JP7295350B1 - リスク木抽出方法 - Google Patents

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稚佳子 江藤
はるか 齋藤
由莉 関根
繁 谷内
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朝日航洋株式会社
中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社
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Abstract

【課題】効率的にリスク木を管理可能なリスク木抽出方法を提供する。【解決手段】リスク木抽出方法では、リスク木の管理対象の領域(対象領域)に対して、DTMデータ、及びDCHMデータを取得する。また、この方法では、DCHMデータに基づいて、対象領域内の樹木の高さを示す樹高データDAを作成する。一方で、この方法では、DTMデータに基づいて、対象領域における路面Sの標高、及び路面Sと路面側部Qとの境界線Bを含む路面モデルDBを作成する。そして、これらのデータに基づいて、路面側部Qに生育する側部樹木P0から、路面S側に倒伏した場合に路面Sに影響を与えるリスク木を抽出する。【選択図】図1

Description

本開示は、リスク木抽出方法に関する。
特許文献1には、道路脇などに植樹された立木である樹木の管理方法が記載されている。この管理方法では、管理対象の樹木に電子タグを設置し、樹木の育成状況を含む樹木管理情報を電子タグに書き込むと共にデータベースにて保持する。また、この管理方法では、育成状況に基づいて樹木の危険度(例えば倒壊のおそれがあるか否か等)の高さを判定し、判定された危険度に応じて、点検作業や補修作業を行うとされている。
特開2007-105030号公報
上記特許文献1に記載されているように、従来から、樹木の適切な管理が望まれている。特に、車両等の移動体が移動する道路周辺に生育する樹木は、倒伏した場合に路面に影響を与えるおそれがあるため、管理が重要である。すなわち、倒伏した場合に路面に影響を与えるリスク木を管理する要求がある。しかし、上記特許文献1に記載の管理方法では、作業員が実際に現地に赴いて樹木に電子タグを設置したり、点検作業を行ったりする必要があり、効率的でない。
そこで、本開示は、効率的にリスク木を管理可能なリスク木抽出方法を提供することを目的とする。
本開示に係るリスク木抽出方法は、[1]「対象領域のDTMデータ、及びDCHMデータを取得する第1工程と、前記第1工程の後に、前記DCHMデータに基づいて、前記対象領域内の樹木の高さを示す樹高データを作成する第2工程と、前記第1工程の後に、前記DTMデータに基づいて、前記対象領域における路面の標高、及び前記路面と路面側部との境界線を含む路面モデルを作成する第3工程と、前記第3工程の後に、前記DTMデータ、前記路面モデル、及び前記樹高データに基づいて、前記路面側部に生育する前記樹木である側部樹木から、前記路面側に倒伏した場合に前記路面に影響を与えるリスク木を抽出する第4工程と、を備え、前記第4工程は、前記DTMデータ、及び前記樹高データに基づいて、前記側部樹木の生育地点の標高を示す生育地点標高を取得する第5工程と、前記路面モデル、及び前記樹高データに基づいて、前記生育地点の前記境界線からの距離を示す生育地点距離を取得する第6工程と、前記第5工程及び前記第6工程の後に、前記生育地点標高、前記生育地点距離、前記側部樹木の前記樹高、及び前記路面の標高に基づいて、前記側部樹木からリスク木を抽出する第7工程と、を含む、リスク木抽出方法」である。
この方法では、リスク木の管理対象の領域(対象領域)に対して、DTMデータ、及びDCHMデータを取得する。DTM(Digital Terrain Model)は、いわゆる数値地形モデルであり、地表面の標高を含む3次元データである。また、DCHM(Digital Canopy Height Model)は、いわゆる樹冠高モデルであり、例えば、DSMとDTMとの差分に基づいて作成される。DSM(Digital Surface Model)は、いわゆる数値表層モデルであり、樹木等の地物の標高を含む3次元データである。したがって、DCHMデータは、樹木以外の構造物の標高を含む。このため、この方法では、DCHMデータに基づいて、対象領域内の樹木の高さを示す樹高データを作成する。一方で、この方法では、DTMデータに基づいて、対象領域における路面の標高、及び路面と路面側部との境界線を含む路面モデルを作成する。そして、これらのデータに基づいて、路面側部に生育する側部樹木から、路面側に倒伏した場合に路面に影響を与えるリスク木を抽出する。
