JP4852783B2 - 冷凍装置、冷凍装置の制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍装置に関するものであり、特に圧縮機をインバータ駆動する冷凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空調装置において容量制御を目的に一般的に用いられている圧縮機のインバータ駆動手法が冷凍装置においても適用されている。日立製作所製インバータスクロール冷凍機型式KX−6CV1を例に取ると、その構成は図11に示すとおりである。図において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は絞り装置、4は蒸発器、5は低圧側圧力検出手段、16はインバータ駆動手段、36は制御手段、8は高圧側圧力検出手段、9は吐出温度検出手段、10は吸入温度検出手段、11は受液器、12はアキュムレータ、13は液バイパス手段である。
【0003】
圧縮機1乃至蒸発器4で、主要な冷媒サイクルを構成し、低圧側圧力検出手段5の検出値に基づき制御手段36において低圧側圧力が設定値に一致するようなインバータ出力周波数を決定し、インバータ駆動手段16によりインバータを駆動し圧縮機の回転数を制御する。ここで、低圧側圧力の設定値は、手動で制御手段に対し設定され、固定される。
従来の冷凍装置は、このように構成されており、蒸発器の負荷変動による低圧側圧力値の変化に追従して、圧縮機の適正容量運転を実現することで省エネ効果を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の冷凍装置は、上記のように構成していたので、以下のような課題があった。
一般的に出力周波数が高いときには能力不足傾向、出力周波数が低いときには能力過剰傾向と考えることができ、能力不足傾向時に出力周波数の増大、能力過剰傾向時に出力周波数の減少を促進することにより庫内温度を安定に制御できると考えられるが、その追従性が十分確保されなかった。
また、運転立ち上げ時等冷凍能力が多く必要な場合にも、目標圧力により能力上限が抑制され、庫内温度が所定値になるまでの立ち上がり時間が長くかかることがあった。
【0005】
また、小容量運転時等で冷凍能力が過大となった場合にサーモセンサによって圧縮機の発停頻度が増加し、庫内温度の変動が増大することがあった。
また、出力周波数の変化に対する低圧側圧力の変動幅によって蒸発器容量を推定することができるが、小容量との推定時に圧力変動を抑制することによる冷凍サイクルの安定動作の確保および冷凍能力を有効に抑制することができなかった。
また、蒸発器容量変化の影響が低圧側圧力の変動により推定できるが、この変動に応じた出力周波数制御量の変化追従が遅いと言う問題があった。
また、商用電源駆動冷凍装置に対し圧縮機駆動インバータ装置を後付で付加する際の機能切り分けが不十分で、同様の機能部品を複数並列に配置する必要性があった。
【0006】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、圧縮機周波数を効果的に変化させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいて前記目標低圧側圧力設定手段の設定値を変更する第1の目標低圧側圧力変更手段とを備えたものである。
【0008】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいて該設定値の変化幅を変更する第1の出力周波数変化幅変更手段とを備えたものである。
【0009】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、インバータ出力周波数設定手段の設定値の時系列変化を記憶する出力周波数記憶手段と、前記出力周波数記憶手段の記憶値に基づき前記目標低圧側圧力設定手段の設定値を変更する第2の目標低圧側圧力変更手段とを備えたものである。
【0010】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、インバータ出力周波数設定手段の設定値の時系列変化を記憶する出力周波数記憶手段と、前記出力周波数記憶手段の記憶値に基づき前記インバータ出力周波数設定手段の設定値の変化幅を変更する第2の出力周波数変化幅変更手段とを備えたものである。
【0011】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、圧縮機の発停頻度を計測する発停頻度検出手段と、前記発停頻度検出手段の検出値に基づき前記目標低圧側圧力設定手段の設定値を変更する第3の目標低圧側圧力変更手段とを備えたものである。
【0012】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、圧縮機の発停頻度を計測する発停頻度検出手段と、前記発停頻度検出手段の検出値に基づき前記インバータ出力周波数設定手段の設定値の変化幅を変更する第3の出力周波数変化幅変更手段とを備えたものである。
【0013】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値の時系列変化を記憶する低圧側圧力記憶手段と、前記低圧側圧力記憶手段の記憶値に基づき前記目標低圧側圧力設定手段の設定値を変更する第4の目標低圧側圧力変更手段とを備えたものである。
【0014】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値の時系列変化を記憶する低圧側圧力記憶手段と、前記低圧側圧力記憶手段の記憶値に基づき前記インバータ出力周波数設定手段の設定値の変化幅を変更する第4の出力周波数変化幅変更手段とを備えたものである。
