JPH08136253A - 見通しものさし - Google Patents

見通しものさし

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Publication number
JPH08136253A
JPH08136253A JP31394694A JP31394694A JPH08136253A JP H08136253 A JPH08136253 A JP H08136253A JP 31394694 A JP31394694 A JP 31394694A JP 31394694 A JP31394694 A JP 31394694A JP H08136253 A JPH08136253 A JP H08136253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
size
rule
subject
eye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31394694A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yoshida
穣 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Y & Y Kk
Original Assignee
Y & Y Kk
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Filing date
Publication date
Application filed by Y & Y Kk filed Critical Y & Y Kk
Priority to JP31394694A priority Critical patent/JPH08136253A/ja
Publication of JPH08136253A publication Critical patent/JPH08136253A/ja
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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】計測者の目1の前方0.2メートルから0.8
メートルの位置において遠方の計測対象物の大きさHを
図1のごとく見通すことによって遠方の計測物の大きさ
Hまたは遠方の計測物までの距離Lを計ることを目的と
したものさし2 【構成】 計測者の目1の前方0.2メートルから
0.8メートルの位置にこの発明のものさしを計測物と
平行におく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は計測者の目1の前方
0.2メートルから0.8メートルの間のあらかじめ決
められた位置に置かれたものさしで見通して計るものさ
し2に関するもので、遠方の計測対象物の大きさHと計
測者の目1から計測対象物までの距離Lの相互関係から
一方を知って他方を算出したものを目盛りとすることで
これらを直読することができる。
【0002】
【従来の技術】従来はレーザなどによる距離計や三角法
などを用い、複雑な機械器具を使い計算を行うなどして
遠方までの距離や遠方にあるものの高さを計っていた。
また、経験的な方法としては遠方のものの大きさや距離
の推定は窓の大きさや車などといった既に知られている
ものとの比較で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では非常に
いい加減であるか非常に精密かの両極端な方法で遠方の
ものを計っていた。非常に精密な計測をする場合には高
額な器具を用いる必要があった。しかしながら人間の感
覚レベルで小さい、大きい、おおよその距離などを知り
たい場合には都合のよいものがなかった。例えば屋上看
板の大きさに描かれる文字の大きさは200メートル離
れてどれくらいの大きさに見えるのかとか、ゴルフのピ
ンまで残り何メートルかなどがすぐ分かる方法が待ち望
まれていた。この発明はコスト的にも非常に安く、手に
持って遠方を見通すだけで計測物の大きさや計測物まで
の距離を計れるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】計測者の目1の前方0.
2メートルから0.8メートルの間の距離Xメートルの
位置にものさし2を置く。このものさし2は遠方の計測
物と平行になるようにおき、図1の要領で遠方の計測物
の大きさHをものさし2で見通して計る。ものさし2の
読みは計測者の目1から計測物までの距離Lメートルと
遠方の計測物の大きさHセンチメートルおよび目1の前
方Xメートルの位置での大きさAセンチメートルとの相
互関係から導きだされた値とすることでLやHあるいは
これらから導きだされる値を目盛りの読みとすることで
直読することができる。
【0006】
【作用】計測者の目1の前方0.2メートルから0.8
メートルの間の距離Xメートルの位置にものさし2を置
く。このものさし2は遠方の計測物と平行になるように
おき、図1の要領で遠方の計測物の大きさをものさし2
で見通して計る。このものさし2の位置での大きさをA
センチメートルとする。また、計測者の目1から計測物
までの距離をLメートルとし、遠方の計測物の大きさを
HセンチメートルとするとH=AxL÷Xという関係式
が得られる。つまり計測物までの距離Lと目の前方まで
の距離Xとの比にものさしの値Aを乗ずれば計測物の大
きさHを簡単に算出できるのである。例えば、目の前方
までの距離Xを目の前方0.5メートルの位置に固定
し、遠方の大きさHを人の高さ160センチメートルと
して固定するとL=HxX÷A=80÷AとなりAを見