より具体的には、DTMデータ、路面モデル、及び樹高データに基づいて、側部樹木の生育地点の標高を示す生育地点標高を取得する。また、路面モデル、及び樹高データに基づいて、側部樹木の生育地点の境界線からの距離を示す生育地点距離を取得する。そして、生育地点標高、生育地点距離、側部樹木の樹高、及び路面の標高に基づいて、側部樹木からリスク木を抽出する。このように、この方法によれば、DTMデータ及びDCHMデータから効率的にリスク木を抽出して管理可能となる。
本開示に係るリスク木抽出方法は、[2]「前記第7工程では、前記路面の標高より高い前記生育地点標高の前記側部樹木について、当該側部樹木の樹高が前記生育地点距離よりも大きいときに、当該側部樹木を前記リスク木として抽出する、上記[1]に記載のリスク木抽出方法」であってもよい。このように、生育地点の標高が路面の標高よりも高い側部樹木は、路面と水平になるまで路面側に倒伏可能であるので、樹高そのものが倒伏時に影響を与える最大の範囲となる。よって、この場合には、側部樹木の樹高がその生育地点距離よりも大きい場合に、当該側部樹木が倒伏時に路面に干渉し得るから、リスク木として抽出する。この結果、適切にリスク木を抽出できる。
本開示に係るリスク木抽出方法は、[3]「前記第7工程では、前記路面の標高より低い前記生育地点標高の前記側部樹木について、当該側部樹木を前記境界線まで倒伏させたときの前記生育地点からの高さである影響距離が、前記生育地点から前記路面までの高さよりも大きいときに、当該側部樹木を前記リスク木として抽出する、上記[1]又は[2]に記載のリスク木抽出方法」であってもよい。このように、生育地点の標高が路面の標高よりも低い側部樹木は、路面と水平になるまで路面側に倒伏する前に(或いは倒伏できずに)、路面に干渉し得る。したがって、この場合には、側部樹木が境界線まで倒伏したと仮定したときの生育地点からの高さである影響距離が、生育地点から路面までの高さよりも大きいとき、すなわち、生育地点から路面までの高さを影響距離から減じた値が0よりも大きいとき、当該側部樹木が倒伏時に路面に干渉し得るから、リスク木として抽出する。この結果、適切にリスク木を抽出できる。
本開示に係るリスク木抽出方法は、[4]「前記第1工程では、DSMデータをさらに取得し、前記第4工程の前において、前記路面モデルと前記DSMデータとを比較することにより、前記路面側部のうちの前記DSMデータにおける前記路面の標高よりも低い地点を前記リスク木の抽出の対象外とする、上記[1]~[3]のいずれかに記載のリスク木抽出方法。」であってもよい。上述したように、DSMデータは、樹木等の地物の標高を含む。したがって、対象領域のうちの路面の標高よりもDSMデータが低い地点は、路面よりも上方に突出した側部樹木が存在しない地点である。よって、この場合のように、当該地点をリスク木抽出の対象外とすることにより、リスク木抽出に係る負荷が低減される。
本開示に係るリスク木抽出方法は、[5]「前記第2工程では、前記DCHMデータのメッシュよりも広いメッシュである樹高設定メッシュを設定すると共に、前記樹高設定メッシュのそれぞれの高さの最大値を前記樹高設定メッシュのそれぞれの前記樹高として設定して前記樹高データを作成し、前記樹高データでは、前記樹高設定メッシュの中心座標が前記生育地点として設定される、上記[1]~[4]のいずれかに記載のリスク木抽出方法」であってもよい。この場合、リスク木抽出に係る負荷が低減される。
本開示に係るリスク木抽出方法は、[6]「前記路面は、第1方向に延在しており、前記第3工程では、前記路面から前記路面側部にわたって前記第1方向に交差する第2方向に延びる横断線を前記第1方向に複数設定すると共に、隣り合う前記横断線の間の領域内の標高を、前記境界線と前記横断線との交点の標高を基準として設定する、上記[1]~[5]のいずれかに記載のリスク木抽出方法。」であってもよい。この場合、負荷を低減しつつ、路面側部の生育地点標高と路面の標高とを適切に比較可能となる。
本開示に係るリスク木抽出方法は、[7]「前記第4工程の後に、前記対象領域の平面図に対して前記リスク木を表示した図面を作成する第8工程を備える、上記[1]~[6]のいずれかに記載のリスク木抽出方法」であってもよい。この場合、リスク木が可視化されることにより、適切な管理が可能となる。
