JP4851981B2 - 配線基板の製造方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも電子部品を接続するリードを有する配線基板の製造方法及び装置に関する。
一般に、ICチップやメモリ素子等の電子部品を内蔵するカード形部品は広く普及している。代表的なカード形部品としてはICカードが知られており、従来、この種のICカードを製造するための製造方法としては、特許文献1で開示されるICカードの製造方法が知られている。
同文献1で開示されるICカードの製造方法は、半導体チップに電気的に接続された外部接続端子を第一の面に有する半導体装置を準備する工程と、熱可塑性樹脂材料からなる封止部によって半導体装置を外部接続端子が露出するように封止する工程とを備え、特に、半導体装置を準備する工程は、裏面に形成された外部接続端子及び配線を有する配線基板を準備する工程と、この配線基板の表面上に半導体チップを配置し、ボンディングワイヤ及び配線を通じて半導体チップを外部接続端子に電気的に接続する工程と、配線基板上に半導体チップ及びボンディングワイヤを覆う熱硬化性樹脂材料からなる封止部を形成する工程とを設けたものである。
特開2004−133516号公報
しかし、上述した従来のICカードの製造方法は、次のような問題点があった。
第一に、一般的な製造手順である、配線基板の準備,半導体チップの実装,封止部の成形等を踏襲するため、独立した製造ステップの組合わせが必要になり、製造工程が途切れない一連の製造ラインの構築が困難となる。したがって、製造工数(製造時間)の増加に伴う生産性の低下を招き、生産効率(量産性)を高めるにも限界がある。
第二に、独立した製造工程の組合わせが必要になることから、生産設備(生産機械)のコストアップを招くとともに、広い設備スペースの確保が必要となり、生産工場等における省スペース化を図れない。しかも、別途製造したプリント基板等の配線基板を用意する必要があるなど、使用部品や材料の側面からもコストアップを招く。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した配線基板の製造方法及び装置の提供を目的とするものである。
本発明に係る配線基板の製造方法は、上述した課題を解決するため、少なくとも電子部品3…を接続するリード4…を有する配線基板P…を製造するに際し、少なくとも、第一フープ部5から供給される帯状に連続した複数のリードフレーム7…を有する第一フープ材6及び第二フープ部8から供給される帯状の樹脂シートを用いた第二フープ材9を使用し、この第二フープ材9に、第一フープ材6における各リード4…の位置に対応した複数の接続孔14…を設けるとともに、第一フープ材6と第二フープ材9を熱圧着することにより、各接続孔14…に各リード4…の一部を露出させ、かつ各リード4…を各接続孔14…の内部に所定の突出長Lp…だけ膨出させて第一基板材Paを得る熱圧着工程(S4)と、第一基板材Paにおける第一フープ材6をトリミングして第二基板材Pbを得るトリミング工程(S6)と、第二基板材Pbから少なくともリード4…を除く第一フープ材6の残部フレーム12を分離して第三基板材Pcを得るフレーム分離工程(S7)と、第三基板材Pcをカッティグして配線基板P…を得るカッティング工程(S10)を備えてなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、第一フープ材6及び第二フープ材9には、長手方向に沿った一定間隔おきの送り孔6h…,9h…を設けることができる。なお、第一フープ材6には、各リード4…に接続した電子部品3…を設けることができる。さらに、フレーム分離工程(S7)とカッティング工程(S10)間には、第三基板材Pcの少なくとも各リード4…及び電子部品を樹脂15により覆う射出成形工程(S9)を設けることができる。
