JP4849513B2 - 広告用文字体の製造方法 - Google Patents
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Description
なお、表示装置本体1内に発光ダイオードを納装しない広告用文字体が提供されている場合もあるが、ケース本体2やパネル3の構造自体は同様な構成となっている。
これら複数枚の板材5a・・・を所定の角度に折曲したり、円弧状に曲成しながら両側の端部同士を当接して文字の形、例えば「E」の形に周壁板5を形成している。
図14は、底板4の下部の上面に略L字型に折曲した板材5cを置いてハンダ付け用のコテ7を図中の矢印の方向にハンダ付けを行なっている状態を示している。
しかも、1つのケース本体2を完成させるのに非常に多くの時間がかかり、そのため、ケース本体2自体のコストが非常に高くつくという問題があった。
底板4及びパネル3は、レーザー加工装置により任意の文字の形状に加工を行なうことができるものの、同じ文字の底板4及びパネル3を加工するのに、底板4の場合とパネル3の場合のデータをそれぞれ入力する必要がある。そのため、加工データを2回入力する必要があり、データの入力に時間がかかり、結果として加工コストのアップになっていた。
(1)初心者であっても簡単に底板に板材(周壁板)を固着出来るようにすること。
(2)底板に対して板材の位置決めができて板材の位置決め精度を向上させて、パネルの嵌め込みがスムーズに出来ること。
(3)底板に板材を固着するのに短時間で出来るようにして、製造コストを下げること。
(4)底板と板材との間に隙間を生じさせず、光漏れを発生させないこと。
(5)底板とパネルとの大きさを同一にして、底板及びパネルの製造コストを安価にすること。
(6)銅やアルミニウムなどの特殊な金属であっても容易に固着できること。
(7)底板と板材との固着後に後処理を不要として、製造時間の短縮を図るとと共に、低コスト化を図ること。
前記底板4の周囲の端面4aに前記周壁板5の下端内面を当接した後に、該底板4と周壁板5とを仮止め手段にて仮固定し、
前記底板4と周壁板5との内側の隅部に該底板4の周縁に沿って接着剤30を塗布していき、
前記接着剤30の塗布後に該接着剤30を乾燥させて前記底板4に周壁板5を固着させるようにしていることを特徴としている。
さらに、周壁板5を底板4の端面4aにて位置決めされて固着されているので、周壁板5は底板4に対して直角に固定されており、特に、底板4の端面4aに周壁板5の内面を当接していることで、周壁板5の位置決め精度を向上させることができ、そのため、周壁板5を底板4に固定した後に、パネル3を周壁板5の開口面にスムーズに嵌め込むことができる。
また、底板4や周壁板5に使用される材料としては、鉄板、ステンレス板、銅板、アルミニウム板が使用されるが、ハンダ付けやロウ付けとは異なり、接着剤30にて固着するようにしているので、材料に関係なく容易にケース本体2を形成することができる。すなわち、ハンダ付けなどにとっては特殊な金属である銅板やアルミニウム板であっても、簡単にケース本体2を形成することができるものである。
また、板材5a・・・を底板4の横の端面4aに当接して配置しているので、表示装置本体1を斜めから見ても周壁板5しか見えず、底板4は全く視界に入らないものであり、そのため、底板4が見えることで見映えを損なうこともない。
また、仮止め手段は、前記底板4と周壁板5との背面側に行なうものであって所定の間隔をもって行なうスポット溶接Sとしているので、スポット溶接Sの部分が突起として突出しても、スポット溶接Sの突出方向はケース本体2の背面方向であり、正面からはスポット溶接Sの突起部分が見えることがないので、突起を研磨するなどの後処理を行なう必要がない。また、仮にスポット溶接Sの部分やその付近で溶接により変色しても、上記と同様に正面からは見えないので、酸による洗浄処理などを行なう必要がない。