【0015】
また、低圧側圧力検出手段の検出値が所定値以下になった場合に、出力周波数を強制的に0または所定の周波数に切り替える第1の出力周波数強制切換手段を有したものである。
【0016】
また、低圧側圧力検出手段の検出値の時系列変化を記憶する低圧側圧力記憶手段と、前記低圧側圧力記憶手段に記憶された圧力の減少度合いが所定値以上の場合に、出力周波数を強制的に0または所定の周波数に切り替える第2の出力周波数強制切換手段を有したものである。
【0017】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルを備えた冷凍装置において、圧縮機駆動用電源系統に接触器を備え、前記接触器2次側からの電源の供給・停止により運転・停止するよう前記接触器と直列にインバータ装置を後付して上記の何れかに係る冷凍装置を構成可能にしたものである。
【0018】
また、低圧側圧力検出手段の検出値に基づいて接触器の開閉制御を行う接触器用制御器を備え、上記の何れかに係る冷凍装置の構成時に前記低圧側圧力検出手段の検出値を前記接触器用制御器から前記インバータ装置へ伝達するものである。
【0019】
また、上記の何れかに係る冷凍装置の構成時に前記インバータ装置と並列接続される箇所に設けられた第1の応急運転用接触器と、前記インバータ制御装置の出力側に直列接続される箇所に設けられた第2の応急運転用接触器とを合わせて後付付加可能にし、インバータ制御器が正常運転可能時は前記第1の応急運転用接触器を開、前記第2の応急運転用接触器を閉とし、インバータ制御器が正常運転不能の場合は前記第1の応急運転用接触器を閉、前記第2の応急運転用接触器を開とするものである。
【0020】
また、この発明に係る冷凍装置の制御方法は、インバータ駆動される圧縮機の出力周波数に基づいて、周波数の高い高負荷時には圧縮機の吸入側である低圧側圧力の目標値を下げ、周波数の低い低負荷時には低圧側圧力の目標値を上げ、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御する。
【0021】
また、インバータ駆動される圧縮機の出力周波数に基づいて、周波数の高い高負荷時には圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を大きくし、周波数の低い低負荷時には圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を小さくし、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御する。
【0022】
また、インバータ駆動される圧縮機の出力周波数の時系列変化に基づいて、周波数を高める傾向にある高負荷時には圧縮機の吸入側である低圧側圧力の目標値を下げ、周波数を低める傾向にある低負荷時には低圧側圧力の目標値を上げ、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御する。
【0023】
また、インバータ駆動される圧縮機の出力周波数の時系列変化に基づいて、周波数を高める傾向にある高負荷時には圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を大きくし、周波数を低める傾向にある低負荷時には圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を小さくし、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御する。
【0024】
また、インバータ駆動される圧縮機の出力周波数の時系列変化に基づいて、圧縮機の発停頻度が高い場合に低圧側圧力の目標値を上げ、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御する。
【0025】
また、インバータ駆動される圧縮機の出力周波数の時系列変化に基づいて、圧縮機の発停頻度が高い場合に圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を小さくし、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御する。
【0026】
また、インバータ駆動される圧縮機の吸入側である低圧側圧力の時系列変化に基づいて、蒸発器が大容量と判断される場合には低圧側圧力の目標値を下げ、蒸発器が小容量と判断される場合には低圧側圧力の目標値を上げ、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御する。
【0027】
また、インバータ駆動される圧縮機の吸入側である低圧側圧力の時系列変化に基づいて、蒸発器が大容量と判断される場合には圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を大きくし、蒸発器が小容量と判断される場合には圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を小さくし、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御する。
【0028】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1および図2を用いて、本発明の実施の形態1を説明する。