一方、本発明に係る配線基板の製造装置1は、上述した課題を解決するため、少なくとも電子部品3…を接続するリード4…を有する配線基板P…を製造する装置であって、少なくとも、帯状に連続した複数のリードフレーム7…を有する第一フープ材6を供給する第一フープ部5と、帯状の樹脂シートを用いるとともに、第一フープ材6における各リード4…の位置に対応し、当該第一フープ材6に対して熱圧着した際に各リード4…の一部が露出する複数の接続孔14…を有する第二フープ材9を供給する第二フープ部8と、第一フープ材6側に位置するプレス面に、第一弾性面31uを用いるとともに、第二フープ材9側に位置するプレス面に、第一弾性面31uとは異なる硬度を有する第二弾性面31dを用い、かつ第一弾性面31uの硬度と第二弾性面31dの硬度の比率を、熱圧着プレス時に、各リード4…を接続孔14…の内部に所定の突出長Lp…だけ膨出させる比率に選定することにより、第一フープ材6と第二フープ材9を熱圧着して第一基板材Paを得る熱圧着プレス部21と、第一基板材Paにおける第一フープ材6をトリミングして第二基板材Pbを得るトリミングプレス部23と、第二基板材Pbから少なくともリード4…を除く第一フープ材6の残部フレーム12を分離して第三基板材Pcを得るフレーム分離部24と、第三基板材Pcをカッティグして配線基板Pを得るカッティング部26を備えてなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、熱圧着プレス部21とトリミングプレス部23間には、第一基板材Paを冷却する冷却部22を設けることができる。なお、第一フープ材6には、各リード4…に接続した電子部品3…を設けることができる。また、フレーム分離部24とカッティング部26間には、第三基板材Pcの少なくとも各リード4…及び電子部品を樹脂15により覆う射出成形部25を設けることができる。
このような本発明に係る配線基板の製造方法及び装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 第一フープ部5から供給される帯状に連続した複数のリードフレーム7…を有する第一フープ材6と第二フープ部8から供給される帯状の樹脂シートを用いた第二フープ材9とを熱圧着する工程を含むため、製造工程が途切れない一連の製造ラインを容易に構築することができ、もって、製造工数(製造時間)の低減に伴う生産性の向上、更には、生産効率(量産性)の向上を図ることができる。
(2) 製造工程が途切れない一連の製造ラインを構築できるため、生産設備(生産機械)の大幅なコストダウンを図れるとともに、広い設備スペースが不要となり、生産工場等の省スペース化を図れる。しかも、別途製造したプリント基板等の配線基板が不要となるため、使用部品や材料の側面からのコストダウンを実現できる。
(3) 第二フープ材9には、第一フープ材6における各リード4…の位置に対応し、第二フープ材9と第一フープ材6を熱圧着した際に各リード4…の一部が露出する複数の接続孔14…を設けたため、各接続孔14…は窪みの中に配される。したがって、各接続孔14…に溶着したハンダ付部等の保護を図ることができる。
(4) 第一フープ材6と第二フープ材9は熱圧着されているため、射出成形等により樹脂封止する場合であっても各接続孔14…からの樹脂漏れを回避でき、製造品質の確保及び歩留まり向上に寄与できる。
(5) 熱圧着プレス部21における、第一フープ材6側に位置するプレス面に、第一弾性面31uを用いるとともに、第二フープ材9側に位置するプレス面に、第一弾性面31uとは異なる硬度を有する第二弾性面31dを用い、第一弾性面31uの硬度と第二弾性面31dの硬度の比率を選定したため、熱圧着プレス時に、各リード4…を接続孔14…の内部に所定の突出長Lp…だけ確実に膨出させることができ、熱圧着工程(S4)以降における第一フープ材6と第二フープ材9の位置ズレを防止できる。また、当該比率を選定(変更)することにより突出長Lp…を任意に変更することができる。
(6) 熱圧着プレス部21における、少なくとも第一フープ材6側に位置するプレス面には弾性面31uを用いたため、第一フープ材6の表面に凹凸が存在する場合であっても、平坦な弾性面31u(プレス面)により第一フープ材6と第二フープ材9を均一に熱圧着することができる。
