JP4850014B2 - 分光測光システム及び該システムの照明光源位置の補正方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶ディスプレイ用カラーフィルターや液晶素子の分光透過率測定、膜厚測定などのための分光測光を行う分光測光システムに関する。
液晶基板等の製造工程では、液晶ディスプレイ用カラーフィルターや液晶素子の分光透過率測定が行われている(例えば、特許文献1。)。特許文献1には、一次元的に長さを持った一次元領域に亘る分光測光を一度に実行でき、更に、二次元領域に亘る高速な分光測光にも適用可能な高速分光測光装置が開示されている。
従来、分光測光において、照明光源の光量は、分光測光装置に取り付けられる前に手動測定されていた。そして、照明光源は光量が安定している位置で分光測光装置に取り付けられ、移動する機能なく固定されていた。このように、照明光源と分光測光部品とが固定されて連結されているため、安定した分光測光が可能であった。
図7は、従来における照明光源と分光測光部品とが固定されたタイプの液晶基板等の検査装置の上面図を示す。同図において、ステージ500上に分光測光の対象となる基板501が4つ配置されている。そして、基板501が配置されたステージ500を上下からはさむように光軸に沿って、照明光源502と分光測光部品503とが固定されている。ステージ500は、X方向、Y方向に可動できる。
このとき、このように固定された照明光源502と分光測光部品503により、4つの基板501の全てについて分光測光を行う場合、ステージ500をステージ500の大きさの2×2倍の範囲で可動させる必要がある。
ところが、近年、液晶基板の大型化するにつれて、ステージ500の大型化も進んだ結果、ステージ500を稼動させるスペースの問題が生じてきた。すなわち、検査の対象となる基板501が大型化する一方、分光測光装置の設置スペースは拡大されない等の問題があった。そのため、照明光源及び分光測光部品について移動する機能を持たせて、分光測光装置の省スペース化が図られている(例えば、特許文献2。)。
図8は、従来における照明光源と分光測光部品とが稼動するタイプの液晶基板等の検査装置を示す。図8(a)は、その検査装置の上面図を示す。図8(b)は、その検査装置の側面図を示す
図8(a)(b)に示すように、基板501は固定されたステージ500に配置されており、分光測光部品503と照明光源502とがそれぞれフレーム504の上部504aと下部504bにフレームに沿って1次元方向に移動可能なように設置されている。分光測光部品503と照明光源502とはフレーム504a,504b上を移動する際、光軸が一致するように連動(追従)して移動する。そして、フレーム504自体は、分光測光部品と照明光源の移動方向とは垂直方向に移動可能である。
特開平6−34525号公報 特開2002−267937号公報
しかしながら、照明光源が移動可能となった場合、照明光源と分光測光部品との位置関係が固定されていないため、照明光源のどの部分で測定しているか不明であり、測定部分の光量が安定しているかも不明である。
分光測光時において、照明光源からの光量の安定する位置が常に分光測光の測定位置となるように、検査装置を随時調整しなければならない。すなわち、照明光源が全ての照明光源移動軸に対し原点位置に存在する時、分光測定位置が照明光源の中心にない可能性がある。したがって、その調整がなされないと測定精度に影響が出てしまう。
また、照明光源の中心が常に光量が安定しているとも限らないので、光量の安定している位置が分光測定位置となるように調整する必要もある。しかしながら、光量が安定している部分を測定するには、照明光源移動制御、分光測光装置のハードウェア部品のズレによる装置毎の機差情報等を一括で管理しなければならず、正確な作業手順と多大な測定労力が要求される。
上記の課題に鑑み、本発明では、液晶基板等の分光透過率測定の前工程として行われる照明光源の位置の調整を自動で行う分光測光システム及び該システムの照明光源位置の補正方法を提供する。