図1において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は絞り装置、4は蒸発器、5は低圧側圧力検出手段、6はインバータ制御手段、である。インバータ制御手段6の内部構成は、目標低圧側圧力設定手段14、インバータ出力周波数設定手段15、インバータ駆動手段16、第1の目標低圧側圧力変更手段17、第1の出力周波数変化幅変更手段18、低圧側圧力記憶手段25、第1の出力周波数強制切換手段29、第2の出力周波数強制切換手段30よりなる。
尚、本実施の形態では、冷媒としてR22、R404A、R407Cの何れかを用いた場合について説明するが、R32やR410A等、他の冷媒であっても良い。
【0029】
制御ブロック間の情報の流れは、図中の矢印に示すとおりであり、低圧側圧力検出手段5の検出値と目標低圧側圧力設定手段14の設定値とに基づいてインバータ出力周波数設定手段15で決定された周波数で圧縮機1をインバータ駆動する。
ここで、インバータ出力周波数設定手段15の設定値に応じて第1の目標低圧側圧力変更手段17及び第1の出力周波数変化幅変更手段18により目標低圧側圧力及び出力周波数変化幅を変更する。
なお、図では絞り手段3および蒸発器4は1組のみ記載したが、複数組の並列接続も可能である。
【0030】
この間のアルゴリズムを図2に基づいて説明する。
メインのアルゴリズムは、S1にて出力周波数が所定の設定値1より大きいかどうかを判定し、大きければS3へ、そうでなければS2へ進む。S2では出力周波数が設定値1よりも小さな所定の設定値2より小さいかどうかを判定し、小さければS5へ、そうでなければS7へ進む。ここで、例えば設定値1は商用電源周波数以上の60Hz、設定値2は商用電源周波数の1/2である30Hz程度である。
【0031】
S3ではフラグFが1かどうかを判定し、1であればS8へ、そうでなければS4へ進む。S4ではフラグFを1とし、目標低圧側圧力を所定量(本実施の形態では0.1MPa)低下し、出力周波数変化幅を所定量(本実施の形態では通常の変化幅の2倍)大きくして、S8へ進む。S6ではフラグFを−1とし、目標低圧側圧力を所定量(本実施の形態では0.1MPa)上昇し、出力周波数変化幅を所定量(本実施の形態では通常の変化幅の1/2倍)小さくして、S8へ進む。S7ではフラグFを0とし、元の目標低圧側圧力値とし、元の出力周波数変化幅値として、S8へ進む。
【0032】
S8では低圧側圧力検出値が目標低圧側圧力に微小圧力ΔPS(本実施の形態では0.05MPa)を加算した値より大きいかどうかを判定し、大きければS10へ、そうでなければS9へ進む。S9では低圧側圧力検出値が目標低圧側圧力に微小圧力ΔPSを減算した値より小さいかどうかを判定し、小さければS11へ、そうでなければ本制御を終了する。S10では出力周波数fを現在値fに対し出力周波数変化幅Δfを加算した値とし、S12へ進む。S12では出力周波数fが所定の最大値fmaxより大きいかどうかを判定し、大きければS13へ、そうでなければ本制御を終了する。S13では出力周波数fを所定の最大値fmaxとし、本制御を終了する。
【0033】
S11では出力周波数fを現在値fに対し出力周波数変化幅Δfを減算した値とし、S14へ進む。S14では出力周波数fが所定の最小値fminより小さいかどうかを判定し、小さければS15へ、そうでなければ本制御を終了する。S15では出力周波数fを所定の最小値fminとし、本制御を終了する。本アルゴリズムは、定期的に実行される。
また、保護制御においてS16では低圧側圧力検出値が所定の設定値より小さいかどうかを判定し、小さければS17へ、そうでなければ本制御を終了する。S17では出力周波数を、停止を含む小さな所定の設定値とし、本制御を終了する。本アルゴリズムは、保護動作であるため、極力短い時間間隔で実行される。
また、別の保護制御においてS18では低圧側圧力の低下幅が所定の設定値より大きいかどうかを判定し、大きければS19へ、そうでなければ本制御を終了する。S19では出力周波数を、停止を含む小さな所定の設定値とし、本制御を終了する。本アルゴリズムは、保護動作であるため、極力短い時間間隔で実行される。
【0034】
このようにすることにより、以下に示すような効果を奏する。
一般的に出力周波数が高いときには能力不足傾向、出力周波数が低いときには能力過剰傾向と考えることができ、能力不足傾向時に出力周波数の増速、能力過剰傾向時に出力周波数の減速、を促進することにより庫内温度を安定に制御できるが、目標低圧側圧力の変更および出力周波数変化幅の変更により実現できる。
また、低圧側圧力の異常低下は圧縮機の故障の原因の一つであるが、低圧側圧力の低下および、時系列での低下傾向に基づいて出力周波数を停止を含む小さな所定値まで減少する制御を行うことで、それを未然に防止できる。
【0035】
なお、本実施の形態では出力周波数変化幅を基本的に一定として簡略に説明したが、低圧側圧力の検出値と目標値の差に応じて変化幅を調整するものであってもよい。
また、目標低圧の変更について、本実施の形態では所定値だけ増減させて変更したが、周波数等に応じてリニアに増減させる制御であってもよい。いずれの場合も目標低圧は周波数制御の目標値を左右するため、インバータ周波数が取りうる好適な値や、ヒステリシスやハンチングを考慮すると、目標低圧の頻繁な変更は好ましくない。本実施の形態では、目標圧力の低下方向、上昇方向に変更する境界となる設定値を設定値1、設定値2の一つずつにすることで、ハンチング等を防止している。
【0036】
また、本実施の形態では、周波数設定値の変化幅の変更について、変化幅UP方向については設定値1、変化幅DOWN方向については設定値2というそれぞれ一つの境界を設定したが、これに限るものではなく、設定値を複数設け、出力fが大きい程変化幅UPの度合いを大きくし、出力fが小さい程変化幅DOWNの度合いを小さくしても良い。
【0037】
実施の形態2.
