JP4849649B1 - 気泡シートからなる、印刷が施された、曲線形状の溶着面を有する、又は縫製によって成形された製品 - Google Patents

気泡シートからなる、印刷が施された、曲線形状の溶着面を有する、又は縫製によって成形された製品 Download PDF

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Abstract

【課題】気泡シートに、コロナ処理等を施さずに絵柄等の意匠が印刷された製品、及び高周波ウェルダー加工によって曲線形状の溶着面が形成された製品の提供。
【解決手段】プラスチック気泡シートPsの少なくとも一方の面に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMMA)、エチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA)及びエチレン−ブチルアクリレート共重合体(EBA)からなる群から選択される1種又は2種以上のエチレン系共重合体を主成分とする層Evが設けられ、前記エチレン系共重合体を主成分とする層に直接印刷が施された製品、高周波ウェルダー加工又はインパルス溶断シールによって形成された曲線形状の溶着面を有する製品、及び縫製によって成形した製品。
【選択図】図1

Description

本発明は、エチレン系共重合体を主成分とする層を有する気泡シートからなる、エチレン系共重合体を主成分とする層に直接印刷が施された製品、曲線形状の溶着面を有する製品、及び縫製によって成形された製品に関する。
ポリエチレン等のプラスチック材料を原材料とし、多数の突起を有するキャップフィルム(Cf)の底面に、プラスチック製で、平坦なバックフィルム(Bf)を貼り付けることにより、気体が封入された多数の密閉室を有する二層構造のプラスチック気泡シート、さらにキャップフィルムを介してバックフィルムの反対の面に設けられたライナーフィルムを有する三層構造のプラスチック気泡シート等が主として包装用の緩衝材として汎用されている。
近年、上記プラスチック気泡シートに各種の用途特性を付加した製品が各種の分野で用いられるようになってきた。一例として、プラスチック気泡シートを袋状に成形した各種の製品や、プラスチック気泡シートからなる内装シートと、この内装シートと接着された紙質シートからなる緩衝袋等(特許文献1等)が一般に使用されている。
従来、ポリエチレンからなるプラスチック気泡シート表面に文字、絵柄等の意匠を印刷しようとする場合、印刷前に印刷面にコロナ処理等の前処理を行うことが必要であった。
また、プラスチック気泡シートを、直線的な形状ではなく、自由な曲線形状の溶着面を有する製品に加工することは、気泡シートの素材の熱可塑性特性や、強度の点から、難しかった。
プラスチック気泡シートのキャップフィルム、バックフィルム及びライナーフィルムは、一般に熱可塑性樹脂から形成されており、通常はポリエチレンが用いられている。
また、プラスチック気泡シートの一方の面に、基材樹脂として、熱可塑性樹脂であるエチレン−酢酸ビニル共重合体と帯電防止剤とを含む帯電防止層や、ガスバリヤー層、紫外線透過防止層、防湿層、臭気透過防止層、光反射層等の機能性樹脂層を有する気泡シートが知られている(特許文献2)。
しかしながら、プラスチック気泡シートの表面にコロナ処理等のアンカー処理を行わずに直接印刷を行うことや、プラスチック気泡シートを自由な曲線形状の溶着面を有する製品に加工することについては知られていない。
特許第4444471号公報 特開2004−196376号公報
本発明は、気泡シートに、コロナ処理等のアンカー処理を施さずに絵柄等の意匠が印刷された製品、高周波ウェルダー加工等によって曲線形状の溶着面が形成された製品、及び縫製された製品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明者らは鋭意研究を行い、プラスチック気泡シートのバックフィルム又はライナーフィルムの上に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分とする層を形成することにより、その表面にコロナ処理等を行わなくてもシルク印刷が可能であることを見出した。
また、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を含む層を有するプラスチック気泡シートは、高周波ウェルダー加工が可能であり、曲線形状を容易にかつ美しく形成すること(いわゆるR(アール)加工)ができることを見出した。