(7) 好適な態様により、第一フープ材6及び第二フープ材9に、長手方向に沿った一定間隔おきの送り孔6h…,9h…を設ければ、熱圧着を行う熱圧着プレス部側に高度な位置決め機構を設けることなく、第一フープ材6と第二フープ材9の位置決めを容易かつ正確に行うことができる。
(8) 好適な態様により、第一フープ材6に、各リード4…に接続した電子部品3…を設ければ、熱圧着工程(S4)以降における電子部品3…の実装工程が不要になるため、熱圧着工程(S4)以降における各基板材Pa…に対して無用な応力が付加される等の悪影響を排除できる。
(9) 好適な態様により、フレーム分離工程(S7)とカッティング工程(S10)間に、第三基板材Pcの少なくとも各リード4…及び電子部品を樹脂15により覆う射出成形工程(S9)を設ければ、量産性に優れ、かつ製造コストの低減に寄与できるカード形部品やチップ内蔵部品等の製造ラインを容易に構築することができる。
(10) 好適な態様により、熱圧着プレス部21とトリミングプレス部23間に、第一基板材Paを冷却する冷却部22を設ければ、熱圧着後の第一基板材Paを速やかに冷却することにより、トリミングプレス部23において常に正確なトリミングを行うことができる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る配線基板の製造装置1の構成について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、製造装置1の全体的な概要図を示す。製造装置1は、前段から順番に、材料供給部20,熱圧着プレス部21,冷却部22,トリミングプレス部23,フレーム分離部24,射出成形部25及びカッティング部26を備える。
材料供給部20は、第一フープ部5及び第二フープ部8を備える。第一フープ部5は、第一リール42に第一フープ材6をロール状に巻いたものであり、回動可能に支持された第一リール42から第一フープ材6を順次繰り出すことができる。第一フープ材6は、図3に示すように、帯状に連続した複数のリードフレーム7…を有し、例えば、厚さ50〜100〔μm〕の銅合金等により、一般的なリードフレーム製造法を用いて製造できる。例示のリードフレーム7は、四つのリード4…がダムバー43…を介してフレーム本体44に繋がった形状を有する。なお、6h…はフレーム本体44の長手方向に沿って一定間隔おきに形成した送り孔である。
また、本実施形態に係る第一フープ材6は、各リードフレーム7…におけるリード4…に、予めICチップ3…を接続(実装)して構成、即ち、ICチップ3…とリード4…をボンディングワイヤ46…により接続したモジュールとして構成する。したがって、第一フープ材6は、予め、ワイヤボンディング工程或いはチップボンディング工程等により製造する。このように、第一フープ材6に、予めICチップ(電子部品)3…を設ければ、後述する熱圧着工程以降におけるICチップ3…の実装工程が不要になるため、熱圧着工程以降における各基板材(Pa…)に対して無用な応力が付加される等の悪影響を回避できる利点がある。
一方、第二フープ部8は、第二リール48に第二フープ材9をロール状に巻いたものであり、回動可能に支持された第二リール48から第二フープ材9を順次繰り出すことができる。第二フープ材9は、図4に示すように、熱可塑性樹脂等の合成樹脂を用いた帯状の樹脂シートを用いる。第二フープ材9には、第一フープ材6における各リード4…の位置に対応し、第二フープ材9と第一フープ材6を熱圧着した際に各リード4…の一部が露出する複数の接続孔14…を形成する。この接続孔14…の大きさは、図3に仮想線で示すように、リード4…の大きさよりも小さく形成する。このような構成により、各接続孔14…は窪みの中に配されるため、各接続孔14…に溶着したハンダ付部等の保護を図ることができる。また、第一フープ材6と第二フープ材9は熱圧着されているため、射出成形等により樹脂封止する場合であっても各接続孔14…からの樹脂漏れを回避でき、製造品質の確保及び歩留まり向上に寄与できる利点がある。さらに、第二フープ材9には、長手方向に沿った一定間隔おきの送り孔9h…を形成する。この送り孔9h…の位置は、第一フープ材6に形成した送り孔6h…の位置に対して位置決めした位置に形成する。