本発明における分光測光システムは、少なくとも水平方向に移動可能な顕微鏡ユニットと、前記顕微鏡ユニットに追従して水平方向に移動可能であり、かつ、鉛直方向に移動可能な照明光源と、前記顕微鏡ユニットを通して測定対象物を撮像する撮像手段と、前記撮像された顕微鏡観察画像内の所定の観察位置と、前記照明光源による照明領域の中心との第1のズレ量を算出する照明中心補正手段と、前記第1のズレ量に基づいて前記観察位置と前記照明領域の中心とを一致させるように前記照明光源を移動させる照明移動制御手段と、前記顕微鏡観察画像内で、前記照明光源より照らされる照明領域について合焦させる合焦手段と、前記観察位置と前記照明領域の中心とが一致した状態で前記測定対象物を撮像し、前記照明領域のうち最大光量となる位置を算出して、該最大光量位置と前記観察位置との第2のズレ量を算出する最大光量位置補正手段と、を備え、前記照明移動制御手段は、前記第2のズレ量に基づいて前記最大光量位置と前記観察位置とを一致させるように前記照明光源を移動させることを特徴とする。
前記分光測光システムにおいて、前記最大光量位置補正手段は、前記照明領域を格子状に分割し、該格子の各頂点について、順次、分光測光を行う分光測光手段と、前記分光測光の結果、最大の明るさを有する前記頂点の座標である最大光量位置を取得し、該最大光量位置及び該最大光量位置に隣接する座標の光量に基づいて、真の最大光量位置を算出する真最大光量位置算出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる、少なくとも水平方向に移動可能な顕微鏡ユニットと、前記顕微鏡ユニットに追従して水平方向に移動可能であり、かつ、鉛直方向に移動可能な照明光源と、を備える分光測光システムの照明光源位置の補正方法は、前記顕微鏡ユニットを通して測定対象物を撮像し、前記撮像された顕微鏡観察画像内の所定の観察位置と、前記照明光源による照明領域の中心との第1のズレ量を算出し、前記第1のズレ量に基づいて前記照明光源を移動させて前記観察位置と前記照明領域の中心を一致させ、前記顕微鏡観察画像内で、前記照明領域について合焦させ、前記観察位置と前記照明領域の中心が一致した状態で前記顕微鏡ユニットにより前記測定対象物を撮像し、前記照明領域のうち最大光量となる位置を算出して、該最大光量位置と前記観察位置との第2のズレ量を算出し、前記第2のズレ量に基づいて前記最大光量位置と前記観察位置とを一致させる、ことを特徴とする。
前記照明光源位置の補正方法において、前記第2のズレ量を算出する場合、前記照明領域を格子状に分割し、該格子の各頂点について、順次、分光測光を行い、前記分光測光の結果、最大の明るさを有する前記頂点の座標である最大光量位置を取得し、該最大光量位置及び該最大光量位置に隣接する座標の光量に基づいて、真の最大光量位置を算出する、ことを特徴とする。
本発明によれば、液晶基板等の分光透過率測定の前工程として行われる照明光源の位置の調整を自動で行うことができる。
本発明にかかる分光測光システムは、顕微鏡ユニットと、照明光源と、撮像手段と、照明中心補正手段と、合焦手段と、最大光量位置補正手段とを備える。
顕微鏡ユニットは、少なくとも水平方向に移動可能なものである。顕微鏡ユニットは、本実施形態で言えば、顕微鏡ユニット11に相当する。
照明光源は、前記顕微鏡ユニットに追従して水平方向に移動可能であり、かつ、鉛直方向に移動可能なものである。照明光源は、本実施形態で言えば、透過照明用光源10に相当する。
撮像手段は、前記顕微鏡ユニットを通して測定対象物を撮像するものである。撮像手段は、本実施形態で言えば、顕微鏡ユニットに内蔵されているCCD(Charge Coupled Devices)に相当する。
照明中心補正手段は、前記撮像された顕微鏡観察画像内の、所定の観察位置と、前記照明光源による照明領域の中心と、を一致させるものである。照明中心補正手段は、本実施形態で言えば、トラッキング処理(図4のS2)に相当する。
合焦手段は、前記顕微鏡観察画像内で、前記照明光源より照らされる照明領域について合焦させるものである。合焦手段は、本実施形態で言えば、コントラストAF処理(図4のS3)に相当する。
最大光量位置補正手段は、前記照明領域のうち最も明るい位置と前記観察位置とを一致させるものである。最大光量位置補正手段は、本実施形態で言えば、図4のS4,S5の処理に相当する。