本開示に係るリスク木抽出方法は、[8]「前記第8工程では、樹高ごとに異なる表示形態にて前記リスク木を表示する、上記[7]に記載のリスク木抽出方法」であってもよい。この場合、リスク木の樹高を図面上で視認することが可能となる。
本開示によれば、効率的にリスク木を管理可能なリスク木抽出方法を提供することができる。
図1は、本実施形態に係るリスク木抽出方法の一工程を示すフローチャートである。 図2は、図1に示された工程S2の一工程を示すフローチャートである。 図3は、樹高データの一例を示す模式図である。 図4は、図1に示された工程S3の一工程を示すフローチャートである。 図5は、路面モデル作成の様子を示す模式的図である。 図6は、作成された路面モデルDBの一例を示す平面図である。 図7は、樹高データと路面モデルとを重複して示す平面図である。 図8は、図1に示された工程S5の一工程を示すフローチャートである。 図9は、リスク木の抽出の一例を示す模式的な断面図である。 図10は、対象領域にリスク木を表示した図面の一例である。 図11は、対象領域にリスク木を表示した図面の別の一例である。
以下、一実施形態に係るリスク木抽出方法について、図面を参照して説明する。なお、各図の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。
図1は、本実施形態に係るリスク木抽出方法の一工程を示すフローチャートである。図1に示されるように、本実施形態に係るリスク木抽出方法では、まず、各種のデータを取得する(工程S1、第1工程)。工程S1では、リスク木抽出の対象領域を含むエリアの航空レーザ計測により得られたオリジナルデータ及びグラウンドデータを取得する。オリジナルデータ及びグラウンドデータは、例えば、レーザの反射点に3次元座標が付与された3次元点群データである。
続いて、対象領域内の樹木の高さを示す樹高データを作成する(工程S2、第2工程)。工程S2について、より具体的に説明する。図2は、図1に示された工程S2の一工程を示すフローチャートである。図2に示されるように、工程S2では、まず、対象領域のレーザ計測により得られるオリジナルデータ及びグラウンドデータを取得する。これらのデータは、工程S1で既に取得されている。
続いて、グラウンドデータをTIN法(Triangulated Irregular Network:不規則三角形網)やIDW法(Inverse Distance Weighted:逆距離荷重法)等を用いて補間し、例えば0.5mメッシュのDTMデータを作成する(工程S22)また、オリジナルデータから、例えば0.5mメッシュの中の標高の最高値を抽出し、DSMデータを作成する(工程S23)。工程S22及び工程S23の順序は任意である。
続いて、同一メッシュのDSMデータからDTMデータを差し引き、例えば0.5mメッシュのDCHMデータを作成する(工程S24)。続いて、国土数値情報の建物データ等を用いて、DCHMデータから樹木以外の構造物を含む地物の情報を除去することにより、樹木以外の構造物の情報が除去された新たなDCHMデータを作成する(工程S25)。
続いて、工程S25で作成されたDCHMデータに基づいて、樹高データを作成する(工程S26)。より具体的には、図3に示されるように、DCHMデータのメッシュ(例えば0.5m)よりも広いメッシュ(例えば2.0m)である樹高設定メッシュMを設定すると共に、樹高設定メッシュMのそれぞれの高さの最大値Vを樹高設定メッシュMのそれぞれの樹高として、樹高設定メッシュMの中心座標Cに設定して樹高データDAを作成する。なお、図3の(a)は、樹高データDAを高さ方向からみた場合(樹木分布平面)の一例を模式的に示しており、図3の(b)は、樹高データDAを水平方向からみた場合(樹木分布横断)の一例を模式的に示している。
図3の例では、例えば、樹高データDAの1つのメッシュM1では、比較的大きな樹木P1の頂点付近が含まれているため、高さの最大値V1は樹木P1の樹冠の最高値と概ね一致している。メッシュM1では、この最大値V1が当該メッシュM1の(平面視における)中心座標C1に設定される。換言すれば、メッシュM1には、樹高が最大値V1である樹木が存在し、その生育地点が中心座標C1とされる。同様に、メッシュM2でも、樹木P2の頂点付近が含まれてるため、樹木P2の樹冠の最高値が最大値V2とされ、メッシュM2の中心座標C2に設定される。換言すれば、メッシュM2には、樹高が最大値V2である樹木が存在し、その生育地点が中心座標C2とされる。