さらに、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を含む層を有するプラスチック気泡シートは、弾力性を有するため、縫製が可能であることを見出し、本発明を完成させた。
本発明によれば、以下のプラスチック気泡シートからなる製品が提供される。
1.プラスチック製で、多数の突起を有するキャップフィルムの底面に、プラスチック製で、平坦なバックフィルムを貼り付けることにより、気体が封入された多数の密閉室を有するプラスチック気泡シートの少なくとも一方の面に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMMA)、エチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA)及びエチレン−ブチルアクリレート共重合体(EBA)からなる群から選択される1種又は2種以上のエチレン系共重合体を主成分とする層が設けられ、前記エチレン系共重合体を主成分とする層に直接印刷が施された製品。
2.プラスチック製で、多数の突起を有するキャップフィルムの底面に、プラスチック製で、平坦なバックフィルムを貼り付けることにより、気体が封入された多数の密閉室を有するプラスチック気泡シートの少なくとも一方の面に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMMA)、エチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA)及びエチレン−ブチルアクリレート共重合体(EBA)からなる群から選択される1種又は2種以上のエチレン系共重合体を主成分とする層が設けられた気泡シートを、高周波ウェルダー加工又はインパルス溶断シールによって形成された曲線形状の溶着面を有する製品。
3.プラスチック製で、多数の突起を有するキャップフィルムの底面に、プラスチック製で、平坦なバックフィルムを貼り付けることにより、気体が封入された多数の密閉室を有するプラスチック気泡シートの少なくとも一方の面に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMMA)、エチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA)及びエチレン−ブチルアクリレート共重合体(EBA)からなる群から選択される1種又は2種以上のエチレン系共重合体を主成分とする層が設けられた気泡シートを縫製によって成形された製品。
4.前記プラスチック気泡シートが、前記キャップフィルム及び前記バックフィルムからなり、前記エチレン系共重合体を主成分とする層が、前記バックフィルム側の面に設けられた上記1〜3のいずれかに記載の製品。
5.前記プラスチック気泡シートが、前記キャップフィルム、前記バックフィルム、及び該バックフィルムとは反対の面に設けられたライナーフィルムからなり、前記エチレン系共重合体を主成分とする層が、前記バックフィルム側又は前記ライナーフィルム側のいずれか一方又は両方の面に設けられた上記1〜3のいずれかに記載の製品。
6.前記エチレン系共重合体を主成分とする層が、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分とする上記1〜5のいずれかに記載の製品。
7.前記エチレン系共重合体を主成分とする層におけるエチレン−酢酸ビニル共重合体の含有量が55〜100重量%の範囲内である上記6に記載の製品。
8.前記エチレン系共重合体を主成分とする層が、ポリエチレンを含有する上記1〜7のいずれかに記載の製品。
9.前記エチレン系共重合体を主成分とする層における前記エチレン系共重合体とポリエチレンとの配合割合が、重量比で60:40〜80:20の範囲内である上記8に記載の製品。
10.袋状物品である、上記2〜9のいずれかに記載の製品。
本発明によれば、コロナ処理等の前処理無しで直接印刷が施された、気泡シートからなる製品を提供できる。
本発明によれば、高周波ウェルダー加工等によって自由な曲線形状の溶着面を有する、気泡シートからなる製品を提供できる。
本発明によれば、縫製によって形成された気泡シートからなる製品を提供できる。
本発明によれば、直接印刷が施され、高周波ウェルダー加工等によって自由な曲線形状の溶着面を有し、さらには縫製によって、意匠性の高い製品が提供できる。