図3および図4を用いて本発明の実施の形態2を説明する。図3において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は絞り装置、4は蒸発器、5は低圧側圧力検出手段、6はインバータ制御手段である。インバータ制御手段6の内部構成は、目標低圧側圧力設定手段14、インバータ出力周波数設定手段15、インバータ駆動手段16、出力周波数記憶手段19、第2の目標低圧側圧力変更手段20、第2の出力周波数変化幅変更手段21、低圧側圧力記憶手段25、第1の出力周波数強制切換手段29、第2の出力周波数強制切換手段30、よりなる。
【0038】
制御ブロック間の情報の流れは、図中の矢印に示すとおりであり、低圧側圧力検出手段5の検出値と目標低圧側圧力設定手段14の設定値に基づいてインバータ出力周波数設定手段15で決定された周波数にて圧縮機1をインバータ駆動する際に、出力周波数記憶手段19に蓄積された過去の出力周波数設定手段15における設定値の累積時系列記憶値の変化パターンにより目標低圧側圧力および出力周波数変化幅を変化させる。
なお、図では絞り手段3および蒸発器4は1組のみ記載したが、複数組の並列接続も可能である。
【0039】
この間のアルゴリズムを図4に基づいて説明する。
メインのアルゴリズムは、S21にて出力周波数が増加傾向か判定し、増加傾向であればS23へ、そうでなければS22へ進む。S22では出力周波数ハンチング大の場合はS26へ、そうでない場合はS25へ進む。S26ではフラグFが−1かどうかを判定し、−1であればS31へ、そうでなければS30へ進む。S30ではフラグFを−1とし、目標低圧側圧力を所定量上昇し、出力周波数変化幅を所定量小さくして、S31へ進む。
【0040】
S23ではフラグFが1かどうかを判定し、1であればS31へ、そうでなければS24へ進む。S24ではフラグFを1とし、目標低圧側圧力を所定量下降し、出力周波数変化幅を所定量大きくして、S31へ進む。S25では出力周波数減少傾向であれば、S27へ、そうでなければ、S29でフラグFを0とし、元の目標低圧側圧力値とし、元の出力周波数変化幅値として、S31へ進む。S27でフラグFが−2であれば、S31へ、そうでなければ、S29でフラグFを−2とし、目標低圧側圧力を所定量上昇し、出力周波数変化幅を所定量大きくして、S31へ進む。
【0041】
S31では低圧側圧力検出値が目標低圧側圧力に微小圧力を加算した値より大きいかどうかを判定し、大きければS33へ、そうでなければS32へ進む。S32では低圧側圧力検出値が目標低圧側圧力に微小圧力を減算した値より小さいかどうかを判定し、小さければS34へ、そうでなければ本制御を終了する。S33では出力周波数を現在値に対し出力周波数変化幅を加算した値とし終了する。本アルゴリズムは定期的に実行される。
【0042】
この制御によって、運転立ち上げ時等冷凍能力が多く必要な場合にも、目標圧力により能力上限が抑制され、庫内温度が所定値になるまでの立ち上がり時間が長くかかることに対し、出力周波数の時系列での制御状況から増速の必要性を判断し、立ち上がり特性を改善できる。合わせて、逆に減速の必要性も判断し、追従性を向上できる。
なお、本実施の形態では出力周波数変化幅を基本的に一定として簡略に説明したが、低圧側圧力の検出値と目標値の差に応じて変化幅を調整することもできる。
【0043】
実施の形態3.
図5および図6を用いて本発明の実施の形態3を説明する。図5において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は絞り装置、4は蒸発器、5は低圧側圧力検出手段、6はインバータ制御手段である。インバータ制御手段6の内部構成は、目標低圧側圧力設定手段14、インバータ出力周波数設定手段15、インバータ駆動手段16、発停頻度検出手段22、第3の目標低圧側圧力変更手段23、第3の出力周波数変化幅変更手段24、低圧側圧力記憶手段25、第1の出力周波数強制切換手段29、第2の出力周波数強制切換手段30、よりなる。
【0044】
制御ブロック間の情報の流れは、図中の矢印に示すとおりであり、低圧側圧力検出手段5の検出値と目標低圧側圧力設定手段14の設定値に基づいてインバータ出力周波数設定手段15で決定された周波数にて圧縮機1をインバータ駆動する際に、制御の結果として圧縮機1の発停頻度が多い場合、それを抑制するように目標低圧側圧力および出力周波数変化幅を変化させる。
なお、図では絞り手段3および蒸発器4は1組のみ記載したが、複数組の並列接続も可能である。
【0045】
この間のアルゴリズムを図6に基づいて説明する。
メインのアルゴリズムは、S41にて発停頻度回数が多いかどうかを判定し、多ければS42へ、そうでなければS43へ進む。S43では連続運転時間が設定時間より長いかどうかを判定し、長ければS45へ、そうでなければS46へ進む。S45ではフラグFを0とし、元の目標低圧側圧力値とし、元の出力周波数変化幅値として、S46へ進む。S42ではフラグFを−1とし、目標低圧側圧力を所定量上昇し、出力周波数変化幅を所定量小さくして、S46へ進む。
【0046】
S46では低圧側圧力検出値が目標低圧側圧力に微小圧力を加算した値より大きいかどうかを判定し、大きければS48へ、そうでなければS47へ進む。S47では低圧側圧力検出値が目標低圧側圧力に微小圧力を減算した値より小さいかどうかを判定し、小さければS49へ、そうでなければ本制御を終了する。S48では出力周波数を現在値に対し出力周波数変化幅を加算した値とし終了する。本アルゴリズムは、定期的に実行される。
【0047】
このように制御することにより、小容量運転時等で冷凍能力が過大となった場合にサーモ発停頻度が上昇し、庫内温度の変動が増加することに対し、サーモ発停頻度を検知することにより目標低圧及び出力周波数変化幅を調節し、冷凍能力抑制制御をすることでサーモ発停頻度を抑制する事ができる。
なお、本実施の形態では出力周波数変化幅を基本的に一定として簡略に説明したが、低圧側圧力の検出値と目標値の差に応じて変化幅を調整することもできる。
【0048】
実施の形態4.