一方、例えばメッシュM3では、樹木P1の樹冠の外縁の一部のみが含まれる。したがって、メッシュM3の最大値V3は、樹木P1の樹冠の最高値(最大値V1)よりも低い値となり、この最大値V3がメッシュM3の中心座標C3に設定される。換言すれば、メッシュM3には、樹高が最大値V3である樹木が存在し、その生育地点が中心座標C3とされる。このように、樹高データDAのあるメッシュの最大値Vは、特定の樹木Pの樹冠の高さを示すとは限らず、また、当該メッシュの中心座標Cは、当該樹木Pの実際の生育地点とは限らない。換言すれば、樹高データDAでは、最大値Vが設定されたメッシュの中心座標Cが当該メッシュにおける樹木Pの生育地点として設定される。
以上により、樹高データDAが作成されて工程S2が終了する。引き続いて、図1に示されるように、工程S22で作成されたDTMデータに基づいて、対象領域における路面の標高、及び路面と路面側部との境界線を含む路面モデルを作成する(工程S3、第3工程)。なお、路面とは、一例として、自動車等の移動体の走行方向が規定された道路の路面、或いは、走行方向が規定されていない駐車場等の敷地の路面といったように、移動体が移動可能な任意の路面である。本実施形態では、道路面の一例について説明する。以下、工程S3について、より具体的に説明する。
図4は、図1に示された工程S3の一工程を示すフローチャートである。図4に示されるように、工程S3では、まず、各種のデータを取得する(工程S31)。工程S31では、上記工程S22で作成されたDTMデータに加えて、路肩境界ラインデータ、及び、KP(キロポスト)データが取得される。路肩境界ラインデータは、路面と路面の側部との境界(例えば路肩境界)を規定するデータである。路肩境界ラインデータは、例えば、工程S1で航空レーザ計測により取得されたデータに基づいて作成された対象領域のオルソ画像データに基づいて作成され得る。なお、上述したように、本実施形態では、路面として道路を対象とするため、路面は特定の方向(第1方向)に沿って延在している。
続いて、図5に示されるように、工程S31で取得された各種データに基づいて、路面Sから路面側部Qにわたって、第1方向に交差する第2方向(道路の横断方向)に延びる横断線ALを第1方向に複数設定する(工程S32)。一例として、横断線ALは、KPデータに基づいて、キロポストごとに100m間隔で道路に垂直に(道路を横断するように)設定され得る。ただし、横断線ALの間隔は、道路の形状や起伏に合わせて設定され得る。すなわち、道路が直線状である場合には、道路が曲線状である場合に比べて横断線ALの間隔を広くしたり、道路の起伏が少ない場合には、道路の起伏が多い場合に比べて横断線ALの間隔を広くしたりしてもよい。なお、図5の例では、路面側部Qは、路面Sから離れるにつれて低くなるように傾斜した法面であり、当該法面に樹木PAが生育している。
続いて、図4及び図5に示されるように、工程S32で作成した横断線ALと、路面Sと路面側部Qとの境界線Bとの交点Eにおいて、DTMデータの標高を抽出する(工程S33)。図5の例では、道路の例えば上り線(ここでは中心線CLに対して一方側)において、路面S1と路面S1の側方の路面側部Q1との間に境界線B1が設定されており、当該境界線B1と横断線ALとの交点E1において標高を抽出する。これと共に、道路の例えば下り線(ここでは中心線CLに対して他方側)において、路面S2と路面S2の側方の路面側部Q2との間に境界線B2が設定されており、当該境界線B2と横断線ALとの交点E2において標高を抽出する。
このようにすれば、上り線と下り線とで道路の高さが異なる場合であっても、適切な標高が抽出される。ただし、これは必須ではなく、交点E1,E2のうちの一方のみにおいて標高を抽出するようにしてもよい。なお、図5の(a)は、路面モデル作成の様子を示す模式的な断面図(横断面)であり、図5の(b)は、路面モデル作成の様子を示す模式的な平面図である。
続いて、横断線AL上の標高を工程S33で抽出した標高として設定する。図5の例では、道路の上り線及び下り線のそれぞれにおいて標高を抽出しているので、横断線ALの上り線及び下り線のそれぞれに対応する領域に対して、それぞれの標高を設定する。そして、横断線ALの間の領域内の標高を、交点Eの標高を基準として設定する。ここでは、横断線ALの間の領域内の標高をTIN法により算出し、例えば0.5mメッシュの路面モデルDBを作成する(工程S34)。図6は、作成された路面モデルDBの一例を示す平面図である。図6の路面モデルDBでは、グレーのグラデーション(実際には複数カラーのグラデーションであってもよい)により標高の高低が示されている。