キャップフィルム(Cf)とバックフィルム(Bf)からなる二層構造のプラスチック気泡シート(As)のバックフィルム(Bf)側にエチレン−酢酸ビニル共重合体を含む層(Ev)を設けた、本発明で用いる機能性気泡シート(Ps)の一実施形態を示す模式図である。 キャップフィルム(Cf)、バックフィルム(Bf)及びライナーフィルム(Lf)からなる三層構造のプラスチック気泡シート(As)のバックフィルム(Bf)側にエチレン性不飽和基含有含フッ素重合体を含む層(Ev)を設けた、本発明で用いる機能性気泡シート(Ps)の一実施形態を示す模式図である。 キャップフィルム(Cf)、バックフィルム(Bf)及びライナーフィルム(Lf)からなる三層構造のプラスチック気泡シート(As)のライナーフィルム(Lf)側にエチレン性不飽和基含有含フッ素重合体を含む層(Ff)を設けた、本発明で用いる機能性気泡シート(Ps)の一実施形態を示す模式図である。 キャップフィルム(Cf)、バックフィルム(Bf)及びライナーフィルム(Lf)からなる三層構造のプラスチック気泡シート(As)のバックフィルム(Bf)側及びライナーフィルム(Lf)側の両方にエチレン性不飽和基含有含フッ素重合体を含む層(Ff)を設けた、本発明で用いる機能性気泡シート(Ps)の一実施形態を示す模式図である。 図2に示す層構成を有する機能性気泡シート(Ps)を製造するための装置の一例を示す模式図である。 実施例1で製造した機能性気泡シートのEv層面に文字を印刷した製品サンプルの写真である。 実施例1で製造した機能性気泡シートからなる高周波ウェルダー加工によって作製した袋状製品サンプルの全景写真である。 図7aに示す袋状製品サンプルの曲線形状の溶着面を有するペコリ部分の写真である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の第1の態様の製品(以下、本発明の印刷製品という)は、プラスチック製で、多数の突起を有するキャップフィルムの底面に、プラスチック製で、平坦なバックフィルムを貼り付けることにより、気体が封入された多数の密閉室を有するプラスチック気泡シートの少なくとも一方の面に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMMA)、エチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA)及びエチレン−ブチルアクリレート共重合体(EBA)からなる群から選択される1種又は2種以上のエチレン系共重合体を主成分とする層が設けられ、前記エチレン系共重合体を主成分とする層に直接印刷が施されていることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様の製品(以下、本発明のR加工製品という)は、上記本発明の第1の態様と同様の構成を有する気泡シートを、高周波ウェルダー加工又はインパルス溶断シールによって形成された曲線形状の溶着面を有することを特徴とする。
本発明の第3の態様の製品(以下、本発明の縫製製品という)は、上記本発明の第1の態様と同様の構成を有する気泡シートを縫製によって成形したことを特徴とする。
本発明の製品の印刷、高周波ウェルダー等、及び縫製加工前の原材料である気泡シート(以下、機能性気泡シートという)(Ps)は、プラスチック製で、多数の突起を有するキャップフィルム(Cf)の底面に、プラスチック製で、平坦なバックフィルム(Bf)を貼り付けることにより、気体が封入された多数の密閉室を有するプラスチック気泡シート(As)の少なくとも一方の面に、エチレン系共重合体を主成分とする層(Ev層)が設けられている。
プラスチック気泡シート(As)が、キャップフィルム(Cf)及びバックフィルム(Bf)からなる二層構造である場合には、図1に示すように、Ev層はバックフィルム(Bf)側の面に設けられる。
プラスチック気泡シート(As)が、キャップフィルム(Cf)、バックフィルム(Bf)、及びバックフィルム(Bf)とは反対の面に設けられたライナーフィルム(Lf)からなる三層構造である場合には、図2〜4に示すように、Ev層はバックフィルム(Bf)側又はライナーフィルム(Lf)側のいずれか一方又は両方の面に設けられる。
Ev層は、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMMA)、エチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA)及びエチレン−ブチルアクリレート共重合体(EBA)からなる群から選択される1種又は2種以上のエチレン系共重合体を主成分として含有し、中でもエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)及びエチレン−メタクリル酸共重合体(EMMA)からなる群から選択される1種又は2種以上を主成分とすることが好ましく、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分とすることが特に好ましい。