図7および図8を用いて本発明の実施の形態4を説明する。図7において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は絞り装置、4は蒸発器、5は低圧側圧力検出手段、6はインバータ制御手段である。インバータ制御手段6の内部構成は、目標低圧側圧力設定手段14、インバータ出力周波数設定手段15、インバータ駆動手段16、第4の目標低圧側圧力変更手段26、第4の出力周波数変化幅変更手段27、低圧側圧力記憶手段25、第1の出力周波数強制切換手段29、第2の出力周波数強制切換手段30、よりなる。
【0049】
制御ブロック間の情報の流れは、図中の矢印に示すとおりであり、低圧側圧力検出手段5の検出値と目標低圧側圧力設定手段14の設定値に基づいてインバータ出力周波数設定手段15で決定された周波数にて圧縮機1をインバータ駆動する際に、低圧側圧力検出手段5の検出値変化に対応した低圧側圧力記憶値に基づき、目標低圧側圧力および出力周波数変化幅を変化させる。
なお、図では絞り手段3および蒸発器4は1組のみ記載したが、複数組の並列接続も可能である。
【0050】
この間のアルゴリズムを図8に基づいて説明する。
メインのアルゴリズムは、S51にて低圧側圧力が目標設定より大きいか判定し、大きければS53へ、そうでなければS52へ進む。S52では低圧側圧力ハンチング大の場合はS56へ、そうでない場合はS55へ進む。S56ではフラグFが−1かどうかを判定し、−1であればS61へ、そうでなければS60へ進む。S60ではフラグFを−1とし、目標低圧側圧力を所定量上昇し、出力周波数変化幅を所定量小さくして、S61へ進む。
【0051】
S53ではフラグFが1かどうかを判定し、1であればS61へ、そうでなければS54へ進む。S54ではフラグFを1とし、目標低圧側圧力を所定量下降し、出力周波数変化幅を所定量大きくして、S61へ進む。S55では低圧側圧力が目標設定より小さければ、S57へ、そうでなければ、S58でフラグFを0とし、元の目標低圧側圧力値とし、元の出力周波数変化幅値として、S61へ進む。S57でフラグFが−2であれば、S61へ、そうでなければ、S59でフラグFを−2とし、目標低圧側圧力を所定量上昇し、出力周波数変化幅を所定量大きくして、S61へ進む。
【0052】
S61では低圧側圧力検出値が目標低圧側圧力に微小圧力を加算した値より大きいかどうかを判定し、大きければS33へ、そうでなければS62へ進む。S62では低圧側圧力検出値が目標低圧側圧力に微小圧力を減算した値より小さいかどうかを判定し、小さければS64へ、そうでなければ本制御を終了する。S33では出力周波数を現在値に対し出力周波数変化幅を加算した値とし終了する。本アルゴリズムは、定期的に実行される。
【0053】
このように制御することにより、出力周波数の変化に対する低圧側圧力の変動幅によって蒸発器容量を推定することに基づき、小容量との推定時に圧力変動を抑制することによる冷凍サイクルの安定動作の確保および冷凍能力を有効に抑制するという目的を、目標低圧側圧力および出力周波数変動幅を変化することで実現することができる。
また、蒸発器容量変化の影響が低圧側圧力の変動により推定できることに基づき、この変動に応じた出力周波数制御量の変化追従が遅いと言う問題に対し、低圧側圧力の変動を検出しそれに応じて目標低圧側圧力および出力周波数変化幅を変化することで追従性を確保できる。
【0054】
実施の形態5.