そして、上述した第一フープ部5は、第二フープ部8の上方に配設し、繰り出す第一フープ材6はICチップ3…のボンディングした側を上側にする。また、材料供給部20と熱圧着プレス部21間には、供給用スプロケット41を配設する。この供給用スプロケット41は、図示を省略した係合ピンが外周面の周方向に一定間隔おきに設けられており、この係合ピンに、前述した第二フープ材9に設けた送り孔9h…及び第一フープ材6の送り孔6h…が共に係合する。
他方、熱圧着プレス部21は、加熱用ヒータ51dを内蔵した下側の固定プレス盤部52dと、加熱用ヒータ51uを内蔵するとともに、昇降部53により昇降する上側の可動プレス盤部52uとを備え、第一フープ材6と第二フープ材9を熱圧着する機能を有する。この場合、熱圧着プレス時の加熱温度及び加圧力は、第二フープ材9に用いる素材の性質や第一フープ材6におけるICチップ3の保護の観点などから任意に選定できる。さらに、図2(a)に示すように、固定プレス盤部52dの上面には、シリコンゴム等の弾性素材により一定の厚さに形成した弾性シート(弾性マット)54dを固着するとともに、可動プレス盤部52uの下面には、同様にシリコンゴム等の弾性素材により一定の厚さに形成した弾性シート(弾性マット)54uを固着する。これにより、弾性シート54uの下面が第一弾性面31uとなり、この第一弾性面31uが第一フープ材6の上面に圧接する上側のプレス面として機能するとともに、弾性シート54dの上面が第二弾性面31dとなり、この第二弾性面31dが第二フープ材9の下面に圧接する下側のプレス面として機能する。このように、熱圧着プレス部21における、少なくとも第一フープ材6側に位置するプレス面に弾性面31uを用いれば、第一フープ材6の表面に凹凸が存在する場合であっても、平坦な弾性面31u(プレス面)により第一フープ材6と第二フープ材9を均一に熱圧着することができる。
また、例示する実施形態は、第一弾性面31uの硬度と第二弾性面31dの硬度を異ならせている。この場合、第二弾性面31dの硬度に対して第一弾性面31uの硬度を相対的に小さく設定、即ち、図2(b)に示すように、第一弾性面31uの硬度と第二弾性面31dの硬度の比率を、熱圧着プレス時に、各リード4…を接続孔14…の内部に所定の突出長Lp…だけ膨出させる比率に選定する。これにより、熱圧着プレス時には、各リード4…を接続孔14…の内部に所定の突出長Lp…だけ確実に膨出させることができ、後述する熱圧着工程以降における第一フープ材6と第二フープ材9の位置ズレを防止できる。特に、当該比率を選定(変更)することにより突出長Lp…を任意に変更することができる。
一方、冷却部22は、冷却液用ジャケット55dを内蔵した下側の固定冷却盤部56dと、冷却液用ジャケット55uを内蔵するとともに、昇降部57により昇降する上側の可動冷却盤部56uを備え、熱圧着プレス部21から送り出された第一基板材Paを強制冷却する機能を有する。この場合、固定冷却盤部56dの上面と可動冷却盤部56uの下面には、それぞれシリコンゴム等の弾性素材により一定の厚さに形成した弾性シート(弾性マット)58dと58uをそれぞれ固着する。しかし、冷却用のため、熱圧着プレス部21側よりも低硬度の弾性素材を用いることができる。なお、冷却部22における冷却温度及び冷却時間は、熱圧着プレス部21における加熱温度や製造サイクル時間等を考慮し、常温付近まで強制冷却することができるように選定することが望ましい。このような冷却部22(冷却工程)を設けることにより、熱圧着後の第一基板材Paを、速やかに冷却、望ましくは常温付近まで強制冷却できるため、次工程のトリミング工程において常に正確なトリミングを行うことができる利点がある。