通して計ることによりLを算出することができる。Aは
今センチメートルの単位であるからこの例の場合Aの大
きさが1センチメートルの位置に80メートルの読みを
設ければ人の高さを遠方から見通して計ることで計測物
までの距離Lを直読することができる。このように目盛
りの読みは用途に応じた値とすることで直読することが
できる。
【0007】
【発明の実施例】この関係を例えば図2のようにして目
盛りAのそばに表形式で読みを示しておけば距離Lを推
測して計測物の大きさHを直読することができる。ま
た、計測物の大きさHが分かっている場合にはものさし
の目盛り幅を分かりやすい距離Lにしておけば図3のよ
うにAの目盛りから計測物までの距離Lを直読すること
ができる。ものさしには0.2メートルから0.8メー
トルの長さをしるした紐5をつけておけば目から目1か
らものさし2までの距離を正しく計ることができて便利
である。表の作成や目盛りの作成に関してH=AxL÷
XのXを固定し残り3つの変数に対する単位や増加分は
使用する目的によって自由に変えることができる。図3
に示しているゴルフプレーヤ用のものさしとしては、目
の前方50センチメートルにおいて見通すとして、ゴル
フのピン棒の長さを2.3メートルとし距離Lに相当す
る目盛りAを算出して目盛りとし、この目盛りの読みを
距離とすることで距離を直読することができる。読み目
盛りが細かくなってしまう場合には針や傾斜を利用して
拡大することができる。このようにして造られるものさ
しは計測物に平行に置くことで平行面の長さを知ること
ができる。ものさしの読みは自由に付けることができ
る。例えば車の速度と制動距離の関係は発表されている
ので制動距離に相当する位置に速度を書き込めば危険速
度か否かを直読できる。看板や文字の大きさ検討、モニ
ュメントの現地大きさ比較検討、建物の高さ、幅などの
計測、遠方までの簡易計測、ゴルフ用距離計など様々な
用途に利用できる。
【0008】
【発明の効果】この発明のものさしは遠方の計測物の大
きさや距離を計算装置や電気計測装置を一切用いること
なく目盛り部の読みから直読することができる。ものさ
しの形状としては板状のものや、カード状のものなど様
々な形のものが考えられるが軽く、安く、使いやすいの
3要素を持っており広い分野への応用が期待される。形
の大きさ判断は人間の脳では慣習化しておらず、大きさ
が異なっても形が同じであれば同じものと判断しており
鈍化した大きさ判定をこの発明のものさしで補助するこ
とができる。したがって、認識しにくい運転時の車間距
離や遠方の人の位置までの距離、遠方の看板や建物の大
きさなどある程度の誤差はあるものの具体的な数字とし
て把握することができる。また、この発明のものさしの
目盛りの読みは長さのみならず実験的なデータに基づく
速度など直接目的に応じたものにできるため応用範囲は
さらに広がる。この発明のものさしに長さを示したひも
などを付けることで計測精度を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠方ものさし原理図
【図2】遠方の大きさを知るためのものさし
【図3】遠方までの距離を知るためのものさし
【符号の説明】
1 目 2 ものさし 3 計測対象物 4 長さのしるしがついた紐 L 計測対象物までの距離 H 計測対象物の大きさ A ものさし上の大きさ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計測者の目1の前方0.2メートルから
    0.8メートルの間のあらかじめ決められた位置に計測
    対象物と平行になるように置いて遠方の計測対象物の大
    きさHを図1のごとく見通して計るものさし2。
JP31394694A 1994-11-10 1994-11-10 見通しものさし Pending JPH08136253A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31394694A JPH08136253A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 見通しものさし

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JP31394694A JPH08136253A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 見通しものさし

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08136253A true JPH08136253A (ja) 1996-05-31

Family

ID=18047410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31394694A Pending JPH08136253A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 見通しものさし

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JP (1) JPH08136253A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007017259A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Chugoku Electric Power Co Inc:The 倒壊範囲判定器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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