図9および図10を用いて本発明の実施の形態5を説明する。
図において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は絞り手段、4は蒸発器、5は低圧側圧力検出手段、31は接触器、35は実施の形態1乃至4で示したインバータ制御器、32は第1の応急接触器、33は第2の応急接触器、34は、前記第1の応急接触器32および前記第2の応急接触器33で構成される応急運転手段、である。
【0055】
本構成では、商用電源駆動冷凍装置とインバータ制御器35および応急運転手段34が独立構成となっており、後付可能としている。
また、応急運転手段34の制御により、圧縮機を商用電源駆動又はインバータ駆動のどちらかの方式で動作させることができる。
また、駆動方式が異なった場合でも、低圧側圧力手段5の情報をユニット制御手段7からインバータ制御手段6へ共有伝達することにより、同一機能部品の重複なく、接触器31の開閉、インバータ制御手段6での周波数制御及び第1の応急接触器32の開閉、第2の応急接触器33の開閉が可能となる。
【0056】
接触器31、第1の応急運転用接触器32、第2の応急運転用接触器33のアルゴリズムを図10に基づいて説明する。なお、インバータ制御器35は電源供給を受ければ運転し、電源供給がなくなれば停止する。
接触器31については、S71にて低圧値が設定値1より大きいかどうかを判定し、大きければS73へ、そうでなければS72へ進む。S73では接触器31ONの制御となる。S72では設定値1より低い設定値2より小さいかどうかを判定し、小さければS74の接触器31OFFで終了とし、そうでなければ接触器31のON/OFF状態はそのままで、接触器31制御を終了する。
【0057】
第1の応急運転用接触器32、第2の応急運転用接触器33については、S75にて、インバータ制御器35が正常か判定し、正常であれば、第1の応急運転用接触器32をOFF、第2の応急運転用接触器33をONし、S79にてインバータ制御を実施する。インバータ制御器35が異常の場合は、S76にてインバータ制御手段6をOFFにし、S77では第1の応急運転用接触器32をON、第2の応急運転用接触器33をOFFで、インバータ駆動不可となり、商用電源駆動のみ可能となる。
商用電源のみの運転であった冷凍機に、インバータ制御器が容易に追加可能で、制御機能も共通化できるため、どちらの駆動方式で運転させるか選択ができ、又、一方の駆動方式が故障した場合の応急処置にも役立つ。
【0058】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいて前記目標低圧側圧力設定手段の設定値を変更する第1の目標低圧側圧力変更手段とを備えたので、目標低圧側圧力の変更によって能力不足傾向時に出力周波数の増速、能力過剰傾向時に出力周波数の減速を促進して、負荷状態に応じた素早い能力制御が行なえる。
【0059】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいて該設定値の変化幅を変更する第1の出力周波数変化幅変更手段とを備えたので、出力周波数変化幅の変更によって能力不足傾向時に出力周波数の増速、能力過剰傾向時に出力周波数の減速を促進して、負荷状態に応じた素早い能力制御が行なえる。
【0060】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、インバータ出力周波数設定手段の設定値の時系列変化を記憶する出力周波数記憶手段と、前記出力周波数記憶手段の記憶値に基づき前記目標低圧側圧力設定手段の設定値を変更する第2の目標低圧側圧力変更手段とを備えたので、インバータ出力周波数の時系列変化に基づいて目標低圧側圧力を変更することにより能力不足傾向時に出力周波数の増速、能力過剰傾向時に出力周波数の減速を促進して、負荷状態に応じた素早い能力制御が行なえる。
【0061】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、インバータ出力周波数設定手段の設定値の時系列変化を記憶する出力周波数記憶手段と、前記出力周波数記憶手段の記憶値に基づき前記インバータ出力周波数設定手段の設定値の変化幅を変更する第2の出力周波数変化幅変更手段とを備えたので、インバータ出力周波数の時系列変化に基づいて出力周波数変化幅を変更することにより能力不足傾向時に出力周波数の増速、能力過剰傾向時に出力周波数の減速を促進して、負荷状態に応じた素早い能力制御が行なえる。
【0062】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、圧縮機の発停頻度を計測する発停頻度検出手段と、前記発停頻度検出手段の検出値に基づき前記目標低圧側圧力設定手段の設定値を変更する第3の目標低圧側圧力変更手段とを備えたので、サーモ発停頻度を検知することにより目標低圧側圧力を調節して冷凍能力抑制制御をすることで、サーモ発停頻度を抑制する事ができる。
【0063】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、圧縮機の発停頻度を計測する発停頻度検出手段と、前記発停頻度検出手段の検出値に基づき前記インバータ出力周波数設定手段の設定値の変化幅を変更する第3の出力周波数変化幅変更手段とを備えたので、サーモ発停頻度を検知することにより出力周波数変化幅を調節して冷凍能力抑制制御をすることで、サーモ発停頻度を抑制する事ができる。
【0064】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値の時系列変化を記憶する低圧側圧力記憶手段と、前記低圧側圧力記憶手段の記憶値に基づき前記目標低圧側圧力設定手段の設定値を変更する第4の目標低圧側圧力変更手段とを備えたので、低圧側圧力の時系列変化に基づいて目標低圧側圧力を変更することにより能力不足傾向時に出力周波数の増速、能力過剰傾向時に出力周波数の減速を促進して、負荷状態に応じた素早い能力制御が行なえる。
