオード電極22と配線35とが電気的に接続される接続部分(以下、「接続部分C」とする)、Dはセンス電極24と配線37とが電気的に接続される接続部分(以下、「接続部分D」とする)をそれぞれ示している。また、同図において、図3に示した半導体装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
図5に示すように、マトリクス状に形成されたゲート電極34を備えた半導体装置の場合の各電極に対する配線は、例えば、複数のダイオード電極22と配線35とを接続部分Cで接続すると共に、同図の上方側から複数の配線35を配線36と接続し、複数のセンス電極24と配線37とを接続部分Dで接続すると共に、同図の下方側から複数の配線37を配線38と接続するように設けることができる。
以上説明したように、本実施の形態の半導体装置10によれば、Nソース領域17A,17Bと接触することなく、ボディ領域14と接触するダイオード電極22と、ボディ領域14と接触することなく、Nソース領域17A,17Bと接触するセンス電極24A,24Bとを半導体素子12に設けることにより、半導体素子12の動作電流Iと、寄生ダイオードに流れる電流(寄生ダイオードのターンオンに伴う順電流(電流I)やその後の逆回復電流)とをそれぞれ独立して検出することにより、最適なタイミングでのスイッチング制御を容易にし、スイッチング損失を低減することができる。また、半導体の動作電流と寄生ダイオードに流れる電流とを分離することにより、寄生ダイオードの導通のみを妨げる制御が可能となる。
なお、本実施の形態の半導体装置10は、公知の技術を用いて製造することができる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態による半導体装置の断面図である。なお、図6において、第1の実施の形態の半導体装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
図6を参照して、第2の実施の形態による半導体装置40について説明する。半導体装置40は、トレンチゲート構造を適用した半導体装置である。半導体装置40は、半導体素子12と他の半導体素子41とが基板11に形成された構成とされている。つまり、半導体装置40は、第1の実施の形態の半導体装置10の構成に、さらに他の半導体素子41を設けた構成とされている。
他の半導体素子41は、第1導電型領域13と、第2導電型領域であるNソース領域17A,17Bと、ゲート絶縁膜18と、ゲート電極19と、ソース電極42と、N領域27と、ドレイン電極28とを有する。
ゲート絶縁膜18は、基板11の表面に形成されており、ゲート電極19を覆うと共に、センス電極24A,24Bとソース電極42とを絶縁する。ソース電極42は、ボディ領域14及びNソース領域17A,17Bと接触するように基板11の表面からゲート絶縁膜18上に亘って設けられている。
他の半導体素子41としては、例えば、MOSFETを用いることができる。MOSFETは、駆動が容易で、かつオン電流が負の温度係数を持ち、熱暴走し難いという利点を備えた素子である。MOSFETは、車両等に用いられる半導体装置に適用されている。
以上説明したように、本実施の形態の半導体装置40によれば、他の半導体素子41にセンス用MOSFET及びセンス用ダイオードとなる半導体素子12を同一半導体基板に同一構成となるよう設けることが可能となり、センスMOSFETやセンスダイオードと同様な特性を活用することができる。また、センスMOSFETとセンスダイオードとを独立でなく1個にできるため小型化が容易となる。
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の第3の実施の形態による半導体装置の断面図である。
図7を参照して、第3の実施の形態による半導体装置50について説明する。半導体装置50は、半導体素子52と他の半導体素子56とが基板51に形成された構成とされている。半導体装置50は、トレンチゲート構造の半導体装置である。
基板51は、半導体素子52及び他の半導体素子56を製造するための基材である。基板51としては、例えば、nシリコン基板を用いることができる。
半導体素子52は、第1導電型領域53と、第2導電型領域であるNソース領域57A,57Bと、ゲート絶縁膜59と、ゲート電極61と、第2の電極であるセンス電極62A,62Bと、第1の電極であるダイオード電極63A,63Bと、絶縁膜65,66と、N領域68と、ドレイン電極69とを有する。
第1導電型領域53は、P型領域であり、基板51の表面層内に設けられている。第1導電型領域53は、ボディ領域54とチャネル領域55とを有する。ボディ領域54は、基板51の表面付近に設けられている。チャネル領域55は、ゲート絶縁層59の近傍で、かつソース領域57A,57Bの下方に設けられている。
第2導電型領域であるNソース領域57A,57Bは、第1導電型領域53とは異なる導電型を有する領域である。Nソース領域57A,57Bは、第1導電型領域53と接合されると共に、基板51表面に位置するゲート絶縁膜59と隣接するように設けられている。
トレンチ58は、第1導電型領域53を貫通するよう基板51に形成されている。ゲート絶縁膜59は、トレンチ58を覆うように形成されている。ゲート絶縁膜59は、基板51とゲート電極61との間を絶縁するためのものである。ゲート電極61は、ゲート絶縁膜59に覆われたトレンチ58に設けられている。
第2の電極であるセンス電極62A,62Bは、ボディ領域54と接触することなく、Nソース領域57A,57Bと接触するようNソース領域57A,57B上に設けられている。
このように、ボディ領域54と接触することなく、Nソース領域57A,57Bと接触するセンス電極62A,62Bを設けることにより、半導体素子52の動作電流を独立して検出することができる。
第1の電極であるダイオード電極63A,63Bは、Nソース領域57A,57Bと接触することなく、ボディ領域54と接触するよう基板51上に設けられている。ダイオード電極63A,63Bは、絶縁膜65によりセンス電極62A,62Bと電気的に絶縁されている。
このように、Nソース領域57A,57Bと接触することなく、ボディ領域54と接触するダイオード電極63A,63Bを設けることにより、寄生ダイオードに流れる電流(寄生ダイオードのターンオンに伴う順電流やその後の逆回復電流)を独立して検出することができる。
絶縁膜65は、ボディ領域54とNソース領域57A,57Bとの境界部分Eを覆うと共に、ダイオード電極63A,63Bとセンス電極62A,62Bとの間を絶縁するように基板51上に設けられている。