トリミングプレス部23は、下側の支持台61と、昇降部62により昇降する上側のカッタ部63を備え、第二フープ材9の上面に圧着されているリードフレーム7における四つのリード4…とダムバー43…間を切断する機能を備える。また、フレーム分離部24は、分離用スプロケット65及びフレーム回収部66を備える。この場合、分離用スプロケット65は、トリミングプレス部23から送り出される第二基板材Pbから、第一フープ材6のリードフレーム7…におけるリード4…を除く残部フレーム12を分離する機能を有し、分離された残部フレーム12は、分離用スプロケット65に対して上方に配設したフレーム回収部66の回収リール67により巻き取られる。
射出成形部25は、射出装置71を金型72の上方に配した竪型射出成形機73を備え、フレーム分離部24(分離用スプロケット65)から送り出された第三基板材Pcの各リード4…及びICチップ3を樹脂(熱可塑性樹脂等)15により覆う機能を有する。したがって、竪型射出成形機73は、第三基板材Pcに対するインサート成形を行うことができる。このような射出成形部25(射出成形工程)を設けることにより、量産性に優れ、かつ製造コストの低減に寄与できるカード形部品やチップ内蔵部品等の製造ラインを容易に構築できる。
さらに、カッティング部26は、射出成形部25によるインサート成形により得た第三基板材Pcを所定の形状にカッティグする切断部75を備えており、第三基板材Pcをカッティグすることにより目的の配線基板Pを得る。なお、図1に示す製造装置1は、本発明に関係する基本構成のみを示し、搬送機構やシーケンス制御機構等の一般的な構成は省略した。したがって、製造ラインに必要となるその他の一般的な各種機構は公知の技術を利用できる。
次に、このような構成を有する製造装置1を用いた本実施形態に係る配線基板の製造方法について、図1〜図4及び図6〜図12を参照しつつ図5に示す工程図に従って説明する。
まず、第一フープ部5から第一フープ材6が供給されるとともに、第二フープ部8から第二フープ材9が供給される(ステップS1,S2)。即ち、第一フープ部5の第一リール42から第一フープ材6が繰り出されるとともに、第二フープ部8の第二リール48から第二フープ材9が繰り出され、ガイドローラ機能を有する供給用スプロケット41を介して熱圧着プレス部21に供給される。この際、ICチップ3のボンディングした側が上側となる第一フープ材6が、第二フープ材9の上面に重ね合わさり、かつ第一フープ材6の送り孔6h…と第二フープ材9の送り孔9h…が、供給用スプロケット41の係合ピン(不図示)に同時に係合し、供給用スプロケット41の位置決め機能により、第一フープ材6と第二フープ材9間の位置決めが行われる(ステップS3)。これにより、熱圧着を行う熱圧着プレス部21側に高度な位置決め機構を設けることなく、第一フープ材6と第二フープ材9の位置決めを容易かつ正確に行うことができる。図6に、供給用スプロケット41の手前における第一フープ材6及び第二フープ材9を示すとともに、図7に、供給用スプロケット41を通過した後における第一フープ材6及び第二フープ材9を示す。
次いで、供給用スプロケット41から送り出された第一フープ材6及び第二フープ材9は、熱圧着工程により熱圧着される(ステップS4)。即ち、熱圧着プレス部21により第一フープ材6と第二フープ材9が熱圧着される。この場合、昇降部53により上昇した可動プレス盤部52u(第一弾性面31u)と固定プレス盤部52d(第二弾性面31d)間に、第一フープ材6及び第二フープ材9が供給され、所定位置にセットされたなら、可動プレス盤部52uが下降し、第一フープ材6と第二フープ材9が熱圧着される。なお、各プレス盤部52u及び52dは、加熱用ヒータ51u及び51dによりそれぞれ加熱されている。
また、第二弾性面31dの硬度と第一弾性面31uの硬度は、第一弾性面31uの硬度が第二弾性面31dの硬度よりも小さくなるように所定の比率に設定されるため、熱圧着プレス時には、図2(b)に示すように、各リード4…が接続孔14…の内部に所定の突出長Lp…だけ膨出する。これにより、熱圧着工程以降における第二フープ材9と第一フープ材6の位置ズレが確実に防止され、製造品質の確保及び歩留まり向上に寄与できる。図8に、熱圧着プレス部21により得られる第一基板材Paを示す。