【0065】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、前記低圧側圧力検出手段の検出値の時系列変化を記憶する低圧側圧力記憶手段と、前記低圧側圧力記憶手段の記憶値に基づき前記インバータ出力周波数設定手段の設定値の変化幅を変更する第4の出力周波数変化幅変更手段とを備えたので、低圧側圧力の時系列変化に基づいて出力周波数変化幅を変更することにより能力不足傾向時に出力周波数の増速、能力過剰傾向時に出力周波数の減速を促進して、負荷状態に応じた素早い能力制御が行なえる。
【0066】
また、低圧側圧力検出手段の検出値が所定値以下になった場合に、出力周波数を強制的に0または所定の周波数に切り替える第1の出力周波数強制切換手段を有したので、低圧圧力の異常低下による圧縮機の故障を未然に防止できる。
【0067】
また、低圧側圧力検出手段の検出値の時系列変化を記憶する低圧側圧力記憶手段と、前記低圧側圧力記憶手段に記憶された圧力の減少度合いが所定値以上の場合に、出力周波数を強制的に0または所定の周波数に切り替える第2の出力周波数強制切換手段を有したので、低圧圧力の異常低下による圧縮機の故障を未然に防止できる。
【0068】
また、圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルを備えた冷凍装置において、圧縮機駆動用電源系統に接触器を備え、前記接触器2次側からの電源の供給・停止により運転・停止するよう前記接触器と直列にインバータ装置を後付して上記の何れかに係る冷凍装置を構成可能にしたので、商用電源駆動冷凍装置に対し圧縮機駆動インバータ装置を後付で付加することができる。
【0069】
また、低圧側圧力検出手段の検出値に基づいて接触器の開閉制御を行う接触器用制御器を備え、上記の何れかに係る冷凍装置の構成時に前記低圧側圧力検出手段の検出値を前記接触器用制御器から前記インバータ装置へ伝達するので、商用電源駆動冷凍装置に対し圧縮機駆動インバータ装置を後付で付加する際の機能切り分けを事前に実施しておくことで、同様の機能部品を複数並列に配置することを避け、後付を容易にすることができる。
【0070】
また、上記の何れかに係る冷凍装置の構成時に前記インバータ装置と並列接続される箇所に設けられた第1の応急運転用接触器と、前記インバータ制御装置の出力側に直列接続される箇所に設けられた第2の応急運転用接触器とを合わせて後付付加可能にし、インバータ制御器が正常運転可能時は前記第1の応急運転用接触器を開、前記第2の応急運転用接触器を閉とし、インバータ制御器が正常運転不能の場合は前記第1の応急運転用接触器を閉、前記第2の応急運転用接触器を開とするので、応急処理運転が可能になる。
【0071】
また、インバータ駆動される圧縮機の出力周波数に基づいて、周波数の高い高負荷時には圧縮機の吸入側である低圧側圧力の目標値を下げ、周波数の低い低負荷時には低圧側圧力の目標値を上げ、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御するので、目標低圧側圧力の変更によって能力不足傾向時に出力周波数の増速、能力過剰傾向時に出力周波数の減速を促進して、負荷状態に応じた素早い能力制御が行なえる。
【0072】
また、インバータ駆動される圧縮機の出力周波数に基づいて、周波数の高い高負荷時には圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を大きくし、周波数の低い低負荷時には圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を小さくし、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御するので、出力周波数の設定値の変化幅の変更によって能力不足傾向時に出力周波数の増速、能力過剰傾向時に出力周波数の減速を促進して、負荷状態に応じた素早い能力制御が行なえる。
【0073】
また、インバータ駆動される圧縮機の出力周波数の時系列変化に基づいて、周波数を高める傾向にある高負荷時には圧縮機の吸入側である低圧側圧力の目標値を下げ、周波数を低める傾向にある低負荷時には低圧側圧力の目標値を上げ、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御するので、インバータ出力周波数の時系列変化に基づいて目標低圧側圧力を変更することにより能力不足傾向時に出力周波数の増速、能力過剰傾向時に出力周波数の減速を促進して、負荷状態に応じた素早い能力制御が行なえる。
【0074】
また、インバータ駆動される圧縮機の出力周波数の時系列変化に基づいて、周波数を高める傾向にある高負荷時には圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を大きくし、周波数を低める傾向にある低負荷時には圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を小さくし、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御するので、インバータ出力周波数の時系列変化に基づいて出力周波数の設定値の変化幅を変更することにより能力不足傾向時に出力周波数の増速、能力過剰傾向時に出力周波数の減速を促進して、負荷状態に応じた素早い能力制御が行なえる。
【0075】
