JP4852337B2 - 配線用遮断器 - Google Patents

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本発明は、少なくとも二以上のケース部材を合着してなる配線用遮断器に関するものである。
従来より、配線用遮断器におけるケース本体を、複数のケース部材を連結してなるように構成したものがある。そして、複数のケース部材を連結してケース本体を形成するにあたっては、たとえば特許文献1に記載されているように、各ケース部材に複数の連結孔を穿設するとともに、ねじを用いた連結具を使用し、ケース部材の複数箇所を連結することによって、ケース本体を形成していた。
特開2000−306487号公報
上記の如く、配線用遮断器において金属製のねじやピン等を用いる場合、ケース本体内部の導電部との間で短絡が生じないように、ねじやピン等による連結部と導電部との間に十分な絶縁距離をとる必要がある。しかしながら、近年、配線用遮断器の小型化が望まれていることから、配線用遮断器のケース本体を小型化するにあたって、連結部と導電部との間に十分な絶縁距離をとることができない、連結位置が限定されてしまい導電部等の設計自由度が低くなる等の問題が生じてしまう。
また、上記問題により、配線用遮断器の小型化にも限度があり、更なる小型化に対応することができないといった問題もある。
そこで、本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであって、連結部材により短絡等が生じるおそれがなく、一層の小型化を図ることができる配線用遮断器を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、遮断機構を内蔵するケース本体を、複数のケース部材を連結部材で連結して組み立てた配線用遮断器であって、前記連結部材を、先端部に係止凸部又は係止凹部を有する矩形状の連結片と、該連結片の基端部に一体的に設けられたフランジ部とを備えた弾性を有する合成樹脂からなるものとする一方、前記ケース本体に、前記連結部材を挿入可能な連結孔を、連結する前記ケース部材同士を貫通するように穿設し、前記連結孔に、前記連結部材の係止凸部又は係止凹部が係止可能な係止凹部又は係止凸部を設けるとともに、前記連結孔の前記連結部材を挿入する方向で手前となる側に、前記連結部材を前記連結片の前記先端部側から挿入して、前記連結部材の係止凸部又は係止凹部を前記連結孔の係止凹部又は係止凸部に係止させた際に、前記フランジ部が当接可能な当接段部を凹設し、前記ケース部材同士を組み合わせた状態で、前記連結部材の係止凸部又は係止凹部が前記連結孔の係止凹部又は係止凸部に係止し、前記フランジ部が前記当接段部に当接するまで、前記連結部材を前記連結孔へ挿入することにより、前記ケース部材同士を連結可能とする一方、前記ケース部材同士を連結した状態にある前記連結部材の前記フランジ部を切断することにより、前記ケース部材同士の連結を解除可能としたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、連結部材が、ケース部材同士の連結状態において電源側端子及び/又は負荷側端子の各端子間に位置するよう、各ケース部材に連結孔を穿設したことを特徴とする。
本発明によれば、ケース部材同士を連結するための連結部材を合成樹脂により形成しているため、従来の如く金属製のねじやピンを連結部材として用いた場合のように、ねじやピン等に起因した短絡等が生じるおそれがない上、連結部材とケース本体内部の導電部との間に従来のような絶縁距離をとる必要がなく、ケース本体すなわち配線用遮断器の一層の薄型化、小型化を図ることができる。また、各種メンテナンスや不良部品の交換等のため組み立てられたケース本体を再び開放したい場合には、連結部材のフランジ部を工具等によって切断すれば、ケース部材同士の連結状態が解除され、ケース本体を開放することができる。さらに、メンテナンスや部品交換が完了すると、新たな連結部材を用いることによって、再びケース部材同士を連結してケース本体を組み立てることができる。したがって、ねじやピンを用いてケース本体が組み立てられた従来のものではケース本体を破壊していたところを、破壊することなくケース本体を開放することができ、ケース本体の開放作業が容易である上、廃棄物の量を少なくすることができる。