このように構成することにより、液晶基板等の分光透過率測定の前工程として行われる照明光源の位置の調整を自動で行うことができる。
また、前記照明中心補正手段は、照明中心ズレ算出手段と、第1の照明移動制御手段とを有している。照明中心ズレ算出手段は、前記観察位置と前記照明領域の中心の位置とのズレ量を算出する。第1の照明移動制御手段は、前記ズレ量に基づいて、前記照明光源を移動させる。
このように構成することにより、分光測光位置と照明領域の中心とを合わせることができる。
また、前記最大光量位置補正手段は、分光測光手段と、真最大光量位置算出手段と、照明移動制御手段と、第2の照明移動制御手段とを有する。
分光測光手段は、前記照明領域を格子状に分割し、該格子の各頂点について、順次、分光測光を行うものである。分光測光手段は、本実施形態で言えば、図4のS4の処理に相当する。
真最大光量位置算出手段は、前記分光測光の結果、最大の明るさを有する前記頂点の座標である最大光量位置を取得し、該最大光量位置及び該最大光量位置に隣接する座標の光量に基づいて、真の最大光量位置を算出する。分光測光手段は、本実施形態で言えば、図4のS5の処理に相当する。
第2の照明移動制御手段は、前記真の最大光量位置と前記観察位置とを一致させるように、前記照明光源を移動させる。第2の照明移動制御手段は、本実施形態で言えば、図4のS7の処理に相当する。
このように構成することにより、照明領域のうち光量の安定した位置を分光測光位置とすることができる。
以下の本実施形態では、液晶基板等の分光透過率測定の前工程として行われる照明光源の位置の補正を自動で行う分光測光システムについて説明する。
図1は、本実施形態における分光測光システムの全体構成を示す。分光測光システム1は、検査装置8、分光測光用PC(PC:パーソナルコンピュータ)2、検査装置制御用PC4から構成される。
検査装置8は、例えば、液晶基板等に対して分光測光を行う装置であり、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)9、透過照明用光源10、顕微鏡ユニット11、分光測光ユニット12、ステージ500(図8参照)、フレーム504(図8参照)から構成される。
PLC9は、検査装置制御用PC4からの命令に基づいて、顕微鏡ユニット11及び透過照明用光源10の動作の制御を行う。
顕微鏡ユニット11は、顕微鏡ヘッドの光軸上に検出器(ディテクタ)が連結されている。又、この光軸上には、ビームスプリッタが配置され、このビームスプリッタの反射光路上に撮像装置(CCDカメラ)が設けられている。これら顕微鏡ヘッド、検出器及び撮像装置は、一体的に設けられ、図8で説明したように、フレーム504の上部504aにフレームに沿って1次元方向に移動可能なように設置されている。
分光測光ユニット12は、顕微鏡の光学系を利用して、透過率、反射率を測定する装置であり、実際には色度座標等の値を算出する装置である。
検査装置制御用PC4は、分光測光システム1の全体を制御する。検査装置制御用PC4では、顕微鏡ユニットにより観察されて撮像装置で撮像された顕微鏡画像が表示されたり、分光測光の結果が表示されたりする。検査装置制御用PC4は、少なくとも、CPU(中央処理演算装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)、通信インターフェースを有する。検査装置制御用PC4には、照明光源自動分光測光ソフトウェア5がインストールされており、CPUはそのソフトウェアを読み出して、その処理内容を実行する。照明光源自動分光測光ソフトウェア5は、分光測光ソフトウェア制御機能6とハードウェア制御機能7を有する。
分光測光ソフトウェア制御機能6は、分光測光用PC2の分光測光ソフトウェアの動作を制御する。ハードウェア制御機能7は、検査装置8を駆動させるモータ等の機構的な部材の駆動を制御する。
分光測光用PC2は、後述する分光測光処理を実行する装置である。分光測光用PC2は、少なくとも、CPU(中央処理演算装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)、通信インターフェースを有する。