これらのエチレン系共重合体は、誘電体であり、極性樹脂であるという共通の性質を有しており、表面に直接印刷が可能であり、また、自由な形状の溶着面を形成できるという本発明の効果を達成できる。
本発明で用いる機能性気泡シートは、Ev層に直接印刷が可能である。ここで「直接印刷が可能」とは、従来のようにコロナ処理等の前処理を行わなくても、印刷が可能であることを意味する。また、「直接印刷が施された」とは、コロナ処理等の前処理を行わずに印刷されたことを意味する。印刷方法については特に限定されず、シルク印刷、インクジェット印刷、グラビア印刷、オフセット印刷、プレキソ印刷等の公知の方法を用いることができる。尚、インクはEv層の表面に定着可能な種類のものであれば、特に限定されない。
機能性気泡シートは、接着性樹脂であるエチレン系共重合体を主成分として含有するEv層を有しているため、Ev層側からの高周波ウェルダー加工又はインパルス溶断シールによって、例えば、チャック等の部材を溶着させることが容易であり、接着が強固で、シール面が平坦で、形崩れすることなく、また、溶着後に糸を引くこともない。また、Ev層を有しない側の面を対向させて重ね合わせた2枚の機能性気泡シートを高周波ウェルダー加工又はインパルス溶断シールによって溶着させることで袋状製品とすることもできる。従来は非常に困難であった、曲線を含む自由な形状の溶着面を有する気泡シートからなる物品を製造することができる。
また、機能性気泡シートは、Ev層を有していることにより弾力性があり、縫製によって各種形状の物品を作製することができる。平面形状の物品に限らず、立体形状の物品とすることも可能である。
機能性気泡シートには、Ev層が形成されていない側の面、又はEv層の下に、必要に応じて、他の機能を有する層が設けられていてもよい。このような層としては、例えば、帯電防止性を有する層、導電性を有する層、難燃性を有する層、ガスバリヤー性を有する層、着色されている層、UV吸収層、高剛性層等が挙げられる。
機能性気泡シートを構成するキャップフィルムの膜厚は、使用目的、要求される特性等によって適宜選択することができるが、通常は5〜250μmの範囲、好ましくは8〜50μmの範囲である。
機能性気泡シートを構成するバックフィルムの膜厚は、使用目的、要求される特性等によって適宜選択することができるが、通常は5〜150μmの範囲、好ましくは8〜50μmの範囲である。
機能性気泡シートを構成するライナーフィルムの膜厚は、使用目的、要求される特性等によって適宜選択することができるが、通常は5〜250μmの範囲、好ましくは8〜50μmの範囲である。
同様にEv層の膜厚も、使用目的、要求される特性等によって適宜選択することができるが、通常は0.1〜1.0mmの範囲、好ましくは0.2〜0.9mmの範囲、より好ましくは0.3〜0.8mmの範囲である。Ev層の膜厚が0.1mm未満であると、薄過ぎて、Ev層に穴が空いたりして、基材との密着性が損なわれたり、気泡にピンホールが生じたり、均一な印刷ができなかったり、美しいシールができなかったりするおそれがある。また、1.0mmを超えると、ウェルダー加工が難しくなったり、さらにはEv層の材料が必要以上に多くなり、産業経済上好ましくない。
機能性気泡シートを構成するキャップフィルム、バックフィルム及びライナーフィルムを形成する材料は、熱可塑性樹脂であれば特に限定されないが、例えば、分岐状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、直鎖状超低密度ポリエチレン、エチレン−プロピレンブロック共重合体、エチレン−プロピレンランダム共重合体、エチレン−ブテンブロック共重合体、エチレン−ブテンランダム共重合体、プロピレン単独重合体、プロピレン−ブテンランダム共重合体、ポリブテン、ポリペンテン、プロピレン−エチレン−ブテン三元共重合体、プロピレン−アクリル酸共重合体及びプロピレン−無水マレイン酸共重合体等が挙げられ、好ましくは分岐状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンなどのポリエチレン系樹脂である。これらのポリオレフィン系樹脂は、一種単独又は二種以上を混合して使用することができる。
機能性気泡シートにおけるEv層は、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMMA)、エチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA)及びエチレン−ブチルアクリレート共重合体(EBA)からなる群から選択される1種又は2種以上のエチレン系共重合体を主成分とする。ここで、「主成分とする」とは、Ev層を構成する材料の全重量を100重量%としたときに、エチレン系共重合体の合計の含有量が50重量%を超えていることを意味する。エチレン系共重合体の合計の含有量は、55重量%以上であることが好ましく、60重量%以上であることがより好ましく、70重量%以上であることがさらに好ましい。55重量%以上であれば、インクがより定着し易く、また、美しい曲線形状のR加工ができる。