その後、工程S34で作成した路面モデルDBとDSMデータとを比較することにより、路面側部QのうちのDSMデータにおける路面Sの標高よりも低い地点をリスク木の抽出の対象外とする(工程S35)。
図7は、樹高データと路面モデルとを重複して示す平面図である。図7の(a)は、工程S35の処理の前の状態を示す図であり、図7の(b)は、工程S35の処理の後の状態を示す図である。図7に示されるように、路面側部QのうちのDSMデータにおける路面Sの標高よりも低い地点をリスク木の抽出の対象外とすることにより、樹高データDAにおける複数の領域F1~F3において、複数の樹木が除外されていることが理解される。換言すれば、工程S35の処理により、図1に示されるようにリスク木抽出の対象となる解析対象樹木のみを含む樹高データDAが作成される(工程S4)。
続いて、図1に示されるように、リスク木の抽出を行う(工程S5、第4工程)。すなわち、DTMデータ、路面モデルDB、樹高データDAに基づいて、路面側部Qに生育する樹木である側部樹木から、路面S側に倒伏した場合に路面Sに影響を与えるリスク木を抽出する。この点について、より具体的に説明する。なお、側部樹木が路面S側に倒伏した場合に路面Sに影響を与えるとは、側部樹木が路面S側に倒伏した場合に路面Sに干渉する(路面Sに接触する)ことを意味する。
図8は、図1に示された工程S5の一工程を示すフローチャートである。図8及び図9に示されるように、工程S5では、まず、DTMデータ、及び樹高データDAに基づいて、路面側部Qに生育する側部樹木P0の生育地点の標高を示す生育地点標高を取得する(工程S51、第5工程)。より具体的には、工程S51では、樹高データDAにおいて側部樹木P0が存在する座標(樹高設定メッシュMの中心座標C)においてDTMデータを参照することにより、当該座標の標高を側部樹木P0の生育地点標高として取得する。
図9の例では、側部樹木P0のうち、境界線B2の外側(境界線B2側の路面側部Q)に位置する1つの側部樹木P01の生育地点標高、及び、境界線B1の外側(境界線B1側の路面側部Q)に位置する1つの側部樹木P02の生育地点標高が、路面Sの標高よりも低い標高として取得される。また、側部樹木P0のうち、境界線B1の外側の1つの側部樹木P03の生育地点標高が、路面Sの標高よりも高い標高として取得される。
続いて、路面モデルDB、及び樹高データDAに基づいて、側部樹木P0の生育地点の境界線Bからの距離を示す生育地点距離を取得する(工程S52、第6工程)。より具体的には、工程S52では、樹高データDAにおける側部樹木P0の生育地点と境界線Bとの水平距離を、側部樹木P0の生育地点距離として取得する。図9の例では、側部樹木P01の生育地点距離x1、側部樹木P02の生育地点距離x2、及び、側部樹木P03の生育地点距離x3のそれぞれが取得される。
続いて、工程S51で取得された生育地点標高、工程S52で取得された生育地点距離、側部樹木P0の樹高、及び路面Sの標高に基づいて、側部樹木P0からリスク木を抽出する(工程S53、第7工程)。より具体的には、工程S53では、まず、路面Sの標高よりも高い生育地点標高の側部樹木P0について、当該側部樹木P0の樹高が生育地点距離よりも大きいときに、当該側部樹木P0をリスク木として抽出する。これは、生育地点標高が路面Sの標高よりも高い側部樹木P0は、生育地点を中心として水平に至るまで倒伏可能であるため、当該側部樹木P0の樹高そのものが路面Sに影響を与える影響距離となるためである。
図9の例では、側部樹木P0のうちの側部樹木P03の生育地点標高が路面Sの標高よりも高いため、側部樹木P03の樹高t3(影響距離A3)と生育地点距離x3とを比較する。この結果、側部樹木P03の樹高t3が生育地点距離x3よりも大きいため、側部樹木P03はリスク木であるとして抽出される。
一方、路面Sの標高よりも低い生育地点標高の側部樹木P0については、生育地点を中心として倒伏したとき、水平に至る前に路面Sに接触する。このため、当該側部樹木P0については、倒伏時に路面Sに影響を与える影響距離が樹高よりも小さくなる。したがって、この場合には、影響距離を別途に取得する。影響距離は、側部樹木P0を境界線Bまで倒伏させたときの側部樹木P0と境界線Bとの交点TPの生育地点からの高さである。そして、当該影響距離が、生育地点から路面Sまでの高さよりも大きいときに当該側部樹木P0をリスク木として抽出する。