検査装置8と検査装置制御用PC4間は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)規格によるインターフェースで接続されている。検査装置8と分光測光用PC2間は、GP−IB(General Purpose Interface Bus)規格によるインターフェースで接続されている。検査装置制御用PC4と分光測光用PC2間は、RS−232C(シリアル通信の標準規格)規格によるインターフェースで接続されている。なお、これらのインターフェースの通信規格は一例であって、これらに限定されない。
図2は、本実施形態における分光測光ユニット12の一例を示す。分光測光ユニット12は、分光器15、測光鏡筒16、落射照明用光源17、透過照明用光源10から構成される。
分光器15は、分光測光時に、測光鏡筒16を通って顕微鏡の対物レンズからの入射光が入射されると、その光を波長ごとの光に分けて、波長ごとの光の強さを測定する。分光器15により測定された分光データは、検査装置制御用PC4に転送される。
なお、落射照明用光源17は、ステージ500に測定対象物を載置させて実際に測定を行う場合に用いるが、本実施形態ではその測定の前工程に行う処理であるので、本実施形態では用いないため、消灯させておく。
顕微鏡ユニット11は、図8で説明したように、フレーム504の上部504aにフレームに沿って1次元方向に移動可能なように設置されている。透過照明用光源10は、図8で説明したように、フレーム504の下部504bにフレームに沿って1次元方向に移動可能なように設置されている。透過照明用光源10は、顕微鏡ユニット11に追従して移動するようになっている。そして、フレーム504自体は、顕微鏡ユニット11と照明光源10の移動方向とは垂直方向に移動可能である。
透過照明用光源10は、ステージ面(XY平面)に対して垂直方向(Z方向)に移動可能となっている。
ここで、分光測光システム1の動作概要について説明する。まず、ステージに検査対象となる基板等(検査対象物)を載置しない状態で、図8で説明したように、顕微鏡ユニット11をステージ上方の所定位置に位置決めする。このとき、透過照明用光源10もその顕微鏡の動作に追従して移動する。
透過照明用光源10より照射された光(透過照明)は、顕微鏡ユニット11の対物レンズに入射され、測光鏡筒16を通って、分光器15に到達する。分光器15に入射した光は、内蔵の回折格子により分光され、内蔵のフォトセンサーで各波長の測光データが得られる。その測定データは、検査装置制御用PC4のディスプレイに表示される。
ところで、上記で顕微鏡ユニット11及び透過照明用光源10の位置決めを行ったが、厳密に顕微鏡ユニットの観察視野内における分光測光の対象となる位置に照明光の最も光量の大きい点が一致していないので、以下で説明するように補正を行う。
図3は、本実施形態における照明光源自動分光測光ソフトウェア5の表示画面の一例を示す。検査装置制御用PC4で照明光源自動分光測光ソフトウェア5を起動させると、ディスプレイに、図3の画面が表示される。
画面20は、「初期化」ボタン21、トラッキング−コントラストAF(AF:オートフォーカス)設定欄22、測定設定欄27、「測定」ボタン31、「ストップ」ボタン32、分光測光結果詳細一覧33、分光測光結果表示欄34から構成される。
トラッキング−コントラストAF設定欄22は、トラッキング処理及びコントラストAF処理を行うために必要な条件を入力するための入力欄である。トラッキング−コントラストAF設定欄22は、「キャリブレーション値」入力欄23、「コントラストAF(CAF)開始位置」入力欄24、「CAFステップ幅」入力欄25、「CAF回数」入力欄26からなる。
「キャリブレーション値」入力欄23には、顕微鏡観察画像の1画素が実際にどのくらいの距離であるかが入力される。「CAF開始位置」入力欄24には、コントラストAF処理を開始する際の透過照明用光源10のZ軸方向(鉛直方向)の位置が入力される。「CAFステップ幅」入力欄25には、コントラストAF処理が行われる際に、透過照明用光源10がZ軸方向(鉛直方向)に移動する1ステップの幅が入力される。「CAF回数」入力欄25には、コントラストAF処理の実行回数が入力される。
