JP4849922B2 - 可搬式ラック - Google Patents

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Description

本発明はタイヤを貯蔵するラック倉庫の可搬式ラックに関し、特に、ラック倉庫での火災発生時の延焼防止に関する。
従来、固定ラック式の倉庫においては、収納ラックの床部及び壁部を耐火パネルによって囲い、且つ収納ラックの収納口を塞ぐ防火シャッターを設置して、火災時に防火シャッターが降下して収納ラックの収納口を塞ぐことにより防火区画を形成するようにしたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−226908号公報
しかしながら、従来の固定ラック式の倉庫の防火区画では防火シャッターが使用されているため、制御装置や電気配線が必要となり、ラック倉庫の消防設備としては高価になってしまう。
また、大空間に可搬式ラックを積み上げる方式の倉庫では、固定された棚段がないためシャッター自体を保持できないことや、ラックの位置や積み上げ状態が収納物の入出庫によって変化するため、上記のような固定式防火シャッターでは対応ができなかった。
また、タイヤを貯蔵する可搬式ラックの倉庫の場合には、高天井の利用や運搬上の理由で、沢山のラックが上下に重ねて置かれているが、場合によってラックの移動や並びの変更が必要である。したがって、可搬式ラックの倉庫では従来の固定ラック式の倉庫の防火区画を適用することができなかった。また、ラックの各段にはタイヤ同士が肩を並べて積まれており、収納口又は収納口の反対側からはみ出すことが多いので、従来の防火シャッターは収納口を塞ぐことができず、タイヤの延焼防止が難しい、という問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、タイヤの延焼防止を可能にした可搬式ラックを提供することを目的とする。
本発明に係る可搬式ラックは、タイヤを貯蔵するための可搬式ラックであって、前記ラックの天井には、遮蔽板配設されており、前記遮蔽板は、前記ラックの天井配設される遮蔽板本体と、前記ラックの天井部分の前方及び後方の少なくとも一方に延長する庇状遮蔽板とから構成され、前記遮蔽板本体は前記庇状遮蔽板が収納自在に構成され、前記庇状遮蔽板は前記遮蔽板本体に対して伸縮自在に構成されてなるものである。
また、本発明に係る可搬式ラックは、前記ラックの少なくとも一方の全段側面に遮蔽板を更に配設したものである。
また、本発明に係る可搬式ラックは、 前記ラックの上段両側面に遮蔽板を更に配設したものである。
本発明においては上方向へ直接炎の上がることを防止するとともに、タイヤがラックの前方(収納口)又は後方(収納口の反対側)からはみ出しても、庇状部分はみ出した部分の炎の上方ラックへの延焼(炎が上のラックのタイヤを舐めること)を有効に防止できる。
実施形態1.
図1(a)(b)(c)は、本発明の実施形態1に係る可搬式ラックの斜視図、側面図及び正面図である。同図においては、可搬式ラック10は図示のようなフレーム構造から構成されており、これは左右に並べられるとともに上方に積み重ねられてタイヤ40を貯蔵する。そして、この可搬式ラック10の天井部分11には遮蔽板20が配設される。この遮蔽板20には天井部分11の前方及び後方に突出した庇20aが形成されている。可搬式ラック10のフレームにタイヤ40を載置すると、タイヤ40の端部がフレームからはみ出す場合がある(図1の(b)参照))が、この庇20aは、そのはみ出したタイヤ40の端部を覆うようにして配置される。
本実施形態1においては、可搬式ラック10の天井に遮蔽板20を配設するとともに、遮蔽板20に可搬式ラック10の天井部分11の前方及び後方に延長した庇20aを形成しており、タイヤ40が燃えても炎が上方向へ直接上がることを防止することができる。更に、タイヤ40が可搬式ラック10の前方(収納口)又は後方(収納口の反対側)からはみ出していても、庇20aがそれを覆っているので、例えばタイヤ40のはみ出した部分が燃えてもその炎が上方ラックへ延焼するのを有効に防止できる。また、可搬式ラック10毎に上記の遮蔽板20を設置することで、可搬式ラック10の移動や並びの変更があっても延焼防止の効果は変わらない。また、延焼防止設備として遮蔽板20だけを使用しているので、延焼防止設備としてのコストが低い。
実施形態2.
図2(a)(b)(c)は、本発明の実施形態2に係る可搬式ラックの斜視図、側面図及び正面図である。本実施形態2は、上記の実施形態1の遮蔽板20に、更に可搬式ラック10の両側部の全面(全段)に遮蔽板21,22を付加した点に特徴がある。このように可搬式ラック10の両側部に遮蔽板21,22を設けたことにより、横に並べられたタイヤ同士の間の熱を遮断し、横方向のタイヤへの延焼を抑制できる。