また、インバータ駆動される圧縮機の出力周波数の時系列変化に基づいて、圧縮機の発停頻度が高い場合に低圧側圧力の目標値を上げ、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御するので、サーモ発停頻度を検知することにより目標低圧側圧力を調節して冷凍能力抑制制御をすることで、サーモ発停頻度を抑制することができる。
【0076】
また、インバータ駆動される圧縮機の出力周波数の時系列変化に基づいて、圧縮機の発停頻度が高い場合に圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を小さくし、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御するので、サーモ発停頻度を検知することにより出力周波数の設定値の変化幅を調節して冷凍能力抑制制御をすることで、サーモ発停頻度を抑制することができる。
【0077】
また、インバータ駆動される圧縮機の吸入側である低圧側圧力の時系列変化に基づいて、蒸発器が大容量と判断される場合には低圧側圧力の目標値を下げ、蒸発器が小容量と判断される場合には低圧側圧力の目標値を上げ、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御するので、低圧側圧力の時系列変化に基づいて目標低圧側圧力を変更することにより能力不足傾向時に出力周波数の増速、能力過剰傾向時に出力周波数の減速を促進して、負荷状態に応じた素早い能力制御が行なえる。
【0078】
また、インバータ駆動される圧縮機の吸入側である低圧側圧力の時系列変化に基づいて、蒸発器が大容量と判断される場合には圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を大きくし、蒸発器が小容量と判断される場合には圧縮機の出力周波数の設定値の変化幅を小さくし、低圧側圧力が目標値に近づくよう出力周波数を制御するので、低圧側圧力の時系列変化に基づいて出力周波数の設定値の変化幅を変更することにより能力不足傾向時に出力周波数の増速、能力過剰傾向時に出力周波数の減速を促進して、負荷状態に応じた素早い能力制御が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における実施の形態1の構成図である。
【図2】 本発明における実施の形態1の制御フローチャートである。
【図3】 本発明における実施の形態2の構成図である。
【図4】 本発明における実施の形態2の制御フローチャートである。
【図5】 本発明における実施の形態3の構成図である。
【図6】 本発明における実施の形態3の制御フローチャートである。
【図7】 本発明における実施の形態4の構成図である。
【図8】 本発明における実施の形態4の制御フローチャートである。
【図9】 本発明における実施の形態5の構成図である。
【図10】本発明における実施の形態5の制御フローチャートである。
【図11】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 圧縮機、 2 凝縮器、 3 絞り手段、 4 蒸発器、 5 低圧側圧力検出手段、 6 インバータ制御手段、 7 ユニット制御手段、 8 高圧圧力検出手段、 9 吐出温度検出手段、 10 吸入温度検出手段、 11 受液器、 12 アキュームレータ、 13 液バイパス手段、 14 目標低圧側圧力設定手段、 15 インバータ出力周波数設定手段、 16 インバータ駆動手段、 17 第1の目標低圧側圧力変更手段、 18 第1の出力周波数変化幅変更手段、 19 出力周波数変更手段、 20 第2の目標低圧側圧力変更手段、 21 第2の出力周波数変化幅変更手段、 22 発停頻度検出手段、 23 第3の目標低圧側圧力変更手段、 24 第3の出力周波数変化幅変更手段、 25 低圧側圧力検出手段、 26 第4の目標低圧側圧力変更手段、 27 第4の出力周波数変化幅変更手段、 28 目標低圧側圧力設定手段限度値、 29 第1の出力周波数強制切換手段、 30 第2の出力周波数強制切換手段、 31 接触器、 32 第1の応急運転用接触器、 33 第2の応急運転用接触器、 34 応急運転手段、 35 インバータ制御器、36 制御手段。
Claims (1)
- 圧縮機、凝縮器、絞り手段および蒸発器を冷媒配管で連通した冷凍サイクルと、圧縮機駆動用に可変出力周波数のインバータ装置とを備えた冷凍装置において、
前記圧縮機の吸入側である低圧側圧力を検出する低圧側圧力検出手段と、
低圧側の目標圧力を設定する目標低圧側圧力設定手段と、
前記低圧側圧力検出手段の検出値と前記目標低圧側圧力設定手段の設定値とに基づいてインバータ出力周波数を設定するインバータ出力周波数設定手段と、
前記インバータ出力周波数設定手段の設定値の時系列変化を記憶する出力周波数記憶手段と、
前記インバータ出力周波数設定手段の設定値に基づいてインバータを駆動するインバータ駆動手段と、
前記目標低圧側圧力設定手段の設定値を変更する目標低圧側圧力変更手段と、
前記インバータ出力周波数設定手段の設定値の変化幅を変更する出力周波数変化幅変更手段と、
を備え、
前記インバータ出力周波数設定手段の設定値が増加傾向のときに、前記目標低圧側圧力変更手段は、前記目標低圧側圧力設定手段の設定値を小さくするとともに、前記出力周波数変化幅変更手段は、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値の変化幅を大きくし、
前記インバータ出力周波数設定手段の設定値が増加傾向でないときに、前記目標低圧側圧力変更手段は、前記目標低圧側圧力設定手段の設定値を大きくするとともに、前記出力周波数変化幅変更手段は、前記インバータ出力周波数設定手段の設定値の変化幅を小さくする冷凍装置。
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