また、連結部材に係止凸部又は係止凹部を設ける一方、連結孔内に係止凹部又は係止凸部を設けており、連結部材の係止凸部又は係止凹部が連結孔内の係止凹部又は係止凸部に係止するまで、連結部材を連結孔に挿入するだけで、ケース部材同士を連結することができる。したがって、使い勝手が良い。
さらに、請求項2に記載の発明によれば、負荷側端子の端子L1−L2間や端子L2−L3間といったスペースや、電源側端子の端子P1〜P3間といったスペースを連結のためのスペースとして使用することができ、ケース本体内部における遮断機構や導電部の設計自由度を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態となる配線用遮断器(以下、単に遮断器と称す)について図面を基に説明する。
図1は、本実施形態に係る遮断器1の外観を示した斜視説明図である。また、図2、3は、連結ピン11a、11bを用いて右ケース5と左ケース6とを連結する様子を示した斜視説明図である。さらに、図4は、遮断器1の側面を示した説明図であり、図5は、図4におけるA−A線断面説明図、図6は、図4におけるB−B線断面説明図である。尚、遮断器1の負荷側端子3側を、遮断器1の前側として説明する。
遮断器1は、合成樹脂で形成された右ケース(ケース部材)5及び左ケース(ケース部材)6を連結してなるケース本体4の上面略中央に操作レバー10を備えてなるものであって、該操作レバー10を前後方向に回動操作することでケース本体4内に組み込まれた図示しない遮断機構が操作され、後述する電源側端子2と負荷側端子3とが接続/開放されるように構成されている。尚、ケース本体4内には図示しない過電流検知機構が備えられており、過電流を検知すると遮断機構が開動作するようになっている。
また、遮断器1の後面には、プラグイン方式の端子P1、P2、P3を上下方向に一列に備えてなる電源側端子2が形成されている。各端子P1〜P3は、ケース本体4を左右方向へ貫通するコ字状に切り欠き形成されたものであって、分電盤内等に配設される電源ラインである導体バー(図示せず)や該導体バーから分岐された分岐バー(図示せず)を容易に差込接続可能としている。
一方、遮断器1の前面は、斜め上方を向くように傾斜を付けられた傾斜面に形成されており、該傾斜面には、図示しない負荷配線を挿入接続可能な3つの端子L1、L2、L3からなる負荷側端子3が設けられている。3つの端子L1〜L3は、傾斜面上で上下方向に一列に配設されており、負荷側端子3は、操作レバー10及び電源側端子2を含む平面視一直線上に形成されている。また、各端子L1〜L3は、傾斜面に直交するケース本体4内方へ向けて形成された電線挿入空間(図示しない)を備えており、負荷配線を該電線挿入空間内へ挿入することによって電気的に接続可能な速結端子として機能する。尚、電源側端子2と負荷側端子3とは、夫々対応する端子同士が連結されるように構成されている。
さらに、遮断器1の前面には、その左右両側縁に沿って支持壁32、32が、傾斜方向に沿って、且つ、傾斜面に対して垂直方向に立設されている。該支持壁32、32内面には、傾斜方向に沿って図示しない係合溝が凹設されており、該係合溝には、端子カバー31が傾斜方向でスライド自在に支持されている。加えて、支持壁32、32の所定位置には、端子カバー31の一部を覆う被覆部が、支持壁32、32間に架設されている。尚、支持壁32、32間の上端部及び下端部は、ケース本体4組み立て状態において閉塞されている。
上述したような遮断器1のケーシング本体4を形成する右ケース5、左ケース6、及び両ケース5、6を連結する連結ピン(連結部材)11a、11bについて、図2〜図7を基に説明する。図7は、連結ピン11a、11bの外観を示した拡大説明図である。
連結ピン11aは、右ケース5及び左ケース6の前部を連結するための弾性を有する合成樹脂(たとえば、ナイロン樹脂)製ピンであって、矩形状の連結片21と該連結片21の基部に一体的に設けられたフランジ部22とを備えてなる。さらに、連結片21の先端には、後述する連結孔14内に係止する係止爪(係止凸部)23が、連結片21から切り起こされた状態で設けられている。