実施形態3.
図3(a)(b)(c)は、本発明の実施形態3に係る可搬式ラックの斜視図、側面図及び正面図である。上記の実施形態2では可搬式ラック10の両側部の全面(全段)を覆うようにして遮蔽板21,22を設けたが、本実施形態3においては両側部の上部(上段)だけを覆うようにして遮蔽板23,24を配設している。このように可搬式ラック10の両側部の上部に遮蔽板23,24を配設したことにより、主として上段の横に並べられたタイヤ同士の間の熱を遮断し、上方ラックへの延焼を抑制することができる。
実施形態4.
図4(a)(b)(c)は、本発明の実施形態4に係る可搬式ラックの斜視図、側面図及び正面図である。上記の実施形態2では可搬式ラック10の両側部の全面(全段)を覆うようにして遮蔽板21,22を配設したが、本実施形態4においては両側部の内、一方の側部の全面だけを覆うようにして遮蔽板25を設けている。このように可搬式ラック10の一方の側部にだけ遮蔽板25を設けているが、2個の可搬式ラック10を並設すると、例えば可搬式ラック10aの遮蔽板25が設けられていない側部は隣接する可搬式ラック10bの遮蔽板25により覆われる。このため、上記の実施形態2の場合と同様な機能が期待できる。
実施形態5.
図5は、上記の実施形態の遮蔽板の庇を伸縮可能に構成した例を示しており、遮蔽板本体30から庇状遮蔽板31を引き伸ばした状態を示した斜視図である。図6(a)(b)は遮蔽板の構成例を示した説明図であり、例えば机の引き出しのガードレールのように構成した例である。遮蔽板本体30は厚板またはコの字型に折り曲げられた薄板の庇状遮蔽板31が収納可能に構成されており、図6(a)は遮蔽板本体30が庇状遮蔽板31を収納している状態であり、同図(b)は庇状遮蔽板31を遮蔽板本体30から引き出して伸長した状態を示している。タイヤを運搬して可搬式ラック10に収納するときや可搬式ラック10そのものを移動するときには図6(a)のように庇状遮蔽板31を遮蔽板本体30に収納して作業の邪魔にならないようにする。また、可搬式ラック10にタイヤを収納した後には、図6(b)のように庇状遮蔽板31を遮蔽板本体30から引き出して伸長することにより、火災が起きた場合の延焼防止に寄与することが可能になる。
図7(a)(b)は遮蔽板の他の構成例を示した説明図であり、例えば簡易なガイドを利用した例である。遮蔽板本体30には薄板状の庇状遮蔽板32を収納する開口部にストッパー30aが形成されており、庇状遮蔽板32には下方に突起した係止部32aが形成されている。図7(a)のように庇状遮蔽板32が遮蔽板本体30に収納されている状態から、庇状遮蔽板32を遮蔽板本体30から引き出すと、係止部32aがストッパー30aに係合してその位置に止まる。
なお、遮蔽板20を伸縮自在に構成することは上記の例に限定されるものではなく、必要に応じて適宜変更し得るものであることはいうまでもない。
本発明の実施形態1に係る可搬式ラックの斜視図、側面図及び正面図である。 本発明の実施形態2に係る可搬式ラックの斜視図、側面図及び正面図である。 本発明の実施形態3に係る可搬式ラックの斜視図、側面図及び正面図である。 本発明の実施形態4係る可搬式ラックの斜視図、側面図及び正面図である。 遮蔽板の庇を伸縮可能に構成した例を示した説明図である。 遮蔽板の構成例を示した説明図である。 遮蔽板の他の構成例を示した説明図である。
符号の説明
10,10a,10b 可搬式ラック、11 天井部分、20 遮蔽板、20a 庇、21〜25 遮蔽板、30 遮蔽板本体、30a ストッパー、31 庇状遮蔽板、32 庇状遮蔽板、32a 係止部、40 タイヤ。

Claims (3)

  1. タイヤを貯蔵するための可搬式ラックであって、
    前記ラックの天井には、遮蔽板配設されており
    前記遮蔽板は、
    前記ラックの天井に配設される遮蔽板本体と
    前記ラックの天井部分の前方及び後方の少なくとも一方に延長する庇状遮蔽板とから構成され、
    前記遮蔽板本体は前記庇状遮蔽板が収納自在に構成され、
    前記庇状遮蔽板は前記遮蔽板本体に対して伸縮自在に構成されてなる
    ことを特徴とする可搬式ラック。
  2. 前記ラックの少なくとも一方の全段側面に遮蔽板を更に配設したことを特徴とする請求項記載の可搬式ラック。
  3. 前記ラックの上段両側面に遮蔽板を更に配設したことを特徴とする請求項記載の可搬式ラック。
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