側部樹木P0の影響距離を影響距離Aとし、側部樹木P0の生育地点距離を生育地点距離xとし、側部樹木P0の樹高を樹高tとすると、影響距離Aは、(樹高t-生育地点距離x0.5にて表される(具体的には以下の図9の例を参照)。そして、側部樹木P0の生育地点から路面Sまでの高さを高さaとすると、リスク木の抽出条件は、影響距離A>高さaとして表される。これは、側部樹木P0が路面S側に生育地点を中心として境界線Bまで倒伏したときに、側部樹木P0の少なくとも一部が路面Sよりも高さ方向に突出する条件である。なお、高さaは、側部樹木P0の生育地点において、路面モデルDBの標高からDTMデータの標高を減算することにより得られる。
以下、具体例について説明する。図9の一例では、側部樹木P0のうちの側部樹木P01の生育地点標高が路面Sの標高よりも低いため、側部樹木P01を境界線B2まで倒伏させたときの側部樹木P01と境界線B2との交点TP1の生育地点からの高さである影響距離A1が取得される。影響距離A1は、側部樹木P01の樹高t1と生育地点距離x1とを用いて、影響距離A1=(樹高t1-生育地点距離x10.5により算出される。そして、影響距離A1が、側部樹木P01の生育地点から路面Sまでの高さa1よりも大きい(影響距離A1>高さa1となる)ため、側部樹木P01がリスク木として抽出される。
同様に、側部樹木P0のうちの側部樹木P02の生育地点標高が路面Sの標高よりも低いため、側部樹木P02を境界線B1まで倒伏させたときの側部樹木P02と境界線B1との交点TP2の生育地点からの高さである影響距離A2が取得される。影響距離A2は、側部樹木P02の樹高t2と生育地点距離x2とを用いて、影響距離A2=(樹高t2-生育地点距離x20.5により算出される。そして、影響距離A2が、側部樹木P02の生育地点から路面Sまでの高さa2よりも大きい(影響距離A2>高さa2となる)ため、側部樹木P02がリスク木として抽出される。
以上の処理を対象領域の路面側部Qに生育する全ての側部樹木P0に対して行うことにより、リスク木の抽出が完了する。これにより、図1に示されるように、リスク木データが取得される(工程S6)。リスク木データは、例えば、樹高データDAから工程S5で抽出されたリスク木のみが抽出されたデータである。
続く工程では、対象領域の平面図に対して、工程S5で抽出されたリスク木を表示した図面を作成する(工程S7、第8工程)。ここでは、例えば、対象領域の(例えば0.5mメッシュの)樹高分布図を背景として、工程S6で取得されたリスク木を表示することができる。
図10は、対象領域にリスク木を表示した図面の一例である。図10の例では、2.5mごとに樹高区分で色分けされたドットにてリスク木が表示されている。また、図10の例では、道路敷地境界線RL、及びキロポストKPが重畳されて表示されており、道路中心に対して平行な図郭とされている。図11は、対象領域にリスク木を表示した図面の別の一例である。図11の例では、2.5mごとに樹高区分で形状が変更されたドットにてリスク木が表示されている。このように、工程S7では、樹高ごとに異なる表示形態(色又は形状)にてリスク木を表示することができる。
以上説明したように、本実施形態に係るリスク木抽出方法では、リスク木の管理対象の領域(対象領域)に対して、DTMデータ、及びDCHMデータを取得する。また、この方法では、DCHMデータに基づいて、対象領域内の樹木の高さを示す樹高データDAを作成する。一方で、この方法では、DTMデータに基づいて、対象領域における路面Sの標高、及び路面Sと路面側部Qとの境界線Bを含む路面モデルDBを作成する。そして、これらのデータに基づいて、路面側部Qに生育する側部樹木P0から、路面S側に倒伏した場合に路面Sに影響を与えるリスク木を抽出する。
より具体的には、DTMデータ、路面モデルDB、及び樹高データDAに基づいて、側部樹木P0の生育地点の標高を示す生育地点標高を取得する。また、路面モデルDB、及び樹高データDAに基づいて、側部樹木P0の生育地点の境界線Bからの距離を示す生育地点距離xを取得する。そして、生育地点標高、生育地点距離x、側部樹木の樹高t、及び路面Sの標高に基づいて、側部樹木P0からリスク木を抽出する。このように、この方法によれば、DTMデータ及びDCHMデータから効率的にリスク木を抽出して管理可能となる。