尚、エチレン系共重合体の含有量が多いほど印刷性、ウェルダー性に優れるが、原料が高価であるため、エチレン系共重合体の配合量は、印刷性、ウェルダー性が発現する範囲で選択するのが産業経済上好ましい。
Ev層の主成分として特に好ましいエチレン−酢酸ビニル共重合体は、エチレンと酢酸ビニルを高温、高圧でラジカル共重合して製造することができる。酢酸ビニルの含有率によって性質が異なるが、柔軟性、ゴム弾性に優れた低温特性に富んだ熱可塑性プラスチックである。Ev層で用いるエチレン−酢酸ビニル共重合体としては特に限定されないが、例えば、住友化学社製、エバテートD3010(EVA含量:10重量%)、エバテートH2011(EVA含量:15重量%)等が挙げられる。中でも印刷性とウェルダー性の点からエバテートD3010が好ましい。
Ev層に含まれていてもよい、エチレン−酢酸ビニル共重合体以外の成分としては、各種樹脂成分が挙げられる。樹脂としては、キャップフィルム、バックフィルム及びライナーフィルムの材料樹脂として上述したものが好ましい。例えば、Ev層がバックフィルムに接して設けられる場合、Ev層がエチレン−酢酸ビニル共重合体とバックフィルムの材料樹脂を含んで構成されることがより好ましい。同じ樹脂成分を含有していることによってバックフィルムとEv層の接着性がさらに良好となる。Ev層に含まれるエチレン系共重合体以外の樹脂成分は、一種単独又は二種以上をエチレン系共重合体と混合して使用することができる。Ev層に含まれるエチレン系共重合体以外の樹脂成分は、ポリエチレンであることが特に好ましい。
Ev層がエチレン系共重合体及びポリエチレンからなる場合、エチレン系共重合体とポリエチレンの配合割合は、重量比で55:45〜90:10の範囲内であることが好ましく、60:40〜80:20の範囲内であることがより好ましい。
本発明で用いる機能性気泡シートのキャップフィルム、バックフィルム、ライナーフィルム、Ev層等には、使用目的に応じて、各種の添加剤を含有させてもよい。添加剤の例としては、例えば、老化防止剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、顔料、光安定剤、耐候剤、難燃剤、酸化防止剤、充填剤、タルク、シリカ、シリカバルーン、ガラスバルーン、高分子微小球等のブロッキング防止剤、有機系抗菌剤、無機系抗菌剤、滑剤、防曇剤、着色剤、粘着付与剤、接着亢進制御剤、無機フィラー(タルク、シリカ、炭酸カルシウム)、有機フィラー(炭素繊維、アミド遷移)等が挙げられる。
添加剤の含有量は、本発明の効果を損なわない範囲内であれば特に限定されない。
次に、機能性気泡シートの製造方法について説明する。
機能性気泡シートの製造方法は特に限定されないが、特開平11−245317号公報に開示されている方法及び装置を用いることが好ましい。当該方法によれば、グレードの切り替えに伴う材料やエネルギー、労力の浪費が無く、産業経済上好ましい。
当該方法及び装置を用いた機能性気泡シートの製造の詳細を、Ev層をバックフィルム側に設ける場合を例にとって説明する。
図5は、図1に示すキャップフィルム、バックフィルム及びバックフィルム側に設けられたEv層からなるプラスチック気泡シートを製造する場合の装置の一例を示す模式図である。
機能性気泡シートの製造は、図5に示すように、第一のTダイ(1)からバックフィルム用の溶融された原料プラスチックを押出し、第二のTダイ(2)からキャップフィルム用の溶融された原料プラスチックを押し出す。第二のTダイ(2)から押し出された原料プラスチックは、成形ロール(4)を用いて真空成形することにより、多数の突起を有するキャップフィルムとする。第一のTダイから押し出された原料プラスチックをバックフィルムとし、成形ロール(4)に接触している加圧ロール(5)により押圧してキャップフィルムの突起の底面に貼り付けることにより、空気が封入された多数の密閉室を有する気泡シートとする。同時に、第三のTダイ(3)から、Ev層形成用の溶融された原料を押出し、添加ロール(7)によってフィルム状にする。このフィルム(Ev層)を、成形ロール(4)に接触している加圧ロール(5)により押圧してバックフィルムに貼り合わせる。キャップフィルム、バックフィルム及びEv層が貼り合わされた気泡シートを、剥離ロール(6)に導いて冷却することで機能性気泡シートが得られる。