したがって、底板4と板材5a・・・との仮止めをスポット溶接にて行なっても、スポット溶接による各種の後処理を全くする必要がない。そのため、後処理にかかる時間を不要とし、結果的にケース本体2の製造時間の短縮化が図られ、同時に製造コストを安価にすることができる。さらに、底板4と板材5a・・・(周壁板5)との固着が、スポット溶接と接着剤30との両方で行なっているので、ケース本体2の剛性を向上させることができる。
そして、周壁板5の上部の内面に従来と同様にパネル3を嵌め込んで接着固定している。すなわち、周壁板5の内面の下部に底板4を配置し、周壁板5の内面の上部にパネル3を配置しているものであり、これにより底板4及びパネル3の大きさを同一のものとしている。
かかる場合、図3に示すように、板材5aの下端の内面は、底板4の端面4aに矢印に示すように当接されることで板材5aの端面4aが板材5aのガイドとなって、板材5aが底板4に対しての位置決めの精度を向上させることができる。すなわち、周壁板5を底板4の端面4aにて位置決めされて固着されることになるので、周壁板5は底板4に対して直角に固定されることになる。これにより、周壁板5の底板4に対する位置決め精度を向上させることができる。なお、テープ40は所定間隔毎に貼着しても良く、連続して貼り付けるようにしても良い。
このようにして接着剤30を塗布した後は、テープ40を貼り付けた状態で自然乾燥、あるいは乾燥機(図示せず)にて接着剤30を乾燥固化させ、接着剤30が固化した後にテープ40を取り外す。これによりケース本体2が形成されることになる。
また、漢字などの先端部分が尖っている箇所でも、底板4と板材5a・・・とを接着剤30にて簡単に固着でき、そのため、先端部分が尖った部分を有する漢字の場合でも、広告用文字体としての表示装置本体1を容易に製造することができる。
この仮止め後は、上述したように図4の場合と同様に底板4と板材5a・・・の内側の隅部に接着剤30を塗布し、接着剤30を乾燥させることでケース本体2が形成される。
また、幅が狭い箇所や文字の先端側に位置する箇所では、片側にだけプリント基板20を配置している。このプリント基板20では、リード線14をほぼ無くした発光ダイオード10を実装している。なお、図9では、プリント基板20が図示されていない箇所でも、実際は周壁板5の内周面に沿って全体的に配置されている。また、反射板17も適宜省略している。
2 ケース本体
3 パネル
4 底板
4a 端面
5 周壁板
5a 板材
10 発光ダイオード
30 接着剤
40 テープ
Claims (4)
- 立体的な文字や数字を表した広告用文字体であって、この広告用文字体は任意の文字や数字を表した底板(4)と、この底板(4)より前面側に該底板(4)の周縁部に沿って配置される板材(5a)からなる周壁板(5)と、この周壁板(5)の前面側に配設されるパネル(3)とで構成されており、
前記底板(4)の周囲の端面(4a)に前記周壁板(5)の下端内面を当接した後に、該底板(4)と周壁板(5)とを仮止め手段にて仮固定し、
前記底板(4)と周壁板(5)との内側の隅部に該底板(4)の周縁に沿って接着剤(30)を塗布していき、
前記接着剤(30)の塗布後に該接着剤(30)を乾燥させて前記底板(4)に周壁板(5)を固着させるようにしていることを特徴とする広告用文字体の製造方法。 - 前記底板(4)に周壁板(5)を固着させた後に、前記パネル(3)を周壁板(5)の上部内周面に接着固定するようにしていることを特徴とする請求項1に記載の広告用文字体の製造方法。
- 前記仮止め手段は、前記底板(4)と周壁板(5)との外面に貼着するテープ(40)であり、あるいは前記底板(4)と周壁板(5)との背面側に行なうものであって所定の間隔でもって行なうスポット溶接(S)またはハンダ付けであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の広告用文字体の製造方法。
- 前記底板(4)若しくはパネル(3)のレーザー加工データでもって、パネル(3)若しくは底板(4)をレーザー加工するようにしていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の広告用文字体の製造方法。
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