さらに、熱圧着プレス部21から送り出された第一基板材Paは、冷却工程により冷却される(ステップS5)。即ち、冷却部22により第一基板材Paが冷却される。この場合、昇降部57により上昇した可動冷却盤部56u(弾性シート58u)と固定冷却盤部56d(弾性シート58d)間に第一基板材Paが供給され、所定位置にセットされたなら、可動冷却盤部56uが下降し、第一基板材Paが強制冷却される。なお、各冷却盤部56u及び56dは、冷却液用ジャケット55u及び55dを流れる冷却液によりそれぞれ冷却されている。
次いで、冷却部22から送り出された第一基板材Paは、トリミング工程によりトリミングされる(ステップS6)。即ち、トリミングプレス部23により第一基板材Paがトリミングされる。この場合、昇降部62により上昇したカッタ部63と支持台61間に第一基板材Paが供給され、所定位置にセットされたなら、カッタ部63が下降し、第二フープ材9の上面に圧着されているリードフレーム7における四つのリード4…とダムバー43…間が切断されることにより第二基板材Pbが得られる。
そして、第二基板材Pbは、フレーム分離部24に供給され、フレーム分離工程により、第二基板材Pbから少なくともリード4…を除く第一フープ材6の残部フレーム12が分離される(ステップS7)。この場合、第二基板材Pbは、分離用スプロケット65を通過することにより、第一フープ材6の残部フレーム12が、上方に配設した回収リール67に巻き取られて回収される(ステップS8)。一方、残部フレーム12が分離された第三基板材Pcは、射出成形部25に供給され、射出成形工程が行われる(ステップS9)。この場合、第三基板材Pcは、型開された金型72に供給され、所定位置にセットされる。この後、型締された金型72のキャビティに熱可塑性樹脂等の溶融した合成樹脂が射出装置71から射出充填され、インサート成形により第三基板材Pcの各リード4…及びICチップ3が樹脂15により覆われる。図10に射出成形工程により得られた第三基板材Pcを示す。
さらに、第三基板材Pcは、カッティング部26に送られ、カッティング工程によりカッティグされる(ステップS10)。即ち、カッティング部26における切断部75により、第三基板材Pcが所定の形状にカッティングされる。これにより、目的の配線基板Pを得ることができる(ステップS11)。図11及び図12に、得られた配線基板Pを示す。図11に仮想線で示す81a,81bは、リード4…にハンダ付部を介して接続したリード線を示している。
次に、本発明に係る製造装置1(製造方法)の変更実施形態について、図13〜図17を参照して説明する。
まず、図13は、電子部品が未実装の配線基板Pを示す。したがって、この変更実施形態では、電子部品を実装(接続)しないリードフレームのみの第一フープ材6を使用するとともに、上述した射出成形工程は使用しない。よって、このような電子部品が未実装の配線基板P自体を製品として用いることができる。この場合、この配線基板Pに、電子部品を実装し、前述した射出成形工程を経ることにより、図12に示す配線基板Pを得ることができる。
また、図14及び図15は、接続孔14…の無い第二フープ材9を用いた変更実施形態を示す。したがって、この場合、リード4…は、本来のリードとしては用いられず、例えば、内蔵アンテナ等に利用したり、ICチップ(電子部品)3を第二フープ材9に実装する際の取付板等として利用できる。
一方、図16は、熱圧着プレス部21の変更実施形態を示す。この熱圧着プレス部21は、可動プレス盤部52u(第一フープ材6側)に用いる弾性面31uの硬度を選定するに際し、熱圧着プレス時にリード4…が変形しない硬度、即ち、リード4…が接続孔14…に膨出しない硬度に選定したものである。したがって、固定プレス盤部52d(第二フープ材9側)に用いる弾性面31dの硬度は特に問わず、望ましくは、弾性面31uの硬度と同じ又はこれよりも大きく選定できるとともに、必ずしも弾性面を設けることを要しない。即ち、少なくとも第一フープ材6側に位置するプレス面に弾性面31uを用ければよい。