また、連結ピン11bは、右ケース5及び左ケース6の後部を連結するための弾性を有する合成樹脂(たとえば、ナイロン樹脂)製ピンであって、矩形状の連結片25と該連結片25の基部に一体的に設けられたフランジ部26とを備えてなる。また、連結片25先端部の両側縁には、L字状に切り欠いてなる切り起こし部が設けられており、該切り起こし部を、後述する連結孔17内に係止する係止片(係止凸部)27、27としている。
一方、右ケース5と左ケース6とは、略左右対称の外形となるように形成されており、右ケース5の側面前部には3つの挿入孔12、12・・が、右ケース5の側面後部には2つの係止孔16、16が穿設されている。各挿入孔12は、開口部の長手方向が、上記負荷側端子3の端子L1〜L3への負荷配線の挿入方向、すなわち傾斜面と直交する方向に平行となるように開設されており、該挿入孔12には、上記連結ピン11aが上記直交方向に平行方向へ傾けた状態で挿入される。また、3つの挿入孔12、12・・のうち、2つの挿入孔12、12は、負荷側端子3の端子L1と端子L2との間、及び端子L2と端子L3との間に夫々開設されている。そして、図5に示す如く、挿入された連結ピン11aが、各端子L1〜L3を構成する端子金具を設置するための金具設置スペース33、33間に位置するようになっている。一方、2つの係止孔16、16は、電源側端子2の端子P2と端子P3との間、及び端子P3の下方位置に夫々穿設されている。
さらに、各挿入孔12内には、連結ピン11aのフランジ部22が当接する当接段部12aが、各係止孔16内には、連結ピン11bの係止片27、27が係止する係止段部(係止凹部)16bが夫々設けられている。
また、左ケース6の側面前部には3つの係止孔13、13・・が、左ケース6の側面後部には2つの挿入孔15、15が夫々穿設されている。係止孔13、13・・は、右ケース5の挿入孔12、12・・と対応する位置に設けられており、挿入孔15、15は右ケース5の係止孔16、16と対応する位置に設けられている。そして、各係止孔13内には、連結ピン11aの係止爪23が係止する係止段部(係止凹部)13aが設けられている一方、各挿入孔15内には、連結ピン11bのフランジ部26が当接する当接段部15bが設けられている。
このような右ケース5と左ケース6とを連結すべく右ケースと5と左ケース6とを組み合わせると、右ケース5の挿入孔12には左ケース6の係止孔13が、右ケース5の係止孔16には左ケース6の挿入孔15が夫々対応し、一組の挿入孔12、15と係止孔13、16とが連通した状態となり、連結ピン11a又は11bを挿入可能な連結孔14、17として機能する。そして、連結孔14へは、連結ピン11aを係止爪23が係止段部13aに係止するまで挿入孔12側から挿入する(図5に示す)とともに、連結孔17へは、連結ピン11bを係止片27、27が係止段部16bに係止するまで挿入孔15側から挿入する(図6に示す)ことによって、右ケース5と左ケース6とを連結することができる。このように両ケース5、6を連結ピン11a、11bによって連結することで、ケース本体4が組み立てられ、その内部には遮断機構や上記各種端子を構成する端子金具を収納するための収納スペース等が形成される。
一方、各種メンテナンスや不良部品の交換等、ケース本体4を開放する必要が生じた場合には、連結ピン11a、11bのフランジ部22、26を工具により切断することにより、連結ピン11a、11bによる連結を解除すればよい。尚、50は、右ケース5と左ケース6とを連結状態にて固定するための固定ピンである。
また、上述したように組み立てられた遮断器1では、次のようにして出力電圧の切り換えがなされる。
電源側端子2では、上部の端子P1が中性線接続端子、下部の二端子P2、P3が電圧端子となっている。一方、負荷側端子3では、中央の端子L1が中性線接続端子としてあり、100Vの出力電圧を得たい場合には、負荷側端子3の端子L1−L2、或いはL2−L3に負荷配線を接続すればよい。また、200Vの出力電圧を得たい場合には、負荷側端子3の端子L1−L3に負荷配線を接続すればよい。そして、該負荷配線の接続時における誤結線を防ぐべく、端子カバー31をケース本体4前面の傾斜面上でスライドさせて、使用しない任意の端子L1〜L3(100V出力時ではL1又はL3、200V出力時ではL2)を閉塞することができる。尚、端子カバー31は、所定の端子L1〜L3閉塞位置において、その位置を保持するための保持機構を備えている。