また、本実施形態に係るリスク木抽出方法では、工程S53では、路面Sの標高より高い生育地点標高の側部樹木P0について、側部樹木P0の樹高tが生育地点距離xよりも大きいときに、側部樹木P0をリスク木として抽出する。このように、生育地点の標高が路面Sの標高よりも高い側部樹木P0は、路面Sと水平になるまで路面S側に倒伏可能であるので、樹高tそのものが倒伏時に影響を与える最大の範囲(影響距離A)となる。よって、この場合には、側部樹木P0の樹高tがその生育地点距離xよりも大きい場合に、当該側部樹木P0が倒伏時に路面Sに干渉し得るから、リスク木として抽出する。この結果、適切にリスク木を抽出できる。
また、本実施形態に係るリスク木抽出方法では、工程S53では、路面Sの標高より低い生育地点標高の側部樹木P0について、当該側部樹木P0を境界線Bまで倒伏させたときの(側部樹木P0と境界線Bとの交点TPの)生育地点からの高さである影響距離Aが、生育地点から路面Sまでの高さaよりも大きいときに、当該側部樹木P0をリスク木として抽出する。このように、生育地点の標高が路面Sの標高よりも低い側部樹木P0は、路面Sと水平になるまで路面S側に倒伏する前に(或いは倒伏できずに)、路面Sに干渉し得る。したがって、この場合には、側部樹木P0が境界線Bまで倒伏したと仮定したときの生育地点からの高さである影響距離Aが、高さaよりも大きいとき、すなわち、影響距離Aから高さaを減じた値が0よりも大きいとき、当該側部樹木P0が倒伏時に路面Sに干渉し得るから、リスク木として抽出する。この結果、適切にリスク木を抽出できる。
また、本実施形態に係るリスク木抽出方法では、工程S1においてDSMデータをさらに取得し、工程S25において、路面モデルDBとDSMデータとを比較することにより、路面側部QのうちのDSMデータにおける路面Sの標高よりも低い地点をリスク木の抽出の対象外とする。上述したように、DSMデータは、樹木等の地物の標高を含む。したがって、対象領域のうちの路面Sの標高よりもDSMデータが低い地点は、路面Sよりも上方に突出した側部樹木P0が存在しない地点である。よって、この場合のように、当該地点をリスク木抽出の対象外とすることにより、リスク木抽出に係る負荷が低減される。
また、本開示に係るリスク木抽出方法では、工程S2において、DCHMデータのメッシュよりも広いメッシュである樹高設定メッシュMを設定すると共に、樹高設定メッシュMのそれぞれの高さの最大値Vを樹高設定メッシュMのそれぞれの樹高として設定して樹高データDAを作成する。樹高データDAでは、樹高設定メッシュMの中心座標Cが生育地点として設定される。このため、リスク木抽出に係る負荷が低減される。
また、本実施形態に係るリスク木抽出方法では、路面Sは所定方向(第1方向)に延在しており、工程S3では、路面Sから路面側部Qにわたって第1方向に交差する第2方向に延びる横断線ALを第1方向に複数設定する。これと共に、隣り合う横断線ALの間の領域内の標高を、境界線Bと横断線ALとの交点Eの標高を基準として設定する。このため、負荷を低減しつつ、路面側部Qの生育地点標高と路面Sの標高とを適切に比較可能となる。
また、本実施形態に係るリスク木抽出方法は、工程S5の後に、対象領域の平面図に対してリスク木を表示した図面を作成する工程S7を備える。このため、リスク木が可視化されることにより、適切な管理が可能となる。
さらに、本実施形態に係るリスク木抽出方法では、工程S7において、樹高ごとに異なる表示形態にてリスク木を表示することができる。このため、リスク木の樹高を図面上で視認することが可能となる。
以上の実施形態は、本発明の一態様を説明したものである。したがって、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、任意に変更され得る。
例えば、航空レーザ計測により取得されるオリジナルデータ及びグラウンドデータ、DSMデータ、DTMデータ、並びにDCHMデータ等の各種データは、本実施形態に係るリスク木抽出方法を実施する際に作成・取得される必要はなく、予め準備されたものが取得されてもよい。また、オリジナルデータ及びグラウンドデータは、有人の航空機でのレーザ計測により取得されるものに限らず、UAVレーザやSfMにより作成した3次元点群データであってもよい。すなわち、オリジナルデータ及びグラウンドデータの取得方法は任意である。
