JP4849835B2 - 倒壊範囲判定器及び倒壊範囲判定方法 - Google Patents
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Description
接眼孔及び対物孔が設けられた容器と、
前記容器の中に収容された透明又は半透明の液体とを備え、
前記接眼孔と前記対物孔の位置、及び、前記液体の量は、前記液体の液面の高さを前記接眼孔の高さに一致させた状態で、前記液面からの前記対物孔の高さと、前記接眼孔と前記対物孔との間の水平距離との比が、前記倒壊対象物の高さと、この倒壊対象物が倒壊したときに危険であると想定される倒壊対象物からの距離の上限値との比率である1以上の所定の比率となるように設定されることで、前記接眼孔から前記対物孔を通して前記倒壊対象物の頂点を見た際に、倒壊危険範囲の境界上においては前記倒壊対象物の頂点と前記液体の液面とが一致し、倒壊危険範囲の内側においては前記倒壊対象物の頂点が前記液体を通して見えるように構成されていることを特徴とする。
接眼孔と対物孔とを備えた容器と、
前記容器の中に収容された透明又は半透明の液体とを備え、
前記対物孔は、前記容器の表面に沿って鉛直面内に延びるようにスリット状に形成されており、
前記対物孔又はその近傍には、前記液体の液面の高さを前記接眼孔の高さに一致させた状態での、前記液面からの高さと、前記接眼孔までの水平距離との比を表す目盛が前記接眼孔から見えるように設けられ、
前記液体の液面レベルが前記接眼孔に一致した状態で前記接眼孔から前記対物孔を通して前記倒壊対象物の頂点を見た際に、前記倒壊対象物の頂点の位置の前記目盛が、前記倒壊対象物の高さと、この倒壊対象物が倒壊したときに危険であると想定される倒壊対象物からの距離の上限値との比を示していることを特徴とする。
図1は、本実施形態の倒壊範囲判定器1の鉛直方向断面図である。本実施形態の倒壊範囲判定器1は、例えば樹木の伐採作業を行う際などに作業者が携帯し、倒壊対象物である樹木から測定地点までの距離が、樹木の高さの所定倍率M倍以下である倒壊危険範囲内であるかどうかを判定するための装置である。以下、この所定倍率Mを、倒壊危険範囲倍率Mという。
図2は、高さHの樹木6を倒壊する場合に、倒壊危険範囲の境界上(すなわち樹木6からの距離LA=1.5H)の測定点7Aにおいて測定を行っている様子を示す模式図であり、測定点7Aよりも樹木6側が倒壊危険範囲にあたる。なお、図2では、説明の都合上、範囲判定器1を実際よりも大きく表している。
2 容器
3 液体
4 接眼孔
5、105 対物孔
6 樹木
7、7A、7B、7C 測定地点
Claims (8)
- 建物や樹木などの倒壊対象物を倒壊したときに、この倒壊による危険の有無を判定するための倒壊範囲判定器であって、
接眼孔及び対物孔が設けられた容器と、
前記容器の中に収容された透明又は半透明の液体とを備え、
前記接眼孔と前記対物孔の位置、及び、前記液体の量は、前記液体の液面の高さを前記接眼孔の高さに一致させた状態で、前記液面からの前記対物孔の高さと、前記接眼孔と前記対物孔との間の水平距離との比が、前記倒壊対象物の高さと、この倒壊対象物が倒壊したときに危険であると想定される倒壊対象物からの距離の上限値との比率である1以上の所定の比率となるように設定されることで、前記接眼孔から前記対物孔を通して前記倒壊対象物の頂点を見た際に、倒壊危険範囲の境界上においては前記倒壊対象物の頂点と前記液体の液面とが一致し、倒壊危険範囲の内側においては前記倒壊対象物の頂点が前記液体を通して見えるように構成されていることを特徴とする倒壊範囲判定器。 - 前記容器は多角形柱又は円柱状であり、その側面に前記接眼孔と前記対物孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載の倒壊範囲判定器。