測定設定欄27は、分光測光処理を行うために必要な条件を入力するための設定欄である。測定設定欄27は、「レシピNo.」選択欄28、「測定ピッチ」入力欄29、「分割」選択欄30からなる。
「レシピNo.」選択欄28の右端をクリックすると、レシピNoを選択することができる。各レシピNo.には、基板に対する検査の条件・手順が登録されている。「分割」選択欄30右端をクリックすると、顕微鏡観察画像内の照明光領域をX方向、Y方向にn×n(n:任意)に格子状に分割する分割数を選択することができる。「測定ピッチ」入力欄29には、顕微鏡観察画像内の照明領域をX方向、Y方向に格子状に分割する際の格子間幅が入力される。
「初期化」ボタン21を押下すると、検査装置8が初期化される。「測定」ボタンを押下すると、照明光源の自動分光測光(後述のフローで示す内容)が開始される。「ストップ」ボタン32を押下すると、分光測光を途中で終了できる。
分光測光結果詳細一覧33には、「測定」ボタン31押下により実行された自動分光測光の詳細な結果が表示される。分光測光結果表示欄34には、分光測光結果詳細一覧33の結果より算出された真ピーク位置が表示される。
図4は、本実施形態における照明光源の自動測定フローを示す。まず、ユーザは、検査装置制御用PC4にインストールされた照明光源自動分光測光ソフトウェア5を起動させて、ディスプレイに図3の画面を表示させる。
それから、ユーザは、キーボード等のコンピュータ入力装置を用いて、コントラストAFを行う回数m(「CAF回数」入力欄25に入力した値)や測定幅p(「測定ピッチ」入力欄29に入力した値)、分割数(「分割」選択欄30で選択したn×n)等の測光条件を入力する(ステップ1。以下、ステップを「S」と称する)。具体的には、図3の画面の「トラッキング−コントラストAF設定」欄22、「測定設定」欄27の入力項目を設定する。
測光条件の入力後、ユーザが図3の画面の「測定」ボタン31を押下すると、照明光源検査装置制御用PC4の自動分光測光ソフトウェア5の制御に基づいて、検査装置8及び分光測光用PC2が動作して、照明光源の自動分光測光が開始される。
まず、自動分光測光ソフトウェア5の制御により検査装置8が動作してトラッキング処理が実行される(S2)。トラッキング処理とは、顕微鏡観察画像内の照明領域の中心を顕微鏡観察画像内の所定の位置(分光測光時の測定位置。以下、「分光測光位置」という)に移動させる処理のことである。トラッキング処理について図5を用いて説明する。
図5は、本実施形態におけるトラッキング処理前後での顕微鏡観察画像内の照明領域の位置を示す。図5(a)はトラッキング処理前の顕微鏡観察画像を示し、図5(b)はトラッキング処理後の顕微鏡観察画像を示す。図5において、顕微鏡観察画像23の中心にある小さな円21で表すのが、上述の分光測光位置である。大きい方の円20は、照明領域を表している。
図5(a)において、照明領域20の中心が分光測光位置21から外れた位置にある(照明領域20が顕微鏡観察画像23の右下にずれている)。上述したように、分光測光位置21が分光測光の対象となる測定位置であるため、図5(b)に示すように、照明領域20の中心と分光測光位置21とを一致させる必要がある(図5(b)では、照明領域が画面中央に移動している)。
ここでは、自動分光測光ソフトウェア5は、顕微鏡観察画像23から画像処理により照明領域20の中心を算出し、分光測光位置21からのずれ量(照明領域20の中心と分光測光位置21の座標の差分)を算出する。
そして、自動分光測光ソフトウェア5は、その算出されたずれ量分だけ、透過照明用光源10をX軸方向、Y軸方向に移動させて、分光測光位置21に照明領域20の中心が一致するようにする。なお、照明光源20の中心=分光測光位置21となるよう精度を上げるために、トラッキングを複数回行ってもよい。
次に、自動分光測光ソフトウェア5の制御によりコントラストAF処理が実行される(S3)。コントラストAF処理は、照明光源からの照明光と分光測光位置との焦点を合わせる処理であり、分光測光すべき現状態が出力されている顕微鏡観察画像を基に画像処理で行う。