さらに、図17は、熱圧着プレス部21における、少なくとも第一フープ材6側に位置するプレス面に弾性面31uを用いるとともに、この弾性面31uに、各リード4…を接続孔14…の内部に所定の突出長Lp…だけ突出させる凸部32u…を設けたものである。これにより、各リード4…を接続孔14…の内部に膨出させる所定の突出長Lp…を、一方の弾性面31uのみで容易かつ確実に実現できる利点がある。なお、図1〜図17において同一部分には同一符号を付してその構成を明確にした。
よって、このような変更実施形態を含む本実施形態に係る配線基板の製造方法及び製造装置1によれば、第一フープ部5から供給される帯状に連続した複数のリードフレーム7…を有する第一フープ材6と第二フープ部8から供給される帯状の樹脂シートを用いた第二フープ材9を熱圧着する工程を含むため、製造工程が途切れない一連の製造ラインを容易に構築することができ、もって、製造工数(製造時間)の低減に伴う生産性の向上、更には、生産効率(量産性)の向上を図ることができる。また、製造工程が途切れない一連の製造ラインを構築できるため、生産設備(生産機械)の大幅なコストダウンを図れるとともに、広い設備スペースが不要となり、生産工場等の省スペース化を図れる。しかも、別途製造したプリント基板等の配線基板が不要となるため、使用部品や材料の側面からのコストダウンを実現できる。
以上、最良の実施形態及び変更実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、第三基板材Pcに対してインサート成形を行う射出成形部25を例示したが、第三基板材Pcの少なくとも各リード4…及びICチップ(電子部品)3を樹脂等により覆うことができる他の成形手段を排除するものではない。なお、本発明に係る配線基板の製造方法及び装置1は、電子部品3…を実装した配線基板Pと電子部品が未実装の配線基板Pの双方の製造に利用できる。この際、一つのリードフレーム7に接続(実装)する電子部品3…の数量は、例示のように一つであってもよいし複数であってもよい。また、電子部品3…にはICチップやメモリ素子をはじめ各種電子部品を適用できる。さらに、配線基板Pは、カード形部品(ICカード等)やチップ内蔵部品類(ICモジュール,VGA基板等)の各種電子回路部品に利用できる。
本発明の最良の実施形態に係る配線基板の製造装置を示す概要図、 同製造装置における熱圧着プレス部の抽出拡大断面図、 同製造装置に用いる第一フープ材の一部を示す平面図、 同製造装置に用いる第二フープ材の一部を示す平面図、 本発明の最良の実施形態に係る配線基板の製造方法を順を追って説明するための工程図、 同製造方法による製造時の第一フープ材と第二フープ材を示す図3中X−X線位置における断面図、 同製造方法による製造時の熱圧着工程前における第一フープ材と第二フープ材を示す図3中X−X線位置における断面図、 同製造方法による製造時の熱圧着工程後における第一基板材を示す図3中X−X線位置における断面図、 同製造方法による製造時のフレーム分離工程後における第三基板材を示す図3中X−X線位置における断面図、 同製造方法による製造時の射出成形工程後における第三基板材を示す図3中X−X線位置における断面図、 同製造方法による製造した配線基板を示す図12中Y−Y線位置における断面図、 同製造方法による製造した配線基板の樹脂を省略した状態の平面図、 本発明の変更実施形態に係る製造方法により製造した配線基板を示す平面図、 本発明の他の変更実施形態に係る製造方法により製造した配線基板を示す平面図、 図14中Z−Z線位置における断面図、 本発明の変更実施形態に係る製造装置における熱圧着プレス部の抽出拡大断面図、 本発明の他の変更実施形態に係る製造装置における熱圧着プレス部の抽出拡大断面図、
符号の説明