このように、ボディ領域54とNソース領域57A,57Bとの境界部分Eを覆うと共に、ダイオード電極63A,63Bとセンス電極62A,62Bとの間を絶縁する絶縁膜65を設けることにより、ダイオード電極63A,63BがNソース領域57A,57Bと接触することを防止すると共に、センス電極62A,62Bがボディ領域54と接触することを防止できる。絶縁膜65としては、例えば、CVD法や蒸着法により形成されたSiO膜やSiN膜等を用いることができる。
絶縁膜66は、他の半導体素子56に設けられたソース電極71A,71Bとダイオード電極63A,63Bとの間に設けられている。絶縁膜66は、ソース電極71A,71Bとダイオード電極63A,63Bとの間を絶縁するためのものである。
領域68は、基板51の裏面層内に設けられている。ドレイン電極69は、N領域68を覆うように設けられている。
他の半導体素子56は、半導体素子52の構成からセンス電極62A,62B、ダイオード電極63A,63B、及び絶縁膜65を取り除き、代わりにソース電極71A,71Bを設けた以外は、半導体素子52と同様な構成とされている。
ソース電極71Aは、Nソース領域57A及びボディ領域54と接触するよう基板51上に設けられている。また、ソース電極71Bは、Nソース領域57B及びボディ領域54と接触するよう基板51上に設けられている。
上記構成とされた他の半導体素子56としては、例えば、MOSFETを用いることができる。
本実施の形態の半導体装置50においても、Nソース領域57A,57Bと接触することなく、ボディ領域54と接触するダイオード電極63A,63Bと、ボディ領域54と接触することなく、Nソース領域57A,57Bと接触するセンス電極62A,62Bとを半導体素子52に設けることにより、第1の実施の形態の半導体装置10と同様に、素子の動作電流と、寄生ダイオードに流れる電流(寄生ダイオードのターンオンに伴う順電流やその後の逆回復電流)とをそれぞれ独立して検出することにより、最適なタイミングでのスイッチング制御を容易にし、スイッチング損失を低減することができる。
また、他の半導体素子56にセンス用MOSFET及びセンス用ダイオードとなる半導体素子52を同一半導体基板に同一構成となるよう設けることが可能となり、センスMOSFETとセンスダイオードと同様な特性を活用することができる。さらに、センスモSFETとセンスダイオードを独立でなく1個にできるため小型化が容易となる。
なお、本実施の形態の半導体装置50では、半導体素子52と、他の半導体素子56とを設けた構成としたが、半導体装置を半導体素子52のみで構成してもよい。また、本実施の形態の半導体装置50は、公知の技術を用いて製造することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、縦型MOSFET及び横型MOSFETのいずれの半導体素子にも適用可能である。
本発明は、半導体素子の動作電流経路と寄生ダイオードに流れる電流経路とを分離した半導体装置、またはそれぞれの電流を独立して検出することにより、最適なタイミングでのスイッチング制御を容易にし、スイッチング損失を低減することのできる半導体装置に適用できる。
一般的なMOSFETの断面図である。 他のMOSFETの断面図である。 本発明の第1の実施の形態による半導体装置の断面図である。 ストライプ状に配置されたゲート電極を備えた半導体装置の各電極に対する配線の接続例を示した平面図である。 マトリクス状のゲート電極を備えた半導体装置の各電極に対する配線の接続例を示した平面図である。 本発明の第2の実施の形態による半導体装置の断面図である。 本発明の第3の実施の形態による半導体装置の断面図である。
符号の説明
10,40,50 半導体装置
11,51 基板
12,52 半導体素子
13,53 第1導電型領域
14 ボディ領域
15 チャネル領域
17A,17B,57A,57B Nソース領域
18,59 ゲート絶縁膜
19,34,61 ゲート電極
22,63A,63B ダイオード電極
24,24A,24B,62A,62B センス電極
25,65,66 絶縁膜
27,68 N領域
28,69 ドレイン電極
31〜33,35〜38 配線
41,56 他の半導体素子
42,71A,71B ソース電極
58 トレンチ
B,E 境界部分
C,D 接続部分

Claims (5)

  1. 基板と、
    該基板に設けられ、ボディ領域とチャネル領域とを有する第1導電型領域と、
    前記第1導電型領域を貫通するように前記基板に形成されたトレンチと、
    前記トレンチの内底面及び内側面を覆うように形成されたゲート絶縁膜と、
    前記第1導電型領域に接合して形成されると共に、前記内側面を覆う前記ゲート絶縁膜と隣接するように設けられた、前記第1導電型領域とは異なる導電型を有する第2導電型領域とを有する半導体素子を備えた半導体装置において、
    前記基板は第2導電型であり、
    前記半導体素子は、前記第2導電型領域と接触することなく、前記ボディ領域と接触する第1の電極と、該ボディ領域と接触することなく、該第2導電型領域と接触する第2の電極とを備え
    前記第1の電極は、前記第1導電型領域と前記基板との接合によって形成される寄生ダイオードに流れる電流のみを検出する手段を備え、
    前記第2の電極は、前記第2導電型領域に流れる電流のみを検出する手段を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. ゲート電極とドレイン電極とをさらに設けたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体素子は、前記第1の電極と第2の電極との間に絶縁膜を有し、
    前記絶縁膜は、前記ボディ領域と第2導電型領域との境界部分を覆うことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記半導体素子とは別に、前記ボディ領域及び第2導電型領域と接触するソース電極を備えた他の半導体素子を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記他の半導体素子は、MOSFETであることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
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