コントラストAF処理を実行すると、自動分光測光ソフトウェア5の制御により、透過照明用光源10が、「コントラストAF(CAF)開始位置」入力欄24に入力した位置から、「CAFステップ幅」入力欄25に入力したステップ幅で順にZ方向(鉛直方向)に移動する。このとき、ステップ毎に顕微鏡観察画像を撮像して、その全画素のコントラスト値の合計を算出する。この処理を「CAF回数」入力欄26に入力した回数分(m回)繰り返す。そして、各ステップで得られた顕微鏡観察画像のうち、全画素のコントラスト値の合計が最も高い顕微鏡観察画像が得られた位置が合焦位置となる。
次に、自動分光測光ソフトウェア5の制御により分光測光処理が行われる(S4)。ここでは、自動分光測光ソフトウェア5は、顕微鏡観察画像23内の照明領域20の内部領域を図3の「分割」選択欄30で選択された分割内容(n×n)に基づいて格子状に分割して、X軸、Y軸の交点座標を算出する。そして、自動分光測光ソフトウェア5は、分光測光用PC2を動作させると、分光測光用PC2は分光測光ユニット12を制御して各交点について、順次、分光測光を行う。S4の処理について図6を参照しながら説明する。なお、分光測光時には、自動分光測光ソフトウェア5の制御により、透過照明用光源10は消灯する。
図6は、本実施形態における照明光源の分光測光座標を示す。同図は、図3の「分割」選択欄30で選択された分割数(n×n)に基づいて、顕微鏡観察画像23内の照明領域20の内部領域を8格子(X方向)×8格子(Y方向)に分割したものである。各格子の一辺は、図3の「測定ピッチ」入力欄29に入力された測定ピッチに基づいて、75[μm]となっている。
そうすると、X軸、Y軸の交点が(n+1)×(n+1)=(8+1)×(8+1)=81個あるので、自動分光測光ソフトウェア5は、それらの交点の座標を算出する。
そして、自動分光測光ソフトウェア5は、分光測光用PC2を動作させると、分光測光用PC2は分光測光ユニット12を制御して、各交点について、順次、分光測光を行う。
分光測光とは、顕微鏡の光学系を介して得られた光について、分光器15により、透過率、反射率を測定することであり、実際には色度座標等の値を出すことである。具体的には、透過照明用光源10を各交点に移動させて、分光測光ユニット12により各交点座標についてXYZ表色系(CIE表色系)の三刺激値(特に、明るさ、反射率を表すY値)を算出する。
次に、自動分光測光ソフトウェア5は、真ピーク位置の算出を行う(S5)。S4の分光測光結果のうち三刺激値であるYの値に基づいて、光量真ピーク位置(ExtPosition)を算出する。この値が照明光源の光量安定位置となる。
ここで、まず、自動分光測光ソフトウェア5は、S4で測定された全ての座標のY値のうち最大のY値(ピーク値)が得られた交点座標(s,t)を取得する。さらに、X方向及びY方向についてその両隣の交点座標(s−1,t)、(s+1,t)、(s,t−1)、(s,t+1)及びこれらの交点座標に対応するY値を取得する。
それから、自動分光測光ソフトウェア5は、真ピーク位置(ExtPosition)を次の式を用いて算出する。
ExtPosition=
((((PrevPos^2−PeakPos^2)×Next_Y)+((PeakPos^2−NextPos^2)×Prev_Y)+((NextPos^2−PrevPos^2)×Peak_Y))/(((PrevPos−PeakPos)×Next_Y)+((PeakPos−NextPos)×Prev_Y)+((NextPos−PrevPos)×Peak_Y)))×0.5
ここで、PrevPosは、分光測光結果の光量最大の前位置(s−1,t)と(s,t−1)を示す。PeakPosは、分光測光結果の光量最大の位置(s,t)を示す。NextPosは、分光測光結果の光量最大の次位置(s+1,t)と(s,t+1)を示す。Prev_Y、Peak_Y、Next_YはPrevPosの光量値、PeakPosの光量値(光量最大値)、NextPosの光量値である。