機能性気泡シートがキャップフィルム、バックフィルム及びライナーフィルムの三層構造からなり、バックフィルム側及び/又はライナーフィルム側にEv層を設ける場合であっても、上記製造方法及び装置を基本とし、さらに必要な部材を追加した装置によって経済的かつ容易に製造することができる。
例えば、ライナーフィルム側にEv層を設けた機能性気泡シートを製造するための装置も、図5に記載の装置にライナーフィルムを形成するためのコンポーネントを追加すればよいことは当業者であれば容易に理解できる。その他の層を設ける場合も同様である。
キャップフィルム、バックフィルム、ライナーフィルム及びEv層用の原料プラスチックの溶融及び押出し方法は特に限定されず、公知の方法を用いることができる。
Ev層用の原料は、エチレン系共重合体の1種又は2種以上と、その他の樹脂成分等を、バンバリーミキサー、ロールミル、押出成型機等の混合機を用いて混合することによって得られる。Ev層用原料の溶融混練は押出成型機中で行うことが好ましい。溶融混練時の温度等は、原料に合わせて適宜選択すればよい。
また、プラスチック気泡シート(As)に、エチレン系共重合体を主成分とするフィルムを貼り付けることによって、Ev層を有する機能性気泡シートを製造することもできる。エチレン系共重合体を主成分とするフィルムは市販品であってもよい。フィルムの市販品の例としては、オカモト株式会社製、エマソフトアース(エチレン−酢酸ビニル共重合体とポリエチレンの混合物;エチレン−酢酸ビニル共重合体含量:65〜85重量%)等が挙げられる。
以下、実施例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されるものではない。
実施例1
図3に示すキャップフィルム、バックフィルム及びライナーフィルムからなる3層構造の気泡シートのライナーフィルム側に下記の材料からなるEv層を設けた機能性気泡シートを製造し、直接印刷を施した製品サンプル及び高周波ウェルダー加工による曲線形状の溶着面を有する製品サンプルを作製した。
(1)材料
キャップフィルム、バックフィルム及びライナーフィルム用の原料:
低密度ポリエチレン:日本ポリエチレン社製、LF441MD(MFR=2.0/d=0.924)
Ev層用原料:
エチレン−酢酸ビニル共重合体:住友化学社製、エバテートD3010、酢酸ビニル含量:10重量%、MFR:6.0g/10分、190℃、2.16kg
低密度ポリエチレン:上記キャップフィルム等に用いた原料と同じ
エチレン−酢酸ビニル共重合体と低密度ポリエチレンの配合割合=6:4
(2)機能性気泡シートの製造
エチレン−酢酸ビニル共重合体60重量%、ポリエチレン40重量%からなるEv層用材料を用いてライナーフィルム側にEv層を設けた機能性気泡シートを製造した。得られた気泡シートのEv層は、粘着性がなく、殆ど白色であった。
(3)直接印刷を施した製品サンプルの作製
上記のようにして製造した機能性気泡シートのEv層に、速乾性のインクを用いたシルク印刷で直接文字を印刷した。文字が印刷された製品サンプルの写真を図6に示す。
文字が印刷されたEv層にセロハンテープを貼って剥がしたが、インクが剥がれることは無く、美しく印刷されていた。
(4)高周波ウェルダー加工による曲線形状の溶着面を有する製品サンプルの作製
上記のようにして製造した機能性気泡シートのEv層を有しない側の面を対向させて重ねて高周波ウェルダー加工によって作製した袋状製品サンプルを作製した。袋状製品サンプルの全景の写真を図7aに示す。また、当該袋状製品サンプルの曲線形状の溶着面を有するペコリ部分の写真を図7bに示す。
実施例2
実施例1の(2)の機能性気泡シートの製造において、エチレン−酢酸ビニル共重合体80重量%、ポリエチレン20重量%からなるEv層用材料を用いた以外は実施例1と同様にして機能性気泡シートを製造し、直接印刷を施した製品サンプル及び高周波ウェルダー加工による曲線形状の溶着面を有する製品サンプルの作製を行った。作製された製品サンプルは、実施例1で得られた製品サンプルと同様にインクが剥がれること無く、また、美しい曲線形状の溶着面が形成できた。
本発明によれば、コロナ処理等を行わなくても表面に文字や図形等の意匠が直接印刷された製品を提供することができるため、安価かつ容易に意匠性の高い、気泡シートからなる製品を提供できる。また、チャック等の部材を高周波ウェルダー加工等によって接着することが容易であり、また、自由な曲線形状の溶着面を形成できるため、従来の気泡シートの用途や機能、美観を保持しつつ、各種の印刷を施したり、自由な形状に加工した、従来にはない製品を提供できる。さらに、本発明によれば、従来にはない縫製によって製造された製品を提供できる。