以上のような構成を有する遮断器1によれば、負荷側端子3を電源側端子2と合わせて平面視一直線上に設けているため、ケース本体4の幅を16mmより狭く形成することが可能となり、遮断器1を薄型化、小型化することができる。また、負荷側端子3において負荷配線を接続する端子を選択することにより、出力電圧を容易に変更・決定可能であるため、分電盤内等での電圧線の電流バランスを採りやすい上、負荷配線の接続位置を目視するだけで出力電圧を確認することができ、出力電圧の把握が容易となる。さらに、ケース本体4の前面を斜め上方に向けて傾斜形成しているため、遮断器1の上方から負荷側端子3の個々の端子L1〜L3の状態を容易に視認することができ、接続状態の確認を容易に行うことができる。
また、合成樹脂製の連結ピン11a、11bを用いて遮断器1のケース本体4を組み立てているため、金属製のねじやピンを用いた場合のように、ねじやピン等に起因した短絡等が生じるおそれがない上、連結ピン11a、11bと導電部との間に従来のような絶縁距離をとる必要がなく、ケース本体4すなわち遮断器1の一層の薄型化、小型化を図ることができる。さらに、合成樹脂製の連結ピン11a、11bを用いることで、負荷側端子3の端子L1−L2間や端子L2−L3間といったスペースや、電源側端子2の端子P1〜P3間といったスペースを連結のためのスペースとして使用することができ、ケース本体4内部における遮断機構や導電部の設計自由度を向上させることができる。
さらにまた、連結ピン11a、11bを弾性を有する合成樹脂から形成し、連結ピン11aには係止爪23を、連結ピン11bには係止片27、27を夫々設けているとともに、連結孔14(係止孔13)内には係止段部13aを、連結孔17(係止孔16)内には係止段部16bを設けている。したがって、各係止部(係止爪23、係止片27)が係止段部13a、16bに係止するまで、連結ピン11a、11bを連結孔14、17に挿入するだけで、右ケース5と左ケース6とを連結することができ、使い勝手が良い。
またさらに、各種メンテナンスや不良部品の交換等のため組み立てられたケース本体4を再び開放したい場合には、連結ピン11a、11bのフランジ部22、26を工具等によって切断すれば、右ケース5と左ケース6との連結状態を解除してケース本体4を開放することができる。また、メンテナンスや部品交換が完了すると、新たな連結ピン11a、11bを用いて再び連結し、ケース本体4を組み立てることができる。したがって、ねじやピンを用いてケース本体が組み立てられた従来のものではケース本体を破壊していたところを、破壊することなくケース本体を開放することができるため、ケース本体4の開放作業が容易となる上、廃棄物の量を少なくすることができる。
加えて、ケース本体4の傾斜面上に端子カバー31を傾斜方向に沿ってスライド自在に備えており、使用しない任意の端子L1〜L3を閉塞可能としている。したがって、負荷配線の誤結線を効果的に防止することができる上、使用しない端子L1〜L3内へ塵等が入り込んで不具合が発生するといった事態をも防止することができる。また、端子カバー31は、スライド操作によって閉塞する端子L1〜L3を変更可能としているため、端子カバーをケース本体から一旦取り外して閉塞する端子を変更するといった面倒な作業を行う必要がなく、使い勝手が良い。
なお、本発明の遮断器に係る構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、ケース本体、ケース部材、電源側端子、負荷側端子、連結部材、及び端子カバー等に係る構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
たとえば、上記実施形態では、電源側端子ではL1を、負荷側端子ではP2を夫々中性線接続端子としているが、中性線接続端子の位置や電源側端子と負荷側端子とにおける端子同士の対応等は適宜変更設計可能である。さらに、負荷側端子の各端子L1〜L3では、電線挿入空間を傾斜面に直交する斜め下方に向けて形成しているが、前方から水平に後方へ向けて負荷配線を挿入可能に電線挿入空間を形成してもよいし、上方から底部に向けて負荷配線を挿入可能に電線挿入空間を形成してもよい。