上記の式は、ある座標についてのデータ(PeakPos,Peak_Y)と両隣(PrevPos,Prev_Y)(NextPos,Next_Y)の計3点のデータから二次関数近似を行うことを示している。なお、真ピーク位置は、X軸、Y軸それぞれの要素に分解して算出する。
そうすると、最大光量の位置(s,t)を囲む4つの交点(s−1,t)、(s+1,t)、(s,t−1)、(s,t+1)において、Y値の真のピーク値を有する座標を得ることができる。
S5において計算結果が得られると、自動分光測光ソフトウェア5は、図3の画面の分光測光結果詳細一覧33、分光測光結果表示欄34それぞれに、S4の測定結果及びS5で算出された真ピーク位置を表示させる(S6)。
ここで、光測光結果詳細一覧33、分光測光結果表示欄34について説明する。光測光結果詳細一覧33に表示される各レコードは、S4での各交点についての分光測光結果を示す。各レコードは、「x」331、「y」332、「Hard x」333、「Hard y」334、「Y値」335のデータ項目からなる。
「x」331及び「y」332には、Hard(透過照明用光源)を測定位置に移動させるための量が表示される。「Hard x」333、「Hard y」334それぞれには、測定位置のx座標、y座標が表示される。「Y値」には、各交点のY測定値(XYZ表色系(CIE表色系)の三刺激値のY値)が表示される。
分光測光結果表示欄34には、X座標、Y座標毎に、分光測光結果の光量最大の位置Peak(Pos)、その前位置Prev(Pos)、その次位置Next(Pos)が表示され、各位置に対応するY値が表示される。さらに、「Real Peak X」及び「Real Peak Y」として、X軸方向及びX軸方向の真ピーク値の位置が表示される。
それから、自動分光測光ソフトウェア5は、照明光源安定位置の反映処理を行う(S7)。ここでは、自動分光測光ソフトウェア5は、その真ピーク位置(照明光源安定位置)が分光測光位置21になるように、透過照明用光源10を移動させる。具体的には、分光測光位置21からの真ピーク位置のずれ量(真ピーク位置と分光測光位置21の座標の差分)を算出する。そして、自動分光測光ソフトウェア5は、算出されたずれ量分、透過照明用光源10をX軸方向やY軸方向に移動させて、分光測光位置21と真ピーク位置(照明光源安定位置)を一致させるようにする。
なお、自動分光測光ソフトウェア5に真ピーク位置を登録する機能がある場合には、コンピュータのメモリ上に真ピーク位置を記憶させておくことで分光測光時に照明光源を安定位置に移動させることが可能となる。
また、図4の機能を有する単独のソフトウェアの場合、ハードウェアなどの外部記憶装置に真ピーク位置を保存しておくことで、分光測光制御ソフトウェアが分光測光時に照明光源安定位置を取得し、照明光源を安定位置に移動させることが可能となる。
本実施形態によれば、照明光源の自動制御フローをソフトウェアで行うことで、照明光源の各位置による光量を自動で測定及び照明光源安定位置を算出することができる。また、光量測定の工数を削減することができる。また、照明光源の安定位置での分光測光によって測定精度が向上する。また、光量測定を定期的に行うことで、照明光源の劣化状態を調査することもできる。
なお、本実施形態では、分光測光用PC2と検査装置制御用PC4とにより制御を行ったが、1つのコンピュータにそれらのPCの機能を搭載させて、制御を行ってもよい。
また、本実施形態では、トラッキング処理(図4のS2)、コントラストAF処理(図4のS3)、分光測定処理(図4のS4)において、顕微鏡ユニット11の顕微鏡ヘッドの位置を固定し、その顕微鏡ヘッドに対して透過照明用光源10を移動させたが、これに限定されない。例えば、透過照明用光源10の位置を固定し、その透過照明用光源10に対して顕微鏡ヘッドを移動させてもよい。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形態を取ることができる。