1:製造装置,3…:電子部品,4:リード,5:第一フープ部,6:第一フープ材,6h…:送り孔,7…:リードフレーム,8:第二フープ部,9:第二フープ材,9h…:送り孔,12:残部フレーム,14…:接続孔,15:樹脂,P…:配線基板,Pa:第一基板材,Pb:第二基板材,Pc:第三基板材,S4:熱圧着工程,S6:トリミング工程,S7:フレーム分離工程,S9:射出成形工程,S10:カッティング工程,Lp…:突出長,21:熱圧着プレス部,22:冷却部,23:トリミングプレス部,24:フレーム分離部,25:射出成形部,26:カッティング部,31u:弾性面(第一弾性面),31d:第二弾性面,32u…:凸部

Claims (8)

  1. 少なくとも電子部品を接続するリードを有する配線基板の製造方法において、少なくとも、第一フープ部から供給される帯状に連続した複数のリードフレームを有する第一フープ材及び第二フープ部から供給される帯状の樹脂シートを用いた第二フープ材を使用し、この第二フープ材に、前記第一フープ材における各リードの位置に対応した複数の接続孔を設けるとともに、前記第一フープ材と前記第二フープ材を熱圧着することにより、各接続孔に各リードの一部を露出させ、かつ各リードを各接続孔の内部に所定の突出長だけ膨出させて第一基板材を得る熱圧着工程と、前記第一基板材における前記第一フープ材をトリミングして第二基板材を得るトリミング工程と、前記第二基板材から少なくともリードを除く第一フープ材の残部フレームを分離して第三基板材を得るフレーム分離工程と、前記第三基板材をカッティグして前記配線基板を得るカッティング工程とを備えてなることを特徴とする配線基板の製造方法。
  2. 前記第一フープ材及び前記第二フープ材は、長手方向に沿った一定間隔おきの送り孔を有することを特徴とする請求項1記載の配線基板の製造方法。
  3. 前記第一フープ材は、各リードに接続した電子部品を有することを特徴とする請求項1又は2記載の配線基板の製造方法。
  4. 前記フレーム分離工程と前記カッティング工程間には、前記第三基板材の少なくとも各リード及び電子部品を樹脂により覆う射出成形工程を備えることを特徴とする請求項3記載の配線基板の製造方法。
  5. 少なくとも電子部品を接続するリードを有する配線基板の製造装置において、少なくとも、帯状に連続した複数のリードフレームを有する第一フープ材を供給する第一フープ部と、帯状の樹脂シートを用いるとともに、前記第一フープ材における各リードの位置に対応し、当該第一フープ材に対して熱圧着した際に各リードの一部が露出する複数の接続孔を有する第二フープ材を供給する第二フープ部と、第一フープ材側に位置するプレス面に、第一弾性面を用いるとともに、第二フープ材側に位置するプレス面に、前記第一弾性面とは異なる硬度を有する第二弾性面を用い、かつ前記第一弾性面の硬度と前記第二弾性面の硬度の比率を、熱圧着プレス時に、各リードを前記接続孔の内部に所定の突出長だけ膨出させる比率に選定することにより、前記第一フープ材と前記第二フープ材を熱圧着して第一基板材を得る熱圧着プレス部と、前記第一基板材における前記第一フープ材をトリミングして第二基板材を得るトリミングプレス部と、前記第二基板材から少なくともリードを除く第一フープ材の残部フレームを分離して第三基板材を得るフレーム分離部と、前記第三基板材をカッティグして前記配線基板を得るカッティング部を備えてなることを特徴とする配線基板の製造装置。
  6. 前記熱圧着プレス部と前記トリミングプレス部間には、前記第一基板材を冷却する冷却部を備えることを特徴とする請求項5記載の配線基板の製造装置。
  7. 前記第一フープ材は、各リードに接続した電子部品を有することを特徴とする請求項5記載の配線基板の製造装置。
  8. 前記フレーム分離部と前記カッティング部間には、前記第三基板材の少なくとも各リード及び電子部品を樹脂により覆う射出成形部を備えることを特徴とする請求項7記載の配線基板の製造装置。
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