本発明の製品は、例えば、文具、アパレル関連製品、化粧品パッケージ等の、これまで気泡シートが用いられていなかった新たな分野にもその用途が広がることが期待できる。
Ps 機能性気泡シート
As プラスチック気泡シート
Cf キャップフィルム
Bf バックフィルム
Lf ライナーフィルム
Ev エチレン系共重合体を主成分とする層(Ev層)
1 第一のTダイ
2 第二のTダイ
3 第三のTダイ
4 成形ロール
5 加圧ロール
6 剥離ロール
7 添加ロール

Claims (7)

  1. プラスチック製で、多数の突起を有するキャップフィルムの底面に、プラスチック製で、平坦なバックフィルムを貼り付けることにより、気体が封入された多数の密閉室を有するプラスチック気泡シートにおいて、前記プラスチック気泡シートが、前記キャップフィルム及び前記バックフィルムからなる二層構造である場合には、前記バックフィルム側の面に、又は前記プラスチック気泡シートが、前記キャップフィルム、前記バックフィルム、及び該バックフィルムとは反対の面に設けられたライナーフィルムからなる三層構造である場合には、前記バックフィルム側又は前記ライナーフィルム側のいずれか一方又は両方の面にエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分とする層が設けられ、前記エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分とする層に直接印刷が施された製品。
  2. プラスチック製で、多数の突起を有するキャップフィルムの底面に、プラスチック製で、平坦なバックフィルムを貼り付けることにより、気体が封入された多数の密閉室を有するプラスチック気泡シートにおいて、前記プラスチック気泡シートが、前記キャップフィルム及び前記バックフィルムからなる二層構造である場合には、前記バックフィルム側の面に、又は前記プラスチック気泡シートが、前記キャップフィルム、前記バックフィルム、及び該バックフィルムとは反対の面に設けられたライナーフィルムからなる三層構造である場合には、前記バックフィルム側又は前記ライナーフィルム側のいずれか一方又は両方の面にエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分とする層が設けられた気泡シートを、高周波ウェルダー加工又はインパルス溶断シールによって形成した曲線形状の溶着面を有する製品。
  3. プラスチック製で、多数の突起を有するキャップフィルムの底面に、プラスチック製で、平坦なバックフィルムを貼り付けることにより、気体が封入された多数の密閉室を有するプラスチック気泡シートにおいて、前記プラスチック気泡シートが、前記キャップフィルム及び前記バックフィルムからなる二層構造である場合には、前記バックフィルム側の面に、又は前記プラスチック気泡シートが、前記キャップフィルム、前記バックフィルム、及び該バックフィルムとは反対の面に設けられたライナーフィルムからなる三層構造である場合には、前記バックフィルム側又は前記ライナーフィルム側のいずれか一方又は両方の面にエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分とする層が設けられた気泡シートを縫製によって成形した製品。
  4. 前記エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分とする層におけるエチレン−酢酸ビニル共重合体の含有量が55〜100重量%の範囲内である請求項1〜3のいずれか1項に記載の製品。
  5. 前記エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分とする層が、ポリエチレンを含有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の製品。
  6. 前記エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を主成分とする層における前記エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)とポリエチレンとの配合割合が、重量比で60:40〜80:20の範囲内である請求項5に記載の製品。
  7. 袋状物品である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の製品。
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