また、負荷側端子を二端子とし、電源側端子において入力端子位置を切り換えることにより、出力電圧を切換可能な遮断器とすることも可能である。
さらに、上記実施形態では、遮断器の前面を斜め上方へ向けて傾斜する傾斜面に形成しているが、遮断器の前面を垂直面とし、該垂直面に、たとえば後方へ向けて負荷配線を挿入する電線挿入空間を有する負荷側端子を設けるような構成とすることも可能である。
さらにまた、電源側端子及び負荷側端子を平面視一直線上に配置しているが、僅かに左右方向にずらして配置しても構わない。そうすることで、ケース本体の左右幅方向の厚みが増すことになるが、負荷側端子の視認性の向上を図ることができる。たとえば、中央の端子L2のみを左右の一方向へずらすことで、3つの端子L1〜L3の上方からの視認性をより向上することができる。
またさらに、連結ピンの形状や材質は上記実施形態のものに何ら限定されることはなく、矩形柱状ではなくて円柱状に形成する等、適宜変更可能であって、ケース本体の前部を連結する連結ピンと、ケース本体の後部を連結する連結ピンとを同一部材としても何ら問題はない。また、連結ピン側に係止凹部を、連結孔内に係止凸部を設けるように構成することも可能である。さらに、上記実施形態の如く連結部材を連結ピンとするのではなく、左ケースや右ケースを外側から挟み込むように挟持することにより両者を連結するようなコ字状部材とすることも可能である。加えて、連結ピンによる連結部、すなわち連結孔を穿設する穿設位置や連結孔の穿設数等も適宜変更可能である。
また、連結ピンによる連結は、金属製のピン等による固定を行うまでの仮止めとして利用することも可能であるし、上記実施形態では、固定ピンによる固定を行っているが、連結部材による連結で十分な強度を得ることができる場合には、固定ピンによる固定を行う必要はない。
本実施形態に係る遮断器の外観を示した斜視説明図である。 連結ピンを用いて右ケースと左ケースとを連結する様子を示した斜視説明図である。 連結ピンを用いて右ケースと左ケースとを連結する様子を示した斜視説明図である。 遮断器の側面を示した説明図である。 図4におけるA−A線断面説明図である。 図4におけるB−B線断面説明図である。 連結ピンの外観を示した拡大説明図である。
符号の説明
1・・配線用遮断器、2・・電源側端子、3・・負荷側端子、4・・ケース本体、5・・右ケース、6・・左ケース、11・・連結ピン、12、15・・挿入孔、12a、15b・・当接段部、13、16・・係止孔、13a、16b・・係止段部、14、17・・連結孔、21、25・・連結片、22、26・・フランジ部、23・・係止爪、27・・係止片。

Claims (2)

  1. 遮断機構を内蔵するケース本体を、複数のケース部材を連結部材で連結して組み立てた配線用遮断器であって、
    前記連結部材を、先端部に係止凸部又は係止凹部を有する矩形状の連結片と、該連結片の基端部に一体的に設けられたフランジ部とを備えた弾性を有する合成樹脂からなるものとする一方、
    前記ケース本体に、前記連結部材を挿入可能な連結孔を、連結する前記ケース部材同士を貫通するように穿設し、前記連結孔に、前記連結部材の係止凸部又は係止凹部が係止可能な係止凹部又は係止凸部を設けるとともに、前記連結孔の前記連結部材を挿入する方向で手前となる側に、前記連結部材を前記連結片の前記先端部側から挿入して、前記連結部材の係止凸部又は係止凹部を前記連結孔の係止凹部又は係止凸部に係止させた際に、前記フランジ部が当接可能な当接段部を凹設し、
    前記ケース部材同士を組み合わせた状態で、前記連結部材の係止凸部又は係止凹部が前記連結孔の係止凹部又は係止凸部に係止し、前記フランジ部が前記当接段部に当接するまで、前記連結部材を前記連結孔へ挿入することにより、前記ケース部材同士を連結可能とする一方、前記ケース部材同士を連結した状態にある前記連結部材の前記フランジ部を切断することにより、前記ケース部材同士の連結を解除可能としたことを特徴とする配線用遮断器。
  2. 連結部材が、ケース部材同士の連結状態において電源側端子及び/又は負荷側端子の各端子間に位置するよう、各ケース部材に連結孔を穿設したことを特徴とする請求項1に記載の配線用遮断器。
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