本実施形態における分光測光システムの全体構成を示す。 本実施形態における分光測光ユニット12の一例を示す。 本実施形態における照明光源自動分光測光ソフトウェア5の表示画面の一例を示す。 本実施形態における照明光源の自動測定フローを示す。 本実施形態におけるトラッキング処理前後での顕微鏡観察画像内の照明領域の位置を示す。 本実施形態における照明光源の分光測光座標を示す。 従来における照明光源と分光測光部品とが固定されたタイプの液晶基板等の検査装置の上面図を示す。 従来における照明光源と分光測光部品とが稼動するタイプの液晶基板等の検査装置を示す。
符号の説明
1 分光測光システム
2 分光測光用PC
3 分光測光ソフトウェア
4 検査装置制御用PC
5 照明光源自動分光測光ソフトウェア
6 分光測光ソフトウェア制御機能
7 ハードウェア制御機能
8 検査装置
10 透過照明用光源
11 顕微鏡ユニット
12 分光測光ユニット
15 分光器
16 測光鏡筒
17 落射照明用光源

Claims (4)

  1. 少なくとも水平方向に移動可能な顕微鏡ユニットと、
    前記顕微鏡ユニットに追従して水平方向に移動可能であり、かつ、鉛直方向に移動可能な照明光源と、
    前記顕微鏡ユニットを通して測定対象物を撮像する撮像手段と、
    前記撮像された顕微鏡観察画像内の所定の観察位置と、前記照明光源による照明領域の中心との第1のズレ量を算出する照明中心補正手段と、
    前記第1のズレ量に基づいて前記観察位置と前記照明領域の中心とを一致させるように前記照明光源を移動させる照明移動制御手段と、
    前記顕微鏡観察画像内で、前記照明光源より照らされる照明領域について合焦させる合焦手段と、
    前記観察位置と前記照明領域の中心とが一致した状態で前記測定対象物を撮像し、前記照明領域のうち最大光量となる位置を算出して、該最大光量位置と前記観察位置との第2のズレ量を算出する最大光量位置補正手段と、
    を備え、
    前記照明移動制御手段は、前記第2のズレ量に基づいて前記最大光量位置と前記観察位置とを一致させるように前記照明光源を移動させることを特徴とする分光測光システム。
  2. 前記最大光量位置補正手段は、
    前記照明領域を格子状に分割し、該格子の各頂点について、順次、分光測光を行う分光測光手段と、
    前記分光測光の結果、最大の明るさを有する前記頂点の座標である最大光量位置を取得し、該最大光量位置及び該最大光量位置に隣接する座標の光量に基づいて、真の最大光量位置を算出する真最大光量位置算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の分光測光システム。
  3. 少なくとも水平方向に移動可能な顕微鏡ユニットと、前記顕微鏡ユニットに追従して水平方向に移動可能であり、かつ、鉛直方向に移動可能な照明光源と、を備える分光測光システムの照明光源位置の補正方法であって、
    前記顕微鏡ユニットを通して測定対象物を撮像し、
    前記撮像された顕微鏡観察画像内の所定の観察位置と、前記照明光源による照明領域の中心との第1のズレ量を算出し、
    前記第1のズレ量に基づいて前記照明光源を移動させて前記観察位置と前記照明領域の中心を一致させ、
    前記顕微鏡観察画像内で、前記照明領域について合焦させ、
    前記観察位置と前記照明領域の中心が一致した状態で前記顕微鏡ユニットにより前記測定対象物を撮像し、
    前記照明領域のうち最大光量となる位置を算出して、該最大光量位置と前記観察位置との第2のズレ量を算出し、
    前記第2のズレ量に基づいて前記最大光量位置と前記観察位置とを一致させる、
    ことを特徴とする照明光源位置の補正方法。
  4. 前記第2のズレ量を算出する場合、前記照明領域を格子状に分割し、該格子の各頂点について、順次、分光測光を行い、
    前記分光測光の結果、最大の明るさを有する前記頂点の座標である最大光量位置を取得し、該最大光量位置及び該最大光量位置に隣接する座標の光量に基づいて、真の最大光量位置を算出する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明光源位置の補正方法。
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