さらに、路面S及び路面側部Qの態様は、種々の態様が含まれ得る。例えば、路面Sの両側の路面側部Qは、道路が盛土区間である場合のように、路面Sから離れるにつれて低くなる法面(下り勾配の法面)である態様であってもよいし、路面Sから離れるにつれて高くなる法面(上り勾配の法面)である態様であってもよいし、或いは、高架区間の高架下である態様であってもよい。また、路面Sの両側の路面側部Qのうちの一方が、上り勾配の法面であり、他方が下り勾配の法面であるような態様であってもよい。さらには、路面側部Qは平坦であってもよい。
a,a1,a2…高さ、A,A1,A2,A3…影響距離、AL…横断線、B,B1,B2…境界線、C,C1,C2,C3…中心座標、DA…樹高データ、DB…路面モデル、M…樹高設定メッシュ、P1,P2…樹木、P0,P01,P02,P03…側部樹木、Q,Q1,Q2…路面側部、S,S1,S2…路面、t,t1,t2,t3…樹高、x,x1,x2,x3…生育地点距離。

Claims (8)

  1. 対象領域のDTMデータ、及びDCHMデータを取得する第1工程と、
    前記第1工程の後に、前記DCHMデータに基づいて、前記対象領域内の樹木の高さを示す樹高データを作成する第2工程と、
    前記第1工程の後に、前記DTMデータに基づいて、前記対象領域における路面の標高、及び前記路面と路面側部との境界線を含む路面モデルを作成する第3工程と、
    前記第3工程の後に、前記DTMデータ、前記路面モデル、及び前記樹高データに基づいて、前記路面側部に生育する前記樹木である側部樹木から、前記路面側に倒伏した場合に前記路面に影響を与えるリスク木を抽出する第4工程と、
    を備え、
    前記第4工程は、
    前記DTMデータ、及び前記樹高データに基づいて、前記側部樹木の生育地点の標高を示す生育地点標高を取得する第5工程と、
    前記路面モデル、及び前記樹高データに基づいて、前記生育地点の前記境界線からの距離を示す生育地点距離を取得する第6工程と、
    前記第5工程及び前記第6工程の後に、前記生育地点標高、前記生育地点距離、前記側部樹木の前記樹高、及び前記路面の標高に基づいて、前記側部樹木からリスク木を抽出する第7工程と、
    を含む、
    リスク木抽出方法。
  2. 前記第7工程では、前記路面の標高より高い前記生育地点標高の前記側部樹木について、当該側部樹木の樹高が前記生育地点距離よりも大きいときに、当該側部樹木を前記リスク木として抽出する、
    請求項1に記載のリスク木抽出方法。
  3. 前記第7工程では、前記路面の標高より低い前記生育地点標高の前記側部樹木について、当該側部樹木を前記境界線まで倒伏させたときの前記生育地点からの高さである影響距離が、前記生育地点から前記路面までの高さよりも大きいときに、当該側部樹木を前記リスク木として抽出する、
    請求項1に記載のリスク木抽出方法。
  4. 前記第1工程では、DSMデータをさらに取得し、
    前記第4工程の前において、前記路面モデルと前記DSMデータとを比較することにより、前記路面側部のうちの前記DSMデータにおける前記路面の標高よりも低い地点を前記リスク木の抽出の対象外とする、
    請求項1に記載のリスク木抽出方法。
  5. 前記第2工程では、前記DCHMデータのメッシュよりも広いメッシュである樹高設定メッシュを設定すると共に、前記樹高設定メッシュのそれぞれの高さの最大値を前記樹高設定メッシュのそれぞれの前記樹高として設定して前記樹高データを作成し、
    前記樹高データでは、前記樹高設定メッシュの中心が前記生育地点として設定される、
    請求項1に記載のリスク木抽出方法。
  6. 前記路面は、第1方向に延在しており、
    前記第3工程では、前記路面から前記路面側部にわたって前記第1方向に交差する第2方向に延びる横断線を前記第1方向に複数設定すると共に、隣り合う前記横断線の間の領域内の標高を、前記境界線と前記横断線との交点の標高を基準として設定する、
    請求項1に記載のリスク木抽出方法。
  7. 前記第4工程の後に、前記対象領域の平面図に対して前記リスク木を表示した図面を作成する第8工程を備える、
    請求項1に記載のリスク木抽出方法。
  8. 前記第8工程では、樹高ごとに異なる表示形態にて前記リスク木を表示する、
    請求項7に記載のリスク木抽出方法。
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