- 前記液体は着色されていることを特徴とする請求項1又は2記載の倒壊範囲判定器。
- 前記接眼孔及び前記対物孔の少なくとも一方が、前記所定の比率の複数の値の夫々に対応して複数設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項記載の倒壊範囲判定器。
- 前記接眼孔又は前記対物孔は、これら接眼孔及び対物孔を含む鉛直平面内をスライド可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項記載の倒壊範囲判定器。
- 建物や樹木などの倒壊対象物を倒壊したときに、この倒壊による危険の有無を判定するための倒壊範囲判定器であって、
接眼孔と対物孔とを備えた容器と、
前記容器の中に収容された透明又は半透明の液体とを備え、
前記対物孔は、前記容器の表面に沿って鉛直面内に延びるようにスリット状に形成されており、
前記対物孔又はその近傍には、前記液体の液面の高さを前記接眼孔の高さに一致させた状態での、前記液面からの高さと、前記接眼孔までの水平距離との比を表す目盛が前記接眼孔から見えるように設けられ、
前記液体の液面レベルが前記接眼孔に一致した状態で前記接眼孔から前記対物孔を通して前記倒壊対象物の頂点を見た際に、前記倒壊対象物の頂点の位置の前記目盛の値が、前記倒壊対象物の高さと、この倒壊対象物が倒壊したときに危険であると想定される倒壊対象物からの距離の上限値との比を示していることを特徴とする倒壊範囲判定器。 - 接眼孔及び対物孔が設けられた容器と、
前記容器の中に収容された透明又は半透明の液体とを備え、
前記接眼孔と前記対物孔の位置、及び、前記液体の量は、前記液体の液面の高さを前記接眼孔の高さに一致させた状態で、前記液面からの前記対物孔の高さと、前記接眼孔と前記対物孔との間の水平距離との比が、1以上である所定の比率となるように設定された倒壊範囲判定器を用いて、建物や樹木などの倒壊対象物を倒壊したときに、この倒壊による危険の有無を判定するための倒壊範囲判定方法であって、
前記接眼孔から前記対物孔を通して前記倒壊対象物の頂点を見た際に前記倒壊対象物の頂点と液面とが一致すれば、倒壊危険範囲の境界上にあると判定し、
前記接眼孔から前記対物孔を通して前記倒壊対象物の頂点を見た際に前記倒壊対象物の頂点が前記液体を通して見えれば、倒壊危険範囲の内側にいると判定し、
前記接眼孔から前記対物孔を通して前記倒壊対象物の頂点を見た際に前記倒壊対象物の頂点が前記液体を通さずに見えれば、倒壊危険範囲の外側にいると判定することを特徴とする倒壊範囲判定方法。 - 接眼孔と対物孔とを備えた容器と、
前記容器の中に収容された透明又は半透明の液体とを備え、
前記対物孔は、前記容器の表面に沿って鉛直面内に延びるようにスリット状に形成されており、
前記対物孔又はその近傍には、前記液体の液面の高さを前記接眼孔の高さに一致させた状態での、前記液面からの高さと、前記接眼孔までの水平距離との比を表す目盛が前記接眼孔から見えるように設けられている倒壊範囲判定器を用いて、建物や樹木などの倒壊対象物を倒壊したときに、この倒壊による危険の有無を判定するための倒壊範囲判定方法であって、
前記液体の液面レベルが前記接眼孔に一致した状態で前記接眼孔から前記対物孔を通して前記倒壊対象物の頂点を見た際に、前記倒壊対象物の頂点の位置の前記目盛の値が、前記倒壊対象物の高さとこの倒壊対象物が倒壊したときに危険であると想定される倒壊対象物からの距離の上限値との比率よりも大きいか否かに応じて、倒壊危険範囲内にいるか否かを判定することを特徴とする倒壊範囲判定方法。
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